JP4428996B2 - 車体とクローラの連結部 - Google Patents

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Description

本発明は、作業場所相互間で運搬される多数の構成部品の状態に分解されなければならない建築機械、例えばクローラクレーンに関する。本発明は特に、クローラの各々をクローラクレーンの車体に連結する着脱自在な連結部に関する。本発明は又、クローラの各々をクレーンの車体に連結したりこれから切り離す方法に関する。
建設機械、例えばクレーン又は掘削機は、或る1つの作業場所から別の作業場所への移動が行われなければならない場合が多い。クレーン又は掘削機を移動させることは、機械が大型で重量がある場合、大変困難な仕事になる。例えば、車軸荷重に関する高速道路の制限に注意しなければならず、頭上の障害物によっては、作業場所までの長くて不便な経路が定められる場合がある。
大型建設機械、例えばクレーンの機動性を向上させる一解決策は、これらを小さくてより取り扱いやすい構成部品に分解することである。次に、別個の構成部品を新たな作業場所に運搬することができ、この作業場所でこれらを再び組み立てる。例えば、典型的なやり方は、クローラをクレーンから別個に切り離し、取り外し、そして運搬することであった。
従来型クレーンでは、クローラは各々クレーンの車体にボルト止めされているのが一般的である。クローラとクレーン車体の連結部は、極めて大きな荷重を支えなければならないので、これら連結部に用いられるボルトの大きさ及び数は相当なものである場合が多い。したがって、クローラの各々をクレーンの車体から取り外すには、通常、クローラと車体の連結部の各々から多くの大型ボルトを弛めて取り外すことが必要である。クレーン構成部品をいったん新たな作業場所に送ると、クローラを車体と注意深く位置合わせしなければならず、次に、各ボルトをクローラと車体の連結部の各々について再び挿入して締め付けなければならない。その結果として、クレーンに対するクローラの切離し及び再連結は、困難であり且つ時間のかかる作業になる場合がある。
上述の問題のうち幾つかを解決する1つの試みが、1998年10月20日にペゾルトに付与された米国特許第5,823,279号明細書(発明の名称:Carbody to Crawler Connection )に開示されている。この米国特許明細書は、1対のピンを利用する車体とクローラの連結部を開示している。垂直のピンが、車体アームの頂部に設けられた水平フランジから上方に延び、この垂直ピンは、クローラフレーム溶接部の頂部に設けられた水平フランジに形成されている穴にルーズに嵌まるよう構成されている。水平のピンが、車体アームの垂直フランジ及びクローラフレーム溶接部の垂直フランジの下方部分を貫通している。クローラを車体に取り付けるには、まず最初に、クローラフレーム溶接部の頂部の水平フランジの穴を車体アームの頂部の垂直ピンの上に配置する。次に、クローラフレーム溶接部の垂直フランジの穴を車体アームの垂直フランジの穴と位置合わせする。次に、水平ピンをこれら穴に挿入すると、連結が完了する。
米国特許第5,823,279号明細書に開示された車体とクローラの連結部は、従来型クレーンに典型的に用いられているボルト止め形連結部と比べて幾つかの利点を備えている。例えば、この種の連結により、多くのボルトを注意深く位置合わせしたり締結する必要性が無くなる。しかしながら、この種の連結部は、大型クレーンには適していない。特に、大型クレーンの車体とクローラの連結部相互間に生じる力により、連結部構成部品が撓んで互いに位置合わせ不良になる場合がある。例えば、車体のアームは、車体とクローラとの間に働く力の偏心性の結果として捩じれ又は外方に広がる場合がある。車体とクローラの連結部は、これら構成部品の撓み及び位置合わせ不良が十分に大きいと、破損する場合さえある。
撓み及び位置合わせ不良の程度は、高力スチールを用いることにより一段と悪化する場合があり、かかる高力スチールは、大型クレーンに用いられる場合が多い。これは、高力スチールが低力スチールと同一の弾性率を有しているからである。その結果、高力スチールを利用した構成部品が設計上支持する高い荷重は、必然的に大きな撓みを生じさせることになる。
大型クレーンにおける車体とクローラの連結部構成部品の撓み及び位置合わせ不良を防止するため、車体の各側部のアームは典型的には、箱状の構造体を形成するよう互いに連結されている。しかしながら、車体アーム相互間にプレート又はクロスブレーシング(たすき振止め)を用いると、クレーンに相当大きな重量が負荷されると共に製造費が増大する場合がある。また、車体アーム相互間に車体又はクロスブレーシングを用いると、クレーンの部分部分への接近ができなくなる場合があり、しかも、クレーンに対するクローラの切離し及び再連結が一層困難になる場合がある。
したがって、クレーンに対するクローラの簡単且つ時間のかからない相互切離し及び再連結を容易にし、車体とクローラの連結部構成部品相互間に生じる力の結果として、撓むことがなく、又は位置合わせ不良になることがなく、しかも、車体アーム相互間のプレート構造部材又はクロスブレーシングを用いる必要がない改良型車体とクローラの連結部を提供することが望ましい。
本発明は、好ましい特徴では、下部走行体に回転自在に取り付けられた上部旋回体と、上部旋回体に回動自在に取り付けられたブームと、上部旋回体に回動自在に取り付けられると共にブームに吊り下げ状態で連結されたマストと、マストに連結されていて、ブームの角度を制御するブームホイスト索具とを有するクレーンを提供する。下部走行体は、車体及び1対の着脱自在に連結されたクローラ組立体を含む。
本発明は更に、クローラ組立体の各々を車体に着脱自在に連結する複数の車体とクローラの連結部を提供する。車体とクローラの連結部は、クローラ組立体側の連結部品と車体側の連結部品を相互に位置合わせしたり、これら連結部品が車体とクローラ組立体の各々との間に生じる偏心力又は撓みに応動して位置合わせ不良になるのを阻止する少なくとも1つのキー溝を有している。
本発明の上記利点及び他の利点並びに本発明の内容は、以下に十分に説明し、特許請求の範囲に記載される構造及び作用の詳細を参照すると明らかになろう。さらに、本発明の幾つかの特徴を他形式のクレーン、機械又は設備に使用できることは理解されるべきである。
本発明は、全ての形式のクレーン又は建設機械に利用できるが、本発明の好ましい実施形態は、図1のクローラクレーン10と関連して説明する。クローラクレーン10は、旋回ベアリング18により下部走行体16に回転自在に連結されている回転ベッド14を備えた上部旋回体12を有している。
図2に最もよく示されているように、下部走行体16は、車体20及び2つの互いに別個独立に動力供給されるクローラ22を有している。車体20は、H形であり、中央部分24を有し、この中央部分は、その右側部及び左側部から外方に延びる4つの車体アーム26(図3参照)を備えている。クローラ22は各々、クローラフレーム組立体30(図4参照)によって支持されたクローラ軌道28を有している。油圧駆動装置(図示せず)が車体20又はクローラフレーム組立体の何れかに取り付けられていて、動力を供給してクローラ軌道28を動かしてクレーン10を動かすようになっている。以下に詳細に説明するように、クローラフレーム組立体30は各々、1対の車体とクローラの連結部(以下、「車体/クローラ連結部」ともいう)によって車体20に着脱自在に連結されている。 図1に最もよく示されているように、上部旋回体12は、上部旋回体12に回動自在に連結されたブーム34を有している。ブーム34は、ブームトップ36及びテーパしたブームバット38を有している。ブーム34は、ブーム34の全長を増大させるようブームトップ36とブームバット38との間に連結された1以上のブームインサート40を更に有するのがよい。
マスト42が、上部旋回体12に回動自在に連結されている。ブーム34は、1以上のブーム吊束44によってマスト42に連結されている。ガントリ46が、上部旋回体12に同様に回動自在に連結されている。マスト42は、1以上のマスト吊束48によりガントリ46に連結されている。
ブーム34の角度は、上部旋回体12とガントリ46との間に連結されたブームホイスト索具50によって制御される。ブームホイスト索具50は、ガントリ46の上端部に設けられたシーブ(滑車)組立体54及び上部旋回体12の後方部分に設けられたシーブ(滑車)組立体(図示せず)の周りに延びる(即ち、掛けられた)ブームホイストロープ52を有している。ブームホイストロープ52の一端部は、代表的には上部旋回体12に繋留され、他端部は、上部旋回体12のブームホイストドラム(図示せず)に繋留されてこれに巻き付けられている。
ガントリ46は、ブームホイスト索具50とマスト吊束48との間の連結部を、マスト吊束48及びブームホイスト索具50に働く力を最適化するようマスト42の軸線から距離を置いた場所に支持する。これと同様に、マスト42は、マスト吊束48とブーム吊束44との間の連結部を、ブーム吊束44及びマスト吊束48に働く力を最適化するようブーム34の軸線から距離を置いた場所に支持する。さらに、この構造により、ブームホイスト索具50はブーム34の軸線に垂直なベクトル成分を持つ力を与えることができる。この力は、マスト吊束48及びブーム吊束44によってブーム34の端部に伝達される。ブーム34がクレーン10の通常の動作範囲内にある限り、ブームホイストロープ52、マスト吊束48及びブーム吊束44は常時引張状態にある。というのは、ブーム34の重量は、マスト42、ガントリ46及びブームホイスト索具50の総重量よりもかなり大きいからである。これとは逆に、マスト42及びガントリ46は、ブーム34がクレーン10の通常の動作範囲内にある限り、常時圧縮状態にある。ブーム34が安全動作角度(図1参照)を越えないようにするためにマストを安全装置56及びブーム安全装置58がそれぞれ設けられている。
ブームホイストドラムを一方向(例えば、時計回り)に回転させると、ブームホイストロープ52が引っ込み、それにより、ブームホイスト索具50の長さが短くなると共にガントリ46及びマスト42の上端部が上部旋回体12の後方部分に向かって引っ張られるようになる。これにより、ブーム34の端部が上昇する(即ち、ブーム角度が増大する)。これと同様に、ブームホイストドラムを逆方向(例えば、反時計回り)に回転させると、ブームホイストロープ52が繰り出され、それによりブームホイスト索具50の長さが増大すると共に、ガントリ46及びマスト42の上端部がブーム34の重量により上部旋回体12の後方部分から引き剥がされるようになる。この作用の結果として、ブーム34の端部が下降することになる(即ち、ブーム角度が減少する)。
上部旋回体12は、荷重を吊り上げるための1以上の荷重ホイストライン60を更に有している。各荷重ホイストライン60は、上部旋回体12の回転ベッド14で支持されている荷重ホイストラインドラム(図示せず)の周りに通されている(即ち、掛けられている)。荷重ホイストラインドラムは、荷重ホイストライン60を繰り出し又は巻き取るよう回転する。荷重ホイストライン60は、ブームトップ36の上端部のところに設けられた複数のブームトップシーブ62の周りに掛けられている。ブーム34は、荷重ホイストライン60がブーム34の格子構造体を邪魔しないようにするようブーム34の上方フェースに取り付けられた1以上のワイヤロープガイドを更に有するのがよい。通常、フックブロック(図示せず)が各荷重ホイストライン60に取り付けられる。
上部旋回体12は、動力装置64、例えばディーゼルエンジン及びカウンタウエイト組立体66を更に有している。動力装置64は、クレーン10の種々の機械的及び油圧動作が得られるよう動力を供給し、かかる動作としては、クローラ22の運動、回転ベッド14の回転、荷重ホイストラインドラムの回転及びブームホイストドラムの回転が挙げられる。クレーン10の種々の機能の動作は、オペレータの運転室68から制御される。
概要を上述したように、クローラフレーム組立体30は各々、1対の車体/クローラ連結部32によって車体20に着脱自在に連結されている。図5に最もよく示されているように、各車体/クローラ連結部32は、クローラフレーム組立体30に取り付けられたクローラ連結溶接部80及び車体アーム26の端部の一部に取り付けられ又はこれに形成された車体連結溶接部82を有している。
車体連結溶接部82は、1対の垂直フランジ84から成る。以下に詳細に説明するように、垂直フランジ84は、クローラ連結溶接部80の垂直フランジ86をこれらの間に受け入れるよう(図6参照)互いに間隔を置いて設けられている。図示の実施形態では、各車体アーム26は、頂部プレート88、底部プレート90及び互いに溶接された1対の垂直のプレート部材92から成る箱状プレート構造体を有している。図5に最もよく示されているように、車体アーム26の垂直プレート部材92の端部は、車体連結溶接部82の垂直フランジ84を形成するよう延長されている。しかしながら、車体連結溶接部82の垂直フランジ84は、車体アーム26の垂直プレート部材92の端部に溶接され又はボルト止めされる別個のプレート部材から成っていてもよいことは理解されるべきである。
車体連結溶接部82は、車体アーム26の頂部プレート88の端部から形成された頂部フランジ94を更に有している。図示の実施形態では、頂部フランジ94は、車体連結溶接部82に追加の強度をもたらすよう車体アーム26の頂部プレート88に溶接された1以上のプレート部材(図5参照)によって補強されている。
図7に最もよく示されているように、車体連結溶接部82の頂部フランジ94は、上方キー溝96を更に有している。上方キー溝96は、クローラ連結溶接部80に設けられた上方キー98に係合するよう形作られている。以下に詳細に説明するように、上方キー溝96は、上方キー98と組み合わさって、車体連結溶接部82の頂部とクローラ連結溶接部80の頂部との位置合わせ関係を維持するよう構成されている。また、上方キー溝96は、上方キー98と組み合わさって、側荷重又は横方向荷重を車体連結溶接部82の頂部とクローラ連結溶接部80の頂部との間で伝達するよう構成されている。
図示の実施形態では、図7に最もよく示されているように、上方キー溝96を形成するのに、矩形部分を車体連結溶接部82の頂部フランジ94から除去して(更に、補強プレートを頂部フランジ94に付加して)雌型受入れ部分を形成するようにする。これと同様に、上方キー98を形成するには、頂部フランジ100の矩形部分及びクローラ連結溶接部80の垂直フランジ86の上方部分を延長し(更に、補強プレートをこれらに付加して)雄型係合部分を形成するようにする。当然のことながら、上方キー溝96及び上方キー98は、車体連結溶接部82の頂部とクローラ連結溶接部80の頂部との間で側荷重を適当に伝達したり、これらの間の位置合わせ状態を維持する任意の数の形状又は構成から成っていてもよいことは理解されるべきである。
車体連結溶接部82は、車体アーム26の底部プレート90の端部に取り付けられた底部フランジ102を更に有している。図示の実施形態では、底部フランジ102を形成するには、鋼プレート部材(図5参照)を車体アーム26の底部プレート90に溶接する。
図7及び図8に最もよく示されているように、車体連結溶接部82の底部フランジ102は、下方キー溝104を更に有している。下方キー溝104は、クローラ連結溶接部80に設けられた下方キー106と係合するよう形作られている。以下に詳細に説明するように、下方キー溝104は、下方キー106と組み合わさって、車体連結溶接部82の底部とクローラ連結溶接部80の底部との位置合わせ関係を維持するよう構成されている。また、下方キー溝104は、下方キー106と組み合わさって、側荷重又は横方向荷重を車体連結溶接部82の底部とクローラ連結溶接部80の底部との間で伝達するよう構成されている。
図示の実施形態では、図7及び図8に最もよく示されているように、下方キー溝104を形成するのに、矩形部分を車体連結溶接部82の底部フランジ102から除去して雌型受入れ部分を形成するようにする。下方キー106は、クローラ連結溶接部80の垂直フランジ86の下方部分によって形成され(図5参照)、それにより雄型係合部分を形成する。当然のことながら、下方キー溝104及び下方キー106は、車体連結溶接部82の底部とクローラ連結溶接部80の底部との間で側荷重を適当に伝達したり、これらの間の位置合わせ状態を維持する任意の数の形状又は構成から成っていてもよいことは理解されるべきである。
車体連結溶接部82は、車体連結溶接部26の垂直フランジ84の両方を貫通して延びる固定ピン108を更に有している。以下に詳細に説明するように、固定ピン108は、クローラ連結溶接部80の垂直フランジ86の上方部分に形成されたフック110に係合するよう形作られている。図示の実施形態では、図8に最もよく示されているように、固定ピン108は、車体連結溶接部82の垂直フランジ84の各々に設けられた円形の穴112(図5参照)を貫通して延びる鋼製筒体から成っている。固定ピン108は、その各端部を貫通して延びる保持ピン114によって定位置に保持されている。
車体連結溶接部82は、車体連結溶接部82の垂直フランジ84の両方を貫通するよう形作られた油圧作動式係止ピン116を更に有している。以下に詳細に説明するように、油圧作動式係止ピン116は、クローラ連結溶接部80の垂直フランジ86の下方部分に形成された円形の穴118に係合するよう形作られている。図示の実施形態では、図8に最もよく示されているように、係止ピン116は、油圧作動機構124(図8参照)によって車体連結溶接部82の垂直フランジ84の各々の下方部分に設けられた円形の穴120及びクローラ連結溶接部80の垂直フランジ86の下方部分に形成された円形の穴118(図5参照)を貫通する鋼製筒体から成っている。係止ピン116は、その各端部を貫通して延びる保持ピン114によって定位置に保持されている。
図5に最もよく示されているように、クローラ連結溶接部80は、垂直フランジ86及び頂部フランジ100を有しており、これらフランジはそれぞれ、クローラフレーム組立体30の内面に溶接されている。上述したように、クローラ連結溶接部80の垂直フランジ86は、車体連結溶接部82の1対の垂直フランジ84相互間に位置するよう構成されている。図示の実施形態では、図6に最もよく示されているように、クローラ連結溶接部80の垂直フランジ86の厚さは、車体連結溶接部82の1対の垂直フランジ84相互間の距離よりも僅かに小さく、それにより、これら構成部品相互の滑り嵌め関係が得られるようになっている。変形例では、車体連結溶接部82の1対の垂直フランジ84相互間の距離を増大させてクローラ22を車体20に組み付ける際、クローラ連結溶接部80を位置決めしてこれを車体連結溶接部82に連結するのを容易にしてもよい。
クローラ連結溶接部80の垂直フランジ86は、車体連結溶接部82の固定ピン108に引っ掛かり又は係合するよう形作られたフック110を有している。上述したようにフック110は、クローラ22を車体20に組み付ける際に、クローラ連結溶接部80と車体連結溶接部82を位置合わせするガイドとして役立つ。換言すると、クローラ22を車体20に組み付ける際、クローラ22を車体20上に下降させ、ついにはフック110が固定ピン108に載るようにする。フック110は、車体/クローラ連結部32が固定されるまでクローラ22の重量を一時的に支持する。フック110は又、クローラ連結溶接部80の構成部品と車体連結溶接部82の構成部品を位置合わせするのに役立つ。車体/クローラ連結部32をいったん固定すると、フック110は、クローラフレーム組立体30の頂部が車体アーム26の頂部から遠ざかるのを阻止するよう働く。
クローラ連結溶接部80の垂直フランジ86は、その下方部分を貫通して設けられた円筒形の穴118(図5参照)を更に有している。上述したように、穴118は、車体連結溶接部82に取り付けられた油圧作動式係止ピン116と係合するよう形作られている。特に、車体/クローラ連結部32を固定するには、係止ピン116をクローラ連結溶接部80の垂直フランジ86の円形穴118及び車体連結溶接部82の垂直フランジ84の各々の円形穴120に通す。この連結部をいったん固定すると、車体26及び上部旋回体12の重量並びにクレーン10によって支持されている荷重は、車体連結溶接部82の垂直フランジ84からクローラ連結溶接部80の垂直フランジ86に係止ピン116を介して伝達される。係止ピン116によって形成された連結部も又、クローラフレーム組立体30の下方部分が車体アーム26の底部から遠ざかるのを阻止する。
図5に最もよく示されているように、当接ブロック122が、クローラ連結溶接部の垂直フランジ86の各側でクローラフレーム組立体30の内面に取り付けられている。当接ブロック122は、フック110が固定ピン108に載り、垂直フランジ86,84のそれぞれの円形穴118,120が係止ピン116の係合を容易にするよう互いに整列している場合、車体連結溶接部82のフランジ84に接触するよう構成されている。
クローラ連結溶接部80の垂直フランジ86は、その下方部分に形成された下方キー106(図7及び図8参照)を更に有している。上述したように、下方キー106は、車体連結溶接部82の底部フランジ102に形成された下方キー溝104に係合するよう形作られている。車体/クローラ連結部32を固定すると(即ち、係止ピン116を垂直フランジ86,84のそれぞれの円形穴118,120に通すと)、クローラ連結溶接部80の下方キー106は、車体連結溶接部82の下方キー溝104とぴったりと嵌合する。このキー止め又は嵌合構造により、車体連結溶接部82の底部フランジ102、更に車体アーム26の底部は、撓むのが阻止され又ははクローラ連結溶接部80の底部から側方に遠ざかるのが阻止される。また、このキー止め又は嵌合構造により、側荷重又は横方向荷重が車体連結溶接部82の底部とクローラ連結溶接部80の底部との間で伝達される。換言すると、下方キー106及び下方キー溝104は、車体26の偏心荷重条件、力又は撓みが車体連結溶接部82とクローラ連結溶接部80との位置合わせ不良を生じさせるのを防止する。
クローラ連結溶接部80の頂部フランジ100は、その中央部分に沿って形成された上方キー98(図7)を更に有している。上述したように、上方キー98は、車体連結溶接部82の頂部フランジ94に形成された上方キー溝96に係合するよう形作られている。車体/クローラ連結部32を固定すると(即ち、係止ピン116を垂直フランジ86,84のそれぞれの円形穴118,120に通すと)、クローラ連結溶接部80の上方キー98は、車体連結溶接部82の上方キー溝96とぴったりと嵌合する。このキー止め又は嵌合構造により、車体連結溶接部82の頂部フランジ94、更に車体アーム26の頂部は、撓むのが阻止され又はクローラ連結溶接部80の底部から側方に遠ざかるのが阻止される。また、このキー止め又は嵌合構造により、側荷重又は横方向荷重が車体連結溶接部82の頂部とクローラ連結溶接部80の頂部との間で伝達される。換言すると、上方キー98及び上方キー溝96は、車体26の偏心荷重条件、力又は撓みが車体連結溶接部82とクローラ連結溶接部80との位置合わせ不良を生じさせるのを防止する。
車体連結溶接部82の頂部フランジ94とクローラ連結溶接部80の頂部フランジ100とのキー止め又は嵌合構造は又、頂部フランジ94,100が通常のクレーン作動中、圧縮荷重をクローラ連結溶接部80の頂部と車体連結溶接部82の頂部との間で伝達するよう互いに当接しているので重要である。かくして、頂部フランジ94,100相互間の位置合わせ不良があると、その結果として、車体/クローラ連結部32の破損が生じる場合がある。
クローラ22を車体26に組み付けるには、補助クレーン(図示せず)を用いてクローラフレーム組立体30の頂部に取り付けられた1対の吊り上げブロック126に引っ掛ける(図3及び図8参照)。図7に最もよく示されているように、次に、補助クレーンを用いてクローラ22を操作して、1対のクローラ連結溶接部82の各々の垂直フランジ86をそれぞれ対応関係にある車体連結溶接部の各々の1対の垂直フランジ84相互間の中に位置合わせする。次に、クローラ22をクローラ連結溶接部80のフック110が各々それぞれ対応関係にある車体連結溶接部82の各々の固定ピン108上に位置するまで車体26に近付ける。図5に最もよく示されているように、次に、クローラ22を下降させ、ついにはフック110がそれぞれ固定ピン108に係合し、車体連結溶接部82の各々の垂直フランジ84がクローラフレーム組立体30の当接ブロック122に載るようにする。図5及び図6に最もよく示されているように、クローラ連結溶接部80の各々の上方キー98及び下方キー106を同様に、車体連結溶接部82の各々の上方キー溝96及び下方キー溝104とそれぞれ位置合わせする。図8に最もよく示されているように、次に、油圧作動機構124を作動させて車体連結溶接部82の各々の係止ピン116がそれぞれ対応関係にあるクローラ連結溶接部80を貫通して車体/クローラ連結部32の各々が固定されるようにする。保持ピン114を係止ピン116の各々の端部に通して配置し、それにより係止ピン116の偶発的な引っ込みを防止する。
本発明の装置及び方法は、種々の実施形態で具体化でき、これら実施形態のうちほんの数例につき図説したに過ぎないことは理解されるべきである。本発明は、その精神又は本質的な特徴から逸脱することなく他の形態で具体化できる。例えば、本発明は、着脱自在なクローラ組立体を利用した他形式の車両で具体化できる。開示した実施形態は、あらゆる点で本発明を限定するものではなく、単なる例示として解されるべきあり、したがって、本発明の範囲は上記説明ではなく特許説明の範囲の記載に基づいて定められる。特許請求の範囲に記載された意味及び均等範囲に属する変更は、本発明の範囲に含まれるものである。
本発明の教示に従って構成された複数の車体とクローラの連結部を有するクローラクレーン一式の右側面図である。 図1のクローラクレーンの下部走行体の一部の平面図であり、本発明の教示に従って構成された車体とクローラの連結部の配設場所を示す図である。 クローラフレーム組立体の右側面図である。 車体の背面図である。 車体とクローラの連結部の図2における5−5線矢視部分背面図であり、車体に連結されたクローラフレーム組立体を示す図である。 車体とクローラの連結部の図5における6−6線矢視断面図である。 車体とクローラの連結部の部分平面図であり、車体から切り離されて離されたクローラフレーム組立体を示す図である。 車体とクローラの連結部の下から見た斜視図であり、車体に連結されたクローラフレーム組立体を示す図である。

Claims (15)

  1. 車体及び1対のクローラ組立体を備える下部走行体を有するクローラ車両であって、前記クローラ組立体は各々、複数の車体とクローラの連結部によって、前記車体に着脱自在に連結され、前記車体とクローラの連結部は各々、
    前記車体のアーム部分に取り付けられ、水平に設けられた頂部フランジ部材及び垂直のフランジ部材を有する車体連結溶接部と、
    前記クローラ組立体のクローラフレームに取り付けられ、水平に設けられた頂部フランジ部材及び垂直のフランジ部材を有するクローラ連結溶接部とを有し、
    前記クローラ連結溶接部の前記頂部フランジ部材は、前記クローラを前記車体に組み付けると、前記車体連結溶接部の前記頂部フランジ部材に当接するよう構成されており、
    前記車体連結溶接部と前記クローラ連結溶接部のうち一方の前記頂部フランジ部材がキー溝を有し、前記車体連結溶接部と前記クローラ連結溶接部のうち他方の前記頂部フランジ部材はキーを有し、前記キーは、前記キー溝に係合して前記車体連結溶接部と前記クローラ連結溶接部の前記頂部フランジ部材の間の水平横方向の位置合わせ不良を阻止するように構成されている、
    クローラ車両。
  2. 前記車体とクローラの連結部は各々、複数のキー及び複数のキー溝を有し、前記複数のキーのうち少なくとも1つ及び前記複数のキー溝のうち少なくとも1つは前記車体とクローラの連結部の底部の近くに設けられていることを特徴とする請求項1記載のクローラ車両。
  3. 前記車体連結溶接部と前記クローラ連結溶接部のうち一方は、1対の垂直フランジを有し、前記車体連結溶接部と前記クローラ連結溶接部のうち他方の垂直フランジは、前記クローラを前記車体に組み付けると、1対の垂直フランジ相互間に位置することを特徴とする請求項1記載のクローラ車両。
  4. 底部フランジ部材が、前記車体連結溶接部と前記クローラ連結溶接部のうちの一方の1対の垂直フランジ部材相互間に連結され、前記底部フランジ部材は、前記車体連結溶接部と前記クローラ連結溶接部のうち他方の垂直フランジに係合するよう構成されていることを特徴とする請求項3記載のクローラ車両。
  5. 水平ピンが、垂直フランジ部材の各々を貫通して設けられていることを特徴とする請求項3記載のクローラ車両。
  6. 複数の水平ピンが、垂直フランジ部材の各々を貫通して設けられ、前記ピンのうち少なくとも1つは、前記クローラ連結溶接部を前記車体連結溶接部から切り離すことができるよう取外し自在であることを特徴とする請求項3記載のクローラ車両。
  7. 前記取外し自在なピンは、油圧機構によって作動されることを特徴とする請求項6記載のクローラ車両。
  8. ピンが、前記車体連結溶接部と前記クローラ連結溶接部のうちの一方の1対の垂直フランジ部材相互間に延びており、前記車体連結溶接部と前記クローラ連結溶接部のうち他方の垂直フランジは、ピンに係合するよう構成されたフックを有していることを特徴とする請求項3記載のクローラ車両。
  9. 前記キーは、前記頂部フランジ部材のうちの1つの端部から水平に延びる矩形の雄型係合部材から成り、前記キー溝は、前記頂部フランジ部材の他方の端部に形成された矩形の雌型係合部材から成ることを特徴とする請求項1記載のクローラ車両。
  10. 前記クローラ車両は、前記下部走行体に回転自在に取り付けられた上部旋回体を有するクレーンであり、ブームは、上部旋回体に回動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のクローラ車両。
  11. 下部走行体に回転自在に取り付けられた上部旋回体及び該上部旋回体に回動自在に取り付けられたブームを有するクローラクレーンであって、
    前記下部走行体が、車体及び1対のクローラ組立体を備え、これらのクローラ組立体の各々が、複数の車体とクローラの連結部によって、前記車体に着脱自在に連結され、前記車体とクローラの連結部の各々が、
    前記車体のアーム部分に取り付けられた車体連結部材を有し、該車体連結部材が、水平頂部フランジと、水平底部フランジと、前記頂部フランジと前記底部フランジとの間に連結された1対の間隔を隔てた垂直フランジとを有し、
    前記クローラ組立体のクローラフレームに取り付けられたクローラ連結部材を有し、該クローラ連結部材は、水平頂部フランジと、垂直フランジとを備え、
    前記クローラ連結部材の前記垂直フランジは、前記車体連結部材の前記1対の垂直フランジ相互間に設けられ、
    前記クローラ連結部材の前記水平頂部フランジは、前記車体連結部材の前記水平頂部フランジに当接し、
    少なくとも1つのピンが、前記クローラ連結部材の前記垂直フランジ及び前記車体連結部材の前記1対の垂直フランジを貫通して設けられ、前記ピンは、力を前記クローラ組立体と前記車体との間で伝達するよう構成され、
    前記車体連結部材と前記クローラ連結部材のうち一方の前記頂部フランジがキー溝を有し、前記車体連結部材と前記クローラ連結部材のうち他方の前記頂部フランジがキーを有し、該キーは、前記キー溝と嵌合して前記車体連結部材の頂部フランジと前記クローラ連結部材の頂部フランジとの間の水平方向の位置合わせ不良を防止するよう構成されている、
    クローラクレーン。
  12. 前記少なくとも1つのピンは、固定ピン及び取外し自在なピンから成り、前記固定ピンは、前記車体連結部材の1対の垂直フランジの上方部分と、固定ピンに係合するよう構成されたフック部分を有する前記クローラ連結部材の垂直フランジの上方部分との間に延び、前記取外し自在なピンは、前記クローラ連結部材の垂直フランジの下方部分及び前記車体連結部材の1対の垂直フランジの各々の下方部分を貫通して延びることを特徴とする請求項11記載のクローラクレーン。
  13. 前記取外し自在なピンは、油圧機構によって作動されることを特徴とする請求項12記載のクローラクレーン。
  14. 前記車体連結部材は、底部フランジの端部に形成された矩形の雌型係合部材から成り、前記雌型係合部材は、前記クローラ連結部材の垂直フランジと嵌合して前記車体連結部材の底部フランジと前記クローラ連結部材の下方部分との間の位置合わせ不良を阻止するよう構成されていることを特徴とする請求項11記載のクローラクレーン。
  15. 前記キーは、前記頂部フランジ部材のうちの一方の端部から水平に延びる矩形の雄型係合部材から成り、前記キー溝は、前記頂部フランジ部材の他方の端部に形成された矩形の雌型係合部材から成ることを特徴とする請求項11記載のクローラクレーン。
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