JP5039077B2 - 建設機械用トラックフレーム - Google Patents

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Description

本発明は、クレーンや油圧ショベル等の建設機械の下部走行体を構成するトラックフレームに関する。
従来のクレーン等の建設機械においては、図9、図10に示すように、下部走行体を構成するトラックフレームは、旋回装置(図示せず)を搭載する丸胴部50を中心に有するセンターフレーム51と、センターフレーム51の左右に連結されるサイドフレーム52とにより構成される。53はサイドフレーム52に取付けられる履帯である。センターフレーム51は、上板55と下板56とを有する(特許文献1参照)。
これらの上板55、下板56はそれぞれ左右の両側の前部、後部に、左右に突出した突出部55a,56aを有する。また、中心の円筒部57の上下に板55と下板56とを溶接し、上板55上に円筒部57と同心に前記丸胴部50を溶接する。左右に突出した突出部55a,56aの先端には、連結板取付け用の縦板58をサイドフレーム52に平行に溶接する。また、この各縦板58の外面に、それぞれ2枚ずつ、サイドフレーム52連結用の一対の連結板59,59を溶接する。
センターフレーム51における連結板取付け用の縦板58と円筒部57との間に、サイドフレーム52から伝達される力を伝達するための縦板60,61を、上板55、下板56に縦板60,61の上下端を溶接し、かつ縦板60,61の外端部を縦板58に溶接し、内端部を円筒部57に溶接して取付ける。
一方、サイドフレーム52の内側、すなわちセンターフレーム51に対向する面には、センターフレーム51に連結するための連結板63を溶接する。この連結板63は、対をなす連結板59,59内に挟まれて連結ピン62により連結するものである。また、比較的大型の建設機械においては、サイドフレーム52をセンターフレーム51から分離して輸送し、現地で連結ピン62により連結する。この場合、この分離、組立を容易とするため、サイドフレーム52には、連結ピン62を着脱するための油圧シリンダ64を取付ける。従来、この油圧シリンダ64を取付けるためのブラケット65を、サイドフレーム52の内面に溶接により取付けている。
また、センターフレーム51にサイドフレーム52を組み付けた状態においては、連結ピン62の先端には抜け止め用ストッパをボルト(いずれも図示せず)により取付けている。そして分割輸送の際にはストッパおよびボルトは、これらをサイドフレーム52等から分離して輸送している。
特開2002−255480号公報
従来のトラックフレームにおいては、前述のように、センターフレーム51とサイドフレーム52との各連結部毎に、サイドフレーム52側に1枚の連結板63を設け、センターフレーム51にこの連結板63を挟むよう2枚の連結板59,59を設け、これらの連結板59,63のピン孔に挿着する連結ピン62により連結する構造を有している。このため、連結ピン62の着脱を行なうための油圧シリンダ64を取付けるため、サイドフレーム52に油圧シリンダ64取付け用のブラケット65を設ける必要があり、連結部を構成するための部材点数が多くなるという問題点がある。
また、センターフレーム51側において、連結板59,59を取付けるため、サイドフレーム52に平行に連結板取付け用の縦板58を溶接している。また、連結板取付け用の縦板58と円筒部57との間に、連結板59にサイドフレーム52から伝達される力を伝達するための縦板60,61を取付けている。このような構造は、クレーンのように、円筒部57に対してセンターフレーム51の左右方向の幅が大きい場合には採用が容易である。しかしながら、油圧ショベルのように、センターフレーム51とサイドフレーム52との間で強い旋回力および反力を伝達する必要がある建設機械においては、円筒部57に対して前記センターフレーム51の左右の幅が相対的に小さくなる。このようにセンターフレーム51の左右の幅が相対的に小さい建設機械においては、前記縦板60,61の取付けが困難となり、前記構造を採用することが困難となる。
また、連結ピン62の抜け止めを行なうストッパおよびストッパ固定用のボルトは、分割輸送の際にこれらを分離して輸送しているので、ストッパやボルトは紛失するおそれがあり、紛失の場合は新たに入手する必要があるので、作業の遅れを生じるおそれがあるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、センターフレームの円筒部に対してセンターフレームの左右方向の幅が相対的に狭い場合であっても、容易に製造することが可能であり、その上、連結部を構成する部材点数も低減できる建設機械用トラックフレームを提供することを目的とする。また本発明の他の目的は、分割輸送の際に、連結ピンの抜け止め用ストッパとストッパ固定用のボルトの紛失のおそれがない構成の建設機械用トラックフレームを提供することにある。
請求項1の建設機械用トラックフレームは、建設機械の下部走行体の中央部に位置し、中心の円筒部に溶接した上板および下板を有するセンターフレームと、
前記センターフレームの左右両側に着脱可能に結合されるサイドフレームと、
前記センターフレームの前記上下板間に溶接され、前記センターフレームの左右両側の各前後にそれぞれ1枚ずつ左右に外端部を突出させると共に、内端部が前記円筒部の左右の外端部よりも内側となる位置まで延設され、かつ外端側にピン孔を有する縦板でなる第1の連結板と、
前記各サイドフレームの内側の前後にそれぞれ前記第1の連結板を挟むように2枚を一組として内側へ突出させて設けられ、かつピン孔を有する縦板でなる第2の連結板と、
前記各サイドフレームの前後各一組の第2の連結板の間に設けられ、前記第1の連結板と前記第2の連結板の各ピン孔に着脱可能に挿着される連結ピンおよび連結ピン挿脱用油圧シリンダとを備えたことを特徴とする。
請求項2の建設機械用トラックフレームは、請求項1に記載の建設機械トラックフレームにおいて、
前記第1の連結板の内端部を前記円筒部に溶接したことを特徴とする。
請求項3の建設機械用トラックフレームは、請求項1に記載の建設機械トラックフレームにおいて、
前記第1の連結板を、前記ピン孔を有する外側縦板と、この外側縦板と前記円筒部との間に位置して前記外側縦板に溶接される内側縦板との分割構造とし、前記内側縦板の内端部を前記円筒部に溶接したことを特徴とする。
請求項4の建設機械用トラックフレームは、請求項1から3までのいずれか1項に記載の建設機械トラックフレームにおいて、
前記第1の連結板の側面と前記円筒部との間に介装する別の縦板を備え、この別の縦板の両端をそれぞれ前記第1の連結板と前記円筒部に溶接すると共に、上端、下端をそれぞれ前記上板および前記下板に溶接したことを特徴とする。
請求項5の建設機械用トラックフレームは、請求項1から4までのいずれか1項に記載の建設機械トラックフレームにおいて、
前記連結ピンの先端に嵌合する凹部を有して前記連結ピンにボルトにより着脱可能に固定されるストッパと、
前記サイドフレームの内側に設けられ、前記ボルトの取付け用ねじ孔を有すると共に前記ストッパの凹部が着脱可能に嵌合される円形突起を持つブラケットを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、センターフレーム側の第1の連結板を1枚とし、この第1の連結板をセンターフレームの円筒部の左右の外端部よりも内側となる位置まで延設したので、製造容易なシンプル構造でありながら、サイドフレームからの力がセンターフレームの円筒部側に良好に伝達される構造が実現できる。そして、上板、下板にかかる上下方向の曲げ力を縦板でなる第1の連結板により受けることができるので、上板、下板における亀裂の発生等を防止することができる。
また、センターフレーム側の第1の連結板をサイドフレーム側の2枚1組の第2の連結板により挟む構造としたので、第2の連結板を油圧シリンダ取付け用のブラケットとして用いることができる。このため、従来のように油圧シリンダを取付けるためのブラケットをサイドフレームに設ける必要がなくなり、連結部を構成する部材点数が削減でき、原価低減に寄与することができる。
請求項2の発明によれば、第1の連結板の内端部を円筒部に溶接したので、サイドフレームからの力を第1の連結板を介してセンターフレームの円筒部に良好に伝達することができ、より強度の増大したセンターフレームを実現することができる。
請求項3の発明によれば、第1の連結板を分割構造としたので、第1の連結板の内端部を円筒部に溶接する構造を実現する場合、第1の連結板を曲成するための折り曲げ工程を設ける必要がなく、第1の連結板をセンターフレームの溶接工程の一部として比較的容易に実現することができる。
請求項4の発明によれば、前記第1の連結板の側面と前記円筒部との間に介装する別の縦板を備え、この別の縦板の周囲をそれぞれ前記第1の連結板、前記円筒部、前記上板および前記下板に溶接したので、サイドフレームから円筒部への力が第1の連結板および別設の縦板により分散して伝達され、サイドフレームから円筒部により良好に力が伝達され、より強度の高いセンターフレームを実現することができる。
請求項5の発明によれば、サイドフレームをセンターフレームから分離して輸送する場合、連結ピンのストッパをサイドフレームのブラケットに設けた円形突起に嵌合してストッパ取付け用ボルトにより固定しておくことができる。このため、ストッパやボルトの紛失を防止することができ、紛失によって生じる作業休止時間の発生等の不具合の発生を防止することができる。
本発明のトラックフレームの一実施の形態を示す一部省略平面図である。 図1のトラックフレームの正面図である。 この実施の形態のセンターフレームとサイドフレームとの連結部を拡大して示す平面図である。 図3に示すサイドフレームを内側から見た図である。 この実施の形態のストッパの一例を示す正面図である。 図5のストッパの側面図である。 図5に示すストッパを円形突起に取付けた状態を示す断面図である。 本発明のトラックフレームの他の実施の形態を示す一部省略平面図である。 従来のトラックフレームを示す一部省略平面図である。 図9のトラックフレームの正面図である。
図1、図2は本発明のトラックフレームの一実施の形態を示しており、1はセンターフレーム、2はセンターフレーム1の左右両側に着脱可能に取付けられるサイドフレーム、3はサイドフレーム2に装着する履帯である。2aはサイドフレームの後部の内側に設けられた履帯駆動用油圧モータ(図示せず)の取付け部である。センターフレーム1は中心に円筒部4を有し、円筒部4の上下に上板5、下板6を溶接する。
7はセンターフレーム1の左右両側の前後にそれぞれ設けられたサイドフレーム連結用の縦板でなる第1の連結板である。この第1の連結板7は、上板5と下板6との間に溶接する。この第1の連結板7は、センターフレーム1の左右両側において外端部を突出させて設ける。また、第1の連結板7の内端部は、円筒部4の左右の外端部(サイドフレーム2に対向する面)よりも内側となる位置まで延設する。この実施の形態においては、この第1の連結板7の内端部を、円筒部4の外周面に溶接している。7aは第1の連結板7に設けたピン孔である。
8は円筒部4と同心をなすように、上板5上に溶接された丸胴部であり、この丸胴部8には旋回装置(図示せず)を設置するためのボルトを螺合するねじ孔8aを有する。9は油圧回転継手であるセンタージョイント(図示せず)の取付け部9aを有するセンタージョイント取付け台である。
10は各サイドフレーム2の内側の各前後に設けられた縦板でなる第2の連結板である。この第2の連結板10はそれぞれ第1の連結板7に対応して設けられ、対応する第1の連結板7を挟むように2枚を一組として2組(前組、後組)のものを内側へ突出させてサイドフレーム2に溶接して設ける。10aは第2の連結板10に設けたピン孔である。
12は第1の連結板7の側面と円筒部4との間に介装する縦板である。この縦板12はその両端をそれぞれ第1の連結板7と円筒部4の外面に溶接すると共に、上端、下端をそれぞれ上板5および下板6に溶接する。
図3、図4はこの実施の形態のセンターフレーム1とサイドフレーム2との連結部を拡大して示す。図3、図4において、13,14は第1の連結板7のピン孔7aと第2の連結板10のピン孔10aに挿着されて両連結板7,10を連結する連結ピンである。15は連結ピン13,14をピン孔7a,10aに対して挿脱する油圧シリンダである。
16,17は油圧シリンダ15を取付けるために設けた筒状カバーである。これらのカバー16,17のうち、一方のカバー16は、対をなす第2の連結板10のうち、一方の連結板、すなわち前組の後側の連結板10にボルト18により取付け、他方のカバー17は、後組の前側連結板10にボルト19により取付ける。
油圧シリンダ15のヘッド側はガイドピン20により連結ピン13に連結する。このガイドピン20は、カバー16の両側面部に設けたガイド溝16aに摺動可能に嵌合する。油圧シリンダ15のピストンロッドは別のガイドピン21により連結ピン14に連結する。このガイドピン21はカバー17の両側面部に設けたガイド溝17aに摺動可能に嵌合する。
図4に示すように、油圧シリンダ15を最も縮めた状態においては、連結ピン13,14は対をなす第2の連結板10,10のうち、一方の連結板10のピン孔10aのみに嵌合されており、第1の連結板7を挿入するためのスペースが、第2の連結板10,10間に形成される。このとき、ガイドピン20,21はそれぞれガイド溝16a,17aにおいて、対応する連結板10から最も離れた端部に位置する。
図3において、23はセンターフレーム1に設けられるジャッキアップ装置(図示せず)を取付けるブラケットである。センターフレーム1にサイドフレーム2を連結する場合は、ブラケット23に回動可能に取付けられるジャッキアップ装置(図示せず)を伸長させて着地させることにより、センターフレーム1をこのジャッキアップ装置で支持しておき、サイドフレーム2に設けた吊り部22にクレーンのワイヤロープ(図示せず)を掛けて吊り下ろし、第1の連結板7を2枚の第2の連結板10,10間に挟む。このとき、対をなす第2の連結板10,10間に架設したロッド24(図2参照)が第1の連結板7の上辺に設けたガイド溝7b(図1、図2参照)に嵌まり、ピン孔7aとピン孔10aの位置が一致する。この状態において、油圧シリンダ15を伸長させると、ガイドピン20,21がガイド溝16a,17aを摺動しながら連結ピン13,14がピン孔10a,7aに貫挿される。この状態を図3に示す。
連結ピン13,14の先端には連結ピン13,14の抜け止め用ストッパ25をボルト26により取付ける。ストッパ25は図5、図6に示す構造を有しており、ピン10と同径の凹部25aと、ボルト26を挿通する孔25bを有する。
図2〜図4において、28は第2の連結板10,10の上を覆うようにサイドフレーム2の内側面および第2の連結板10,10に溶接して設けられたブラケットである。このブラケット28に、サイドフレーム2をセンターフレーム1から分離して輸送する際にストッパ25を取付けておく円形突起29を設ける。この円形突起29は好ましくは連結ピン13,14と同径をなすものである。輸送の際には、図7に示すように、円形をなすストッパ25の凹部25aを円形突起29に嵌め、ボルト26をストッパ25の孔25bに通して円形突起29に設けたねじ孔29aに螺合することにより、ストッパ25を固定しておく。
この実施の形態においては、センターフレーム1側の第1の連結板7を1枚とし、この第1の連結板7をセンターフレーム1側の円筒部4の左右の外端部よりも内側となる位置まで延設したので、製造容易なシンプル構造でありながら、サイドフレーム2からの力がセンターフレーム1の円筒部4側に良好に伝達する構造が実現できる。そして、上板5、下板6にかかる上下方向の曲げ力を縦板でなる第1の連結板7により受けることができるので、上板5、下板6における亀裂の発生等を防止することができる。
また、センターフレーム1側の第1の連結板7をサイドフレーム2側の2枚の第2の連結板10,10により挟む構造としたので、第2の連結板10,10を油圧シリンダ15取付け用のブラケットとして用いることができる。このため、従来のように油圧シリンダ15を取付けるためのブラケットをサイドフレーム2に設ける必要がなくなり、連結部を構成する部材点数が削減でき、原価低減に寄与することができる。
また、第1の連結板7の内端部を円筒部4に溶接したので、サイドフレーム2からの力を第1の連結板7を介してセンターフレーム1の円筒部に良好に伝達することができ、より強度の増大したセンターフレーム1を実現することができる。
また、第1の連結板7とは別の縦板12を備え、この別の縦板12の周囲をそれぞれ第1の連結板7、円筒部4、上板5および下板6に溶接したので、サイドフレーム2から円筒部4への力が第1の連結板7およびこの縦板12により分散して伝達され、サイドフレーム2から円筒部4により良好に力が伝達され、より強度の高いトラックフレームを実現することができる。
また、サイドフレーム2をセンターフレーム1から分離して輸送する場合、連結ピン13,14のストッパ25をサイドフレーム2のブラケット28に設けた円形突起29に被せてストッパ取付け用ボルト26により固定しておくことができる。このため、ストッパ25やボルト26の紛失を防止することができ、紛失によって生じる作業休止時間の発生等の不具合の発生を防止することができる。
図8は本発明の他の実施の形態を示すトラックフレームである。この実施の形態は、第1の連結板7Xを、外側縦板30と内側縦板31との分割構造とする。外側縦板30は第2の連結板10とピン連結するピン孔7aを有し、外側に突出した部分以外の部分の上下端を上板5と下板6に溶接する。内側縦板31は、外側縦板30と円筒部4との間に位置してその両端を外側縦板30と円筒部4に溶接するとともに、上下端を上板5と下板6に溶接する。
図8の実施の形態においては、第1の連結板7Xを分割構造としたので、図1のように折り曲げ構造の1枚の縦板で第1の連結板7を構成する場合に比較して、平板でなる縦板30,31の溶接によって実現されるため、折り曲げ工程を設ける必要がなく、第1の連結板7Xをセンターフレーム1を製造する溶接工程の一部として比較的容易に実現することができる。
本発明のトラックフレームは、油圧ショベルのように、円筒部4に比較してセンターフレーム1の左右の幅が比較的狭い建設機械に適用する場合に好適なものであるが、油圧ショベル以外にクレーン等他の建設機械にも適用することができる。
1:センターフレーム、2:サイドフレーム、3:履帯、4:円筒部、5:上板、6:下板、7,7X:第1の連結板、7a:ピン孔、8:丸胴部、8a:ねじ孔、9:センタージョイント取付け台、10:第2の連結板、10a:ピン孔、12:縦板、13,14:連結ピン、15:油圧シリンダ、16,17:カバー、16a,17a:ガイド溝、18,19:ボルト、20,21:ガイドピン、23:ブラケット、24:ロッド、25:ストッパ、26:ボルト、28:ブラケット、29:円形突起、30:外側縦板、31:内側縦板

Claims (5)

  1. 建設機械の下部走行体の中央部に位置し、中心の円筒部に溶接した上板および下板を有するセンターフレームと、
    前記センターフレームの左右両側に着脱可能に結合されるサイドフレームと、
    前記センターフレームの前記上下板間に溶接され、前記センターフレームの左右両側の各前後にそれぞれ1枚ずつ左右に外端部を突出させると共に、内端部が前記円筒部の左右の外端部よりも内側となる位置まで延設され、かつ外端側にピン孔を有する縦板でなる第1の連結板と、
    前記各サイドフレームの内側の前後にそれぞれ前記第1の連結板を挟むように2枚を一組として内側へ突出させて設けられ、かつピン孔を有する縦板でなる第2の連結板と、
    前記各サイドフレームの前後各一組の第2の連結板の間に設けられ、前記第1の連結板と前記第2の連結板の各ピン孔に着脱可能に挿着される連結ピンおよび連結ピン挿脱用油圧シリンダとを備えたことを特徴とする建設機械用トラックフレーム。
  2. 請求項1に記載の建設機械トラックフレームにおいて、
    前記第1の連結板の内端部を前記円筒部に溶接したことを特徴とする建設機械用トラックフレーム。
  3. 請求項1に記載の建設機械トラックフレームにおいて、
    前記第1の連結板を、前記ピン孔を有する外側縦板と、この外側縦板と前記円筒部との間に位置して前記外側縦板に溶接される内側縦板との分割構造とし、前記内側縦板の内端部を前記円筒部に溶接したことを特徴とする建設機械用トラックフレーム。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項に記載の建設機械トラックフレームにおいて、
    前記第1の連結板の側面と前記円筒部との間に介装する別の縦板を備え、この別の縦板の両端をそれぞれ前記第1の連結板と前記円筒部に溶接すると共に、上端、下端をそれぞれ前記上板および前記下板に溶接したことを特徴とする建設機械用トラックフレーム。
  5. 請求項1から4までのいずれか1項に記載の建設機械トラックフレームにおいて、
    前記連結ピンの先端に嵌合する凹部を有して前記連結ピンにボルトにより着脱可能に固定されるストッパと、
    前記サイドフレームの内側に設けられ、前記ボルトの取付け用ねじ孔を有すると共に前記ストッパの凹部が着脱可能に嵌合される円形突起を持つブラケットを備えたことを特徴とする建設機械用トラックフレーム。
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