JP2009029197A - 車両の後部構造 - Google Patents

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裕康 宮本
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Abstract

【課題】後面衝突時における燃料タンクの変形を防止又は抑制できるとともに、燃料タンクの容量確保やスペアタイヤ大径化のためのスペース確保ができる車両の後部構造の提供を課題とする。
【解決手段】車両後部の車幅方向両端部で車体前後方向に沿って設けられたリヤサイドメンバ12間に連結されたサブフレーム20と、サブフレーム20の車体前方側に設けられた燃料タンク18と、サブフレーム20の車体後方側に設けられたスペアタイヤ収容部15と、サブフレーム20の車体前後方向略中央部の車幅方向に形成され、車体前後方向の荷重に対して、サブフレーム20の車体前後方向の圧縮変形を可能とする変形促進部30と、を備えた車両の後部構造10とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の後部構造に関する。
車両後部の車幅方向両端部で車体前後方向に沿って設けられたリヤサイドメンバ間に連結されたサブフレームの車体前方側に燃料タンクが配置され、更にそのサブフレームの車体後方側にスペアタイヤ収容部が配置された車両の後部構造では、後面衝突時に、スペアタイヤ収容部(スペアタイヤ)を介して伝達された衝突荷重により、サブフレームが車体前方側へ押され、その車体前方側へ変形又は変位したサブフレームが燃料タンクに干渉することがあった。
そのため、従来では、サブフレームとスペアタイヤ収容部との間にエネルギー吸収部材を設けて、後面衝突時の荷重を、そのエネルギー吸収部材で吸収するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このようなエネルギー吸収部材を設ける構成にすると、そのエネルギー吸収部材を配置するためのスペースが必要となるため、燃料タンクの容量確保や、操縦安定性能向上を目的としたスペアタイヤ大径化のためのスペース確保が困難になる問題があった。
特開平5−116649号公報
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、後面衝突時における燃料タンクの変形を防止又は抑制できるとともに、燃料タンクの容量確保やスペアタイヤ大径化のためのスペース確保ができる車両の後部構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車両の後部構造は、車両後部の車幅方向両端部で車体前後方向に沿って設けられたリヤサイドメンバ間に連結されたサブフレームと、前記サブフレームの車体前方側に設けられた燃料タンクと、前記サブフレームの車体後方側に設けられたスペアタイヤ収容部と、前記サブフレームの車体前後方向略中央部の車幅方向に形成され、車体前後方向の荷重に対して、該サブフレームの車体前後方向の圧縮変形を可能とする変形促進部と、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、サブフレームの車体前後方向略中央部の車幅方向に、車体前後方向の荷重に対して、サブフレームの車体前後方向の圧縮変形を可能とする変形促進部を形成したので、後面衝突時には、スペアタイヤ収容部(スペアタイヤ)を介して伝達された衝突荷重により、サブフレームが車体前後方向に圧縮変形する。したがって、その衝突荷重に対する変形ストロークをサブフレームによって確保することができ、燃料タンクの変形を防止又は抑制することができる。また、従来技術のようなエネルギー吸収部材が不要であるため、即ちサブフレーム自体にエネルギー吸収機能を持たせたので、燃料タンクの容量確保やスペアタイヤ大径化のためのスペース確保ができる。
また、請求項2に記載の車両の後部構造は、請求項1に記載の車両の後部構造において、前記変形促進部が、スペアタイヤのホイール径以上の長さに亘って形成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、変形促進部が、スペアタイヤのホイール径以上の長さに亘って形成されているので、スペアタイヤの剛体部であるホイールから伝達される衝突荷重を変形促進部全体で受け止めることができる。したがって、サブフレームを効果的に圧縮変形させることができる。
また、請求項3に記載の車両の後部構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両の後部構造において、前記変形促進部が、前記サブフレームの上面及び下面の少なくとも何れか一方に形成された凹部を有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、変形促進部が、サブフレームの上面及び下面の少なくとも何れか一方に形成された凹部を有しているので、凹部が形成された部位の断面積が他の部位の断面積よりも小さくなり、その剛性が相対的に低下する。したがって、サブフレームを効果的に圧縮変形させることができる。
また、請求項4に記載の車両の後部構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両の後部構造において、前記変形促進部が、前記サブフレームの上面及び下面の少なくとも何れか一方に形成された孔部を有することを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、変形促進部が、サブフレームの上面及び下面の少なくとも何れか一方に形成された孔部を有しているので、孔部が形成された部位の剛性が、他の部位の剛性よりも相対的に低下する。したがって、サブフレームを効果的に圧縮変形させることができる。
また、請求項5に記載の車両の後部構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両の後部構造において、前記変形促進部が、前記サブフレームの上面及び下面の少なくとも何れか一方に形成された凹部を有し、該凹部の底面が車体前後方向に傾斜していることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、変形促進部が、サブフレームの上面及び下面の少なくとも何れか一方に形成された凹部を有し、その凹部の底面が車体前後方向に傾斜しているので、その傾斜した凹部の底面が変形しやすくなる。したがって、サブフレームを効果的に圧縮変形させることができる。
また、請求項6に記載の車両の後部構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両の後部構造において、前記サブフレームが、アッパーフレームとロワーフレームとを接合して構成され、前記変形促進部が、前記サブフレームの車体前後方向略中央部の断面積を、車体前部側及び車体後部側の断面積よりも小さくすることで形成されていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、サブフレームが、アッパーフレームとロワーフレームとを接合して構成され、変形促進部が、サブフレームの車体前後方向略中央部の断面積を、車体前部側及び車体後部側の断面積よりも小さくすることで形成されているので、サブフレーム及び変形促進部を容易かつ低コストで製造することができる。
以上のように、本発明によれば、後面衝突時における燃料タンクの変形を防止又は抑制できるとともに、燃料タンクの容量確保やスペアタイヤ大径化のためのスペース確保ができる車両の後部構造を提供することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。図1は本実施形態に係る車両の後部構造10の構成を示す概略平面図であり、図2は第1実施例のサブフレーム20を示す概略斜視図である。また、図3は図2のX−X線矢視概略断面図であり、(A)は後面衝突前、(B)は後面衝突後を示している。なお、各図において、矢印UPを車体上方向、矢印FRを車体前方向、矢印OUTを車体外方向とする。
図1で示すように、車両後部の車幅方向両端部には、左右一対とされたリヤサイドメンバ12が車体前後方向に延在されており、その左右一対のリヤサイドメンバ12間を連結するようにサブフレーム20が架設されている。すなわち、サブフレーム20の車幅方向両端部には、車体前後方向に延在する取付部22が形成され、その取付部22の車体前後方向両端部が、ボルト等の固定具(図示省略)によってリヤサイドメンバ12に防振支持状態で結合されるようになっている。
また、サブフレーム20(後述するアッパーフレーム26)の車幅方向略中央部の車体前方側及び車体後方側には、車体下方側へ延在する張出部24が形成されており、その張出部24には、デュアルリンク式サスペンションのリンク11の車体内方側に設けられたブッシュ13を連結するための貫通孔24Aが穿設されている(図2参照)。また、サブフレーム20よりも車体前方側のリヤサイドメンバ12間におけるリヤフロアパネル14の下面側には、樹脂材料で構成された略直方体形状の燃料タンク18が配設されている。なお、燃料タンク18は樹脂材料以外で構成されていてもよい。例えば、鉄製であってもよい。
そして、サブフレーム20よりも車体後方側のリヤサイドメンバ12間におけるリヤフロアパネル14には、スペアタイヤ16を収容するために凹状とされたスペアタイヤ収容部15が形成されている。このスペアタイヤ収容部15は、タイヤ軸方向を車体上下方向に沿って配置されるスペアタイヤ16を収容可能な形状及び深さに形成されており、スペアタイヤ16は、そのホイール17の中心部17Aが、ボルト等の固定具19によってリヤフロアパネル14に取り外し可能に取り付けられるようになっている。
サブフレーム20は、図2、図3(A)で示すように、車体上方側のアッパーフレーム26に、車体下方側のロワーフレーム28が接合されて構成されている。すなわち、サブフレーム20の上面側を構成するアッパーフレーム26は断面視略ハット型形状に形成され、サブフレーム20の下面側を構成するロワーフレーム28は断面視略逆ハット型形状に形成されており、アッパーフレーム26の車体前後方向の長さが、ロワーフレーム28の車体前後方向の長さよりも長く形成されている。
したがって、ロワーフレーム28の車体前後方向両端部に形成されたフランジ部27が、アッパーフレーム26の車体前後方向両端部に形成されたフランジ部25よりも内側の下面に溶接等により固着(接合)され、これにより、サブフレーム20の車体前後方向略中央部に閉断面形状が形成されるようになっている。また、そのサブフレーム20の閉断面形状とされた部位の車体前後方向略中央部の車幅方向には、車体前後方向の荷重に対して、サブフレーム20の車体前後方向の圧縮変形を可能とする変形促進部30が形成されている。
変形促進部30の実施態様は複数あり、まず最初に、第1実施例の変形促進部30について説明する。第1実施例の変形促進部30は、サブフレーム20の長手方向(車幅方向)に細長い平面視略楕円形状の凹部32、34で構成されている。すなわち、アッパーフレーム26には車体下方側に凸状となる(車体上方側では凹状となる)凹部32が形成され、ロワーフレーム28には車体上方側に凸状となる(車体下方側では凹状となる)凹部34が形成されており、各凹部32、34が互いに対向されている。
したがって、凹部32と凹部34との間の車体上下方向の間隙W1は、凹部32及び凹部34の車体前後方向両側におけるアッパーフレーム26とロワーフレーム28との間の車体上下方向の間隙W2よりも小さくなっており(換言すれば、サブフレーム20の車体前後方向略中央部の断面積が、車体前部側及び車体後部側の断面積よりも小さくなっており)、その凹部32、34が形成されている部位の剛性が相対的に低下されている。よって、車体後方側から伝達される衝突荷重F(図3(B)参照)により、その凹部32、34が圧縮変形しやすくなっている。
なお、図示のものは、アッパーフレーム26に凹部32を形成するとともに、ロワーフレーム28にも凹部34を形成したが、変形促進部30を構成する凹部は、アッパーフレーム26及びロワーフレーム28の少なくとも何れか一方に形成されていればよい。また、このように、サブフレーム20が、アッパーフレーム26とロワーフレーム28とを接合して構成され、変形促進部30が、凹部32、34で形成されていると、サブフレーム20及び変形促進部30を容易かつ低コストで製造できる効果がある。
また、図1で示すように、この変形促進部30(凹部32、34)の車幅方向の長さLは、スペアタイヤ16のホイール17の直径R以上の長さとされている。したがって、スペアタイヤ16の剛体部であるホイール17から伝達される衝突荷重を、変形促進部30(凹部32、34)全体で受け止めることが可能となっている。また、このような構成になっていると、ホイール17から伝達される衝突荷重が、車体前後方向に対して斜めにずれていても(車幅方向にずれていても)、その衝突荷重を変形促進部30(凹部32、34)で受け止めることが可能となる。
以上のような構成とされた第1実施例の変形促進部30を備えた車両の後部構造10において、次にその作用について説明する。本実施例に係る車両が後面衝突されると、車体前方側へ向かう衝突荷重Fが、スペアタイヤ収容部15(スペアタイヤ16)を介して、サブフレーム20に伝達される。すると、図3(B)で示すように、サブフレーム20の変形促進部30が車体前後方向に圧縮変形し、その衝突荷重Fに対する変形ストロークが確保される。
つまり、スペアタイヤ16から加えられた衝突荷重Fにより、アッパーフレーム26の凹部32及びロワーフレーム28の凹部34が、例えば共に車体下方側へ折れ曲がり、更にフランジ部25(張出部24)とフランジ部27との間のアッパーフレーム26が、車体上方向側へ折れ曲がることにより、その衝突荷重Fが吸収・緩和される。したがって、サブフレーム20の燃料タンク18側への変位量が少なくなり(サブフレーム20が燃料タンク18に干渉し難くなり)、燃料タンク18の変形が防止又は最小限に抑制される。
また、変形促進部30(凹部32、34)の車幅方向の長さLは、スペアタイヤ16のホイール17の直径Rよりも長いため、スペアタイヤ16のホイール17から伝達される衝突荷重は、変形促進部30(凹部32、34)全体で受け止められる。したがって、サブフレーム20を効果的に圧縮変形させることができる。また、このような構成にすると、従来技術のようなエネルギー吸収部材が不要となるため(サブフレーム20自体がエネルギー吸収機能を有するため)、燃料タンク18の容量確保や、操縦安定性能向上を目的としたスペアタイヤ16の大径化のためのスペース確保が可能となる。
次に、第2実施例の変形促進部30について説明する。図4、図5は第2実施例のサブフレーム20を示す概略斜視図である。そして、図6は図4、図5のX−X線矢視概略断面図であり、(A)は後面衝突前、(B)は後面衝突後を示している。なお、上記第1実施例と同等の部位には同じ符号を付して詳細な説明は省略する。また、上記第1実施例と共通する作用効果についても適宜その説明を省略する。
図4、図6(A)で示すように、第2実施例の変形促進部30では、アッパーフレーム26の凹部32底面における車体前後方向略中央部に、車体下方側へ凸状となる(車体上方側では凹状となる)ビード部36が車幅方向に形成されるとともに、ロワーフレーム28の凹部34天面における車体前後方向略中央部にも、車体下方側へ凸状となる(車体上方側では凹状となる)ビード部38が車幅方向に形成されている。
つまり、各ビード部36、38は、各凹部32、34と同様に、共に車幅方向に細長い平面視略楕円形状に形成され、更にロワーフレーム28におけるビード部38は、アッパーフレーム26におけるビード部36よりも車体前後方向の長さが長くなるように形成されている。これにより、ロワーフレーム28におけるビード部38が、アッパーフレーム26におけるビード部36を、その内部に収容できる(許容できる)構成になっている。
また、凹部32(ビード部36)と凹部34(ビード部38)との間の車体上下方向の間隙W1は、上記第1実施例と同様に、凹部32及び凹部34の車体前後方向両側におけるアッパーフレーム26とロワーフレーム28との間の車体上下方向の間隙W2よりも小さくなるように形成されている(換言すれば、サブフレーム20の車体前後方向略中央部の断面積が、車体前部側及び車体後部側の断面積よりも小さくなるように形成されている)。
したがって、凹部32、34(ビード部36、38)が形成されている部位の剛性が相対的に低下され、車体後方側から伝達される衝突荷重F(図6(B)参照)により、その凹部32、34(ビード部36、38)が圧縮変形しやすくなっている。なお、図4で示した各ビード部36、38は、車幅方向に細長い平面視略楕円形状に単一で形成されているが、図5で示すように、車幅方向に長い平面視略楕円形状とされた小さいビード部36、38を断続的に複数個(図示のものは6個)、その車幅方向に等間隔に並べるように形成してもよい。
また、図示のものは、アッパーフレーム26に凹部32を形成するとともに、ロワーフレーム28にも凹部34を形成したが、変形促進部30を構成する凹部は、アッパーフレーム26及びロワーフレーム28の少なくとも何れか一方に形成されていればよい。同様に、図示のものは、アッパーフレーム26の凹部32にビード部36を形成するとともに、ロワーフレーム28の凹部34にもビード部38を形成したが、変形促進部30を凹部と共に構成するビード部は、アッパーフレーム26及びロワーフレーム28の少なくとも何れか一方に形成されていればよい。
以上のような構成とされた第2実施例の変形促進部30を備えた車両の後部構造10の場合も、上記第1実施例と同等の作用を奏する。すなわち、本実施例に係る車両が後面衝突されると、車体前方側へ向かう衝突荷重Fが、スペアタイヤ収容部15(スペアタイヤ16)を介して、サブフレーム20に伝達される。すると、図6(B)で示すように、サブフレーム20の変形促進部30が車体前後方向に圧縮変形し、その衝突荷重Fに対する変形ストロークが確保される。
つまり、スペアタイヤ16から衝突荷重Fが加えられると、アッパーフレーム26の凹部32には車体下方側へ凸状となる(車体上方側では凹状となる)ビード部36が形成され、ロワーフレーム28の凹部34にも車体下方側へ凸状となる(車体上方側では凹状となる)ビード部38が形成されているので、アッパーフレーム26の凹部32及びロワーフレームの凹部34は、共に車体下方側へ容易に折れ曲がり、更にフランジ部25(張出部24)とフランジ部27との間のアッパーフレーム26が、車体上方向側へ折れ曲がる。したがって、上記衝突荷重Fが安定して吸収・緩和され、サブフレーム20の燃料タンク18への変位量が少なくなり(サブフレーム20が燃料タンク18に干渉し難くなり)、燃料タンク18の変形が防止又は最小限に抑制される。
また、変形促進部30(ビード部36、38が形成されている凹部32、34)の車幅方向の長さLは、スペアタイヤ16のホイール17の直径Rよりも長いため、スペアタイヤ16のホイール17から伝達される衝突荷重は、変形促進部30(ビード部36、38が形成されている凹部32、34)全体で受け止められる。したがって、サブフレーム20を効果的に圧縮変形させることができる。また、このような構成にしても、従来技術のようなエネルギー吸収部材が不要となるため(サブフレーム20自体がエネルギー吸収機能を有するため)、燃料タンク18の容量確保やスペアタイヤ16の大径化のためのスペース確保が可能となる。
次に、第3実施例の変形促進部30について説明する。図7、図8は第3実施例のサブフレーム20を示す概略斜視図である。そして、図9は図7、図8のX−X線矢視概略断面図であり、(A)は後面衝突前、(B)は後面衝突後を示している。なお、上記第1実施例と同等の部位には同じ符号を付して詳細な説明は省略する。また、上記第1実施例と共通する作用効果についても適宜その説明を省略する。
図7、図9(A)で示すように、第3実施例の変形促進部30では、アッパーフレーム26の凹部32底面における車体前後方向略中央部に、貫通孔とされた孔部42が車幅方向に形成されるとともに、ロワーフレーム28の凹部34天面における車体前後方向略中央部にも、貫通孔とされた孔部44が車幅方向に形成されている。つまり、各孔部42、44は、各凹部32、34と同様に、共に車幅方向に細長い平面視略楕円形状に形成され、かつ孔部42と孔部44は同一形状に形成されている。
また、凹部32と凹部34との間の車体上下方向の間隙W1は、上記第1実施例及び第2実施例と同様に、凹部32及び凹部34の車体前後方向両側におけるアッパーフレーム26とロワーフレーム28との間の車体上下方向の間隙W2よりも小さくなるように形成されている(換言すれば、サブフレーム20の車体前後方向略中央部の断面積が、車体前部側及び車体後部側の断面積よりも小さくなるように形成されている)。そして、その凹部32、34に、それぞれ孔部42、44が穿設されている。
したがって、凹部32、34(孔部42、44)が形成されている部位の剛性が相対的に低下され、車体後方側から伝達される衝突荷重F(図9(B)参照)により、その凹部32、34(孔部42、44)が圧縮変形しやすくなっている。なお、図7で示した各孔部42、44は、車幅方向に細長い平面視略楕円形状に単一で形成されているが、図8で示すように、車幅方向に長い平面視略楕円形状とされた小さい孔部42、44を断続的に複数個(図示のものは6個)、その車幅方向に等間隔に並べるように形成してもよい。
また、図示のものは、アッパーフレーム26に凹部32を形成するとともに、ロワーフレーム28にも凹部34を形成したが、変形促進部30を構成する凹部は、アッパーフレーム26及びロワーフレーム28の少なくとも何れか一方に形成されていればよい。同様に、図示のものは、アッパーフレーム26の凹部32に孔部42を形成するとともに、ロワーフレーム28の凹部34にも孔部44を形成したが、変形促進部30を凹部と共に構成する孔部は、アッパーフレーム26及びロワーフレーム28の少なくとも何れか一方に形成されていればよい。
以上のような構成とされた第3実施例の変形促進部30を備えた車両の後部構造10の場合も、上記第1実施例及び第2実施例と同等の作用を奏する。すなわち、本実施例に係る車両が後面衝突されると、車体前方側へ向かう衝突荷重Fが、スペアタイヤ収容部15(スペアタイヤ16)を介して、サブフレーム20に伝達される。すると、図9(B)で示すように、サブフレーム20の変形促進部30が車体前後方向に圧縮変形し、その衝突荷重Fに対する変形ストロークが確保される。
つまり、スペアタイヤ16から衝突荷重Fが加えられると、アッパーフレーム26の凹部32には孔部42が形成され、ロワーフレーム28の凹部34にも孔部44が形成されているので、アッパーフレーム26の凹部32及びロワーフレームの凹部34は、例えば共に車体下方側へ容易に折れ曲がり、更にフランジ部25(張出部24)とフランジ部27との間のアッパーフレーム26が、車体上方向側へ折れ曲がる。したがって、上記衝突荷重Fが安定して吸収・緩和され、サブフレーム20の燃料タンク18への変位量が少なくなり(サブフレーム20が燃料タンク18に干渉し難くなり)、燃料タンク18の変形が防止又は最小限に抑制される。
また、変形促進部30(孔部42、44が形成されている凹部32、34)の車幅方向の長さLは、スペアタイヤ16のホイール17の直径Rよりも長いため、スペアタイヤ16のホイール17から伝達される衝突荷重は、変形促進部30(孔部42、44が形成されている凹部32、34)全体で受け止められる。したがって、サブフレーム20を効果的に圧縮変形させることができる。また、このような構成にしても、従来技術のようなエネルギー吸収部材が不要となるため(サブフレーム20自体がエネルギー吸収機能を有するため)、燃料タンク18の容量確保やスペアタイヤ16の大径化のためのスペース確保が可能となる。
次に、第4実施例の変形促進部30について説明する。図10は第4実施例のサブフレーム20の概略断面図であり、(A)は後面衝突前、(B)は後面衝突後を示している。なお、上記第1実施例と同等の部位には同じ符号を付して詳細な説明は省略する。また、上記第1実施例と共通する作用効果についても適宜その説明を省略する。
図10(A)で示すように、第4実施例の変形促進部30では、アッパーフレーム26の凹部32及びロワーフレーム28の凹部34が車体前後方向に所定角度θ傾斜している。つまり、サブフレーム20の凹部32、34よりも車体前方側の高さが、車体後方側の高さよりも所定量高くなっている(車体後方側の高さが、車体前方側の高さよりも所定量低くなっている)。
そして、凹部32と凹部34との間の車体上下方向の間隙W1が、上記第1実施例〜第3実施例と同様に、凹部32及び凹部34の車体前後方向両側におけるアッパーフレーム26とロワーフレーム28との間の車体上下方向の間隙W2よりも小さくなるように形成されている(換言すれば、サブフレーム20の車体前後方向略中央部の断面積が、車体前部側及び車体後部側の断面積よりも小さくなるように形成されている)。したがって、その凹部32、34の傾斜している底面は、車体後方側から伝達される衝突荷重F(図10(B)参照)により、圧縮変形しやすくなっている。
なお、図示のものは、アッパーフレーム26に凹部32を形成するとともに、ロワーフレーム28にも凹部34を形成したが、変形促進部30を構成する凹部は、アッパーフレーム26及びロワーフレーム28の少なくとも何れか一方に形成されていればよい。但し、アッパーフレーム26又はロワーフレーム28に凹部が形成されない場合でも、そのアッパーフレーム26又はロワーフレーム28の車体前後方向略中央部は、上記と同様に、所定角度θ傾斜するように形成される。
以上のような構成とされた第4実施例の変形促進部30を備えた車両の後部構造10の場合も、上記第1実施例〜第3実施例と同等の作用を奏する。すなわち、本実施例に係る車両が後面衝突されると、車体前方側へ向かう衝突荷重Fが、スペアタイヤ収容部15(スペアタイヤ16)を介して、サブフレーム20に伝達される。すると、図10(B)で示すように、サブフレーム20の変形促進部30が車体前後方向に圧縮変形し、その衝突荷重Fに対する変形ストロークが確保される。
つまり、スペアタイヤ16から衝突荷重Fが加えられると、アッパーフレーム26の凹部32及びロワーフレームの凹部34は、共に車体後方側が車体前方側よりも低位となるように所定角度θ傾斜しているので、各凹部32、34は、共に車体下方側へ容易に折れ曲がり、更にフランジ部25(張出部24)とフランジ部27との間のアッパーフレーム26が、車体上方向側へ折れ曲がる。したがって、上記衝突荷重Fが安定して吸収・緩和され、サブフレーム20の燃料タンク18への変位量が少なくなり(サブフレーム20が燃料タンク18に干渉し難くなり)、燃料タンク18の変形が防止又は最小限に抑制される。
また、変形促進部30(傾斜している凹部32、34)の車幅方向の長さLは、スペアタイヤ16のホイール17の直径Rよりも長いため、スペアタイヤ16のホイール17から伝達される衝突荷重は、変形促進部30(傾斜している凹部32、34)全体で受け止められる。したがって、サブフレーム20を効果的に圧縮変形させることができる。また、このような構成にしても、従来技術のようなエネルギー吸収部材が不要となるため(サブフレーム20自体がエネルギー吸収機能を有するため)、燃料タンク18の容量確保やスペアタイヤ16の大径化のためのスペース確保が可能となる。
最後に、第5実施例の変形促進部30について説明する。図11は第5実施例のサブフレーム20を示す概略斜視図である。そして、図12は図11のX−X線矢視概略断面図であり、(A)は後面衝突前、(B)は後面衝突後を示している。なお、上記第1実施例と同等の部位には同じ符号を付して詳細な説明は省略する。また、上記第1実施例と共通する作用効果についても適宜その説明を省略する。
図11、図12(A)で示すように、第5実施例の変形促進部30では、アッパーフレーム26には凹部が形成されず、ロワーフレーム28の車体前後方向略中央部にのみ、車体上方側に凸状となる(車体下方側では凹状となる)凹部40が形成されている。すなわち、ロワーフレーム28に形成される凹部40は、上記第1実施例〜第4実施例の凹部34よりも深く(高く)形成されており、その天面の位置が、上記第1実施例〜第4実施例の凹部34の天面の位置よりも車体上方側へ偏心している。
そして、アッパーフレーム26と凹部40との車体上下方向の間隙W1が、上記第1実施例〜第4実施例と同様に、凹部40の車体前後方向両側におけるアッパーフレーム26とロワーフレーム28との間の車体上下方向の間隙W2よりも小さくなるように形成されている(換言すれば、サブフレーム20の車体前後方向略中央部の断面積が、車体前部側及び車体後部側の断面積よりも小さくなるように形成されている)。したがって、凹部40が形成されている部位の剛性が相対的に低下され、車体後方側から伝達される衝突荷重F(図12(B)参照)により、その凹部40が圧縮変形しやすくなっている。
以上のような構成とされた第5実施例の変形促進部30を備えた車両の後部構造10の場合も、上記第1実施例〜第4実施例と同等の作用を奏する。すなわち、本実施例に係る車両が後面衝突されると、車体前方側へ向かう衝突荷重Fが、スペアタイヤ収容部15(スペアタイヤ16)を介して、サブフレーム20に伝達される。すると、図12(B)で示すように、サブフレーム20の変形促進部30が車体前後方向に圧縮変形し、その衝突荷重Fに対する変形ストロークが確保される。
つまり、スペアタイヤ16から衝突荷重Fが加えられると、ロワーフレーム28の凹部40が車体上方側へ容易に折れ曲がり、それに伴ってアッパーフレーム26の車体前後方向略中央部が車体上方側へ折れ曲がる。そして更に、フランジ部25(張出部24)とフランジ部27との間のアッパーフレーム26が、車体上方向側へ折れ曲がる。したがって、上記衝突荷重Fが安定して吸収・緩和され、サブフレーム20の燃料タンク18への変位量が少なくなり(サブフレーム20が燃料タンク18に干渉し難くなり)、燃料タンク18の変形が防止又は最小限に抑制される。
また、変形促進部30(凹部40)の車幅方向の長さLは、スペアタイヤ16のホイール17の直径Rよりも長いため、スペアタイヤ16のホイール17から伝達される衝突荷重は、変形促進部30(凹部40)全体で受け止められる。したがって、サブフレーム20を効果的に圧縮変形させることができる。また、このような構成にしても、従来技術のようなエネルギー吸収部材が不要となるため(サブフレーム20自体がエネルギー吸収機能を有するため)、燃料タンク18の容量確保やスペアタイヤ16の大径化のためのスペース確保が可能となる。
なお、図示の変形促進部30としての凹部40は、ロワーフレーム28の車体前後方向略中央部にのみ形成されているが、この第5実施例に係る変形促進部30には、アッパーフレーム26の車体前後方向略中央部にのみ形成される場合も含まれる。すなわち、ロワーフレーム28には凹部を形成せず、アッパーフレーム26の車体前後方向略中央部にのみ、車体下方側に凸状となる(車体上方側では凹状となる)凹部40を形成しても、上記と同様の作用を奏する。
以上、上記第1実施例〜第5実施例の変形促進部30によれば、後面衝突時における燃料タンク18の変形を防止又は抑制でき、かつ燃料タンク18の容量確保とスペアタイヤ16の大径化のためのスペース確保とを両立させることができる。なお、この変形促進部30は、図示の形状に限定されるものではなく、車体前後方向の荷重に対して、サブフレーム20の車体前後方向の圧縮変形を可能とする形状とされていれば、他の形状とされていてもよい。
また、本実施形態に係る車両の後部構造10は、デュアルリンク式サスペンションやマクファーソンストラット式サスペンションにおいて、有効に適用可能である。すなわち、デュアルリンク式サスペンションやマクファーソンストラット式サスペンションでは、そのサスペンションからの振動は、ほぼ車幅方向側から入力されるため(図1参照)、上記第1実施例〜第5実施例のように構成したサブフレーム20の剛性変化は、サスペンションの性能に影響しない。よって、本実施形態に係る構成は、上記サスペンションを備えた車両に好適となる。
本実施形態に係る車両の後部構造の構成を示す概略平面図 第1実施例のサブフレームを示す概略斜視図 (A)後面衝突前の図2のX−X線矢視概略断面図、(B)後面衝突後の図2のX−X線矢視概略断面図 第2実施例のサブフレームを示す概略斜視図 第2実施例のサブフレームを示す概略斜視図 (A)後面衝突前の図4、図5のX−X線矢視概略断面図、(B)後面衝突後の図4、図5のX−X線矢視概略断面図 第3実施例のサブフレームを示す概略斜視図 第3実施例のサブフレームを示す概略斜視図 (A)後面衝突前の図7、図8のX−X線矢視概略断面図、(B)後面衝突後の図7、図8のX−X線矢視概略断面図 (A)後面衝突前の第4実施例のサブフレームの概略断面図、(B)後面衝突後の第4実施例のサブフレームの概略断面図 第5実施例のサブフレームを示す概略斜視図 (A)後面衝突前の図11のX−X線矢視概略断面図、(B)後面衝突後の図11のX−X線矢視概略断面図
符号の説明
10 車両の後部構造
12 リヤサイドメンバ
14 リヤフロアパネル
15 スペアタイヤ収容部
16 スペアタイヤ
17 ホイール
18 燃料タンク
20 サブフレーム
22 取付部
24 フランジ部
26 アッパーフレーム
28 ロワーフレーム
30 変形促進部
32 凹部
34 凹部
36 ビード部
38 ビード部
40 凹部
42 孔部
44 孔部

Claims (6)

  1. 車両後部の車幅方向両端部で車体前後方向に沿って設けられたリヤサイドメンバ間に連結されたサブフレームと、
    前記サブフレームの車体前方側に設けられた燃料タンクと、
    前記サブフレームの車体後方側に設けられたスペアタイヤ収容部と、
    前記サブフレームの車体前後方向略中央部の車幅方向に形成され、車体前後方向の荷重に対して、該サブフレームの車体前後方向の圧縮変形を可能とする変形促進部と、
    を備えたことを特徴とする車両の後部構造。
  2. 前記変形促進部は、スペアタイヤのホイール径以上の長さに亘って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の後部構造。
  3. 前記変形促進部は、前記サブフレームの上面及び下面の少なくとも何れか一方に形成された凹部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の後部構造。
  4. 前記変形促進部は、前記サブフレームの上面及び下面の少なくとも何れか一方に形成された孔部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の後部構造。
  5. 前記変形促進部は、前記サブフレームの上面及び下面の少なくとも何れか一方に形成された凹部を有し、該凹部の底面が車体前後方向に傾斜していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の後部構造。
  6. 前記サブフレームは、アッパーフレームとロワーフレームとを接合して構成され、
    前記変形促進部は、前記サブフレームの車体前後方向略中央部の断面積を、車体前部側及び車体後部側の断面積よりも小さくすることで形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の後部構造。
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