JP4880208B2 - 表示板及びこれを含む多重ドメイン液晶表示装置 - Google Patents

表示板及びこれを含む多重ドメイン液晶表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、表示板及びこれを含む液晶表示装置に関し、特に、広視野角を得るために画素を複数のドメインに分割する垂直配向液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、一般に、共通電極とカラーフィルター(color filter)などが形成されている上部基板と、薄膜トランジスタと画素電極などが形成されている下部基板との間に液晶物質を注入し、画素電極と共通電極に互いに異なる電位を印加することによって電界を形成し、液晶分子の配列を変更させ、これにより光の透過率を調節して画像を表示する装置である。
ところで、液晶表示装置は、視野角が狭いのが大きな短所である。このような短所を克服し、視野角を広くするための様々な方案が開発されているが、その中でも、液晶分子を上下基板に対し垂直に配向し、画素電極とその対向電極である共通電極に一定の切開パターンを形成したり、突起を形成する方法が有力視されている。
しかし、突起や切開パターンを形成する方法は、突起や切開パターン部分のために開口率が低下する。これを補うために、画素電極を最大に広いものに形成する超高開口率構造を考案したが、このような超高開口率構造では、隣接した画素電極間の距離が非常に近いので、画素電極間における側方向電場(lateral field)が強く形成される。そのため、画素電極の周縁に位置する液晶などが、この側方向電場の影響を受けて配向が乱れ、その結果テクスチャーや光漏れが発生する。
また、液晶の応答速度を確保するために、突起や切開パターンを多数配列し、液晶の分割配向された領域を8個以上に設ける場合にも、切開パターンや突起のため開口率が低下する。
そして、突起や切開パターンを有する垂直配向モードの液晶表示装置は、液晶の応答速度を向上させることに限界がある。その要因の一つは、駆動電圧印加時に、ドメインの周縁である切開パターンに隣接して配列されている液晶分子はフリンジフィールドによって配向方向が決まり急速に再配列されるが、ドメインの中央に配列されている液晶分子は、垂直方向に形成された電界のみの影響で、特定の配向方向が決まらない。したがって、ドメインの中央に位置する液晶分子は、ドメインの外郭に配列された液晶分子の配列によるズレや衝突によって再配向が決められるので、全体的に液晶分子の応答速度が増加するようになる。
本発明が目的とする技術的課題は、安定した多重ドメインを形成する表示板、及びこれを含む液晶表示装置を提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、開口率を確保することができ、液晶の応答速度を向上させる表示板、及びこれを含む液晶表示装置を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明では、ドメイン規制手段によって分割される画素のドメインの中央もしくは周縁に、ドメインの形状に沿って突起やスリットで補助ドメイン規制手段を配設する。
さらに詳細には、本発明の実施例による薄膜トランジスタ表示板は、絶縁基板、絶縁基板上に形成されている第1信号線、絶縁基板上に形成され、第1信号線と絶縁されて交差している第2信号線、第1信号線と第2信号線が交差して定義される画素ごとに形成されている画素電極、第1信号線、第2信号線、及び画素電極と連結されている薄膜トランジスタ、画素を複数のドメインに分割するドメイン規制手段、ドメインの形状に沿って形成され、ドメイン規制手段によって分割されるドメインの中央もしくは周縁に配置されている補助ドメイン規制手段を含む。
ドメイン規制手段は、液晶分子を複数の領域に分割配向する。補助ドメイン規制手段は、ドメイン規制手段によって形成されるフリンジフィールドを分割された領域全体に拡張させ、液晶分子の応答速度を向上させる。
この時、第2信号線は、画素の長さを単位として繰返し現れる屈折した部分と、第1信号線と交差する部分とを含むことができ、屈折された部分は、2以上の直線部を含み、第1信号線に対し実質的に±45°をなすのが好ましい。
ドメイン規制手段は、画素の上下二等分線に対し実質的に鏡状対称をなすことができ、ドメイン規制手段は、第1信号線と±45°をなすのが好ましい。このようにすれば、画素はドメイン規制手段によって複数のドメインに分割される。
ドメイン規制手段は、画素電極に形成されている切開部または画素電極の上部に形成されている突起から形成されることができ、補助ドメイン規制手段は、画素電極に形成されているスリット、または画素電極の上部に形成されている突起、または突起の階段部で形成される。
薄膜トランジスタ表示板は、第1信号線に沿ってのびている第3信号線をさらに含み、画素電極と連結される薄膜トランジスタの端子が第3信号線と重畳して保持容量を形成する。
本発明の他の実施例による薄膜トランジスタ表示板は、絶縁基板、絶縁基板上に形成され、ゲート電極を有するゲート線、ゲート線上に形成されているゲート絶縁膜、ゲート絶縁膜上に形成されている半導体層、半導体層上に形成されているソース電極を有するデータ線、及びゲート電極の上部でソース電極と各々対向するドレーン電極、半導体層の一部を覆う保護膜、ドレーン電極と電気的に連結され、周縁もしくは中央に形成されているスリットを有する画素電極を含む。
スリットは、フリンジフィールドを形成し、全体的に液晶分子の応答速度を向上させる。
データ線は、2以上の屈折された部分と、ゲート線と交差する部分とを有することができ、屈折された部分は、ゲート線と45°をなす第1部分とゲート線と-45°をなす第2部分とからなることが好ましい。この時、画素電極のデータ線と隣接する辺は、データ線に沿って屈折されていることが好ましい。隣接する画素間の側方向電界がドメインの形成を手伝う方向に働き、ドメインが安定に形成される。
ゲート線と平行に形成されている維持電極線及び維持電極線に連結され、維持電極線よりも広い幅の維持電極をさらに含む。ドレーン電極は、画素電極と連結される部分の幅が拡張されており、この部分が維持電極と重畳している。
保護膜の上部もしくは下部に形成されているカラーフィルターをさらに含むことができ、カラーフィルターは、データ線によって区分されている画素列に沿って赤色、緑色、及び青色のカラーフィルターが各々長く形成され、赤色、緑色、及び青色が繰返し現れるのが好ましい。
半導体層は、データ線下に形成され、データ線と実質的に同一の平面パターンを有するデータ線部と、ソース電極及びドレーン電極の下、及びその周辺に形成されているチャンネル部とを含むことができる。
そして、本発明の一実施例による液晶表示装置は、第1絶縁基板、第1絶縁基板上に形成されている第1信号線、第1絶縁基板上に形成され、第1信号線と絶縁されて交差している第2信号線、第1信号線と第2信号線が交差して定義される画素ごとに形成されている画素電極、第1信号線、第2信号線及び画素電極と連結されている薄膜トランジスタ、第1絶縁基板と対向している第2絶縁基板、第2絶縁基板上に形成されている共通電極、第1絶縁基板と第2絶縁基板のうちの少なくとも一方に形成されているドメイン規制手段、第1絶縁基板と第2絶縁基板のうちの少なくとも一方に形成され、ドメイン規制手段によって分割される画素のドメイン中央もしくは周縁にドメインの形状に沿って配置されている補助ドメイン規制手段、第1絶縁基板と第2絶縁基板との間に形成されている液晶層を含む。
液晶層に含まれている液晶は、負の誘電率異方性を有し、液晶はその長軸が第1基板及び第2基板に対し垂直に配向されているのが好ましい。偏光板を安価に製造でき、全てのドメインにおいて液晶の配向方向が偏光板の透過軸と45度をなすようになり、高い輝度を得ることができる。
第2信号線は屈折部を有し、ドメインの長辺は隣接した第2信号線の屈折部と実質的に平行であるのが好ましい。隣接する画素間の側方向電界がドメインの形成を手伝う方向に働くので、ドメインが安定に形成される。
補助ドメイン規制手段は、共通電極または画素電極の上部に形成されている突起もしくは突起の階段部、または、共通電極または画素電極が有するスリットであることができ、スリットの幅は2μmから5μmの間であるのが好ましい。補助ドメイン規制手段を設けることにより、開口率を確保でき、液晶分子の応答速度を向上させることができる。
ドメイン規制手段は、共通電極または画素電極が有する切開部であることができ、共通電極または画素電極の上部に形成されている突起であることもでき、切開部の幅は9μmから12μm間であるのが好ましい。
ドメインをその内部に含まれている液晶の主方向子が電界印加時に配列される方向によって分けると、4種類に分けられるのが好ましく、第1絶縁基板と第2絶縁基板の外側に各々配置されている第1偏光板と、第2偏光板とをさらに含み、第1偏光板の透過軸と第2偏光板の透過軸のうちのいずれか一方は第1信号線と平行であり、もう一方は垂直をなすのが好ましい。偏光板を安価に製造できると共に、全てのドメインにおいて液晶の配向方向が偏光板の透過軸と45度をなすようになり、高い輝度を得ることができる。
また、本発明の実施例による対向表示板は、絶縁基板、絶縁基板上に形成され、画素を定義する開口部を有するブラックマトリックス、絶縁基板の上部に全面的に形成されている共通電極、画素を複数のドメインに分割するドメイン規制手段、ドメイン形状に沿って形成され、ドメイン規制手段によって分割されるドメインの中央もしくは周縁に配置されている補助ドメイン規制手段を有する。
ドメイン規制手段により液晶分子を複数の領域に分割配向させ、補助ドメイン規制手段により開口率を確保しつつ液晶分子の応答速度を向上させることができる。
ドメイン規制手段も共通電極に形成されている切開部、または共通電極上部に形成されている突起であるのが好ましい。補助ドメイン規制手段は、共通電極に形成されているスリット、または共通電極の上部に形成されている突起や突起の階段部で形成されることができる。
ドメインが安定に形成され、偏光板を安価に製造できるとともに、高い輝度を得られる。さらに、開口率を確保でき、液晶分子の応答速度を向上させることができる。
添付した図面を参照して本発明の実施例について本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本発明は多様な形態に実現することができ、ここで説明する実施例に限定されない。
図面は、各種層及び領域を明確に表現するために、厚さを拡大して示している。明細書全体を通じて類似した部分については同一な図面符号を付けている。層、膜、領域、板などの部分が他の部分の“上に”あるとする時、これは他の部分の“すぐ上に”ある場合に限らず、その中間に更に他の部分がある場合も含む。逆に、ある部分が他の部分の“すぐ上に”あるとする時、これは中間に他の部分がない場合を意味する。
以下、図面を参考にして、本発明の実施例による多重ドメイン液晶表示装置について説明する。
<第1実施例>
[構成]
図1は本発明の第1実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板の配置図である。図2は本発明の第1実施例による液晶表示装置の共通電極表示板の配置図である。図3は本発明の第1実施例による液晶表示装置の配置図である。図4は図3のIV-IV´線による断面図である。図5は図3のV-V´線及びV´-V´´線による断面図である。
本発明の第1実施例による液晶表示装置は、薄膜トランジスタ表示板100と、これと対向している共通電極表示板200、及びこれら二つの表示板100、200の間に注入され、それに含まれている液晶分子310の長軸がこれら表示板100、200に対し垂直に配向されている液晶層300からなる。
まず、図1、図4及び図5を参照して、薄膜トランジスタ表示板について詳細に説明する。
絶縁基板110上に、横方向にゲート線121が形成されており、ゲート線121は突起状でゲート電極124を有し、ゲート線121の一端部129は外部回路との連結のために幅が拡張されている。絶縁基板110の上部に、ゲート駆動回路が直接配設されている他の実施例では、ゲート線121の端部129は接触部を持たず、ゲート駆動回路の出力端に直接連結される。
また、絶縁基板110上には、維持電極線131と維持電極133が形成されている。維持電極線131は、横方向にのびている維持電極133が連結されているが、維持電極133は菱形や長方形の形態であり、維持電極線131に対し45度傾斜されている。これは、ゲート線121とデータ線171とで定義される画素形状に沿って設けられたものである。
ゲート線121、124、129及び維持電極配線131、133は、物理的、化学的特性の優れたCrまたはMo合金などで形成される第1層124p、129p、131p、133pと、低い比抵抗を有するAlやAg、またはこれらの合金などで形成される第2層124q、129q、131q、133qの二重層に形成されている。これらのゲート線121、124、129及び維持電極配線131、133は、必要に応じて単一層や3重層以上に形成することもできる。
ゲート線121、124、129及び維持電極配線131、133の上には、ゲート絶縁膜140が形成されている。
ゲート絶縁膜140上には、非晶質シリコンなどの半導体からなる線状半導体層151が形成されている。半導体層151は、薄膜トランジスタのチャンネルを形成するチャンネル部154を有する。
半導体層151上には、シリサイドまたはn型不純物が高濃度にドーピングされているn+水素化非晶質シリコンなどの物質で形成される、線状抵抗性接触部材161及び島状抵抗性接触部材165が設けられている。線状抵抗性接触部材161はデータ線の下に位置し、ソース電極173の下の突出部163を有しており、島状抵抗性接触部材165はドレーン電極175の下に各々位置する。
抵抗性接触層161、165及びゲート絶縁膜140の上には、データ線171及びドレーン電極175が形成されている。データ線171は長くのびており、ゲート線121と交差して画素を定義する。データ線171は、分枝であり、抵抗性接触層163の上部までのびているソース電極173を有する。ドレーン電極175は、ソース電極173と分離され、ゲート電極124に対しソース電極173の反対側抵抗性接触層165の上部に位置する。データ線171の一端部179は、外部回路と連結するために幅が拡張されており、データ駆動集積回路が基板110の上部に形成されている他の実施例では、データ線171の端部179がデータ駆動集積回路の出力端に直接連結されている。
ここで、データ線171は、画素の長さを周期として、屈折された部分と縦にのびた部分とが繰返し現れるように形成されている。この時、データ線171の屈折された部分は、2つ以上、好ましくは2つの直線部からなり、これら2つの直線部のうちの一方はゲート線121に対し45°をなし、もう一方はゲート線121に対し-45°をなしている。データ線171の縦にのびた部分には、ソース電極173が連結されており、この部分がゲート線121及び維持電極線131と交差している。維持電極配線131、133は、2つの屈折された部分の間に配置され、画素の中央を横切ることができる。
この時、データ線171の屈折された部分と、縦にのびた部分との長の比は1:1乃至9:1の範囲(即ち、データ線171のうちの屈折された部分の比率が50%から90%の間)である。したがって、ゲート線121とデータ線171が交差して形成される画素は折れ曲がった帯状に形成される。
また、ドレーン電極175は、画素電極190と連結される部分が長方形に広く拡張され、維持電極133と重畳している。このように、ドレーン電極175は、維持電極133とゲート絶縁膜140のみを介在させて重畳することにより、十分な保持容量を形成する。
データ線171及びドレーン電極175の上には、有機絶縁膜からなる保護膜180が形成されている。ここで保護膜180は、感光性有機物質を露光及び現像して形成される。必要に応じて保護膜180を、感光性のない有機物質を塗布し、写真エッチング工程によって形成することもできるが、感光性有機物質で保護膜180を形成することと比べて形成工程が複雑になる。一方、保護膜180は、窒化ケイ素や酸化ケイ素などの無機絶縁物質で形成されることもできる。
保護膜180には、ドレーン電極を露出する接触孔185bと、データ線の幅が拡張されている端部179を露出する接触孔182bとが形成されている。また、ゲート線の幅が拡張されている端部179を露出する接触孔181bは、保護膜180と共にゲート絶縁膜140を通って形成されている。
この時、これらの接触孔181b、182b、185bの側壁181a、182a、185aは、基板面に対し30度から85度の範囲の緩慢な傾斜、あるいは階段状のプロファイル(profile)を有する。
また、これらの接触孔181b、182b、185bは、角のある模様や円形など種々な模様に形成でき、形状寸法は2mm×60μmを超えず、0.5mm×15μm以上であるのが好ましい。
保護膜180上には、接触孔181bを通じてドレーン電極175と連結されており、画素形状に沿って折れ曲がった帯状の画素電極190が形成されている。この時、画素電極190は、周縁がデータ線と重畳するくらい広く形成され、最大の開口率を確保している。
さらに、保護膜180上には、接触孔181b、182bを通じてゲート線の端部129とデータ線の端部179が各々連結されている接触補助部材81、82が形成されている。ここで、画素電極190及び接触補助部材81、82は、ITO(indium tin oxide)またはIZO(indium zinc oxide)で形成される。
次に、図2、図4及び図5を参照して、共通電極表示板について説明する。
ガラスなどの透明な絶縁物質からなる上部基板210の下面に、光漏れを防止するためのブラックマトリックス220と、赤、緑、青のカラーフィルター230とが形成されている。カラーフィルター230上には、有機物質からなるオーバーコート膜250が形成されている。オーバーコート膜250上には、ITOまたはIZOのような透明な導電物質からなり、切開部271を有する、共通電極270が形成されている。また、共通電極270には、切開部271の両側に配設されているスリット276が形成されているので、スリット276の両端は切開部271の両端に連結されることも、そうでないこともできる。
この時、切開部271は、液晶分子を複数の領域に分割配向するためのドメイン規制手段として働き、その幅は8μmから13μmの範囲であるのが好ましい。もし、ドメイン規制手段として切開部271の代わりに有機物の突起を設ける場合には、幅を5μmから10μmの範囲とするのが好ましい。スリット276は、液晶分子を複数の領域に分割配向する時に、切開部271によって形成されるフリンジフィールドを分割された領域全体に拡張させ、液晶分子の応答速度を向上させるための補助ドメイン規制手段として働き、その幅は2μmから5μmの範囲であるのが好ましい。
ここで、ブラックマトリックス220は、データ線171の屈折された部分に対応する線状部分と、データ線171の縦にのびた部分、及び薄膜トランジスタ部分に対応する三角形部分とを含む。
赤色、緑色、及び青色のカラーフィルター230は、ブラックマトリックス220によって区画される画素列に沿って縦に長く形成され、赤色・緑色及び青色が繰返し現れ、画素形状に沿って周期的に折れ曲がっている。
共通電極270の切開部271及びスリット276も屈折され、屈折された画素を左右に両分する形態とされている。そして、切開部271の両端は、さらに1度屈折され、一端はゲート線121と平行であり、もう一端はデータ線171の縦にのびた部分と平行である。さらに切開部271及びスリット276は、画素の上下二等分線に対し実質的に鏡状対称をなしている。また、切開部271及びスリット276は、ゲート線121と±45度をなしている
以上のような構造の薄膜トランジスタ表示板100と、共通電極表示板200とを結合させ、その間に液晶を注入し液晶層300を形成すれば、本発明の第1実施例による液晶表示装置の基本パネルが構成される。
液晶層300に含まれている液晶分子は、画素電極190と共通電極270との間に電界が印加されない状態で、その方向子が下部基板110と上部基板210に対して垂直をなすように配向されており、負の誘電率異方性を有する。この時、液晶分子310の配列は、主に表示板100、200の内側に形成されている配向膜11、21の配向力によって決められるが、そうでないこともできる。
下部基板110と上部基板210は、画素電極190がカラーフィルター230と対応して正確に重なるように整列される。このようにすれば、画素は切開部271によって複数のドメインに分割される。この時、画素は切開部271によって左右に両分されるが、画素の折れ曲がった部分を中心に上下の液晶の配向方向が互いに異なり、4種類のドメインに分割される。ドメインの長辺は、隣接するデータ線171の屈折部と並行である。
ここで、ドメイン分割は、切開部271と画素電極190の境界線で形成されるフリンジフィールドによって行われる。この時、画素の周縁の切開部271と、画素電極190の境界線に隣接して配列されている液晶分子は、フリンジフィールドの直接の影響で液晶の応答速度が速い。なお、本発明の実施例では、切開部271の両側に配設されているスリット276は、切開部271と画素電極190の境界線間の中央部まで、切開部271によって形成されるフリンジフィールドもしくはその影響力を拡張し、分割された画素の中央部に配置されている液晶分子の応答速度を向上させることができ、これによって分割された画素の中央部の輝度量も増加されることができる。しかし、スリットを適用しない場合には、ドメイン規制手段の隣接する二つの境界線間の中央部に位置した液晶分子は、フリンジフィールドの影響をほとんど受けず応答速度が遅く、これによって分割された画素の中央部では輝度量が低下する。
この時、ドメインの2長辺間の距離、即ち、ドメインの幅は10μmから30μmの範囲であるのが好ましい。そして、一画素に含まれるドメインの数は、画素の大きさが100μm×300μm未満であれば4個であり、100μm×300μm以上であれば4個または8個であるのが好ましい。
液晶表示装置は、このような基本パネルの両側に偏光板12、22、バックライト、補償板などの要素を配設して構成される。この時、偏光板12、22は、基本パネルの両側に各々一つずつ配置され、その透過軸はゲート線121に対し一方は平行であり、もう一方は垂直をなすように配置される。
以上のような構造の液晶表示装置を形成すれば、液晶に電界が印加された時に、各ドメイン内の液晶がドメインの長辺に対し垂直をなす方向に傾くようになる。ところで、この方向は、データ線171に対し垂直をなす方向であるので、データ線171を隔てて隣接する二つの画素電極190間に形成される側方向電界により液晶が傾く方向と一致するものであり、側方向電界が各ドメインの液晶の配向を手伝うようになる。
液晶表示装置では、データ線171の両側に位置する画素電極に極性が反対である電圧を印加する点反転駆動、列反転駆動、2点反転駆動などの反転駆動方法を一般に使用するので、側方向電界はほとんど常に発生し、その方向はドメインの液晶の配向を手伝う方向となる。
また、偏光板の透過軸をゲート線121に対し垂直あるいは平行な方向に配置するので、偏光板を安価に製造することができるほか、全てのドメインで液晶の配向方向が偏光板の透過軸と45度をなし、高い輝度を得られる。
しかし、データ線171が屈折され配線の長さが増加するようになるが、データ線171の屈折部が50%を占めるとき、配線の長さは約20%増加する。データ線171の長さが増加すれば、配線の抵抗や負荷が増加し、信号の歪曲が大きくなる問題点がある。ところが、超高開口率構造では、データ線171の幅を十分に広く形成することができ、厚い有機物保護膜180を使用するので、配線の負荷も十分小さく、データ線171の長さの増加による信号の歪曲問題も無視できるようなものである。
以上のような構成を有する液晶表示装置は、データ線を屈折させて画素を折れ曲がった帯状に形成しているので、隣接する画素間の側方向電界がドメインの形成を手伝う方向に働き、ドメインが安定に形成される。また、偏光板の透過軸をゲート線に対し垂直あるいは平行な方向に配置するので、偏光板を安価に製造できるとともに、全てのドメインにおいて液晶の配向方向が偏光板の透過軸と45度をなすようになり、高い輝度を得ることができる。
さらに、分割された画素のドメインの中央もしくは周縁に、スリット、突起または階段部で形成された突起を補助ドメイン規制手段として追加することにより、開口率を確保できるほか液晶分子の応答速度を向上させることができる。
[製造方法]
このような構造の液晶表示装置で、薄膜トランジスタ表示板を製造する方法について説明する。
図6a及び図6bは、本発明の第1実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板を製造する中間工程における断面図である。図7a及び図7bは図6a及び図6bに続く工程の断面図である。
まず、図6a及び図6bに示したように、CrまたはMo合金などで形成される第1金属層124p、129p、133pと、低い比抵抗を有するAlまたはAgまたはこれらを含む合金などで形成される第2金属層124q、129q、133qとをスパッタリングなどの方法で連続積層し、マスクを用いた第1写真エッチング工程で乾式エッチングまたは湿式エッチングを施し、基板110上にゲート線121と維持電極線131及び維持電極133を含む維持配線を形成する(第1マスク)。
次に、ゲート絶縁膜140、水素化非晶質シリコン層、及びリン(P)などのn型不純物が高濃度にドーピングされている非晶質シリコン層を化学気相蒸着法を利用して、各々1,500Å乃至5,000Å、500Å乃至2,000Å、300Å乃至600Åの厚さに連続蒸着し、マスクを用いた写真エッチング工程によりドーピングされた非晶質シリコン層と非晶質シリコン層を順にパターニングして、チャンネル部が連結されている抵抗性接触層と突出部154を有する線状の半導体151を形成する(第2マスク)。
次に、CrまたはMo合金などで形成される第1金属層171p、173p、175p、179pと、AlまたはAgまたはこれらを含む合金などで形成される第2金属層171q、173q、175q、179qなどの導電体層をスパッタリングなどの方法で1,500Å乃至3,000Åの厚さに蒸着した後、マスクを用いた写真エッチング工程でパターニングしてデータ線171及びドレーン電極175を形成する(第3マスク)。
次に、ソース電極173とドレーン電極175とで遮られない抵抗性接触層をエッチングし、ソース電極173とドレーン電極175との間の半導体層154を露出し、両側に分離された抵抗性接触部材163、165を形成する。
次に、図7a及び図7bに示したように、感光性有機絶縁物質を塗布して保護膜180を形成し、スリット部分501を有する光マスク500を通じて露光する。
この時、光マスクのスリット部分501は、接触孔181b、182b、185bの段差問題を和らげるために、接触孔の側壁181a、182a、185aの傾斜を緩慢なものにししたり、あるいは階段状プロファイルを有するものにするための部分であって、接触孔の側壁181a、182a、185aとなる部分に対応するように配設する。
このように、スリット部分501を有する光マスクを通じて保護膜180を露光すれば、図7a及び図7bに示したように、保護膜180の接触孔181b、182b、185bになる部分は全て感光され、接触孔の側壁181a、182a、185aになる部分は部分的に感光される。感光されたとは、光によってポリマーが分解されたことを意味する。
引続き、保護膜180を現像して接触孔181b、182b、185bとその側壁181a、182a、185aとを形成する(第4マスク)。
次に、図4及び図5に示したように、接触孔181b、182b、183bを通じて露出されている配線の第2金属層129q、175q、179qをエッチングを施して除去し、ITOまたはIZOを400Å乃至500Åの厚さに蒸着し、写真エッチングして画素電極190及び接触補助部材81、82を形成する(第5マスク)。
<第2実施例>
[構成]
第1実施例では、5枚のマスクを用いる製造方法で完成された薄膜トランジスタ表示板について説明したが、薄膜トランジスタ表示板は製造費用を節減するために4枚のマスクを用いて形成されることもできる。また、共通電極は、切開部の両側に二つ以上のスリットを有することができる。これについて、図8乃至図13bを参照して詳細に説明する。
図8は本発明の第2実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板の配置図である。図9は本発明の第2実施例による液晶表示装置用共通電極表示板の構造を示した配置図である。図10は図8のX-X´線及びX´-X´´線による断面図である。図11は図8のXI-XI´線及びXI´-XI´´線による断面図である。図10で、薄膜トランジスタ表示板と共通電極表示板を整列した液晶表示装置が示されている。
第2実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板は、4枚のマスク工程で作製したものであり、5枚のマスク工程によって作製された薄膜トランジスタ表示板と比べて次のような特徴を有する。
データ線171及びドレーン電極175の下にこれと実質的に同一のパターンで線状及び島状の抵抗性接触部材161、163、165が形成されており、ソース電極173とドレーン電極175との間のチャンネル部が連結されることを除いて、線状半導体151、154もデータ線と実質的に同一のパターンを有する。
図9及び図10のように、本発明の第2実施例による液晶表示装置用共通電極表示板200には、開口部271を有する共通電極270が形成されており、第1実施例と異なって4つのスリット276が形成されている。
以上のような構成を有する共通電極用表示板を用いた液晶表示装置は、データ線を屈折させて画素を折れ曲がった帯状に形成しているので、隣接する画素間の側方向電界がドメインの形成を手伝う方向に働き、ドメインが安定に形成される。また、偏光板の透過軸をゲート線に対し垂直あるいは平行な方向に配置するので、偏光板を安価に製造できるとともに、全てのドメインにおいて液晶の配向方向が偏光板の透過軸と45度をなすようになり、高い輝度を得ることができる。
さらに、分割された画素のドメインの中央もしくは周縁に、スリット、突起または階段部で形成された突起を補助ドメイン規制手段として追加することにより、開口率を確保できるほか液晶分子の応答速度を向上させることができる。
[製造方法]
以上のような構造的特徴を有する薄膜トランジスタ表示板の製造方法について説明する。
図12a及び図12bは本発明の第2実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板を製造する中間工程の断面図である。図13a及び図13bは図12a及び図12bに続く工程の断面図である。
まず、図12a及び12bに示したように、CrまたはMo合金などで形成される第1金属層124p、129p、131p、133pと、低い比抵抗を有するAlまたはAgまたはこれらを含む合金などで形成される第2金属層124q、129q、131q、133qをスパッタリングなどの方法で連続積層し、マスクを用いた第1写真エッチング工程で乾式もしくは湿式エッチングを施して、基板110上にゲート線121と維持電極配線131、133を形成する(第1マスク)。
次に、窒化ケイ素からなるゲート絶縁膜140、非晶質シリコン層150、n型不純物が高濃度にドーピングされた非晶質シリコンからなる接触層160を化学気相蒸着法を利用して、各々1,500Å乃至5,000Å、500Å乃至2,000Å、300Å乃至600Åの厚さに連続蒸着する。次いで、CrまたはMo合金などで形成される第1金属層170pと、低い比抵抗を有するAlまたはAgまたはこれらを含む合金などで形成される第2金属層170qとをスパッタリングなどの方法で連続積層する。その上に感光膜(PR)を1μm乃至2μmの厚さに塗布した後に、光マスク(図示せず)を通じて感光膜に光を照射し、現像する。現象された感光膜(PR)の厚さは位置によって異なるが、感光膜(PR)は厚さが次第に薄くなり、配線領域に位置した第1部分とチャンネル領域に位置した第2部分とその他の領域に位置した第3部分とからなり、第3部分は厚さは0であり、その下の導電体層170qが露出される。第1部分と第2部分との厚さの比は、後続工程における工程条件によって異なるが、第2部分の厚さを第1部分の厚さの1/2以下とするのが好ましい。例えば、4,000Å以下であるのが良い。図12a及び図12bで、斜線で示す部分は、現象後に感光膜が除去される部分であり、“PR”は残された感光膜パターンを示す。
このように、位置によって感光膜の厚さを異ならせる方法には、様々な方法があり、露光マスクに透明領域(transparent area)と遮光領域(light blocking area)だけでなく、半透明領域(translucent area)を設けるのがその例である。半透明領域には、スリット(slit)パターン、格子パターン(lattice pattern)、または透過率が中間であるか、あるいは厚さが中間である薄膜が備えられる。スリットパターンを用いる際には、スリットの幅やスリット間の間隔が写真工程に使用される露光器の分解能(resolution)より小さいのが好ましい。他の例としては、リフローが可能な感光膜を用いる方法である。即ち、透明領域及び遮光領のみを有する通常のマスクにリフロー可能な感光膜パターンを形成した後、リフローさせて、感光膜が残留しない領域に流すことによって、薄い部分を形成する。
好適な工程条件を付与すれば、感光膜の厚さの差により、下部層を選択的にエッチングを施すことができる。したがって、一連のエッチング工程を通じて、13a及び13bに示したような複数のソース電極173を各々含む複数のデータ線171、複数のドレーン電極175を形成し、複数の突出部163を各々含む複数の線状抵抗性接触部材161、及び複数の島状抵抗性接触部材165、そして複数の突出部154を含む複数の線状半導体151を形成する。
説明の便宜上、配線領域に位置した導電体層170p、170q、不純物非晶質シリコン層160、真性非晶質シリコン層150の部分を第1部分とし、チャンネル領域に位置した導電体層170p、170q、不純物非晶質シリコン層160、真性非晶質シリコン層150の部分を第2部分とし、その他の領域に位置した導電体層170p、170q、不純物非晶質シリコン層160、真性非晶質シリコン層150の部分を第3部分とする。
このような構造を形成する順序の一例は次の通りである。
(1)その他の領域に位置した導電体層170p、170q、不純物非晶質シリコン層160、及び非晶質シリコン層150の第3部分を除去、
(2)チャンネル領域に位置した感光膜の第2部分を除去、
(3)チャンネル領域に位置した導電体層170p、170q及び不純物非晶質シリコン層160の第2部分を除去、そして
(4)配線領域に位置した感光膜の第1部分を除去。
そして、このような構造を形成する順序の他の例は、次の通りである。
(1)その他の領域に位置した導電体層170p、170qの第3部分を除去、
(2)チャンネル領域に位置した感光膜の第2部分を除去、
(3)その他の領域に位置した不純物非晶質シリコン層160及び非晶質シリコン層150の第3部分を除去、
(4)チャンネル領域に位置した導電体層170p、170qの第2部分を除去、
(5)配線領域に位置した感光膜の第1部分を除去、そして
(6)チャンネル領域に位置した不純物非晶質シリコン層160の第2部分を除去。
ここでは、第1の例について説明する。
まず、図12a及び図12bで、感光膜パターン(PR)をエッチングマスクとしてその他の領域に露出されている導電体層の上部膜170q及び下部膜170pを湿式または乾式エッチングを施して除去し、下部の不純物非晶質シリコン層160の第3部分を露出させる。アルミニウム系列の導電膜は、主に湿式エッチングを施し、モリブデン系列の導電膜は湿式及び乾式エッチングを選択的に施すことができ、上部膜170q及び下部膜170pの二重膜は、一つの湿式エッチング条件でパターニングを行うこともできる。
乾式エッチングを施す場合、感光膜(PR)の上の部分がある程度の厚さが削られたりもする。
次に、その他の領域に位置した不純物非晶質シリコン層160及びその下部の真性非晶質シリコン層150の第3部分を除去するとともに、チャンネル領域の感光膜の第2部分を除去して下の上部膜170q第2部分を露出させる。感光膜の第2部分の除去は、不純物非晶質シリコン層160及び真性非晶質シリコン層150の第3部分の除去と同時に行うか、あるいは別々に行う。チャンネル領域に残る第2部分の残留物は、アッシング処理を施して除去する。
この段階で、線状真性半導体151が完成する。この時、線状抵抗性接触部材161と島状抵抗性接触部材165がまだ分離されていない状態にある線状の不純物非晶質シリコン層160を以下では(線状の)不純物半導体という。
ここで、導電体層の下部膜170pを乾式エッチングでパターニングする場合、その下部の不純物非晶質シリコン層160と真性非晶質シリコン層150を連続して乾式エッチングを施すことによって製造工程を単純化することができる。この場合、同一のエッチングチャンバーで三層膜170p、160、150に対し乾式エッチングを連続して施すインサイト(in-situ)法で行うことも、そうでないこともできる。
次に、図13a及び図13bのように、チャンネル領域に位置した導電体170p、170q及び抵抗性接触層の第2部分をエッチングを施して除去する。そして、残っている感光膜の第1部分も除去する。
この時、チャンネル領域に位置した線状半導体151の突出部154上の部分が除去され厚さが薄くなることもあり、感光膜の第1部分もこの時ある程度の厚さがエッチングされる。
このようにすれば、データ線171と複数のドレーン電極175に分離されて完成され、線状抵抗性接触部材161と複数の島状型抵抗性接触部材165に分かれて完成される。
この後の製造工程は、第1実施例と同一である。
以上のような第2実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板の製造方法では、データ線171及びドレーン電極175と半導体層とを一つのマスクを用いた写真エッチング工程でパターニングすることによって製造費用を節減することができる。
<第3実施例>
[構成]
前記第1実施例及び第2実施例では、カラーフィルターが共通電極表示板に形成されているが、薄膜トランジスタ基板に形成することもでき、フリンジフィールドの領域を拡張するスリットは、画素電極に配設されることができる。このような構造について、第3実施例として説明する。
図14は本発明の第3実施例による液晶表示装置の配置図である。図15は図14の液晶表示装置のXV-XV´線による断面図である。図16は図14のXVI-XVI´線及びXVI´-XVI´´線による断面図である。
まず、薄膜トランジスタ表示板について詳細に説明する。
ほとんどの層状構造は、図1、図4及び図5と同一である。
ところで、データ線171とドレーン電極175で遮られない半導体154を覆う第1保護膜801の上には、赤色、緑色、及び青色のカラーフィルター230R、230G、230Bが形成されている。カラーフィルター230R、230G、230Bは、各々データ線171によって区画される画素列に沿って縦に長く形成され、画素形状に沿って周期的に屈折されている。また、カラーフィルター230R、230G、230Bは、隣接するカラーフィルター230R、230G、230Bがデータ線171上で互いに部分的に重なっており、データ線171の上で丘をなしている。
カラーフィルター230R、230G、230B上には、感光性有機物質からなる第2保護膜802が形成されている。第2保護膜802もカラーフィルター230R、230G、230Bの重畳によって形成された丘に沿って丘をなしている。このように、有機膜の丘は配向膜の傾斜面を調節し、ドメイン規制手段として働き、各ドメインにおける液晶の方向制御力が強化される。
この時、カラーフィルター230R、230G、230Bは、ドレーン電極175上では除去されており、ドレーン電極175を露出する接触孔181bは、第1及び第2保護膜801、802のみを通っている。また、画素を構成しないゲート線の端部129とデータ線の端部179にもカラーフィルター230R、230G、230Bを形成しない。
一方、第2保護膜802も窒化ケイ素もしくは酸化ケイ素のような無機絶縁物質で形成することもできる。
第2保護膜802上には、接触孔181bを通じてドレーン電極175と連結され、画素形状に沿って折れ曲がった帯状に画素電極190が形成されている。
この時、画素電極190の周縁には、画素形状に沿って折れ曲がった形状のスリット196が形成されている。この時、スリット196は、第1実施例のように画素電極190の周縁に形成されるフリンジフィールドを分割された画素の中央部まで拡張させる補助ドメイン規制手段として働き、液晶の応答速度を向上させる機能を有し、二つ以上を配置することもできる。
対向表示板の構造は、図2及び図4とほぼ同一であるが、第3実施例の対向表示板は、カラーフィルターを有しない。
このような構造の液晶表示装置は、第1実施例における長点のほかにも、カラーフィルター230R、230G、230Bが薄膜トランジスタ基板に形成されるので、二つの表示板の整列マージンが拡大され、オーバーコート膜250を省略することができるなど更なる長点がある。
[製造方法]
前記のような構造の液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板の製造方法は、第1実施例による薄膜トランジスタ表示板の製造方法で、感光性有機膜を塗布して保護膜180を形成し、接触孔181b、182b、185bを形成する工程を、第1保護膜を蒸着する工程、色素が添加された感光物質を塗布、露光及び現像する過程を3回繰り返して、赤、緑、青のカラーフィルター230R、230G、230Bを形成する工程、感光性有機膜を塗布して第2保護膜802を形成して第2保護膜802を通る接触孔を形成する工程、及び第2保護膜802を通る接触孔を通じて露出される第1保護膜801をエッチングを施して除去する工程に代替したものである。
本発明の第3実施例で、第2保護膜802は省略できるが、色素などの異物をほとんど放出しないカラーフィルター230R、230G、230Bを使用するときに可能である。
また、本発明の他の実施例では、第3実施例における第1保護膜801を省略できる。
<第4実施例>
[構成]
一方、本発明の第1乃至第3実施例では、液晶分子を複数のドメインに分割配向するための分割配向手段として切開部を利用する場合についてのみ説明したが、分割配向手段として突起を利用することもできる。これについて、図面を参照して具体的に説明する。
図17は本発明の第4実施例による液晶表示装置用対向表示板の構造を示した配置図である。図18は図17の対向表示板を含む液晶表示装置の構造を示した配置図である。図19及び図20は図18の液晶表示装置のXIX-XIX´線、XX-XX´線、XX´-XX´´線による断面図である。
ここで、薄膜トランジスタ表示板の構造は図1と同一であるので省略した。
図17乃至図19のように、本発明の第4実施例による液晶表示装置の対向表示板には、ガラスなどの透明な絶縁基板210の下面に光漏れを防止するためのブラックマトリックス220が形成されており、ブラックマトリックス220の上に、赤、緑、青のカラーフィルター230が画素ごとに順次に形成されており、カラーフィルター230上には、有機物質または窒化ケイ素からなるオーバーコート膜250が形成されている。オーバーコート膜250の上には、ITOまたはIZOのような透明な導電物質からなる共通電極270が形成されており、共通電極270の上部には、感光性有機絶縁物質からなり、階段状の側壁を有する突起281が形成されている。突起281は、中央部に位置し、第1の厚さを有する第1部分281bと、第1部分の両側に位置し、第1の厚さより薄い第2の厚さを有する第2部分281aの階段部を含む。
この時、突起281は、切開部と共に液晶分子を複数の領域に分割配向するためのドメイン規制手段として働く。即ち、突起281の傾斜面に沿って形成される配向膜21の傾斜面に対し垂直に配向力が形成され、液晶分子はこのような配向力によって複数の領域に分割配向される。
このような本発明の第4実施例による液晶表示装置では、突起281の階段部である第2部分281aは、液晶分子を配向するための配向力を分割された画素の中央部まで拡張させ、第1実施例乃至第3実施例のスリット276のように補助ドメイン規制手段として働く。液晶分子を複数の領域に分割配向する時に、突起281による配向膜21の傾斜面を画素の中央部にまで延長させ、配向力による液晶分子の応答速度を向上する手段として働く。その結果、第1実施例と同等の作用効果を奏することができる。
<第5実施例>
[構成]
一方、本発明の第1乃至第4実施例では、補助ドメイン手段がドメインの周縁に配置されているが、ドメインの中央に配置されることもできる。これについて、図面を参照して具体的に説明する。
図21は本発明の第5実施例による液晶表示装置用対向表示板の構造を示した配置図である。図22は図21の対向表示板を含む液晶表示装置の配置図である。図23は図22の液晶表示装置のXXIII-XXIII’線による断面図である。
ここで、薄膜トランジスタ表示板の構造は図1と同一であるので省略し、ゲート線121の端部とデータ線171の端部は、ゲート駆動集積回路の出力端及びデータ駆動回路の出力端に各々連結されており、図5と同一の接触部の構造は省略した。
図21乃至図23のように、本発明の第5実施例による液晶表示装置の対向表示板200のオーバーコート膜250の上には、ITOまたはIZOなどの透明な導電物質からなり、共通電極270が形成されている。共通電極270は、切開部271とスリット276を有するが、第1実施例とは異なって、スリット276は折れ曲がった画素中央を横切ってなされる。
この時、スリット276は、液晶分子を複数のドメインに分割配向する時に、ドメインの中央にフリンジフィールドを形成して、ドメインの中央に配置されている液晶分子が任意方向に配向されるように配向方向を付与し、全体的に液晶分子の応答速度を向上させる補助ドメイン規制手段として働くものである。その幅は2μmから5μmの範囲であるのが好ましい。即ち、ドメイン分割は、切開部271と画素電極190の境界線で形成されるフリンジフィールドによって行われる。この時、画素の周縁の切開部271と画素電極190の境界線に隣接するように配列されている液晶分子は、フリンジフィールドの直接的な影響で液晶の応答速度が速い。なお、本発明の実施例では、前述したように、分割されたドメインの中央に配置されているスリット276は、切開部271と画素電極190の境界線の間の中央、ドメインの中央にフリンジフィールドを形成して分割されたドメイン中央部に配置されている液晶分子の応答速度を向上させ、これにより、分割された画素の中央部の輝度量も増加させることができる。これにより、画素の開口率を確保しつつ液晶層の応答速度を向上させることができる。
ここで、画素電極190の境界線も切開部271と共に分割されたドメインの形状を定義するドメイン規制手段として働くものである。
以上の構成を有する対向表示板を用いた液晶表示装置は、第1実施例と同様の作用効果を奏することができる。
<第6実施例>
一方、本発明の第6実施例による液晶表示装置は、本発明の第2実施例と同様の薄膜トランジスタ表示板を有しており、補助ドメイン手段であるドメインが二つ以上であることもでき、これについて図面を参照して具体的に説明する。
図24は本発明の第6実施例による液晶表示装置用対向表示板の配置図である。図25は図24の対向表示板を含む液晶表示装置の断面図である。
図24及び図25のように、本発明の第6実施例による液晶表示装置の構造は、図10と同一である。
ところで、本発明の第6実施例による液晶表示装置用対向表示板200には、開口部271を有する共通電極270が形成されており、第5実施例と異なって、4つのスリット276が画素が分割されたドメインの中央に形成されている。
以上の構成を有する液晶表示装置は、第1実施例と同様の作用効果を奏することができる。
<第7実施例>
一方、本発明の第7実施例による液晶表示装置は、本発明の第3実施例のように、薄膜トランジスタ表示板がカラーフィルターを有することができ、画素電極が補助ドメイン規制手段を有することができる。これについて、図面を参照して具体的に説明する。
図26は本発明の第7実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板の配置図である。図27は図26のXXVII-XXVII’線による薄膜トランジスタ表示板における液晶表示装置の断面図である。
図26及び図27のように、本発明の第7実施例による液晶表示装置の構造は、図14及び図15と同一である。
ところで、本発明の第7実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板には、第5及び第6実施例と異なって、画素電極190がスリット196を有する。
一方、第1乃至第7実施例では、画素が1度屈折されている形状について説明したが、データ線の形態を変形して、画素を2度屈折された形状に形成することもできる。
以上の構成を有する液晶表示装置は、第1実施例と同様の作用効果を奏することができる。
<第8実施例>
画素を屈折された形状に形成せず、ドメイン規制手段は種々な形態を有することができ、図面を参照して一実施例を説明する。
[構成]
図28は本発明の第8実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板の配置図である。図29は本発明の第8実施例による液晶表示装置用対向表示板の配置図である。図30は本発明の第8実施例による液晶表示装置の配置図である。図31は図30の液晶表示装置のXXXI-XXXI´線による断面図である。
液晶表示装置は、下側の薄膜トランジスタ表示板100とこれと対向している上側の対向表示板200、及びこれらの間に形成され、二つの表示板100、200に対してほぼ垂直に配向されている液晶分子310を含む液晶層300からなる。
ガラスなどの透明な絶縁物質からなる薄膜トランジスタ表示板100には、ITOまたはIZOのような透明な導電物質からなり、切開部191、192、193を有している画素電極190が形成されており、各画素電極190は、薄膜トランジスタに連結され画像信号電圧の印加を受ける。この時、薄膜トランジスタは、走査信号を伝達するゲート線121と、画像信号を伝達するデータ線171に各々連結され、走査信号に従って画素電極190をオン(on)オフ(off)する。また、薄膜トランジスタ表示板100の下面には、下部偏光板12が付着されている。ここで、画素電極190は、反射型液晶表示装置である場合、透明な物質からならないこともあり、そのときは下部偏光板12も不要である。
ガラスなどの透明な絶縁物質からなる対向表示板200には、画素の周縁で発生する光漏れを防止するためのブラックマトリックス220と、赤、緑、青のカラーフィルター230及びITOまたはIZOなどの透明な導電物質からなっている基準電極270が形成されている。ブラックマトリックス220は、画素領域の周囲部分だけでなく、基準電極270の切開部271、272、273と重畳する部分にも形成できる。これは、切開部271、272、273により発生する光漏れを防止するためである。
薄膜トランジスタ表示板100には、下部絶縁基板110上に横方向にゲート線121が形成されている。ゲート線121には、ゲート電極124が突起状に形成されており、ゲート線121の一端部の付近に位置した部分129は、外部からのゲート信号をゲート線121に伝達する。絶縁基板110上には、ゲート線121と平行に維持電極線131が形成されている。維持電極線131は、縦方向に形成されている二つの維持電極133a、133bと連結されており、この二つの維持電極133a、133bは、横方向維持電極133cによって互いに連結されている。この時、維持電極線131は、2つ以上であることもできる。ゲート線121、ゲート電極124、維持電極線131、及び維持電極133は、アルミニウムまたはクロムなどの金属で形成される。この時、これらは単一層で形成されることも、クロム層とアルミニウム層を連続積層してなる二重層に形成されることもできる。
ゲート線121と維持電極線131及び維持電極133a、133bの上には、窒化ケイ素(SiNx)などからなるゲート絶縁膜140が形成されている。
ゲート絶縁膜140の上には、縦方向にデータ線171が形成されている。データ線171には、分枝としてソース電極173が形成されており、ソース電極173に隣接するドレーン電極175が形成されており、データ線171の一端の付近に位置した部分179は、外部からの画像信号をデータ線171に伝達する。また、ゲート絶縁膜140上には、ゲート線121と重畳する橋部金属片172が形成されている。データ線171、ドレーン電極175、及び橋部金属片172もゲート線121と同様に、クロムとアルミニウムなどの導電物質を含む導電膜で形成され、かつ、単一層や多重層に形成されることができる。
ソース電極173とドレーン電極175の下部には、薄膜トランジスタのチャンネル部として使われる非晶質シリコン層154が形成されており、データ線171の下にも、線状に非晶質シリコン層151を縦に長く連結している。非晶質シリコン層151の上には、ソース及びドレーン電極173、175と、チャンネル部非晶質シリコン層154との間の接触抵抗を低減させるための抵抗性接触部材163、165が形成されている。線状の接触部材161もデータ線171に沿ってその下部にのびており、n型不純物として高濃度にドーピングされた非晶質シリコンを使用する。
データ線171などの上には、窒化ケイ素などの無機絶縁物や樹脂などの有機絶縁物質からなる保護膜180が形成されている。保護膜180には、ドレーン電極175を露出させる接触孔185が形成されている。
保護膜180上には、切開部191、192、193を有する画素電極190が形成されている。画素電極190は、ITOまたはIZOのような透明導電体や、アルミニウム(Al)のような光反射特性の優れた不透明導電体を用いて形成する。画素電極190に形成されている切開部191、192、193は、画素電極190を上下に両分する位置に横方向に形成されている横切開部192と、両分された画素電極190の上下部分に各々斜線方向に形成されている斜線切開部191、193とを含む。この時、上下の斜線切開部191、193は、互いに垂直をなしている。これは、フリンジフィールドの方向を4方向に均一に分散させるためである。また、画素電極190の切開部191、192、193の間には、スリット196a、196b、196c、196d、196e、196fが形成されている。これは画素電極190の切開部191、192、193と基準電極270の切開部271、272、273との間に配置され、これらによって分割されるドメインの中央にフリンジフィールドを形成し、全体的に液晶分子の応答速度を向上させる。
また、画素電極190と同一の層には、ゲート線121を隔てて互いに隣接する画素の維持電極133aと、維持電極線131を連結する維持配線連結橋91が形成されている。維持配線連結橋91は、保護膜180とゲート絶縁膜140にかけて形成されている接触孔183、184を通じて、維持電極133a及び維持電極線131に接触されている。維持配線連結橋91は、橋部金属片172と重畳しており、これらは互いに電気的に連結されることもできる。維持配線連結橋91は、下部基板110上の維持配線全体を電気的に連結する役割する。このような維持配線は、必要に応じて、ゲート線121やデータ線171の欠陥の修理に利用でき、橋部金属片172は、このような修理のためにレーザーを照射する時に、ゲート線121と維持配線連結橋91の電気的な連結を補助するために形成する。
保護膜180上には、ゲート接触補助部材81とデータ接触補助部材82とが形成されている。ゲート接触補助部材81は、保護膜180とゲート絶縁膜140にかけて形成されている接触孔181を通じてゲート線の端部129に連結されており、データ接触補助部材82は、保護膜180に形成されている接触孔182を通じてデータ線の端部179に連結されている。
対向表示板200には、上部の絶縁基板210に画素の周縁から光が漏れるのを防止するためのブラックマトリックス220が形成されている。ブラックマトリックス220上には、赤、緑、青のカラーフィルター230が形成されている。カラーフィルター230上には、全面的に平坦化膜250が形成されており、その上には、切開部271、272、273を有する基準電極270が形成されている。基準電極270は、ITOまたはIZOのような透明な導電体で形成される。
基準電極270の切開部271、272、273は、画素電極190の斜線開口部191、193を介在しており、これと並ぶ斜線部と画素電極190の辺と重なっている屈折部を含む。この時、屈折部は、縦方向の屈折部と横方向の屈折部とに分けられる。
[製造方法]
以上のような構造の薄膜トランジスタ基板とカラーフィルター基板とを整列して張り合わせ、その間に液晶物質を注入して垂直配向すれば、本発明による液晶表示装置の基本構造が備えられる。薄膜トランジスタ基板とカラーフィルター基板を整列した時に、画素電極190の切開部191、192、193と基準電極270の切開部271、272、273は、画素領域を複数のドメインに分割する。これらのドメインは、その内部に位置する液晶分子の平均長軸方向によって4種類に分類される。
このようにして製造された液晶表示装置は、第1実施例と同様の作用効果を奏する。
以上では、本発明の好ましい実施例を参照して説明したが、該当技術分野の熟練した当業者は特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更することができる。
本発明の第1実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板の配置図である。 本発明の第1実施例による液晶表示装置の共通電極表示板の配置図である。 本発明の第1実施例による液晶表示装置の配置図である。 図3のIV-IV´線による断面図である。 図4のV-V´線及びV´-V´´線による断面図である。 本発明の第1実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板を製造する中間工程における断面図である。 本発明の第1実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板を製造する中間工程における断面図である。 図6aに続く工程の断面図である。 図6bに続く工程の断面図である。 本発明の第2実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板の配置図である。 本発明の実施例による液晶表示装置用共通電極表示板の配置図である。 図8及び図9の薄膜トランジスタ表示板と共通電極表示板を含む図8のX-X´線による断面図である。 図8及び図9の薄膜トランジスタ表示板と共通電極表示板を含む図8のXI-XI´及びXI´-XI´´線による断面図である。 本発明の第2実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板を製造する中間段階における断面図である。 本発明の第2実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板を製造する中間段階における断面図である。 図12aに続く工程の断面図である。 図12bに続く工程の断面図である。 本発明の第3実施例による液晶表示装置の配置図である。 図14の液晶表示装置のXV-XV´線による断面図である。 図14の液晶表示装置のXVI-XVI´線及びXVI´-XVI´´線による断面図である。 本発明の第4実施例による液晶表示装置用共通電極表示板の配置図である。 図17の共通電極表示板を含む液晶表示装置の配置図である。 図18の液晶表示装置のXIX-XIX´線による断面図である。 図18の液晶表示装置のXX-XX´及びXX´-XX´´線による断面図である。 本発明の第5実施例による液晶表示装置用対向表示板の配置図である。 図21の対向表示板を含む液晶表示装置の配置図である。 図22の液晶表示装置のXXIII-XXIII’線による断面図である。 本発明の第6実施例による液晶表示装置用対向表示板の配置図である。 図24の対向表示板を含む液晶表示装置の断面図である。 本発明の第7実施例による液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板の配置図である。 図26のXXVII-XXVII’線による薄膜トランジスタ表示板における液晶表示装置の断面図である。 本発明の第8実施例による液晶表時装置用薄膜トランジスタ表示板の配置図である。 本発明の第8実施例による液晶表示装置用対向表示板の配置図である。 本発明の第8実施例による液晶表示装置の配置図である。 図30の液晶表示装置のXXXI-XXXI´線による断面図である。
符号の説明
100、200 表示板
110 絶縁基板
121 ゲート線
124 ゲート電極
131 維持電極線
133 維持電極
140 ゲート絶縁膜
151 半導体層
171 データ線
175 ドレーン電極
180 保護膜
190 画素電極
191、192、193、271、272、273 切開部
196、276 スリット
230 カラーフィルター
270 共通電極
300 液晶層

Claims (10)

  1. 画素領域を規定する画素電極が配置される薄膜トランジスタ表示板との間に液晶層が注入されて液晶表示装置を構成するための対向表示板であって、
    絶縁基板と、
    前記絶縁基板上に形成され、画素を定義する開口部を有するブラックマトリックスと、
    前記絶縁基板の上部に全面的に形成されている共通電極と、
    前記画素を複数のドメインに分割するドメイン規制手段と、
    前記ドメイン規制手段の両側に平行に配置され、前記ドメイン規制手段と同一の基板上に形成され、前記ドメイン規制手段によって分割される前記ドメインの周縁であって前記ドメイン規制手段に近接する位置に配置されている補助ドメイン規制手段とを含む、対向表示板。
  2. 前記補助ドメイン規制手段は、前記共通電極に形成されているスリット、または前記共通電極上部に形成されている突起、または突起の階段部で形成される、請求項に記載の対向表示板。
  3. 前記ドメイン規制手段は、前記共通電極に形成されている切開部、または前記共通電極上部に形成されている突起である、請求項に記載の対向表示板。
  4. 第1絶縁基板と、
    前記第1絶縁基板上に形成されている第1信号線と、
    前記第1絶縁基板上に形成され、前記第1信号線と絶縁されて交差している第2信号線と、
    前記第1信号線と前記第2信号線が交差して定義する画素ごとに形成されている画素電極と、
    前記第1信号線、前記第2信号線、及び前記画素電極と連結されている薄膜トランジスタと、
    前記第1絶縁基板と対向している第2絶縁基板と、
    前記第2絶縁基板上に形成されている共通電極と、
    記第2絶縁基板に形成されているドメイン規制手段と、
    前記ドメイン規制手段の両側に平行に配置され、前記ドメイン規制手段と同一の基板上に形成され、前記ドメイン規制手段によって分割される前記画素のドメインの周縁であって前記ドメイン規制手段に近接する位置に前記ドメインの形状に沿って配設されている補助ドメイン規制手段と、
    前記第1絶縁基板と前記第2絶縁基板との間に形成されている液晶層とを含む、液晶表示装置。
  5. 前記液晶層に含まれている液晶は、負の誘電率異方性を有し、前記液晶は、その長軸が前記第1基板及び第2基板に対し垂直に配向されている、請求項に記載の液晶表示装置。
  6. 前記第2信号線は屈折部を有し、前記ドメインの長辺は、隣接する前記第2信号線の屈折部に沿っている、請求項に記載の液晶表示装置。
  7. 前記補助ドメイン規制手段は、前記共通電極もしくは前記画素電極の上部に形成されている突起、または突起の階段部、または前記共通電極、または前記画素電極が有するスリットである、請求項に記載の液晶表示装置。
  8. 前記スリットの幅は2μmから5μmの間である、請求項に記載の液晶表示装置。
  9. 前記ドメイン規制手段は、前記共通電極もしくは前記画素電極が有する切開部である、請求項に記載の液晶表示装置。
  10. 前記ドメイン規制手段は、前記共通電極もしくは前記画素電極の上部に形成されている突起である、請求項4に記載の液晶表示装置。
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