JP4878802B2 - 天井埋込型空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吊りロープを介して昇降可能に吸込みグリルを設けた天井埋込型空気調和装置に関する。
従来、天井埋込型空気調和装置において、吸込空気の塵等を除去するフィルタを備えた吸込みグリルを吊りロープ(紐)によって吊り下げ、この吊りロープを巻き取り及び繰り出すことによって吸込グリルを昇降させ、フィルタ交換作業等のメンテナンスを容易にしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−148390号公報
このような天井埋込型空気調和装置においては、安定した昇降動作を実現するとともに、仮に吊りロープが損傷したとしても、吸込みグリルが激しく揺動したり脱落したりしないようにすることが望ましい。
そこで、本発明は、吊りロープを介して吸込みグリルを昇降可能な天井埋込型空気調和装置において、吊りロープに損傷を生じた場合の吸込みグリルの動きを抑えるとともに、脱落を確実に防止することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、熱交換器、及び送風機が収納された本体に化粧パネルを設け、この化粧パネルには昇降装置により巻き取り・繰り出しされる吊りロープを介して昇降可能に吸込みグリルを設けた天井埋込型空気調和装置において、前記吸込みグリルの長手方向の一側縁及び他側縁に沿ってそれぞれ前記吊りロープを案内するロープガイドを設け、前記一側縁に設けた複数のロープガイドに前記昇降装置から延びる前記吊りロープの一方をループ状に掛け渡し、前記他側縁に設けた複数のロープガイドに前記昇降装置から延びる前記吊りロープの他方をループ状に掛け渡し、前記ロープガイドは、前記昇降装置から下方に延びる前記吊りロープを略直角に方向を変えて前記吸込みグリルの短手方向内側に案内する第1の湾曲部と、この第1の湾曲部に沿って案内された前記吊りロープを再び略直角に方向を変えて前記吸込みグリルの長手方向内側に案内する第2の湾曲部とを備えることを特徴としている。
ここで、吸込みグリルとは、それ自体に空気を通す複数の孔が形成されたものに限定されない。すなわち、それ自体には孔が形成されておらず、上端位置まで上昇した場合において側方に空気を通す空間を形成する、パネル形状のもの等を含む。また、吊りロープは、吸込みグリルの昇降に要する強度を有するものであればよく、いわゆるロープに加え、一本の糸からなるものや、複数の糸を編んだ紐等を含む。
また、本発明において、前記第1の湾曲部に案内された前記吊りロープの下方へのずれを規制する下ガイドを備えた構成としてもよい。
また、本発明において、前記第2の湾曲部に案内された前記吊りロープの上方へのずれを規制する上ガイドを備えた構成としてもよい。
さらに、本発明において、前記第1の湾曲部に吊りロープ案内溝を設けた構成としてもよい。
さらにまた、本発明において、前記ループ状に掛け渡された吊りロープのそれぞれは、2本の吊りロープを、スプリングを介して連結して構成されているものとしてもよい。
本発明によれば、昇降装置により巻き取り・繰り出しされる吊りロープを介して昇降可能に吸込みグリルを設けた天井埋込型空気調和装置において、吸込みグリルの長手方向の一側縁に設けた複数のロープガイドに吊りロープの一方をループ状に掛け渡し、他側縁に設けた複数のロープガイドに吊りロープの他方をループ状に掛け渡した構成により、吸込みグリルは、その長手方向に延びる2つのループによって吊持される。これにより、仮に吊りロープが損傷して一方のループによる吊持が外れた場合、センターパネル17は、損傷のない側のループを中心として極めて小さい範囲でのみ回動または揺動し、その後に損傷のない側のループに吊持されて静止する。従って、吊りロープが損傷した場合の吸込みグリルの動きを最小限に抑えることができ、センターパネル17の脱落を防止できる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した第1の実施の形態に係る天井埋込型空気調和装置の構成を示す斜視図である。
天井埋込型空気調和装置の本体1の下端には、両端に吹出口7を有する化粧パネル9が固定される。化粧パネル9の中央は略矩形に開口し、この中央開口内に熱交換器3及び送風機5等が収容される。また、化粧パネル9の中央開口には、両側に吸込口15としての空間を残すように、センターパネル17が上記中央開口を塞ぐよう設けられる。
図1及び図2に示すように、センターパネル17には、吸込空気を浄化するフィルタ13が支持され、これらは一体となって、四本の吊りロープ19A、19B、19C、19Dを介して昇降自在に吊持されている。
また、化粧パネル9の中央開口内には昇降装置23が配設される。昇降装置23は、横長の外装ケースを有し、この外装ケースの短手方向と中央開口の長手方向とが略一致する向きに取り付けられる。昇降装置23は、吊りロープ19A、19B、19C、19Dの巻き取り動作及び繰り出し動作を行い、センターパネル17を昇降させる。
図2に示すように、センターパネル17が化粧パネル9の中央開口に収納された状態で、センターパネル17の両側に形成される吸込口15から、図2中に矢印で示すように室内の空気が吸い込まれる。すると、この空気はフィルタ13を通って浄化され、送風機5に吸い込まれて吐出され、熱交換器3を通って熱交換された後、化粧パネル9の両端の吹出口7から室内へ吐出される。
なお、本実施の形態に係る天井埋込型空気調和装置は、その表面に空気を通すための孔を有しないセンターパネル17を昇降させるものであるが、上述のように吸込口15を形成することにより、いわゆる吸込みグリルと同等に機能する。すなわち、本実施の形態では、本発明の吸込みグリルの一態様としてセンターパネル17を用いた場合を例示する。
図3に示すように、昇降装置23は、本体1の長手方向の一端部に寄った位置において、内パネル10の上に載せられて固定される。内パネル10は、本体1が有する中央開口において下側に露出するパネルである。
昇降装置23は、略箱形の外装ケースを有し、この外装ケースの短手方向と中央開口の長手方向とが略一致する向きで、内パネル10にビス止め等により固定される。
昇降装置23からは吊りロープ19A、19B、19C、19Dが引き出され、センターパネル17を吊持する。4本の吊りロープ19A、19B、19C、19Dは、いずれも昇降装置23の一側面より引き出されて略水平に案内された後、内パネル10に取り付けられた上ロープガイド22に巻き掛けられる。
上ロープガイド22は、昇降装置23から略水平に案内された吊りロープ19A、19B、19C、19Dの向きを略直角に変え、内パネル10に穿設された孔(図示略)を通して下方へ案内する。
上ロープガイド22によって下方に案内された吊りロープ19A、19B、19C、19Dは、センターパネル17に取り付けられたロープガイドとしての下ロープガイド30、40に係合する。
下ロープガイド30、40は、センターパネル17の四つのコーナー部に取り付けられ、後述するように、上ロープガイド22から下方に引き出された吊りロープ19A、19B、19C、19Dを、略直角に向きを変えてセンターパネル17の短手方向内側に案内し、さらに、略直角に向きを変えてセンターパネル17の長手方向内側に案内する。
ここで、下ロープガイド30と下ロープガイド40とは、左右対称に形成されて鏡像をなす。下ロープガイド30は、上から見て反時計回りに吊りロープを案内する曲面を有する。これとは反対に、下ロープガイド40は、上から見て時計回りに吊りロープを案内する曲面を有する。
図3に示すように、吊りロープ19A、19Dは、センターパネル17の短手方向内側へ案内された後、下ロープガイド30の曲面に沿って、上から見て反時計回りに向きを変え、センターパネル17の長手方向内側へ案内される。このため、吊りロープ19A、19Dは下ロープガイド30に巻き掛けられる。
一方、吊りロープ19B、19Cは、センターパネル17の短手方向内側へ案内された後、下ロープガイド40の曲面に沿って、上から見て時計回りに向きを変え、センターパネル17の長手方向内側へ案内される。このため、吊りロープ19B、19Cは下ロープガイド40に巻き掛けられる。
このように、センターパネル17の四つのコーナー部には2個の下ロープガイド30と2個の下ロープガイド40とが配設され、2個の下ロープガイド30は、センターパネル17の対角に位置し、2個の下ロープガイド40はセンターパネル17の対角に位置する。
そして、センターパネル17の長手方向の両側縁においては、下ロープガイド30と下ロープガイド40とが対をなす。
センターパネル17の一側縁において、一対の下ロープガイド30、40に巻き掛けられた吊りロープ19Aと吊りロープ19Cとは、スプリング21を介して連結され、この吊りロープ19Aと吊りロープ19Cにより一つのループが形成される。
また、センターパネル17の他側縁において、一対の下ロープガイド30、40に巻き掛けられた吊りロープ19Bと吊りロープ19Dとは、スプリング21を介して連結されて一つのループを形成する。
このように、センターパネル17は、吊りロープ19A、19Cが形成するループと、吊りロープ19B、19Dとが形成するループとによって吊持される。従って、仮に一方のループを構成する吊りロープが切れたとしても、センターパネル17はもう一方のループによって吊持された状態を保ち、脱落しない。この場合、センターパネル17は、異常がない側のループを中心として回転・揺動する可能性があるが、その回転半径はセンターパネル17の短手方向のサイズ以下であるため、センターパネル17が動く範囲は最小限に抑えられる。
さらに、吊りロープ19A、19B、19C、19Dのいずれかが切れた場合、切れた吊りロープにスプリング21を介して連結された吊りロープの端部が解放されてしまうが、当該吊りロープは依然としてセンターパネル17を吊持することが可能である。例えば、吊りロープ19Aが切れた場合、吊りロープ19Aに連結された吊りロープ19Cがスプリング21とともに固定を失って移動するが、スプリング21又は吊りロープ19Cとスプリング21との連結部分が下ロープガイド40に引っ掛かり、下ロープガイド40と吊りロープ19Cとが固定される。つまり、吊りロープ19A、19B、19C、19Dのいずれか1本が切れたとしても、センターパネル17は他の3本の吊りロープにより吊持され、最小限の回転・揺動をするだけで速やかに静止する。
すなわち、仮に吊りロープ19A、19B、19C、19Dに損傷を生じたとしても、センターパネル17は最小限の揺動をするだけで、他の吊りロープによって吊持されて安定する。このように、本実施の形態に係る天井埋込型空気調和装置は、吊りロープ19A、19B、19C、19Dの損傷という極めて希な事態にも対応可能な構造を備えるので、高い信頼性を有する。
また、スプリング21を介して2本の吊りロープを連結すると、センターパネル17の上昇時に、センターパネル17及びフィルタ13を水平な状態で吊り上げ、化粧パネル9の中央開口に確実に収容できるという利点がある。すなわち、センターパネル17が長手方向に傾いて化粧パネル9の中央開口に収納される場合、センターパネル17の傾きにより上方側となった吊りロープに対して昇降駆動装置23から巻き取り力が作用し、この巻き取り力によりスプリング21が伸長する。スプリング21が伸長されることで、センターパネル17の傾きにより下方側となった吊りロープが巻き取られる。この動作により、センターパネル17の傾きが徐々に解消され、センターパネル17及びフィルタ13が、水平状態で化粧パネル9の中央開口内に収納される。
ここで、下ロープガイド30、40の構成について詳細に説明する。
上述のように、下ロープガイド30と下ロープガイド40とは鏡像をなしているので、ここでは吊りロープ19Aが巻き掛けられる下ロープガイド30を挙げ、その構成を詳細に説明する。
図4は、下ロープガイド30の構成を示す斜視図であり、図5は右側面図、図6は左側面図、図7は上面図、図8は背面図である。図5〜図8には、理解の便宜を図るため、吊りロープ19Aを図示する。
下ロープガイド30には、その前面から下方に向けて略直角のRを有する第1の湾曲部としての第1曲面31が配され、第1曲面31の奥には下ガイド32が配設される。上ロープガイド22から下方に引き出された吊りロープ19Aは、第1曲面31を這って進む間に、略鉛直から略水平に、略直角に向きを変えて下ロープガイド30の奥側へ案内される。第1曲面31には、ほぼ上端から下端にわたって、幅方向略中央に断面U字状の吊りロープ案内溝31Aが形成され、この吊りロープ案内溝31Aに吊りロープ19Aが嵌合可能である。
下ガイド32は、上方が開放したスリット32Aを有し、スリット32Aの下端には案内面32Bが形成される。案内面32Bは、第1曲面31により案内された吊りロープ19Aを下方から支持する面であり、下ロープガイド30の奥に向かうに従って下降する斜面となっている。第1曲面31により案内された吊りロープ19Aは、この案内面32Bの上を這って奥へ引き出される。
下ガイド32の側方には柱部33が配設され、この柱部33の側面は略直角のRを有する第2の湾曲部としての第2曲面33Aとなっている。案内面32Bを這った吊りロープ19Aは、第2曲面33Aに巻き回され、上方から見て反時計回りに、略直角に向きを変えて案内される。
第2曲面33Aの終端部には、下方のみ開放したスリット34Aを形成する上ガイド34が配設される。上ガイド34によって、第2曲面33Aに沿って案内された吊りロープ19Aが、上方及び第2曲面33Aから離れる方向へ外れないよう規制される。さらに、スリット34Aの先においては、外れ止め部35が下方に位置して、スリット34Aを通った吊りロープ19Aが下方に外れないよう規制する。
このように、上ロープガイド22から下方に引き出された吊りロープ19Aは、下ロープガイド30において、まず第1曲面31に沿って略直角に向きを変え、続いて案内面32Bに当接しつつ斜め下方に引き出される。続いて吊りロープ19Aは、柱部33の第2曲面33Aに沿って略直角に向きを変え、上ガイド34のスリット34Aを通り、さらに外れ止め部35の上を通って引き出される。ここで、スリット34Aを通る際に吊りロープ19Aの高さ位置が制限されるため、吊りロープ19Aは、第2曲面33Aに沿って向きを変えつつ下方に進む。
また、第1曲面31の終端と下ガイド32との間には、上方及び側方に開放された差入口36が形成され、この差入口36から吊りロープ19Aを差し入れることで、吊りロープ19Aを、第1曲面31に下側から接し、案内面32Bに上から接する位置にセットすることができる。
さらに、上ガイド34の終端と外れ止め部35との間は離隔されて差入口37をなしており、外れ止め部35の端部はスリット34Aから外れた位置において上方へ立ち上がる。このため、外れ止め部35の立ち上がりの上を跨ぐように、差入口37から吊りロープ19Aを差し入れることにより、吊りロープ19Aを、上ガイド34の下を通り、かつ外れ止め部35の上を通る位置にセットすることができる。
このため、下ロープガイド30に吊りロープ19Aをセットする場合には、吊りロープ19Aの先端部を孔に通すといった作業は必要なく、図3に示したように吊りロープ19Aの端部をスプリング21に連結した後であっても、下ロープガイド30にセットできる。
さらに、下ロープガイド30は、上記のように吊りロープ19Aを容易にセットできるものでありながら、一旦セットされた吊りロープ19Aを、上下方向及び水平方向に移動しないよう規制する構成を有する。このため、吊りロープ19Aが下ロープガイド30に巻き掛けられた状態において、吊りロープ19Aが下ロープガイド30から脱落することはなく、高い信頼性を確保できる。
そして、吊りロープ19Aは、第1曲面31と案内面32Bとによって上下に規制されるので、センターパネル17の短手方向内側に向けて確実に向きを変えて案内される。さらに、吊りロープ19Aは第2曲面33Aに沿って進むよう上ガイド34によって規制されるとともに、上ガイド34と外れ止め部35とによって上下に規制されるので、センターパネル17の長手方向内側に向けて確実に向きを変えて案内される。
下ロープガイド30は、ビス穴39が穿設された脚部38を有し、このビス穴39をセンターパネル17にビス止めすることによって確実に固定される。
ここで、上述した下ロープガイド30による作用及び効果は、下ロープガイド30に吊りロープ19Cを巻き掛けた場合にも全く同様である。
また、図9に示す下ロープガイド40は、上述した下ロープガイド30と鏡像に構成され、第1曲面31、下ガイド32、柱部33、上ガイド34、及び外れ止め部35の各部を有する。下ロープガイド40における下ガイド32と柱部33との位置関係が、下ロープガイド30における下ガイド32と柱部33との位置関係の逆になっており、第2曲面33Aによって、吊りロープが上方から見て時計回りに向きを変えて案内される点を除き、下ロープガイド40の構成及び作用は下ロープガイド30と同様である。
従って、下ロープガイド40に吊りロープ19B、19Dを巻き掛けた場合には、上述した下ロープガイド30による作用及び効果が全く同様に現れる。
従って、センターパネル17に下ロープガイド30、40を設けることにより、昇降装置23から引き出された吊りロープ19A、19B、19C、19Dを、センターパネル17の短手方向内側へ向けて案内し、さらにセンターパネル17の長手方向内側へ案内することが可能となる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の一実施態様を示すものであり、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施の形態に係る天井埋込型空気調和装置は、2つの吹出口7を有する二方向型の空気調和装置としたが、1つの吹出口を有する一方向側の空気調和装置や、4つの吹出口を有する四方向型の空気調和装置においても本発明を適用可能である。また、上記第実施の形態に係る天井埋込型空気調和装置は、化粧パネル9の中央開口を塞ぎつつ、その側方に吸込み口を形成するセンターパネル17を昇降させるものとしたが、センターパネル17に代えて、格子孔を有する吸込グリルを用いることも勿論可能である。さらに、化粧パネル9、内パネル10及びセンターパネル17は、樹脂製或いは板金製とすることができ、樹脂と板金とを組み合わせて構成することも可能であり、その他の細部構成等についても任意に変更可能である。
本発明を適用した実施の形態に係る天井埋込型空気調和装置の概略構成を示す斜視図である。 天井埋込型空気調和装置の本体の横断面図である。 センターパネルの吊り下げ状態を示す要部斜視図である。 下ロープガイドの構成を示す斜視図である。 下ロープガイドの右側面図である。 下ロープガイドの左側面図である。 下ロープガイドの上面図である。 下ロープガイドの背面図である。 下ロープガイドの構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 本体
1 本体
9 化粧パネル
10 内パネル
13 フィルタ
17 センターパネル(吸込みグリル)
19A、19B、19C、19D 吊りロープ
21 スプリング
22 上ロープガイド
23 昇降装置
30、40 下ロープガイド(ロープガイド)
31 第1曲面(第1の湾曲部)
31A 吊りロープ案内溝
32 下ガイド
32A スリット
32B 案内面
33 柱部
33A 第2曲面(第2の湾曲部)
34 上ガイド
34A スリット
35 外れ止め部
36、37 差入口

Claims (5)

  1. 熱交換器、及び送風機が収納された本体に化粧パネルを設け、この化粧パネルには昇降装置により巻き取り・繰り出しされる吊りロープを介して昇降可能に吸込みグリルを設けた天井埋込型空気調和装置において、
    前記吸込みグリルの長手方向の一側縁及び他側縁に沿ってそれぞれ前記吊りロープを案内するロープガイドを設け、前記一側縁に設けた複数のロープガイドに前記昇降装置から延びる前記吊りロープの一方をループ状に掛け渡し、前記他側縁に設けた複数のロープガイドに前記昇降装置から延びる前記吊りロープの他方をループ状に掛け渡し
    前記ロープガイドは、前記昇降装置から下方に延びる前記吊りロープを略直角に方向を変えて前記吸込みグリルの短手方向内側に案内する第1の湾曲部と、この第1の湾曲部に沿って案内された前記吊りロープを再び略直角に方向を変えて前記吸込みグリルの長手方向内側に案内する第2の湾曲部とを備える
    ことを特徴とする天井埋込型空気調和装置。
  2. 前記第1の湾曲部に案内された前記吊りロープの下方へのずれを規制する下ガイドを備えたことを特徴とする請求項記載の天井埋込型空気調和装置。
  3. 前記第2の湾曲部に案内された前記吊りロープの上方へのずれを規制する上ガイドを備えたことを特徴とする請求項又は記載の天井埋込型空気調和装置。
  4. 前記第1の湾曲部に吊りロープ案内溝を設けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項記載の天井埋込型空気調和装置。
  5. 前記ループ状に掛け渡された吊りロープのそれぞれは、2本の吊りロープを、スプリングを介して連結して構成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項記載の天井埋込型空気調和装置。
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