JP2004052489A - シャッター装置 - Google Patents

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JP2004052489A
JP2004052489A JP2002214810A JP2002214810A JP2004052489A JP 2004052489 A JP2004052489 A JP 2004052489A JP 2002214810 A JP2002214810 A JP 2002214810A JP 2002214810 A JP2002214810 A JP 2002214810A JP 2004052489 A JP2004052489 A JP 2004052489A
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curtain
frame
slats
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JP2002214810A
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Akinori Nonoyama
野々山 昭紀
Takeharu Honda
本田 丈晴
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】室内採光を十分に行えるシャッター装置を提供すること。
【解決手段】開口部20を画成する枠体10の所定の個所にブロック体60を設け、カーテン30の繰り出し時、最下端のスラット22Lの自由端が前記ブロック体60のカム面に係合したとき、各スラット22が前記開口部に対してなす角度が変化するようにせしめた。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャッター装置、特に複数のスラットから形成されるカーテンが巻き取り軸に巻き上げられた(巻き取り軸から繰り出された)とき、枠体内に画成された開口部を開放(閉鎖)するシャッター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、上記したスラットの形式のシャッター装置においては、カーテンが閉鎖されている間でも、採光や換気が出来るように、例えば、特開2000−271574号公報に開示されたシャッター装置においては、カーテンを構成する複数のスラットが、採光姿勢と閉塞姿勢とに変姿するように、構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このシャッター装置においては、各スラットは、室外に向かって斜下方向に位置されて、恰も庇を形成するようになっており、室内への採光が十分ではなかった。また、各スラットは採光姿勢と閉塞姿勢のみしかとれす、室内への採光の態様を調整することが出来なかった。
【0004】
それ故に、本発明は、上記した不具合がない、シャッター装置を提供することを、その技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために請求項1において講じた第1の技術的手段は、請求項1に記載するように、「開口部内で左右方向に延在し且つ上下方向に並置された複数のスラットから形成されるカーテンが、前記カーテンの左右方向の端部に設けられた線状体に連結され、前記開口部の上側に設置された巻き取り軸に対して巻き上が及び繰り出し可能とされたシャッター装置において、前記開口部を画成する枠体の所定の個所にブロック体を設け、前記カーテンの繰り出し時、いずれかのスラットの自由端が前記ブロック体のカム面に係合したとき、前記カム面のプロフィールに応じて、各スラットが前記開口部に対してなす角度が変化するようにせしめた、シャッター装置。」を構成したことである。
【0006】
また、上記した課題を解決するために講じた第2の技術的手段は、請求項2に記載するように、「前記カーテンの繰り出し長さと前記各スラットの回動角度とが略比例するように前記カム面のプロフィールが形成されている、請求項1記載のシャッター装置」を構成したことである。
【0007】
更に、上記した課題を解決するために講じた第3の技術的手段は、請求項3に記載するように、「(1)上枠部、下枠部、前記上枠部の右端部と前記下枠部の右端部とを連結する右縦枠及び前記上枠部の左端部と前記下枠部の左端部とを連結する左縦枠とから形成されて開口部を画成する枠体と、(2)前記枠体の上枠部内に回転可能に装架された巻き取り軸と、(3)前記開口部内を左右方向に延在し且つ上下方向に並置された複数のスラットから形成されるカーテンと、(4)前記右縦枠及び前記左縦枠のいずれか一方の内部に収容され、前記各スラットの左右方向の一端部の第1の位置に枢着され、前記カーテンと並行して前記巻き取り軸上に巻き上げ可能な第1線状体と、(5)前記第1第1線状体に連接配置されて、前記各スラットの左右方向の一端部の第2の位置にピンにて枢着され、前記下枠上に着座可能で、前記第1線状体に重畳されて前記巻き取り軸上に巻き上げ可能な第2線状体と、(6)前記第2線状体の下端部に固定され、前記下枠に着座可能な座板と、(7)前記下枠から所定の高さの位置になるように枠体に固定され、且つ室外側にはカム面が形成されたブロック体とからなり、このカム面のプロフィールに応じて所定角度回動し、前記カーテンの下降が更に進んで前記座板が前記下枠に着座すると隣接するスラット間には開放通路は画成されず、前記カーテンは前記開口を完全に閉塞してなる、シャッター装置。」を構成したことである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に依拠して、本発明にかかるシャッター装置の実施形態について説明する。
【0009】
図1において、建物(図示略)の壁面に固定された枠体10は、上枠部12、下枠部14、上枠部12の右端部と下枠部14の右端部とを連結する右縦枠16及び上枠部12の左端部と下枠部14の左端部とを連結する左縦枠18とから形成されて、内部に開口部20が画成される。
【0010】
枠体10の上枠12部内には巻き取り軸90が装架されており、周知の駆動機構(図示略)により、双方向に回転可能となっている。
【0011】
開口部20を開閉するカーテン30は、開口部20内を左右方向に延在し且つ上下方向に並置された複数のスラット22から構成されている。しかして、隣接するスラット22・22の左右方向の一端部の第1の位置には、第1リンク機構40のリンク部材40aの上端部・下端部が、ピン42・42により、枢着されている。隣接するスラット22・22の左右方向の他端部も、図示こそしないが、同様な構造になっている。ただし、ワイヤ連結で代替が可能である。尚、複数のリンク部材40aからなる第1リンク機構40は、左縦枠18内に、外からは見えないように収容され且つカーテン30と連動して、巻き取り軸90に巻き上げ可能となっている。
【0012】
第1リンク機構40に連接して、第2リンク機構50が配置されている。第2リンク機構50のリンク体50aの上部はスラット22の左右方向の一端部の第2の位置にピン52により枢着されている。このリンク体50aの下側には長孔50bが形成されており、この長孔50bは、下側のスラット22の左右方向の一端部の第2の位置に植設されたピン52を移動可能に収容している。かような構成を採用することにより、第1リンク機構40が巻き取り軸90に巻き上げられたときに、第2リンク機構50が常時、第1リンク機構40の内側位置に巻き取ることが可能となる。第2リンク機構50の最下のリンク体50aには、下枠部14に着座可能な座板54が固定されている。尚、隣接するスラット22・22の左右方向の他端部も、図示こそしないが、同様に第2リンク機構を備える構造になっている。複数のリンク部材50aからなる第2リンク機構50は、第1リンク機構40と同様に、左縦枠18内に、外からは見えないように収容される。
【0013】
右縦枠16の内側には、下枠部14から所定の高さの位置になるように、ブロック体60が固定されており、このブロック体60の室外側表面にはカム面62が形成されている。しかして、カーテン30の下降に伴い座板54の高さが下枠部14から第1の所定値になって最下端のスラット22Lの自由端がブロック体60のカム面62の第1部62aに係合するまでは、最下端のスラット22Lが図2に示すように、座板54と一体のストッパ80の表面80aに規制されて室外側に対して斜め上方向を指向するように保持される。最下端のスラット22Lは、第2リンク機構60を介して上位のスラット22と連係されているので、上位のスラット22も同様の位置をとり、隣接するスラット22間に画成される開放通路は、室内から室外に向かって斜め上方向に延在する。
【0014】
カーテン30の更なる下降に伴い座板54の高さが下枠部14から第2の所定値になって最下端のスラット22Lの自由端が回動して、最下端のスラット22Lの室外側面がカム面60の第2部60bに支持される態様を呈すると(図3)と、隣接するスラット22・22間に画成される開放通路70は室内から室外に向かって斜め下方向に延在する。
【0015】
カーテン30の下降が更に進んで座板54が下枠部14に着座すると、図4に示されるように、隣接するスラット22・22間には開放通路は画成されず、カーテン30は開口20を完全に閉塞することになる。
【0016】
上記したように、各スラット22は、ブロック体60のカム面62のプロフィール室外に対する角度を約120度変化できる。これにより、図2に示すように各スラットを、同時に、室外に向かって斜上方向に位置して、室内側への採光量を通風量と共に十分確保したり、図3に示すように各スラットを、同時に、室外に向かって斜下方向に位置して、室内側への採光量を抑制する(日射の室内への直射防止)と共に通風量を十分確保したりすることが可能となる。
【0017】
尚、リンク機構に代えて、ワイヤを用いても良い。リンク機構及びワイヤは、線状体として包括的に表現できる。
【0018】
【発明の効果】
以上述べたことから明らかなように、本発明によれば、各スラットを、室外に向かって斜下方向に位置したり斜上方向に位置したりして、採光態様を調整でき、実用上、多大な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャッター装置の外観斜視図。
【図2】図1に示すシャッター装置において、スラットが室外に向かって斜上方向に位置している状態を示す説明図。
【図3】図1に示すシャッター装置において、スラットが室外に向かって斜下方向に位置している状態を示す説明図。
【図4】図1に示すシャッター装置において、スラットが開口を閉塞している状態を示す説明図。
【符号の説明】
10・・・枠体
22・・・スラット
30・・・カーテン
40・・・第1リンク機構
50・・・第2リンク機構
60・・・ブロック体

Claims (3)

  1. 開口部内で左右方向に延在し且つ上下方向に並置された複数のスラットから形成されるカーテンが、前記カーテンの左右方向の端部に設けられた線状体に連結され、前記開口部の上側に設置された巻き取り軸に対して巻き上が及び繰り出し可能とされたシャッター装置において、前記開口部を画成する枠体の所定の個所にブロック体を設け、前記カーテンの繰り出し時、いずれかのスラットの自由端が前記ブロック体のカム面に係合したとき、前記カム面のプロフィールに応じて、各スラットが前記開口部に対してなす角度が変化するようにせしめた、シャッター装置。
  2. 前記カーテンの繰り出し長さと前記各スラットの回動角度とが略比例するように前記カム面のプロフィールが形成されている、請求項1記載のシャッター装置。
  3. (1)上枠部、下枠部、前記上枠部の右端部と前記下枠部の右端部とを連結する右縦枠及び前記上枠部の左端部と前記下枠部の左端部とを連結する左縦枠とから形成されて開口部を画成する枠体と、(2)前記枠体の上枠部内に回転可能に装架された巻き取り軸と、(3)前記開口部内を左右方向に延在し且つ上下方向に並置された複数のスラットから形成されるカーテンと、(4)前記右縦枠及び前記左縦枠のいずれか一方の内部に収容され、前記各スラットの左右方向の一端部の第1の位置に枢着され、前記カーテンと並行して前記巻き取り軸上に巻き上げ可能な第1線状体と、(5)前記第1第1線状体に連接配置されて、前記各スラットの左右方向の一端部の第2の位置にピンにて枢着され、前記下枠上に着座可能で、前記第1線状体に重畳されて前記巻き取り軸上に巻き上げ可能な第2線状体と、(6)前記第2線状体の下端部に固定され、前記下枠に着座可能な座板と、(7)前記下枠から所定の高さの位置になるように枠体に固定され、且つ室外側にはカム面が形成されたブロック体とからなり、このカム面のプロフィールに応じて所定角度回動し、前記カーテンの下降が更に進んで前記座板が前記下枠に着座すると隣接するスラット間には開放通路は画成されず、前記カーテンは前記開口を完全に閉塞してなる、シャッター装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007138518A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Aisin Seiki Co Ltd シャッター装置
CN102218987A (zh) * 2010-04-13 2011-10-19 通用汽车环球科技运作有限责任公司 具有偏置式百叶窗板枢轴的百叶窗

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