JP5088789B2 - 遮蔽装置 - Google Patents
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Description
従来の可動式のルーバーは、複数のルーバー羽根を備え、このルーバー羽根を、閉鎖姿勢と開放姿勢とに回転するようにしている。
従来のブラインドは、複数のスラットを閉鎖姿勢と開放姿勢とに回転可能としている。 前述したルーバー、ブラインドにおいては、ルーバー羽根、スラット(以下遮蔽体という)を、手動操作で回転するのが一般的である。
例えば、特許文献1に開示されたように、上桟と下桟と左右のたて桟を方形状に連結した枠体に、複数のルーバー羽根(遮蔽体)を回転自在に設け、前記たて桟にハンドルを設け、このハンドルを回転操作することで各ルーバー羽根が閉鎖姿勢と開放姿勢に回転するようにした可動式のルーバーが知られている。
このようにハンドルを手動操作することで各ルーバー羽根を閉鎖姿勢、開放姿勢とすることができる。
このために、例えば、前述した可動式のルーバーを建物の開口部に取付けた場合には、室外から室内が見え易く、室内の人が不快を感じることがあり、好ましくない。
また、ルーバー羽根が開放姿勢の時に太陽光を室内に入射して採光する場合には、開放状態の時に枠体の枠部全体で採光し、採光量が多すぎることがある。
さらに、ルーバー羽根が開放姿勢の時に空気が流通して換気できるようにした場合には、開放状態の時に枠体の枠部全体で空気が流通し、換気量が多すぎることがある。
前述したことは可動式のルーバーに限ることはなく、ブラインドの場合も同様である。
各遮蔽体の長手方向両端部を、枠体の左右の縦材に支持軸で、閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転自在にそれぞれ支持し、
前記枠体の枠部における上部に設けた複数の上遮蔽体の左右一方の支持軸はレバーを有し、この各レバーを上の連動杆により、その連動杆が上下に移動することで各上遮蔽体が同時に閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転するように連動し、
前記枠体の枠部における上下中間部に設けた複数の中間遮蔽体の左右他方の支持軸はレバーを有し、この各レバーを中間の連動杆により、その連動杆が上下に移動することで各中間遮蔽体が同時に閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転するように連動し、
前記枠体の枠部における下部に設けた複数の下遮蔽体の左右一方の支持軸はレバーを有し、この各レバーを下の連動杆により、その連動杆が上下に移動することで各下遮蔽体が同時に閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転するように連動し、
前記枠体の左右一方の縦材の上下中間部に、前記上の連動杆を上下に移動する上用操作部と、前記いずれか1つの中間遮蔽体を回転する中間用操作部と、前記下の連動杆を上下に移動する下用操作部をそれぞれ取付けたことを特徴とする遮蔽装置である。
その伝達手段は、中間遮蔽体の左右一方の支持軸に回転自在に取付けた規制用レバーを有し、この規制用レバーは前記操作手段の動作で揺動すると共に、この規制用レバーと前記連動杆が、その規制用レバーが揺動することで上の連動杆が上下に移動するように連結され、
中間用操作部は、手動で操作される操作手段と、この操作手段の動作を中間遮蔽体に伝達する伝達手段を備え、
その伝達手段は、中間遮蔽体の左右一方の支持軸が有した伝達用レバーを備え、この伝達用レバーは前記操作手段の動作で揺動すると共に、この伝達用レバーが揺動することで中間遮蔽体が回転するようにし、
下用操作部は、手動で操作される操作手段と、この操作手段の動作を下の連動杆に伝達する伝達手段を備え、
その伝達手段は、中間遮蔽体の左右一方の支持軸に回転自在に取付けた規制用レバーを有し、この規制用レバーは前記操作手段の動作で揺動すると共に、この規制用レバーと前記連動杆が、その規制用レバーが揺動することで下の連動杆が上下に移動するように連結することができる。
このようにすれば、上用、下用の操作部の規制用レバーを取付けるための専用の部品が不要である。
また、各規制用レバーが揺動しても支持軸が回転しないし、支持軸が回転しても規制用レバーが揺動しないから、上遮蔽体と中間遮蔽体及び中間遮蔽体と下遮蔽体を独立して回転することができる。
各遮蔽体の長手方向両端部を、枠体の左右の縦材に支持軸で、閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転自在にそれぞれ支持し、
前記枠体の枠部における上部に設けた複数の上遮蔽体の左右一方の支持軸は上のレバーを有し、前記枠体の枠部における下部に設けた複数の下遮蔽体の左右一方の支持軸は下のレバーを有し、この各上、下のレバーを連動杆により、その連動杆が上下に移動することで各上遮蔽体、各下遮蔽体が同時に閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転するように連動し、
前記枠体の枠部における上下中間部に設けた複数の中間遮蔽体の左右一方の支持軸は中間のレバーを有し、この各中間のレバーを中間の連動杆により、その連動杆が上下に移動することで各中間遮蔽体が同時に閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転するように連動し、
前記枠体の左右一方の縦材の上下中間部に、前記連動杆を上下に移動する上下兼用操作部と、前記中間の連動杆を上下に移動する中間用操作部をそれぞれ取付け、
前記上下兼用操作部は、手動で操作される操作手段と、この操作手段の動作を連動杆に伝達する伝達手段を備え、
その伝達手段は、中間遮蔽体の左右一方の支持軸が有した中間のレバーに回転自在に取付けた規制用レバーを有し、この規制用レバーは前記操作手段の動作で揺動すると共に、この規制用レバーと前記連動杆が、その規制用レバーが揺動することで連動杆が上下に移動するように連結され、
前記中間用操作部は、手動で操作される操作手段と、この操作手段の動作を中間の連動杆に伝達する伝達手段を備え、
その伝達手段は、中間遮蔽体の左右一方の支持軸が有した中間のレバーを、前記操作手段の動作で揺動すると共に、この中間のレバーが揺動することで前記中間の連動杆が上下に移動するようにしたことを特徴とする遮蔽装置である。
また、複数の操作部は枠体の上下中間部に取付けてあるので、使用者が普通の姿勢で操作でき、遮蔽体を閉鎖姿勢、開放姿勢に回転する操作がやり易い。
第1の発明によれば、上部遮蔽体、中間部遮蔽体、下部遮蔽体をそれぞれ独立して閉鎖姿勢、開放姿勢にできるので、枠体の枠部における上部のみ、下部のみを開放状態にできる。
しかも、上の連動杆と下の連動杆が左右一方の縦材側に位置し、中間の連動杆が左右他方の縦材側に位置するので、その上の連動杆、下の連動杆と中間の連動杆が干渉することがないから、各連動杆を取付けし易い。
第2の発明によれば、上部、下部の遮蔽体を上下兼用操作部によって同時に回転できるので、その操作が簡単である。
しかも、連動杆、中間の連動杆、上下兼用操作部、中間用操作部が左右の一方の縦材に取付けられるので、それらの点検等がやり易い。
さらに、規制用レバーを取付ける専用の部品が不要であるし、上下兼用操作部の規制用レバーは、一方の支持軸が有した中間のレバーに取付けてあり、中間操作部の中間のレバーは一方の支持軸に取付けてあるので、その中間のレバーと規制用レバーを面内方向(左右方向)に離隔することができるから、連動杆と中間の連動杆が干渉しないようにできる。
これによって、遮蔽装置、例えば可動式のルーバーを構成している。
以下の説明においては、前記上部に設けたルーバー羽根2を上ルーバー羽根2−1(上遮蔽体)、上下中間部に設けたルーバー羽根2を中間ルーバー羽根2−2(中間遮蔽体)、下部に設けたルーバー羽根2を下ルーバー羽根2−3(下遮蔽体)とする。
前記上横材10と上中桟13と左右の縦材12,12の上部寄りとで上枠部1aを形成している。この上枠部1aが前述の枠部における上部である。
前記上中桟13と下中桟14と左右の縦材12,12の上下中間部とで上下中間枠部1bを形成している。この上下中間枠部1bが前述の枠部における上下中間部である。
前記下中桟14と下横材11と左右の縦材12,12の下部寄りとで下枠部1cを形成している。この下枠部1cが前述の枠部における下部である。
この上用操作部3を手動で操作することで、前記上ルーバー羽根2−1が閉鎖姿勢、開放姿勢に回転するようにしてある。これによって、枠体1の上枠部1aを閉鎖状態、開放状態とすることができる。
この中間用操作部4を手動で操作することで、前記中間ルーバー羽根2−2が閉鎖姿勢、開放姿勢に回転するようにしてある。これによって、枠体1の上下中間枠部1bを閉鎖状態、開放状態とすることができる。
この下用操作部5を手動で操作することで、前記下ルーバー羽根2−3が閉鎖姿勢、開放姿勢に回転するようにしてある。これによって、枠体1の下枠部1cを閉鎖状態、開放状態とすることができる。
また、ルーバー羽根2が開放姿勢の時に空気が流通して換気できるようにした場合には、枠体1の枠部における上部、下部のみで換気できるから、適切な換気量とすることができる。
また、採光する部分の面積を大きくしたり、小さくしたりして採光量を調整できる。
さらに、換気する部分の面積を大きくしたり、小さくしたりして換気量を調整できる。
したがって、各ルーバー羽根2を閉鎖姿勢と開放姿勢とに回転する操作がやり易い。
図2〜図4に示すように、前記各ルーバー羽根2の長手方向両端部が左右の縦材12に、ルーバー羽根長手方向に向かう支持軸20で回転可能に支持してある。
前記各ルーバー羽根2が開放姿勢の時には、上下に隣接したルーバー羽根2相互が離隔すると共に、ルーバー羽根2と上横材10、上横桟13、下中桟14、下横材11がそれぞれ離隔する。
前記各ルーバー羽根20が閉鎖姿勢の時には、上下に隣接したルーバー羽根2の幅方向両端部相互が重なり合うと共に、上横材10、上中桟13、下中桟14、下横材11とルーバー羽根2の幅方端部が重なり合う。
したがって、枠体1の全高(上下寸法)Hは、ルーバー羽根2の枚数を増減して調整することになるので、枠体1の全高Hを、ルーバー羽根2の幅寸法Sよりも小さい寸法範囲内で調整できない。
そして、前記中桟本体30、上中桟アタッチメント31、下中桟アタッチメント32の長手方向両端を左右の縦材12にそれぞれ固着できるように構成した。
例えば、中桟本体30、上下中桟アタッチメント31,32にビスホール30a,31a,32aをそれぞれ長手方向に連続して形成し、縦材2からビスをビスホール30a,31a,32aに螺合して固着するようにする。
したがって、枠体1の全高Hをルーバー羽根2の幅方向寸法Sよりも小さい寸法範囲で調整できる。
前記各支持軸20は図3、図4に示すように、縦枠12の見込み方向に向かう基板12aに形成した支持孔21に回転可能に支承され、かつ各ルーバー羽根2の幅方向、厚さ方向のほぼ中央に設けた長手方向に連続した取付用空間部2aの両端部にそれぞれ嵌合して固定してある。
この各レバー22は連動杆(中間の連動杆)24で連結され、1つの中間ルーバー羽根2−2が回転すると残りの全ての中間ルーバー羽根2−2が同期して回転するようにしてある。
例えば、各レバー22にピン25をそれぞれ設け、この各ピン25を連動杆24に形成した複数の穴26にそれぞれ回転可能に嵌合し、1つのレバー22が支持軸20を中心として上下に揺動することで連動杆24が上下及び見込み方向に移動して他のレバー22が上下に揺動して支持軸20が回転するようにしてある。
この各レバー22は前述と同様に連動杆(上の連動杆、下の連動杆)24で連結され、上の連動杆24が上下に移動すると全ての上ルーバー羽根2−2が同期して回転し、下の連動杆24が上下に移動すると全ての下ルーバー羽根2−3が同期して回転するようにしてある。
また、図5、図6では上ルーバー羽根2−1、下ルーバー羽根2−3を図示の都合で2枚としてある。
また、図5、図6では中間ルーバー羽根2−2は8枚としてある。
また、縦材12は図3、図4に示すように、基板12aと室内側外向板12bと室外側外向板12cで面内方向外側に開口した断面コ字形状で、その開口端にカバー材12dが着脱自在に取付けてある。
前記図5は図3、図4における左右他方の縦材12の室内外側外向板12b,12cの中間部分から見た左側面図である。
前記図6は図3、図4における左右一方の縦材12の室内外側外向板12b,12cの中間部分から見た右側面図である。
前記操作手段40は図7に示すように、ハウジング41にラック42を上下移動自在に設け、そのラック42に摘み43を設けてある。
そして、前記ハウジング41が図3、図6に示すように、縦材12の室内側外向板12bに形成した開口部44に挿入して取付けられ、室内側から摘み43を持ってラック42を上下に移動できるようにしてある。
前記伝達用レバー51の先端部に設けたピン53が伝達用歯車52の穴54に嵌合し、伝達用歯車52が回転すると伝達用レバー51が揺動し、支持軸20が回転して中間ルーバー羽根2−2が回転する。
この伝達用歯車52の正逆回転によって伝達用レバー51が正方向、逆方向に揺動して支持軸20とともに1つの中間ルーバー羽根2−2が正逆方向に回転し、その1つの中間ルーバー羽根2−2の回転によりレバー22、連動杆24で各中間ルーバー羽根2−2が閉鎖姿勢、開放姿勢となる。
この操作手段40は、前述の中間用操作部4の操作手段40と同様である。
前記伝達手段50は、前記中間用操作部4で回転される中間ルーバー羽根2−2よりも上方の中間ルーバー羽根2−2を回転自在に支持する支持軸20に回転自在に取付けた規制用レバー55と、この規制用レバー55に回転自在に取付けた伝達用歯車56を有している。この伝達用歯車56が前記ラック42の歯42aに噛合している。
前記規制用レバー55の先端に設けたピン57が、前記上ルーバー羽根2−1を回転する連動杆24の穴26と前記伝達用歯車56の穴58に嵌合している。
つまり、規制用レバー55の中心からピン57までの距離を前記伝達用レバー51の中心からピン53までの距離と同一とすることで、各連動杆24が同一に移動するから、中間ルーバー羽根2−2と上ルーバー羽根2−1が同様に回転する。
しかも、規制用レバー55が揺動する時には支持軸20は回転しないし、支持軸20が回転する時には規制用レバー55が揺動しないので、上ルーバー羽根2−1と中間ルーバー羽根2−2を相互に干渉せずに独立して回転して閉鎖姿勢、開放姿勢とすることができる。
前記操作手段40、伝達手段50は前記上用操作部3の操作手段40、伝達手段50と同様である。
前記伝達手段50の規制用レバー55は、前述の中間用操作部4の伝達用レバー51を取付けた支持軸20よりも下方に位置する支持軸20に取付けてある。
この実施の形態は、図9に示すように枠体1、ルーバー羽根2の取付けが前述の第1の実施の形態と同様である。
そして、中間ルーバー羽根2−2は中間用操作部4で前述の第1の実施の形態と同様に回転される。
前記上ルーバー羽根2−1と下ルーバー羽根2−3は、上下兼用操作部6で同時に回転される。
この各レバー22が連動杆24で連結されている。
これにより、レバー22、連動杆24は中間用操作部4を取付けた左右一方の縦材12に設けられている。
前記中間用操作部4は、前述の第1の実施の形態と同様に操作手段40と伝達手段50を備え、その伝達用歯車52は図10〜図12に示すように、いずれか1つのレバー22に、当該レバー22の揺動中心を中心として回転するように回転自在に取付けてある。
前記レバー22のピン25が、連動杆24の穴26と伝達用歯車52の穴54に嵌合している。
前記伝達手段50の規制用レバー55は、図10〜図13に示すように、前記中間ルーバー羽根2−2の支持軸20が有した中間のレバー22に、そのレバー22の揺動中心を中心として揺動自在に取付けてある。
この規制用レバー55に伝達手段50の伝達用歯車56が、その規制用レバー55の揺動中心を中心として回転するように回転自在に取付けてある。
前記規制用レバー55のピン57が前記連動杆24の上下中間の穴26と伝達用歯車56の穴58に嵌合し、伝達用歯車56が回転することで連動杆24が上下、見込み方向に移動するようにしてある。
そして、伝達用歯車56の回転で連動杆24が上下、見込み方向に移動し、各上、下のレバー22を介して各上ルーバー羽根2−1、各下ルーバー羽根2−3が同時に回転するので、各上ルーバー羽根2−1と各下ルーバー羽根2−3を同時に閉鎖姿勢、開放姿勢とすることができる。
また、各操作部のラック42を面内方向に幅広くして、その歯42aの幅方向一側寄りに伝達用歯車52、幅方向他側寄りに伝達用歯車56を噛合するようにしてある。
また、規制用レバー55が中間ルーバー羽根2−2の支持軸20が有した中間のレバー22に回転自在に取付けてあるので、その規制用レバー55を取付ける専用部品が不要であるから、部品点数が少なく、簡単に組み立てできる。
また、建物の室外側に取付けるルーバー、ブラインドに限ることはなく、室内に用いるルーバー、ブラインドでも良い。
Claims (3)
- 枠体の枠部における上部、上下中間部、下部に、複数の遮蔽体を閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転可能にそれぞれ設け、
各遮蔽体の長手方向両端部を、枠体の左右の縦材に支持軸で、閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転自在にそれぞれ支持し、
前記枠体の枠部における上部に設けた複数の上遮蔽体の左右一方の支持軸はレバーを有し、この各レバーを上の連動杆により、その連動杆が上下に移動することで各上遮蔽体が同時に閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転するように連動し、
前記枠体の枠部における上下中間部に設けた複数の中間遮蔽体の左右他方の支持軸はレバーを有し、この各レバーを中間の連動杆により、その連動杆が上下に移動することで各中間遮蔽体が同時に閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転するように連動し、
前記枠体の枠部における下部に設けた複数の下遮蔽体の左右一方の支持軸はレバーを有し、この各レバーを下の連動杆により、その連動杆が上下に移動することで各下遮蔽体が同時に閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転するように連動し、
前記枠体の左右一方の縦材の上下中間部に、前記上の連動杆を上下に移動する上用操作部と、前記いずれか1つの中間遮蔽体を回転する中間用操作部と、前記下の連動杆を上下に移動する下用操作部をそれぞれ取付けたことを特徴とする遮蔽装置。 - 上用操作部は、手動で操作される操作手段と、この操作手段の動作を上の連動杆に伝達する伝達手段を備え、
その伝達手段は、中間遮蔽体の左右一方の支持軸に回転自在に取付けた規制用レバーを有し、この規制用レバーは前記操作手段の動作で揺動すると共に、この規制用レバーと前記連動杆が、その規制用レバーが揺動することで上の連動杆が上下に移動するように連結され、
中間用操作部は、手動で操作される操作手段と、この操作手段の動作を中間遮蔽体に伝達する伝達手段を備え、
その伝達手段は、中間遮蔽体の左右一方の支持軸が有した伝達用レバーを備え、この伝達用レバーは前記操作手段の動作で揺動すると共に、この伝達用レバーが揺動することで中間遮蔽体が回転するようにし、
下用操作部は、手動で操作される操作手段と、この操作手段の動作を下の連動杆に伝達する伝達手段を備え、
その伝達手段は、中間遮蔽体の左右一方の支持軸に回転自在に取付けた規制用レバーを有し、この規制用レバーは前記操作手段の動作で揺動すると共に、この規制用レバーと前記連動杆が、その規制用レバーが揺動することで下の連動杆が上下に移動するように連結されている請求項1記載の遮蔽装置。 - 枠体の枠部における上部、上下中間部、下部に、複数の遮蔽体を閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転可能にそれぞれ設け、
各遮蔽体の長手方向両端部を、枠体の左右の縦材に支持軸で、閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転自在にそれぞれ支持し、
前記枠体の枠部における上部に設けた複数の上遮蔽体の左右一方の支持軸は上のレバーを有し、前記枠体の枠部における下部に設けた複数の下遮蔽体の左右一方の支持軸は下のレバーを有し、この各上、下のレバーを連動杆により、その連動杆が上下に移動することで各上遮蔽体、各下遮蔽体が同時に閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転するように連動し、
前記枠体の枠部における上下中間部に設けた複数の中間遮蔽体の左右一方の支持軸は中間のレバーを有し、この各中間のレバーを中間の連動杆により、その連動杆が上下に移動することで各中間遮蔽体が同時に閉鎖姿勢と開放姿勢とに亘って回転するように連動し、
前記枠体の左右一方の縦材の上下中間部に、前記連動杆を上下に移動する上下兼用操作部と、前記中間の連動杆を上下に移動する中間用操作部をそれぞれ取付け、
前記上下兼用操作部は、手動で操作される操作手段と、この操作手段の動作を連動杆に伝達する伝達手段を備え、
その伝達手段は、中間遮蔽体の左右一方の支持軸が有した中間のレバーに回転自在に取付けた規制用レバーを有し、この規制用レバーは前記操作手段の動作で揺動すると共に、この規制用レバーと前記連動杆が、その規制用レバーが揺動することで連動杆が上下に移動するように連結され、
前記中間用操作部は、手動で操作される操作手段と、この操作手段の動作を中間の連動杆に伝達する伝達手段を備え、
その伝達手段は、中間遮蔽体の左右一方の支持軸が有した中間のレバーを、前記操作手段の動作で揺動すると共に、この中間のレバーが揺動することで前記中間の連動杆が上下に移動するようにしたことを特徴とする遮蔽装置。
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