JP2017066633A - 窓構造 - Google Patents

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Koji Shitamachi
浩二 下町
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隆一 工藤
北村 禎章
Sadaaki Kitamura
禎章 北村
瑞基 本間
Mizuki Honma
瑞基 本間
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Abstract

【課題】ブラインド等の遮蔽手段の揺れを抑制することが可能な窓構造を提供する。
【解決手段】開口部11に設けられた内倒し窓130と、内倒し窓130の開放に伴って出現するように形成され、開口部11に設けられたブラインド20のボトムレール23(下端部)と接触可能な載置部141bと、を具備した。
【選択図】図5

Description

本発明は、室内を換気または通風するための窓構造の技術に関する。
従来、室内を換気または通風するための窓構造の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、廊下を挟んで左右に配置された2つの部屋(室)を有する建物において、当該2つの部屋の天井部に亘って形成されたチャンバーと、チャンバーと外部とを連通可能な開閉ガラリと、チャンバーと2つの部屋とを連通可能な開閉ガラリと、2つの部屋と外部とを連通可能な開閉窓と、を設ける技術が開示されている。
このように構成することで、自然風を開閉ガラリや開閉窓から建物内に効果的に取り入れることができ、当該建物内を換気または通風することができる。
特開平7−292794号公報
しかしながら、一般的なオフィスビル等では、開閉窓に遮光や目隠しのためにブラインド等の遮蔽手段を設けることがある。例えば、特許文献1に記載の建物の開閉窓にブラインドを設けた場合、当該開閉窓を通過する自然風によってブラインドが揺らされ、騒音が発生するおそれがある点で改善の余地がある。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、遮蔽手段の揺れを抑制することが可能な窓構造を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、窓構造は、開口部に設けられた開閉窓と、前記開閉窓の開放に伴って出現するように形成され、前記開口部に設けられた遮蔽手段の下端部と接触可能な接触部と、を具備するものである。
また、前記接触部は、前記遮蔽手段の下端部に対して下方から嵌合可能な凹状に形成されていることとしてもよい。
このような構成により、遮蔽手段の揺れを効果的に抑制することができる。
また、前記開閉窓は、前記開口部における下部に設けられていることとしてもよい。
このような構成により、開口部の上部を遮蔽手段で覆いながら、開閉窓を開放することができる。
また、前記接触部は、開放された前記開閉窓の上端部と略同一の高さに形成されていることとしてもよい。
このような構成により、遮蔽手段の揺れを効果的に抑制することができる。
また、窓構造は、前記開口部に設けられた窓枠と、前記開閉窓と前記窓枠とを連結すると共に前記開閉窓の開放の度合いを規制する連結部と、をさらに具備し、前記接触部は、前記連結部に形成されていることとしてもよい。
このような構成により、連結部を用いて接触部を形成することで、部品の兼用を図ることができ、ひいてはコストの削減を図ることができる。
また、前記開閉窓は、内倒し窓としてもよい。
このような構成により、進入してくる空気の流れを斜め上方に向けることができ、屋内の快適性を向上させることができる。
遮蔽手段の揺れを抑制することができる。
(a)窓構造及びその周辺の構造の概略を示す正面図。(b)A−A断面図(側面断面図)。 窓構造を示す側面断面拡大図。 内倒し窓を開き始めた状態を示した側面断面拡大図。 内倒し窓が開いた状態を示した側面断面拡大図。 内倒し窓を開いたままブラインドを使用する様子を示した側面断面拡大図。 変形例に係る載置部を示した側面断面拡大図。
以下の説明においては、図中に記した矢印に従って、前後方向、左右方向及び上下方向をそれぞれ定義する。
まず、図1を用いて、本実施形態に係る窓構造100及びその周辺の構造の概略について説明する。
建物(例えば、オフィスビル等)の壁10には、内部(屋内)と外部(屋外)とを連通する矩形状の開口部11が形成される。なお、本実施形態においては、壁10の前方が屋内、後方が屋外であるものとする。開口部11には、窓構造100が設けられる。具体的には、開口部11に窓枠110が設けられる。窓枠110により規定される開口の上部には、開閉不能なFIX窓120が設けられる。窓枠110により規定される開口の下部には、開閉可能な内倒し窓130が設けられる。
また、当該FIX窓120及び内倒し窓130の前方には、ブラインド20が設けられる。なお、図1(a)においてはブラインド20の図示を省略している。本実施形態に係るブラインド20は、例えばいわゆるベネシャンブラインド(横型ブラインド)である。ブラインド20は、主としてヘッドボックス21、スラット22及びボトムレール23を具備する。
ヘッドボックス21は、窓枠110の上部(FIX窓120の前方)に固定される。ヘッドボックス21の下方には、図示せぬラダーコードによって、複数のスラット22が上下に並んだ状態で支持される。スラット22の下方にはボトムレール23が配置され、前記ラダーコードの下端が当該ボトムレール23に固定される。
ヘッドボックス21には図示せぬ操作棒が設けられる。当該操作棒を回動操作することで、前記ラダーコードを介してスラット22を回転させ、当該スラット22の姿勢(角度)を調節することができる。またヘッドボックス21には図示せぬ昇降コードが設けられる。当該昇降コードを操作することで、スラット22及びボトムレール23を昇降させることができる。
ブラインド20は、FIX窓120及び内倒し窓130全体を前方から覆うことができるように、当該FIX窓120及び内倒し窓130の幅と略同一の左右幅か、これよりも広い左右幅を有するように形成される。また、ブラインド20を最も下降させた状態で、ボトムレール23は窓枠110の下部近傍に位置するように形成される。
以下では、図1及び図2を用いて、窓構造100の詳細な構成について説明する。
窓構造100は、主として窓枠110、FIX窓120、内倒し窓130及び連結部140を具備する。
窓枠110は、壁10に形成された開口部11に沿うように設けられる枠体である。窓枠110は、主として横枠111、縦枠112及び無目113を具備する。
横枠111は、長手方向を左右方向に向けて配置される板状の部材である。横枠111は、開口部11の上端及び下端に沿うように、上下一対設けられる。横枠111の前後方向幅は、壁10(開口部11)の前後方向幅と略同一となるように形成される。
縦枠112は、長手方向を上下方向に向けて配置される板状の部材である。縦枠112は、開口部11の左端及び右端に沿うように、左右一対設けられる。縦枠112の前後方向幅は、壁10(開口部11)の前後方向幅と略同一となるように形成される。
無目113は、長手方向を左右方向に向けて配置される板状の部材である。無目113の両端は、左右の縦枠112にそれぞれ固定される。無目113の前後方向幅は、横枠111及び縦枠112の前後方向幅よりも狭くなるように形成される。無目113は、縦枠112の上下中央よりも下方に固定される。また無目113は、縦枠112の前後中央よりも後方に固定される。
このようにして、横枠111及び縦枠112によって、正面視矩形状の開口部分を有する枠が形成される。また当該開口部分は、無目113によって上下に区画される。無目113は縦枠112の上下中央よりも下方に設けられているため、当該無目113の上方の開口部分よりも下方の開口部分の方が小さくなる。
FIX窓120は、開閉することができない、いわゆるはめ殺しの窓(固定窓)である。FIX窓120は、正面視矩形状の障子にガラスが固定されることで形成される。FIX窓120は、無目113の上方の開口部分を塞ぐように、窓枠110に固定される。このようにして、FIX窓120は開口部11の上端部から下方に向かって所定の範囲に亘るように配置され、当該開口部11の上部及び上下中央部を塞ぐことになる。
内倒し窓130は、開閉可能な窓である。内倒し窓130は、正面視矩形状の障子にガラスが固定されることで形成される。内倒し窓130は、無目113の下方の開口部分を塞ぐように、窓枠110に取り付けられる。このようにして、内倒し窓130は開口部11の下端部から上方に向かって所定の範囲に亘るように配置され、当該開口部11の下部を塞ぐことになる。内倒し窓130の下端部は、蝶番131を介して窓枠110(下側の横枠111)に連結される(図2参照)。これによって、内倒し窓130は、当該蝶番131を中心として前方に傾動可能となる。なお、図2には、内倒し窓130が鉛直に配置された状態、すなわち閉じられた状態を示している。
連結部140は、窓枠110と内倒し窓130とを連結すると共に当該内倒し窓130の傾動を所定の位置で規制するものである。なお、連結部140は、内倒し窓130の左右両側部にそれぞれ設けられる。当該2つの連結部140は左右対称に構成されるため、以下では、一方(右方)の連結部140の構成についてのみ説明する。図2に示すように、連結部140は、主として第一アーム141、第二アーム142及び連結軸143を具備する。
第一アーム141は、略矩形板状に形成されるものである。第一アーム141の一端(上端)は、第一回動軸141aを介して窓枠110(右側の縦枠112)に前後に回動可能に連結される。第一回動軸141aは、上下方向において無目113よりもやや下方に設けられる。第一アーム141には、載置部141bが形成される。
載置部141bは、ブラインド20のボトムレール23を載置するための部分である。載置部141bは、第一アーム141の一部分を切り欠くようにして形成される。より具体的には、載置部141bは、第一アーム141の長手方向に沿った2つの辺(長辺)のうち前側の辺を、側面視矩形状に切り欠くように形成される。このようにして載置部141bは、第一アーム141の一辺に、側面視凹状となるように形成される。載置部141bの幅(第一アーム141の長手方向に沿った幅)は、ブラインド20のボトムレール23の前後幅と略同一となるように形成される。
第二アーム142は、略矩形板状に形成されるものである。第二アーム142の一端(上端)は、第二回動軸142aを介して内倒し窓130の右側部に前後に回動可能に連結される。第二回動軸142aは、内倒し窓130の上端部近傍に設けられる。第二アーム142は、第一アーム141よりも内側(左方)に配置される。
連結軸143は、第一アーム141と第二アーム142とを連結するものである。連結軸143は、第一アーム141の下端と第二アーム142の下端とを、互いに前後に回動可能となるように連結する。
なお、内倒し窓130の左右両側部には、連結部140を収容可能な空間である収容部(不図示)が形成される。内倒し窓130が閉じられた状態(図2参照)では、連結部140の大部分が当該収容部に収容される。前記収容部に収容された連結部140は、屋内側及び屋外側から視認し難くなる。また、左右の連結部140の間隔は、ブラインド20(ボトムレール23)の左右幅と同程度か、これよりも狭くなるように形成される。
以下では、図2から図4までを用いて、上述の如く構成された窓構造100において、内倒し窓が開閉される様子について説明する。
図2に示すように、内倒し窓130が閉じられている状態においては、連結部140は折り畳まれた状態(第一アーム141と第二アーム142が長手方向を概ね同じ方向(上下方向)に向けた状態)で、当該内倒し窓130の側部(前記収容部)に収容されている。
内倒し窓130を開く(開放する)場合、図3に示すように、内倒し窓130がブラインド20と干渉するのを避けるために、まずブラインド20を上昇させる。
次に、内倒し窓130を前方に向かって傾斜(傾倒)させる。内倒し窓130が傾斜するにつれて、第一アーム141と第二アーム142が互いに広げられ、連結部140が前後方向に徐々に伸びる。
図4に示すように、連結部140が最大限伸びた状態、すなわち第一アーム141と第二アーム142とが一直線状になると、当該連結部140によって内倒し窓130の傾倒(開放の度合い)が規制される。これによって、内倒し窓130が所定の傾斜角度に保持される。このように内倒し窓130が開かれた状態では、無目113の下方の開口部分が開放され、屋内と屋外とが連通される。
なお、連結部140の各部の構成(第一アーム141及び第二アーム142の長さや位置等)を適宜設定することで、図4に示すように、内倒し窓130が開かれた状態において連結部140(第一アーム141及び第二アーム142)が略水平に延びるように設定されている。
このように内倒し窓130が開かれた状態では、連結部140は内倒し窓130の側部(前記収容部)から出現(露出)することになる。この状態では、第一アーム141の載置部141bは、上方に向けて開口した凹状となる。またこの状態では、載置部141bは内倒し窓130の上端部と略同一の高さに位置している。
また内倒し窓130が開かれた状態では、屋外からの空気を屋内に取り込んで当該屋内を換気または通風(以下、これらを総称して換気等と記載する。)することができる。この際、図4に示すように、無目113の下方の開口部分を介して屋外から流通してきた空気(風)は、傾斜した内倒し窓130に案内されて前斜め上方に向きを変える。当該空気は、そのまま前斜め上方に流通しながら屋内へと進入する。
このように、内倒し窓130を用いて屋内に進入する空気(風)の向きを斜め上方へと変化させることで、当該空気を屋内の人(例えば、着席して仕事をしている人)に直撃し難くすることができる。これによって、屋内の人の寒さや風圧による不快感を低減することができる。また、風を屋内の机等に置かれた物(例えば、書類)に直撃し難くすることができるため、当該物が飛散したり倒れたりするのを抑制することもできる。
なお、内倒し窓130を閉じる場合には、上述とは逆に当該内倒し窓130を後方に向かって回動させればよい。
次に、図5を用いて、内倒し窓130を開いたままブラインド20を使用する様子について説明する。
内倒し窓130を開いたままブラインド20を使用する場合、当該ブラインド20を下降させる。この際、ブラインド20の下端に設けられたボトムレール23を、第一アーム141の載置部141bに載置する。具体的には、ボトムレール23を、凹状に形成された載置部141bに嵌合させる。この際、左右の連結部140の間隔は、ボトムレール23の左右幅と同程度か、これよりも狭くなっているため、当該ボトムレール23の左右両端部近傍を、左右の連結部140の載置部141bにそれぞれ嵌合させることができる。これによって、ボトムレール23の前後方向への移動が載置部141bによって規制される。
このように、ボトムレール23が載置部141bに接するまでブラインド20を下降させることで、当該ブラインド20でFIX窓120を前方から覆うことができる。これによって、FIX窓120からの光(日射)を遮ったり、目隠しをしたりすることができる。
またこの際、ボトムレール23の前後方向への移動を載置部141bによって規制しているため、無目113の下方の開口部分を流通する空気(風)がブラインド20に当った際の当該ブラインド20の揺れを抑制することができる。これによって、ボトムレール23が周囲の部材に当ったり、スラット22が大きく揺れたりすることによる騒音の発生を抑制することができる。
特に本実施形態においては、載置部141bを、連結部140の後部に形成している。より具体的には、載置部141bは、前後に並んだ第一アーム141及び第二アーム142のうち、後側に配置された第一アーム141に形成されている。従って、載置部141bは、ブラインド20(ボトムレール23)を極力後方(FIX窓120に近い位置)で保持することができる。これによって、当該ボトムレール23と内倒し窓130との間の隙間、すなわち空気(風)が流通する経路の幅を広く確保することができ、風をブラインド20に当りにくくすることができる。
このように、載置部141bは、できるだけFIX窓120に近い位置(内倒し窓130が傾倒する方向と反対側)に設けることが望ましい。好ましくは、載置部141bは、内倒し窓130を開いた状態において、連結部140(第一アーム141及び第二アーム142)の前後方向中央よりも後方に設けることが望ましい。
このように、内倒し窓130を開いた状態でブラインド20の騒音の発生を抑制することで、屋内の快適性を向上させることができ、ひいては利用者に内倒し窓130の開放を促すことができる。これによって、空調(冷房)の使用頻度や負荷を減らすことができ、省エネを図ることができる。
以上の如く、本実施形態に係る窓構造100は、
開口部11に設けられた内倒し窓130(開閉窓)と、
内倒し窓130の開放に伴って出現するように形成され、開口部11に設けられたブラインド20(遮蔽手段)のボトムレール23(下端部)と接触可能な載置部141b(接触部)と、
を具備するものである。
このように構成することにより、ブラインド20の揺れを抑制することができる。
また、内倒し窓130の開放に伴って載置部141bを出現させることで、別途操作を必要とせず、作業性を向上させることができる。また、意匠性を向上させることもできる。
また、載置部141bは、
ブラインド20のボトムレール23に対して下方から嵌合可能な凹状に形成されているものである。
このように構成することにより、ブラインド20の揺れを効果的に抑制することができる。
また、内倒し窓130は、
開口部11における下部に設けられているものである。
このように構成することにより、開口部11の上部をブラインド20で覆いながら、内倒し窓130を開放することができる。
これによって、ブラインド20による遮光や目隠しと、内倒し窓130を開放することによる換気等を両立させることができる。
また、載置部141bは、
開放された内倒し窓130の上端部と略同一の高さに形成されているものである。
このように構成することにより、ブラインド20の揺れを効果的に抑制することができる。
すなわち、載置部141bと接するブラインド20の下端部(ボトムレール23)の下方に、空気(風)が流通する経路を広く確保することができ、当該風がブラインド20に当り難くすることができる。
また、窓構造100は、
開口部11に設けられた窓枠110と、
内倒し窓130と窓枠110とを連結すると共に内倒し窓130の開放の度合いを規制する連結部140と、
をさらに具備し、
載置部141bは、
連結部140に形成されているものである。
このように構成することにより、連結部140を用いて載置部141bを形成することで、部品の兼用を図ることができ、ひいてはコストの削減を図ることができる。
また、連結部140を用いて載置部141bを形成することで、意匠性を向上させることもできる。また、載置部141bを形成するために無目113や方立には特殊な施工(設計)をする必要がないため、製造コストの削減を図ることができる。
また、前記開閉窓は、
内倒し窓130である。
このように構成することにより、進入してくる空気の流れを斜め上方に向けることができ、屋内の快適性を向上させることができる。
すなわち、空気の流れを斜め上方に向けることで、当該空気が屋内の人や物に直撃し難くすることができ、ひいては屋内の快適性を向上させることができる。
なお、本実施形態に係る内倒し窓130は、開閉窓の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るブラインド20は、遮蔽手段の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るボトムレール23は、遮蔽手段の下端部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る載置部141bは、接触部の実施の一形態である。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、窓構造100は、オフィスビルに限らず、住宅や病院、学校等に適用することも可能である。
また、ブラインド20(ベネシャンブラインド)に代えて、例えばロールスクリーンやプリーツスクリーン等を用いることも可能である。またこれらに限らず、下端部にボトムレール23(ボトムバー)、すなわち載置部141bと接触可能な部分を備えた種々の遮蔽手段を用いることが可能である。
また、本実施形態においては、FIX窓120及び内倒し窓130の全体を前方から覆うことが可能な1つのブラインド20を用いる場合を想定して説明を行ったが、例えば、左右に複数のブラインド20を並べて、当該複数のブラインド20によってFIX窓120及び内倒し窓130の全体を覆うように構成することも可能である。この場合、複数のブラインド20のボトムレール23がそれぞれ載置部141bと接触可能となるように連結部140を構成することが望ましい。
また、内倒し窓130を開いたままブラインド20を使用する場合には、当該内倒し窓130をブラインド20で覆うことはできない(図5参照)。よって、内倒し窓130に熱線反射ガラスを用いたり、別途庇を設けたりしても良い。
また、上記実施形態においては、内倒し窓130を例に挙げて説明したが、その他の種々の開閉窓(すべり出し窓、突出し窓、外倒し窓等)を用いることも可能である。
また、上記実施形態においては、内倒し窓130の上方にはFIX窓120を設けるものとしたが、開閉窓を設けることも可能である。
また、上記実施形態においては、窓枠110に2つの窓(FIX窓120及び内倒し窓130)を設けるものとしたが、窓の個数はこれに限定するものではなく、任意の個数の窓を設けることが可能である。
また、内倒し窓130の大きさ(窓枠110全体に対して内倒し窓130が占める割合)や形状は上記実施形態に限定するものではない。但し、内倒し窓130を開いた状態でブラインド20を利用する際に、当該ブラインド20によってできるだけ広い範囲を覆うことができるように、内倒し窓130の上下幅はある程度小さくすることが望ましい。
また、上記実施形態においては、窓枠110と内倒し窓130とを連結する連結部140として、2つのアーム(第一アーム141及び第二アーム142)を具備するものを例示したが、連結部140はこれに限らず任意の構成とすることが可能である。例えば、1本のアームにより構成されるものや、アームに加えてスライドレールを用いるものであってもよい。
また、上記実施形態においては、内倒し窓130が開かれた状態において、連結部140は略水平に延びるように構成されているものとしたが、連結部140は必ずしも水平でなくてもよく、多少傾斜していてもよい。
また、ブラインド20のボトムレール23と、載置部141bとを、磁石の磁力により互いに吸着させる構成とすることも可能である。これにより、ブラインド20の揺れをより効果的に抑制することができる。
また、上記実施形態においては、載置部141bは連結部140に設けられるものとしたが、内倒し窓130の開放に伴って出現するように構成された他の部材に設ける構成とすることも可能である。
また、上記実施形態においては、載置部141bを、ボトムレール23に嵌合可能な凹状に形成するものとしたが、単なる平面状(直線状)に形成することも可能である。この場合、ボトムレール23が載置部141bと嵌合することはないが、当該載置部141bに接触させることでブラインド20の揺れを抑制することができる。
また、図6に示す変形例のように、載置部141bを、前後方向に幅広い曲面状(凹状)に形成することも可能である。これによって、ブラインド20の取り付け位置が前後方向に多少ずれた場合であっても当該ブラインド20を載置部141bに載置することができる。従って、様々な建物(ブラインド)に窓構造100を適用することができる。
10 壁面
11 開口部
20 ブラインド
23 ボトムレール
100 窓構造
110 窓枠
120 FIX窓
130 内倒し窓
140 連結部
141 第一アーム
142 第二アーム
141b 載置部

Claims (6)

  1. 開口部に設けられた開閉窓と、
    前記開閉窓の開放に伴って出現するように形成され、前記開口部に設けられた遮蔽手段の下端部と接触可能な接触部と、
    を具備する窓構造。
  2. 前記接触部は、
    前記遮蔽手段の下端部に対して下方から嵌合可能な凹状に形成されている、
    請求項1に記載の窓構造。
  3. 前記開閉窓は、
    前記開口部における下部に設けられている、
    請求項1又は請求項2に記載の窓構造。
  4. 前記接触部は、
    開放された前記開閉窓の上端部と略同一の高さに形成されている、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の窓構造。
  5. 前記開口部に設けられた窓枠と、
    前記開閉窓と前記窓枠とを連結すると共に前記開閉窓の開放の度合いを規制する連結部と、
    をさらに具備し、
    前記接触部は、
    前記連結部に形成されている、
    請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の窓構造。
  6. 前記開閉窓は、
    内倒し窓である、
    請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の窓構造。
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DE112018005430T5 (de) 2017-11-10 2020-07-16 Tok, Inc. Scharnierarm-Dämpfungsmechanismus
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