JP3815459B2 - 複合建具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、採光、遮熱(日除け)、換気、防犯等の様々な機能を有する複合建具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の複合建具は、屋内側に、窓枠の中間枠を挟んで換気部と窓部とをそれぞれ上下に配設すると共に、屋外側に、換気部および窓部に面して上げ下げ可能な防火用の遮蔽体を配設したものが、知られている(例えば、特許文献1参照)。窓部には、内倒し式の障子が設けられ、換気部にはスライド式の換気口が設けられている。また、遮蔽体は、複数枚の遮蔽板を上げ下げ自在に連結して構成されている。この場合、遮蔽体は、火災時に自動的に閉塞する防火シャッタの機能を有しており、定常状態の引上げ全開時には、上枠の屋外側に設けた垂下片により窓枠内に隠蔽されるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
実公平6−33943号公報(第2頁、図1および図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような、従来の複合建具では、引上げ全開時の遮蔽体および上枠の垂下片が換気部の正面に位置するため、換気部における換気性能が悪化する問題があった。また、屋外側から見ると、垂下片により上枠が極端に広幅となり、意匠性が損なわれる問題があった。
【0005】
本発明は、可動ルーバーの引下げ全閉時に、換気部の換気性能を積極的に発揮させることができると共に、引上げ全開時の可動ルーバーを意匠要素として積極的に活用することができる複合建具を提供することをその課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の複合建具は、屋内側に、窓枠の中間枠を挟んで換気部と窓部とをそれぞれ上下に配設すると共に、屋外側に、換気部および窓部に面して上げ下げ可能なスラット連結体とスラット連結体を上げ下げする装置部とを有する可動ルーバーを配設した複合建具であって、窓枠の上枠には、屋外側端から下垂した下垂片部が設けられ、窓枠の両縦枠には、スラット連結体の上げ下げをガイドするガイド部が設けられ、可動ルーバーの装置部は、下垂片部の内側に配設され、引上げ全開時のスラット連結体は、下垂片部の下端位置から下方に連なって下垂片部と共に、換気部を覆い、スラット連結体の複数のスラットは、角度を同時に且つ同角度に可変可能に構成され、換気部は、見付け方向に横並び配設した換気用扉体および可動ルーバーの点検用扉体で構成された扉体と、換気用扉体に面して設けた網戸とを有し、換気用扉体および点検用扉体は、同一の遮光性材料で構成されていることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、可動ルーバー(スラット連結体)を全閉した引下げ全閉時には、換気部の正面にスラット連結体の複数のスラットのみが位置するため、換気部の換気性能を十分に発揮させることができる。また、可動ルーバー(スラット連結体)を全開した引上げ全開時には、窓部の正面が開放され、スラット連結体が窓部による採光や換気に邪魔になることがなく、且つスラット連結体が換気部を覆い隠すと共に上枠とは異なる意匠として機能する。
また、ガイド部により、強風等によりスラット連結体が揺れ或いはばたつくことがなく、且つガイド部を介して、スラット連結体を両縦枠に適切に保持しておくことができる。すなわち、強風等によるスラット連結体の振れを防止することができると共に、これに防犯的機能を持たせることができる。
さらに、可動ルーバーの装置部分を点検用扉体により、隠蔽しておくことができると共に、両扉体を横並びに配設することで、屋内側の意匠が損なわれることがない。
しかも、扉体全体として統一したデザインとなり、屋内側からの意匠性を向上させることができる。
【0012】
この場合、換気部の扉体は、上端部に設けたヒンジを中心に、屋内側に開放されることが、好ましい。
【0013】
この構成によれば、換気部の換気面積を大きくとることができると共に、換気部が高い位置にあっても開け閉めに支障を生ずることがない。また、可動ルーバーの各スラットの湾曲形状と相俟って、換気のための微風を効率よく呼び込むことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係る複合建具について説明する。図1の屋外側姿図および図2の屋内側姿図は、建物の外壁Wに、掃出し窓を主体とする第1複合建具(図1では左側)1と、腰窓を主体とする第2複合建具(図1では右側)2とを形成した場合を表しており、以下、第1複合建具1と第2複合建具2とを、別々に説明する。
【0019】
図1の左部および図2の右部に示すように、第1複合建具1は、屋内側に換気部4および窓部5を上下に配設すると共に屋外側の全域に可動ルーバー6を配設して、構成されている。換気部4には、屋内側に面して換気用扉体7と可動ルーバー6用の点検用扉体8が設けられている。また、窓部5には、片引き形式の上吊りスライディング障子9とフィクス障子10とが設けられている。そして、可動ルーバー6は、装置部11とスラット連結体12とから成り、スラット連結体12は、モータ駆動により上げ下げ自在に構成されている。
【0020】
図1ないし図8に示すように、第1複合建具1は、上枠21、下枠22および両縦枠23,23を四周枠組みすると共に、上枠21と下枠22との間に無目に相当する中間枠24を組み込んだ窓枠20を備えている。また、窓枠20には、中間枠24と下枠22との間において、両縦枠23,23に平行な中骨25が組み込まれ、さらに上枠21と中間枠24との間において、両縦枠23,23に平行な一対の添え束26,26および中束27が組み込まれている(図8参照)。そして、これら窓枠20の各構成枠材はいずれもアルミニウムの押出し形材等で構成されている。
【0021】
この場合、中間枠24の見込み寸法は、他の構成枠(上枠21、下枠22および縦枠23)の見込み寸法のほぼ1/2なっており、屋内側端を他の構成枠と揃えるようにして配設されている。上枠21、中間枠24および両縦枠23,23で区画された屋内側部分には、両添え束26,26および中束27を受けとして、換気部4を構成する幅広の換気用扉体7および幅狭の点検用扉体8が、見付け方向横並びに装着されている。また、換気用扉体7に面して屋外側には、固定網戸14が装着され、点検用扉体8に面する部分には、可動ルーバー6の装置部(モーターユニット151)11が配設されている(図7および図10参照)。
【0022】
同様に、中間枠24、下枠22および両縦枠23,23で区画された屋内側部分には、中骨25を介して、窓部5を構成する幅狭の上吊りスライディング障子9と幅広のフィックス障子10とが装着されている。屋外側から見て、上吊りスライディング障子9は右側に、フィックス障子10は左側に配設されており、また上吊りスライディング障子9は見込み方向屋内側に、フィックス障子10は見込み方向屋外側に配設されている。また、上吊りスライディング障子9の正面には、フィックス障子10と見付け方向に横並びとなるように可動網戸15が装着されている。そして、上吊りスライディング障子9は、フィックス障子10に重なるように片引き形式で開閉される。
【0023】
一方、上枠21、下枠22および両縦枠23,23で区画された屋外側部分には、換気部4および窓部5を覆い得るように可動ルーバー6が装着されている。可動ルーバー6の装置部11は、上枠21内に収まるように、すなわち隠蔽されるように配設されている。スラット連結体12は、全体が屋外側に露出すると共に、窓部5を開放する引上げ開放状態(全開)と、窓部5を覆う引下げ閉塞状態(全閉)との間で上げ下げ自在に構成されている。また、引上げ開放状態のスラット連結体12は、ほぼ中間枠24の位置まで上昇し、水平姿勢の多数のスラット29が重なって換気部4を覆うようになっている。
【0024】
図6に示すように、上枠21は、方形の上枠中空部32と、上枠中空部32から屋外側に延びる庇状片部33と、庇状片部33から下垂した下垂片部34と、上枠中空部32から下垂した上シール取付片部35とで一体に形成した上枠本体31に、屋外側躯体固定片36および屋内側躯体固定片37をねじ止めして、構成されている。上シール取付片部35の屋内側には、換気用扉体7および点検用扉体8の上部が密接するようになっている。また、上シール取付片部35の屋外側には、これに平行に上枠中空部32からばね片38が垂設されており、このばね片38と上シール取付片部35との間に、固定網戸14の上端部が装着されるようになっている。そして、下垂片部34の下端位置に、スラット連結体12の最上位のスラット29が位置すると共に、下垂片部34の内側には、可動ルーバー6の装置部11が収容されている。
【0025】
図3および図4に示すように、中間枠24は、水切り用の傾斜面を有する中間中空部42と、中間中空部42の上側に配設した網戸支持部43と、中間中空部42の下側にあって屋外側に配設した固定障子上支持部44と、中間中空部42の下側にあって屋内側に配設した可動障子上支持部45とで一体に形成された中間枠本体41に、固定障子上支持部44と可動障子上支持部45との下部を仕切る仕切りアタッチメント46を装着して、構成されている。仕切りアタッチメント46は、固定障子上支持部44の上下中間部に掛止固定された固定部48と、固定障子上支持部44と可動障子上支持部45とを仕切る仕切り片部49と、仕切り片部49から屋内側に水平に延びる内向き水平片部50とで、一体に形成されている。
【0026】
網戸支持部43は、「U」字状に形成され、固定網戸14の下端部が装着されるようになっている。また、網戸支持部43の屋内側には、換気用扉体7および点検用扉体8の下部が密接するようになっている。なお、上記の中間中空部42には、後述する換気用扉体7を開放するための一対のダンパー123,123が収容されている。固定障子上支持部44は、上半部に方形中空部52を有すると共に、下半部に仕切りアタッチメント46と共に逆「U」字状を為す装着部53が形成されており、この装着部53にフィックス障子10および可動網戸15の上端部が装着されている。
【0027】
可動障子上支持部45は、見込み方向の中間に上切欠き部55を有する第1水平片56と、仕切りアタッチメント46の内向き水平片部50に対峙する外向き水平片部57とを有している。内向き水平片部50と外向き水平片部57との間は、上記の上切欠き部55とほぼ同幅のスリット開口58となっており、この内向き水平片部50と外向き水平片部57とにより第2水平片59が構成されている。第1水平片56の上側には、後述する上吊りスライディング障子9の吊り車144が収容される上中空部60が構成されている。
【0028】
また、第1水平片56と第2水平片59との間には、間隙中空部61が構成され、この間隙中空部61には、吊り車144から延びる吊設部材(の上ガイドローラ146)143を案内する摺動ガイド62が装着されている。この場合、吊り車144は、間隙中空部61に設けた摺動ガイド62に案内され、第1水平片56上を転動する。さらに、図示では省略したが、上切欠き部55、スリット開口58および摺動ガイド62は、その延在方向において、閉塞状態における一対の吊り車144の位置に対応する部分に、それぞれ屋外側に屈曲する一対の上屈曲部を有しており、上吊りスライディング障子9は、この一対の上屈曲部に案内されて、屋外側に僅かに引き寄せられるようになっている。
【0029】
なお、詳細は後述するが、第1複合建具1の中間枠24と第2複合建具2の中間枠24とは、全く同一の断面形状を有しており、第2複合建具2の中間枠24では、その可動障子上支持部45にスウィング障子17の上端部が装着されるようになっている。すなわち、間隙中空部61に投入した裏板161を補強材として、スウィング障子17の上ヒンジ部材173が第2水平片59に下側から固定される(図12参照)。
【0030】
下枠22は、水切り用の傾斜面を有する主中空部72および主中空部72の屋外側に連なる副中空部73と、主中空部72の上側に連なる支持中空部74と、支持中空部74の上側にあって屋外側に配設した固定障子下支持部75と、支持中空部74の上側にあって屋内側に配設した可動障子下支持部76とで一体に形成された下枠本体71に、屋外側躯体固定片77、屋内側躯体固定片78および床見切り片79をねじ止めして、構成されている。
【0031】
固定障子下支持部75は、上記の固定障子上支持部44に対峙しており、水平なベース片部81と屋外側立設片部82と屋内側立設片部83とで、断面「U」字状に形成されている。そして、固定障子下支持部75には、フィックス障子10および可動網戸15の下端部が装着されている。
【0032】
可動障子下支持部76は、上記の可動障子上支持部45に対峙しており、水平ベース片部85と、水平ベース片部85の見込み方向の中間部に形成した下切欠き部86と、下切欠き部86を上向き開放部とする断面「C」字状のあり溝87とを有している。そして、この下切欠き部86に、後述する上吊りスライディング障子9のガイド突起(下ガイドローラ147)145が摺接して、その開閉移動がガイドされるようになっている。また、図5(b)に示すように、下切欠き部86は、その延在方向において、閉塞状態における一対のガイド突起145の位置に対応する部分に、屋外側に屈曲する一対の下屈曲部(戸先側のみ図示)88を有しており、上吊りスライディング障子9は、この一対の下屈曲部88に案内されて、屋外側に僅かに引き寄せられるようになっている。
【0033】
なお、詳細は後述するが、第1複合建具1の下枠22と第2複合建具2の下枠22とは、全く同一の断面形状を有しており、第2複合建具2の下枠22では、その可動障子下支持部76にスウィング障子17の下端部が装着されるようになっている。すなわち、あり溝87に投入した裏板162を補強材として、スウィング障子17の下ヒンジ部材174が水平ベース片部85に上側から固定される(図12参照)。
【0034】
このように、可動障子上支持部45と可動障子下支持部76とにより、窓部5の上枠として機能する中間枠24と下枠22との間において、上吊りスライディング障子9とスウィング障子17とを互換可能に装着することができるため、ユーザーの好みに応じた窓部5を、容易に構成することができる。また、各障子9,の間口寸法も自在に変更することができる。
【0035】
図5および図8に示すように、各縦枠23は、方形の縦枠中空部92と、縦枠中空部92から屋外側に延びるスラットガイド部93と、スラットガイド部93の屋外側端から内向きに延びる覆い片部94と、縦枠中空部92から内向きに延びる屋外側内向き片部95および屋内側内向き片部96とで一体に形成した縦枠本体91に、屋外側躯体固定片97および屋内側躯体固定片98をねじ止めして、構成されている。
【0036】
この場合、屋外側内向き片部95および屋内側内向き片部96は、下枠22と中間枠24との間にのみ形成され、中間枠24と上枠21との間では切り欠かれている。そして、下枠22と中間枠24との間において、一方の縦枠23における屋外側内向き片部97および屋内側内向き片部98間には、フィックス障子10の側端部が装着され、他方の縦枠23における屋外側内向き片部97および屋内側内向き片部98間には、可動網戸15の戸尻側が装着されている。また、中間枠24と上枠21との間において、各縦枠23の縦枠中空部92には上記の添え束26が添設され、両添え束26,26の中間にはこれに平行に中束27が配設されている。そして、一方の添え束26と中束27とに固定網戸14の両側端部が接触している。
【0037】
スラットガイド部93には、各スラット29の角度変更のためのチェーン155を収容する一対のチェーン収容部101,101と、一対のチェーン収容部101,101の間に位置して、各スラット29の上げ下げをガイドするガイド溝102とが一体に(別体でも可)形成されている。そして、覆い片部94は、このスラットガイド部93を隠蔽するように覆っている。
【0038】
中骨25は、下枠22と中間枠24との間において両縦枠23,23に平行に立設されており、方形の中骨中空部112と、中骨中空部から延びる屋外側片部113とを有する中骨本体111に、中骨アタッチメント114を添設して、構成されている。中骨アタッチメント114には、屋外側片部113に平行な屋内側片部115が形成され、この屋内側片部115と屋外側片部113との間に、フィックス障子10の側端部が装着されている。
【0039】
図6ないし図8に示すように、換気用扉体7は、屋外側の周縁部を、上枠21、中間枠24、一方の添え束26および中束27に気密に接触しており(シール材を介在)、この状態から屋内側に開放する。換気用扉体7は、遮光性材料である合成木質材で構成された扉本体121と、扉本体121の上端部に設けた3個のヒンジ122,122,122と、扉本体121の下端部に設けた左右一対のダンパー123,123と、扉本体121の下端部中央に設けたプッシュラッチ124とを備えている。プッシュラッチ124を押釦すると、各ダンパー123の伸張作用により、扉本体121がヒンジ122を中心に屋内側に開放される。一方、この状態から、ダンパー123に抗して扉本体121を押すと、プッシュラッチ124が中間枠24に掛止されて扉本体121が閉塞する。
【0040】
同様に、点検用扉体8は、屋外側の周縁部を、上枠21、中間枠24、他方の添え束26および中束27に気密に接触しており(シール材を介在)、この状態から屋内側に開放する。点検用扉体8は、換気用扉体7の扉本体121と同様に合成木質材で構成された扉本体126と、扉本体126の上端部に設けた2個のヒンジ127,127と、扉本体126の下端部中央に設けたコインロック128とを備えている。この場合には、コインロック128を操作(ロック・アンロック)して、扉本体126を開閉する。
【0041】
図3および図5に示すように、フィックス障子10は、断熱および防音を考慮した複層ガラス131で構成されており、上端部を中間枠24の固定障子上支持部44に、下端部を下枠22の固定障子下支持部75に、一方の側端部を一方の縦枠23に、他方の側端部を中骨25に、それぞれ気密に装着されている(ガスケットを介在)。図4および図5に示すように、可動網戸14は、上ガイド枠133、下ガイド枠134、戸尻枠135および戸先枠136に、折込み網体137を組み込んで構成されており、固定障子上支持部44、固定障子下支持部75、他方の縦枠23および中骨25に装着されている。すなわち、可動網戸14は、フィックス障子10を装着するための各構成枠部を利用して、装着されており、且つ開閉状態を含め、見込み方向においてフィックス障子10と同位置に収まっている。
【0042】
図4および図5に示すように、上吊りスライディング障子9は、四周框組みした框体141と、これに組み込んだ複層ガラス142と、框体141の上端から上方に延びる一対の吊設部材143と、各吊設部材143に回転自在に取り付けた一対の吊り車144と、框体141の下端から下方に延びる一対のガイド突起145とで構成されている(いずれも図示では一方のみ表示)。また、框体141の周縁部には、シール部材141aが四辺に渡って設けられ、且つ框体141の戸尻側にはハンドル150が取り付けられている。そして、閉塞状態のシール部材141aは、中間枠(仕切りアタッチメント46)24の仕切り片部49、下枠22の屋内側立設片部83、縦枠23の屋内側内向き片部96および中骨25の屋内側片部115に、密接するようになっている。
【0043】
各吊設部材143には上ガイドローラ146が回転自在に設けられ、また各ガイド突起145には下ガイドローラ147が回転自在に設けられている。上吊りスライディング障子9は、中間枠24に形成した第1水平片56上を転動する吊り車144により、上吊り形式で開閉される。また、その際、上ガイドローラ146は中間枠24の摺動ガイド62に転接し、下ガイドローラ147は下枠22の下切欠き部86に転接する。
【0044】
一方、上述したように、上ガイドローラ146が転接する中間枠24の上切欠き部55、スリット開口58および摺動ガイド62は、上屈曲部を有し、また下ガイドローラ147が転接する下枠22の下切欠き部86は、下屈曲部88を有している。また、上吊りスライディング障子9の戸先側には、これを屋外側に引き寄せる傾斜面付きの引寄せ片139が上下に設けられており、且つ縦枠23には、この引寄せ片139を受ける引寄せ受け部材140が固定されている。このため、上吊りスライディング障子9を閉塞すると、上吊りスライディング障子9は上屈曲部および下屈曲部88により屋外側に引き寄せられると共に、戸先側を引寄せ片139および引寄せ受け部材140により不動に位置決めされ、且つ戸尻側をハンドルのロック操作により不動に位置決めされる。これにより、上吊りスライディング障子9のシール部材141aが、中間枠24、下枠22、縦枠23および中骨25に強く密接して、気密性が維持される。
【0045】
なお、図9に示すように、上吊りスライディング障子9の框体141は、各コーナー部分を角度45°で接合するようになっており、内部に収容した「L」字状の補強プレート148で接合すると共に、相互の接合端間に樹脂製の接合板149を介設するようにしている。接合板149は、呑込み段部を有し、接合端を僅かに離隔した状態で接合する。これにより、各コーナー部分の外端が極端に鋭利になるのを防止している。
【0046】
図6および図10に示すように、可動ルーバー6は、モーターユニット151を有する装置部11と、装置部11により上げ下げされるスラット連結体12とを備えている。スラット連結体12は、湾曲形状の多数のスラット29を、片側各一対のリンク152,152を介して相互連結して構成されている。各スラット29は、上記の各縦枠23に形成してガイド溝102に上下方向にスライド自在に係合している。すなわち、各スラット29は、両端部をガイド溝102に保持された状態で上下する。
【0047】
モーターユニット151の出力側には、同軸上に設けたスプロケット153およびチルトブラケット154が、切替クラッチ(図示省略)を介して接続されており、スプロケット153には各スラット29を上げ下げするチェーン155が巻回され、チロルブラケット154には各スラット29の角度を可変する一対のチルトリンク156,156が取り付けられている。チェーン155は、回動プレート157を介して、スラット連結体12の最下位のスラット29に連結されており、スプロケット153の正逆回転により、チェーン155が上下方向に走行して、スラット連結体12が上げ下げされるようになっている。また、一対のチルトリンク156,156は、一対のリンク152,152に対応するようにスラット連結体12の最上位のスラット29に連結されており、チルトブラケット154の回動と回動プレート157に設けたばね(コイルばね)158により、各スラット29の角度を同時に且つ同角度に可変できるようになっている。
【0048】
このように構成された第1複合建具1では、可動ルーバー6を引き上げて開放状態とすることで、フィックス障子10および上吊りスライディング障子9による採光、遮音および気密等の機能が発揮され、上吊りスライディング障子9の開放および換気用扉体7の開放により、換気(通風)等の機能が発揮される。一方、可動ルーバー6を引き下げて閉塞状態とすることで、遮光、遮熱および防犯等の機能が発揮される。また、この状態で可動ルーバー6の各スラット29を水平姿勢とし、上吊りスライディング障子9の開放および換気用扉体7の開放により、遮光・遮熱状態において換気機能を発揮させることができる。特に、換気用扉体7は下開きで開放されるため、各スラット29の湾曲形状と相俟って、外気(微風)を屋内に効率良く取り込むことができる。
【0049】
一方、屋内側から見た第1複合建具1は、窓部5の上側に横並びに配設した換気用扉体7および点検用扉体8が、収納部様に見えるため、屋内意匠が損なわれることがない。また、屋外側から見た第1複合建具1は、引上げ開放状態の可動ルーバー6が、換気用扉体7および点検用扉体8の正面に位置してこれらを隠蔽すると共に、可動ルーバー6自身が屋外側に露出して屋外意匠の一部として機能する。すなわち、可動ルーバー6を第1複合建具1の意匠の一部として積極的に活用することにより、可動ルーバー6を全く違和感のないものとすることができる。
【0050】
次に、第2複合建具2について第1複合建具1と異なる部分を中心に説明する。図1の右部および図2の左部に示すように、第2複合建具2は、第1複合建具1と同様に、屋内側に換気部4および窓部5を上下に配設すると共に屋外側の全域に可動ルーバー6を配設して、構成されている。換気部4には、屋内側に面して換気用扉体7と、換気用扉体7を挟んで両側に可動ルーバー6用の点検用扉体8,8が一対設けられている。また、窓部5には、フィクス障子10と、これを挟んで両側に縦辷り出し形式の左右一対のスウィング障子17,17とが設けられている。この場合も、可動ルーバー6は、装置部11とスラット連結体12とから成り、スラット連結体12は、モータ駆動により上げ下げ自在に構成されている。
【0051】
図11ないし図15に示すように、第2複合建具2は、上枠21、下枠22および両縦枠23,23を四周枠組みすると共に、上枠21と下枠22との間に無目に相当する中間枠24を組み込んだ窓枠20を備えている。また、窓枠20には、中間枠24と下枠22との間において、両縦枠23,23に平行な一対の中骨25,25が組み込まれ、さらに上枠21と中間枠24との間において、両縦枠23,23に平行な一対の添え束26,26および一対の中束27,27が組み込まれている(図15参照)。そして、これら窓枠20の各構成枠材は、対応する第1複合建具1の各構成枠材と同一の断面形状を有しており、いずれもアルミニウムの押出し形材等で構成されている。
【0052】
この場合も、中間枠24の見込み寸法は、他の構成枠(上枠21、下枠22および縦枠23)の見込み寸法のほぼ1/2なっており、屋内側端を他の構成枠と揃えるようにして配設されている。上枠21、中間枠24および両縦枠23,23で区画された屋内側部分には、一対の添え束26,26および一対の中束27,27を受けとして、換気部4を構成する幅広の換気用扉体7および幅狭の一対の点検用扉体8,8が、見付け方向横並びに装着されている。また、第1複合建具1と同様に、換気用扉体7に面して屋外側には、固定網戸14が設けられ、点検用扉体8に面する部分には、可動ルーバー6の装置部11等が配設されている(図14および図15参照)。
【0053】
同様に、中間枠24、下枠22および両縦枠23,23で区画された屋内側部分には、一対の中骨25,25を介して、窓部5を構成する幅狭の一対のスウィング障子17,17と幅広のフィックス障子10とが装着されている。この場合、フィックス障子10の両側にそれぞれスウィング障子17,17が配設されており、また一対のスウィング障子17,17は見込み方向の屋内側に、フィックス障子10は見込み方向の屋外側に配設されている。また、各スウィング障子17の正面には、フィックス障子10と見付け方向に並ぶように可動網戸15が設けられている。そして、各スウィング障子17は、フィックス障子10側に辷り出すようにして屋内側に開放される。
【0054】
一方、上枠21、下枠22および両縦枠23,23で区画された屋外側部分には、換気部4および窓部5を覆い得るように可動ルーバー6が設けられている。可動ルーバー6の装置部11は、上枠21内に収まるように、すなわち隠蔽されるように配設されている。スラット連結体12は、全体が屋外側に露出すると共に、窓部5を開放する引上げ開放状態と、窓部5を覆う引下げ閉塞状態との間で上げ下げ自在に構成されている。また、引上げ開放状態のスラット連結体12は、ほぼ中間枠24の位置まで上昇し、水平姿勢の多数のスラット29が重なって換気部4を覆うようになっている。
【0055】
図6に示すように、上枠21は、第1複合建具1の上枠21と全く同一の断面形状を有している。この場合も、上シール取付片部35の屋内側には、換気用扉体7および各点検用扉体8の上部が密接し、またばね片38と上シール取付片部35との間に、固定網戸14の上端部が装着されるようになっている。そして、下垂片部34の下端位置に、スラット連結体12の最上位のスラット29が位置すると共に、下垂片部34の内側には、可動ルーバー6の装置部11が収容されている。
【0056】
図11および図12に示すように、中間枠24は、第1複合建具1の中間枠24と全く同一の断面形状を有している。この場合も、網戸支持部43には、固定網戸14の下端部が装着され、また網戸支持部43の屋内側には、換気用扉体7および各点検用扉体8の下部が密接している。さらに、固定障子上支持部44の装着部53には、フィックス障子10および各可動網戸15の上端部が装着されている。
【0057】
可動障子上支持部45は、上述のように上切欠き部55を有する第1水平片56と、仕切りアタッチメント46の内向き水平片部50に対峙する外向き水平片部57とを有しており、スリット開口58を存して対峙する内向き水平片部50と外向き水平片部57とにより第2水平片59が構成されている。この場合には、第1水平片56と第2水平片59との間に、補強材としての裏板161が投入され、この裏板161に第1水平片56の下側にあてがったスウィング障子17の上ヒンジ部材173がねじ止めされている。
【0058】
下枠22は、第1複合建具1の下枠22と全く同一の断面形状を有している。この場合も、固定障子下支持部75には、フィックス障子10および一対の可動網戸15,15の下端部が装着されている。また、可動障子下支持部76は、上記の可動障子上支持部45に対峙しており、水平ベース片部85と、下切欠き部86と、下切欠き部86を上向き開放部とする断面「C」字状のあり溝87とを有している。そして、あり溝87に補強材としての裏板162が投入され、裏板162に水平ベース片部85の上側に着座させたスウィング障子17の下ヒンジ部材174がねじ止めされている。
【0059】
図13および図15に示すように、各縦枠23は、第1複合建具1の縦枠23と全く同一の断面形状を有している。この場合も、屋外側内向き片部95および屋内側内向き片部96は、下枠22と中間枠24との間にのみ形成され、中間枠24と上枠21との間では切り欠かれている。そして、下枠22と中間枠24との間において、各縦枠23の屋外側内向き片部95および屋内側内向き片部96間には、各可動網戸15の戸尻側が装着されている。また、中間枠24と上枠21との間において、各縦枠23には上記の添え束26が添設され、両添え束26,26の中間には一対の中束27,27が配設されている。そして、各添え束26と各中束27とに各固定網戸14の両側端部が接触している。また、一対の中骨25,25は対向配置され、それぞれの屋内側片部115と屋外側片部113との間に、フィックス障子10の両側端部が装着されている。
【0060】
図14および図15に示すように、換気用扉体7は、屋外側の周縁部を、上枠21、中間枠24、一対の中束27,27に気密に接触しており、この状態から屋内側に開放されるようになっている。換気用扉体7は、遮光性材料である合成木質材で構成された扉本体121と、扉本体121の上端部に設けた2個のヒンジ122,122と、扉本体121の下端部に設けた左右一対のダンパー123,123と、扉本体121の下端部中央に設けたプッシュラッチ124とを備えている。この場合も、プッシュラッチ124を押釦すると、扉本体121がヒンジ122を中心に屋内側に開放される。
【0061】
同様に、各点検用扉体8は、屋外側の周縁部を、上枠21、中間枠24、各添え束26および各中束27に気密に接触しており、この状態から屋内側に開放されるようになっている。点検用扉体8は、換気用扉体7の扉本体121と同様に合成木質材で構成された扉本体126と、扉本体126の上端部に設けた2個のヒンジ127,127と、扉本体126の下端部中央に設けたコインロック128とを備えている。
【0062】
図11、図12および図13に示すように、フィックス障子10は、複層ガラス131で構成されており、上端部を中間枠24の固定障子上支持部44に、下端部を下枠22の固定障子下支持部75に、両側端部を左右の中骨25,25に、それぞれ気密に装着されている。各可動網戸15は、第1複合建具1の可動網戸15と同一の形態を有しており、固定障子上支持部44、固定障子下支持部75、各縦枠23および各中骨25に装着されている。
【0063】
スウィング障子17は、四周框組みした框体171と、これに組み込んだ複層ガラス172と、框体171の上端に設けた上ヒンジ部材173と、框体171の下端に設けた下ヒンジ部材174とで構成されている。框体171には、側方に突出するようにハンドル175が固定され(図13参照)、ハンドル175を持って屋内側に引くことにより、スウィング障子17は見付け方向に幾分スライドしながら開放する。そして、この場合も、スウィング障子17における框体171のコーナー部分は、図9に示す構造を有している。可動ルーバー6は、第1複合建具1の可動ルーバー6と同一であるため、ここでは説明を省略する。
【0064】
なお、スウィング障子17における框体171と上記の上吊りスライディング障子9の框体141とは、全く同一の断面形状を有し且つ全く同一の接合形態を有している。このため、スウィング障子17と上吊りスライディング障子9とを入れ替えても、デザイン的には同一となり、第1複合建具1と第2複合建具2との意匠上の統一を図ることができる。
【0065】
このように構成された第2複合建具2では、第1複合建具1と同様に、可動ルーバー6を引き上げて開放状態とすることで、フィックス障子10および一対のスウィング障子17,17による採光、遮音および気密等の機能が発揮され、一対のスウィング障子17,17の開放および一対の換気用扉体7,7の開放により、換気(通風)等の機能が発揮される。一方、可動ルーバー6を引き下げて閉塞状態とすることで、遮光、遮熱および防犯等の機能が発揮される。また、この状態で可動ルーバー6の各スラット29を水平姿勢とし、一対のスウィング障子17,17の開放および一対の換気用扉体7,7の開放により、遮光・遮熱状態において換気機能を発揮させることができる。特に、各換気用扉体7は下開きで開放されるため、各スラット29の湾曲形状と相俟って、外気(微風)を屋内に効率良く取り込むことができる。
【0066】
一方、屋内側から見た第2複合建具2は、窓部5の上側に横並びに配設した一対の換気用扉体7,7および点検用扉体8が、収納部様に見えるため、屋内意匠が損なわれることがない。また、屋外側から見た第2複合建具2は、引上げ開放状態の可動ルーバー6が、換気用扉体7および点検用扉体8の正面に位置してこれらを隠蔽すると共に、可動ルーバー6自身が屋外側に露出して屋外意匠の一部として機能する。すなわち、可動ルーバー6を第2複合建具2の意匠の一部として積極的に活用することにより、可動ルーバー6を全く違和感のないものとすることができる。
【0067】
なお、換気部の構成および窓部の構成は、適宜変更可能である。特に窓部においては、引違い障子、内開き障子等を適用すること、また障子自体に防音・断熱障子等を適用することも可能である。
【0068】
【発明の効果】
以上のように、本発明の複合建具によれば、可動ルーバーの引下げ全閉時において、換気部の換気性能を十分に発揮させることができると共に、引上げ全開時における可動ルーバーを、換気部を隠すと共に外枠とは異なる意匠要素として積極的に活用することができる。すなわち、窓部、換気部および可動ルーバーを有機的に配置することにより、採光や換気等の機能を効率良く発揮させることができると共に、全体の意匠性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る第1複合建具および第2複合建具の屋外側の姿図である。
【図2】実施形態に係る第1複合建具および第2複合建具の屋内側の姿図である。
【図3】第1複合建具の下部におけるフィックス障子部分の縦断面図である。
【図4】第1複合建具の下部における上吊りスライディング障子部分の縦断面図である。
【図5】第1複合建具の窓部の横断面図である。
【図6】第1複合建具および第2複合建具の上部の拡大縦断面図である。
【図7】第1複合建具の換気部の屋内側から見た正面図である。
【図8】第1複合建具の換気部の横断面図である。
【図9】第1複合建具の上吊りスライディング障子における框体接合部の接合構造図である。
【図10】第1複合建具の可動ルーバー廻りの縦断面図である。
【図11】第2複合建具の下部におけるフィックス障子部分の縦断面図である。
【図12】第2複合建具の下部におけるスウィング障子部分の縦断面図である。
【図13】第2複合建具の窓部の横断面図である。
【図14】第2複合建具の換気部の屋内側から見た正面図である。
【図15】第2複合建具の換気部の横断面図である。
【符号の説明】
1 第1複合建具、2 第2複合建具、4 換気部、5 窓部、6 可動ルーバー、7 換気用扉体、8 点検用扉体、9 上吊りスライディング障子、10フィックス障子、12 スラット連結体、17 スウィング障子、21 上枠、22 下枠、23 縦枠、24 中間枠、29 スラット、102 ガイド溝、121 扉体本体、122 ヒンジ

Claims (2)

  1. 屋内側に、窓枠の中間枠を挟んで換気部と窓部とをそれぞれ上下に配設すると共に、屋外側に、前記換気部および前記窓部に面して上げ下げ可能なスラット連結体と前記スラット連結体を上げ下げする装置部とを有する可動ルーバーを配設した複合建具であって、
    前記窓枠の上枠には、屋外側端から下垂した下垂片部が設けられ、
    前記窓枠の両縦枠には、前記スラット連結体の上げ下げをガイドするガイド部が設けられ、
    前記可動ルーバーの装置部は、前記下垂片部の内側に配設され、
    引上げ全開時の前記スラット連結体は、前記下垂片部の下端位置から下方に連なって前記下垂片部と共に、前記換気部を覆い、
    前記スラット連結体の複数のスラットは、角度を同時に且つ同角度に可変可能に構成され、
    前記換気部は、見付け方向に横並び配設した換気用扉体および前記可動ルーバーの点検用扉体で構成された扉体と、前記換気用扉体に面して設けた網戸とを有し、
    前記換気用扉体および前記点検用扉体は、同一の遮光性材料で構成されていることを特徴とする複合建具。
  2. 前記換気部の前記扉体は、上端部に設けたヒンジを中心に、屋内側に開放されることを特徴とする請求項1に記載の複合建具。
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