JP3728559B2 - ブラインド内蔵のガラスパネル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は操作性が良くて外観を損わないようにした、ブラインド内蔵のガラスパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
部屋の窓にはブラインドが吊設されて、外からの直射日光を遮り、又外部からの人目を遮ることが出来る。勿論、布製のカーテンであっても同じように光を遮ることが出来るが、入射する光の量を調整することは出来ない為に、オフィスなどでは一般にブラインドが使用されている。そして、このブラインドは単に部屋の窓際に限らず、ガラス間仕切りに内蔵することも出来る。即ち、近年は建物の大きな空間を間仕切りによって適度な大きさに仕切る場合が殆どであり、この間仕切りの一部にガラスパネルを据え付けることがあり、しかし透明なガラスパネルを時として遮ることが必要となる。
【0003】
ところで、ガラスパネルに内蔵している従来のブラインドは、窓際に吊り下げているブラインドと同じ構造であり、これをガラスパネル内に収容しただけである。しかしブラインドを操作する為の紐を内部(両ガラス板間)に収容することは出来ず、この紐だけが外に導き出されてガラスパネルの表面に垂れ下がった状態となり、これが間仕切りの外観を損っている。即ち、ブラインドがガラスパネルの際に吊り下げられている場合であれば、操作紐が一緒に下がっていても、それ程違和感を持たないが、ブラインドがガラスパネル内に収容されている為に、操作紐だけが外に存在することは間仕切りとしての外観が良くない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようにブラインド内蔵のガラスパネルには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、ガラスパネルの外に吊設した操作紐が外観を損わないようにしたブラインド内蔵のガラスパネルを提供する。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
本発明のブラインド内蔵ガラスパネルは枠体の両面側にそれぞれガラス板を嵌め、両ガラス板の間は所定の空間が形成されている。上記ブラインドはこの両ガラス板の空間に収容され、透明なガラスパネルを必要に応じて遮ることが出来る構造となっている。両ガラス板間の空間にブラインドを内蔵した構造は従来から存在しているものと共通し、本発明ではこのブラインドの操作方法に特徴がある。
【0006】
ガラスパネルの縦桟にはプーリーが表面から突出して設けられ、該プーリーは回転することが出来るように軸支されている。そしてこのプーリーには操作紐が巻き付いて吊下げられ、操作紐を引くならば上記プーリーは回転することが出来る。そしてプーリーの軸にはウオームが連結し、該ウオームはブラインドの巻取り軸から延びる軸に取着しているギアと噛み合っている。
【0007】
したがって、操作紐を引くことでプーリー及びウオームが回ってギアを回転し、そしてブラインドを昇降動することが出来る。勿論、ブラインド羽根の傾斜角調整も従来通り操作紐によって行われる。このように、本発明では操作紐がガラスパネルを遮らないように縦桟に面して吊設され、しかもプーリーにはカバーが取付けられ、操作紐の揺れを防止する為のガイド部材をカバーに下方に取付けている。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】
図1(a)、(b)は本発明のブラインド内蔵ガラスパネルを示している概略図である。同図の1はガラス板、2は縦桟、3は上桟、4は下桟、5はブラインドをそれぞれ示している。上桟3内には巻き取り軸6が取着され、ブラインド5を吊り下げている紐がこの巻き取り軸6に巻き付くことが出来る。そして上記縦桟2の表面にはプーリー7が突出して設けられている。ブラインド5はこのプーリー7を回転することで昇降動することが出来、該プーリー7には操作紐8が巻付いて吊下げられている。
【0009】
図2はブラインドを内蔵したガラスパネルの横断面と縦断面であり、ガラス板1,1の側端は縦桟2に設けている溝にガスケットを介して嵌り、同じくガラス板1,1の上下端は上桟3及び下桟4に形成している溝にガスケットを介して嵌っている。そして2枚のガラス板1,1は所定の間隔をおいて平行に取付けられ、間には空間9が形成されている。
【0010】
ガラスパネルは間仕切りを構成する為に、その両側端は垂直に起立するスタット10と連結し、ガラスパネルの縦桟2の外側に有している開口にスタッド10が嵌った状態でスタッド10にネジ止めされている。そしてガラスパネルの下端は、床レール11に配置したアジャスター12上に巾木13を介して適当な高さに支持され、又上端は天井に固定されている天井レール14と係合している。
【0011】
ここで、本発明はガラスパネルの具体的な構造、例えば縦桟2、上下桟3,4の形状、又ガラス板1,1とこれら縦桟2、上下桟3,4との関係は特に限定しないことにする。本発明ではブラインド5を昇降動する為に操作紐8を巻き掛けたプーリー7が縦桟2の表面に取付けられ、そしてこのプーリー7の回転をブラインド5の巻き取り軸6へ伝えるギア装置15は縦桟2の空間16に設けられている。
【0012】
図3(a)、(b)はブラインド5の昇降装置を示している具体例である。縦桟2の空間16に取着しているギア装置15から延びる軸17が縦桟表面に突出し、この突出した軸17にはプーリー7が取付けられている。そして該プーリー7には操作紐8が巻き掛けられ、該操作紐8を引くことでプーリー7は回転し、ギア装置15を介してブラインド5を巻付ける巻取り軸6が回転する。操作紐8を巻き掛けているプーリー7の形態は特に限定しないが、操作紐8を引くことで該プーリー7がスリップすることなく回転出来るように成っている。
【0013】
ここでギア装置15とはウオームとギアを噛み合せて構成したものであり、プーリー7を取着している軸17にはウオームを有し、巻取り軸6にはギアを取付け、プーリー7と共にウオームが回ることでギア及び巻取り軸6が回転することが出来る。軸17にウオームを有している為に、巻取り軸6に吊下げているブラインド5の重量が作用して該巻取り軸6に回転トルクが作用しても、プーリー7が回転することはない。
【0014】
そして図4は縦桟上部の正面図を示しているが、該縦桟2の表面にプーリー7が存在することで外観が損われることもある。そこで、該プーリー7を被覆する為のカバー18を縦桟2に取付けている。カバー18の下側には開口を形成し、プーリー7に巻き掛けている操作紐8が挿通している。又、該カバー18の下側にはリング19a,19bを備えたガイド部材20を取着し、両リング19a,19b内には操作紐8が入り、該操作紐8の揺れを抑制する。
【0015】
以上述べたように、本発明のブラインドを内蔵したガラスパネルは縦桟の空間にギア装置を設けると共に、ギア装置から延びる軸を縦桟表面に突出してプーリーを取付け、該プーリーには操作紐を巻き掛けたものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0016】
【発明の効果】
本発明のブラインドを内蔵したガラスパネルは、該ブラインドの昇降動並びに羽根の傾き調整を操作紐を引くことで行うことが出来る。その為に、縦桟の空間にギア装置を設けると共に、ギア装置から延びる軸を縦桟表面に突出してプーリーを取付け、該プーリーには操作紐を巻き掛けて構成している。
【0017】
そして上記プーリー及び操作紐は縦桟に面して設けられ、その為に間仕切りの外観が損われることはなく、ブラインドを内蔵しないガラスパネルの場合と外観上の差異はない。さらに縦桟表面に設けたプーリーを被覆す為のカバーを有し、一方、該カバーの下側にはプーリーに巻き掛けた操作紐の揺れを抑制する為のガイド部材を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラインドを内蔵したガラスパネルの概略図。
【図2】ブラインド内蔵のガラスパネルの断面図。
【図3】ブラインドを昇降する為の昇降装置。
【図4】プーリーを被覆す為のカバーを取付けた縦桟の正面図。
【符号の説明】
1 ガラス板
2 縦桟
3 上桟
4 下桟
5 ブラインド
6 巻き取り軸
7 プーリー
8 操作紐
9 空間
10 スタッド
11 床レール
12 アジャスター
13 巾木
14 天井レール
15 ギア装置
16 空間
17 軸
18 カバー
19 リング
20 ガイド部材

Claims (1)

  1. 垂直に起立するスタッドと両側縦桟が連結され、下端は床レールに配置したアジャスター上に巾木を介して適当な高さに支持され、上端は天井に固定されている天井レールと係合して配置されているブラインドを内蔵したガラスパネルにおいて、ガラス板の側端が嵌る縦桟の空間にはウオームとギアで構成されるギア装置を設け、該ギアは上記ブラインドが巻付く巻取り軸に取付けられ、又ギアと噛合っているウオーム軸を延ばすと共に縦桟の表面に突出してプーリを取付けし、そして該プーリにはリング状の操作紐を巻き掛けしてプーリを被覆する為のカバーを取付け、該カバーの下側には操作紐が挿通する開口を形成し、さらにプーリに巻き掛けした操作紐の揺れを防止する為のガイド部材を上記カバーの下方に取付けたことを特徴とするブラインド内蔵のガラスパネル。
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