JP2002013367A - ブラインド内蔵のガラスパネル - Google Patents

ブラインド内蔵のガラスパネル

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JP2002013367A
JP2002013367A JP2000195360A JP2000195360A JP2002013367A JP 2002013367 A JP2002013367 A JP 2002013367A JP 2000195360 A JP2000195360 A JP 2000195360A JP 2000195360 A JP2000195360 A JP 2000195360A JP 2002013367 A JP2002013367 A JP 2002013367A
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JP
Japan
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blind
glass panel
vertical bar
built
vertical
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JP2000195360A
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English (en)
Inventor
Shinya Nishio
信哉 西尾
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Comany Inc
Original Assignee
Comany Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラインドを内蔵したガラスパネルであっ
て、ブラインドを降ろした場合にブラインド側端とガラ
スパネルの縦桟との間に隙間を生じることがないブライ
ンド内蔵ガラスパネルの提供。 【解決手段】 ガラス板1,1を嵌めている枠体の縦桟
側面には両ガラス板1,1の内側に突起22,22を延
ばし、この突起22,22によってブラインド側端に生
じる隙間21をカバーする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブラインドを降ろし
た場合、縦桟との間に残る隙間から光り漏れをしないよ
うにした、ブラインド内蔵のガラスパネルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】部屋の窓にはブラインドが吊設されて、
外からの直射日光を遮り、又外部からの人目を遮ること
が出来る。勿論、布製のカーテンであっても同じように
光を遮ることが出来るが、入射する光の量を調整するこ
とは出来ない為に、オフィスなどでは一般にブラインド
が使用されている。そして、このブラインドは単に部屋
の窓際に限らず、ガラス間仕切りに内蔵することも出来
る。即ち、近年は建物の大きな空間を間仕切りによって
適度な大きさに仕切る場合が殆どであり、この間仕切り
の一部にガラスパネルを据え付けることがあり、しかし
ガラスパネルを時として遮ることが必要となる。
【0003】ところで、ガラスパネルに内蔵している従
来のブラインドは、窓際に吊り下げているブラインドと
同じ構造であり、これをガラスパネル内に収容しただけ
である。図4(a)はブラインド内蔵のガラスパネルを示
しているが、ブラインド(イ)を降ろした場合、縦桟(ロ)
との間には隙間(ハ)が形成され、この隙間(ハ)から光が
漏れてしまう。(b)は(a)のA−A断面拡大図を示して
いるが、ブラインド(イ)と縦桟(ロ)との間にある程度の
隙間がなければ、該ブラインド(イ)の上げ下げに際して
縦桟(ロ)に接触することから、適度な隙間(ハ)が必要と
なる。また同図の(ニ)はガラス板を示している。
【0004】図5はブラインド内蔵ガラスパネルの他の
従来例を示している横断面図である。このブラインド内
蔵のガラスパネルでは縦桟(ホ)が概略コ形断面と成って
ブラインド(イ)の側端が縦桟(ホ)に嵌っている為に、隙
間(ハ)が存在しても光りが漏れる事はない。しかし、こ
のような断面形状とすれば縦桟(ホ)の見付け寸法Lが大
きくなり、ガラスパネルとしての外観が損われる。すな
わち、ガラスパネルはパネル全体として、ガラスの占め
る面積が出来る限り大きい方が好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のブラ
インド内蔵のガラスパネルには上記のごとき問題があ
る。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であ
り、ガラスパネルの外観を損うことなく、内蔵したブラ
インドと縦桟との間から光りが漏れないようにしたブラ
インド内蔵のガラスパネルを提供する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明のブラインド内蔵ガ
ラスパネルは枠体の両面側にそれぞれガラス板を嵌め、
両ガラス板の間は所定の空間が形成されている。そして
ブラインドはこの両ガラス板の空間に収容され、透明な
ガラスパネルを必要に応じて遮ることが出来る構造とな
っている。両ガラス板間の空間にブラインドを内蔵した
基本構造は従来から存在しているものと共通している
が、本発明ではこのブラインド側端と縦桟の間に形成さ
れる隙間から光りが漏れないようにしている。
【0007】本発明では縦桟の側面から突起と突出し、
この突起は両ガラス板の内側に配置される。突起はブラ
インド側端部をカバーすることが出来る程度に延び、そ
の為にブラインド側端と縦桟間の隙間は突起で遮られて
光漏れは防止される。ここで、該突起の形成は、縦桟を
一体化して成形する場合、又は別の部材を縦桟の側面に
取付ける場合の何れでも可能となる。以下、本発明に係
る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1(a)、(b)は本発明のブラインド内蔵ガ
ラスパネルを示している概略図である。同図の1はガラ
ス板、2は縦桟、3は上桟、4は下桟、5はブラインド
をそれぞれ示している。上桟3内には巻き取り軸6が取
着され、ブラインド5を吊り下げている紐がこの巻き取
り軸6に巻き付くことが出来る。そして上記縦桟2の表
面にはツマミ7が突出して設けられている。ブラインド
5はこのツマミ7を回転することで昇降動することが出
来、しかもツマミ7を回すことでブラインド5の羽根の
傾きを調整し得る。
【0009】図2はブラインドを内蔵したガラスパネル
の横断面と縦断面であり、ガラス板1,1の側端は縦桟
2に設けている溝にガスケットを介して嵌り、同じくガ
ラス板1,1の上下端は上桟3及び下桟4に形成してい
る溝にガスケットを介して嵌っている。そして2枚のガ
ラス板1,1は所定の間隔をおいて平行に取付けられ、
間には空間8が形成されている。
【0010】ガラスパネルは間仕切りを構成する為に、
その両側端は垂直に起立するスタット9と連結し、ガラ
スパネルの縦桟2の外側に有している開口にスタッド9
が嵌った状態でスタッド9にネジ止めされている。そし
てガラスパネルの下端は、床レール10に配置したアジ
ャスター11上に巾木12を介して適当な高さに支持さ
れ、又上端は天井に固定されている天井レール13と係
合している。
【0011】ここで、本発明はガラスパネルの具体的な
構造、例えば縦桟2、上下桟3,4の形状、又ガラス板
1,1とこれら縦桟2、上下桟3,4との関係は特に限
定しないことにする。そしてブラインド5を昇降動する
為の回転ツマミ7は縦桟2の表面に取付けられ、このツ
マミ7の回転をブラインド5の巻き取り軸6へ伝える動
力伝達装置が縦桟2の空間14に設けられる。ツマミ7
の回転はハンドル操作にて行われる。
【0012】本発明は該ブラインド5を昇降動する手段
は限定せず、縦桟2に添って垂れ下がる操作紐を備え、
この操作紐を引いて巻き取り軸6を回転することでブラ
インド5の昇降動が行うことも出来る。同図に示してい
るブラインド5の昇降動手段は、ガラス板の側端が嵌る
縦桟の表面にツマミ7を回転自在に取付け、又縦桟2の
空間14にはギア装置15,17を上下位置に取着する
と共に両ギア装置15,17をシャフト16によって連
結し、上記ツマミ7から後方へ延びる軸を下ギア装置1
5に繋ぎ、ブラインド5の巻き取り軸6から延びる軸を
上ギア装置17と連結し、又上記ツマミ7を回す為に該
ツマミ7と係合するハンドルを着脱自在に設け、ハンド
ル操作によってブラインド5の昇降動を可能としてい
る。
【0013】図3は図2のA部拡大図を示している。縦桟
2の片側に形成している開口にはスタッド9が嵌って連
結され、反対側にはガラス板1,1が取付けられる溝1
8,18を有している。そしてガラス板1,1はこの溝
18,18に嵌っているガスケット19,19を介して
取付けられている。ブラインド5は両ガラス板1,1間
に取付けられるが、その側端20は縦桟2の側面との間
に隙間21が存在し、この隙間21を縦桟2の側面から
延びている突起22,22がカバーしている。
【0014】この突起22,22は隙間21から漏れる
光を遮ることが出来る。同図に示している突起22,2
2は繋ぎ23にて連結された概略コ形断面の長尺材であ
って、この長尺材が縦桟2の側面に固定されている。突
起22,22はブラインド5の側端20を超えて延び、
隙間21を十分にカバーしている。そして該突起22,
22は両ガラス板1,1の内側に設けられ、縦桟2の見
付け寸法の拡大にはならない。
【0015】同図の突起22,22は別部材である長尺
材を縦桟2の側面に固定した場合であるが、この突起2
2,22は縦桟2の押出しと同時に一体成形することも
出来る。押出しすれば後で取付ける必要はなく、作業工
数は簡略する。以上述べたように、本発明のブラインド
内蔵のガラスパネルは縦桟の側面から突起を延ばしたも
のであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0016】
【発明の効果】本発明のブラインド内蔵のガラスパネル
は縦桟の側面から突起を延ばしている為に、ブラインド
の側端と縦桟の側面との間に存在する隙間をカバーする
ことが出来る。従って、この隙間から光りが漏れること
はない。また該突起はガラス板の内側に形成される為
に、縦桟の見付け寸法が拡大して外観が損われることも
ない。一方、この突起を有す長尺材を縦桟の側面に固定
することで、又は縦桟と共に突起を一体成形することで
縦桟の強度は向上し、ガラスパネル自体の強度アップと
なる。
【0017】さらにブラインドを昇降動ずる為の手段と
して、縦桟の空間に動力伝達装置を設け、該縦桟の表面
に設けたツマミにて動力伝達装置の下ギア装置を駆動
し、これを上ギア装置にシャフトで伝達して巻き取り軸
を回転するならば、縦桟の表面には小さなツマミが在る
だけと成って間仕切りの外観が損われることはなく、ブ
ラインドを内蔵しないガラスパネルの場合と外観上の差
異はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラインドを内蔵したガラスパネルの
概略図。
【図2】ブラインド内蔵のガラスパネルの断面図。
【図3】図2のA部拡大図。
【図4】従来のブラインド内蔵のガラスパネル。
【図5】従来のブラインド内蔵のガラスパネル。
【符号の説明】
1 ガラス板 2 縦桟 3 上桟 4 下桟 5 ブラインド 6 巻き取り軸 7 ツマミ 8 空間 9 スタッド 10 床レール 11 アジャスター 12 巾木 13 天井レール 14 空間 15 ギア装置 16 シャフト 17 ギア装置 18 溝 19 ガスケット 20 側端 21 隙間 22 突起 23 繋ぎ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラインドを内蔵したガラスパネルにお
    いて、ガラス板を嵌めている枠体の縦桟側面には、両ガ
    ラス板の内側に突起を延ばし、ブラインドの側端と縦桟
    側面間に形成される隙間をカバーすることを特徴とする
    ブラインド内蔵のガラスパネル。
  2. 【請求項2】 ブラインドを内蔵したガラスパネルにお
    いて、ガラス板の側端が嵌る縦桟の表面にはツマミを回
    転自在に取付け、又縦桟の空間にはギア装置を上下位置
    に取着すると共に両ギア装置をシャフトによって連結
    し、上記ツマミから後方へ延びる軸を下ギア装置に繋
    ぎ、ブラインドの巻き取り軸から延びる軸を上ギア装置
    と連結し、又上記ツマミを回すことによってブラインド
    の昇降動可能とし、そしてガラス板を嵌めている枠体の
    縦桟側面には、両ガラス板の内側に突起を延ばし、ブラ
    インドの側端と縦桟側面間に形成される隙間をカバーす
    ることを特徴とするブラインド内蔵のガラスパネル。
  3. 【請求項3】 上記突起を別部材として製作し、これを
    縦桟側面に固定した請求項1、又は請求項2記載のブラ
    インド内蔵のガラスパネル。
JP2000195360A 2000-06-29 2000-06-29 ブラインド内蔵のガラスパネル Pending JP2002013367A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006316556A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Itoki Corp ブラインド内蔵間仕切装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006316556A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Itoki Corp ブラインド内蔵間仕切装置

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