JP3760449B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天井に設置されるユニット本体を有する空気調和機の吸込グリルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、天井埋込型空気調和機の化粧パネルに吸込グリルを設け、この吸込グリルにはフィルタを設けた天井埋込型空気調和機は知られている。(特開平2−233920)この種のものは、化粧パネルから吸込グリルを取り外すことにより、フィルタを取り外すことができるので、それ以前のものに比べると、フィルタの清掃時にこのフィルタを着脱する作業が簡単になるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、天井埋込型の空気調和機では、化粧パネルや吸込グリルは当然に天井に設置されるので、上述した吸込グリルの取り外しは高所での作業になるので、フィルタの着脱が簡単になったとしても、フィルタの交換があまり行われず、空気調和機の性能が十分に発揮されないまま運転が継続される事態が発生するという問題が発生する。
【0004】
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する問題点を解消し、吸込グリルに設けたフィルタを低所で簡単に交換することのできる空気調和機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の空気調和機は、化粧パネルに収納されプーリが設けられた吸込グリルと、化粧パネルに設けられ昇降用モータにより回転駆動されるシャフトと、シャフトに固定された第1のドラムと、シャフトに対して回転可能に取り付けられた第2のドラムと、シャフトの回転力を摩擦力により第2のドラムに伝達する回転力伝達手段と、第1のドラムに一端が固定されると共に第2のドラムに他端が固定されプーリに掛け渡される吊紐とを備える。
【0006】
第1のドラムはシャフトの回転と共に回転し、第2のドラムはクラッチ等により構成される回転力伝達手段を介した連結により所定以内の負荷まではシャフトの回転と共に回転、所定以上の負荷がかかるとドラムの内周壁をシャフトが空回する。このような第1のドラムと第2のドラムとを一対とする2組をシャフトに設け、吊紐を吸込グリルのそれぞれの辺に設けたプーリに掛け渡して、吸込グリルを化粧パネルに吊り下げる。昇降用モータを駆動することにより、両ドラムが回転し、2本の吊紐の両端がそれぞれ一対の第1のドラムと第2のドラムに巻き取られ、これにより吸込グリルが上昇し、化粧パネルが収納される。
【0007】
吸込グリルが化粧パネルに当接して吊紐に過大な負荷がかかった場合には、回転力伝達手段が動作し、第2のドラムの内周壁をシャフトが空回りする。
【0008】
また、吊紐の巻き取り時に、例えば、2本の吊紐の長さにアンバランスが生じて、吸込グリルの一部が化粧パネルに当接しても第2のドラムの内周壁をシャフトが空回りすることにより、吸込グリルは化粧パネルの所定の位置に密着して閉まる。
【0009】
吸込グリルのプーリにスリットを設ければ、プーリに掛け渡されている吊紐をこのスリットに通してプーリから外すことができる。これにより、空気調和機本体と吊紐でつながっていた吸込グリルを空気調和機本体から簡単に分離することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図4は一般的な天井埋込型空気調和機1の縦断面図であり、この図4において、1は天井埋込型空気調和機を示している。この天井埋込型空気調和機1は、天井内部2に収納される板金製のユニット本体3と、中央に吸込口4を外周部の四辺に吹出口5を有し、天井穴6を塞ぐように天井面16に設けられる化粧パネル7と、中央に吸込口4を有する吸込グリル8とにより構成されている。
【0012】
9はターボファン10と天板11に取り付けられたファン用モータ11からなる送風機、13は吸込口4からの室内空気をターボファン10に案内するノズル口、14は内側立上がり部15aと外側立上がり部15bとを有し、角張った環形状に発泡スチロールで形成されたドレンパン、17はターボファン10の吐出側にこのファンを取り囲むように環状に配置されたプレートフィン型熱交換器である。そして、18はユニット本体3の周面に巻付けられた断熱材、19は前記熱交換器17で熱交換された空気を吹出口5へ導く導風部、20はユニット本体3を吊具で天井梁に吊下げるための吊下げボルト、21は吸込グリル8下流側に取付けられたフィルタ21である。
【0013】
次に、図1ないし図3を参照し、本実施形態の要部を説明すると、図1において、天井面16に設けられる化粧パネル7の内側の対向する2辺にはそれぞれパネルプーリ26A、26B及び26C、26Dが取り付けられている。これらパネルプーリ26と吸込グリル8の2辺に設けられたグリルプーリ28とは、それぞれ吊紐22が掛け渡され、これら吊紐22a、22bの2本で吸込グリル8は、化粧パネル7に支持されている。これら2本の吊紐22a、22bには樹脂ワイヤあるいは金属ワイヤの外周にビニールコーティングを施したもの等が使用される。尚、44は天井埋込型空気調和機1を操作するワイヤレスリモコン(図示せず)から発信された信号を受信する受信部である。
【0014】
図2において、シャフト30にはシャフト30に固定された第1のドラム24A、24Bと、シャフト30に回転可能に取り付けられた第2のドラム25A、25Bと、シャフト30に固定された固定部31A、31Bとが設けられている。このような第1のドラム24A、24Bと第2のドラム25A、25Bとを一対とした2組がシャフトの両端部に設けられ、その外側に固定部31A、31Bが固定されている。この固定部31Aとドラム25A間及び固定部31Bとドラム25B間にはコイルスプリングとクラッチ板よりなる回転力伝達手段(以下クラッチという)33A、33Bが介装されている。クラッチ33A、33Bは、第2のドラム25A、25Bの側面にコイルスプリングのばね力にてクラッチ板を押しつけて、クラッチ板と第2のドラム25A、25Bの側面との摩擦力によりシャフト30の回転力を第2のドラム25A、25Bに伝達する。ドラム24A、25A及びドラム24B、25Bにはそれぞれ吊紐22a、22bの端部が固定され、シャフト30の回転とともに吊紐22a、22bが繰り出されまたは巻き取られる。尚、45は上限位置検出センサ、46は下限位置検出センサであり、それぞれ吸込グリル8が上限位置、下限位置に到達したことを検知する。具体的には、上限位置検出センサ45は吸込グリル8が当接してオンするリミットスイッチにて構成され、下限位置検出センサ46はドラム24A、24B、25A、25Bに巻回された吊紐22a、22bの巻数(高さ)で検出する。
【0015】
図3において、吸込グリル8には対向する2辺にそれぞれグリルプーリ28A、28B及び28C、28Dが取り付けられている。ドラム24A、24Bに一端が固定された吊紐22a、22bは、パネルプーリ26A、26Cをへて、グリルプーリ28A、28C及びグリルプーリ28B、28Dに掛け渡され、パネルプーリ26B、26Dをへて、ドラム25A、25Bに他端が固定される。このように吊紐22a、22bを各プーリに掛け渡すことによって、吸込グリル8を昇降自在に吊り下げている。吸込グリル8はシャフト30と共にドラム24、25が吊紐22a、22bを繰り出す方向に回転することによって、下っていく。下に降りた吸込グリル8は、シャフト30と共にドラム24,25が吊紐22a、22bを巻き取る方向に回転することによって上がっていく。そして、吸込グリル8が多少傾いて上限位置に到達して吸込グリル8の一部が、化粧パネル7に当接し、吊紐22a、22bを介してドラム25A、25Bに所定以上の負荷がかかるとドラム25A、25Bは停止して、ドラム24A、24Bが吊紐22a、22bを巻き取り、吸込グリル8は化粧パネル7に完全に密着し、そこに隙間が生じることはない。また、グリルプーリ28と吊紐22の間には吸込グリル8が不用意に傾いたりしないように若干の抵抗がついている。
【0016】
吊紐22a、22bに吸込グリル8の自重がかかる程度では、ドラム25A、25Bが停止してその内周壁をシャフトが空回りしないが、2本の吊紐22a、22bに過大な負荷がかかると、クラッチ33A、33Bの摩擦力に抗してドラム25A、25Bが停止しその内周壁をシャフト30が空回りし、ドラム24A、24Bが回転するから吸込グリル8のアンバランスが解消されて完全に閉まる。
【0017】
吸込グリル8を昇降させるために昇降用モータ34、ギヤ41a、41b、シャフト30、クラッチ33などから成る駆動系47は、図1に示すように、ユニット本体3の開口部内に延在する支持板36上にまとめて配置されている。
【0018】
つぎに、実施形態の動作を説明する。
【0019】
例えば、ワイヤレスリモコンに吸込グリル8の「上昇」・「停止」・「下降」を行うためのボタンを設け、このボタンを目的に応じて押す。ワイヤレスリモコンのスイッチやボタンを操作すると、ワイヤレスリモコンから信号が発信される。この信号を受信部44で受信し、信号に応じた天井埋込型空気調和機の制御を行う。下降ボタンを押すと、昇降用モータ34が正回転して、駆動系47が駆動され、吊紐22が繰り出されて、吸込グリル8が降下を開始する。次に、停止ボタンを押すと、昇降用モータ34が停止して吸込グリル8が降下を停止し、さらに、下降ボタンを押すと、昇降用モータ34が今度は逆回転して、吸込グリル8が上昇に転じる。
【0020】
吸込グリル8が上昇に転じた後、この吸込グリル8が上限位置に到達すると、上限位置検出センサ45が作動し、これと同時にタイマー43が作動し、X秒(例えば0.3〜2秒)経過後に、昇降用モータ34の逆回転が停止されて、吸込グリル8の上昇が停止される。
【0021】
吊紐22a、22bによる吸込グリル8の吊上げ時には、必ずしも、2本の吊紐22a、22bの長さが等しくならないことに起因して、場合によっては、吸込グリル8が傾いた状態で吊上げられることがある。
【0022】
しかして、吸込グリル8が傾いた状態で吊上げられたとしても、上限位置検出センサ45が作動してから所定時間(X秒)経過した後に、昇降用モータ34の逆回転が停止されているので、それまでの間はすべての吊紐22が完全に巻き取られるまで、ドラム24の回転は継続されるので、吸込グリル8は水平になるまで完全に吊上げられ、化粧パネル7に密着される。この場合に、吊紐22a、22bのうち、すでに巻き取られているドラム25Aまたは25Bにあっては、上述したようにドラム25の内周壁をシャフト30が空回りする。
【0023】
次に、吸込グリル8の降下の過程では、下降ボタンを押すことにより吸込グリル8は降下し、停止ボタンを押すと、吸込グリル8が降下を停止し、任意の位置で吸込グリル8の一時停止が可能である。図3では図示を省略したが、吸込グリル8の上部には、図4と同様に空気清浄用のフィルタが装着されるので、図示のように、吸込グリル8を天井面16から引き下ろして、途中で一時停止させたときには、フィルタの交換、清掃等の作業を低所で行うことができる。従って、高所で作業する場合に比べ、作業が簡単にできるばかりでなく、作業の安全性を向上させることができる。
【0024】
上昇した吸込グリル8は、図示を省略した吸込グリルロック手段を介して、化粧パネルに固定するような構成をしてもよいが、このロック手段は必須のものではなく、本実施形態では省略している。尚、簡単な吸込グリルロック手段として化粧パネルにマグネットを設け、このマグネットで吸込グリル8をロックすることは可能である。
【0025】
要するに、昇降用モータ34を駆動することにより、シャフト30が回転し、このシャフト30に連結されたドラム24及び25が回転し、このドラム24及び25に巻回された吊紐22が繰り出し/巻き戻しされ、これにより吸込グリル8が自動的に昇降されるので、空気清浄用のフィルタ21をメンテナンスする時には、低所に引き下ろしてからメンテナンスすることができる。
【0026】
また、この構成によれば、昇降用モータ34は1つ設ければ良いのでコストの増大は少なくて済み、昇降用モータ34を複数台設ける場合に比べ、構造は簡単で、故障の少ないものになる。また、過大な負荷がかかった場合には、クラッチが動作し、ドラム25A、25Bの内周壁をシャフトが空回りするので、昇降用モータ34の焼損は防止される。
【0027】
また、吊紐22を4本使い、それぞれ一方の端を吸込グリル8の四隅に接続し、他方の端をそれぞれクラッチを介して駆動される4つのドラム24に接続し、吊紐22をそれぞれ繰り出し/巻き戻して吸込グリル8を昇降自在にするという機構の場合、吸込グリル8を天井面から引き下ろした時、4本の吊紐22の長さがそれぞれに異なる長さで停止し、吸込グリル8のバランスが悪いことがある。例えば、吸込グリル8の1隅が上がった状態や1隅が下がった状態などがある。本実施形態で、このような吸込グリル8にアンバランスを生じ吸込グリル8が傾いているようなときには、それぞれ2本の吊紐22がそれぞれ吸込グリル8の辺2箇所のプーリに掛け渡され、吊紐22が2箇所のグリルプーリ28間を移動することができるので、手で吸込グリル8の傾きを正せば、吸込グリル8は簡単に直り、その直された位置に保たせることができる。従って、前述の吊紐22を4本使った場合に比べ、吸込グリル8の傾きは少なく、吸込グリル8を天井面から引き下ろしてのフィルタ21の交換、清掃等の作業を行う時、より吸込グリル8の傾きの少ない状態で行うことができる。また、クラッチ33は2つ設ければ良いので、吊紐22を4本使っていた場合に比べ、クラッチ33が2つ減って構造が簡単になり、且つ、コストの低減になる。
【0028】
また、吊紐22の最終巻き取り時に、例えば、2本の吊紐22の長さにアンバランスが生じても、吸込グリル8の最終巻き戻し時には、ドラム25A、25Bのいずれかが停止してその内周壁をシャフトが空回りすることにより、吊紐22の長さのアンバランスが吸収されるので、吸込グリル8は化粧パネル7に完全に密着し、そこに隙間が生じることはない。
【0029】
また、図5に示すようにグリルプーリ28にスリット29を設ければ、吊紐22をこのスリット29に通してグリルプーリ28から外すことができる。吊紐22がグリルプーリ28から外れれば、吊紐22で化粧パネル7とつながっていた吸込グリル8を簡単に分離することができる。これにより、吸込グリル8のメンテナンスや吸込グリル8の交換等が簡単になるばかりでなく、天井埋込型空気調和機本体の故障の修理やメンテナンスのときなど、作業のじゃまにならず、やり易くなる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、吸込グリルを引き下げ可能としているので、空気清浄用のフィルタをメンテナンスするときには、それを低所に下ろしてからメンテナンスすることができ、従来のように、高所での作業に比べ、作業が簡単になるとともに、作業の安全性を向上させることができる。また、昇降用モータは一つ設ければよいので、コストの増大は少なくて済み、昇降用モータを複数台設ける場合に比べ、構造は簡単で、故障の少ないものになる。
【0031】
また、吊紐を4本使い、それぞれ一方の端を吸込グリルの四隅に接続し、他方の端を4つのドラムに接続し、吊紐をそれぞれ繰り出し/巻き戻して吸込グリルを昇降自在にするという機構の場合、吸込グリルを天井面から引き下ろした時、4本の吊紐の長さがそれぞれに異なる長さで停止し、吸込グリルのバランスが悪いことがある。例えば、吸込グリルの1隅が上がった状態や1隅が下がった状態などがある。本実施形態で、このような吸込グリルにアンバランスを生じ吸込グリルが傾いているようなときには、それぞれ2本の吊紐がそれぞれ吸込グリルの辺2箇所のプーリに掛け渡され、吊紐が2箇所のグリルプーリ間を移動することができるので、手で吸込グリルの傾きを正せば、吸込グリルは簡単に直り、その直された位置に保たせることができる。従って、前述の吊紐を4本使った場合に比べ、吸込グリルの傾きは少なく、吸込グリルを天井面から引き下ろしてのフィルタの交換、清掃等の作業を行う時、より吸込グリルの傾きの少ない状態で行うことができる。また、クラッチは2つ設ければ良いので、吊紐を4本使っていた場合に比べ、クラッチが2つ減って構造が簡単になり、且つ、コストの低減になる。
【0032】
また、吊紐の最終巻き戻し時に、吊紐の巻き取り長さにアンバランスが生じても、吸込グリルの最終巻き戻し時には、吊紐の一端が固定される第2のドラムが停止してその内周壁をシャフトが空回りし、吊紐の他端が接続された第1のドラムに吊紐が巻き取られることにより、吊紐の巻き取り長さのアンバランスが吸収されるので、吸込グリルは化粧パネルに完全に密着させることができる。
【0033】
また、吸込グリルのプーリにスリットを設けたことにより、吸込グリルのプーリに掛け渡されている吊紐をこのスリットに通して吸込グリルのプーリから外すことができる。吊紐が吸込グリルのプーリから外れれば、吊紐で化粧パネルとつながっていた吸込グリルを簡単に化粧パネルから分離することができる。これにより、吸込グリルのメンテナンスや吸込グリルの交換等が簡単になるばかりでなく、空気調和機本体の故障の修理やメンテナンスのときなど、作業のじゃまにならず、やり易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による天井埋込型空気調和機の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の吸込グリルを示す平面図である。
【図3】本発明の吸込グリルを吊下げた状態を示す斜視図である。
【図4】天井埋込型空気調和機の縦断面図である。
【図5】本発明の吸込グリルのプーリの斜視図である。
【符号の説明】
1 天井埋込型空気調和機
8 吸込グリル
22 吊紐
24 固定された第1のドラム
25 空回りする第2のドラム
29 スリット
30 シャフト
33 クラッチ
34 昇降用モータ

Claims (3)

  1. 化粧パネルに収納されプーリが設けられた吸込グリルと、前記化粧パネルに設けられ昇降用モータにより回転駆動されるシャフトと、前記シャフトに固定された第1のドラムと、前記シャフトに対して回転可能に取り付けられた第2のドラムと、前記シャフトの回転力を摩擦力により前記第2のドラムに伝達する回転力伝達手段と、前記第1のドラムに一端が固定されると共に前記第2のドラムに他端が固定され前記プーリに掛け渡される吊紐とを備える空気調和機。
  2. 化粧パネルに昇降自在に支持した吸込グリルと、この吸込グリルを昇降自在に吊り下げる吊紐と、この吊紐が巻回されたドラムと、このドラムを取り付けたシャフトと、このシャフトに連結した昇降用モータとを有する空気調和機において、
    吸込グリルには対向する2辺にプーリを設け、シャフトには固定された第1のドラムと空回りする第2のドラムとシャフトに固定された固定部とが連結され、第1のドラムはシャフトの回転と共に回転し、第2のドラムは固定部とクラッチとを介した連結により所定以内の負荷まではシャフトの回転と共に回転、所定以上の負荷がかかるとドラムの内周壁をシャフトが空回りし、このような第1のドラムと第2のドラムとを一対とする2組がシャフトに設けられ、吊紐は吸込グリルのそれぞれの辺に設けられたプーリに掛け渡され、2本の吊紐の両端はそれぞれ第1のドラムと第2のドラムに巻回され、これにより吸込グリルが吊り下げられていることを特徴とする空気調和機。
  3. 前記プーリに前記吊紐を外すことのできるスリットを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機。
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