JP4623103B2 - 空気調和装置の室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置の室内機、特に、天井設置型の空気調和装置の室内機に関する。
従来より、天井に設置される空気調和装置の室内機としては、例えば特許文献1〜特許文献3に開示されているように、本体の下面に吸い込み口や吹き出し口を有するものが良く知られている。そして、室内機の本体の下面には、吸い込み口を開閉するためのパネルが設けられている。このパネルは、ワイヤにより室内機本体から吊り下げられることが可能となっている。
また、上述したような空気調和装置には、例えば空調運転時や停止時おいてパネルが室内機本体にロックされた状態となり、吸い込み口を開閉するものがある。また、このような空気調和装置のパネルは、室内機のメンテナンス時には、室内機本体に対するロックが解除された状態を採り、室内機本体の下方に下降したり上昇したりすることができる。尚、パネルの昇降動作は、室内機本体側に設けられている昇降部により、ワイヤが繰り出されたり巻き取られたりすることで行われる。
特開2005−156083号公報 特開2007−40689号公報 特開平10−196999号公報
通常、昇降部におけるワイヤの繰り出し及び巻き取り動作は、室内機の本体側に設けられた制御部による昇降部への動作指示に基づいて行われる。しかしながら、場合によっては、全てのワイヤが繰り出されているにもかかわらず、昇降部が更にワイヤを繰り出そうと動作する場合がある。この場合、ワイヤが逆に昇降部に巻き取られてしまう、いわゆる逆巻きが生じてしまう。
そこで、本発明は、ワイヤの逆巻きが生じることを抑制することができる空気調和装置の室内機の提供を目的とする。
発明1に係る空気調和装置の室内機は、天井設置型の空気調和装置の室内機であって、室内機本体と、パネルと、指示受付部と、パネル駆動部と、パネル動作制御部とを備える。室内機本体は、下面に室内空気の吸い込み口を有する。パネルは、通常時には吸い込み口付近に位置し、メンテナンス時には吸い込み口の下方に下降する。指示受付部は、パネルの下降指示を受付可能である。パネル駆動部は、複数本のワイヤと、昇降部と、カウンタとを有し、パネルを下降または上昇させる。複数本のワイヤは、パネルを複数点で吊り上げるためのものである。昇降部は、ワイヤの繰り出し及び巻き取りを行う。カウンタは、ワイヤの繰り出し及び巻き取りに応じてカウンタ値を増減させる。パネル動作制御部は、パネル駆動部を制御し、昇降部にワイヤの繰り出し及び巻き取りを行わせる。そして、パネル動作制御部は、第1条件、第2条件及び第3条件のうち少なくとも1つの条件が成立する時に、指示受付部がパネルの下降指示を受け付けた場合、パネルが下降しないようにパネル駆動部を制御する。第1条件は、昇降部への動作指示に基づくワイヤの繰り出し量とカウンタ値とが一致しない場合である。第2条件は、室内機の電源が投入された際にパネルを所定位置まで上昇させる処理が完了していない場合である。第3条件は、昇降部への動作指示に基づくワイヤの繰り出し量が所定量以上である場合である。
昇降部への動作指示に基づくワイヤの繰り出し量(例えば、制御側のワイヤ繰り出し量)とカウンタ値(例えば、実際のワイヤの繰り出し量)とが一致しない場合や、室内機の電源投入時にパネルが上昇する処理が完了していない場合、ワイヤが所定量以上繰り出されている場合には、全てのワイヤが繰り出されている可能性がある。ここで、ワイヤが所定量以上に繰り出されている場合としては、例えばパネルが下限位置よりも下に位置する場合が該当する。しかし、この空気調和装置の室内機によると、全てのワイヤが繰り出されている可能性のある場合には、下降指示を受け付けてもパネルを下降させないため、ワイヤの逆巻きが生じることを抑制することができる。
発明2に係る空気調和装置の室内機は、発明1に係る空気調和装置の室内機であって、昇降部への動作指示に基づくワイヤの繰り出し量は、昇降部が繰り出そうとするワイヤの量である。第1条件におけるカウンタ値は、カウンタの動作によって求められる実際に繰り出されたワイヤの量である。
発明3に係る空気調和装置の室内機は、発明1または2に係る空気調和装置の室内機であって、第3条件における所定量は、パネルが下限位置にまで達するのに必要なワイヤの量である。
発明4に係る空気調和装置の室内機は、発明1〜3のいずれかに係る空気調和装置の室内機であって、補正部を更に備える。補正部は、第1条件が成立する場合、カウンタ値に基づいて、昇降部への動作指示に基づくワイヤの繰り出し量及び/またはカウンタ値を補正する。
ここで、第1条件、即ち昇降部への動作指示に基づくワイヤの繰り出し量とカウンタ値とが一致しない場合としては、ワイヤが巻き上げられている時にパネルが手等で抑えられており、昇降部側としてはワイヤを巻き上げているつもりが、実際にはワイヤは巻き上げられておらず、カウンタ値が変化しない場合が挙げられる。しかし、この空気調和装置の室内機によると、カウンタ値(即ち、実際のワイヤの繰り出し量)により、昇降部への動作指示に基づくワイヤの繰り出し量及び/またはカウンタ値が補正される。そのため、昇降部への動作指示に基づくワイヤの繰り出し量カウンタ値に一致するようになり、または補正後のカウンタ値によってより適切なパネル動作制御が行われるようになる。
発明に係る空気調和装置の室内機は、発明1〜4のいずれかに係る空気調和装置の室内機であって、検知部を更に備える。検知部は、所定位置にパネルが位置することを検知する。そして、パネル動作制御部は、所定位置にパネルが位置することを検知部が検知した場合、カウンタ値をリセットする。
この空気調和装置の室内機によると、カウンタ値は、所定位置を基準として増減することができる。
発明に係る空気調和装置の室内機は、発明1〜のいずれかに係る空気調和装置の室内機であって、所定位置は、室内機本体の下面付近である。
これにより、パネルは、電源投入時、室内機本体の下面付近である所定位置に至るまで上昇することができる。特に、パネルが所定位置に位置したことを検知する検知部が備えられている場合には、カウンタ値は、パネルが室内機本体の下面付近に位置した場合にリセットされる。そのため、カウンタ値は、室内機本体の下面付近を基準として増減する。
発明に係る空気調和装置の室内機は、発明1〜のいずれかに係る空気調和装置の室内機であって、パネル駆動制御部は、室内機が設置される場所の下面から所定高さより高い位置にパネルが位置する際に、指示受付部がパネルの下降指示を受け付けた場合、パネルが所定高さまで下降するように、パネル駆動部を制御する。また、パネル駆動制御部は、パネルが所定高さよりも低い位置に位置する場合、指示受付部がパネルの下降指示を受け付ける毎にパネルが所定量下降するように、パネル駆動部を制御する。
ここで、所定高さとしては、例えば子供の平均身長が挙げられる。この空気調和装置の室内機によると、パネルが所定高さよりも高い位置に位置している場合には、パネルは所定の高さまでは下降することができる。逆に、パネルが所定高さよりも低い位置に位置している場合には、パネルは、指示受付部がパネルの下降指示を受け付ける毎に所定量ずつ下降することができる。これにより、例えば子供がパネルの下方にいる時にパネルが急に下降することで、パネルが子供に接触する危険性を抑制することができる。
発明1〜3に係る空気調和装置の室内機によると、全てのワイヤが繰り出されている可能性のある場合には、下降指示を受け付けてもパネルを下降させないため、ワイヤの逆巻きが生じることを抑制することができる。
発明に係る空気調和装置の室内機によると、カウンタ値(即ち、実際のワイヤの繰り出し量)により、昇降部への動作指示に基づくワイヤの繰り出し量及び/またはカウンタ値が補正される。そのため、昇降部への動作指示に基づくワイヤの繰り出し量カウンタ値に一致するようになり、または補正後のカウンタ値によってより適切なパネル動作制御が行われるようになる
発明に係る空気調和装置の室内機によると、カウンタ値は、所定位置を基準として増減することができる。
発明に係る空気調和装置の室内機によると、パネルは、電源投入時、室内機本体の下面付近である所定位置に至るまで上昇することができる。特に、パネルが所定位置に位置したことを検知する検知部が備えられている場合には、カウンタ値は、パネルが室内機本体の下面付近に位置した場合にリセットされるため、カウンタ値は、室内機本体の下面付近を基準として増減する。
発明に係る空気調和装置の室内機によると、例えば子供がパネルの下方にいる時にパネルが急に下降することで、パネルが子供に接触する危険性を抑制することができる。
以下、本発明に係る空気調和装置の室内機について、図面を用いて説明する。
(1)構成
図1(a)〜(c)は、本実施形態に係る空気調和装置の室内機1の斜視図である。図2は、図1の室内機1の内部の構成を、室内機1の第1側面2a側から見た場合の概略図である。この室内機1は、天井設置型の室内機であって、暖房運転や冷房運転等の空調運転、フィルタ清掃運転等を行うことができる。ここで、フィルタ清掃運転とは、後述するフィルタ25が捕集した塵埃をフィルタ25から剥離させるための運転である。
室内機1は、図1〜図8に示すように、主として、本体2(室内機本体に相当)、フラットパネル3(パネルに相当)、収納検知リミットスイッチ4a,4b(検知部に相当)、水平フラップ5、受信部6(指示受付部に相当)、運転状態表示部7、パネルロック機構8a,8b、パネル昇降駆動部9a,9b(パネル駆動部に相当)及び制御部10を備える。
尚、以下では、例えば本体2の「下方」のように、「上」、「下」等の方向を示す表現を適宜用いているが、これらは室内機1が図1に示すように室内の天井に取り付けられ、通常使用される状態での各方向を表す。
〔本体〕
本体2は、図1のW方向に長い箱状の形状を有しており、下面として化粧パネル2bを有している。化粧パネル2bには、図1及び図2に示すように、吸い込み口21と吹き出し口22とが1つずつ形成されている。吸い込み口21は、室内の空気が吸い込まれるための開口であって、吹き出し口22は、吸い込み口21から吸い込まれ室内熱交換器24により熱交換された後の空気が室内へ吹き出されるための開口である。吸い込み口21及び吹き出し口22は、本体2の長手方向(即ち、W方向)に沿って細長い略矩形状の形状を有している。そして、吸い込み口21の面積は、吹き出し口22の面積よりも大きい。
本体2の内部には、図2に示すように、主として、送風ファン23、室内熱交換器24、フィルタ25、フィルタ清掃機構26等が収容されている。送風ファン23は、吸い込み口21から吹き出し口22への空気の流れを生成するためのものである。送風ファン23は、ファンモータ23a(図8)と接続されており、ファンモータ23aにより回転駆動される。室内熱交換器24は、室内の空気と熱交換を行うためのものである。フィルタ25は、吸い込み口21の上方に設けられており、吸い込み口21を通過した空気中の塵埃を捕集する。フィルタ清掃機構26は、フィルタ25を図2の矢印Aまたは矢印Bの方向へ移動させるためのフィルタ移動部27や、フィルタ25が捕集した塵埃をフィルタ25から掻き出すブラシ28、ブラシ28により掻き出された塵埃を貯めるダストボックス29等で構成される。尚、フィルタ移動部27やブラシ28は、これらの駆動源として機能するフィルタ清掃駆動部26a(図8)と接続されており、フィルタ清掃駆動部26aにより駆動される。
また、本体2の内部には、収納検知リミットスイッチ4a,4b、パネルロック機構8a,8b、パネル昇降駆動部9a,9b及び制御部10が収容されているが、これらについては後述する。
〔フラットパネル〕
フラットパネル3は、図1に示すように、吸い込み口21と同様、本体2のW方向に沿って細長い略矩形状の形状を有している。このフラットパネル3は、図1(b)や図5(b)に示すように、本体2に対し回動自在に取り付けられることが可能である。また、フラットパネル3は、図1(c)や図5(c)に示すように、パネル昇降駆動部9a,9bにおける2本のワイヤ91a,91b(後述)により吊り上げられている。
具体的に、フラットパネル3は、吸い込み口21付近に位置する場合、パネルロック機構8a,8bにより本体2に対しロックされたロック状態を採る。ここで、フラットパネル3がロック状態を採る場合としては、図1(a)や図5(a)に示すように、フラットパネル3が本体2に収納され吸い込み口21を閉じている状態や、図1(b)や図5(b)に示すように、フラットパネル3が吹き出し口22側の端部を中心として本体2に対し回動可能となる状態が挙げられる。特に、フラットパネル3が本体2に対し回動する場合には、フラットパネル3は、パネル回動用モータ32の出力軸に連結された回動軸31を中心として回動し(図3)、吸い込み口21を開閉することができる(図1(b),図5(b))。
ここで、本実施形態では、フラットパネル3の回動軸31が、フラットパネル3本体にあるのではなく、本体2の化粧パネル2b側に設けられている場合を例に採る。具体的に、回動軸31は、化粧パネル2bにおける吸い込み口21の長辺のうち、吹き出し口22に近い長辺の両端部分に設けられている。回動軸31は、パネルロック機構8a,8bの把持部81a,81b(後述)により把持されることでフラットパネル3に連結された状態となり、これによりフラットパネル3は本体2にロックされる。即ち、回動軸31は、フラットパネル3がロック状態を採る場合、フラットパネル3が本体2に対し回動可能となるように、フラットパネル3と本体2とを連結する役割を担う。そして、フラットパネル3と本体2とが回動軸31により連結された後に、パネル回動用モータ32が回転駆動することで、フラットパネル3は、本体2に対し所定角度回動して吸い込み口21を開放することができる。尚、フラットパネル3が吸い込み口21を開放すると、室内の空気は、図1(b)の矢印Cの方向から吸い込み口21を介して本体2の内部に送られる。
尚、フラットパネル3がロック状態を採るその他の場合としては、図4に示すように、フラットパネル3の一部が本体2にロックされた、いわゆる異常状態が挙げられる。即ち、フラットパネル3の異常状態とは、2つの回動軸31のうち1つがフラットパネル3と本体2とを連結しているが、もう1の回動軸31はフラットパネル3と本体2とを連結していない状態をいう。
また、フラットパネル3は、本体2に対するロックが解除されたロック解除状態を採ることができる。即ち、フラットパネル3のロック解除状態とは、2つの回動軸31が共にフラットパネル3に連結されていない状態であって、かつ2本のワイヤ91a,91bによりフラットパネル3が本体2から吊り下げられている状態をいう。この場合、図1(c)や図5(c)に示すように、ワイヤ91a,91bの繰り出し及び巻き取りが行われることで、フラットパネル3は、吸い込み口21の下方に下降したり上昇したりすることができる。
このようなフラットパネル3は、室内機1の運転停止時や運転時(空調運転や、フィルタ清掃運転時。通常時に相当)には、吸い込み口21付近に位置し、ロック状態を採る(例えば図1(a)(b))。そして、室内機1のメンテナンス時には、ロック解除状態を採り、吸い込み口21の下方に下降する(図1(c))。
〔収納検知リミットスイッチ〕
収納検知リミットスイッチ4a,4bは、図5に示すように、化粧パネル2bの吸い込み口21付近に2つ設けられている。より具体的には、2つの収納検知リミットスイッチ4a,4bは、吸い込み口21の長辺のうち吹き出し口22と離れている長辺に沿うようにして、互いに所定距離離れて設けられている。
各収納検知リミットスイッチ4a,4bは、フラットパネル3が化粧パネル2bにおける吸い込み口21付近の位置P(図2参照。所定位置に相当)に位置することを検知する。より詳細には、収納検知リミットスイッチ4a,4bは、フラットパネル3が位置Pにある場合、オン信号を出力する。逆に、フラットパネル3が位置Pにない場合(例えば、図2の位置Qに位置する場合)、収納検知リミットスイッチ4a,4bは、オフ信号を出力する。収納検知リミットスイッチ4a,4bにより出力されたオン信号及びオフ信号は、制御部10に取り込まれる。
尚、図1(a)〜(c)や図5(a)〜(c)に示すように、フラットパネル3が本体2の化粧パネル2bに対し略平行である場合には、収納検知リミットスイッチ4a,4bは、共に同じ信号を出力する。しかし、図4に示すように、フラットパネル3が化粧パネル2bに対し平行ではなく、異常状態を採る場合には、収納検知リミットスイッチ4a,4bは、互いに異なる信号を出力する。
〔水平フラップ〕
水平フラップ5は、吹き出し口22から吹き出される空気を、図1(b)の矢印Dの方向に案内するためのものであって、吹き出し口22を開閉可能に設けられている。水平フラップ5は、運転停止時及び室内機1のメンテナンス時には吹き出し口22を閉じる姿勢を採っている(図1(a)(c))。また、水平フラップ5は、室内機1が空調運転を行っている時には、吸い込み口21側の端部を軸として回動し、吹き出し口22を開放する姿勢を採っている(図1(b))。このような水平フラップ5は、モータやギア(いずれも図示せず)等により回転駆動される。
〔受信部〕
受信部6は、図1に示すように、本体2の化粧パネル2bに設けられている。受信部6は、リモートコントローラから送られてくる各種運転の開始指示や、各種設定等を受信可能なように設けられている。例えば、受信部6は、冷暖房運転等の空調運転の開始指示や室内の設定温度を、リモートコントローラを介して受け付けることができる。また、受信部6は、フラットパネル3の昇降指示を、リモートコントローラを介して受け付けることができる。
尚、本実施形態では、冷暖房運転等の空調運転の開始及び停止指示と、メンテナンス時におけるフラットパネル3の昇降指示やフィルタ清掃運転の開始指示とが、それぞれ別々のリモートコントローラを介して送られる場合を例に取る。図6(a)は、空調運転の開始及び停止指示が利用者によりなされる際に用いられるリモートコントローラの外観を示している。図6(b)は、フラットパネル3の昇降指示やフィルタ清掃運転の開始指示が利用者によりなされる際に用いられるリモートコンローラの外観を示している。
〔運転状態表示部〕
運転状態表示部7は、受信部6と同様、本体2の化粧パネル2bに設けられている。運転状態表示部7は、例えばLEDで構成され、室内機1の運転状況に応じて点灯や点滅を行う。
例えば、運転状態表示部7は、フラットパネル3が図1(b)に示すように本体2に対し所定角度回動した状態であって、空調運転が行われる場合には、緑色に点灯する。運転状態表示部7は、フラットパネル3が図1(a)に示すように吸い込み口21を閉じている状態であって、フィルタ25の清掃運転が行われている場合には、橙色に点灯する。また、運転状態表示部7は、フラットパネル3の昇降動作が禁止されている状態時に、受信部6がフラットパネル3の昇降指示を受け付けた場合、赤色で点灯する。このように、室内機1の運転状態に応じて運転状態表示部7の点灯する色を変えることで、室内機1の利用者は、室内機1の現在の運転状態を確認することができる。ここで、フラットパネル3の昇降動作が禁止されている場合としては、例えばパネルロック機構8a,8bやパネル昇降駆動部9a,9bが故障している場合等が挙げられる。
更に、運転状態表示部7は、空調運転の開始指示を受信部6が受信した時に、フラットパネル3がロック解除状態であれば(例えば、図1(c))、赤色で点滅する。これにより、室内機1の利用者は、フラットパネル3がロック解除状態で空調運転が行われる旨を知ることができる。
〔パネルロック機構〕
パネルロック機構8a,8bは、フラットパネル3を本体2にロックさせたりロック解除させたりするためのものであって、図5(a)〜(c)に示すように、化粧パネル2bの吸い込み口21付近に2つ設けられている。より具体的には、本実施形態に係るパネルロック機構8a,8bは、吸い込み口21の長辺のうち、吹き出し口22に近い側の長辺の両端部分に1つずつ設けられている。そして、各パネルロック機構8a,8bは、図8に示すように、それぞれ把持部81a,81b、ロックモータ82a,82b、ロックリミットスイッチ83a,83bを有している。このように、パネルロック機構8a,8bは、化粧パネル2b上において設けられている位置が異なっているが、同様の構成を有する。そのため、以下では、図3を用いて、パネルロック機構8aを例に取り説明する。
把持部81aは、フラットパネル3の回動軸31を把持するためのものである。より具体的には、本実施形態に係る把持部81aは、ロックモータ82aの回転駆動により図3の矢印EまたはFの方向に所定距離移動することができる。また、把持部81aは、フラットパネル3の回動軸31に連結可能な連結部(図示せず)を有している。このような構成を有する把持部81aは、矢印Eの方向に移動すると、連結部がフラットパネル3の回動軸31に連結し、フラットパネル3を本体2に対しロックさせることができる。逆に、把持部81aは、矢印Fの方向に移動すると、連結部がフラットパネル3の回動軸31から離れ、フラットパネル3をロック解除の状態にすることができる。
ロックモータ82aは、把持部81aを移動させるための駆動源であって、CW(Clock Wise)方向またはCCW(Counter Clock Wise)方向に回転駆動することができる。ロックモータ82aの駆動制御は、後述する制御部10により行われる。
ロックリミットスイッチ83aは、フラットパネル3がロック状態であるか否かを検知する。具体的に、本実施形態に係るロックリミットスイッチ83aは、図示しないギアを介してロックモータ82aと連結されており、ロックモータ82aがCW方向またはCCW方向に回転駆動するのに伴い、把持部81aの移動方向である矢印Eまたは矢印Fに所定距離だけ移動することができる。また、ロックリミットスイッチ83aは、把持部81aとは直接連結されている。これにより、把持部81aは、ロックリミットスイッチ83aの移動と共に矢印Eまたは矢印Fの方向に移動し、フラットパネル3を本体2にロックしたりロック解除したりすることができる。
このようなロックリミットスイッチ83aは、矢印Eの方向に端まで移動した場合は、回動軸31が把持部81aにより把持されたと判断し、フラットパネル3がロック状態となった旨を示すオン信号を出力する。逆に、ロックリミットスイッチ83aは、矢印Fの方向に端まで移動した場合は、把持部81aが回動軸31から離れたと判断し、フラットパネル3がロック解除状態になった旨を示すオフ信号を出力する。
〔パネル昇降駆動部〕
パネル昇降駆動部9a,9bは、フラットパネル3を上昇または下降させるためのものであって、図5に示すように、本体2の化粧パネル2bにおける吸い込み口21付近に2つ設けられている。より具体的には、パネル昇降駆動部9a,9bは、化粧パネル2bの短辺に沿って1つずつ設けられている。各パネル昇降駆動部9a,9bは、図8に示すように、それぞれワイヤ91a,91b、昇降部92a,92b及び位置検知カウンタリミットスイッチ97a,97b(カウンタに相当)を有している。
各ワイヤ91a,91bの一端は、フラットパネル3に連結され、他端は、各昇降部92a,92bに連結されている。この2本のワイヤ91a,91bは、図1(c)に示すように、フラットパネル3の手前側の第1端部3aに近い部分、及びフラットパネル3の奥側の第2端部3bに近い部分を吊り上げる。
昇降部92a,92bは、ワイヤ91a,91bの巻き取り及び繰り出しを行う。尚、昇降部92a及び昇降部92bは、巻き取り等を行うワイヤが異なる他は、同様の構成を有する。そのため、以下では、昇降部92aの構成を例に取り説明する。昇降部92aは、図7に示すように、滑車93、巻取り歯車94、駆動歯車95及び昇降モータ96を含む。滑車93は、滑車部93aとカム部93bとが一体に成形されており、滑車部93aは、ワイヤ91aを支持すると共に、ワイヤ91aの移動に伴って回転する。カム部93bは、小径曲面部分、大径曲面部分、及びこれらの両曲面部分を結ぶ平面部分とで構成される。巻取り歯車94は、ワイヤ91aを巻き取るためのボビン94aと、歯車部94bとを有しており、ボビン94aと歯車部94bとは一体形成されている。駆動歯車95は、巻取り歯車94の歯車部94bと噛み合い、巻取り歯車94を回転させる。これにより、ワイヤ91aは、ボビン94aから繰り出されたりボビン94aに巻き取られたりすることができる。昇降モータ96は、駆動歯車95を回転駆動させるためのステッピングモータである。
位置検知カウンタリミットスイッチ97a,97bは、ワイヤ91a,91bの繰り出し及び巻き取りに応じてカウンタ値を増減させる。即ち、位置検知カウンタリミットスイッチ97a,97bは、ワイヤ91a,91bが繰り出される場合、カウンタ値を増加させ、ワイヤ91a,91bが巻き取られた場合、カウンタ値を減少させる。ここで、位置検知カウンタリミットスイッチ97a,97bは、同様の構成を有するため、位置検知カウンタリミットスイッチ97aの構成を例に取る。位置検知カウンタリミットスイッチ97aは、図7に示すように、レバー98aを有するマイクロスイッチであって、レバー98aが押されることでオンする。レバー98aは、常に滑車93のカム部93bと接触しており、カム部93bとの接触部分が小径曲面部分から大径曲面部分に、または大径曲面部分から小径曲面部分となった時に押される。
〔制御部〕
制御部10は、CPU及びメモリからなるマイクロコンピュータで構成され、図8に示すように、主として、収納検知リミットスイッチ4a,4b、受信部6、運転状態表示部7、パネルロック機構8a,8b、パネル昇降駆動部9a,9b、ファンモータ23a、フィルタ清掃駆動部26a及びパネル回動用モータ32と接続されており、接続された各機器の制御を行う。例えば、制御部10は、受信部6がリモートコントローラから受信した空調運転の開始指示等に基づいて、冷房運転や暖房運転等の運転制御、ファンモータ23aの回転駆動制御等を行う。また、制御部10は、フラットパネル3の上昇動作中にフィルタ清掃運転の開始指示を受信部6が受信した場合、フラットパネル3の上昇動作が完了した後にフィルタ清掃運転が開始されるように、フィルタ清掃駆動部26aを制御する。特に、本実施形態に係る制御部10は、フラットパネル3の下降指示を受信部6が受信した場合、その時々のパネル昇降制御部9a,9bの状態やフラットパネル3の動作に応じて、フラットパネル3の動作を制御する。また、制御部10は、パネルロック機構8a,8bの動作制御や運転状態表示部7の表示制御を行う。このような動作を行うため、制御部10は、パネル動作制御部11、補正部12、ロック機構制御部13及び表示制御部14として機能する。
〔パネル動作制御部〕
パネル動作制御部11は、フラットパネル3の動作を制御する。即ち、パネル動作制御部11は、パネル昇降駆動部9a,9bの制御を行い、パネル昇降駆動部9a,9bの昇降部92a,92bに、ワイヤ91a,91bの繰り出し及び巻き取りを行わせる。
以下に、本実施形態に係るパネル動作制御部11の制御内容について、より詳細に説明する。
パネル動作制御部11は、以下の第1条件〜第3条件のうち少なくとも1つの条件が成立する時に、受信部6がフラットパネル3の下降指示を受け付けた場合、フラットパネル3が下降しないように、パネル昇降駆動部9a,9bを制御する。
(i)第1条件:昇降部92a,92bへの動作指示に基づくワイヤ91a,91bの繰り出し量とカウンタ値とが一致しない。
(ii)第2条件:室内機1の電源が投入された際に、フラットパネル3を位置Pまで上昇させる処理が完了していない。
(iii)第3条件:昇降部92a,92bへの動作指示に基づくワイヤ91a、91bの繰り出し量が下限所定量(所定量に相当)以上である。
第1条件が成立する場合としては、ワイヤ91a,91bが巻き上げられている時にフラットパネル3が利用者の手等で抑えられており、昇降部92a,92b側としてはワイヤ91a,91bを巻き上げているつもりが、実際にはワイヤ91a,91bは巻き上げられておらず、カウンタ値が変化しない場合が挙げられる。このような場合を、ワイヤ引き出し異常状態という。ワイヤ引き出し異常状態時には、第1条件に表されているように、パネル動作制御部11によるワイヤ91a,91bの繰り出し指示に基づいて昇降部92a,92bが繰り出そうとするワイヤ91a,91bの量と、実際に繰り出されたワイヤ91a,91bの量(即ち、位置検知カウンタリミットスイッチ97a,97bによるカウンタ値)とが不一致となる。この時、場合によっては全てのワイヤ91a,91bが繰り出されており、図2の下限位置Rにフラットパネル3が位置する恐れがあるため、ワイヤ91a,91bを繰り出してフラットパネル3を下降させようとすると、昇降部92a,92bにおいてワイヤ91a,91bの逆巻きが発生し、フラットパネル3は逆に上昇してしまう。そこで、パネル動作制御部11は、第1条件が成立する時に、フラットパネル3の下降指示がリモートコントローラを介して利用者によりなされた場合、フラットパネル3が下降しないように、昇降部92a,92bを制御する。
尚、位置検知カウンタリミットスイッチ97a,97bのカウンタ値は、パネル動作制御部11により適宜リセットされる。具体的に、カウンタ値がリセットされるための条件は、フラットパネル3が位置Pに位置しており、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力がオン信号である場合が挙げられる。即ち、フラットパネル3が、図1(a)や図5(a)に示すように本体2の下面である化粧パネル2bの吸い込み口2bを閉じるように位置した場合、位置検知カウンタリミットスイッチ97a,97bのカウンタ値は、例えば"0"にセットされる。これにより、カウンタ値は、フラットパネル3の位置Pを基準として増減することになる。
第2条件が成立する場合としては、室内機1の電源投入時、フラットパネル3を位置Pまで上昇させるイニシャライズ処理が完了していない場合が挙げられる。通常、室内機1の電源が投入されると、パネル動作制御部11は、先ずはワイヤ91a,91bを繰り上げてフラットパネル3を上昇させる、いわゆるイニシャライズ処理を実行させる。そして、イニシャライズ処理が完了後、パネル動作制御部11は、例えばフラットパネル3の下降動作等の次の動作が行われるように、パネル昇降駆動部9a,9bを制御する。しかし、イニシャライズ処理が完了していない状態では、フラットパネル3が具体的にどのような状態であるのかが不明な場合がある。例えば、ワイヤ91a,91b全てが繰り出されており、フラットパネル3が図2の下限位置Rに位置した状態である場合も考えられる。このような場合にフラットパネル3を下降させようとすると、ワイヤ91a,91bの逆巻きが生じてしまう。そこで、パネル動作制御部11は、第2条件が成立する時にフラットパネル3の下降指示がリモートコントローラを介して利用者によりなされた場合には、フラットパネル3の位置が下降しないように、昇降部92a,92bを制御する。
尚、イニシャライズ処理の制御は、パネル動作制御部11により、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力に基づいて行われる。即ち、パネル動作制御部11は、フラットパネル3が図2の位置Pに達して収納検知リミットスイッチ4a,4bがオン信号を出力するまでは、昇降部92a,92bによるワイヤ91a,91bの繰り出し動作を継続させる(イニシャライズ処理未完)。そして、パネル動作制御部11は、収納検知リミットスイッチ4a,4bがオン信号を出力すると、フラットパネル3が図2の位置Pに達したと判断し、イニシャライズ処理を終了させるべく、昇降部92a,92bによるワイヤ91a,91bの巻き取りを停止させる。
第3条件が成立する場合としては、昇降部92a,92bが繰り出したワイヤ91a,91bの量が、フラットパネル3が下限位置Rにまで達する程の量(即ち、下限所定量)以上である場合が挙げられる。より具体的には、昇降部92a,92bの昇降モータ96は、パネル動作制御部11によるワイヤ91a,91bの繰り出し指示に基づいて回転駆動し、ワイヤ91a,91bが繰り出されるが、このようにして繰り出されたワイヤ91a,91bの量が、例えばワイヤ91a,91bの全長に至っている場合が挙げられる。ここで、ワイヤ91a,91bの全長は、本体2の下面である化粧パネル2bから下限位置Rまでの距離より長く、例えばワイヤ91a,91bの長さが3mであれば、化粧パネル2bから下限位置Rまでの距離は2.9mである。このような場合にフラットパネル3を下降させようとすると、ワイヤ91a,91bの逆巻きが生じてしまう。そこで、そこで、パネル動作制御部11は、第3条件が成立する時にフラットパネル3の下降指示がリモートコントローラを介して利用者によりなされた場合には、フラットパネル3の位置が下降しないように、昇降部92a,92bを制御する。
また、本実施形態に係る室内機1は、フラットパネル3の下降指示を受信部6が受け付けた場合、パネル動作制御部11がフラットパネル3の現在位置に応じてフラットパネル3の動作を制御する、いわゆるチャイルドセーフ機能を有している。具体的には、図2に示すように、室内機1bが設置される場所の下面から所定高さh(位置Q)よりも高い位置(位置Pや位置S等)にフラットパネル3が位置する際に、フラットパネル3の下降指示がなされた場合、パネル動作制御部11は、フラットパネル3が所定高さhまで下降するように、パネル昇降駆動部9a,9bを制御する。また、フラットパネル3が所定高さhよりも低い位置に位置する場合(例えば位置T)、フラットパネル3の下降指示がなされる毎にフラットパネル3が所定量r下降するように、パネル昇降制御部9a,9bを制御する。ここで、所定高さhとしては、例えば子供の平均身長が挙げられ、具体的には1.2mと決定される。この場合、フラットパネル3が室内機1の設置場所の下面から1.2m以上に位置していれば、フラットパネル3は、1.2mの高さまでは下降することができる。尚、下降したフラットパネル3が1.2mの高さに至ると、パネル動作制御部11は、フラットパネル3の下降動作を停止させる。この状態で、例えばフラットパネル3の昇降指示を行うリモートコントローラを介して下降指示用ボタンが一回される毎に、パネル動作制御部11は、フラットパネル3を所定量r下降させる。ここで、"所定量r"としては、例えば0.3mが挙げられる。この場合、フラットパネル3は、1.2mの高さより下に下降する場合には、0.3mずつ下がることになる。
また、パネル動作制御部11は、風量に基づいてフラットパネル3の開度を補正する。例えば、パネル動作制御部11は、風量が所定タップより高い程、フラットパネル3の回動角度を大きくする。これにより、室内機1は、室内機1自体のデザイン性が損なわれることなく、空調運転を行うことができる。
〔補正部〕
補正部12は、ワイヤ91a,91bの繰り出し量を補正する。具体的には、補正部12は、上記第1条件が成立する場合、カウンタ値に基づいて、昇降部92a,92bへの動作指示に基づくワイヤ91a,91bの繰り出し量を補正する。
以下に、補正部12がどのようにしてワイヤ91a,91bを補正するかについて説明する。例えば、補正部12は、現在のカウンタ値Ko、フラットパネル3の上昇動作時の移動速度Vs、及び測定時間Tlを以下の式(1)に当てはめることで、カウンタ値の補正を行う。
Kn=Ko+Vs×Tl ・・・(1)
ここで、"Kn"は、補正後のカウンタ値を示している。また、測定時間Tlとは、フラットパネル3が上昇動作を行っている際、2つの位置検知カウンタリミットスイッチ83a,83bにおけるカウンタ値のうち少なくとも1つが予め設定された所定値以下となった場合から測定された時間を言う。このようにして算出されたカウンタ値Knは、新たなカウント値Knとして、パネル動作制御部11のパネル昇降駆動部9a,9bの制御に用いられる。即ち、パネル動作制御部11は、新たなカウントKnを用いて、フラットパネル3の動作についてフィードバック制御を行う。尚、カウンタ値の比較対象である"所定値"は、例えば1〜10の間の数値であって、例えば3回と設定される。
〔ロック機構制御部〕
ロック機構制御部13は、パネルロック機構8a,8bの制御を行う。例えば、ロック機構制御部13は、パネルロック機構8a,8bのロックリミットスイッチ83a、83bの出力に基づいてフラットパネル3の状態を確認する。また、ロック機構制御部13は、ロックリミットスイッチ83a,83bの出力に基づいて、フラットパネル3が確実に本体2にロックされるまで、またはフラットパネル3が確実にロック解除の状態となるまで、ロックモータ82a,82bを回転駆動させる。
より具体的には、ロック機構制御部13は、フラットパネル3がロック解除状態時に空調運転の指示がなされた場合には、先ずは収納リミットスイッチ4a,4bの出力を確認する。そして、収納リミットスイッチ4a,4bの出力がオン信号であれば、ロック機構制御部13は、ロックリミットスイッチ83a,83bの出力をモニターしながら、フラットパネル3が本体2にロックされるように、ロックモータ82a,82bを回転駆動させる。
〔表示制御部〕
表示制御部14は、運転状態表示部7の制御を行う。
例えば、表示制御部14は、ロックリミットスイッチ83a,83bがオン信号を出力し、収納検知リミットスイッチ4a,4bがオフ信号を出力している状態で(即ち、図1(b))、空調運転が行われている時には、運転状態表示部7に緑色を点灯させる。表示制御部14は、ロックリミットスイッチ83a,83b及び収納検知リミットスイッチ4a,4bが共にオン信号を出力している状態で(即ち、図1(a))、フィルタ清掃運転が行われている時には、運転状態表示部7に橙色を点灯させる。更に、表示制御部14は、フラットパネル3の昇降動作が禁止されている状態の時に、受信部6がフラットパネル3の昇降指示を受信した場合、運転状態表示部7に赤色を点灯させる。
また、表示制御部14は、ロックリミットスイッチ83a,83bがオフ信号を出力している状態または収納検知リミットスイッチ4a,4bがオフ信号を出力している状態で(即ち、図1(b)や図1(c)の状態)、空調運転の開始指示を受信部6が受信した場合には、運転状態表示部7を赤色で点滅させる。
(2)動作
次に、本実施形態に係る室内機1の特徴的な動作について説明する。図9は、本実施系形態に係る室内機1の特徴的な動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1〜S6:室内機1の電源が投入されると(S1のYes)、パネル動作制御部11は、第1条件〜第3条件のいずれかが成立した状態にあるか否かを判断する(S2〜S4)。第1条件〜第3条件のいずれかが成立した状態であって(S2〜S4のYes)、フラットパネル3の下降指示を受信部6が受信した場合(S5のYes)、パネル動作制御部11は、フラットパネル3の下降禁止制御を行う(S6)。
ステップS7〜S11:ステップS5においてフラットパネル3の下降指示がなされ、かつS2〜S4において成立していた第1条件〜第3条件が解除された場合(S7のYes)、パネル動作制御部11は、フラットパネル3の現在の位置に基づいて、フラットパネル3の下降動作制御を行う。より具体的には、フラットパネル3が所定高さhよりも高い位置にある場合(S9のYes)、パネル動作制御部11は、フラットパネル3を所定高さhまで下降させる(S10)。フラットパネル3が所定高さhよりも低い位置にある場合(S9のNo)、パネル動作制御部11は、フラットパネル3を所定量r下降させる(S11)。また、ステップ2〜4において第1条件〜第3条件が成立していない場合であって(S2〜S4のNo)、フラットパネル3の下降指示を受信部6が受信している場合には(S8のYes)、パネル動作制御部11は、ステップS9〜S11の動作を行う。これにより、パネル昇降制御部9a,9bの昇降部92a,92bによってワイヤ91a,91bが繰り出され、フラットパネル3は、下降するようになる。
ステップS12:フラットパネル3がステップS10またはS11の動作を行った後、更に下降指示を受信部6が受信した場合には(S12のYes)、パネル動作制御部11は、ステップS9以降の動作を繰り返す。
ステップS13:ステップS5,S8及びS12において、フラットパネル3の下降指示がない場合(S5,S8及びS12のNo)、室内機1の電源がオフされれば(S13のYes)、室内機1は一連の動作を終了する。室内機1の電源がオン状態のままであれば(S13のNo)、室内機1は、ステップS2以降の動作を繰り返す。
(3)効果
(A)
本実施形態に係る室内機1によると、第1条件〜第3条件のうち少なくとも1つの条件が成立する時に、受信部6がフラットパネル3の下降指示を受け付けた場合、フラットパネル3が下降しないようにパネル昇降駆動部9a,9bが制御される。ここで第1条件〜第3条件とは、それぞれ昇降部92a,92bへの動作指示に基づくワイヤ91a,91bの繰り出し量とカウンタ値とが一致しない場合、室内機1電源投入の際にフラットパネル3を位置Pまで上昇させる処理が完了していない場合、昇降部92a,92bへの動作指示に基づくワイヤ91a,91bの繰り出し量が下限所定量以上である場合である。第1条件〜第3条件の少なくとも1つが満たされていると、全てのワイヤ91a,91bが繰り出されている状態にある可能性が考えられる。しかし、本実施形態に係る室内機1では、上述した第1条件〜第3条件の少なくとも1つが満たされており全てのワイヤ91a,91bが繰り出されている可能性のある場合には、下降指示を受け付けてもフラットパネル3を下降させないため、ワイヤ91a,91bの逆巻きが生じることを抑制することができる。
(B)
ここで、第1条件、即ち昇降部92a,92bへの動作指示に基づくワイヤ91a,91bの繰り出し量とカウンタ値とが一致しない場合としては、ワイヤ91a,91bが巻き上げられている時にフラットパネル3が利用者の手等で抑えられており、昇降部92a,92b側としてはワイヤ91a,91bを巻き上げているつもりが、実際にはワイヤ91a,91bは巻き上げられておらず、カウンタ値が変化しない場合が挙げられる。しかし、本実施形態に係る室内機1によると、カウンタ値(即ち、実際のワイヤ91a,91bの繰り出し量)により、昇降部92a,92bへの動作指示に基づくワイヤ91a,91bの繰り出し量が補正されるため、昇降部92a,92bへの動作指示に基づくワイヤ91a,91bの繰り出し量は、カウンタ値に一致するようになる。
(C)
また、本実施形態に係る室内機1によると、フラットパネル3が位置Pに位置する旨のオン信号を収納検知リミットスイッチ4a,4bが出力した場合、カウンタ値はリセットされる。そのため、カウンタ値は、位置Pを基準として増減することができる。
(D)
特に、本実施形態では、位置Pが、本体2の下面である化粧パネル2b付近である場合を例に取る。これにより、フラットパネル3は、室内機1の電源投入時、化粧パネル2b付近である位置Pに至るまで上昇することができる。特に、フラットパネル3が位置Pに位置したことを収納検知リミットスイッチ4a,4bが検知した時、カウンタ値はリセットされるため、本体2の下面付近を基準として増減することができる。
(E)
また、本実施形態に係る室内機1によると、パネル駆動制御部11は、室内機1が設置される場所の下面から所定高さh(即ち位置Q)より高い位置にフラットパネル3がある場合に、フラットパネル3の下降指示があれば、フラットパネル3が所定高さまで下降するように、パネル昇降駆動部9a,9bを制御する。また、パネル駆動制御部11は、フラットパネル3が位置Qよりも低い位置にある場合に、フラットパネル3の下降指示があれば、この下降指示を受け付ける毎にフラットパネル3が所定量r下降するように、パネル昇降駆動部9a,9bを制御する。ここで、所定高さとしては、例えば子供の平均身長が挙げられる。これにより、例えば子供がフラットパネル3の下方にいる時にフラットパネル3が急に下降することで、フラットパネル3が子供に接触する危険性を抑制することができる。
<その他の実施形態>
(a)
上記実施形態では、運転状態表示部7がLEDからなる場合について説明した。しかし、運転状態表示部7は、その時々の室内機1の運転状態を利用者に報知することができればよいため、LEDからなる構成に限定されない。運転状態表示部7のその他の構成としては、液晶や、液晶とLEDとの組み合わせ、LEDと音との組み合わせ等が挙げられる。
(b)
上記実施形態では、パネルロック機構8a、8bが、把持部81a,81b,ロックモータ82a,82b及びロックリミットスイッチ83a,83bで構成される場合について説明した。しかし、フラットパネル3を本体2にロックまたはロック解除するための機構の構成は、これに限定されず、どのような構成であってもよい。
(c)
上記実施形態では、フラットパネル3の回動軸31が本体2の化粧パネル2b側に設けられている場合について説明した。しかし、回動軸31は、化粧パネル2b側ではなく、フラットパネル3側に設けられていてもよい。
本発明に係る室内機は、ワイヤの逆巻きが生じることを抑制することができるという効果を有し、天井設置型の空気調和装置の室内機に適用することができる。
(a)本実施形態に係る空気調和装置の室内機の斜視図であって、フラットパネルが本体にロックされていると共に吸い込み口を閉じている状態を示す図。(b)本実施形態に係る空気調和装置の室内機の斜視図であって、フラットパネルが本体にロックされていると共に吸い込み口を開放している状態を示す図。(c)本実施形態に係る空気調和装置の室内機の斜視図であって、フラットパネルが本体に対しロック解除されており、室内機本体の下方に位置している状態を示す図。 本実施形態に係る室内機本体の内部の構成を示す概略図。 本実施形態に係るパネルロック機構とその付近の構成を示す概略図。 本実施形態に係る空気調和装置の室内機の斜視図であって、フラットパネルの一部分が本体にロックされている異常状態を示す図。 (a)本実施形態に係る化粧パネル付近の構成を本体内部側から見た場合の概略図であって、パネルがロック状態を採ると共に吸い込み口を閉じている状態を示す図。(b)本実施形態に係る化粧パネル付近の構成を本体内部側から見た場合の概略図であって、パネルがロック状態を採ると共に吸い込み口を開放している状態を示す図。(c)本実施形態に係る化粧パネル付近の構成を本体内部側から見た場合の概略図であって、パネルがロック解除状態を採ると共に吸い込み口の下方に位置している状態を示す図。 (a)利用者が空調運転指示を行う際に用いられるリモートコントローラの外観図。(b)利用者がフラットパネル3の昇降指示を行う際に用いられるリモートコンローラの外観図。 本実施形態に係るパネル昇降駆動部の構成を示す概略図。 本実施形態に係る室内機を構成する各機器を模式的に示すブロック図。 本実施形態に係る室内機の動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1 室内機
2 本体
21 吸い込み口
22 吹き出し口
23 送風ファン
24 室内熱交換器
25 フィルタ
26 フィルタ清掃機構
3 フラットパネル
31 回動軸
32 パネル回動用モータ
4a,4b 収納検知リミットスイッチ
5 水平フラップ
6 受信部
7 運転状態表示部
8a,8b パネルロック機構
81a,81b 把持部
82a,81b ロックモータ
83a,81b ロックリミットスイッチ
9a,9b パネル昇降駆動部
91a,91b ワイヤ
92a,92b 昇降部
97a,97b 位置検知カウンタリミットスイッチ
10 制御部
11 パネル動作制御部
12 補正部
13 ロック機構制御部
14 表示制御部

Claims (7)

  1. 天井設置型の空気調和装置の室内機(1)であって、
    下面に室内空気の吸い込み口(21)を有する室内機本体(2)と、
    通常時には前記吸い込み口(21)付近に位置しメンテナンス時には前記吸い込み口(21)の下方に下降するパネル(3)と、
    前記パネル(3)の下降指示を受付可能な指示受付部(6)と、
    前記パネル(3)を複数点で吊り上げるための複数本のワイヤ(91a,91b)と、前記ワイヤ(91a,91b)の繰り出し及び巻き取りを行う昇降部(92a,92b)と、前記ワイヤ(91a,91b)の繰り出し及び巻き取りに応じてカウンタ値を増減させるカウンタ(97a,97b)とを有し、前記パネル(3)を下降または上昇させるパネル駆動部(9a,9b)と、
    前記パネル駆動部(9a,9b)を制御し、前記昇降部(92a,92b)に前記ワイヤ(91a,91b)の繰り出し及び巻き取りを行わせるパネル動作制御部(11)と、
    を備え、
    前記パネル動作制御部(11)は、前記昇降部(92a,92b)への動作指示に基づく前記ワイヤ(91a,91b)の繰り出し量と前記カウンタ値とが一致しない第1条件、前記室内機(1)の電源が投入された際に前記パネル(3)を所定位置まで上昇させる処理が完了していない第2条件、及び前記昇降部(92a,92b)への動作指示に基づく前記ワイヤ(91a,91b)の繰り出し量が所定量以上である第3条件、のうち少なくとも1つの条件が成立する時に、前記指示受付部(6)が前記パネル(3)の下降指示を受け付けた場合、前記パネル(3)が下降しないように前記パネル駆動部(9a,9b)を制御する、
    空気調和装置の室内機(1)。
  2. 前記昇降部(92a,92b)への動作指示に基づく前記ワイヤ(91a,91b)の繰り出し量は、前記昇降部(92a,92b)が繰り出そうとする前記ワイヤ(91a,91b)の量であり、
    前記第1条件における前記カウンタ値は、前記カウンタ(97a,97b)の動作によって求められる実際に繰り出された前記ワイヤ(91a,91b)の量である、
    請求項1に記載の空気調和装置の室内機(1)。
  3. 前記第3条件における前記所定量は、前記パネル(3)が下限位置(R)にまで達するのに必要な前記ワイヤ(91a,91b)の量である、
    請求項1または2に記載の空気調和装置の室内機(1)。
  4. 前記第1条件が成立する場合、前記カウンタ値に基づいて、前記昇降部(92a,92b)への動作指示に基づく前記ワイヤ(91a,91b)の繰り出し量及び/または前記カウンタ値を補正する補正部(12)を更に備える、
    請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和装置の室内機(1)。
  5. 前記所定位置に前記パネル(3)が位置することを検知する検知部(4a,4b)を更に備え、
    前記パネル動作制御部(11)は、前記所定位置に前記パネル(3)が位置することを前記検知部(4a,4b)が検知した場合、前記カウンタ値をリセットする、
    請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和装置の室内機(1)。
  6. 前記所定位置は、前記室内機本体(2)の下面付近である、
    請求項1〜のいずれかに記載の空気調和装置の室内機(1)。
  7. 前記パネル駆動制御部(11)は、
    前記室内機(1)が設置される場所の下面から所定高さより高い位置に前記パネル(3)が位置する際に、前記指示受付部(6)が前記パネル(3)の下降指示を受け付けた場合、前記パネル(3)が前記所定高さまで下降するように前記パネル駆動部(9a,9b)を制御し、
    前記パネル(3)が前記所定高さよりも低い位置に位置する場合、前記指示受付部(6)が前記パネル(3)の下降指示を受け付ける毎に前記パネル(3)が所定量下降するように、前記パネル駆動部(9a,9b)を制御する、
    請求項1〜のいずれかに記載の空気調和装置の室内機(1)。
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