JP4341713B2 - 空気調和装置の室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置の室内機、特に、本体の下面に室内空気の吸い込み口が位置する天井設置型の空気調和装置の室内機に関する。
従来より、天井に設置される空気調和装置の室内機としては、例えば特許文献1に開示されているように、本体の下面に吹き出し口を有するものが良く知られている。特許文献1の室内機には、吹き出し口から吹き出される空気の風向きを変更するための水平フラップが、吹き出し口近傍に設けられている。そして、この室内機では、吹き出し口からの送風到達距離が延びるように、異なる2点を中心として水平フラップを回動させることで、水平方向に吹き出される空気の風量を十分に確保している。
特開2000―111135号公報
ところで、天井に設置される室内機の本体には、吹き出し口の他に、室内空気の吸い込み口が形成されており、吸い込み口の近傍には、吸い込み口を開閉するパネルが設けられている。室内機の意匠性向上のため、このパネルには、吸い込み口を閉じた時にパネルと本体とが比較的フラットになるものが採用されることが多い。しかし、このようなパネルが本体に対し回動して吸い込み口を開放する場合には、パネルが問題なく回動できるように、パネルと本体とのつなぎ目を大きくする必要があるため、室内機の意匠性が損なわれてしまう。
そこで、本発明は、パネルと本体とのつなぎ目を大きくする必要がなく、かつ意匠性が損なわれずに済む空気調和装置の室内機の提供を目的とする。
発明1に係る空気調和装置の室内機は、本体の下面に室内空気の吸い込み口が位置する天井設置型の空気調和装置の室内機であって、パネルと、パネル駆動部とを備える。パネルは、暖房及び冷房を含む運転の停止時には吸い込み口を遮蔽する閉姿勢と、運転時には閉姿勢に対し傾斜することで、吸い込み口を開放する開姿勢とを採り得る。開姿勢の時、パネルは、吸い込み口の近傍である所定位置において、閉姿勢に対し傾斜する。パネル駆動部は、パネルが閉姿勢から開姿勢に至る時、パネルが所定位置まで略水平な状態を保って降下した後、所定の回動支点を中心として回動するように、パネルを動作させる。
この室内機によると、パネルは、閉姿勢から開姿勢となる時、先ずは所定位置まで降下し、降下後に所定の回動支点を中心として回動する。上記動作は、暖房及び冷房を含む運転時に、吸い込み口の近傍にて行われる。これにより、パネルと本体とのつなぎ目が大きくなくても、パネルは問題なく回動して開姿勢を採ることができる。従って、運転停止時における室内機の意匠性が損なわれずに済む。
発明に係る空気調和装置の室内機は、発明1に係る空気調和装置の室内機であって、パネル駆動部は、第1回動支持部と、第2回動支持部とを有する。第1回動支持部は、パネルの一端部に設けられ、パネルが所定位置まで降下後、その一部が所定の回動支点を成す。第2回動支持部は、本体に設けられ、第1回動支持部に嵌合して第1回動支持部を回動可能に支持する。
この室内機によると、パネルは、先ずは所定位置まで降下すると、本体に設けられている第2回動支持部を軸として回動する。これにより、パネルと本体とのつなぎ目が大きくなくても、パネルは回動して開姿勢を採ることができる。
発明に係る空気調和装置の室内機は、発明に係る空気調和装置の室内機であって、第1回動支持部には、長穴が形成されている。この長穴は、第2回動支持部が嵌合して第1回動支持部が本体の下方にスライドするための穴である。
第2回動支持部が第1回動支持部の長穴に嵌合されると、パネルは、第1回動支持部が長穴の分だけ降下することにより降下する。このような簡単な構成で、パネルは、閉姿勢から開姿勢を採ることができる。
発明に係る空気調和装置の室内機は、発明1に係る空気調和装置の室内機であって、パネル駆動部は、ガイド部材を有している。ガイド部材は、パネルから本体の内部側に向かって突出しており、パネルと共に所定の回動支点を本体の下方に導くためのものである。
この室内機によると、パネルが閉姿勢から開姿勢に至る時、回動支点は、ガイド部材によりパネルと共に降下するようになる。
発明に係る空気調和装置の室内機は、発明2〜4のいずれかに係る空気調和装置の室内機であって、パネル駆動部は、複数本の第1ワイヤと、第1昇降部とを更に有する。第1ワイヤは、パネルを第1直線上の複数点で吊り上げるためのワイヤである。第1昇降部は、各第1ワイヤの巻き取り及び繰り出しを行う。そして、第1昇降部は、パネルが開姿勢を採るように、各第1ワイヤを繰り出す。
これにより、パネル駆動部が第1及び第2回動支持部を有している場合には、第1回動支持部及び第2回動支持部にかかるパネルの自重等の負荷が軽減され、パネルは安定して開姿勢を採ることができる。また、パネル駆動部がガイド部材を有している場合にも、パネルは安定して開姿勢を採ることができる。
発明に係る空気調和装置の室内機は、発明1に係る空気調和装置の室内機であって、パネル駆動部は、複数本の第2ワイヤと、複数本の第3ワイヤと、第2昇降部と、第3昇降部とを有する。第2ワイヤは、パネルを第2直線上の複数点で吊り上げるためのワイヤである。第3ワイヤは、第2直線上から離れた第3直線上の複数点でパネルを吊り上げるためのワイヤである。第2昇降部は、各第2ワイヤの巻き取り及び繰り出しを行う。第3昇降部は、各第3ワイヤの巻き取り及び繰り出しを行う。そして、第2昇降部及び第3昇降部は、パネルが閉姿勢から開姿勢に至る時、パネルが所定位置まで降下した後所定の回動支点を中心として回動するように、各第2ワイヤの繰り出し量及び各第3ワイヤの繰り出し量をそれぞれ調整する。
この室内機によると、先ずは閉姿勢であるパネルが降下して所定位置となるまで各ワイヤが繰り出され、次いで特定のワイヤの繰り出しが停止し、残りの他のワイヤは引き続き繰り出される。これにより、パネルと本体とのつなぎ目が大きくなくても、パネルは回動して開姿勢を採ることができる。
発明1に係る空気調和装置の室内機によると、パネルと本体とのつなぎ目が大きくなくても、パネルは問題なく回動して開姿勢を採ることができる。従って、運転停止時における室内機の意匠性が損なわれずに済む。
発明に係る空気調和装置の室内機によると、パネルと本体とのつなぎ目が大きくなくても、パネルは、回動して開姿勢を採ることができる。
発明に係る空気調和装置の室内機によると、パネルは、簡単な構成により閉姿勢から開姿勢を採ることができる。
発明に係る空気調和装置の室内機によると、パネルが閉姿勢から開姿勢に至る時、回動支点は、ガイド部材によりパネルと共に降下するようになる。
発明に係る空気調和装置の室内機によると、パネル駆動部が第1及び第2回動支持部を有している場合には、第1回動支持部及び第2回動支持部にかかるパネルの自重等の負荷が軽減され、パネルは安定して開姿勢を採ることができる。また、パネル駆動部がガイド部材を有している場合にも、パネルは安定して開姿勢を採ることができる。
発明に係る空気調和装置の室内機によると、先ずは閉姿勢であるパネルが降下して所定位置となるまで各ワイヤが繰り出され、次いで特定のワイヤの繰り出しが停止し、残りの他のワイヤは引き続き繰り出される。従って、パネルと本体とのつなぎ目が大きくなくても、パネルは、回動して開姿勢を採ることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る空気調和装置の室内機を、図面を用いて説明する。
<第1実施形態>
(1)構成
図1(a)及び(b)は、それぞれ本実施形態に係る空気調和装置の室内機1の運転停止時及び運転時の斜視図である。図2(a)〜(c)は、図1の室内機1の内部の構成を、室内機1の第1側面2a側から見た場合の概略図である。この室内機1は、室内の天井に設置される、いわゆる天井設置型の室内機であって、暖房運転や冷房運転等を行うことができる。
室内機1は、図1、図2及び図6に示すように、本体2、フラットパネル3(パネルに相当)、水平フラップ4、受信部5、運転状態表示部6、パネル駆動部7及び制御部9を備えている。
尚、以下では、例えば本体2の「下方」のように、「上」、「下」、「右」「左」等の方向を示す表現を適宜用いているが、これらは室内機1が図1の状態で室内の天井に取り付けられ、通常使用される場合での各方向を表す。
〔本体〕
本体2は、図1のW方向に長い略矩形状の形状を有しており、下面として化粧パネル2bを有している。化粧パネル2bには、図1及び図2に示すように、吸い込み口21と吹き出し口22とが1つずつ形成されている。吸い込み口21は、室内の空気が吸い込まれるための開口であって、吹き出し口22は、吸い込み口21から吸い込まれ室内熱交換器24により熱交換された後の空気が室内へ吹き出されるための開口である。吸い込み口21及び吹き出し口22は、本体2の長手方向(即ち、W方向)に沿って細長い略矩形状の形状を有している。そして、吸い込み口21の面積は、吹き出し口22の面積よりも大きい。
また、本体2の内部には、図2に示すように、主として、送風ファン23、室内熱交換器24及びフィルタ25等が収容されている。送風ファン23は、吸い込み口21から吹き出し口22への空気の流れを生成するためのものである。室内熱交換器24は、室内の空気と熱交換を行うためのものである。フィルタ25は、吸い込み口21近傍に設けられており、吸い込み口21を通過した空気中の塵埃を捕集する。
〔フラットパネル〕
フラットパネル3は、図1に示すように、吸い込み口21付近に設けられており、吸い込み口21の形状と同様、本体2のW方向に沿って細長い略矩形状の形状を有している。フラットパネル3は、図2に示すように、フラットパネル3の両端部においてパネル駆動部7と連結している。具体的には、フラットパネル3は、図2のフラットパネル3の右側端部においては、後述する第2回動支持部72a,72bを中心として本体2に対し回動自在に取り付けられている。そして、図2のフラットパネル3の左側端部においては、フラットパネル3は、後述する2本のワイヤ74a,74bで吊り上げられている。
尚、図3に示すように、本実施形態に係るフラットパネル3の長手方向の両端部付近には、それぞれリブ31a,31bが形成されている。これらのリブ31a,31bには、各ワイヤ74a,74bの先端部分が連結される孔32a,32bがそれぞれ形成されており、孔32a,32bは、第1直線X1上に設けられている。そして、図3においてフラットパネル3の右側端部に位置するリブ31a上の孔32aは、吹き出し口22から離れたフラットパネル3の第1端部3a(図1参照)に近い位置に形成されており、フラットパネル3の左側端部に位置するリブ31b上の孔32bは、吹き出し口22に近いフラットパネル3の第2端部3b(図1参照)の近くに設けられている。これにより、フラットパネル3は、第1直線X1上の2点P1,P2で吊り上げられるようになる(図1(b))。
上述した構成を有するフラットパネル3は、室内機1の運転停止時には、吸い込み口21を遮蔽する閉姿勢を採り(図1(a),図2(a))、室内機1の運転時には、閉姿勢に対し傾斜することで、吸い込み口21を開放する開姿勢(図1(b),図2(c))を採る。フラットパネル3が開姿勢を採る場合、室内の空気は、図2(c)の矢印Aの方向から吸い込み口21を介して本体2内部に送られる。
〔水平フラップ〕
水平フラップ4は、吹き出し口22から吹き出される空気を、図2(b)及び(c)の矢印Bの方向に案内するためのものであって、吹き出し口22を開閉可能に設けられている。水平フラップ4は、運転停止時には吹き出し口22を閉じ、運転時には吸い込み口21側の端部を軸として回動し、吹き出し口22を開放する。このような水平フラップ4は、モータ4a(図6)やギア(図示せず)等により回転駆動される。
〔受信部及び運転状態表示部〕
受信部5及び運転状態表示部6は、図1に示すように、本体2の化粧パネル2bに設けられている。受信部5は、リモートコントローラから送信される各種運転の開始指示や各種設定等を受信可能なように設けられている。運転状態表示部6は、例えばLEDで構成され、室内機1の運転状況に応じて点灯や点滅を行うことにより、室内機1が現在行っている運転状況を室内機1の利用者に知らせることができる。
〔パネル駆動部〕
パネル駆動部7は、フラットパネル3が開姿勢や閉姿勢を採るように、フラットパネル3を動作させる。特に、本実施形態に係るパネル駆動部7は、フラットパネル3が閉姿勢から開姿勢に至る時、フラットパネル3が所定位置まで降下した後(図2(b))所定の回動支点を中心として回動するように(図2(c))、フラットパネル3を動作させる。以下では、このようにフラットパネル3を動作させるためのパネル駆動部7の構成について説明する。
図2のフラットパネル3の右側端部におけるパネル駆動部7は、図2〜図4,図6に示すように、第1回動支持部71a,71b及び第2回動支持部72a,72bを有している。第1回動支持部71a,71bは、フラットパネル3の一端部、具体的にはフラットパネル3の第2端部3bの両端部付近にそれぞれ1つずつ設けられており、フラットパネル3が所定位置まで降下後、その一部が所定の回動支点P3を成す。より具体的には、第1回動支持部71a,71bは、フラットパネル3が閉姿勢を採る場合に本体2の内側を向くフラットパネル3の面3cから上方に突出した形状を有しており、長穴73a,73bが形成されている。長穴73a,73bは、第2回動支持部72a,72bが嵌合し、第1回動支持部71a,71bが本体2の下方にスライドするための孔である。長穴73a,73bは、フラットパネル3が所定位置まで降下する時の降下量に合わせて、縦方向に細長い形状を有している。
第2回動支持部72a,72bは、本体2に設けられており、第1回動支持部71a,71bの長穴73a,73bそれぞれに嵌合して第1回動支持部71a,71bを回動可能に支持する。即ち、第2回動支持部72a,72bは、第1回動支持部71a,71bに嵌合された場合、フラットパネル3の回動軸としての役割を担うことができる。尚、第2回動支持部72a,72bは、図示しないモータやギア等で構成される軸駆動部81a,81bに連結されている。この軸駆動部81a,81bにより、第2回動支持部72a,72bは、図4の矢印Cの方向または矢印Cと逆の方向に移動し、長穴73a,73bに抜き差しされる。ここで、軸駆動部81a,81bは、第2回動支持部72a,72bと同様、本体2に設けられている。また、本実施形態では、第2回動支持部72a,72bは、運転時及び運転停止時共に、図2(a)に示すように、常に第1回動支持部71a,71bの長穴73a,73bに嵌合された状態にあるとする。
図2のフラットパネル3の左側端部におけるパネル駆動部7は、図2,図6に示すように、2本のワイヤ74a,74b(第1ワイヤに相当)及び2つの昇降部75a,75b(第1昇降部に相当)を有している。各ワイヤ74a,74bの一端は、フラットパネル3のリブ31a,31b上の孔32a,32bに連結され、他端は、各昇降部75a,75bに連結されている。この2本のワイヤ74a,74bは、図1(b)に示すように、フラットパネル3の手前側の第1端部3aに近い部分及びフラットパネル3の奥側の第2端部3bに近い部分を吊り上げる。昇降部75a,75bは、ワイヤ74a,74bの巻き取り及び繰り出しを行う。尚、昇降部75a及び昇降部75bは、巻き取り等を行うワイヤが異なる他は、同様の構成を有するため、以下では、昇降部75aの構成を例にとり説明する。
昇降部75aは、図5に示すように、滑車82、巻取り歯車83、駆動歯車84、モータ85及びスイッチ86を含む。滑車82は、滑車部82aとカム部82bとが一体に成形されており、滑車部82aは、ワイヤ74aを支持すると共に、ワイヤ74aの移動に伴って回転する。カム部82bは、小径曲面部分、大径曲面部分、及びこれらの両曲面部分を結ぶ平面部分とで構成される。巻取り歯車83は、ワイヤ74aを巻取るボビン83aと歯車部83bとを有し、これらは一体成形されている。駆動歯車84は、巻取り歯車83の歯車部83bと噛み合い、ボビン83aを回転させる。モータ85は、駆動歯車84を回転駆動させるためのステッピングモータである。スイッチ86は、レバー86aを有するマイクロスイッチであって、レバー86aが押されることによってオンする。レバー86aは、常に滑車82のカム部82bと接触しており、カム部82bとの接触部分が小径曲面部分から大径曲面部分に、または大径曲面部分から小径曲面部分となった時に押される。
このような構成を有するパネル駆動部7によると、フラットパネル3が閉姿勢である時は、第2回動支持部72a,72bは、第1回動支持部71a,71bの長穴73a,73bの下側端部に嵌合された状態にある(図2(a))。この状態からフラットパネル3が開姿勢に至る時、先ずは、昇降部75a,75bにより各ワイヤ74a,74bが繰り出される。すると、第1回動支持部71a,71bは、長穴73a,73bにより本体2の下方にスライドし、フラットパネル3は、略水平な状態を保って第1回動支持部71a,71bと共に降下する(図2(b))。
やがて、長穴73a,73bの上側端部が第2回動支持部72a,72bに到達すると、第1回動支持部71a,71bのスライドは停止する。この時、フラットパネル3は、所定位置まで降下していることになる。第1回動支持部71a,71bのスライドが停止した後、ワイヤ74a,74bは、昇降部75a,75bにより更に所定の長さだけ繰り出される。すると、フラットパネル3は、長穴73a,73bの上側端部に嵌合された状態の第2回動支持部72a,72bを軸として回動し、閉姿勢に対して傾斜する開姿勢となる(図2(c))。
〔制御部〕
制御部9は、本体2の内部に収容されており、CPU及びメモリからなるマイクロコンピュータや、各種モータのドライブ回路が実装された基板等で構成されている。制御部9は、図6に示すように、主として、受信部5、運転状態表示部6、送風ファン23の回転駆動源であるファンモータ23a、水平フラップ4駆動用のモータ4aと接続されているおり、接続された各機器の制御を行う。例えば、制御部9は、受信部5がリモートコントローラから受信した各種運転の開始指示等に基づいて、水平フラップ4による吹き出し口22の開閉制御や、ファンモータ23aの回転駆動制御、運転状態表示部6の表示状態の制御を行う。
特に、本実施形態に係る制御部9は、第2回動支持部72a,72bを駆動するための軸駆動部81a,81b及び昇降部75a,75b(具体的には、昇降部75a,75bに含まれるモータ85やスイッチ86)とも接続されており、受信部5が受信した各種運転の開始指示等に基づいて、フラットパネル3の動作制御を行う。例えば、受信部5がリモートコントローラから室内機1の運転開始指示を受信した場合、2本のワイヤ74a,74bが繰り出されるように、モータ85の駆動制御を行う。そして、制御部9は、スイッチ86の押下に基づいて、モータ85の回転数制御を行い、ワイヤ74a,74bが繰り出される速度や量を調整する。また、室内機1が運転している状態において受信部5が運転停止の指示を受信した場合には、制御部9は、2本のワイヤ74a,74bが巻き取られるように、モータ85の駆動制御を行う。
(2)動作
次に、本実施形態に係る室内機1の動作について説明する。
室内機1が運転を停止している時は、フラットパネル3及び水平フラップ4は、吸い込み口21及び吹き出し口22それぞれを完全にふさいでおり、第2回動支持部72a,72bは、第1回動支持部71a,71bの長穴73a,73bの下側端部に嵌合されている(図2(a))。この状態で、受信部5が運転開始の指示をリモートコントローラから受信すると、2本のワイヤ74a,74bが繰り出されるため、フラットパネル3は、略水平に所定の位置だけ降下後(図2(b))、回動支点P3を中心として回動し(図2(c))、開姿勢となる。また、水平フラップ4は、吹き出し口22を開放する。
次いで、受信部5がリモートコントローラから運転停止を受信した場合、2本のワイヤ74a,74bは巻き取られ、フラットパネル3は吸い込み口21を遮蔽する。また、水平フラップ4は、運転開始時に回動した方向とは逆の方向に回動し、吹き出し口22を遮蔽する(図2(a))。
(3)効果
(A)
本実施形態に係る室内機1によると、フラットパネル3は、閉姿勢から開姿勢となる時、先ずは所定位置まで降下し、降下後に所定の回動支点P3を中心として回動する。これにより、フラットパネル3と本体2とのつなぎ目が大きくなくても、フラットパネル3は回動して開姿勢を採ることができる。従って、室内機1の意匠性が損なわれずに済む。
(B)
また、フラットパネル3は、室内機1の運転停止時には閉姿勢を採り、運転時には開姿勢を採る。従って、特に、運転停止時における室内機1の意匠性が損なわれずに済む。
(C)
また、パネル駆動部7は、フラットパネル3に設けられた第1回動支持部71a,71bと、本体2に設けられた第2回動支持部72a,72bとを有する。これにより、フラットパネル3は、先ずは所定位置まで降下すると、第2回動支持部72a,72bを軸として回動することができる。従って、フラットパネル3と本体2とのつなぎ目が大きくなくても、フラットパネル3は、回動して開姿勢を採ることができる。
(D)
また、第1回動支持部71a,71bには、第2回動支持部72a,72bが嵌合して第1回動支持部71a,71bが本体2の下方にスライドするための長穴73a,73bが形成されている。これにより、フラットパネル3は、第1回動支持部71a,71bが長穴73a,73bの分のだけ降下するのに伴い降下することができる。このような簡単な構成で、フラットパネル3は、閉姿勢から開姿勢を採ることができる。
(E)
更に、パネル駆動部7は、2本のワイヤ74a,74bと、2つの昇降部75a,75bとを更に有する。ワイヤ74a,74bは、フラットパネル3を2点で吊り上げるためのワイヤであって、昇降部75a,75bは、各ワイヤ74a,74bの巻き取り及び繰り出しを行う。昇降部75a,75bは、フラットパネル3が開姿勢を採るように、各ワイヤ74a,74bを繰り出す。これにより、第1回動支持部71a,71b及び第2回動支持部72a,72bにかかるフラットパネルの自重等の負荷が軽減され、フラットパネル3は安定して開姿勢を採ることができる。
(4)変形例
(a)
上記第1実施形態では、フラットパネル3が、第1回動支持部71a,71b及び第2回動支持部72a,72bにより本体2に支持されると共に、ワイヤ74a,74b及び昇降部75a,74bにより吊り上げられている場合について説明した。しかし、フラットパネルは、その重量が第1及び第2回動支持部のみで本体に支持されることが可能であれば、ワイヤ及び昇降部により吊り上げられずともよい。
(b)
上記第1実施形態では、フラットパネル3が2本のワイヤ74a,74bで吊り下げられている場合について説明したが、フラットパネルは、2本以上のワイヤで吊り上げられてもよい。
(c)
上記第1実施形態では、第1回動支持部71a,71bに長穴73a,73bが形成されている場合について説明した。しかし、本体2に設けられており、かつフラットパネル3の回動軸となる第2回動支持部が第1回動支持部に嵌合可能な構成であれば、第1回動支持部には、長穴以外のものが形成されていてもよい。長穴以外の構成としては、例えばレール等が上げられる。
(d)
上記第1実施形態に係る昇降部75a,75bは、室内機1のメンテナンスが行われる場合、フィルタ25が支持されたフラットパネル3を本体2から離れた位置に降下させてもよい。この場合、軸駆動部81a,81bは、第2回動支持部72a,72bを図4の矢印Cとは逆の方向に移動させ、長穴73a,73bから離れさせる。これにより、フラットパネル3は、2本のワイヤ74a,74bでのみ本体2に連結された状態となるため、問題なく降下することができる。
(e)
上記第1実施形態では、運転停止時及び運転時には、第2回動支持部72a,72bが常に長穴73a,73bに嵌合された状態である場合について説明した。しかし、第2回動支持部72a,72bは、運転停止時には長穴73a,73bから離れ、運転が行われる時のみ長穴73a,73bに嵌合されてもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る空気調和装置の室内機101について、図7及び図8を用いて説明する。図7(a)〜(c)は、第2実施形態に係る室内機101の内部の構成を示す概要図であって、図8は、室内機101を構成する各機器を模式的に示すブロック図である。
(1)構成
室内機101は、第1実施形態と同様、天井設置型の空気調和装置の室内機である。室内機101は、主として、本体102、フラットパネル103、水平フラップ104、受信部105、運転状態表示部106、パネル駆動部107及び制御部109を備えている。本体102の下面である化粧パネル102bには、空気の吸い込み口121及び吹き出し口122が1つずつ形成されており、本体102の内部には、送風ファン123、室内熱交換器124及びフィルタ125が収容されている。尚、水平フラップ104、受信部105及び運転状態表示部106は、第1実施形態で同じ名称を付して示した図1に係る水平フラップ4、受信部5及び運転状態表示部106と同様であるため、詳細な説明を省略する。
〔フラットパネル〕
フラットパネル103は、第1実施形態と同様、細長い略矩形状の形状を有しており、図7に示すように、フラットパネル103の両端部においてパネル駆動部107と連結している。具体的には、フラットパネル103は、図7のフラットパネル103の右側端部においては、後述するガイド部材171及びガイド用ギア172を介して本体102に連結されており、ガイド部材171の下端部に位置する回動支点P103を中心としてガイド部材171に対し回動可能に、ガイド部材171に連結されている。そして、フラットパネル103は、図7のフラットパネル103の左側端部においては、第1実施形態と同様、後述する2本のワイヤ174a,174bにより2点で吊り上げられている。
尚、フラットパネル103は、孔が形成されたリブを備えているが、これについては第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
〔パネル駆動部〕
パネル駆動部107は、フラットパネル103が閉姿勢から開姿勢に至る時、フラットパネル103が所定位置まで降下した後(図7(b))所定の回動支点P103を中心として回動するように(図7(c))、フラットパネル103を動作させる。
具体的には、図7のフラットパネル103の右側端部におけるパネル駆動部107は、主として、ガイド部材171及びガイド用ギア172を有している。ガイド部材171は、フラットパネル103から本体102の内部側に向かって突出した細長い矩形形状を有しており、フラットパネル103との連結部分において所定の回動支点P103を有している。このようなガイド部材171は、フラットパネル103と共に所定の回動支点P103を本体102の下方に導く役割を担う。図7において、ガイド部材171の右側端部には、ガイド用ギア172と噛み合うラックが形成されている。このラックは、フラットパネル103が所定位置まで降下するのに必要な長さだけ、ガイド部材171のガイド用ギア172側(即ち、ガイド部材171の右側部分)に形成されている。ガイド用ギア172は、本体102に対し回転可能なように本体102に支持されており、ガイド部材171のラックと噛み合いながら反時計回りに回転することで、ガイド部材171及びフラットパネル103を降下させる。また、ガイド用ギア172は、ガイド部材171及びフラットパネル103を降下させる時とは逆に時計回りに回転することにより、ガイド部材171及びフラットパネル103を上昇させることができる。このようなガイド用ギア172は、モータ172a(図8)により回転駆動される。尚、本実施形態では、ガイド部材171及びガイド用ギア172は、運転時及び運転停止時共に、図7(a)に示すように、常に噛み合った状態にあるとする。
また、図7のフラットパネル103の左側端部におけるパネル駆動部107は、主として、フラットパネル103を2点で吊り上げるための2本のワイヤ174a,174bと、各ワイヤ174a,174bの巻き取り及び繰り出しを行う2つの昇降部175a,175b(第1昇降部に相当)とを有している。尚、ワイヤ174a,174b及び昇降部175a,175bについては、第1実施形態に係るワイヤ74a,74b及び昇降部75a,75bと同様であるため、説明を省略する。
このような構成を有するパネル駆動部107によると、フラットパネル103が閉姿勢である時は、ガイド部材171及びガイド用ギア172は、フラットパネル103が吸い込み口121を閉じる位置となるように噛み合っている状態にある(図7(a))。この状態からフラットパネル103が開姿勢に至る時、ガイド用ギア172は反時計回りに回転し、昇降部175a,175bは、ワイヤ174a,174bを繰り出す。すると、ガイド部材171は吸い込み口121から下方に突出するため、フラットパネル103は、本体102の下方に略水平な状態を保って降下する(図7(b))。この時、回動支点P103は、フラットパネル103と共に吸い込み口121の下方に降下する。
やがて、ガイド用ギア172とガイド部材171のラックとの噛み合い部分がラックの終端部分にさしかかると、ガイド部材171の下方への突出及びフラットパネル103の降下は停止する。この時、フラットパネル103は、所定位置まで降下していることになる。この状態後、昇降部175a,175bは、ワイヤ174a,174bを更に所定の長さだけ繰り出す。すると、フラットパネル103は、回動支点P103を中心として回動し、閉姿勢に対して傾斜する開姿勢となる(図7(c))。
〔制御部〕
制御部109は、図8に示すように、受信部105、運転状態表示部106、送風ファン123駆動用のファンモータ123a、水平フラップ104駆動用のモータ104aの他、ガイド用ギア172駆動用のモータ172a、昇降部175a,175bのモータやスイッチ等と接続されており、接続された各機器の制御を行う。
例えば、制御部109は、受信部105がリモートコントローラから室内機101の運転開始指示を受信した場合、ガイド用ギア172が反時計回りに回転するように、モータ172aの駆動制御を行うと共に、各ワイヤ174a,174bが繰り出されるように、昇降部175a,175b(具体的には、昇降部175a,175b内に含まれるモータ)を駆動させる。そして、制御部109は、フラットパネル103が回動支点P103を中心として回動して開姿勢を採るように、各ワイヤ174a,174bが繰り出される速度や量を調整する。
また、制御部109は、受信部105が室内機101の運転停止指示を受信した場合、各ワイヤ174a,174bが巻き取られ、かつガイド用ギア176が時計回りに回転してフラットパネル103が閉姿勢を採るように、昇降部175a,175b及びモータ176aの駆動制御を行う。
(2)効果
(A)
室内機101のパネル駆動部107は、フラットパネル103から本体102の内部側に向かって突出し、フラットパネル103と共に所定の回動支点P103を本体102の下方に導くガイド部材171を有している。即ち、本実施形態に係る室内機101によると、ガイド部材171により、フラットパネル103及び回動支点P103が本体102の下方に下降するため、降下後のフラットパネル103は、問題なく回動することができる。
(B)
また、パネル駆動部107は、第1実施形態と同様、2本のワイヤ174a,174bと、2つの昇降部175a,175bとを更に有する。ワイヤ174a,174bは、フラットパネル103を2点で吊り上げるためのワイヤであって、昇降部175a,175bは、各ワイヤ174a,174bの巻き取り及び繰り出しを行う。昇降部175a,175bは、フラットパネル103が開姿勢を採るように、各ワイヤ174a,174bを繰り出す。これにより、フラットパネル103は安定して開姿勢を採ることができる。
(3)変形例
(a)
上記第2実施形態では、所定の回動支点P103が、フラットパネル103とガイド部材171との連結部分に位置している場合について説明したが、所定の回動支点の位置はこれに限定されない。本実施形態に係るパネル駆動部は、所定の回動支点がフラットパネルと共に降下するようなガイド部材を有していればよい。図9は、所定の回動支点P103'がガイド部材171'上に位置する場合の室内機101'の一部分を示した図である。尚、この場合のガイド部材171'は、上下に分かれた部材であって、これらの部品のつなぎ目は回動可能に連結されている。この連結部分が、フラットパネル103が回動する時の回動支点P103'となる。
これにより、上記第2実施形態と同様、ガイド部材171'により、フラットパネル103及び所定の回動支点P103'が本体102の下方に下降するため、降下後のフラットパネル103は、問題なく回動することができる。
(b)
上記第2実施形態では、ラックは、フラットパネル103が所定位置まで降下するのに必要な長さだけ、ガイド部材171の右側部分に形成されている場合について説明した。しかし、ガイド部材171に形成されるラックの長さは、これに限定されない。フラットパネル103が所定位置まで降下した時にガイド用ギア172の回転を停止するような制御が制御部109によりなされれば、ガイド部材171に形成されるラックの長さはそれ以上であってもよい。
(c)
上記第2実施形態では、ガイド部材171及びガイド用ギア172が常に噛み合っている場合について説明した。しかし、ガイド部材171及びガイド用ギア172は、互いに離れることができるような構成を有していても良い。例えば、室内機101のメンテンナンス時にはガイド部材171がガイド用ギア172から離れることにより、フラットパネル103は、本体102の下方に降下することができる。
(d)
上記第2実施形態では、フラットパネル103が、ガイド部材171及びガイド用ギア172を介して本体102に支持されると共に、ワイヤ174a,174b及び昇降部175a,175bを介して本体102に支持されている場合について説明した。しかし、フラットパネル103の重量がガイド部材171及びガイド用ギア172のみで本体102に支持可能であれば、フラットパネル103は、ワイヤ174a,174b及び昇降部175a,175bを設けずとも良い。
(e)
上記第2実施形態では、フラットパネル103が2本のワイヤ174a,174bにより2点で吊り下げられている場合について説明したが、フラットパネル103は、2本以上のワイヤで吊り上げられてもよい。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る空気調和装置の室内機201について、図10〜図13を用いて説明する。図10は、室内機201の運転時の斜視図である。図11(a)〜(c)は、図10の室内機201の内部の構成を、室内機201の第1側面202a側から見た場合の概略図である。図12は、フラットパネル203の拡大図であって、図13は、室内機201を構成する各機器を模式的に示すブロック図である。
(1)構成
室内機201は、第1及び第2実施形態と同様、天井設置型の空気調和装置の室内機であって、主として、本体202、フラットパネル203、水平フラップ204、受信部205、運転状態表示部206、パネル駆動部207及び制御部209を備えている。本体202の下面である化粧パネル202bには、吸い込み口221及び吹き出し口222が1つずつ形成されており、本体部202の内部には、送風ファン223、室内熱交換器224及びフィルタ225等が収容されている。尚、水平フラップ204、受信部205及び運転状態表示部206は、第1実施形態で同じ名称を付して示した図1に係る水平フラップ4、受信部5及び運転状態表示部6と同様であるため、詳細な説明を省略する。
〔フラットパネル〕
フラットパネル203は、図10に示すように、本体202の吸い込み口221の形状と同様、本体202のW方向に沿って細長い略矩形状の形状を有している。フラットパネル203は、後述する4本のワイヤ271a,271b,271c,271dによりフラットパネル203の角付近の4点で吊り上げられている。このようなフラットパネル203には、図12に示すように、各ワイヤ271a〜271dの先端が連結されるための孔232a〜232dを有するリブ231a,231bが設けられている。
ここで、リブ231aは、第2直線X2上、即ち、図12においてフラットパネル203の長手方向の右側端部に沿って設けられている。リブ231bは、第2直線X2から離れた第3直線X3上、即ち、フラットパネル203の長手方向の左側端部に沿って設けられている。
〔パネル駆動部〕
パネル駆動部207は、フラットパネル203が閉姿勢から開姿勢に至る時、フラットパネル203が所定位置まで降下した後(図11(b))所定の回動支点P203を中心として回動するように(図11(c))、フラットパネル203を動作させる。
具体的には、パネル駆動部207は、4本のワイヤ271a〜271d(第2ワイヤ及び第3ワイヤに相当)及び4つの昇降部272a,272b,272c,272d(第2昇降部及び第3昇降部に相当)を有している。各ワイヤ271a〜271dの一端は、フラットパネル203のリブ231a,231b上の孔232a〜232dに連結され、他端は、各昇降部272a〜272dに連結されている。各昇降部272a〜272dは、各ワイヤ271a〜271dの巻き取り量及び繰り出し量を調整しながら各ワイヤ271a〜271dの巻き取り及び繰り出しを行うものであって、第1実施形態と同様、滑車や、巻取り歯車、モータ、スイッチ等で構成されている。
このような構成を有するパネル駆動部207によると、フラットパネル203が閉姿勢である時は、各ワイヤ271a〜271dは巻き取られた状態にある(図11(a))。この状態からフラットパネル203が開姿勢に至る時、先ずは、各昇降部272a〜272dにより各ワイヤ271a〜271dが同じ速度で繰り出される。すると、フラットパネル203は、本体202の下方に略水平な状態を保って降下する(図11(b))。尚、この時、各ワイヤ271a〜271dは、フラットパネル203の位置が所定位置に至るまで繰り出されるとする。
やがて、フラットパネル203の位置が所定位置に至ると、4つの昇降部272a〜272dのうち、吹き出し口222側に位置する昇降部272a,272dは、ワイヤ271a,271dの繰り出しを停止する。残りの昇降部272b,272cは、フラットパネル203が水平な方向に対し所定の角度傾斜するように、ワイヤ271b,271cの繰り出しを継続する。すると、フラットパネル203は、回動支点P203を中心として回動し、閉姿勢に対して傾斜する開姿勢となる(図11(c))。
〔制御部〕
制御部209は、図13に示すように、受信部205、運転状態表示部206、送風ファン223駆動用のファンモータ223a、水平フラップ204駆動用のモータ204aの他、昇降部272a〜272dのモータやスイッチ等と接続されており、接続された各機器の制御を行う。
例えば、制御部209は、受信部205がリモートコントローラから室内機201の運転開始指示を受信した場合、各ワイヤ271a〜271dが繰り出されるように、各昇降部272a〜272d(具体的には、各昇降部272a〜272d内に含まれるモータ)を駆動させる。また、制御部209は、受信部205が室内機201の運転停止指示を受信した場合、各ワイヤ271a〜271dが巻き取られてフラットパネル203が上昇するように、昇降部272a〜272dの駆動制御を行う。
(2)効果
室内機201のパネル駆動部107は、4本のワイヤ271a〜271dと、4つの昇降部272a〜272dとを有している。各昇降部272a〜272dは、フラットパネル203が閉姿勢から開姿勢に至る時、フラットパネル203が所定位置まで降下した後所定の回動支点P203を中心として回動するように、各ワイヤ271a〜271dの繰り出し量をそれぞれ調整する。具体的には、先ずは閉姿勢であるフラットパネル203が降下して所定位置となるまで4本のワイヤ271a〜271d全てが繰り出される。次いで、吹き出し口222側の2本のワイヤ271a,271dの繰り出しが停止すると共に、残りのワイヤ271b,271cは引き続き繰り出される。これにより、フラットパネル203と本体202とのつなぎ目が大きくなくても、フラットパネル203は、回動して開姿勢を採ることができる。
(3)変形例
上記第3実施形態では、パネル駆動部207が4本のワイヤ271a〜271d及び4つの昇降部272a〜272dを有しており、フラットパネル203が角部の4点で吊り下げられている場合について説明した。しかし、フラットパネル203を吊り上げるためのワイヤ及び昇降部の数は、これに限定されない。即ち、パネル駆動部は、第2直線X2上の複数点(即ち、2点以上)でフラットパネルを吊り上げるための複数本のワイヤと、第3直線X3上の複数点(即ち、2点以上)でフラットパネルを吊り上げるための複数本のワイヤと、これらの各ワイヤの巻き取り及び繰り出しを行うための複数の昇降部とを有していれば良い。
このような構成を有するパネル駆動部は、フラットパネルが閉姿勢から開姿勢に至る時、フラットパネルが所定位置まで降下した後所定の回動支点を中心として回動するように、各ワイヤの繰り出し量を調整する。これにより、上記第3実施形態と同様、フラットパネルと本体とのつなぎ目が大きくなくても、フラットパネルは、回動して開姿勢を採ることができる。
<その他の実施形態>
以上、第1実施形態〜第3実施形態において、本発明に係る空気調和装置の室内機について具体的に説明したが、本発明の室内機は、フラットパネルが所定位置まで降下後所定の回動支点を中心として回動することができるような構成を有するものであればよく、上記第1〜第3実施形態の構成に限定されない。空気調和装置の室内機のその他の例としては、例えば図14に示す室内機301が挙げられる。
図14は、室内機301内部の一部分を示した図である。室内機301は、下面に吸い込み口321を有する本体302、吸い込み口321を遮蔽及び開放するフラットパネル303、フラットパネル303を所定位置まで降下するためのガイド部材371、本体302側に設けられたガイド用ギア372を有している。ガイド部材371は、本体302の内部側に向かって突出し、略くの字状の形状を有している。より具体的には、フラットパネル303が閉姿勢を採る時、ガイド部材371の下側部分は、フラットパネル303の略垂直方向に突出しており、ガイド部材381の上側部分は、図14の右側方向に傾斜している。また、ガイド部材371の右側部分には、ガイド用ギア172と噛み合うためのラックが、ガイド部材371の形状に沿って形成されている。
このような室内機301によると、フラットパネル303が閉姿勢である時は、ガイド部材371及びガイド用ギア372は、フラットパネル103が吸い込み口121を閉じる位置となるように噛み合っている状態にある(図14(a))。この状態からフラットパネル303が開姿勢に至る時、先ずはガイド部材371が吸い込み口321から下方に突出し、フラットパネル303は、本体302の下方に略水平な状態を保って降下する(図14(b))。
やがて、ガイド用ギア372が、ガイド部材371の折れ曲がり部分を経てガイド部材371の上側部分のラックと噛み合うと、フラットパネル303は、所定の回動支点P303を中心として回動し、閉姿勢に対して傾斜する開姿勢となる(図14(c))。尚、図14では、一例として、所定の回動支点P303がガイド部材371上に位置している場合を図示しているが、所定の回動支点P303の位置は、ガイド部材371の折れ曲がり具合等に応じて適宜決定される。
このような構成を有する室内機301によると、第1実施形態〜第3実施形態と同様、フラットパネル303が閉姿勢から開姿勢に至る時、フラットパネル303は、先ずは所定位置まで降下し、その後所定の回動支点P303を中心として回動することができる。従って、フラットパネル303と本体302とのつなぎ目が大きくなくても、フラットパネル303は回動して開姿勢を採ることができるため、室内機301の意匠性が損なわれずに済む。
本発明は、パネルとケーシングとのつなぎ目を大きくする必要がなく、意匠性を損なわずに済む効果を有しており、天井設置型の空気調和装置の室内機に適用することができる。
(a)第1実施形態に係る室内機の斜視図であって、室内機が閉姿勢を採る場合の図。 (b)第1実施形態に係る室内機の斜視図であって、室内機が開姿勢を採る合の図。 (a)第1実施形態に係る室内機内部の構成を、図1の第1側面2a側から見た場合の概要図であって、室内機が閉姿勢を採る場合の図。 (b)第1実施形態に係る室内機内部の構成を、図1の第1側面2a側から見た場合の概要図であって、室内機が閉姿勢から開姿勢に至る時の図。 (c)第1実施形態に係る室内機内部の構成を、図1の第1側面2a側から見た場合の概要図であって、室内機が開姿勢を採る場合の図。 第1実施形態に係るフラットパネルの拡大図。 図3のフラットパネルの右側部分の拡大図。 昇降部の内部の構成を示す概要図。 第1実施形態に係る室内機を構成する各機器を模式的に示すブロック図。 (a)第2実施形態に係る室内機内部の構成を示す概要図であって、室内機が閉姿勢を採る場合の図。 (b)第2実施形態に係る室内機内部の構成を示す概要図であって、室内機が閉姿勢から開姿勢に至る時の図。 (c)第2実施形態に係る室内機内部の構成を示す概要図であって、室内機が開姿勢を採る場合の図。 第2実施形態に係る室内機を構成する各機器を模式的に示すブロック図。 (a)第2実施形態の変形例(a)に係る室内機内部の構成の一部分を示す概要図であって、室内機が閉姿勢を採る場合の図。 (b)第2実施形態の変形例(a)に係る室内機内部の構成の一部分を示す概要図であって、室内機が閉姿勢から開姿勢に至る時の図。 (c)第2実施形態の変形例(a)に係る室内機内部の構成の一部分を示す概要図であって、室内機が開姿勢を採る場合の図。 第3実施形態に係る室内機の斜視図であって、室内機が開姿勢を採る場合の図。 (a)第3実施形態に係る室内機内部の構成を、図10の第1側面202a側から見た場合の概要図であって、室内機が閉姿勢を採る場合の図。 (b)第3実施形態に係る室内機内部の構成を、図10の第1側面202a側から見た場合の概要図であって、室内機が閉姿勢から開姿勢に至る時の図。 (c)第3実施形態に係る室内機内部の構成を、図10の第1側面202a側から見た場合の概要図であって、室内機が開姿勢を採る場合の図。 第3実施形態に係るフラットパネルの拡大図。 第3実施形態に係る室内機を構成する各機器を模式的に示すブロック図。 (a)その他の実施形態に係る室内機内部の構成の一部分を示す概要図であって、室内機が閉姿勢を採る場合の図。 (b)その他の実施形態に係る室内機内部の構成の一部分を示す概要図であって、室内機が閉姿勢から開姿勢に至る時の図。 (c)その他の実施形態に係るに係る室内機内部の構成の一部分を示す概要図であって、室内機が開姿勢を採る場合の図。
符号の説明
1,101,201 室内機
2,102,202 本体ケーシング
21,121,221 吸い込み口
22,122,222 吹き出し口
23,123,223 送風ファン
24,124,224 熱交換器
25,125,225 フィルタ
3,103,203 フラットパネル
7,107,207 パネル駆動部
71a〜71b 第1回動支持部
72a〜72b 第2回動支持部
73a〜73b 長穴
74a〜74b,174a〜174b,271a〜271d ワイヤ
75a〜75b,175a〜175b,272a〜272d 昇降部
9,109,209 制御部
171 ガイド部材
172 ガイド用ギア
P3,P103,P203 回動支点

Claims (6)

  1. 本体(2,102,202)の下面に室内空気の吸い込み口(21,121,221)が位置する天井設置型の空気調和装置の室内機(1,101,201)であって、
    暖房及び冷房を含む運転の停止時には前記吸い込み口(21,121,221)を遮蔽する閉姿勢と、前記運転時には前記吸い込み口(21,121,221)の近傍である所定位置において前記閉姿勢に対し傾斜することで、前記吸い込み口(21,121,221)を開放する開姿勢とを採り得るパネル(3,103,203)と、
    前記パネル(3,103,203)が前記閉姿勢から前記開姿勢に至る時、前記パネル(3、103,203)が前記所定位置まで略水平な状態を保って降下した後、所定の回動支点(P3,P103,P203)を中心として回動するように、前記パネル(3、103,203)を動作させるパネル駆動部(7,107,207)と、
    を備える、空気調和装置の室内機(1,101,201)。
  2. 前記パネル駆動部(7)は、
    前記パネル(3)の一端部に設けられ、前記パネル(3)が前記所定位置まで降下後、その一部が前記所定の回動支点を成す第1回動支持部(71a,71b)と、
    前記本体(2)に設けられ、前記第1回動支持部(71a,71b)に嵌合して前記第1回動支持部(71a,71b)を回動可能に支持するための第2回動支持部(72a,72b)と、
    を有する、
    請求項1に記載の空気調和装置の室内機(1)。
  3. 前記第1回動支持部(71a,71b)には、前記第2回動支持部(72a,72b)が嵌合して前記第1回動支持部(71a,71b)が前記本体(2)の下方にスライドするための長穴(73a,73b)が形成されている、
    請求項に記載の空気調和装置の室内機(1)。
  4. 前記パネル駆動部(107)は、前記パネル(103)から前記本体(102)の内部側に向かって突出しており、前記パネル(103)と共に前記所定の回動支点(P103)を前記本体(102)の下方に導くためのガイド部材(171)を有している、
    請求項1に記載の空気調和装置の室内機(101)。
  5. 前記パネル駆動部(7,107)は、前記パネル(3,103)を第1直線上の複数点で吊り上げるための複数本の第1ワイヤ(74a〜74b,174a〜174b)と、各前記第1ワイヤ(74a〜74b,174a〜174b)の巻き取り及び繰り出しを行う第1昇降部(75a〜75b,175a〜175b)と、を更に有し、
    前記第1昇降部(75a〜75b,175a〜175b)は、前記パネル(3,103)が前記開姿勢を採るように、各前記第1ワイヤ(74a〜74b,174a〜174b)を繰り出す、
    請求項2〜4のいずれかに記載の空気調和装置の室内機(1,101)。
  6. 前記パネル駆動部(207)は、前記パネル(203)を第2直線上の複数点で吊り上げるための複数本の第2ワイヤ(271a,271b)と、前記第2直線上から離れた第3直線上の複数点で前記パネル(203)を吊り上げるための複数本の第3ワイヤ(271c,271d)と、各前記第2ワイヤ(271a,271b)の巻き取り及び繰り出しを行う第2昇降部(272a,272b)と、各前記第3ワイヤ(271c,271d)の巻き取り及び繰り出しを行う第3昇降部(272c,272d)とを有し、
    前記第2昇降部(272a,272b)及び前記第3昇降部(272c,272d)は、前記パネル(203)が前記閉姿勢から前記開姿勢に至る時、前記パネル(203)が前記所定位置まで降下した後前記所定の回動支点(P203)を中心として回動するように、各前記第2ワイヤ(271a,271b)の繰り出し量及び各前記第3ワイヤ(271c,271d)の繰り出し量をそれぞれ調整する、
    請求項1に記載の空気調和装置の室内機(201)。
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