JP2009068752A - 空気調和装置の室内機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】室内機1は、本体2の下面である化粧パネル2bに室内空気の吸い込み口21が位置する天井設置型の空気調和装置の室内機である。室内機1は、フラットパネル3と、パネル駆動部7とを備える。フラットパネル3は、吸い込み口21を遮蔽する閉姿勢と、閉姿勢に対し傾斜することで、吸い込み口21を開放する開姿勢とを採り得る。パネル駆動部7は、フラットパネル3が閉姿勢から開姿勢に至る時、フラットパネル3が所定位置まで降下した後、所定の回動支点P3を中心として回動するように、フラットパネル3を動作させる。
【選択図】図2
Description
(1)構成
図1(a)及び(b)は、それぞれ本実施形態に係る空気調和装置の室内機1の運転停止時及び運転時の斜視図である。図2(a)〜(c)は、図1の室内機1の内部の構成を、室内機1の第1側面2a側から見た場合の概略図である。この室内機1は、室内の天井に設置される、いわゆる天井設置型の室内機であって、暖房運転や冷房運転等を行うことができる。
本体2は、図1のW方向に長い略矩形状の形状を有しており、下面として化粧パネル2bを有している。化粧パネル2bには、図1及び図2に示すように、吸い込み口21と吹き出し口22とが1つずつ形成されている。吸い込み口21は、室内の空気が吸い込まれるための開口であって、吹き出し口22は、吸い込み口21から吸い込まれ室内熱交換器24により熱交換された後の空気が室内へ吹き出されるための開口である。吸い込み口21及び吹き出し口22は、本体2の長手方向(即ち、W方向)に沿って細長い略矩形状の形状を有している。そして、吸い込み口21の面積は、吹き出し口22の面積よりも大きい。
フラットパネル3は、図1に示すように、吸い込み口21付近に設けられており、吸い込み口21の形状と同様、本体2のW方向に沿って細長い略矩形状の形状を有している。フラットパネル3は、図2に示すように、フラットパネル3の両端部においてパネル駆動部7と連結している。具体的には、フラットパネル3は、図2のフラットパネル3の右側端部においては、後述する第2回動支持部72a,72bを中心として本体2に対し回動自在に取り付けられている。そして、図2のフラットパネル3の左側端部においては、フラットパネル3は、後述する2本のワイヤ74a,74bで吊り上げられている。
水平フラップ4は、吹き出し口22から吹き出される空気を、図2(b)及び(c)の矢印Bの方向に案内するためのものであって、吹き出し口22を開閉可能に設けられている。水平フラップ4は、運転停止時には吹き出し口22を閉じ、運転時には吸い込み口21側の端部を軸として回動し、吹き出し口22を開放する。このような水平フラップ4は、モータ4a(図6)やギア(図示せず)等により回転駆動される。
受信部5及び運転状態表示部6は、図1に示すように、本体2の化粧パネル2bに設けられている。受信部5は、リモートコントローラから送信される各種運転の開始指示や各種設定等を受信可能なように設けられている。運転状態表示部6は、例えばLEDで構成され、室内機1の運転状況に応じて点灯や点滅を行うことにより、室内機1が現在行っている運転状況を室内機1の利用者に知らせることができる。
パネル駆動部7は、フラットパネル3が開姿勢や閉姿勢を採るように、フラットパネル3を動作させる。特に、本実施形態に係るパネル駆動部7は、フラットパネル3が閉姿勢から開姿勢に至る時、フラットパネル3が所定位置まで降下した後(図2(b))所定の回動支点を中心として回動するように(図2(c))、フラットパネル3を動作させる。以下では、このようにフラットパネル3を動作させるためのパネル駆動部7の構成について説明する。
制御部9は、本体2の内部に収容されており、CPU及びメモリからなるマイクロコンピュータや、各種モータのドライブ回路が実装された基板等で構成されている。制御部9は、図6に示すように、主として、受信部5、運転状態表示部6、送風ファン23の回転駆動源であるファンモータ23a、水平フラップ4駆動用のモータ4aと接続されているおり、接続された各機器の制御を行う。例えば、制御部9は、受信部5がリモートコントローラから受信した各種運転の開始指示等に基づいて、水平フラップ4による吹き出し口22の開閉制御や、ファンモータ23aの回転駆動制御、運転状態表示部6の表示状態の制御を行う。
次に、本実施形態に係る室内機1の動作について説明する。
(A)
本実施形態に係る室内機1によると、フラットパネル3は、閉姿勢から開姿勢となる時、先ずは所定位置まで降下し、降下後に所定の回動支点P3を中心として回動する。これにより、フラットパネル3と本体2とのつなぎ目が大きくなくても、フラットパネル3は回動して開姿勢を採ることができる。従って、室内機1の意匠性が損なわれずに済む。
また、フラットパネル3は、室内機1の運転停止時には閉姿勢を採り、運転時には開姿勢を採る。従って、特に、運転停止時における室内機1の意匠性が損なわれずに済む。
また、パネル駆動部7は、フラットパネル3に設けられた第1回動支持部71a,71bと、本体2に設けられた第2回動支持部72a,72bとを有する。これにより、フラットパネル3は、先ずは所定位置まで降下すると、第2回動支持部72a,72bを軸として回動することができる。従って、フラットパネル3と本体2とのつなぎ目が大きくなくても、フラットパネル3は、回動して開姿勢を採ることができる。
また、第1回動支持部71a,71bには、第2回動支持部72a,72bが嵌合して第1回動支持部71a,71bが本体2の下方にスライドするための長穴73a,73bが形成されている。これにより、フラットパネル3は、第1回動支持部71a,71bが長穴73a,73bの分のだけ降下するのに伴い降下することができる。このような簡単な構成で、フラットパネル3は、閉姿勢から開姿勢を採ることができる。
更に、パネル駆動部7は、2本のワイヤ74a,74bと、2つの昇降部75a,75bとを更に有する。ワイヤ74a,74bは、フラットパネル3を2点で吊り上げるためのワイヤであって、昇降部75a,75bは、各ワイヤ74a,74bの巻き取り及び繰り出しを行う。昇降部75a,75bは、フラットパネル3が開姿勢を採るように、各ワイヤ74a,74bを繰り出す。これにより、第1回動支持部71a,71b及び第2回動支持部72a,72bにかかるフラットパネルの自重等の負荷が軽減され、フラットパネル3は安定して開姿勢を採ることができる。
(a)
上記第1実施形態では、フラットパネル3が、第1回動支持部71a,71b及び第2回動支持部72a,72bにより本体2に支持されると共に、ワイヤ74a,74b及び昇降部75a,74bにより吊り上げられている場合について説明した。しかし、フラットパネルは、その重量が第1及び第2回動支持部のみで本体に支持されることが可能であれば、ワイヤ及び昇降部により吊り上げられずともよい。
上記第1実施形態では、フラットパネル3が2本のワイヤ74a,74bで吊り下げられている場合について説明したが、フラットパネルは、2本以上のワイヤで吊り上げられてもよい。
上記第1実施形態では、第1回動支持部71a,71bに長穴73a,73bが形成されている場合について説明した。しかし、本体2に設けられており、かつフラットパネル3の回動軸となる第2回動支持部が第1回動支持部に嵌合可能な構成であれば、第1回動支持部には、長穴以外のものが形成されていてもよい。長穴以外の構成としては、例えばレール等が上げられる。
上記第1実施形態に係る昇降部75a,75bは、室内機1のメンテナンスが行われる場合、フィルタ25が支持されたフラットパネル3を本体2から離れた位置に降下させてもよい。この場合、軸駆動部81a,81bは、第2回動支持部72a,72bを図4の矢印Cとは逆の方向に移動させ、長穴73a,73bから離れさせる。これにより、フラットパネル3は、2本のワイヤ74a,74bでのみ本体2に連結された状態となるため、問題なく降下することができる。
上記第1実施形態では、運転停止時及び運転時には、第2回動支持部72a,72bが常に長穴73a,73bに嵌合された状態である場合について説明した。しかし、第2回動支持部72a,72bは、運転停止時には長穴73a,73bから離れ、運転が行われる時のみ長穴73a,73bに嵌合されてもよい。
次に、本発明の第2実施形態に係る空気調和装置の室内機101について、図7及び図8を用いて説明する。図7(a)〜(c)は、第2実施形態に係る室内機101の内部の構成を示す概要図であって、図8は、室内機101を構成する各機器を模式的に示すブロック図である。
室内機101は、第1実施形態と同様、天井設置型の空気調和装置の室内機である。室内機101は、主として、本体102、フラットパネル103、水平フラップ104、受信部105、運転状態表示部106、パネル駆動部107及び制御部109を備えている。本体102の下面である化粧パネル102bには、空気の吸い込み口121及び吹き出し口122が1つずつ形成されており、本体102の内部には、送風ファン123、室内熱交換器124及びフィルタ125が収容されている。尚、水平フラップ104、受信部105及び運転状態表示部106は、第1実施形態で同じ名称を付して示した図1に係る水平フラップ4、受信部5及び運転状態表示部106と同様であるため、詳細な説明を省略する。
フラットパネル103は、第1実施形態と同様、細長い略矩形状の形状を有しており、図7に示すように、フラットパネル103の両端部においてパネル駆動部107と連結している。具体的には、フラットパネル103は、図7のフラットパネル103の右側端部においては、後述するガイド部材171及びガイド用ギア172を介して本体102に連結されており、ガイド部材171の下端部に位置する回動支点P103を中心としてガイド部材171に対し回動可能に、ガイド部材171に連結されている。そして、フラットパネル103は、図7のフラットパネル103の左側端部においては、第1実施形態と同様、後述する2本のワイヤ174a,174bにより2点で吊り上げられている。
パネル駆動部107は、フラットパネル103が閉姿勢から開姿勢に至る時、フラットパネル103が所定位置まで降下した後(図7(b))所定の回動支点P103を中心として回動するように(図7(c))、フラットパネル103を動作させる。
制御部109は、図8に示すように、受信部105、運転状態表示部106、送風ファン123駆動用のファンモータ123a、水平フラップ104駆動用のモータ104aの他、ガイド用ギア172駆動用のモータ172a、昇降部175a,175bのモータやスイッチ等と接続されており、接続された各機器の制御を行う。
(A)
室内機101のパネル駆動部107は、フラットパネル103から本体102の内部側に向かって突出し、フラットパネル103と共に所定の回動支点P103を本体102の下方に導くガイド部材171を有している。即ち、本実施形態に係る室内機101によると、ガイド部材171により、フラットパネル103及び回動支点P103が本体102の下方に下降するため、降下後のフラットパネル103は、問題なく回動することができる。
また、パネル駆動部107は、第1実施形態と同様、2本のワイヤ174a,174bと、2つの昇降部175a,175bとを更に有する。ワイヤ174a,174bは、フラットパネル103を2点で吊り上げるためのワイヤであって、昇降部175a,175bは、各ワイヤ174a,174bの巻き取り及び繰り出しを行う。昇降部175a,175bは、フラットパネル103が開姿勢を採るように、各ワイヤ174a,174bを繰り出す。これにより、フラットパネル103は安定して開姿勢を採ることができる。
(a)
上記第2実施形態では、所定の回動支点P103が、フラットパネル103とガイド部材171との連結部分に位置している場合について説明したが、所定の回動支点の位置はこれに限定されない。本実施形態に係るパネル駆動部は、所定の回動支点がフラットパネルと共に降下するようなガイド部材を有していればよい。図9は、所定の回動支点P103'がガイド部材171'上に位置する場合の室内機101'の一部分を示した図である。尚、この場合のガイド部材171'は、上下に分かれた部材であって、これらの部品のつなぎ目は回動可能に連結されている。この連結部分が、フラットパネル103が回動する時の回動支点P103'となる。
上記第2実施形態では、ラックは、フラットパネル103が所定位置まで降下するのに必要な長さだけ、ガイド部材171の右側部分に形成されている場合について説明した。しかし、ガイド部材171に形成されるラックの長さは、これに限定されない。フラットパネル103が所定位置まで降下した時にガイド用ギア172の回転を停止するような制御が制御部109によりなされれば、ガイド部材171に形成されるラックの長さはそれ以上であってもよい。
上記第2実施形態では、ガイド部材171及びガイド用ギア172が常に噛み合っている場合について説明した。しかし、ガイド部材171及びガイド用ギア172は、互いに離れることができるような構成を有していても良い。例えば、室内機101のメンテンナンス時にはガイド部材171がガイド用ギア172から離れることにより、フラットパネル103は、本体102の下方に降下することができる。
上記第2実施形態では、フラットパネル103が、ガイド部材171及びガイド用ギア172を介して本体102に支持されると共に、ワイヤ174a,174b及び昇降部175a,175bを介して本体102に支持されている場合について説明した。しかし、フラットパネル103の重量がガイド部材171及びガイド用ギア172のみで本体102に支持可能であれば、フラットパネル103は、ワイヤ174a,174b及び昇降部175a,175bを設けずとも良い。
上記第2実施形態では、フラットパネル103が2本のワイヤ174a,174bにより2点で吊り下げられている場合について説明したが、フラットパネル103は、2本以上のワイヤで吊り上げられてもよい。
次に、本発明の第3実施形態に係る空気調和装置の室内機201について、図10〜図13を用いて説明する。図10は、室内機201の運転時の斜視図である。図11(a)〜(c)は、図10の室内機201の内部の構成を、室内機201の第1側面202a側から見た場合の概略図である。図12は、フラットパネル203の拡大図であって、図13は、室内機201を構成する各機器を模式的に示すブロック図である。
室内機201は、第1及び第2実施形態と同様、天井設置型の空気調和装置の室内機であって、主として、本体202、フラットパネル203、水平フラップ204、受信部205、運転状態表示部206、パネル駆動部207及び制御部209を備えている。本体202の下面である化粧パネル202bには、吸い込み口221及び吹き出し口222が1つずつ形成されており、本体部202の内部には、送風ファン223、室内熱交換器224及びフィルタ225等が収容されている。尚、水平フラップ204、受信部205及び運転状態表示部206は、第1実施形態で同じ名称を付して示した図1に係る水平フラップ4、受信部5及び運転状態表示部6と同様であるため、詳細な説明を省略する。
フラットパネル203は、図10に示すように、本体202の吸い込み口221の形状と同様、本体202のW方向に沿って細長い略矩形状の形状を有している。フラットパネル203は、後述する4本のワイヤ271a,271b,271c,271dによりフラットパネル203の角付近の4点で吊り上げられている。このようなフラットパネル203には、図12に示すように、各ワイヤ271a〜271dの先端が連結されるための孔232a〜232dを有するリブ231a,231bが設けられている。
パネル駆動部207は、フラットパネル203が閉姿勢から開姿勢に至る時、フラットパネル203が所定位置まで降下した後(図11(b))所定の回動支点P203を中心として回動するように(図11(c))、フラットパネル203を動作させる。
制御部209は、図13に示すように、受信部205、運転状態表示部206、送風ファン223駆動用のファンモータ223a、水平フラップ204駆動用のモータ204aの他、昇降部272a〜272dのモータやスイッチ等と接続されており、接続された各機器の制御を行う。
室内機201のパネル駆動部107は、4本のワイヤ271a〜271dと、4つの昇降部272a〜272dとを有している。各昇降部272a〜272dは、フラットパネル203が閉姿勢から開姿勢に至る時、フラットパネル203が所定位置まで降下した後所定の回動支点P203を中心として回動するように、各ワイヤ271a〜271dの繰り出し量をそれぞれ調整する。具体的には、先ずは閉姿勢であるフラットパネル203が降下して所定位置となるまで4本のワイヤ271a〜271d全てが繰り出される。次いで、吹き出し口222側の2本のワイヤ271a,271dの繰り出しが停止すると共に、残りのワイヤ271b,271cは引き続き繰り出される。これにより、フラットパネル203と本体202とのつなぎ目が大きくなくても、フラットパネル203は、回動して開姿勢を採ることができる。
上記第3実施形態では、パネル駆動部207が4本のワイヤ271a〜271d及び4つの昇降部272a〜272dを有しており、フラットパネル203が角部の4点で吊り下げられている場合について説明した。しかし、フラットパネル203を吊り上げるためのワイヤ及び昇降部の数は、これに限定されない。即ち、パネル駆動部は、第2直線X2上の複数点(即ち、2点以上)でフラットパネルを吊り上げるための複数本のワイヤと、第3直線X3上の複数点(即ち、2点以上)でフラットパネルを吊り上げるための複数本のワイヤと、これらの各ワイヤの巻き取り及び繰り出しを行うための複数の昇降部とを有していれば良い。
以上、第1実施形態〜第3実施形態において、本発明に係る空気調和装置の室内機について具体的に説明したが、本発明の室内機は、フラットパネルが所定位置まで降下後所定の回動支点を中心として回動することができるような構成を有するものであればよく、上記第1〜第3実施形態の構成に限定されない。空気調和装置の室内機のその他の例としては、例えば図14に示す室内機301が挙げられる。
2,102,202 本体ケーシング
21,121,221 吸い込み口
22,122,222 吹き出し口
23,123,223 送風ファン
24,124,224 熱交換器
25,125,225 フィルタ
3,103,203 フラットパネル
7,107,207 パネル駆動部
71a〜71b 第1回動支持部
72a〜72b 第2回動支持部
73a〜73b 長穴
74a〜74b,174a〜174b,271a〜271d ワイヤ
75a〜75b,175a〜175b,272a〜272d 昇降部
9,109,209 制御部
171 ガイド部材
172 ガイド用ギア
P3,P103,P203 回動支点
Claims (7)
- 本体(2,102,202)の下面に室内空気の吸い込み口(21,121,221)が位置する天井設置型の空気調和装置の室内機(1,101,201)であって、
前記吸い込み口(21,121,221)を遮蔽する閉姿勢と、前記閉姿勢に対し傾斜することで、前記吸い込み口(21,121,221)を開放する開姿勢とを採り得るパネル(3,103,203)と、
前記パネル(3,103,203)が前記閉姿勢から前記開姿勢に至る時、前記パネル(3、103,203)が所定位置まで降下した後、所定の回動支点(P3,P103,P203)を中心として回動するように、前記パネル(3、103,203)を動作させるパネル駆動部(7,107,207)と、
を備える、空気調和装置の室内機(1,101,201)。 - 前記パネル(3、103,203)は、運転停止時には前記閉姿勢を採り、運転時には前記開姿勢を採る、
請求項1に記載の空気調和装置の室内機(1,101,201)。 - 前記パネル駆動部(7)は、
前記パネル(3)の一端部に設けられ、前記パネル(3)が前記所定位置まで降下後、その一部が前記所定の回動支点を成す第1回動支持部(71a,71b)と、
前記本体(2)に設けられ、前記第1回動支持部(71a,71b)に嵌合して前記第1回動支持部(71a,71b)を回動可能に支持するための第2回動支持部(72a,72b)と、
を有する、
請求項1または2に記載の空気調和装置の室内機(1)。 - 前記第1回動支持部(71a,71b)には、前記第2回動支持部(72a,72b)が嵌合して前記第1回動支持部(71a,71b)が前記本体(2)の下方にスライドするための長穴(73a,73b)が形成されている、
請求項3に記載の空気調和装置の室内機(1)。 - 前記パネル駆動部(107)は、前記パネル(103)から前記本体(102)の内部側に向かって突出しており、前記パネル(103)と共に前記所定の回動支点(P103)を前記本体(102)の下方に導くためのガイド部材(171)を有している、
請求項1または2に記載の空気調和装置の室内機(101)。 - 前記パネル駆動部(7,107)は、前記パネル(3,103)を第1直線上の複数点で吊り上げるための複数本の第1ワイヤ(74a〜74b,174a〜174b)と、各前記第1ワイヤ(74a〜74b,174a〜174b)の巻き取り及び繰り出しを行う第1昇降部(75a〜75b,175a〜175b)と、を更に有し、
前記第1昇降部(75a〜75b,175a〜175b)は、前記パネル(3,103)が前記開姿勢を採るように、各前記第1ワイヤ(74a〜74b,174a〜174b)を繰り出す、
請求項3〜5のいずれかに記載の空気調和装置の室内機(1,101)。 - 前記パネル駆動部(207)は、前記パネル(203)を第2直線上の複数点で吊り上げるための複数本の第2ワイヤ(271a,271b)と、前記第2直線上から離れた第3直線上の複数点で前記パネル(203)を吊り上げるための複数本の第3ワイヤ(271c,271d)と、各前記第2ワイヤ(271a,271b)の巻き取り及び繰り出しを行う第2昇降部(272a,272b)と、各前記第3ワイヤ(271c,271d)の巻き取り及び繰り出しを行う第3昇降部(272c,272d)とを有し、
前記第2昇降部(272a,272b)及び前記第3昇降部(272c,272d)は、前記パネル(203)が前記閉姿勢から前記開姿勢に至る時、前記パネル(203)が前記所定位置まで降下した後前記所定の回動支点(P203)を中心として回動するように、各前記第2ワイヤ(271a,271b)の繰り出し量及び各前記第3ワイヤ(271c,271d)の繰り出し量をそれぞれ調整する、
請求項1または2に記載の空気調和装置の室内機(201)。
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