JP5061783B2 - 空気調和装置の室内機 - Google Patents
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Description
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る室内機の運転停止時の斜視図であり、図1(b)は、同室内機の運転時の斜視図である。図1(a),(b)において、空気調和装置の室内機2は、下面に吸い込み開口21及び吹出口22を有する本体20、吸い込み開口21を開閉するフラットパネル4、及び吸い込み開口21から吸込まれた空気に含まれる塵埃を除去するフィルタ6を備えている。吸い込み開口21と吹出口22とは隣接しており、吸い込み開口21の面積は、吹出口22よりも大きく、本体20下面の相当範囲を占有している。
フラットパネル4は、吸い込み開口21全域を塞ぐことができる大きさであり、本体20側から延びる2本の紐71で吊り上げられている。2本の紐71は、フラットパネル4の長手方向の両端部を支持し、図1(b)において手前側の端部を吊り上げる紐71は、吹出口22から離れた第1端部4a近傍に接続され、図1(b)において奥側の端部を吊り上げる紐71は、吹出口22に近い第2端部4b近傍に接続されている。
図2は、フィルタの斜視図である。図2において、フィルタエレメント6cは、周囲をフレーム6aで保持されている。また、フレーム6aの対向する長辺同士は、補強アーム6bで繋がっており、長辺の撓みが抑制されている。
図4は、昇降ユニット内部の正面図である。図4において、昇降ユニット7は、紐71以外に、滑車72、巻取り歯車73、駆動歯車74、モータ75およびスイッチ76を備えている。
図4において、昇降ユニット7が紐71を繰り出す場合、モータ75は駆動歯車74をCW方向へ回転させる。これによって、巻取り歯車73は、紐71を繰り出す方向に回転する。一方、昇降ユニット7が紐71を巻き取る場合、モータ75は駆動歯車74をCCW方向へ回転させる。これによって、巻取り歯車73は、紐71を巻き取る方向に回転する。紐の繰り出し量および巻き取り量は、モータ75の回転量に比例しており、制御部10が、モータ75へ供給するパルス数を制御することによって、紐71の繰り出し量および巻き取り量が制御される。
図5は、図1(a)の室内機の内部を上方から視たときの部分斜視図である。図5において、フラットパネル4には、リブ41と軸受42とが設けられている。リブ41には孔41aと溝41bとが形成されており、孔41aには紐71の先端が連結される。軸受42は、長孔となるように成形されている。
図6は、駆動ユニットの内部を示す断面図である。図6において、駆動ユニット50は、ケース51、モータ52、ピニオンギア53、ラック54及びクランクシャフト55を備えている。ケース51の内部は、第1区画511、第2区画512及び第3区画513の3つの区画に仕切られている。モータ52はステッピングモータであり、回転数は制御部10から供給されるパルス数によって制御される。モータ52は、第1区画511に収納されているが、回転軸は第2区画512にある。
図6において、モータ52がピニオンギア53をC方向へ回転させると、ラック54がD方向へ滑り移動する。このとき、ラック54に連結されている第1クランク軸551もD方向に移動するので、クランクシャフト55は、回転中心軸55aを中心にE方向へ回転する。その結果、第2クランク軸552が軸43を矢印Aの方向へ押し出し、第3クランク軸553が押しカム63を矢印Aの方向へ押し出す。
図7は、第2フレーム及びスライド部材の斜視図である。図7において、スライド部材62は傾斜部62a、突起部62b、係止部62c及び四角孔62dを有している。四角孔62dの一方の端部には、第2フレーム61の停止板61aが入りこみ、さらにこの停止板61aと四角孔62dの他方の端部との間にスプリング64が配置される。傾斜部62aが押しカム63(図5参照)に押されて、スライド部材62が矢印Bの方向に移動するときは、スプリング64を圧縮しながら移動するので、スライド部材62は、矢印Bとは反対方向の抗力を受ける。
図8は、図5の軸および押しカムを移動させた状態の斜視図である。図8において、押しカム63が、スライド部材62の傾斜部62aを押すことによって、スライド部材62に矢印B方向の力が作用し移動する。この移動によって、突起部62bが溝41bから外れ、フラットパネル4のフィルタ6に対する支持が解除される。同時に、係止部62cが突出して本体20に架かるので、フィルタ6は本体20に支持された状態となる。
図9は、図8のフラットパネルを開いた状態の斜視図である。図9において、紐71が繰り出されると、フラットパネル4は、自重によって降下する。軸受42は、長孔に成形されているので、軸受42に軸43が差し込まれた状態であっても、軸受42と軸43との間には鉛直方向のクリアランスが存在する。その結果、フラットパネル4の第2端部4bは、軸受42と軸43との鉛直方向のクリアランス分だけ降下して停止する。その後は、フラットパネル4の第1端部4aが、軸43を中心に回転しながら所定距離だけ降下し、吸い込み開口21を開状態にする。なお、軸43には、フラットパネル4が軸方向へ移動することを規制するため、軸43より大きい直径の円柱から成る規制部43aが形成されている。
フィルタ6の清掃などのメンテナンスを行なうときは、図5の状態から紐71を繰り出す。図5の状態は、突起部62bが溝41bに嵌まり込んでおり、フィルタ6がフラットパネル4に連結されている状態であり、フラットパネル4とフィルタ6とは一緒に降下することができる。また、軸受42に軸43が差し込まれていないので、フラットパネル4は、回動することなく、水平に降下することができる。
(1)
室内機2では、駆動ユニット50が、スライド部材62と押しカム63を介して、通常時にはフィルタ6を本体20に支持させ、メンテナンス時にはフィルタ6をフラットパネル4に支持させる切替え動作を行う。その結果、空気吸い込み時及びメンテナンス時以外は、吸い込み開口21をフラットパネル4で完全に塞ぐことが可能となり、室内機2の内部が吸い込み開口21を通して人目に触れる状況が減少し、意匠性が向上する。
室内機2は、メンテナンス時以外は、フィルタ6が本体20に支持されているので、昇降ユニット7に作用する負荷はフラットパネル4の荷重だけとなり軽量である。その結果、室内機2の輸送時或は設置時の振動による機械的ダメージが軽減され、耐久性が向上する。また、フィルタ6が何にも支持されていない不安定な状態が存在しないので、フィルタ6の落下がなく安全である。
室内機2では、ライフサイクルの大部分を占める通常時において、フィルタ6とフラットパネル4とが連結されていないので、昇降ユニット7に作用する負荷はフラットパネル4の荷重だけとなり軽量である。その結果、昇降ユニット7に作用する機械的負荷が軽減され、耐久性が向上する。
室内機2では、フラットパネル4は、常に昇降ユニット7に複数点で吊り上げられて支持されており、メンテナンス時以外には、さらに軸受42と軸43との連結動作によって本体20に支持されるので、フラットパネル4の揺れに対する抗力が高まる。
4 フラットパネル
6 フィルタ
7 昇降ユニット(昇降手段)
8 パネル支持手段
9 フィルタ支持状態切替え手段
20 本体
21 吸い込み開口
42 軸受(第1回転支持部)
43 軸(第2回転支持部)
43a 規制部
50 駆動ユニット
62 スライド部材
63 押しカム
64 スプリング
Claims (9)
- 本体(20)の下面に空気を吸い込むための吸い込み開口(21)が位置する天井設置の空気調和装置の室内機であって、
運転停止時は前記吸い込み開口(21)を閉じる閉位置に在って、前記吸い込み開口(21)から空気を吸い込む動作を含む運転時は前記吸い込み開口(21)を開いた開位置に移動し、メンテナンス時に前記本体(20)から離れたメンテナンス位置まで降下するパネル(4)と、
前記パネル(4)を上昇方向および降下方向へ移動させる昇降手段(7)と、
前記吸い込み開口(21)から吸い込まれた空気に含まれる塵埃を除去するフィルタ(6)と、
前記運転停止時、及び前記吸い込み開口(21)から空気を吸い込む動作を含む運転時には前記フィルタ(6)を前記本体(20)に支持させ、前記メンテナンス時には前記フィルタ(6)を前記パネル(4)に支持させる切替え動作を行うフィルタ支持状態切替え手段(9)と、
前記昇降手段(7)を介して前記パネル(4)の移動量を制御し、さらに前記フィルタ支持状態切替え手段(9)を介して前記フィルタ(6)を前記パネル(4)に支持される状態および前記本体(20)に支持される状態のいずれかに切替える制御部(10)と、
を備えた、
空気調和装置の室内機(2)。 - 前記フィルタ(6)が、常に前記本体(20)又は前記パネル(4)のいずれかに支持されている、
請求項1に記載の空気調和装置の室内機(2)。 - 前記メンテナンス時以外は、前記フィルタ(6)が前記本体(20)に支持されている、
請求項1に記載の空気調和装置の室内機(2)。 - 前記停止時に、前記フィルタ支持状態切替え手段(9)が前記切替え動作を行う、
請求項1に記載の空気調和装置の室内機(2)。 - 前記パネル(4)の一端部が前記吸い込み開口(21)付近で前記本体(20)に回転可能に支持される状態を生成する連結動作と前記連結動作を解除する解除動作とを行うパネル支持手段(8)をさらに備え、
前記パネル(4)は、常に前記昇降手段(7)に複数点で支持されており、前記メンテナンス時以外には、さらに前記パネル支持手段(8)の前記連結動作によって前記本体(20)に支持される、
請求項3に記載の空気調和装置の室内機(2)。 - 前記パネル支持手段(8)の前記連結動作または前記解除動作と前記フィルタ支持状態切替え手段(9)の前記切替え動作とが連動している、
請求項5に記載の空気調和装置の室内機(2)。 - 前記フィルタ支持状態切替え手段(9)は、
常に前記フィルタ(6)に保持され第1方向へ移動することによって前記パネル(4)による支持から外れて前記本体(20)に支持されるスライド部材(62)と、
前記スライド部材(62)を前記第1方向へ移動させるカム部材(63)と、
前記カム部材(63)を動作させる駆動部と、
前記第1方向とは反対の第2方向へ前記スライド部材(62)を付勢するスプリング(64)と、
を有する、
請求項6に記載の空気調和装置の室内機(2)。 - 前記パネル支持手段(8)は、
前記パネル(4)の前記端部に設けられ前記パネル(4)の回転中心を成す第1回転支持部(42)と、
前記本体(20)に移動可能に保持され前記第1回転支持部(42)と嵌合して前記第1回転支持部(42)を回転可能に支持する第2回転支持部(43)と、
前記第2回転支持部(43)を前記第1回転支持部(42)に向って移動させる駆動部と、
を有する、
請求項7に記載の空気調和装置の室内機(2)。 - 前記パネル支持手段(8)の駆動部と、前記フィルタ支持状態切替え手段(9)の駆動部とが共通である、
請求項8に記載の空気調和装置の室内機(2)。
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