JP4877389B2 - 自動変速機用コントロールユニット冷却装置 - Google Patents
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Description
本発明は、コントロールユニットを搭載した自動変速機に関するものであり、特に、自動変速機に対するコントロールユニットの温度上昇を抑制できる自動変速機用コントロールユニット冷却装置に関するものである。
従来の自動変速機の制御装置としては、例えば、特許文献1、特許文献2で開示された技術がある。特許文献1には、トランスミッションケース内に設けられるバルブボディの上部にコントロールユニットが搭載される車両用電子制御装置が開示されている。
また、特許文献2には、貫通孔を有する自動変速機ケースと、貫通孔に嵌合するコネクタと、コネクタ内に収納され、かつ、自動変速機ケース内に位置する制御装置とを備える自動変速機の制御装置を提示している。
特開2002−12097
特開2006−250321
ところが、特許文献1の技術は、バルブボディとコントロールユニットとが積層するようにして収容されるものであるから、A/T車の最低地上高が低くならざるを得なかった。また、コントロールユニットの素子または基板は自己発熱するが、その放熱については一切考慮されていない。
また、A/T車の最低地上高に影響を与えない構造として、特許文献2の技術のように基板をコネクタケースに内蔵し、コネクタをバルブボディの側面に配置することも考えられる。しかし、素子及び基板が樹脂製のコネクタケースに内蔵されているため、その放熱性については一切考慮されていない。
また、A/T車の最低地上高に影響を与えない構造として、特許文献2の技術のように基板をコネクタケースに内蔵し、コネクタをバルブボディの側面に配置することも考えられる。しかし、素子及び基板が樹脂製のコネクタケースに内蔵されているため、その放熱性については一切考慮されていない。
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、自動変速機を制御するコントロールユニットを自動変速機内部に収納するものであって、最低地上高を確保するとともに、コントロールユニットの温度上昇を抑制できる自動変速機用コントロールユニット冷却装置の提供を目的とするものである。
請求項1にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置は、自動変速機を制御する電子部品を基板に搭載したコントロールユニットと、前記コントロールユニットの基板を収納し、前記自動変速機の車両搭載状態にあって前記自動変速機に収容されたオイルのオイル面よりも高い位置に配置されるとともに、自動変速機のケース内であって、自動変速機ケース内部に収納されたバルブボディの側面に配置されるホルダと、前記電子部品からの熱が伝導されるべく前記電子部品または基板に接触するとともに、前記自動変速機の前記車両搭載状態にあって前記オイル中に少なくとも一部が埋没する放熱器とを具備するものである。
ここで、上記コントロールユニットとは、自動変速機を制御するIC、コンデンサ、抵抗等を含む電子部品を基板に搭載した回路である。ここで基板は、フレキシブル基板、ハード基板(リジッド基板、フレキシブルリジッド基板)の何れであっても良い。
また、上記自動変速機ケース内部に配置されるホルダには、好ましくは、コントロールユニットの基板を車両搭載状態にあって垂直または所定の傾きの範囲内で収納されるものであり、必ずしも垂直に限定されるべきものではなく、略垂直方向であればよい。
そして、上記自動変速機ケース内に配置されるホルダは、車両搭載状態における下部にコネクタを有するもの、上部にコネクタを有するもの、上下両端に配設されるものでもよい。本実施の形態では、ホルダを合成樹脂で成形したが、アルミニウム等の金属製としてもよい。ホルダを合成樹脂で成形した場合には、コネクタ等を一体に成形でき、リード線も埋設可能である。
更に、上記放熱器は、コントロールユニットの基板に搭載した電子部品または基板に対して熱伝導される状態に接続されるので、少なくとも、コントロールユニットの電子部品または基板の発熱を電子部品のパッケージを介して、または基板を介して、電子部品の熱が熱放射または熱伝導によって伝わるものである。また、上記放熱器の少なくとも一部である下端は、オイル中に埋没するもので、電子部品が発熱する熱エネルギーをオイルに伝えるものであるから、オイルによって効率的に冷却できる。放熱器は通常、アルミニウム等の金属で形成される。
ここで、上記コントロールユニットとは、自動変速機を制御するIC、コンデンサ、抵抗等を含む電子部品を基板に搭載した回路である。ここで基板は、フレキシブル基板、ハード基板(リジッド基板、フレキシブルリジッド基板)の何れであっても良い。
また、上記自動変速機ケース内部に配置されるホルダには、好ましくは、コントロールユニットの基板を車両搭載状態にあって垂直または所定の傾きの範囲内で収納されるものであり、必ずしも垂直に限定されるべきものではなく、略垂直方向であればよい。
そして、上記自動変速機ケース内に配置されるホルダは、車両搭載状態における下部にコネクタを有するもの、上部にコネクタを有するもの、上下両端に配設されるものでもよい。本実施の形態では、ホルダを合成樹脂で成形したが、アルミニウム等の金属製としてもよい。ホルダを合成樹脂で成形した場合には、コネクタ等を一体に成形でき、リード線も埋設可能である。
更に、上記放熱器は、コントロールユニットの基板に搭載した電子部品または基板に対して熱伝導される状態に接続されるので、少なくとも、コントロールユニットの電子部品または基板の発熱を電子部品のパッケージを介して、または基板を介して、電子部品の熱が熱放射または熱伝導によって伝わるものである。また、上記放熱器の少なくとも一部である下端は、オイル中に埋没するもので、電子部品が発熱する熱エネルギーをオイルに伝えるものであるから、オイルによって効率的に冷却できる。放熱器は通常、アルミニウム等の金属で形成される。
請求項2にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置は、バルブボディに対し、前記放熱器から前記バルブボディまでの間に断熱材を介在するものである。
ここで、前記断熱材とは、樹脂等の断熱材を介在させるものであって、別部材や樹脂からなるホルダを介在させるものでもよい。何れにせよ、両者間の熱伝導が良好でなければよい。
ここで、前記断熱材とは、樹脂等の断熱材を介在させるものであって、別部材や樹脂からなるホルダを介在させるものでもよい。何れにせよ、両者間の熱伝導が良好でなければよい。
請求項3にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置の放熱器は、前記バルブボディに対し、放熱器からバルブボディまでの間にオイルによる放熱部を介して接続されるものである。
請求項4にかかる自動変速機用コントロールユニットは、バルブボディに配設される電子部品と接続されるコネクタ部を有し、コネクタ部はオイル面よりも上方に設けられるものである。
請求項5にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置は、前記オイル中に埋没する面積を拡大するために進行方向に略平行して延びた面を形成したものである。
この進行方向に略平行する延びた面とは、プレス等で型成形されるが、切曲形成、フィンを接続形成してもよい。何れにせよ、油路を阻害することのないオイルの慣性を機能的に使用できるように、進行方向に略平行する延びた面であればよい。
この進行方向に略平行する延びた面とは、プレス等で型成形されるが、切曲形成、フィンを接続形成してもよい。何れにせよ、油路を阻害することのないオイルの慣性を機能的に使用できるように、進行方向に略平行する延びた面であればよい。
請求項6にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置は、前記オイルの流速を確保するために進行方向に略直角な面に対しスリットを形成したものである。
ここで、前記オイルの流速を確保し、かつ、前記オイルの慣性を機能的に使用するために進行方向に略直角な面に対しスリットを形成し、冷却のために循環するオイルが、前記放熱器で澱むことのない流路とし、効率のよい冷却を行うものであるから、スリットのサイズは、冷却効率を考慮して設ければよい。
ここで、前記オイルの流速を確保し、かつ、前記オイルの慣性を機能的に使用するために進行方向に略直角な面に対しスリットを形成し、冷却のために循環するオイルが、前記放熱器で澱むことのない流路とし、効率のよい冷却を行うものであるから、スリットのサイズは、冷却効率を考慮して設ければよい。
請求項7にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置は、自動変速機のオイルパン内を流れるオイル流が澱むことのない流路を形成してなるものである。
自動変速機のオイルパン内を流れるオイル流は、通常、変速機側に冷却オイルの供給口と冷却すべきオイルの排出口が配設されている。特に、コントロールバルブ側のオイル中に放熱器の車両搭載状態の下端が埋没されていると、前記放熱器の下端にはオイルパン内を流れるオイルの主流から外れた流れとなり、冷却効率が低くなる可能性がある。そこで、本発明では、オイルパン内にオイルガイドを形成して、オイルの流れを放熱器の下端側に導き、それによって、オイルの冷却潤滑能力を効率よく使用するものである。
自動変速機のオイルパン内を流れるオイル流は、通常、変速機側に冷却オイルの供給口と冷却すべきオイルの排出口が配設されている。特に、コントロールバルブ側のオイル中に放熱器の車両搭載状態の下端が埋没されていると、前記放熱器の下端にはオイルパン内を流れるオイルの主流から外れた流れとなり、冷却効率が低くなる可能性がある。そこで、本発明では、オイルパン内にオイルガイドを形成して、オイルの流れを放熱器の下端側に導き、それによって、オイルの冷却潤滑能力を効率よく使用するものである。
請求項8にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置は、自動変速機内のオイルを冷却するポンプで循環されている冷却されたオイルが噴射され、前記放熱器を介してオイルパン内に導かれているものである。
ここで、自動変速機のオイルパン内を流れるオイル流は、放熱器に噴射されるように設定することにより、前記放熱器をより効率的に冷却することができる。なお、このオイルの噴射は前記放熱器の電子部品と接触する位置とするのが望ましいが、結果的に、前記放熱器に直接噴射するものであれば、放熱の効果が得られる。
ここで、自動変速機のオイルパン内を流れるオイル流は、放熱器に噴射されるように設定することにより、前記放熱器をより効率的に冷却することができる。なお、このオイルの噴射は前記放熱器の電子部品と接触する位置とするのが望ましいが、結果的に、前記放熱器に直接噴射するものであれば、放熱の効果が得られる。
請求項9にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置は、コントロールユニットのホルダは前記自動変速機ケース及び前記バルブボディに固定されるものである。
請求項1の自動変速機用コントロールユニット冷却装置においては、電子部品または基板からの熱が伝導され、その下部がオイル中に埋没することによって放熱する放熱器を具備するものであるから、電子部品の発熱が効率よく電子部品から良好な状態で伝導され、その放熱器の下部からオイル中に放熱することができる。したがって、コントロールユニットがバルブボディの側面に配置されることによって最低地上高さを確保できるとともに、コントロールユニットがオイル中に埋没していなくても、コントロールユニットの基板に搭載している電子部品または基板の発熱が効率よく放熱器に伝わり、その放熱器の下部からオイル中に放熱することができ、各種電子部品の温度上昇、即ち、コントロールユニットの温度上昇を抑制することができる。
請求項2の自動変速機用コントロールユニット冷却装置においては、バルブボディに対し、前記放熱器から前記バルブボディまでの間に断熱材を介在するものであるから、請求項1に記載の効果に加えて、通常金属で設けられるバルブボディが高熱になった場合、前記バルブボディ側からコントロールユニットに熱が伝導されることを防止できる。
請求項3の自動変速機用コントロールユニット冷却装置において、放熱器は、前記バルブボディに対し、放熱器からバルブボディまでの間にオイルによる放熱部を介して接続されるものであるから、請求項1に記載の効果に加えて、通常金属で設けられるバルブボディが高熱になった場合、前記バルブボディ側からコントロールユニットに熱が伝導されることを防止できる。
請求項4の自動変速機用コントロールユニット冷却装置において、コントロールユニットはバルブボディに配設される電子部品と接続されるコネクタ部を有し、コネクタ部はオイル面よりも上方に設けられるものであるから、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の効果に加えて、オイルに含まれる異物が付着し、コネクタでショート等が発生することを防止できる。
請求項5の自動変速機用コントロールユニットの冷却装置においては、少なくとも前記オイル中に埋没した放熱器が、前記オイル中に埋没する面積を拡大するために進行方向に略平行する延びた面を形成してなるものであるから、請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の効果に加えて、オイル中に埋没された放熱器の下部が、オイルパン内のオイルの流れを変えることなく使用でき、従来からある自動変速機の冷却潤滑能力を低下させることがない。また、放熱器の進行方向に略平行に延びた面は、オイルの流れからすれば、整流板として機能し、オイルの流れをスムーズにすると共に、放熱面積を大きくすることができる。
請求項6の自動変速機用コントロールユニット冷却装置においては、少なくとも前記オイル中に埋没した放熱器を、前記オイルの流速を確保するために進行方向に略直角な面に対しスリットを形成してなるものであるから、請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の効果に加えて、車両の進行方向、即ち、オイルの流れ方向に略直角の放熱器の面には、オイルの流れを阻害しないようにし、従来からある自動変速機の冷却潤滑能力を低下させることがない。
請求項7の自動変速機用コントロールユニット冷却装置においては、前記オイル中に埋没した放熱器が、自動変速機のオイルパン内を流れるオイル流が前記放熱器で澱むことのない流路を形成したものであるから、請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載の効果に加えて、従来からある自動変速機の冷却潤滑能力を低下させることがない。
請求項8の自動変速機用コントロールユニット冷却装置においては、前記オイル中に埋没した放熱器が自動変速機内のオイルを冷却するポンプで循環されている冷却されたオイルを噴射されるものであるから、請求項1乃至請求項7の何れか1つに記載の効果に加えて、高効率でコントロールユニットの温度を放熱することができる。
請求項9の自動変速機用コントロールユニット冷却装置においては、前記コントロールユニットのホルダは前記自動変速機ケース及び前記バルブボディに固定されるものであるから、請求項1乃至請求項8の何れか1つに記載の効果に加えて、ホルダを確実に固定できる。
O オイル
2 トルクコンバータ
4 変速機構
5 自動変速機
6 オイルパン
9 オイルポンプ
20 ホルダ
25 放熱器取付部
26 基板取付部
30 保持具
40 変速機ハウジング
50 基板
51 電子部品
55 コントロールユニット
60,70 放熱器
62,72 油中埋没部分
62a スリット
62b,62d 進行方向に略平行する延びた面
88 オイルガイド
発明を実施するための最良の形態
2 トルクコンバータ
4 変速機構
5 自動変速機
6 オイルパン
9 オイルポンプ
20 ホルダ
25 放熱器取付部
26 基板取付部
30 保持具
40 変速機ハウジング
50 基板
51 電子部品
55 コントロールユニット
60,70 放熱器
62,72 油中埋没部分
62a スリット
62b,62d 進行方向に略平行する延びた面
88 オイルガイド
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、図中、実施の形態において、実施の形態1と同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、ここでは重複する説明を省略する。
[実施の形態1]
[実施の形態1]
図1は自動変速機の全体概略構成を示す概略構成図である。図2は本発明の実施の形態1の自動変速機用コントロールユニット冷却装置の取付け状態を示す全体の要部断面図である。また、図3は本発明の実施の形態1の自動変速機用コントロールユニット冷却装置の電子部品と放熱器との関係を示す他の事例1の断面図である。そして、図4は本発明の実施の形態1の自動変速機用コントロールユニット冷却装置の車両搭載状態の放熱器の下部要部斜視図、図5は本発明の実施の形態1の自動変速機用コントロールユニット冷却装置の車両搭載状態の放熱器の他の事例1の下部要部斜視図、図6は本発明の実施の形態1の自動変速機用コントロールユニット冷却装置の車両搭載状態の放熱器の他の事例2の下部要部斜視図である。
図1において、エンジン1の出力軸となるクランクシャフトは、コンバータハウジング3の内部に収容されたトルクコンバータ2に回転数及び回転トルクを入力し、トルクコンバータ2に入力された回転数及び回転トルクを変換し、その出力を自動変速機5のインプットシャフト7から入力され、変速され、アウトプットシャフト8から出力される。
自動変速機5は、トルクコンバータ2及び変速機構4からなり、トルクコンバータ2のハウジング3並びに変速機構4及びオイルパン6で形成される空間内には、オイルOが収容され、内蔵されているオイルポンプ9によって、自動変速機5内を循環するように構成されている。
自動変速機5は、トルクコンバータ2及び変速機構4からなり、トルクコンバータ2のハウジング3並びに変速機構4及びオイルパン6で形成される空間内には、オイルOが収容され、内蔵されているオイルポンプ9によって、自動変速機5内を循環するように構成されている。
本発明の実施の形態1にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置は、変速機構4のトルクコンバータ2側に配設され、図2に示す構造を有している。
変速機構4のカバー体をなす上部に位置する変速機ハウジング40と、その変速機ハウジング40の下部開口を閉じるオイルパン6で変速機構4の封止外殻が形成されている。変速機ハウジング40の上部には、挿入孔41が形成されていて、外部からホルダ20を挿入または離脱自在となっている。ホルダ20は変速機構4の車両搭載状態における上端及び下端にコネクタ21及びコネクタ22が配設されている。ホルダ20は合成樹脂製であり、両コネクタ21及びコネクタ22が一体に成型されている。また、ホルダ20には変速機構4の車両搭載状態における上部のコネクタ21側には、コネクタ21の下にフランジ部24が形成されている。フランジ部24は図示しないボルトによって変速機ハウジング40にOリング42を挟んで取付けられ、フランジ部24は変速機ハウジング40に対してシール性を確保した状態で配設されている。なお、以下の説明中、単に「上部、上端」、「下部、下端」は、車両搭載状態にあっての上部または上端位置、下部または下端位置をいうこととする。コネクタ21は変速機ハウジング40外に設けられるエンジンを制御するエンジン制御装置(不図示)や変速機のレンジ位置を検出するニュートラルスイッチまたはポジションセンサ(不図示)と接続される。
変速機構4のカバー体をなす上部に位置する変速機ハウジング40と、その変速機ハウジング40の下部開口を閉じるオイルパン6で変速機構4の封止外殻が形成されている。変速機ハウジング40の上部には、挿入孔41が形成されていて、外部からホルダ20を挿入または離脱自在となっている。ホルダ20は変速機構4の車両搭載状態における上端及び下端にコネクタ21及びコネクタ22が配設されている。ホルダ20は合成樹脂製であり、両コネクタ21及びコネクタ22が一体に成型されている。また、ホルダ20には変速機構4の車両搭載状態における上部のコネクタ21側には、コネクタ21の下にフランジ部24が形成されている。フランジ部24は図示しないボルトによって変速機ハウジング40にOリング42を挟んで取付けられ、フランジ部24は変速機ハウジング40に対してシール性を確保した状態で配設されている。なお、以下の説明中、単に「上部、上端」、「下部、下端」は、車両搭載状態にあっての上部または上端位置、下部または下端位置をいうこととする。コネクタ21は変速機ハウジング40外に設けられるエンジンを制御するエンジン制御装置(不図示)や変速機のレンジ位置を検出するニュートラルスイッチまたはポジションセンサ(不図示)と接続される。
ホルダ20には、2箇所以上に雌螺旋を形成した基板取付部26が形成されており、基板50がボルト54によって、ホルダ20に取付けられている。本実施例では基板50としてハード基板(リジッド基板、フレキシブルリジッド基板)を使用する前提で説明するが、本発明を実施する場合には、フレキシブル基板とすることもできる。また、コントロールユニット55を構成する基板50には、電子部品51を両面実装したものでも、片面実装したものでもよい。
そして、ホルダ20には、少なくとも2箇所以上に雌螺旋を形成した放熱器取付部25が形成されている。したがって、後述する放熱器(ヒートシンク)60は、ホルダ20の放熱器取付部25にボルト63またはボルト64で止められている。
そして、ホルダ20には、少なくとも2箇所以上に雌螺旋を形成した放熱器取付部25が形成されている。したがって、後述する放熱器(ヒートシンク)60は、ホルダ20の放熱器取付部25にボルト63またはボルト64で止められている。
ホルダ20の下側のコネクタ22は、保持具30に取付けられたコネクタ32に接続される。コネクタ32は、保持具30をバルブボディ33に1本以上のボルト31で堅固に取付けられている。
なお、図示しないが、コネクタ32から各制御機器には、保持具30に内蔵するように配設したリード線またはコネクタ32から外部に引き出したリード線等のケーブル35によって配線されている。また、図示しないが、バルブボディ33は変速機ハウジング40内で変速機ハウジング40に固定されている。
なお、図示しないが、コネクタ32から各制御機器には、保持具30に内蔵するように配設したリード線またはコネクタ32から外部に引き出したリード線等のケーブル35によって配線されている。また、図示しないが、バルブボディ33は変速機ハウジング40内で変速機ハウジング40に固定されている。
放熱器60は、アルミニウム、黄銅等の熱伝導の良好な金属製からなり、図2及び図3に示すように、基板50に実装された電子部品51の面に面接触する内面61を有している。また、基板50と面接触し、基板50の温度が放熱器60に伝わりやすくすることもできる。このとき、基板50の外周にグランド回路として薄膜導体を設け、その薄膜導体で集熱し、放熱器60に熱伝導させると、効率のよい放熱が可能となる。
放熱器60は、下部の油中埋没部分62が、実施の形態1では平板状である。しかし、水平断面が略コ字状または略L字状または略平板状を呈する形状とすることができる。特に、表面積を大きくするために、彎曲、略凹凸状、略凹凸条の面が形成される。また、放熱器60の下部の油中埋没部分62は、オイルOの流れを阻止しない程度の平板状、または、図4に示すように、車両の進行方向に略直角な面に対しスリット62aを形成した略凹凸条の面とし、オイルOの流速及びその慣性の影響を確保することができる。更に、放熱器60の下部の油中埋没部分62は、図5に示すように、オイルO中に埋没する面積を拡大するために進行方向に略平行する延びた面62bを形成したものである。このとき、進行方向に略平行する延びた面62bは、オイルOの進行方向を整流するものであるから、オイルOの流速の確保は勿論、その流速を良好とするものであるから、広い冷却面積を確保してもオイルOの流れを左右することがない。なお、図4乃至図6に図示した形状は認識し易さから、面取りしてないが、通常実施物は面取りして使用される。
図5に示す進行方向に略平行する延びた面62bは、垂直方向に平面としたものであるが、更に、図6に示すように、進行方向に略平行する延びた面62dを形成することができる。このとき、進行方向に略平行する延びた面62dと進行方向に略平行する垂直方向に延びた面62bは、互いにオイルOの進行方向を整流するものであるから、オイルOの流速の確保は勿論、その流速を良好とするものであるから、広い冷却面積を確保してもオイルOの流れに澱みを形成することがない。
[実施の形態2]
[実施の形態2]
図7は本発明の実施の形態2の自動変速機用コントロールユニット冷却装置の車両搭載状態の取付け状態を示す全体の要部断面図である。また、図8は本発明の実施の形態2の自動変速機用コントロールユニット冷却装置の取付け状態の変形例1を示す要部断面図で、図9は本発明の実施の形態2の自動変速機用コントロールユニット冷却装置の取付け状態の変形例2を示す要部断面図である。
本実施の形態の放熱器70は、実施の形態1と同様、アルミニウム、黄銅等の熱伝導の良好な金属製からなり、基板50に実装された電子部品51の面に面接触しているか、または僅かな隙間で対抗する面71を有している。本実施の形態2と実施の形態1との相違点は、放熱器70をホルダ20に対して車両の進行方向に配置するか、本実施の形態のように、放熱器70をホルダ20に対して車両の反進行方向に配置するかにあるが、本発明を実施する場合には、何れであってもよい。また、基板50と放熱器70を面接触し、基板50の温度が放熱器70に伝わり易くすることもできる。このとき、基板50の外周にグランド回路として薄膜導体を設け、その薄膜導体で集熱し、放熱器70に熱伝導させると、効率のよい放熱が可能となる。
本実施の形態の放熱器70は、実施の形態1と同様、アルミニウム、黄銅等の熱伝導の良好な金属製からなり、基板50に実装された電子部品51の面に面接触しているか、または僅かな隙間で対抗する面71を有している。本実施の形態2と実施の形態1との相違点は、放熱器70をホルダ20に対して車両の進行方向に配置するか、本実施の形態のように、放熱器70をホルダ20に対して車両の反進行方向に配置するかにあるが、本発明を実施する場合には、何れであってもよい。また、基板50と放熱器70を面接触し、基板50の温度が放熱器70に伝わり易くすることもできる。このとき、基板50の外周にグランド回路として薄膜導体を設け、その薄膜導体で集熱し、放熱器70に熱伝導させると、効率のよい放熱が可能となる。
また、本実施の形態のホルダ20は、オイルパン6を開放して下側から取り付けるように、フランジ部24を変速機ハウジング40の内面の下側に面接触するように配設している。このため、Oリング42は変速機ハウジング40の開口の内周囲とホルダ20の外周囲との間で挟むように取付けられている。フランジ部24は複数のボルト37によって、フランジ部24を変速機ハウジング40の下面に固着している。
なお、基板50に実装された電子部品51と放熱器70及び油中埋没部分72との関係は、上記実施の形態1の基板50に実装された電子部品51と放熱器60及び油中埋没部分62と相違するものがない。
なお、基板50に実装された電子部品51と放熱器70及び油中埋没部分72との関係は、上記実施の形態1の基板50に実装された電子部品51と放熱器60及び油中埋没部分62と相違するものがない。
そして、本実施の形態2では、放熱器70をバルブボディ33に1本以上のボルト31で堅固に取付けている。したがって、放熱器70からバルブボディ33に至るまでを熱伝導の良好な材料、例えば、金属等で形成することになり、放熱器70からバルブボディ33に至るまでを放熱器70として機能させることができ、そのコントロールユニット55と放熱器70の放熱性を良好にすることができる。
即ち、放熱器70は、バルブボディ33に対して放熱器70からバルブボディ33までの間が熱伝導の良好な状態を維持して取付けられていることによって、放熱器70の下部の油中埋没部分72以外でも、コントロールユニット55及び放熱器70の放熱性を良好にすることができる。
なお、実施の形態1ではホルダ20を変速機ハウジング40の上方から挿着し、また、本実施の形態2ではホルダ20を変速機ハウジング40の下方(オイルパン6側)から挿着するものであるが、本発明を実施する場合には、以下の実施の形態においても、ホルダ20の取付けの方法については、何れを選択してもよい。
即ち、放熱器70は、バルブボディ33に対して放熱器70からバルブボディ33までの間が熱伝導の良好な状態を維持して取付けられていることによって、放熱器70の下部の油中埋没部分72以外でも、コントロールユニット55及び放熱器70の放熱性を良好にすることができる。
なお、実施の形態1ではホルダ20を変速機ハウジング40の上方から挿着し、また、本実施の形態2ではホルダ20を変速機ハウジング40の下方(オイルパン6側)から挿着するものであるが、本発明を実施する場合には、以下の実施の形態においても、ホルダ20の取付けの方法については、何れを選択してもよい。
上記実施の形態では、変速機ハウジング40とホルダ20との間を封止機構部としてのOリング42で封止するものであるが、変速機ハウジング40外部に露出するコネクタ22を上端に配設し、ケーブル、リード線等のワイヤが接続されていないから、自己荷重以外の外力が加わることがなくなったので、ホルダ20が外力によって傾くことがなくなった。したがって、例えば、図8及び図9の取付け状態の変形例1及び変形例2に示すように構成することもできる。
図8及び図9において、蓋体91は、変速機ハウジング40にホルダ20を挿入する挿入孔41の上部に配置するもので、所定数のボルト92の締付けによって固着される。このとき、変速機ハウジング40の挿入孔41と蓋体91との間を封止機構部としてのOリング93で封止するものであり、堅固に封止することができる。また、変速機ハウジング40の挿入孔41と蓋体91の間は、パッキング94とすることもできる。特に、パッキング94に外力が加わっていないので、蓋体91の立上部と封止機構部としてパッキング94が均一な弾性力によってシール性を完全なものとすることができる。
[実施の形態3]
[実施の形態3]
図10は本発明の実施の形態3の自動変速機用コントロールユニット冷却装置の車両搭載状態の取付け状態を示す全体の要部断面図である。
本実施の形態の放熱器60は、図2の実施の形態1と同様に構成されている。特に、実施の形態1と相違するのは、下部の油中埋没部分62が、実施の形態1では平板状であるのに対して、垂直方向に逆U字状の切り欠き62Aが形成されている。この逆U字状の切り欠き62Aは、端部にコネクタ22に接続するコネクタ32が配設されたケーブル35を通過させている。切り欠き62Aは、その流速を良好とするものであり、広い冷却面積を確保してもオイルOの流れに澱みを形成しないものである。
本実施の形態の放熱器60は、図2の実施の形態1と同様に構成されている。特に、実施の形態1と相違するのは、下部の油中埋没部分62が、実施の形態1では平板状であるのに対して、垂直方向に逆U字状の切り欠き62Aが形成されている。この逆U字状の切り欠き62Aは、端部にコネクタ22に接続するコネクタ32が配設されたケーブル35を通過させている。切り欠き62Aは、その流速を良好とするものであり、広い冷却面積を確保してもオイルOの流れに澱みを形成しないものである。
また、ホルダ20の背後には保持部27が形成されていて、そこに設けられた取付孔28に保持部27をバルブボディ33に1本以上のボルト31で堅固に取付けられている。
ここで、保持部27はホルダ20として合成樹脂で形成されているので、バルブボディ33とコントロールユニット55を構成する基板50との間は、放熱器60からバルブボディ33までの間で断熱材を介していることになる。したがって、バルブボディ33の温度上昇を考慮することなく構成することができる。
[実施の形態4]
ここで、保持部27はホルダ20として合成樹脂で形成されているので、バルブボディ33とコントロールユニット55を構成する基板50との間は、放熱器60からバルブボディ33までの間で断熱材を介していることになる。したがって、バルブボディ33の温度上昇を考慮することなく構成することができる。
[実施の形態4]
図11は本発明の実施の形態4の自動変速機用コントロールユニット冷却装置の車両搭載状態の取付け状態を示す全体の要部断面図である。
本実施の形態の放熱器70は、図7の実施の形態2と同様に構成されている。特に、実施の形態2と相違するのは、ホルダ20のバルブボディ33側には、保持部27が形成されていて、そこに設けられた取付孔28に保持部27をバルブボディ33に1本以上のボルト31で堅固に取付けられている。
本実施の形態の放熱器70は、図7の実施の形態2と同様に構成されている。特に、実施の形態2と相違するのは、ホルダ20のバルブボディ33側には、保持部27が形成されていて、そこに設けられた取付孔28に保持部27をバルブボディ33に1本以上のボルト31で堅固に取付けられている。
また、保持部27には、放熱器70の油中埋没部分72を挿通する貫通孔29が穿設されている。貫通孔29は放熱器70の油中埋没部分72を挿通したとき、殆どガタツキがない状態で形成された貫通する孔である。
ここで、保持部27はホルダ20として合成樹脂で形成されているので、バルブボディ33とコントロールユニット55を構成する基板50との間は、放熱器70からバルブボディ33までの間で断熱材を介して取付けられていることになる。したがって、バルブボディ33の温度上昇を考慮することなく構成することができる。
ここで、保持部27はホルダ20として合成樹脂で形成されているので、バルブボディ33とコントロールユニット55を構成する基板50との間は、放熱器70からバルブボディ33までの間で断熱材を介して取付けられていることになる。したがって、バルブボディ33の温度上昇を考慮することなく構成することができる。
即ち、本実施の形態3及び実施の形態4にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置のオイル中に埋没した放熱器60,70は、バルブボディ33に対し、放熱器60,70からバルブボディ33までの間に断熱材を介して取付けられているものである。ここで、放熱器60,70からバルブボディ33までの間の断熱とは、熱伝導の不良導体を介在させて、両者間の熱伝導が良好でなければよい。バルブボディ33内においては図示しないソレノイドバルブやコントロールバルブ等によってライン圧等の高圧が生成されるため、バルブボディ33内のオイルの温度が高温となり、その結果、金属製のバルブボディ33も高温になるものである。オイルパンにはクーラーから戻ってきたオイルが流入するため、オイルパン6内のオイルの温度はバルブボディ33内の油の温度よりも低い。従って、バルブボディから放熱器60,70に至る熱を断熱材によって遮断するとともに、放熱器60,70をオイルOによって放熱できる。
[実施の形態5]
[実施の形態5]
図12は本発明の実施の形態5の自動変速機用コントロールユニット冷却装置の車両搭載状態の取付け状態を示す全体の要部断面図である。
本実施の形態の放熱器70は、実施の形態2と同様に構成されている。特に、実施の形態2と相違するのは、放熱器70の油中埋没部分72が放熱器70の端部に存在するものではなく、その端部は、そこに設けられた取付孔78を用いて、バルブボディ33に1本以上のボルト31で堅固に取付けられている。
即ち、放熱器70の下部の油中埋没部分72は、略U字状形に形成された中間部75を形成し、放熱器70の油中埋没部分72がオイルO中にあり、かつ、中間部75には複数枚のフィン75aが設けられている。
本実施の形態の放熱器70は、実施の形態2と同様に構成されている。特に、実施の形態2と相違するのは、放熱器70の油中埋没部分72が放熱器70の端部に存在するものではなく、その端部は、そこに設けられた取付孔78を用いて、バルブボディ33に1本以上のボルト31で堅固に取付けられている。
即ち、放熱器70の下部の油中埋没部分72は、略U字状形に形成された中間部75を形成し、放熱器70の油中埋没部分72がオイルO中にあり、かつ、中間部75には複数枚のフィン75aが設けられている。
また、中間部75には複数枚のフィン75aが設けられていることで、オイルOの冷却能力によって、コントロールユニット55を構成する基板50の発熱は、基板50側の放熱器70の油中埋没部分72によって放熱される。同様に、バルブボディ33側からの熱伝導についても、油中埋没部分72によって放熱され、冷却される。
ここで、放熱器70の中間部75には複数枚のフィン75aが設けられ、放熱器70の熱は、バルブボディ33からとコントロールユニット55を構成する基板50側からとが、油中埋没部分72に向かって流れ、放熱される。ここでも、放熱器70からバルブボディ33までの間で断熱を行っていることになる。したがって、バルブボディ33の温度上昇を考慮することなく構成することができる。
ここで、放熱器70の中間部75には複数枚のフィン75aが設けられ、放熱器70の熱は、バルブボディ33からとコントロールユニット55を構成する基板50側からとが、油中埋没部分72に向かって流れ、放熱される。ここでも、放熱器70からバルブボディ33までの間で断熱を行っていることになる。したがって、バルブボディ33の温度上昇を考慮することなく構成することができる。
即ち、本実施の形態5にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置のオイル中に埋没した放熱器70は、バルブボディ33に対し、放熱器70からバルブボディ33までの間に断熱を行って取付けられているものである。
[実施の形態6]
[実施の形態6]
上記実施の形態では、オイルOの流れに特徴を有するものでないが、積極的にオイルOの流れを変更することもできる。本実施の形態6はその例である。
図13は本発明の実施の形態6の自動変速機用コントロールユニット冷却装置を示す全体の要部断面図である。
自動変速機5に組み込まれたオイルポンプ9は、公知の構造を有するものである。オイルポンプ9には、オイルパン6の下部の吸込口85から吸入配管81でオイルOを吸入し、そして、その吐出は吐出配管82を介して、冷却フィン83を通過させてオイルOの温度を降下させ、温度が低下したオイルOを変速機ハウジング40またはオイルパン6に配設した噴射口84から放熱器60,70にオイルOを噴射させる構造とすることもできる。本実施の形態では、放熱器60及び放熱器70においても同様に使用可能である。
図13は本発明の実施の形態6の自動変速機用コントロールユニット冷却装置を示す全体の要部断面図である。
自動変速機5に組み込まれたオイルポンプ9は、公知の構造を有するものである。オイルポンプ9には、オイルパン6の下部の吸込口85から吸入配管81でオイルOを吸入し、そして、その吐出は吐出配管82を介して、冷却フィン83を通過させてオイルOの温度を降下させ、温度が低下したオイルOを変速機ハウジング40またはオイルパン6に配設した噴射口84から放熱器60,70にオイルOを噴射させる構造とすることもできる。本実施の形態では、放熱器60及び放熱器70においても同様に使用可能である。
即ち、本実施の形態の自動変速機用コントロールユニット冷却装置は、放熱器60,70に対して、自動変速機5内のオイルOを冷却するオイルポンプ9で循環されている冷却されたオイルOが噴射され、放熱器60,70を介してオイルパン6内に導かれているものである。自動変速機5のオイルパン6内を流れるオイルOの流れは、通常、自動変速機5側に冷却オイルOの吸入配管81の吸込口85で吸収され、冷却されたオイルOの吐出配管82の排出が噴射口84から放熱器60,70に噴射されるように設定することにより、放熱器60,70をより効率的に冷却することができる。このオイルOの噴射は放熱器60,70の電子部品51の位置とするのが望ましいが、結果的に、放熱器60,70に直接噴射するものであれば、熱伝導によってそれなりに効果が得られる。また、放熱器60,70の下部の油中埋没部分62,72の存在を問うものではない。
なお、本実施の形態では、オイルOの噴射方向を車両の進行方向と一致させているが、その反対方向、即ち、オイルOの噴射方向を車両の後退方向と一致させることもできる。
[実施の形態7]
なお、本実施の形態では、オイルOの噴射方向を車両の進行方向と一致させているが、その反対方向、即ち、オイルOの噴射方向を車両の後退方向と一致させることもできる。
[実施の形態7]
図14は本発明の実施の形態7の自動変速機用コントロールユニット冷却装置のオイルパンの平面を示す全体の平面図である。
自動変速機5に組み込まれたオイルポンプ9は、オイルパン6の下部の吸込口85から吸入配管81でオイルOを吸入し、そして、冷却フィン83を通過させてオイルOの温度を降下させ、温度が低下したオイルOは吐出配管82を介して、変速機ハウジング40またはオイルパン6に戻している。
自動変速機5に組み込まれたオイルポンプ9は、オイルパン6の下部の吸込口85から吸入配管81でオイルOを吸入し、そして、冷却フィン83を通過させてオイルOの温度を降下させ、温度が低下したオイルOは吐出配管82を介して、変速機ハウジング40またはオイルパン6に戻している。
ところが、オイルパン6の平面の面積は広く、吸入配管81の吸込口85と吐出配管82の噴射口84がオイルパン6の同一辺側にあると、オイルOの流れは、噴射口84から吸込口85に向かって流れることになる。この場合には、放熱器60,70の下部の油中埋没部分62,72がオイルOの流れを澱ませる可能性がある。
そこで、本実施の形態は、図14に示す所定の高さの平板またはプレス成型したオイルガイド88を配設し、オイルパン6内のオイルOの流れが澱むことなく流れるようにしたものである。即ち、オイルガイド88は、オイルOの流れを吸入配管81の吸込口85側に直線的に流れる流れを少なくし、吸入配管81の吸込口85と吐出配管82の噴射口84が配設されたオイルパン6の反対辺側にオイルOの流れを形成するものである。これによって、放熱器60,70の下部の油中埋没部分62,72がオイルOの流れの中に位置しても、オイルOの流れを澱まないから、放熱器60,70の油中埋没部分62,72による放熱効果を低下させることがない。
なお、本実施の形態は、上記各実施の形態にも同様に使用可能である。
そこで、本実施の形態は、図14に示す所定の高さの平板またはプレス成型したオイルガイド88を配設し、オイルパン6内のオイルOの流れが澱むことなく流れるようにしたものである。即ち、オイルガイド88は、オイルOの流れを吸入配管81の吸込口85側に直線的に流れる流れを少なくし、吸入配管81の吸込口85と吐出配管82の噴射口84が配設されたオイルパン6の反対辺側にオイルOの流れを形成するものである。これによって、放熱器60,70の下部の油中埋没部分62,72がオイルOの流れの中に位置しても、オイルOの流れを澱まないから、放熱器60,70の油中埋没部分62,72による放熱効果を低下させることがない。
なお、本実施の形態は、上記各実施の形態にも同様に使用可能である。
このように、本実施の形態の自動変速機用コントロールユニット冷却装置においては、オイルO中に埋没した放熱器60,70が、自動変速機5のオイルパン6内を流れるオイル流が放熱器60,70の油中埋没部分62,72のためにその流れが澱むことのない流路をオイルガイド88で形成したものであるから、従来からある自動変速機5の冷却潤滑能力を低下させることがなく、オイルパン6内のオイル中に配設されていないコントロールユニット55の温度上昇を抑制できる。
上記実施の形態1乃至実施の形態7にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置の放熱器60,70は、水平断面が略コ字状または略L字状または略平板状を呈しており、更に、表面積を大きくするために、彎曲、略凹凸状、略凹凸条の面が形成される。
また、放熱器60,70の下部の油中埋没部分62,72は、オイルOの流れを阻止しない程度の平板状、または、図4乃至図6に示すように、オイルOの流速を確保するために車両の進行方向に略直角な面に対しスリット762aを形成した平板状としてもよい。
更に、放熱器60,70の下部の油中埋没部分62,72は、図5に示すように、オイル中に埋没する面積を拡大するために進行方向に略平行する延びた面62bを形成したものである。このとき、進行方向に略平行する延びた面62bは、オイルOの進行方向を整流するものであるから、オイルOの流速の確保は勿論、その流速を良好とするものであるから、広い冷却面積を確保してもオイルOの流れを油中埋没部分62,72が左右することがない。
また、放熱器60,70の下部の油中埋没部分62,72は、オイルOの流れを阻止しない程度の平板状、または、図4乃至図6に示すように、オイルOの流速を確保するために車両の進行方向に略直角な面に対しスリット762aを形成した平板状としてもよい。
更に、放熱器60,70の下部の油中埋没部分62,72は、図5に示すように、オイル中に埋没する面積を拡大するために進行方向に略平行する延びた面62bを形成したものである。このとき、進行方向に略平行する延びた面62bは、オイルOの進行方向を整流するものであるから、オイルOの流速の確保は勿論、その流速を良好とするものであるから、広い冷却面積を確保してもオイルOの流れを油中埋没部分62,72が左右することがない。
そして、図6に示すように、放熱器60,70の下部の油中埋没部分62,72の水平方向にも進行方向に略平行する延びた面62dを形成することができる。このとき、水平方向にも進行方向に略平行する延びた面62dと進行方向に略平行する垂直方向に延びた面62bは、互いにオイルOの進行方向を整流するものであるから、オイルOの流速の確保は勿論、その流速を良好とするものであるから、広い冷却面積を確保してもオイルOの流れを左右することがない。加えて、車両が急加減速したときには、収容しているオイルOの慣性に基づく揺れによって効率よい冷却が可能となる。
このように、上記各実施の形態にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置においては、自動変速機5を制御する電子部品51を基板50に搭載したコントロールユニット55と、コントロールユニット55の基板50を収納すると共に、自動変速機5の車両搭載状態にあって自動変速機5に収容されたオイルOの上面よりも高い位置で、かつ、自動変速機ハウジング40内部に収納されたバルブボディ33の側面に挿入配置されるホルダ20と、電子部品51からの熱が良好な状態で伝導されるべくホルダ20に固定され、自動変速機5の車両搭載状態にあってオイル面に向かって延び、かつ、オイルO中に埋没する油中埋没部分62,72を有する放熱器60,70を具備するものである。
上記実施の形態にかかる自動変速機用コントロールユニット冷却装置は、自動変速機5を制御する電子部品51を搭載したコントロールユニット55が略垂直方向に取付けられ、少なくとも下部にコネクタ22を設け、自動変速機ハウジング40の上部から内部に挿入配置されるホルダ20に固定され、電子部品51からの熱が良好な状態で伝導及び/または放射され、その下部からオイルO中に放熱する放熱器60,70を具備するものであるから、電子部品51の発熱が放熱器60,70に伝わり、電子部品51からの熱が効率よく伝導され、その放熱器60,70の下部からオイル中に放熱することができる。
したがって、コントロールユニット55の取付けがオイルパン6内のオイル中に存在していなくても、コントロールユニット55の負荷が大きくなっても、コントロールユニット55に搭載している電子部品51の発熱が効率よく放熱器60,70に伝わり、その放熱器60,70の下部からオイル中に放熱することができ、各種電子部品の温度上昇、即ち、コントロールユニット55の温度上昇を抑制することができる。
上記実施の形態1乃至実施の形態7の自動変速機用コントロールユニット冷却装置は、自動変速機5を制御する基板50に電子部品51を搭載したコントロールユニット55と、前記コントロールユニット55が取付けられ、自動変速機ハウジング40上部から内部に挿入配置されるホルダ20と、電子部品51からの熱が良好な状態で伝導されるべくホルダ20に固定され、その下部の油中埋没部分62,72の油中埋没部分62,72をオイルO中に埋没する放熱器60,70とを具備するものである。
前記オイルO中に埋没した放熱器60,70は、オイルO中に埋没する面積を拡大するために進行方向に略平行する延びた面を形成してなるから、オイルO中に埋没された放熱器60,70の下部が、オイルパン6内のオイルOの流れを変えることなく使用でき、従来からある自動変速機5の冷却潤滑能力を低下させることがない。また、放熱器60,70の進行方向に略平行に延びた面は、オイルOの流れからすれば、整流板として機能し、オイルOの流れをスムーズにすると共に、放熱面積を大きくすることができる。また、車両が急加減速したときには、収容しているオイルOの慣性に基づく揺れによって効率よい冷却が可能となる。
オイルOの流速を確保するために進行方向に略直角な面に対しスリット62aを形成してなる放熱器60,70の油中埋没部分62,72は、車両の進行方向、即ち、オイルOの流れ方向に略直角の放熱器60,70の面には、オイルOの流れを阻害しないようにしており、従来からある自動変速機5の冷却潤滑能力を低下させることがない。
放熱器60,70の油中埋没部分62,72は、自動変速機5のオイルパン6内を流れるオイル流が放熱器60,70で澱むことのない流路を形成しているから、従来からある自動変速機5の冷却潤滑能力を低下させることがなく、オイル中に配設されていないコントロールユニット55の温度上昇も抑制できる。
また、自動変速機5内のオイルOを冷却するポンプ9で循環されている冷却されたオイルOが噴射される放熱器60,70は、高効率でコントロールユニット55の温度を放熱することができる。
また、自動変速機5内のオイルOを冷却するポンプ9で循環されている冷却されたオイルOが噴射される放熱器60,70は、高効率でコントロールユニット55の温度を放熱することができる。
実施の形態1、実施の形態3においては、オイルパン6の自動変速機5のトルクコンバータ2側にホルダ20を配設している。即ち、トルクコンバータ2側にコントロールユニット55を配設している。そして、実施の形態2、実施の形態4、実施の形態5においては、トルクコンバータ2の反対側にホルダ20、即ち、トルクコンバータ2の反対側にコントロールユニット55を配設している。しかし、本発明を実施する場合には、オイルパン6の自動変速機5のトルクコンバータ2側またはその反対側の何れにコントロールユニット55を配設してもよい。
実施の形態1乃至実施の形態7においては、放熱器60,70のオイル中に埋没する面積を拡大するために車両の進行方向に対して略直角に配置しているが、本発明を実施する場合には、油中埋没部分62,72の形態によって30度または45度、60度等の所定の角度で配置してもよい。勿論、油中埋没部分62,72の上部についても同様である。
即ち、放熱器60,70は車両の進行方向に対して所定の角度としてもよい。しかし、車両の進行方向に対して略直角に配置するとオイルOの慣性モーメントによって、放熱器60,70との衝突を発生させることができ、効率のよい冷却が可能となる。
また、実施の形態1乃至実施の形態7においては、コントロールユニット55がホルダ20に固定され、放熱器60,70はコントロールユニット55に接触するとともにホルダ20に固定されているが、放熱器60,70はコントロールユニット55に固定されても良く、またはコントロールユニット55及びホルダ20の両方に固定されても良い。
即ち、放熱器60,70は車両の進行方向に対して所定の角度としてもよい。しかし、車両の進行方向に対して略直角に配置するとオイルOの慣性モーメントによって、放熱器60,70との衝突を発生させることができ、効率のよい冷却が可能となる。
また、実施の形態1乃至実施の形態7においては、コントロールユニット55がホルダ20に固定され、放熱器60,70はコントロールユニット55に接触するとともにホルダ20に固定されているが、放熱器60,70はコントロールユニット55に固定されても良く、またはコントロールユニット55及びホルダ20の両方に固定されても良い。
Claims (9)
- 自動変速機を制御する電子部品を基板に搭載したコントロールユニットと、
前記コントロールユニットの基板を収納し、前記自動変速機の車両搭載状態にあって前記自動変速機に収容されたオイルのオイル面よりも高い位置に配置され、かつ、自動変速機のケース内であって、自動変速機ケース内部に収納されたバルブボディの側面に配置されるホルダと、
前記電子部品からの熱が伝導されるべく前記電子部品または基板に接触するとともに、前記自動変速機の前記車両搭載状態にあって前記オイル中に少なくとも一部が埋没する放熱器と
を具備することを特徴とする自動変速機用コントロールユニット冷却装置。 - 前記放熱器は、前記バルブボディに対し、前記放熱器から前記バルブボディまでの間に断熱材を介在することを特徴とする請求項1に記載の自動変速機用コントロールユニット冷却装置。
- 前記放熱器は、前記バルブボディに対し、前記放熱器から前記バルブボディまでの間に前記オイルによる放熱部を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機用コントロールユニット冷却装置。
- 前記コントロールユニットは、前記バルブボディに配設される電子部品と接続されるコネクタ部を有し、該コネクタ部はオイル面よりも上方に設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の自動変速機用コントロールユニット冷却装置。
- 前記放熱器においてオイル中に埋没した部分は、オイルパン内でのオイルの進行方向に略平行に延びた面を形成してなることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の自動変速機用コントロールユニット冷却装置。
- 前記放熱器においてオイル中に埋没した部分は、前記オイルパン内でのオイルの進行方向に略直角な面に対しスリットを形成してなることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の自動変速機用コントロールユニット冷却装置。
- 前記放熱器は、前記自動変速機の前記オイルパン内を流れるオイル流が前記放熱器においてオイル中に埋没した部分によって澱むことのない流路を形成してなることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載の自動変速機用コントロールユニット冷却装置。
- 前記放熱器は、前記自動変速機内の前記オイルを冷却するポンプで循環される冷却された前記オイルが噴射され、前記放熱器を介して前記オイルパン内に前記オイルが導かれていることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1つに記載の自動変速機用コントロールユニット冷却装置。
- 前記コントロールユニットのホルダは、前記自動変速機ケース及び前記バルブボディに固定されることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1つに記載の自動変速機用コントロールユニット冷却装置。
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