JP4877223B2 - レーザ走査光学装置およびミラーユニット - Google Patents
レーザ走査光学装置およびミラーユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP4877223B2 JP4877223B2 JP2007337679A JP2007337679A JP4877223B2 JP 4877223 B2 JP4877223 B2 JP 4877223B2 JP 2007337679 A JP2007337679 A JP 2007337679A JP 2007337679 A JP2007337679 A JP 2007337679A JP 4877223 B2 JP4877223 B2 JP 4877223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- laser scanning
- scanning optical
- mirror
- folding mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
このようなレーザ走査光学装置は、レーザダイオード及び、ポリゴンミラー、走査レンズ、折り返しミラーなどの光学素子が、所定の光学的位置関係を維持した状態でハウジング内に保持されてなる。
しかし、板バネで挟持する方法によれば、当該板バネ自体をネジなどでハウジングに固定するためのスペースが必要となる。また、スナップフィット方式によってもツメをハウジング内に形成するためのスペースが必要となる。一方で、折り返しミラーの方でも本来のレーザ光反射に必要な面積以外にも上記板バネやツメと係合する部分の面積を余分に設けざるを得ない。
このように折り返しミラーを接着固定する方法によれば、板バネや、スナップフィット方式のツメも不要となり、ハウジング内部のスペース効率を向上させて、レーザ走査光学装置のさらなる小型化を図ることができる。
すなわち、折り返しミラーとハウジングとの接着部分に近いハウジング外表面に外部物体が接触すると、その衝撃を直接受けて、折り返しミラーの接着部が剥離したり、位置ズレを生じたりすることがある。
また前記衝撃吸収体は、板バネ、コイルバネ、スポンジ状部材のうちいずれか一つからなるものとすることもできる。
或いは前記衝撃吸収体は、ハウジング外面から一体連出された樹脂部材であって、ハウジングの壁面よりも厚みの薄い板状をなしている構成とすることもできる。
さらに、前記ハウジングの折り返しミラーの接着面における法線と、前記第1の領域部分の外表面における法線が非平行になるように前記ハウジングが形成されている構成とすることもできる。
前記折り返しミラーは、前記保持部材の第1面に接着剤を介して固着されると共に、保持部材の前記折り返しミラーの固着された面と反対側の第2面であって、前記接着剤の塗布領域を前記第2面に投影したときの第1の領域、及び/又はこの第1の領域に近接する第2の領域内に、外部からの衝撃を緩和するための衝撃吸収体が設けられてなる構成とした。
また前記衝撃吸収体は、板バネ、コイルバネ、スポンジ状部材のうちいずれか一つからなるものとすることもできる。
また衝撃吸収体は、保持部材の前記第2面側から一体連出された樹脂部材であって、保持部材よりも厚みの薄い板状部材で構成することも可能である。
さらに本発明は、ハウジングの内部に前記ミラーユニットが装着されてなる構成を持つレーザ走査光学装置とした。
なお本発明において、前記接着剤は、可視光硬化型あるいは紫外線硬化型を用いることができる。
さらに本発明は、前記レーザ走査光学装置を備えた構成の画像形成装置とした。
本発明の効果は、具体的にはレーザ走査光学装置の製造工程や、製造されたレーザ走査光学装置を画像形成装置に組み込む際において特に期待できる。例えば、作業者が折り返しミラーとハウジングとを接着し、これを作業机や製造ラインの搬送装置(以下、「作業机等」と称する。)等に載置したり、落下させてしまった場合には、弾性体からなる衝撃吸収体が作業机等と当接することで、載置時の衝撃や加速度による折り返しミラー接合部への影響が大きく緩和される。
また、接着部を剥離させる衝撃は、当該接着面と垂直な方向に加えられる衝撃であると考えられるが、本発明ではミラーの接着面の法線と、これに対応する外表面(具体的にはハウジング外表面の衝撃吸収体との接着面)の法線とを非平行に調整することによって、ハウジングの外表面に加えられた衝撃のベクトルが各法線方向に分散され、接着部の剥離が効果的に防止される。
また各実施の形態は、矛盾しない範囲で互いに組み合わせることも勿論可能である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の一適用例であるレーザ走査光学走査装置1(以下、単に「走査装置1」と称する。)の構成を示す斜視図である。また、図2はハウジング10と折り返しミラーM1との配置関係を示す斜視図である。両図とも内部構造が分かりやすいように蓋部分を取り除いて図示している。
図1に示すように、走査装置1は、ハウジング10内部にポリゴンミラー回路基板20、光学部品30等が配設されてなる。
光学部品30は、長尺状の第1、第2走査レンズ(fθレンズ)31、33、及び、長尺状の折り返しミラーM1からなる。第1、第2走査レンズ31、33は透明性に優れるアクリル樹脂等から構成される。折り返しミラーM1は、透明ガラスの一方の主面に銀の蒸着膜を成膜して構成される。
なお、ハウジング10の材料として、ABS、PES等のほか、ポリカーボネート樹脂(例えば三菱エンジニアリングプラスチック社製「ユーピロン」(登録商標)シリーズ、GPN2020DF〜GPN2050DF)や、PC/ABS系ポリマーアロイ(例えば帝人化成株式会社製「マルチロン」(登録商標)シリーズ、DN-1520B、DN-1530B)が例示できるが、これに限定されるものではない。また、適宜上記材料に、補強成分としてカーボンファイバーやグラスファイバーを添加することも可能である。
LD素子スペース121には、U字溝を持つスタンド19が設けられており、不図示のLD素子ユニットが設置される。
また、第2走査レンズ33は、その両端部がステップ部14、15上に載置され、板バネからなるクリップP1、P2により固定される。
第2走査レンズ33の下方には、第1走査レンズ31を通過したレーザ光を、第2走査レンズ33に向けて90°反射するための折り返しミラーM1が、第1走査レンズ31の光軸に対して45°傾けられた状態で設置される。
図2は、折り返しミラーM1をハウジング10の底面に形成されたスロープ部162上に取付ける様子を示す図である。
この接着剤B1、B2には、光硬化型又は紫外線硬化型接着剤が利用できる。 光硬化型又は紫外線硬化型の接着剤は、膨張率や収縮率が小さい他、接着時に不要なガスが発生せず、光学素子を変質させて透明度を低下させる心配がないので本発明に好適である。
走査中に折り返しミラーが振動すると画質が劣化するので、硬化しても軟性の高い接着剤は好ましくないが、多少の弾性変形が可能であれば、外部物体の衝突時における衝撃を緩和し、接着剥離を防止できる効果が望めるので好ましい。
図3は、図1のハウジング10を裏面から見たときの斜視図であり、図4(a)は、図1におけるX-X‘面における断面図を示す。
弾性体40a、40bは、接着剤や両面テープ等により固着されており、ハウジング11を不用意に作業机上に落としてしまったときに、特に折り返しミラーM1の接着部への衝撃を緩和する衝撃吸収体として作用するものであり、ハウジング10よりも容易に弾性変形する材料を用いて形成される。
また、弾性体は、射出成型した密な構成に限らず、発泡剤を用いてスポンジ状体として構成することもできる。スポンジ状体を利用することで、ハウジング10よりも十分にヤング率の小さい部材で弾性体を構成できるので好適である。
こうすることで、弾性体40a、40bが弾性変形する前に側壁11が外部物体と接触して接着剤B1、B2が衝撃を受けるのを防止し、良好に弾性体40a、40bの弾性変形を促すことができる。
図3において波線で示すB1’、B2’は、それぞれ接着剤B1、B2の塗布領域を、折り返しミラーM1の裏面側の外表面へ鉛直方向に投影したときの領域(以下、「接着剤対応領域」という。)を示すものである(図4(a)B1’参照)。
同図に示すように弾性体40a、40bは、ハウジング10の裏面の接着剤投影領域に重ならない領域であって、これに近い位置に取着されている。
他方、弾性体40a、40bを接着剤対応領域から遠い位置、例えばハウジング10の底面の4つのコーナ部に設けても同じような効果が得られるように思えるが、弾性体を設ける箇所が4箇所に増えるのみならず、例えば作業机上にドライバなどの障害物が放置されていることに気付かずに走査装置1を載置したような場合には、これがコーナ部の弾性体からずれて、直接接着剤対応領域に当接して接着剤離を生じるようなことも考えられるので、弾性体は、できるだけ上記接着剤対応領域に近い場所(以下、「接着剤近接領域」という。)に設けておく方が望ましい。
ここで接着剤近接領域の具体的な範囲は、走査装置の形状や重さなどに基づき、実験により求められるものであるが、本発明では接着剤対応領域の任意の外縁から距離約3cm以内の領域を指すものとする。
しかし、コストの観点から、できるだけ少ない弾性体で接着剤塗布部分への衝撃を緩和するためには、本実施の形態のように接着剤対応領域に隣接する部位に弾性体を配設することが望ましいであろう。
従って、本実施の形態1では、前記衝撃力をハウジングが直接受ける場合に比べ、折り返しミラーM1とハウジング10とが接着剥離を生じたり、位置ズレを生ずるおそれが低減され、優れた耐久性を発揮できる。
従って、このような構成に本発明を適用すれば、非常に有用であると考えられる。
また、図3に示す構成では、弾性体を2個分離して設ける構成としているが、本発明はこの個数に限定するものではなく、図3の矢印Aで示す間隔に弾性体を3個以上設けてもよい。或いは、長尺状の一個の弾性体を、長手方向をX方向(傾斜面161の長手方向)に合わせて設けるようにしてもよい。外部物体との接触の際には、高確率で当該外部物体と接触できるように、面積の広い弾性体を用いれば、効果的に接着剤B1、B2の接着剥離を防止できる。よって、製造コスト等を考慮した上で、適宜、弾性体のサイズ及びその配設個数を考慮するのが望ましい。
以下、本発明の実施の形態2〜8について、実施の形態1との差違を中心に逐次説明する。
(実施の形態2)
図4(b)は、実施の形態2の装置におけるハウジング10aの部分断面図を示す。
(実施の形態3)
図5(a)は、実施の形態3のハウジング10bの特徴部分を示す部分的な断面図である。
具体的には当図の如く、ハウジング10b裏面の平坦面131とスロープ部162裏の傾斜面161との境界付近を根元部分として、傾斜面161を覆うようにハウジングを延長し、長方形主面を持つフィン状の弾性部41a(41b)を設けている。弾性部41a(41b)は根元部分からxy平面に対して一定の角度で傾斜するように形成される。
このような構成によれば、ハウジング10bが、作業机等の外部物体と接触する際に、弾性部41a(41b)の先端部412a(412b)が外部物体と当接し、支点411a(411b)を中心に弾性部41a(41b)がz方向へ撓み、このときの弾性変形により、外部物体との接触による衝撃が吸収されるので、折り返しミラーM1とハウジング10bとの接着剥離や、折り返しミラーM1の位置ズレが効果的に防止される。
図5(b)は、実施の形態4のハウジング10cの特徴部分を示す部分的な断面図である。
実施の形態3との違いは、ハウジング10cと一体成型してなる一対のフィン状の弾性部42a(42b)の形状を、その断面が本体部421a(421b)と底面部420a(420b)によりL字状に形成された点にある。これにより、ハウジング10cの底面では、弾性体42a(42b)の底面部420a(420b)が広く側壁11の下端部11aより下方に突出した構成となる。
(実施の形態5)
図6(a)は、実施の形態5のハウジング10dの特徴部分を示す部分的な断面図である。図6(b)及び(c)は、それぞれ弾性体である板バネの構成例を示す斜視図である。
なお、板バネは43aの形状に限定するものではなく、これ以外の形状であってもよい。例えば図6(c)に示すように、底面部431cにフォーク状の切り欠き領域436cを設け、これにより外部物体との接触部分を調節することも可能である。
(実施の形態6)
図7は、実施の形態6のハウジング10eの特徴部分を示す部分的な断面図である。
本実施の形態6の主な特徴は、スロープ部傾斜面161に近接する第一ステップ部13の平坦面131において、一対の円柱状の嵌合部163a(163b)を設け、これにコイルスプリング(圧縮ばね)からなる一対の弾性体44a(44b)の一端を嵌合して取着した点にある。
コイルスプリングには、弾性に優れるSUS材料が好適である。嵌合部163a(163b)の直径は、弾性体44a(44b)をなすコイルスプリングの直径よりもやや小さく調整され、これにより一方の端部442a(442b)が嵌合部に無理嵌めにより嵌合し、他端部441a(441b)が自由端の状態で良好に保持されるようになっている。
以上の構成を持つ実施の形態6によっても、外部の衝撃を緩和して、折り返しミラーM1とハウジング10dとの接着剥離や折り返しミラーM1の位置ズレが効果的に防止される。
本発明をカラータンデム型複写機に搭載されるレーザ走査光学装置に適用した場合の実施の形態7を説明する。
図8は、実施の形態7のハウジングと折り返しミラー、並びに接着剤の配設位置(点線部分)を示す斜視図である。図9は、図8のY-Y‘面から見た、当該装置2の内部構成を示す断面図である。
各折り返しミラーM2〜M5と接着剤B3〜B10に近接するハウジング50の外表面には、実施の形態1と同様の構成を持つ弾性体45a〜49a、45b〜49b(図9では45a〜49aのみ図示)が、各折り返しミラーM2〜M5の長手方向両端部付近において、一対をなすように配設されている。各弾性体45a〜49a、45b〜49bは、実施の形態1及び2と同様のものであって、ハウジング50よりヤング率の小さいPOM等で構成されている。各弾性体45a〜49a、45b〜49bの配設位置は、図3に示すように、各接着剤B3〜B10の塗布領域に対応する位置を避け、且つ当該接着剤B3〜B10による接着部分の近傍領域に設定されている。
なお、図9ではM2〜M5の他にN1〜N3の折り返しミラーも配設されているが、個々の折り返しミラーN1〜N3については、格別の衝撃吸収体(弾性体)を設けていない。これはハウジング50の外表面に対して比較的遠い位置に配設されており、製造組立時にハウジング50が作業机等に載置された程度の衝撃では、折り返しミラーの接着剥離や位置ズレの問題を生じにくいためである。また、図9のように、ハウジング50の外表面に弾性体45a〜49a、45b〜49bを豊富に設けることによって、間接的にこれらの折り返しミラーN1〜N3についても、接着剥離や位置ズレの良好な防止効果が発揮される。
実施の形態8について、実施の形態7との差異を中心に説明する。
図10は、実施の形態7のカラータンデム型複写機に搭載されるレーザ走査光学装置3について、ミラーユニットをハウジング50aに配設した様子を示す斜視図である。
実施の形態8の主たる特徴は、図10に示すように、弾性体が配設されたミラーユニット60が、ハウジング50aに配設された点にある。また、ハウジング50aの底面には、折り返しミラーM2〜M5の配設位置に対応する位置に、xy方向に広い主面を持つ大型の弾性体70が配設されている。当該弾性体70は、45a〜49a、45b〜49bと同様の材料からなる。ハウジング50a自体の構成は、50と同様である。ミラーユニット60は、ここでは実施の形態7の折り返しミラーN2に相当するもののみを図示しているが、ミラーユニットはこの他、折り返しミラーN1、N3、N4に相当する位置にも設けられる。
すなわち、例えばミラーユニット60の製造組立時において、作業者が保持部材601に折り返しミラーN2を接着した後、これを作業机等上に載置したり、落下してしまった際には、弾性体61a、61bが作業机等と接触することにより弾性変形して、当該接触における衝撃が吸収される。その結果、折り返しミラーN2と保持部材601との接着剥離や、保持部材601に対する折り返しミラーN2の位置ズレが抑制され、良好な形態保持効果と製造工程の歩留まりについての改善効果が奏される。
図13(a)に示される実施の形態9のミラーユニット60aは、実施の形態4と共通するものであって、保持部材601aの長手方向両端部付近(図11の61a、61bの配設位置に対応する位置)において、当該保持部材601aと一体成型されたフィン状の弾性体62a(62b)を備える構成である。弾性体62a(62b)では、外部物体との接触時には支点622a(622b)を中心に、下面部621a(621b)が保持部材601aの厚み方向に撓むので、この弾性変形により衝撃を吸収することができる。従って、接着剤B11、B12における折り返しミラーN2の接着剥離の発生や、折り返しミラーN2の位置ズレを抑制できる。
具体的には図13(c)に示すように、保持部材601cの裏面に溝状の嵌合部642a、643a(642b,643b)を設け、これにコイルスプリング644a、645a(644b、645b)の一端646a、647a(646b、647b)を嵌合した構成である。各コイルスプリングの他端部644a、645a(644b、645b)は自由状態になっている。
上記実施の形態に係るレーザ走査光学装置は、電子写真方式を用いたモノクロ/カラー複写機やプリンタ、FAX等の画像形成装置に適用することができる。
B1〜B12 接着剤
1〜3 レーザ走査光学装置
10、10a〜10e、50、50a ハウジング
20 ポリゴンミラー駆動回路
30 光学部品
40、40a〜40d、41a〜47a、41b〜47b 弾性体
60、60a〜60c ミラーユニット
131 平坦面
161 傾斜面
162 スロープ部
601、601a〜601c 保持部材
Claims (15)
- 走査光の進路を変更する折り返しミラーが、ハウジングの内壁に接着剤により固定されたレーザ走査光学装置において、
前記ハウジングの外表面であって、前記接着剤の塗布領域を前記外表面に投影したときの第1の領域、及び/又はこの第1の領域に近接する第2の領域内に、外部からの衝撃を緩和するための衝撃吸収体が設けられている
ことを特徴とするレーザ走査光学装置。 - 前記衝撃吸収体は、
ハウジングよりもヤング率が小さい樹脂部材からなる
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ走査光学装置。 - 前記衝撃吸収体は、板バネ、コイルバネ、スポンジ状部材のうちいずれか一つからなる
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ走査光学装置。 - 前記衝撃吸収体は、
ハウジング外面から一体連出された樹脂部材であって、ハウジングの壁面よりも厚みの薄い板状をなしている
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ走査光学装置。 - 前記衝撃吸収体は、
前記ハウジングの外表面の前記第2の領域に取着されている
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のレーザ走査光学装置。 - 前記ハウジングの折り返しミラーの接着面における法線と、前記第1の領域部分の外表面における法線が非平行になるように前記ハウジングが形成されている
ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のレーザ走査光学装置。 - 走査光の進路を変更する折り返しミラーと、当該折り返しミラーを保持する保持部材とからなるミラーユニットであって、
前記折り返しミラーは、前記保持部材の第1面に接着剤を介して固着されると共に、保持部材の前記折り返しミラーの固着された面と反対側の第2面であって、前記接着剤の塗布領域を前記第2面に投影したときの第1の領域、及び/又はこの第1の領域に近接する第2の領域内に、外部からの衝撃を緩和するための衝撃吸収体が設けられてなる
ことを特徴とするミラーユニット。 - 衝撃吸収体として、保持部材よりもヤング率が小さい樹脂部材からなる
ことを特徴とする請求項7に記載のミラーユニット。 - 衝撃吸収体は、板バネ、コイルバネ、スポンジ状部材のうちいずれか一つからなる
ことを特徴とする請求項7に記載のミラーユニット。 - 衝撃吸収体は、保持部材の前記第2面側から一体連出された樹脂部材であって、保持部材よりも厚みの薄い板状部材である
ことを特徴とする請求項7に記載のミラーユニット。 - 衝撃吸収体は、
前記保持体の第2面のうち第2の領域内に取着されている
ことを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載のミラーユニット。 - ハウジングの内部に請求項7から11のいずれかに記載のミラーユニットが装着されてなる
ことを特徴とするレーザ走査光学装置。 - 前記接着剤は、可視光硬化型あるいは紫外線硬化型である
ことを特徴とする請求項1から6、および12のいずれかに記載のレーザ走査光学装置。 - 前記折り返しミラーは、ガラスを主体として構成されている
ことを特徴とする請求項1から6、および12、13のいずれかに記載のレーザ走査光学装置。 - 請求項1から6、および12から14のいずれかに記載のレーザ走査光学装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007337679A JP4877223B2 (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | レーザ走査光学装置およびミラーユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007337679A JP4877223B2 (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | レーザ走査光学装置およびミラーユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009157246A JP2009157246A (ja) | 2009-07-16 |
JP4877223B2 true JP4877223B2 (ja) | 2012-02-15 |
Family
ID=40961309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007337679A Expired - Fee Related JP4877223B2 (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | レーザ走査光学装置およびミラーユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4877223B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0618798A (ja) * | 1992-07-01 | 1994-01-28 | Canon Inc | 画像形成装置及び記録装置 |
JP2002323667A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Canon Inc | 偏向走査装置 |
JP4635581B2 (ja) * | 2004-11-26 | 2011-02-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 光走査装置 |
-
2007
- 2007-12-27 JP JP2007337679A patent/JP4877223B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009157246A (ja) | 2009-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8786927B2 (en) | Optical scanning apparatus | |
JP2007140246A (ja) | 表示装置 | |
KR101702298B1 (ko) | 촬상소자 패키지가 장착된 촬상장치 | |
JP6045337B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2007041121A (ja) | プリズム保持構造及びレンズ鏡筒 | |
JP4877223B2 (ja) | レーザ走査光学装置およびミラーユニット | |
JP4792938B2 (ja) | レーザ走査光学装置 | |
JP4957733B2 (ja) | 携帯情報端末 | |
JP2012118404A (ja) | レンズ鏡筒、および撮像装置 | |
US20030048550A1 (en) | Optical element | |
CN102486574B (zh) | 光扫描装置以及图像形成装置 | |
JP3489151B2 (ja) | 光走査装置 | |
JP2009128442A (ja) | 撮像装置 | |
US7800050B2 (en) | Holding structure for optical element including an elastic biasing section and a displacement restricting section (as amneded) | |
JP2009116042A (ja) | レーザ走査光学装置 | |
JP2008026896A (ja) | 光走査装置およびこの光走査装置を備える画像形成装置 | |
WO2022102306A1 (ja) | 駆動ユニット、レンズ駆動装置、カメラモジュールおよびカメラ搭載装置 | |
JP3470670B2 (ja) | 光走査装置 | |
JP5784175B2 (ja) | 光学走査装置 | |
JPH07113972A (ja) | 光走査装置 | |
JP4792921B2 (ja) | レーザ走査光学装置 | |
JPH10170847A (ja) | 光ビーム走査装置 | |
JPH09297275A (ja) | 光学装置 | |
JP2017005031A (ja) | 筐体装置及び画像形成装置 | |
JP2003005116A (ja) | レーザ走査光学ユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111101 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |