JP2008026896A - 光走査装置およびこの光走査装置を備える画像形成装置 - Google Patents

光走査装置およびこの光走査装置を備える画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小さいスペースにおいても、光源を光軸回りに簡単に回転調整することができるようにする。
【解決手段】本発明に係る光走査装置およびこの光走査装置を備える画像形成装置においては、光学ハウジングにネジ止めされたホルダベース43と、光源30を保持するホルダ44と、ホルダ44にネジ止めされた駆動基板45と、ホルダ44をホルダベース43に対して光源30の光軸回りに回転調整し、ホルダ44をホルダベース43に固定する。
【選択図】 図7

Description

本発明は光走査装置およびこの光走査装置を備える画像形成装置に係り、特に、光源を光軸回りに回転調整することができるようにした光走査装置およびこの光走査装置を備える画像形成装置に関する。
レーザプリンタ、ディジタル複写機、レーザファックスなどの電子写真方式の画像形成装置においては、レーザ光(光ビーム)を感光体ドラムの表面に照射してそのレーザ光を走査することにより感光体ドラム上に静電潜像を形成する光走査装置が備えられている。
最近では、感光体ドラムの表面での走査の高速化を図るため、1つのレーザユニットに複数の光源(レーザダイオード)を設けて、1回に走査するレーザ光の本数を増やす方法(マルチビーム方法)が提案されている。マルチビーム方法においては、各光源から出射された色成分(例えば、イエロー、マゼンダ、シアン、およびブラック)ごとの複数のビームは、偏向前光学系での処理が施されるとともに、1ビーム化されてポリゴンミラーに入射する。ポリゴンミラーで偏向されたビームは偏向後光学系を構成するfθレンズを介した後、色成分ごとのビームに分離されて色成分ごとの感光体ドラムに照射される。
ところで、複数の光源(レーザダイオード)を用いた光走査装置および画像形成装置においては、感光体ドラム上において所定の副走査ビームピッチとなるように光源(レーザダイオード)を光軸回りに回転調整する必要がある。すなわち、例えば600dpi(Dot Per Inch)の場合には、42μmの副走査ビームピッチとなるように光源(レーザダイオード)を光軸回りに回転調整する必要があり、例えば1200dpiの場合には、21μmの副走査ビームピッチとなるように光源(レーザダイオード)を光軸回りに回転調整する必要がある。さらに、光源(レーザダイオード)については、コリメータレンズと光軸をあわせる必要もある。
そこで、従来から、光走査装置および画像形成装置における光軸回りの回転調整やコリメータレンズとの光軸合わせに関する種々の技術が提案されている(例えば特許文献1乃至3)。
特許文献1に提案されている技術によれば、レーザ光源、偏向手段、結像光学系などが設けられた光学ハウジングを案内手段に沿わせて装着したときに、走査方向位置決め手段により光学ハウジングの走査方向の位置を定めるとともに、光学ハウジングを光軸方向位置決め手段に当接させることにより光軸方向の位置を定めるようにしたので、画像形成装置に対する光学ハウジングの組立調整作業を正確、かつ、容易に行うことができる。
また、特許文献2に提案されている技術によれば、ガラス製の各レンズを入れたセルを保持したレンズホルダに、樹脂製レンズを入れた円筒状のセルを保持したレンズホルダを積層し、各々を光軸方向に位置調整を可能に設置する。そして、調整時、ネジの回転により揺動するレバーの動きを縮小して連結軸を介してホルダに伝達する。円筒状のセルは、ホルダの垂直部の長溝内でホールドカムにより光軸に垂直方向および光軸を中心とする回転方向に調整・保持することができる。
さらに、特許文献3に提案されている技術によれば、第1光学系がシリンダレンズとシリンダレンズを保持するレンズ保持部材とからなり、レンズ保持部材は光走査装置の筐体に対して光軸方向に沿って移動可能に取り付けられる。これにより、簡単な構造でレンズの保持と光軸方向の位置調整を行うことができる。
特開2003−161904号公報 特開2003−98461号公報 特開2004−246032号公報
一般に、光走査装置および画像形成装置における光軸回りの回転調整は、部品の公差を考慮すると、光走査装置や画像形成装置のユニット部品全体を組み立てた状態で行うことが望ましい。
ところが、組立てた状態で光軸回りの回転調整を行う場合、回転調整のための支持やネジ止めのために、通常、光源(レーザダイオード)の裏側からアクセスして光軸回りの回転調整を行う。そのため、光源(レーザダイオード)の裏側からアクセスして調整するためのスペースが必要となり、光走査装置および画像形成装置のユニットが大型化してしまうという課題があった。
具体的には、図1に示されるように、光走査装置のユニット1−a内には、大きく分けると、偏向前光学系1−bと偏向後光学系1−cとがあり、偏向前光学系1−bには例えば色ごとのレーザユニット1−d乃至1−gが配置されている。しかし、光源(レーザダイオード1−d乃至1−g)の裏側から(すなわち、矢印方向から)アクセスして光軸回りの回転調整を行う場合、矢印の方向からアクセスして調整するためのスペースが必要であるため、光走査装置のユニット1−aをユニット1−hまで大型化しなければならない。
そこで、光源(レーザダイオード)を光走査装置のユニットの外側からアクセスすることができるようにユニットに穴を開ける方法も考えられるが、ユニットの金型がスライド構造となってしまい、精度が低下したり、コストアップにつながってしまう。
このような課題は、特許文献1乃至3に提案されている技術によっても解決することはできない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、小さいスペースにおいても、光源を光軸回りに簡単に回転調整することができる光走査装置およびこの光走査装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の光走査装置は、上述した課題を解決するために、複数の光源を用いた光走査装置において、光走査装置の光学ハウジングにネジ止めされたホルダベースと、ホルダベースに取り付けられ、かつ、光源を保持するホルダと、ホルダにネジ止めされた駆動基板と、ホルダをホルダベースに対して光源の光軸回りに回転調整する回転調整機構と、ホルダをホルダベースに固定する固定機構とを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、上述した課題を解決するために、複数の光源を用いた光走査装置を備える画像形成装置において、光走査装置は、光走査装置の光学ハウジングにネジ止めされたホルダベースと、ホルダベースに取り付けられ、かつ、光源を保持するホルダと、ホルダにネジ止めされた駆動基板と、ホルダをホルダベースに対して光源の光軸回りに回転調整する回転調整機構と、ホルダをホルダベースに固定する固定機構とを備えることを特徴とする。
本発明の光走査装置においては、複数の光源を用いた光走査装置において、ホルダベースが光走査装置の光学ハウジングにネジ止めされ、ホルダがホルダベースに取り付けられ、かつ、光源を保持し、駆動基板がホルダにネジ止めされ、ホルダがホルダベースに対して光源の光軸回りに回転調整され、ホルダがホルダベースに固定される。
本発明の画像形成装置においては、複数の光源を用いた光走査装置を備える画像形成装置において、光走査装置では、ホルダベースが光走査装置の光学ハウジングにネジ止めされ、ホルダがホルダベースに取り付けられ、かつ、光源を保持し、駆動基板がホルダにネジ止めされ、ホルダがホルダベースに対して光源の光軸回りに回転調整され、ホルダがホルダベースに固定される。
本発明に係る装置によれば、小さいスペースにおいても、光源を光軸回りに簡単に回転調整することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図2は、本発明を適用した光走査装置11が組み込まれる画像形成装置2の構成を表している。画像形成装置2では、通常、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)およびB(ブラック)の色成分ごとに色分解された4種類の画像データと、Y、M、CおよびBのそれぞれに対応して色成分ごとに画像を形成するさまざまな装置が4組利用されるため、Y、M、CおよびBを付加することで色成分ごとの画像データとそれぞれに対応する装置を識別する。
図2に示されるように、画像形成装置2は、色分解された色成分ごとに画像を形成する第1乃至第4の画像形成部12Y、12M、12C、および12Bを有する。
画像形成部12(12Y、12M、12C、および12B)は、光走査装置11の第1の偏向後折り返しミラー39Bと第3の偏向後折り返しミラー41Y、41M、および41Cにより色成分ごとのレーザビームL(LY、LM、LC、およびLB)が出射される位置のそれぞれに対応する光走査装置11の下方に、画像形成部12Y、12M、12C、および12Bの順で配置される。
画像形成部12(12Y、12M、12C、および12B)の下方には、それぞれの画像形成部12(12Y、12M、12C、および12B)を介して形成された画像が転写される記録用紙Pを搬送する搬送ベルト13が配置されている。
搬送ベルト13は、図示しないモータにより、矢印の方向に回転されるベルト駆動ローラ14ならびにテンションローラ15に掛け渡され、ベルト駆動ローラ14が回転される方向に所定の速度で回転される。
画像形成部12(12Y、12M、12C、および12B)は、矢印方向に回転可能な円筒状に形成され、光走査装置11により露光された画像に対応する静電潜像が形成される感光体ドラム16Y、16M、16C、および16Bを有する。
感光体ドラム16(16Y、16M、16C、および16B)の周囲には、感光体ドラム16(16Y、16M、16C、および16B)表面に所定の電位を提供する帯電装置17(17Y、17M、17C、および17B)、感光体ドラム16(16Y、16M、16C、および16B)の表面に形成された静電潜像に対応する色が与えられているトナーを供給することで現像する現像装置18(18Y、18M、18C、および18B)、搬送ベルト13により搬送される記録媒体すなわち記録用紙Pに感光体ドラム16(16Y、16M、16C、および16B)のトナー像を転写する転写装置19(19Y、19M、19C、および19B)、感光体ドラム16(16Y、16M、16C、および16B)上の残存トナーを除去するクリーナ20(20Y、20M、20C、および20B)、並びにトナー像の転写後に感光体ドラム16(16Y、16M、16C、および16B)上に残った残存電位を除去する除電装置21(21Y、21M、21C、および21B)が、感光体ドラム16(16Y、16M、16C、および16B)が回転される方向に沿って順に配置される。
転写装置19(19Y、19M、19C、および19B)は、感光体ドラム16(16Y、16M、16C、および16B)との間に搬送ベルト13を介在させた状態で搬送ベルト13の背面から感光体ドラム16(16Y、16M、16C、および16B)に対向される。
搬送ベルト13の下方には、画像形成部12(12Y、12M、12C、および12B)により形成された画像が転写される記録用紙Pを収容している用紙カセット22が配置されている。また、クリーナ20(20Y、20M、20C、および20B)は、転写装置19(19Y、19M、19C、および19B)による記録用紙Pへのトナー像の転写の際に転写されなかった感光体ドラム16(16Y、16M、16C、および16B)上の残存トナーを除去する。
用紙カセット22の一端であって、テンションローラ15に近接する側には、概ね半月状に形成され、用紙カセット22に収容されている記録用紙Pを最上部から1枚ずつ取り出す送り出しローラ23が配置されている。
送り出しローラ23とテンションローラ15の間には、カセット22から取り出された1枚の記録用紙Pの先端と画像形成部12B(黒)の感光体ドラム16Bに形成されたトナー像の先端を整合させるためのレジストローラ24が配置される。
レジストローラ24と第1の画像形成部12Yの間のテンションローラ15の近傍であって、実質的に、テンションローラ15と搬送ベルト13が接する位置に対応する搬送ベルト13の外周上に対向される位置には、レジストローラ24により所定のタイミングで搬送される1枚の記録用紙Pに、所定の静電吸着力を提供する吸着ローラ25が配置されている。
搬送ベルト13の一端かつベルト駆動ローラ14の近傍であって、実質的に、ベルト駆動ローラ14と接した搬送ベルト13の外周上には、搬送ベルト13に形成された画像又は記録用紙Pに転写された画像の位置を検知するための第1のレジストレーションセンサ26a及び第2のレジストレーションセンサ26bが、ベルト駆動ローラ14の軸方向に所定の距離をおいて配置されている(図2は、正面断面図であるから、紙面前方に位置される第1のレジストレーションセンサ26aは見えない)。
ベルト駆動ローラ14と接した搬送ベルト13の外周上であって、搬送ベルト13により搬送される記録用紙Pと接することのない位置には、搬送ベルト13上に付着したトナーあるいは記録用紙Pの紙かすなどを除去する搬送ベルトクリーナ27が配置される。
搬送ベルト13を介して搬送された記録用紙Pがベルト駆動ローラ14から離脱されてさらに搬送される方向には、記録用紙Pに転写されたトナー像を記録用紙Pに定着する定着装置28が配置される。
図3および図4は、図2の光走査装置11の詳細な構成を表している。
光走査装置11は、例えば8面の平面反射面(平面反射鏡)が正多角形状に配置された多面鏡本体(いわゆるポリゴンミラー)29aと多面鏡本体29aを主走査方向に所定の速度で回転させるモータ29bからなる光偏向装置29と、図2の第1乃至第4の画像形成部12Y、12M、12C、および12Bのそれぞれに向けて光ビームを出力する光源30(30Y、30M、30C、および30B)を有する。
光偏向装置29は、光源30(30Y、30M、30C、および30B)が放射した光ビーム(レーザビーム)を所定の位置に配置された像面すなわち(第1乃至第4の画像形成部12Y、12M、12C、および12Bの感光体ドラム16Y、16M、16C、および16Bの外周面に向かって所定の線速度で偏向(走査)する偏向手段である。また、光偏向装置29と光源30(30Y、30M、30C、および30B)との間には、偏向前光学系31(31Y、31M、31C、および31B)が、光偏向装置29と像面との間には、偏向後光学系32が配置されている。
なお、ポリゴンミラー(図3の多面鏡本体29a)により各レーザ光が偏向(走査)される方向(感光体ドラム16の回転軸方向)を「主走査方向」と定義し、偏向器であるポリゴンミラー(図3の多面鏡本体29a)の回転軸方向を「副走査方向」と定義する。従って、主走査方向は、光学系の光軸方向および感光体ドラム(図3の多面鏡本体29a)の回転軸方向のそれぞれに対して垂直な方向である。
偏向前光学系31は、図4に示されるように、レーザダイオードからなる色成分毎の各光源30(30Y、30M、30C、および30B)と、各光源30(30Y、30M、30C、および30B)を出射されたレーザビームに所定の集束性を与える有限焦点レンズ33(33Y、33M、33C、および33B)、有限焦点レンズ33(33Y、33M、33C、および33B)を通過したレーザビームLに任意の断面ビーム形状を与える絞り34(34Y、34M、34C、および34B)、絞り34(34Y、34M、34C、および34B)を通過した副走査方向に関してさらに所定の集束性を与えるシリンダレンズ35(35Y、35M、35C、および35B)を含み、各光源30(30Y、30M、30C、および30B)から出射されたレーザビームの断面ビーム形状を所定の形状に整えて、光偏向装置29の反射面に案内する。
シリンダレンズ35Cから出射されたシアンのレーザビームLCは、折り曲げミラー36Cによって光路が折り曲げられた後、光路合成用光学部品37を直進して光偏向装置29の反射面に案内される。シリンダレンズ35Bから出射されたブラックのレーザビームLBは、折り曲げミラー36Bによって光路が折り曲げられた後、光路合成用光学部品37によって反射されて光偏向装置29の反射面に案内される。シリンダレンズ35Yから出射されたイエローのレーザビームLYは、折り曲げミラー36Cの上方を通過した後、光路合成用光学部品37を直進して光偏向装置29の反射面に案内される。シリンダレンズ35Mから出射されたマゼンタのレーザビームLMは、折り曲げミラー36Mによって光路が折り曲げられ、折り曲げミラー36Bの上方を通過した後、光路合成用光学部品37によって反射されて光偏向装置29の反射面に案内される。
偏向後光学系32は、多面鏡本体29aにより偏向(走査)されたレーザビームL(Y、M、C及びB)の像面上での形状及び位置を最適化する2枚組み結像レンズであるfθレンズ38(fθレンズ38a及び38b)、fθレンズ38(fθレンズ38a及び38b)を通過したレーザビームL(LY、LM、LC、およびLB)の水平同期を整合させるために、各レーザビームLを検知する水平同期用光検出器(図示せず)、水平同期用光検出器に向けて、各レーザビームLを折り返す水平同期用折り返しミラー(図示せず)、水平同期用折り返しミラーと水平同期検出用光検出器との間に配置され、水平同期用折り返しミラーにより水平同期検出用光検出器に向けて反射された色成分ごとのレーザビームL(LY、LM、LC、およびLB)を水平同期検出用光検出器の検出面上の入射位置に概ね一致させる光路補正素子(図示せず)、fθレンズ38(fθレンズ38a及び38b)から出射された各色成分のレーザビームL(LY、LM、LC、およびLB)を対応する感光体ドラム16(16Y、16M、16C、および16B)に案内する複数の偏向後折り返しミラー39Y、40Y、および41Y(イエロー);39M、40M、および41M(マゼンタ);39C、40C、および41C(シアン);39B(黒)などを有する。
また、図4に示されるように、光走査装置11には、各光源30(30Y、30M、30C、および30B)を保持する保持機構42(42Y,42M,42C、および42B)がそれぞれ設けられる。
図5[A]および[B]は、光源30を保持する保持機構42の詳細な構成を表している。図5[A]は保持機構42の平面図であり、図5[B]は図5[A]のA−A´線上での保持機構42のX方向からの正面図である。
図5[A]および[B]に示されるように、保持機構42は、光走査装置11の図示せぬ光学ハウジングにネジ止めされたホルダベース43と、ホルダベース43に取り付けられ、かつ、光源30(30Y,30M、30C、および30B)を保持するアーム付きホルダ44と、X方向からアーム付きホルダ44にネジ止めされた駆動基板45からなる。
ホルダベース43は、光走査装置11の図示せぬ光学ハウジングにホルダベース固定ネジ46(ホルダベース固定ネジ46−1乃至46−2)によってネジ止めされており、また、図6(Y方向からの保持機構42の解体図)に示されるように、アーム付きホルダ44の円筒部57を嵌合するための取付口Qを有する。
アーム付きホルダ44には、各光源30(30Y、30M、30C、および30B)が光源固定ネジ47−1と47−2により固定される。アーム付きホルダ44と各光源30の取り付け位置における公差は厳密に決められている。
アーム付ホルダ44は、図6に示されるように、ホルダベース43側に突出した円筒部57を有し、アーム付ホルダ44の円筒部57とホルダベース43の取付口Qとの嵌め合いによって位置決めされる。アーム付ホルダ44の円筒部57とホルダベース43の取付口Qとの嵌め合いは、アーム付ホルダ44が円筒部の回転中心を回転軸としてZ方向に回転することができるようにすき間嵌めに予め設定される。
アーム付ホルダ44は、図6に示されるように、ホルダベース43にホルダ固定ネジ48−1と48−2によってネジ止めされて取り付けられるとともに、アーム付ホルダ44が円筒部の回転中心を回転軸としてZ方向に回転する場合に光軸方向に浮きが生じないように、図7(X方向からの保持機構42の解体図)に示されるように、ホルダ固定ネジ48−1や48−2とアーム付ホルダ44との間に抑制用板バネ49−1と49−2が介される。抑制用板バネ49−1と49−2は、アーム付ホルダ44の回転時に回転を許容することができるようにバネ荷重が設定される。アーム付ホルダ44には、駆動基板45の位置を決めるための位置決めピン50が設けられる。
駆動基板45は、アーム付ホルダ44に設けられた位置決めピン50によって位置決めされるとともに、アーム付ホルダ44に基盤固定ネジ51によってネジ止めされる。
ところで、ホルダベース43には、図5乃至図7に示されるように、取付口Qから側面に向かって割り溝としてのスリット52が設けられており、スリット52により離接するホルダベースエレメント43a、43bを締めネジ53によって相互に締め付けることができる。この締め付けにより、ホルダベース43の取付口Qに嵌合されたアーム付ホルダ44の円筒部57が締めネジ53によって締め付けられ、アーム付ホルダ44の回転を抑制し、アーム付ホルダ44がZ方向に回転しないように固定することができる。
また、図5乃至図7に示されるように、アーム付ホルダ44には、回転調整用のアーム54が設けられており、ホルダベース43には、アーム付ホルダ44が嵌合されたときにアーム54の上部からアーム54を下方向に加圧するセットスクリュー55と、アーム54を下部から上方向に押圧する調整用板バネ56が設けられる。
図7に示されるように、矢印の方向(上部方向から)から保持機構42にアクセスし、セットスクリュー55を下方向に進むように所定の回転量で回すと、Z方向のうち、反時計回りに回転調整することができる。一方、セットスクリュー55を上方向に進むように所定の回転量で回すと、Z方向のうち、時計回りに回転調整することができる。これにより、小さいスペースにおいても、上部方向から保持機構42にアクセスし、感光体ドラム16において所定の副走査ビームピッチとなるように光源を光軸回りに簡単に回転調整することができる。従って、光走査装置11や画像形成装置1のユニットの大型化を防止することができる。
なお、セットスクリュー55の先端は、アーム54上において高精細に回転調整することができるように、アーム54上におけるすべり易さを考量して球形が望ましい。また、調整用板バネ56の代わりに、例えばコイルスプリング、スプリングプランジャーなどを用いるようにしてもよい。
なお、図7に示されるように、駆動基板45は、位置決めピン50と基盤固定ネジ51によってアーム付ホルダ44に固定されており、アーム付ホルダ44との位置関係を保持することができる。すなわち、アーム付ホルダ44をZ方向に回転調整する場合、駆動基板45は、アーム付ホルダ44の回転に合わせて回転する。これにより、アーム付ホルダ44をZ方向に回転調整する場合に、アーム付きホルダ44の回転に伴い、各光源30(30Y,30M、30C、および30B)の接続端子58が捻られることを防止することができ、各光源30(30Y,30M、30C、および30B)の接続端子58に負荷をかけないようにすることができる。
ところで、レーザダイオード(LD)である光源30には、アノードコモンタイプとカソードコモンタイプが存在する。また、レーザダイオード(LD)である光源30はサージ電流(ノイズ)や静電気に弱く、光源30に大電流を流してしまうと、きわめて短時間であったとしても光源30自身の発する光によって劣化が促進されてしまい、破壊を起こす恐れがある。そこで、光源30をサージ電流(ノイズ)や静電気などから保護する必要がある。特に光源30がアノードコモンタイプである場合、光源30のパッケージ部(図示せず)がアノードに接続されることから、サージ電流(ノイズ)や静電気などから有効に光源30を保護するためには、光源30のパッケージ全体を絶縁し、外部電源(例えばモータ29bに電力を供給するための図示せぬ電源)のサージ電流から保護する必要がある。また、光源30がカソードコモンタイプであっても、静電気から光源30を有効に保護するために何らかの絶縁処理を行うことが望ましい。
一方で、レーザダイオードである光源30の発光時に発生する熱を抑えるために、光源30の図示せぬパッケージ部の冷却を行う必要がある。放熱性の良い部材は金属系の部材であるが、金属系の部材は電気絶縁性が悪い。これに対して、絶縁性の良い部材は樹脂系の部材であるが、樹脂系の部材は放熱性が悪い。そこで、以上のことを考慮すると、ホルダベース43を電気絶縁性の良い(換言すれば、電気絶縁破壊電圧が高い)樹脂系の部材により形成し、レーザダイオードである光源30に直接接触するアーム付ホルダ(ホルダ回転体)44を放熱性の良い(換言すれば、熱伝導率が小さい)金属系の部材にすることが望ましい。これにより、絶縁性と放熱性を両立させることができる。また、画像形成装置2のコストアップを抑えることができ、安価な画像形成装置2を提供することができる。
ところが、このような構成にすると、樹脂系の部材(例えばプラスチックなど)で形成されるホルダベース43に調整用ネジであるセットスクリュー55用のネジ穴を切る必要が出てくる。樹脂系の部材に一般的なメートルネジのネジ穴を切ることは不可能ではないが、反対に樹脂系の部材で形成されるボルダベース43の耐久性の問題が生じてしまう。勿論、金属製のインサートナットを挿入すれば実現できなくはないが、これにより組み立て工数が増加してしまい、さらにホルダベース43を含めた保持機構22の分解性、すなわちリサイクル性が悪くなってしまう。
そこで、ホルダベース43を絶縁性の良い樹脂系の部材により形成するとともに、レーザダイオードである光源30に直接接触するアーム付ホルダ(ホルダ回転体)44を放熱性の良い金属系の部材にする場合、例えば図8乃至図10に示されるような保持機構42にする。以下、本発明に係る第2実施形態について説明する。
[第2実施形態]
図8[A]および[B]は、光源30を保持する保持機構42の他の詳細な構成を表している。図8[A]は保持機構42の平面図であり、図8[B]は図8[A]のA−A´線上での保持機構42のX方向からの正面図である。また、図9は図8の保持機構42をY方向から見た場合における解体図を表しており、図10は図8の保持機構42をX方向から見た場合における解体図を表している。なお、図8乃至図10のうち、図5乃至図7の構成と重複する部分の説明については省略する。
例えば図9に示されるように、アーム付ホルダ(ホルダ回転体)44に調整用ネジであるセットスクリュー55用のネジ穴が設けられるとともに、ホルダベース43には、アーム付ホルダ44が回転調整の動作を作用させるための固定ブロック61が設けられている。調整ネジであるセットスクリュー55が上から見て時計回りに回転されると、この調整用ネジは下方向に(地面の方向に)進み、固定ブロック61をその進み具合に応じて押す。これにより、アーム付ホルダ(ホルダ回転体)44はX方向から見て時計回りに回転する。一方、調整ネジであるセットスクリュー55が上から見て反時計回りに回転されると、この調整用ネジは上方向に進み、上方向に進んだ隙間分だけ固定ブロック61とアーム付ホルダ(ホルダ回転体)44の間に設置された圧縮ばね62がアーム付ホルダ(ホルダ回転体)44を押し戻す。これにより、アーム付ホルダ(ホルダ回転体)44はX方向から見て反時計回りに回転する。このように、金属製のアーム付ホルダ(ホルダ回転体)44に回転調整用のネジであるセットスクリュー55用のネジ穴を切るようにしているので、上述した絶縁方法を行ったとしても、樹脂系の部材で形成されるボルダベース43の耐久性に問題が生じることを防止することができる。すなわち、絶縁性と放熱性を両立させるとともに、耐久性のある回転調整機構とすることができる。
なお、ホルダベース43を樹脂系の部材により形成した場合、当然、アーム付ホルダ44をホルダベース43に対して固定するための固定ブロック61も樹脂系の部材となり、調整ネジであるセットスクリュー55を上から見て時計回りまたは反時計回りに回転させると、セットスクリュー55の先端と固定ブロック61が磨耗して回転調整の動きが悪くなったり、磨耗に伴って粉塵などのゴミが発生したりする問題が発生しうる。そこで、このような問題を防止するために、セットスクリュー55の先端と固定ブロック61との間に金属プレート63を設けるようにする。例えば図9および図10に示されるように、ホルダベース43に金属プレート63が嵌る溝(隙間があってもよい)を予め設けておき、この溝に金属プレート63を嵌め込むようにする。このとき、常に圧縮バネ62のバネ力がセットスクリュー55に伝わって金属プレート63を常に押圧しているため、金属プレート63が固定ブロック61の溝から外れることはない。そして、同様にホルダベース43にはスリット52が設けられており、これにより、回転調整用のネジであるセットスクリュー55を締め付けることでホルダベース43とアーム付ホルダ(ホルダ回転体)44を固定することができる。
なお、上述したように、ホルダベース43を樹脂系の部材により形成した場合、一般的なメートルメネジのネジ穴を切ってメートルメネジを使用することは困難であり、代わりにセルフタップのネジか、あるいは、金属製のインサートナットを用いる必要がある。勿論、カソードコモンタイプの光源30であればホルダベース43も金属製にすることができるため、一般的なメートルメネジのネジ穴を切ることも可能となる。そこで、光源30がカソードコモンタイプである場合、ホルダベース43に調整用のネジであるセットスクリュー55と固定用のネジである締めネジ53を設けるようにして、ホルダベース43を金属製にすることが望ましい。
ところで、第2実施形態においては、上述したように、アーム付ホルダ(ホルダ回転体)44を金属系の部材としつつ、かつ、ホルダベース43を樹脂系の部材で形成した場合であっても、回転調整用ネジであるセットスクリュー55用のネジ穴をアーム付ホルダ(ホルダ回転体)44に設けるようにして、樹脂系の部材で形成されるボルダベース43の耐久性に問題が生じることを防止することができる。しかしながら、先に述べたように固定ネジである締めネジ53のネジ穴をホルダベースに設けることについては依然として問題が生じうる。
ここで、本発明の第1実施形態においては、調整用板バネ56と2つの光軸方向の抑制用板バネ49−1乃至49−2によって、ホルダベース43にアーム付ホルダ(ホルダ回転体)44が十分に拘束されている。また、本発明の第2実施形態においては、圧縮バネ62と2つの光軸方向の抑制用板バネ49−1乃至49−2によって、ホルダベース43にアーム付ホルダ(ホルダ回転体)44が十分に拘束されている。しかし、画像形成装置2本体からの振動などを受けてアーム付ホルダ(ホルダ回転体)44が多少なりとも振動してしまうことから、固定ネジである締めネジ53を締め付けることで、ホルダベース43とアーム付ホルダ(ホルダ回転体)44の嵌め合いを変化させて十分に固定する固定機構を設けている。つまり、画像形成装置2本体からの振動などの影響を受けないように、抑制用板バネ49−1乃至49−2の荷重を最適化すれば、締めネジ53を用いた固定機構は必要なくなる。以下、締めネジ53を用いた固定機構を省いた本発明に係る第3実施形態について説明する。
[第3実施形態]
図11は、図5乃至図7に示される本発明に係る第1実施形態における保持機構42から、締めネジ53を用いた固定機構とスリット52などを省くとともに、抑制用板バネ49−1乃至49−2の荷重を最適化した構成を表している。また、図12は、図8乃至図10に示される本発明に係る第2実施形態における保持機構42から、締めネジ53を用いた固定機構とスリット52などを省くとともに、抑制用板バネ49−1乃至49−2の荷重を最適化した構成を表している。これにより、絶縁性と放熱性を両立させるとともに、より耐久性のある回転調整機構とすることができる。
[第4実施形態]
ところで、実際に光源30を光軸回りに調整する場合、光学ユニットである光走査装置29が感光体ドラム16に画像を書き込む位置に図示せぬビーム位置測定装置を設置し、図示せぬビーム位置測定装置に表示される複数の光源30の像面における副走査方向の位置を見ながら、回転調整用のセットスクリュー55を回転させて、所望の相対ビーム間ピッチ値(600dpiでは約42μm,1200dpiでは約21μm)になるように回転調整する。このとき、回転調整を行うオペレータにとって、回転調整用のセットスクリュー55をどれくらい回転させれば(何回転あるいは何分の1回転)、像面において副走査方向の相対ビーム間もどの程度変化するという情報を予め知ることができれば、この回転調整を容易に行うことが可能となる。なお、オペレータに予め知らせられる回転調整に関する情報は、例えば切りのいい数字であることが望ましい。
ここで、例えば図13に示されるように、回転中心(換言すれば、光源30の中心近傍)からLだけ離れた位置に(すなわち、アーム付ホルダ44の回転中心から回転調整時に用いられるセットスクリュー55の回転軸に対しておろされた垂線に対応する距離がLである位置に)、ネジの送りピッチがpである回転調整用のセットスクリュー55が配置されている。このセットスクリュー55を1回転させたときにアーム付ホルダ(ホルダ回転体)44が回転する、およその角度Δθは、Δθ=p/L[rad]で表される。
一方、図14は、発光の光源30と像面である感光体ドラム16における副走査方向(および主走査方向)の位置変化を示している。光源30の像面(感光体ドラム16)に対する傾け角がθの時に像面(感光体ドラム16)において所望の副走査ピッチを得るとする。それぞれの光源30の発光点間隔をD、そのときの副走査方向成分をy、θからΔθ回転させたときの副走査方向成分をyとすると、[数1]乃至[数2]に示されるような関係となる。なお、「光源30の像面(感光体ドラム16)に対する傾け角θ」とは、より正確には、像面にて複数の光源30によるビームスポットが主走査方向軸と重なる(yが0となる)ときの、偏向前の複数の光源30を結ぶ線を基準とし、この基準線となす角を傾け角θとする。
[数1]
=D・sinθ
[数2]
=D・sin(θ+Δθ)
また、光学系の副走査方向の光学倍率をmとすると、像面である感光体ドラム16における相対ピッチはそれぞれm・y0、m・yとなり、光源30の傾け角θがΔθだけ変化したときの副走査ピッチ変化量は[数3]に示される式で表される。
[数3]
副走査ピッチ変化量=m・(y−y)
そこで、[数3]に、Δθ=p/L[rad]と[数1]乃至[数2]を代入すると、[数4]に示される関係式を得る。
[数4]
副走査ピッチ変化量=m・D・(sin(θ+p/L)−sinθ)
ここで、上述したように、オペレータにとっては、予め知らせられる回転調整に関する情報は切りのいい数字であることが望ましい。例えば1、2、3、…、M回転で像面(感光体ドラム16)において副走査ピッチが1μm動くとか、あるいは、1/2、1/3、…,1/N回転で像面において副走査ピッチが1μm動くように設定されていると、オペレータは回転調整の指針としやすい。よって、得られる公式としては[数5]または[数6]に示される式となる。
[数5]
1/i≒m・D・(sin(θ+p/L)−sinθ)×10 i=1、2、3、…、N
[数6]
j≒m・D・(sin(θ+p/L)−sinθ)×10 j=1、2、3、…、M
[数5]と[数6]に示される式は厳密解であるが、θが0に近い場合、[数7]または[数8]に示されるように近似することができる。
[数7]
1/i≒m・D・sin(p/L)×10 i=1、2、3、…、N
[数8]
j≒m・D・sin(p/L)×10 j=1、2、3、…、M
なお、たとえθが大きい場合においても、例えば[数5]と[数7]においてL=36.74[mm]、p=0.35[mm]、θ=25[deg]、D=0.0035[mm]、m=15である場合、m・D・(sin(θ+p/L)−sinθ)×10≒0.45となり、m・D・sin(p/L)×10≒0.5となる。すなわち、[数7]の近似式を用いた場合、回転調整用のセットスクリュー55を1回転させると像面である感光体ドラム16においてビーム間ピッチが約0.45[μm]変化することを表しており、[数5]の厳密解の式を用いた場合に比べて1割程度しか異なっておらず、回転調整時における目安の情報としては十分である。
これにより、セットスクリュー55の回転数と像面(感光体ドラム16)における副走査方向の相対ビーム間ピッチの変化量の相関関係を明らかにし、オペレータは、回転調整用のセットスクリュー55をどれくらい回転させれば(何回転あるいは何分の1回転)、像面において副走査方向の相対ビーム間もどの程度変化するという情報を予め知ることができ、光源30の光軸回りの回転調整を容易に行うことが可能となる。
従来の光走査装置および画像形成装置のユニットの大型化を説明する説明図。 本発明を適用した光走査装置が組み込まれる画像形成装置の構成を示す図。 図2の光走査装置の詳細な構成を示す図。 図2の光走査装置の詳細な構成を示す図。 [A]は保持機構の詳細な構成を示す平面図、[B]は図5[A]のA−A´線上での正面図。 図5の保持機構をY方向から見た場合における解体図。 図5の保持機構をX方向から見た場合における解体図。 [A]は他の保持機構の詳細な構成を示す平面図、[B]は図8[A]のA−A´線上での正面図。 図8の保持機構をY方向から見た場合における解体図。 図8の保持機構をX方向から見た場合における解体図。 [A]は他の保持機構の詳細な構成を示す平面図、[B]は図11[A]のA−A´線上での正面図。 [A]は他の保持機構の詳細な構成を示す平面図、[B]は図12[A]のA−A´線上での正面図。 回転調整用のセットスクリューの回転に伴う、像面における副走査方向の相対ビーム間の変化を説明する説明図。 回転調整用のセットスクリューの回転に伴う、像面における副走査方向の相対ビーム間の変化を説明する説明図。
符号の説明
1…画像形成装置、11…光走査装置、12(12Y、12M、12C、および12B)…画像形成部、13…搬送ベルト、14…ベルト駆動ローラ、15…テンションローラ、16(16Y、16M、16C、および16B)…感光体ドラム、17(17Y、17M、17C、および17B)…帯電装置、18(18Y、18M、18C、および18B)…現像装置、19(19Y、19M、19C、および19B)…転写装置、20(20Y、20M、20C、および20B)…クリーナ、21(21Y、21M、21C、および21B)…除電装置、22…用紙カセット、23…送り出しローラ、24…レジストローラ、25…吸着ローラ、26a、26b…レジストレーションセンサ、27…搬送ベルトクリーナ、28…定着装置、29…光走査装置、29a…多面鏡本体、29b…モータ、30(30Y、30M、30C、および30B)…光源、31…偏向前光学系、32…偏向後光学系、33(33Y、33M、33C、および33B)…有限焦点レンズ、34Y乃至34B…絞り、35(35Y、35M、35C、および35B)…シリンダレンズ、36…折り曲げミラー、37…光路合成用光学部品、38a、38b…fθレンズ、39(39Y、39M、39C、および39B)…第1の偏向後折り返しミラー、40(40Y、40M、40C、および40B)…第2の偏向後折り返しミラー、41(41Y、41M、および41C)…第3の偏向後折り返しミラー、42(42Y、42M、42C、および42B)…保持機構、43(43aおよび43b)…ホルダベース、44…アーム付ホルダ、45…駆動基板、46(46−1および46−2)…ホルダベース固定ネジ、47(47−1および47−2)…光源固定ネジ、48(48−1および48−2)…ホルダ固定ネジ、49(49−1および49−2)…抑制用板バネ、50…位置決めピン、51…基盤固定ネジ、52…スリット、53…締めネジ、54…アーム、55…セットスクリュー、56…調整用板バネ、57…円筒部、58…接続端子、61…固定ブロック、62…圧縮バネ、63…金属プレート。

Claims (23)

  1. 複数の光源を用いた光走査装置において、
    前記光走査装置の光学ハウジングにネジ止めされたホルダベースと、
    前記ホルダベースに取り付けられ、かつ、光源を保持するホルダと、
    前記ホルダにネジ止めされた駆動基板と、
    前記ホルダを前記ホルダベースに対して光源の光軸回りに回転調整する回転調整機構と、
    前記ホルダを前記ホルダベースに固定する固定機構とを備えることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記ホルダベースには、前記ホルダに設けられた調整用のアームを、上部から加圧するスクリューと、下部から調整用のアームを押圧する第1の押圧部材とが設けられ、
    前記回転調整機構は、前記スクリューを所定の方向に回して調整用のアームを加圧することにより前記ホルダの回転を調整することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記回転調整機構は、前記スクリューを下方向に進むように回すことにより、前記ホルダの回転を反時計回りに調整することを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記回転調整機構は、前記スクリューを上方向に進むように回すことにより、前記ホルダの回転を時計回りに調整することを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  5. 前記第1の押圧部材は、板バネ、コイルスプリング、またはスプリングプランジャーであることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  6. 前記スクリューは、前記ホルダベースの上部に設けられることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  7. 前記ホルダベースには、前記ホルダの所定の位置に設けられた円筒部をすき間嵌めする取付口と、前記取付口から側面に向うスリットが設けられ、
    前記固定機構は、前記スリットをまたいで挿入された締めネジを締めることにより、前記取付口にすき間嵌めされた前記ホルダを固定することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  8. 前記締めネジは、前記固定機構の上部に設けられることを特徴とする請求項7に記載の光走査装置。
  9. 前記ホルダは、前記ホルダベースに第2の押圧部材によって押圧されて取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  10. 前記第2の押圧部材は、板バネであることを特徴とする請求項9に記載の光走査装置。
  11. 前記ホルダベースは電気絶縁性を有する部材からなり、前記ホルダは放熱性を有する部材からなることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  12. 前記ホルダは、放熱性を有する金属部材からなることを特徴とする請求項11に記載の光走査装置。
  13. 前記ホルダベースは、電気絶縁性を有する樹脂部材からなることを特徴とする請求項11に記載の光走査装置。
  14. 前記ホルダベースが有する熱伝導率は、前記ホルダが有する熱伝導率よりも小さいことを特徴とする請求項11に記載の光走査装置。
  15. 前記ホルダベースが有する電気絶縁破壊電圧は、前記ホルダが有する電気絶縁破壊電圧よりも大きいことを特徴とする請求項11に記載の光走査装置。
  16. 前記ホルダベースには前記ホルダを固定するための固定ブロックが設けられるとともに、前記ホルダには、前記固定ブロックを上部から加圧するスクリューと、下部から前記固定ブロックを押圧する第1の押圧部材とが設けられ、
    前記回転調整機構は、前記スクリューを所定の方向に回して前記固定ブロックを加圧することにより前記ホルダの回転を調整することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  17. 複数の光源を用いた光走査装置において、
    前記光走査装置の光学ハウジングにネジ止めされたホルダベースと、
    前記ホルダベースに取り付けられ、かつ、光源を保持するホルダと、
    前記ホルダにネジ止めされた駆動基板と、
    前記ホルダを前記ホルダベースに対して光源の光軸回りに回転調整する回転調整機構と、
    前記ホルダを前記ホルダベースに対して光軸方向に押圧する押圧部材とを備えることを特徴とする光走査装置。
  18. 前記ホルダの回転中心から回転調整時に用いられるスクリューの回転軸に対しておろされた垂線に対応する距離をL、前記スクリューのネジの送りピッチをp、像面において所定のビームピッチを形成する光源の主走査方向軸に対する傾きをθ、複数の光源の間隔をD、走査光学系の副走査方向の光学倍率をmとしたときに、下記の関係式:
    1/i≒m・D・(sin(θ+p/L)−sinθ)×10 i=1、2、3、…、N
    を満たすことを特徴とする請求項1または17に記載の光走査装置。
  19. 前記ホルダの回転中心から回転調整時に用いられるスクリューの回転軸に対しておろされた垂線に対応する距離をL、前記スクリューのネジの送りピッチをp、複数の光源の間隔をD、走査光学系の副走査方向の光学倍率をmとしたときに、下記の関係式:
    1/i≒m・D・sin(p/L)×10 i=1、2、3、…、N
    を満たすことを特徴とする請求項1または17に記載の光走査装置。
  20. 前記ホルダの回転中心から回転調整時に用いられるスクリューの回転軸に対しておろされた垂線に対応する距離をL、前記スクリューのネジの送りピッチをp、像面において所定のビームピッチを形成する光源の主走査方向軸に対する傾きをθ、複数の光源の間隔をD、走査光学系の副走査方向の光学倍率をmとしたときに、下記の関係式:
    j≒m・D・(sin(θ+p/L)−sinθ)×10 j=1、2、3、…、M
    を満たすことを特徴とする請求項1または17に記載の光走査装置。
  21. 前記ホルダの回転中心から回転調整時に用いられるスクリューの回転軸に対しておろされた垂線に対応する距離をL、前記スクリューのネジの送りピッチをp、複数の光源の間隔をD、走査光学系の副走査方向の光学倍率をmとしたときに、下記の関係式:
    j≒m・D・sin(p/L)×10 j=1、2、3、…、M
    を満たすことを特徴とする請求項1または17に記載の光走査装置。
  22. 前記ホルダを前記ホルダベースに固定する固定機構をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の光走査装置。
  23. 複数の光源を用いた光走査装置を備える画像形成装置において、
    前記光走査装置は、
    前記光走査装置の光学ハウジングにネジ止めされたホルダベースと、
    前記ホルダベースに取り付けられ、かつ、光源を保持するホルダと、
    前記ホルダにネジ止めされた駆動基板と、
    前記ホルダを前記ホルダベースに対して光源の光軸回りに回転調整する回転調整機構と、
    前記ホルダを前記ホルダベースに固定する固定機構とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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