JP4875569B2 - ストッパー及び防振ブッシュ - Google Patents

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本発明は、ストッパー及びこれを備えた防振ブッシュに関するものである。
防振ブッシュは、例えば、自動車のサスペンション用のブッシュとして用いられていて、車輪の車両走行時の振動を減衰するようになっている。
特許文献1の防振ブッシュは、内筒体と、この内筒体の周囲に設けられた外筒体と、これらの両筒体の間に設けられて両筒体を互いに連結するゴム弾性体とを有するブッシュ本体とを備えている。内筒体は、中空部に挿入されたボルトによって車体側のブラケットにボルト締め固定されている。外筒体は、サスペンションリンクの筒部内に圧入固定されている。さらに、内筒体の軸方向両端部には、両筒体の軸方向の相対移動を規制するため、環状のゴム製ストッパーがそれぞれ外嵌されている。
特開2006−125449号公報
上記防振ブッシュでは、両筒体の軸方向の相対移動を確実に制限するため、ストッパーを外筒体やサスペンションリンクの筒部との間にほとんど或いは全く隙間なく配置している。よって、ゴム弾性体の筒軸方向端面に形成されたすぐり部内など、ゴム弾性体内部に熱がこもりやすい。そしてこの熱は、防振ブッシュの耐久性に悪影響を及ぼす。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、防振ブッシュの耐久性を向上させることにある。
第1の発明は、内筒体と該内筒体の周囲に設けられた外筒体と該両筒体の間に設けられて該両筒体を互いに連結するゴム弾性体とを有するブッシュ本体を備えた防振ブッシュの上記内筒体の軸方向の少なくとも一方の端部に外嵌される、上記両筒体の軸方向の相対移動を規制するためのストッパーであって、上記内筒体の軸方向端面に配置され、上記内筒体の中空部に対応する部分に厚み方向に貫通する貫通孔が形成された円盤状の円盤部と、上記円盤部の底面の外周側に設けられ、上記内筒体の軸方向端部の周囲に配置される環状のゴム製リング部とを備え、上記リング部には、底面及び外周面にて開口して該底面側と該外周面側とを互いに連通する通気孔が形成され、上記通気孔は、リング周方向に等間隔で2つ、3つ、又は4つ形成されていて、上記リング部の内周面にて開口しておらず、リング径方向内側から外側に行くに従ってリング周方向両側に拡がるリング底面視略切頭扇形状でかつリング径方向内側から外側に行くに従って上記円盤部側に拡がるリング横断面視略半山形状となっていることを特徴とするものである。
これにより、リング部に底面及び外周面にて開口して底面側と外周面側とを互いに連通する通気孔を形成しているので、この通気孔を介して空気がゴム弾性体内外で流通する。よって、ゴム弾性体内部の熱を逃がすことができ、防振ブッシュの耐久性を向上させることができる。
また、通気孔をリング周方向に等間隔で2つ、3つ、又は4つ形成しているので、通気孔を1つ形成する場合と比較して、ゴム弾性体内部の熱を確実に逃がすことができ、防振ブッシュの耐久性を確実に向上させることができる。
また、通気孔をリング周方向に等間隔で2つ、3つ、又は4つ形成しているので、通気孔を多数形成する場合と比較して、ストッパーのリング部の構造強度を向上させることができ、ストッパーが内筒体から抜け落ちるのを抑制できる。
また、通気孔をリング周方向に等間隔で4つ形成すると、通気孔はリング部にバランスよく配置されることになる。よって、ゴム弾性体内部の熱を確実に逃がすことができ、防振ブッシュの耐久性を確実に向上させることができる。
また、通気孔はリング部の内周面にて開口していないので、リング部の内周面は連続面となり、ストッパーが内筒体から抜け落ちるのを抑制できる。
また、上記のように通気孔を構成すると、その構造上、通気孔を介した空気のゴム弾性体内外での流通が促進される。よって、ゴム弾性体内部の熱を確実に逃がすことができ、防振ブッシュの耐久性を確実に向上させることができる。
の発明は、内筒体と該内筒体の周囲に設けられた外筒体と該両筒体の間に設けられて該両筒体を互いに連結するゴム弾性体とを有するブッシュ本体と、上記内筒体の軸方向の少なくとも一方の端部に外嵌された、上記両筒体の軸方向の相対移動を規制するためのストッパーとを備えた防振ブッシュであって、上記ストッパーは、上記内筒体の軸方向端面に配置され、上記内筒体の中空部に対応する部分に厚み方向に貫通する貫通孔が形成された円盤状の円盤部と、該円盤部の底面の外周側に設けられ、上記内筒体の軸方向端部の周囲に配置された環状のゴム製リング部とを有しており、上記リング部には、底面及び外周面にて開口して該底面側と該外周面側とを互いに連通する通気孔が形成され、上記通気孔は、リング周方向に等間隔で2つ、3つ、又は4つ形成されていて、上記リング部の内周面にて開口しておらず、リング径方向内側から外側に行くに従ってリング周方向両側に拡がるリング底面視略切頭扇形状でかつリング径方向内側から外側に行くに従って上記円盤部側に拡がるリング横断面視略半山形状となっていることを特徴とするものである。
これにより、第1の発明と同様の作用・効果が得られる。
本発明によれば、リング部に底面及び外周面にて開口して底面側と外周面側とを互いに連通する通気孔を形成しているので、この通気孔を介して空気がゴム弾性体内外で流通し、よって、ゴム弾性体内部の熱を逃がすことができ、防振ブッシュの耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態に係る防振ブッシュ1は、自動車のフロントサスペンション用のブッシュとして用いられていて、車輪の車両走行時の振動を減衰するようになっている。防振ブッシュ1は、図1〜図3に示すように、中空円筒状の金属製内筒体2とこの内筒体2の外周囲に内筒体2と同軸に設けられた中空円筒状の金属製外筒体3とこれら両筒体2,3の間に設けられて両筒体2,3を互いに連結するゴム弾性体4とを有するブッシュ本体5と、内筒体2の軸方向両端部にその外周囲にあるゴム弾性体4を介してそれぞれ外嵌されたストッパー6とを備えている。
内筒体2は、軸方向長さが外筒体3よりも長くなっていて、軸方向両端が外筒体3から突出している。内筒体2の軸方向両端部の外径は、軸方向内側から外側に行くに従って大きくなった後、一定となっている。内筒体2は、中空部20及び両ストッパー6,6の貫通孔60a,60aに挿入されたボルト(不図示)によって、車体側のブラケット(不図示)に両ストッパー6,6とともにボルト締め固定されている。上記外筒体3は、フロントサスペンションリンクの筒部7(図1にのみ図示)内に圧入固定されている。上記ゴム弾性体4の筒軸方向両端面には、筒周方向全周に亘って連続して延びるすぐり部(溝)40がそれぞれ形成されている。
上記各ストッパー6は、内筒体2の軸方向端面に配置され、内筒体2の中空部20に対応する中央部分に厚み方向に貫通する貫通孔60aが形成された円盤状の金属製(例えばアルミニウム製)円盤部60と、この円盤部60の底面(ブッシュ本体5側の面)の外周側に固着され、内筒体2の軸方向端部の外周囲に配置された環状のゴム製リング部61とを有している。
リング部61には、底面(ブッシュ本体5側の面)及び外周面にて開口して底面側と外周面側とを互いに連通する通気孔62が周方向に等間隔で4つ形成されている。この各通気孔62は、リング部61の内周面にて開口しておらず、リング径方向内側から外側に行くに従ってリング周方向両側に拡がるリング底面視略切頭扇形状(先端を切り落とした扇形状)でかつリング径方向内側から外側に行くに従って円盤部60側(リング部61の上面側)に拡がるリング横断面視略半山形状(四分の一円状)となっている。つまり、通気孔62の深さ(リング厚み方向長さ)は、通気孔62のリング周方向中心から両側に行くに従って浅くなっている(短くなっている)。各通気孔62の内面はリング横断面視で円盤部60側に湾曲している。そして、各通気孔62はリング部61を削ることによって形づくられている。
リング部61の底面には、外筒体3に対応する部分に周方向全周に亘って延びる溝64が形成されている。この溝64は通気孔62のある部分では途切れている。
そして、ストッパー6が外筒体3やフロントサスペンションリンクの筒部7、車体側のブラケットに当接することによって、両筒体2,3の軸方向の相対移動が規制されるようになっている。
ところで、防振ブッシュ1では、両筒体2,3の軸方向の相対移動を確実に制限するため、ストッパー6を外筒体3やフロントサスペンションリンクの筒部7との間にほとんど或いは全く隙間なく配置している。よって、何ら手段を講じなければ、すぐり部40内など、ゴム弾性体4内部に熱がこもりやすい。そして、この熱は防振ブッシュ1の耐久性に悪影響を及ぼす。
そこで、本実施形態では、上述のように、リング部61に通気孔62を形成している。この通気孔62を介して空気がゴム弾性体4内外で流通する。よって、ゴム弾性体4内部の熱を逃がすことができ(図1の矢印参照)、防振ブッシュ1の耐久性を向上させることができる。
通気孔62をリング周方向に等間隔で4つ形成しているので、通気孔を1つ形成する場合と比較して、ゴム弾性体4内部の熱を確実に逃がすことができ、防振ブッシュ1の耐久性を確実に向上させることができる。
また、通気孔62をリング周方向に等間隔で4つ形成しているので、通気孔を多数形成する場合と比較して、ストッパー6のリング部61の構造強度を向上させることができ、ストッパー6が内筒体2から抜け落ちるのを抑制できる。
さらに、通気孔62をリング周方向に等間隔で4つ形成すると、通気孔62はリング部61にバランスよく配置されることになる。よって、ゴム弾性体4内部の熱を確実に逃がすことができ、防振ブッシュ1の耐久性を確実に向上させることができる。
通気孔62はリング部61の内周面にて開口していないので、リング部61の内周面は連続面となり、ストッパー6が内筒体2から抜け落ちるのを確実に抑制できる。
なお、本実施形態のストッパー6によれば、従来のものと同様、両筒体2,3の軸方向の相対移動を制限できる。
参考例1
参考例は、通気孔62がファン効果を有する形状となっているものである。以下、この点について説明する。
通気孔62は、図4に示すように、リング径方向内側から外側に行くに従ってリング周方向の互いに相反する側に拡がるリング底面視略くの字状(ブーメラン状)の第1及び第2通気孔62a,62bを有している。つまり、これらの第1及び第2通気孔62a,62bはそれぞれ、リング底面視でリング径方向内側から外側に行くに従って緩やかに拡がった後、急激に拡がっている。第1及び第2通気孔62a,62bは、リング周方向にほぼ等間隔で交互に2つずつ配置されている。第1及び第2通気孔62a,62bはそれぞれ、リング部61の内周面にて開口してリング部61の外周面側から内周面側に貫通していて、リング部61を厚み方向全域に亘って切り取ることによってリング横断面視略矩形状となっている。その他の点に関しては実施形態1とほぼ同様である。
以上のように通気孔62を構成すると、その構造上、通気孔62を介した空気のゴム弾性体4内外での流通が促進される。具体的には、ゴム弾性体4に筒軸方向を中心とするねじり荷重が作用すると、扇風機のように機能し、図4(a)の矢印が示すように、第1及び第2通気孔62a,62bのうち一方(図4(a)では第1通気孔62a)を介して空気がゴム弾性体4外部から内部へと吸気され、もう一方(図4(a)では第2通気孔62b)を介して空気がゴム弾性体4内部から外部へと排気される。よって、ゴム弾性体4内部の熱を確実に逃がすことができ、防振ブッシュ1の耐久性を確実に向上させることができる。なお、第1及び第2通気孔62a,62bのうち、どちらが吸気口、どちらが排気口となるかは、ねじり回転方向に拠る。
参考例2
参考例は、通気孔62の形状が実施形態1とは異なるものである。以下、この違いについて説明する。
各通気孔62は、図5に示すように、リング部61の内周面にて開口してリング部61の外周面側と内周面側とを連通していて、リング径方向内側から外側に行くに従ってリング周方向両側に拡がるリング底面視略切頭扇形状でかつリング径方向内側から外側に行くに従って円盤部60側に拡がるリング横断面視略半山形状(三角形状)となっている。つまり、通気孔62の深さは、通気孔62のリング周方向中心から両側に行くに従って浅くなっている。各通気孔62の内面はリング横断面視でリング部61の底面側に湾曲している。その他の点に関しては実施形態1とほぼ同様である。
以上のように通気孔62を構成すると、その構造上、通気孔62を介した空気のゴム弾性体4内外での流通が促進される。よって、ゴム弾性体4内部の熱を確実に逃がすことができ、防振ブッシュ1の耐久性を確実に向上させることができる。
参考例3
参考例は、通気孔62がファン効果を有する形状となっているものである。以下、この点について説明する。
各通気孔62は、図6に示すように、リング径方向内側から外側に行くに従ってリング周方向一方側に拡がるリング底面視略くの字状(ブーメラン状)となっている。つまり、各通気孔62は、リング底面視でリング径方向内側から外側に行くに従って緩やかに拡がった後、急激に拡がっている。各通気孔62は、リング周方向他方側に行くに従って円盤部60側に拡がるリング径方向視略半山形状(三角形状)でかつリング径方向内側から外側に行くに従って円盤部60側に拡がるリング横断面視略半山形状(三角形状)となっている。つまり、各通気孔62は、リング部61をファンのように斜めに削ぎ取ることによって形成されていて、略三角錐状となっている。各通気孔62の内面は、リング縦断面視及び横断面視でリング部61の底面側に湾曲している。その他の点に関しては実施形態1とほぼ同様である。
このように通気孔62を構成すると、その構造上、通気孔62を介した空気のゴム弾性体4内外での流通が促進される。具体的には、図6(a)の矢印が示すように、通気孔62を介して空気がゴム弾性体4外部から内部へと吸気される。よって、ゴム弾性体4内部の熱を確実に逃がすことができ、防振ブッシュ1の耐久性を確実に向上させることができる。
(その他の実施形態)
記実施形態では、通気孔62をリング周方向に等間隔で4つ形成しているが、2又はつ形成してもよい。通気孔62をリング周方向に等間隔で2つ、3つ、又は4つ形成すれば、通気孔を1つ形成する場合と比較して、ゴム弾性体4内部の熱を確実に逃がすことができ、防振ブッシュ1の耐久性を確実に向上させることができる。また、通気孔を多数形成する場合と比較して、ストッパー6のリング部61の構造強度を向上させることができ、ストッパー6が内筒体2から抜け落ちるのを抑制できる。
記実施形態では、リング部61を削ることによって通気孔62を形成しているが、円盤部60とリング部61とを加硫一体化成形することによって形づくってもよい。
記実施形態では、ストッパー6を内筒体2の軸方向両端部にそれぞれ外嵌しているが、内筒体2の軸方向の少なくとも一方の端部に外嵌すればよい。
記実施形態では、防振ブッシュ1を自動車のフロントサスペンションに適用しているが、車両の他の部分に適用してもよい。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明にかかるストッパー及び防振ブッシュは、防振ブッシュの耐久性を向上させる用途等に適用できる。
本発明の実施形態に係る防振ブッシュの断面図である。 ブッシュ本体を示す図であり、(a)はブッシュ本体の上面図であり、(b)は(a)のII−II線矢視断面図である。 ストッパーを示す図であり、(a)はストッパーの底面図であり、(b)は(a)のIII−III線矢視断面図である。 ストッパーを示す図であり、(a)はストッパーの底面図であり、(b)は(a)のIV−IV線矢視断面図である。 ストッパーを示す図であり、(a)はストッパーの底面図であり、(b)は(a)のV−V線矢視断面図である。 ストッパーを示す図であり、(a)はストッパーの底面図であり、(b)はストッパーの側面図である。
1 防振ブッシュ
2 内筒体
3 外筒体
4 ゴム弾性体
40 すぐり部
5 ブッシュ本体
6 ストッパー
60 円盤部
61 リング部
62 通気孔
62a 第1通気孔
62b 第2通気孔
7 フロントサスペンションリンクの筒部

Claims (2)

  1. 内筒体と該内筒体の周囲に設けられた外筒体と該両筒体の間に設けられて該両筒体を互いに連結するゴム弾性体とを有するブッシュ本体を備えた防振ブッシュの上記内筒体の軸方向の少なくとも一方の端部に外嵌される、上記両筒体の軸方向の相対移動を規制するためのストッパーであって、
    上記内筒体の軸方向端面に配置され、上記内筒体の中空部に対応する部分に厚み方向に貫通する貫通孔が形成された円盤状の円盤部と、
    上記円盤部の底面の外周側に設けられ、上記内筒体の軸方向端部の周囲に配置される環状のゴム製リング部とを備え、
    上記リング部には、底面及び外周面にて開口して該底面側と該外周面側とを互いに連通する通気孔が形成され
    上記通気孔は、リング周方向に等間隔で2つ、3つ、又は4つ形成されていて、上記リング部の内周面にて開口しておらず、リング径方向内側から外側に行くに従ってリング周方向両側に拡がるリング底面視略切頭扇形状でかつリング径方向内側から外側に行くに従って上記円盤部側に拡がるリング横断面視略半山形状となっていることを特徴とするストッパー。
  2. 内筒体と該内筒体の周囲に設けられた外筒体と該両筒体の間に設けられて該両筒体を互いに連結するゴム弾性体とを有するブッシュ本体と、上記内筒体の軸方向の少なくとも一方の端部に外嵌された、上記両筒体の軸方向の相対移動を規制するためのストッパーとを備えた防振ブッシュであって、
    上記ストッパーは、上記内筒体の軸方向端面に配置され、上記内筒体の中空部に対応する部分に厚み方向に貫通する貫通孔が形成された円盤状の円盤部と、該円盤部の底面の外周側に設けられ、上記内筒体の軸方向端部の周囲に配置された環状のゴム製リング部とを有しており、
    上記リング部には、底面及び外周面にて開口して該底面側と該外周面側とを互いに連通する通気孔が形成され
    上記通気孔は、リング周方向に等間隔で2つ、3つ、又は4つ形成されていて、上記リング部の内周面にて開口しておらず、リング径方向内側から外側に行くに従ってリング周方向両側に拡がるリング底面視略切頭扇形状でかつリング径方向内側から外側に行くに従って上記円盤部側に拡がるリング横断面視略半山形状となっていることを特徴とする防振ブッシュ。
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