JP4073906B2 - 防振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、防振装置に関し、特に、ストッパ部材の破断及び作業時におけるストッパ部材の脱落を防止することができる防振装置及びストッパ部材に関するものである。
自動車のサスペンション機構に用いられる防振装置は、操縦安定性や乗り心地性能を高め、かつ、振動・騒音の発生を防止する役割を担っている。ところで、この防振装置には、自動車の走行中、軸方向のみならず、軸直角方向及びねじり(軸周りの回転方向)の3軸方向から力が加わる。これらの力により防振装置が変位し、金属製の車両ブラケットと防振装置の軸方向端部に配置されるストッパゴムとの当接面に摩擦摺動が起こり、スティックスリップによる異音が発生しやすくなる。
そこで、特開平11−51099号公報には、本体部とは別体に成形したストッパリング(ストッパ部材)に滑剤を配合する技術が開示されている。この技術によれば、車両ブラケット(第1ブラケット)とストッパリング(ストッパ部材)との当接面の摩擦抵抗が低減するので、スティックスリップによる異音の発生を防止することが可能となる。
特開平11−51099号公報(段落[0022]、図1など)
しかしながら、従来の防振装置では、ストッパ部材の側面は略平面状で構成されていたため、第2ブラケット及び外筒の軸方向の寸法公差に起因して、第2ブラケットの軸方向の寸法よりも外筒の軸方向の寸法の方が大きい場合には、外筒の軸方向端部が第2ブラケットの軸方向端面から突出するので、その外筒の軸方向端部のみがストッパ部材と当接する。その結果、ストッパ部材に加わる力が外筒の軸方向端部との当接面に集中し、ストッパ部材が破断し易いという問題点があった。
また、上述のように、第2ブラケットの軸方向の寸法よりも外筒の軸方向の寸法の方が大きく、外筒の軸方向端部が第2ブラケットの軸方向端面から突出する場合には、第2ブラケットとストッパ部材が当接することなく隙間が生じる。ここで、第1ブラケットと第2ブラケットとを連結する際には、第2ブラケットとストッパ部材とを接着剤で仮止めすることによりストッパ部材の脱落を防止して、作業能率の向上を図っている。しかし、第2ブラケットとストッパ部材との間に隙間が生じると、第2ブラケットとストッパ部材との接着面積を確保することができず、ストッパ部材が第2ブラケットから脱落してしまうという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、ストッパ部材の破断及び作業時におけるストッパ部材の脱落を防止することができる防振装置及びストッパ部材を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の防振装置は、第1ブラケットに挟持される軸部材としての内筒と、その内筒の周囲に配置され第2ブラケットに外周部が圧入されると共に、軸方向寸法が前記第2ブラケットの軸方向寸法と同一又は前記第2ブラケットの軸方向寸法より大きく設定される円筒状の外筒と、その外筒と前記内筒との間に加硫接着されゴム状弾性体から構成される防振基体と、ゴム状弾性体から構成されると共に前記内筒の軸方向端部に嵌合され、大変位入力時に前記外筒又は前記第2ブラケットが前記第1ブラケットと当接することを防止するストッパ部材とを備えるものであり、前記ストッパ部材は、そのストッパ部材の中心に穿設され、前記内筒の両端外周部と嵌合可能な寸法で構成される嵌合穴と、を備えており、その溝は前記外筒の軸方向端面と対向する位置に凹設されると共に、前記外筒の厚み寸法以上の幅を有して構成される共に前記外筒の軸方向端面と対向する位置から前記嵌合穴まで延設され、前記溝の深さは、前記外筒が前記第2ブラケットの端面から突出する突出寸法と同等又はそれ以上の寸法に設定され、
前記ストッパ部材と前記第2ブラケットとをあらかじめ接着材で仮止めした状態で、前記第2ブラケットと前記第1ブラケットとを連結されている。
この目的を達成するために、請求項2記載の防振装置は第1ブラケットに挟持される軸部材としての内筒と、その内筒の周囲に配置され第2ブラケットに外周部が圧入されると共に、軸方向寸法が前記第2ブラケットの軸方向寸法と同一又は前記第2ブラケットの軸方向寸法より大きく設定される円筒状の外筒と、その外筒と前記内筒との間に加硫接着されゴム状弾性体から構成される防振基体と、ゴム状弾性体から構成されると共に前記内筒の軸方向端部に嵌合され、大変位入力時に前記外筒又は前記第2ブラケットが前記第1ブラケットと当接することを防止するストッパ部材とを備えるものであり、前記ストッパ部材は、そのストッパ部材の中心に穿設され、前記内筒の両端外周部と嵌合可能な寸法で構成される嵌合穴と、を備えており、その溝は前記外筒の軸方向端面と対向する位置に凹設されると共に、前記外筒の厚み寸法以上の幅を有して構成され、前記溝の深さは、前記外筒が前記第2ブラケットの端面から突出する突出寸法と同等又はそれ以上の寸法に設定され、前記嵌合穴の開口部はテーパ状に構成され、前記ストッパ部材の前記第2ブラケット側の側面と前記第2ブラケットの軸方向端面とをあらかじめ接着材で仮止めした状態で、前記第2ブラケットと前記第1ブラケットとを連結している
請求項1又は2に記載の防振装置によれば、ストッパ部材は溝を備えており、その溝は外筒の軸方向端面と対向する位置に凹設されると共に、外筒の厚み寸法以上の幅を有して構成されている。これにより、第2ブラケット及び外筒の軸方向の寸法公差に起因して、第2ブラケットの軸方向寸法よりも外筒の軸方向寸法の方が大きい場合、即ち、外筒の軸方向端部が第2ブラケットの軸方向端面から突出した場合でも、その突出した外筒の軸方向端部を溝により逃がすことができる。その結果、外筒の軸方向端部のみがストッパ部材と当接することを防止することができるので、ストッパ部材に加わる力が外筒の軸方向端部との当接面に集中してストッパ部材が破断することを防止することができるという効果がある。
ここで、第1ブラケットと第2ブラケットとを連結する際には、接着剤で第2ブラケットとストッパ部材とを仮止めすることによりストッパ部材の脱落を防止して、作業能率の向上を図っている。この場合、上述したように、外筒の軸方向端部が第2ブラケットの軸方向端面から突出した場合でも、その突出した外筒の軸方向端部を溝により逃がすことで、第2ブラケットとストッパ部材との間に隙間が生じることを防止することができるので、第2ブラケットとストッパ部材との接着面積を確保して、ストッパ部材が脱落することを防止することができる。その結果、作業能率の向上を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1はフロントサスペンションのロアアーム1の平面図である。まず、図1を参照して、ロアアーム1の全体構成について説明する。
ロアアーム1は、車輪(図示せず)を車体(図示せず)に対して支持する部材であり、車輪を保持する取付部2と、後側ブッシュ及び防振ブッシュ10を介して車体に取り付けられる装着部3及び第2ブラケット5とを主に備えて構成されている。
なお、後側ブッシュ及び防振ブッシュ10は、ロアアーム1と車両との連結部を担うものであり、車両走行時の車輪の振動が車両へ伝達することを防止する。また、防振ブッシュ10は車両の前方側に、後側ブッシュは車両の後方側に位置している。
例えば、車両走行時には、防振ブッシュ10に軸方向(図1左右方向)、軸直角方向(図1上下方向)及びねじり(軸周りの回転方向)の3軸方向から力が加わる。これらの力により防振ブッシュ10が変位した場合には、防振ブッシュ10又は第2ブラケット5が車体側の第1ブラケット4に当接し、異音が発生する場合がある。そこで、この異音を防止するために、防振ブッシュ10には後述するストッパ部材14が装着されている。
次に、図2及び図3を参照して防振ブッシュ10の構造について説明する。図2は防振ブッシュ10の断面図であり、車体への取付状態を示している。また、図3はストッパ部材14を示す図であり、図3(a)はストッパ部材14の上面図であり、図3(b)は図3(a)のIIIb−IIIb線におけるストッパ部材14の断面図である。
図2に示すように、防振ブッシュ10は、金属製の第1ブラケット4に挟持される軸部材としての内筒11と、その内筒11の周囲に配置されると共に第2ブラケット5に支持される外筒12と、その外筒12と内筒11との間に介在されて加硫接着されたゴム状弾性体からなる防振基体13と、その防振基体13と同様にゴム状弾性体からなり内筒11の両端外周部に嵌合されるストッパ部材14とを主に備えて構成されている。
内筒11は、厚肉円筒状のパイプであって、その外周部が防振基体13の固着部とされ、両端外周部がストッパ部材14の嵌着部とされている。この内筒11の軸方向に貫通形成された取付穴16には、ボルト(図示せず)が貫通され、そのボルトをナット(図示せず)により締め付けることにより、内筒11が第1ブラケット4に固定される。
外筒12は、薄肉円筒状のパイプであって、その内周部が防振基体13の固着部とされ、外周部が第2ブラケット5に支持(圧入)される連結筒とされ、この外筒12の軸方向寸法(図2左右方向寸法)は第2ブラケット5の軸方向寸法(図2左右方向寸法)と略同一に設定されている。
防振基体13は、内筒11と外筒12との間に介在された円筒状のゴム状弾性体であり、内筒11及び外筒12に加硫接着されている。
ストッパ部材14は、防振基体13とは別個に加硫成形されたリング状のゴム状弾性体であり、中心に穿設される嵌合穴14aが内筒11の両端外周部と嵌合可能な寸法で構成されている。ストッパ部材14は、外筒12及び第2ブラケット5と第1ブラケット4との間に配設され、大変位入力時には、外筒12及び第2ブラケット5の変位を規制して第1ブラケット4との衝突を防止する。
なお、ストッパ部材14の外径は、外筒12の外径以上であればよい。即ち、ストッパ部材14の外径は、特に限定されるものではなく、第2ブラケット5の軸方向変位を制限できる程度の大きさがあれば良い。
また、ストッパ部材14の厚みは、外筒12及び第2ブラケット5の変位を吸収できる程度の厚さがあればよい。更に、ストッパ部材14と第1ブラケット4との間に隙間が形成されるように、ストッパ部材14の厚みを設定し、防振ブッシュ10が軸方向に弾性変位可能なスペースを形成することが望ましい。
また、ストッパ部材14の嵌合穴14aの開口部は、図3(b)に示したように、テーパ状に構成されているので、ストッパ部材14と内筒11との嵌合を容易として、作業能率の向上を図っている。
また、ストッパ部材14の材質は、原料ゴムに滑剤を配合して、ストッパ部材14の表面が潤滑になるように構成してもよい。これにより、軸方向、軸直角方向及びねじり方向の力が加わる際に生じる外筒12又は第1ブラケット4又は第2ブラケット5とストッパ部材14との摩擦抵抗を低減して、スティックスリップによる異音の発生を抑制することができる。また、ストッパ部材14の表面にコーティング層(例えば、フッ素コーティング)を形成することにより、潤滑になるようにしてもよい。
図2に示したように、ストッパ部材14の側面の外筒12の軸方向端面と対向する位置には溝15が凹設されている。これにより、第2ブラケット5及び外筒12の軸方向の寸法公差に起因して、第2ブラケット5の軸方向寸法よりも外筒12の軸方向寸法の方が大きい場合、即ち、外筒12の軸方向端部が第2ブラケット5の軸方向端面から突出した場合でも、その突出した外筒12の軸方向端部を溝15により逃がすことができる。その結果、外筒12の軸方向端部のみがストッパ部材14と当接することを防止することができるので、ストッパ部材14に加わる力が外筒12の軸方向端部との当接面に集中してストッパ部材14が破断することを防止することができる。
ここで、第1ブラケット4と第2ブラケット5とを連結する際には、ストッパ部材14の脱落防止のために、あらかじめ接着剤で第2ブラケット5とストッパ部材14とを仮止めする。その後、ボルトを取付穴16に貫通させてナットで締め付けることにより、防振ブッシュ10と第1ブラケット4とを固定する。
この固定時に、外筒12の軸方向端部が第2ブラケット5の軸方向端面から突出した場合でも、その突出した外筒12の軸方向端部を溝14により逃がすことで、第2ブラケット5とストッパ部材14との間に隙間が生じることを防止することができる。その結果、第2ブラケット5とストッパ部材14との接着面積を確保して、第2ブラケット5とストッパ部材14とを確実に接着することができるので、ストッパ部材14の脱落を防止して、作業能率の向上を図ることができる。
また、溝15の幅は外筒12の厚み寸法以上で設定されているので、外筒12の軸方向端部が第2ブラケット5の軸方向端面から突出した場合には、その突出した外筒12の軸方向端部を溝15により確実に逃がすことができる。
また、溝15の深さは、外筒12が第2ブラケット5の端面から突出する突出寸法と同等又はそれ以上の寸法に設定されているので、外筒12の軸方向端部のみがストッパ部材14と当接することを確実に防止することができ、ストッパ部材14に加わる力が外筒12の軸方向端部との当接面に集中してストッパ部材14が破断することを確実に防止することができる。
また、このように溝15の深さを設定することでも、外筒12の軸方向端部を溝15により逃がして、第2ブラケット5とストッパ部材14との間に隙間が生じることを確実に防止することができるので、上述した場合と同様に、第2ブラケット5とストッパ部材14との接着面積を確保して、ストッパ部材14が脱落することを確実に防止する。その結果、作業能率の向上を確実に図ることができる。
図3(a)に示したように、溝15は、軸心を中心とした略円状に構成されているので、ストッパ部材15が内筒の軸方向端部に軸支されつつ軸心回りに回転した場合には、溝15と外筒12の軸方向端面とが対向することを維持することができる。これにより、外筒12の軸方向端部が第2ブラケット4の軸方向端面から突出した場合でも、その突出した外筒12の軸方向端部を溝14により常に逃がすことができる。
また、図3(b)に示したように、溝15はストッパ部材14の両面にそれぞれ凹設されると共に、それら両溝15の内の一方の溝15は、ストッパ部材14の厚さ方向中央を通る仮想平面に対して、他方の溝15と対称となる位置に配置されている。これにより、ストッパ部材14の嵌合時の側面の向きに係わらず、外筒12の軸方向端部と溝15は対向することができる。その結果、ストッパ部材14を内筒11に嵌合する際に、そのストッパ部材14の方向性を考慮する必要がないので、作業能率の向上を図ることができる。
次に、図4を参照して第2実施例について説明する。第2実施例では、溝115が内筒11と嵌合する嵌合穴114aまで延設されている。なお、前記した第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図4は、本発明の第2実施例における防振ブッシュ110の断面図である。
図4に示したように、ストッパ部材114の両側面には外筒12の軸方向端面と対向する位置から嵌合穴14aまで延設された溝115がそれぞれ凹設されており、それら両溝115の内の一方の溝115は、ストッパ部材114の厚さ方向中央を通る仮想平面に対して、他方の溝115と対称となる位置に配置されている。
また、溝115の深さは、外筒12が第2ブラケット5の軸方向端面から突出する突出寸法と同等又はそれ以上の寸法に設定されている。
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
フロントサスペンションのロアアームの平面図である。 防振ブッシュの断面図である。 ストッパ部材を示す図であり、(a)はストッパ部材の上面図であり、(b)は図3(a)のIIIb−IIIb線におけるストッパ部材の断面図である。 本発明の第2実施例における防振ブッシュの断面図である。
符号の説明

第1ブラケット

第2ブラケット
10,110 防振装置(防振ブッシュ)
11
内筒
12
外筒
13
防振基体
14,114 ストッパ部材
14a 嵌合穴
15,115 溝

Claims (2)

  1. 第1ブラケットに挟持される軸部材としての内筒と、その内筒の周囲に配置され第2ブラケットに外周部が圧入されると共に、軸方向寸法が前記第2ブラケットの軸方向寸法と同一又は前記第2ブラケットの軸方向寸法より大きく設定される円筒状の外筒と、その外筒と前記内筒との間に加硫接着されゴム状弾性体から構成される防振基体と、ゴム状弾性体から構成されると共に前記内筒の軸方向端部に嵌合され、大変位入力時に前記外筒又は前記第2ブラケットが前記第1ブラケットと当接することを防止するストッパ部材とを備える防振装置において、
    前記ストッパ部材は、そのストッパ部材の中心に穿設され、前記内筒の両端外周部と嵌合可能な寸法で構成される嵌合穴と、を備えており、その溝は前記外筒の軸方向端面と対向する位置に凹設されると共に、前記外筒の厚み寸法以上の幅を有して構成される共に前記外筒の軸方向端面と対向する位置から前記嵌合穴まで延設され、
    前記溝の深さは、前記外筒が前記第2ブラケットの端面から突出する突出寸法と同等又はそれ以上の寸法に設定され、
    前記ストッパ部材と前記第2ブラケットとをあらかじめ接着材で仮止めした状態で、前記第2ブラケットと前記第1ブラケットとを連結することを特徴とする防振装置。
  2. 第1ブラケットに挟持される軸部材としての内筒と、その内筒の周囲に配置され第2ブラケットに外周部が圧入されると共に、軸方向寸法が前記第2ブラケットの軸方向寸法と同一又は前記第2ブラケットの軸方向寸法より大きく設定される円筒状の外筒と、その外筒と前記内筒との間に加硫接着されゴム状弾性体から構成される防振基体と、ゴム状弾性体から構成されると共に前記内筒の軸方向端部に嵌合され、大変位入力時に前記外筒又は前記第2ブラケットが前記第1ブラケットと当接することを防止するストッパ部材とを備える防振装置において、
    前記ストッパ部材は、そのストッパ部材の中心に穿設され、前記内筒の両端外周部と嵌合可能な寸法で構成される嵌合穴と、を備えており、その溝は前記外筒の軸方向端面と対向する位置に凹設されると共に、前記外筒の厚み寸法以上の幅を有して構成され
    前記溝の深さは、前記外筒が前記第2ブラケットの端面から突出する突出寸法と同等又はそれ以上の寸法に設定され、
    前記嵌合穴の開口部はテーパ状に構成され、
    前記ストッパ部材の前記第2ブラケット側の側面と前記第2ブラケットの軸方向端面とをあらかじめ接着材で仮止めした状態で、前記第2ブラケットと前記第1ブラケットとを連結することを特徴とする防振装置。
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