JP2007292275A - マウントブッシュ - Google Patents

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Abstract

【課題】ばね特性を良好に保った状態でシール性を確保したマウントブッシュとする。
【解決手段】座金15に接触することで軸方向に圧縮される円周突起14を鍔部13の外側面の径方向の一部に形成し、円周突起14を座金15に接触させて圧縮させることで、圧縮される面積を小さくして軸方向のばね定数を下げ、ばね特性を良好に保った状態でシール性を確保する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ギヤボックス等の被マウント部材をボデー等のマウント部に取り付ける際に用いられるマウントブッシュに関する。
自動車の、エンジンや変速機、サスペンションアーム、ステアリング機構のギヤボックス等の被マウント部材をボデー側の支持部材に取り付ける場合、振動等を吸収するためにマウントブッシュが用いられる(例えば、特許文献1〜特許文献4参照)。
ステアリング機構のギヤボックスを取り付けるためのマウントブッシュは、内筒の外周にゴム状の筒部本体が固定されると共に、筒部本体の端面に鍔部がそれぞれ形成され、鍔部の内側面間における筒部本体の外周にギヤボックスが圧入されると共に鍔部の外側面にそれぞれ取り付けボルトの座金が面接触する構造とされている。
そして、鍔部の内側面間における筒部本体の外周にギヤボックスが圧入され、一対の座金を介して内筒にボルトを挿入し、ボルトをボデー側に締め付けることによりワッシャを鍔部に圧接させることでギヤボックスがボデーに支持される。
マウントブッシュを用いることにより、マウントブッシュのラジアル方向の振動をゴムの弾性力により減衰することができると共に、鍔部の圧縮変形によりスラスト方向の振動を減衰することができる。また、鍔部により座金とギヤボックスとが直接接触することがなくなると共に、マウントブッシュ自体の軸方向のずれを防止することができる。
しかし、鍔部の厚さにより、鍔部が薄いものは組み付け時に鍔部に圧縮力が発生せずにシール性が劣ってしまう。逆に、鍔部が厚いものはシール性が良好であるが座金に面接触して圧縮される力が強くなりばね特性が悪化してしまう。
特開昭62−224743号公報 特開平11−280812号公報 特開2000−145888号公報 特開2002−81502号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、ばね特性を良好に保った状態でシール性を確保したマウントブッシュを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、内筒の外周にゴム状の筒部本体が固定されると共に、筒部本体の端面に鍔部がそれぞれ形成され、鍔部の内側面間における筒部本体の外周にマウント部材が圧入されると共に鍔部の外側面にそれぞれ固定板材が面接触するマウントブッシュにおいて、内筒の軸方向の長さに対して筒部本体の固定部の軸方向の長さが短くされ、固定板材に接触することで軸方向に圧縮される接触部を鍔部の外側面の径方向の一部に形成したことを特徴とするマウントブッシュにある。
第1の態様では、接触部を固定板材に接触させて圧縮させることで、圧縮される面積を小さくして軸方向のばね定数を下げ、ばね特性を良好に保った状態でシール性を確保する。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載のマウントブッシュにおいて、軸方向でマウント部材に重複する部位の鍔部の外側面に接触部を形成したことを特徴とするマウントブッシュにある。
第2の態様では、マウント部材の位置でスラスト方向の振動を確実に減衰することができる。
本発明の第3の態様は、第1もしくは第2の態様のいずれかの態様に記載のマウントブッシュにおいて、鍔部の外側面の径方向の最外周部位に接触部を形成したことを特徴とするマウントブッシュにある。
第3の態様では、鍔部の外側面の径方向の最外周部位に接触部が位置するため、外部からの異物の浸入を外側で阻止することができる。
本発明の第4の態様は、第1もしくは第2の態様のいずれかの態様に記載のマウントブッシュにおいて、鍔部の外側面の径方向の複数箇所に接触部を形成したことを特徴とするマウントブッシュにある。
第4の態様では、径方向の複数箇所の接触部を固定板材に接触させることで、ばね定数が低い複数の接触部によりスラスト方向の振動を減衰し、複数の接触部により外部からの異物の浸入を確実に阻止することができる。
上記目的を達成するための本発明の第5の態様は、内筒の外周にゴム状の筒部本体が固定されると共に、筒部本体の端面に鍔部がそれぞれ形成され、鍔部の内側面間における筒部本体がマウント部材に圧入され、鍔部の外側面にそれぞれ座金を面接触させてマウント部材を構造物に取り付けるためのマウントブッシュにおいて、内筒の軸方向の長さに対して筒部本体の固定部の軸方向の長さが短くされ、座金に接触することで軸方向に圧縮される円周突起を鍔部の外側面の径方向の一部に形成したことを特徴とするマウントブッシュにある。
第5の態様では、円周突起を座金に接触させて圧縮させることで、圧縮される面積を小さくして軸方向のばね定数を下げ、ばね特性を良好に保った状態でシール性を確保してマウント部材を構造物に取り付けることができる。円周突起の周方向の位置及び円周突起の高さを任意に設定することで、圧縮される面積を最適に設定して所望のばね定数でマウント部材を構造物に取り付けることができる。
本発明の第6の態様は、第5の態様に記載のマウントブッシュにおいて、円周突起は、座金の径方向中心側で筒部本体の外周外側における鍔部の外周面に形成されていることを特徴とするマウントブッシュにある。
第6の態様では、鍔部の内側面間における座金に円周突起を確実に接触させることができる。
本発明の第7の態様は、第5もしくは第6の態様に記載のマウントブッシュにおいて、ゴム状の筒部本体は内筒の外周に接着により固定されていることを特徴とするマウントブッシュにある。
第7の態様では、内筒に対して筒部本体を確実に固定することができる。
本発明の第8の態様は、第5〜第7のいずれかの態様に記載のマウントブッシュにおいて、筒部本体の圧入面の軸方向端部にはマウント部材の圧入面に対して非接触となる凹部が設けられていることを特徴とするマウントブッシュにある。
第8の態様では、筒部本体の軸方向に交差する方向の力に対して凹部により応力集中を抑制することができる。
本発明の第9の態様は、第5〜第8のいずれかの態様に記載のマウントブッシュにおいて、マウント部材は車両のギヤボックスであり、構造物は車両のボデーであることを特徴とするマウントブッシュにある。
第9の態様では、ばね特性を良好に保った状態でシール性を確保してギヤボックスを車両のボデーに取り付けることができる。
本発明のマウントブッシュは、ばね特性を良好に保った状態でシール性を確保したマウントブッシュとすることができる。
図1には本発明の第1実施形態例に係るマウントブッシュを適用したステアリング機構の概略構成、図2には本発明の第1実施形態例に係るマウントブッシュの概略斜視状況、図3には図1中の要部状況、図4には図3中のIV−IV線矢視、図5にはギヤボックスを固定した状態の断面を示してある。また、図17には大変位が生じた状態の断面を示してある。
図1に示すように、本発明のマウントブッシュ1はステアリング機構2のギヤボックス3をボデー4に取り付けるために用いられる。ステアリング機構2は、ステアリングホイール5からの操舵力がギヤボックス3内の図示しないピニオン及びラックに伝達され、電動モータ6の駆動力にアシストされて駆動輪7が操舵されるものである。
図2、図3、図4に示すように、マウントブッシュ1は、内筒11の外周にゴム状の筒部本体12が接着により固定されると共に、筒部本体12の端面に鍔部13がそれぞれ形成されている。内筒11の軸方向の長さに対して筒部本体12の内筒11への固定部の長さが短くされ、筒部本体12の外周にギヤボックス3が配されるようにマウントブッシュ1が圧入される。
鍔部13の外側面の径方向の一部である径方向の最外側部位、即ち、軸方向でギヤボックス3に重複する部位には外側に突出する接触部としての円周突起14が周方向に形成され、円周突起14は後述する座金に面接触することで圧縮されて与圧が付与される。円周突起14は鍔部13の径方向の一部であるため、後述する座金との接触面積は鍔部13の一部とされ、全面が接触する時に比べてばね定数を低下(静ばね特性を低下)させることができる。
図2、図4に示すように、鍔部13の内側面間における筒部本体12の圧入面の軸方向端部にはギヤボックス3の圧入面に対して非接触となる凹部13aが設けられている。凹部13aが設けられることにより、筒部本体12の軸方向に交差する方向の力、即ち、こじり力に対して応力集中を抑制することができ、内筒11と筒部本体12の固定力(接着力)を維持するとともに、ゴム状の筒部本体の保持力を維持することができる。つまり、接着剥がれが生じる虞およびゴム状の筒部本体の破壊が生じる虞が、大幅に低減される。
図1、図5に示すように、マウントブッシュ1は、固定板材としての座金15を軸方向の両側に介在させて内筒11にボルト16を挿入し、ボデー4に設けられたウエルドナット17にボルト16を螺合させることでボデー4側に固定される。ボルト16を締め付けることにより、円周突起14が座金15に面接触して圧縮される。尚、ボデー4側の座金15は省略される場合もある。
この状態で、ギヤボックス3のラジアル方向(図5中左右方向)の振動が筒部本体12で減衰される。また、鍔部13の一部をなす円周突起14が座金15に面接触して圧縮されて与圧が付与されているので、ギヤボックス3のスラスト方向(図5中上下方向)の振動が鍔部13の一部をなす円周突起14で減衰される。そして、外部からの水や油等の異物の浸入が円周突起14で阻止され、異音の発生が防止される。
上述したマウントブッシュ1は、鍔部13の一部をなす円周突起14を座金15に接触させて圧縮しているので、圧縮される面積を鍔部13の面積の一部としている。このため、圧縮される面積を小さくしてスラスト方向のばね定数を低下させることができる。従って、スラスト方向の振動が確実に減衰され、ばね特性を良好に保った状態でシール性を確保することが可能になる。
また、円周突起14は鍔部13の径方向の最外側部位に設けられているので、軸方向でギヤボックス3に重複する部位の鍔部13の外側面で減衰及びシールの作用を働かせることができ、スラスト方向の振動を確実に減衰することができると共に、外部からの異物の浸入をマウントブッシュ1の径方向の外側で阻止することができる。また、既存の接触部が存在しないマウントブッシュに対してゴム部だけの形状の変更により対応することができるので、コストの増加が生じない。
図17の左側半分に示すように、円周突起14は座金15に面接触することで圧縮されて初期圧縮が与えられた状態になっているので、図17の右側半分に示すように、マウントブッシュ1が下側(ギヤボックス3が上側)に大きく変位しても、初期圧縮の状態がキャンセルされるまでは円周突起14と座金15との接触が維持され、シール性を高次元で確保することができる。
図6〜図10に基づいて変位と荷重の状況を説明する。
図6にはマウントブッシュ1を試験装置の架台に載せた状態の断面、図7にはマウントブッシュ1に荷重を加えた状態の断面、図8、図9には比較例のマウントブッシュに荷重を加えた状態の断面、図10にはマウントブッシュと比較例のマウントブッシュの荷重と変位量の関係(ばね特性)を示してある。尚、図8、図9の比較例のマウントブッシュにおいてマウントブッシュと同一部材もしくは同一機能部材には同一符号を付して詳細な説明は省略してある。
図6に示すように、ギヤボックスに相当する試験片20を圧入し、一対のナット21及びねじ軸22を用いて座金に相当する接触板材23を挟み込み、試験装置の架台24に一方の接触板材23を載置する。この状態で軸方向に荷重Nを加え、その時の変位の状態を検証した。
図7に示した状態は、マウントブッシュに荷重Nを加えた状態である。
図8に示した比較例のマウントブッシュ25は、鍔部26に接触部が設けられておらず、鍔部26が接触板材23に接触しないものである。図9に示した比較例のマウントブッシュ27は鍔部28の全面が接触板材23に面接触するものである。
マウントブッシュ25は、鍔部26が接触板材23に接触しないので、図10に細線で示すように、荷重Nを加えた時の変位量(mm)の変化が大きく、荷重Nに対する変位が大きすぎるものになる。マウントブッシュ27は、鍔部28の全面が接触板材23に面接触するので、図10に点線で示すように、荷重Nを加えた時の変位量(mm)の変化が小さく、荷重に対する変位が小さすぎるものになる。
これに対し、マウントブッシュ1は、円周突起14だけが接触板材23に面接触するので、図10に太線で示すように、荷重Nを加えた時の変位量(mm)の変化が、マウントブッシュ25の場合とマウントブッシュ27の場合の間になる。このため、スラスト方向の荷重を適切な変位量で吸収することができることが判る。
図10から判るように、マウントブッシュ25の場合(図10中細線)、変位量は確保できるが隙間が生じた状態になるため、異物の浸入及びマウントブッシュ25自体の軸方向の移動が生じる虞がある。また、マウントブッシュ27の場合(図10中点線)、異物の浸入の虞はないが、荷重Nに対する変位量が不十分で、スラスト方向の荷重を吸収できずに振動を減衰することができない虞がある。
本願発明のマウントブッシュ1は(図10中太線)、スラスト方向の荷重を適切な変位量で吸収して振動を的確に減衰することができると共に、異物の浸入をなくすことができる。
図11〜図14、図16に基づいて本発明の他の実施形態例を説明する。
図11には本発明の第2実施形態例に係るマウントブッシュの断面、図16には円周突起の位置と面積の関係を表す説明、図12には本発明の第3実施形態例に係るマウントブッシュの断面、図13には本発明の第4実施形態例に係るマウントブッシュの断面、図14には本発明の第5実施形態例に係るマウントブッシュの断面を示してある。尚、マウントブッシュ1の構成部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してあり、いずれもギヤボックス3に圧入されるものである。
図11に示したマウントブッシュ31は、鍔部32の途中部位に一つの円周突起33が設けられたものである。そして、鍔部32の内側面間における筒部本体12の圧入面の軸方向端部にはギヤボックス3の圧入面に対して非接触となる凹部32aが設けられている。凹部32aが設けられることにより、筒部本体12の軸方向に交差する方向の力、即ち、こじり力に対して応力集中を抑制することができ、内筒11と筒部本体12の固定力(接着力)を維持することができる。
マウントブッシュ31は円周突起33が一つであるので、シール性を確保した状態でスラスト方向のばね定数を低めに設定することができる。
また、円周突起33の径方向の距離Aを変更することにより、円周突起33の座金15との接触面積を任意に設定することができる。即ち、図16に示すように、円周突起33の座金15との接触幅hは同じであるので、距離Aが長い図16(a)に示した場合の接触面積が、距離Aが短い図16(b)に示した場合の接触面積より広くなる。円周突起33の径方向の距離Aを任意の位置に設定することにより、所望のばね定数のマウントブッシュ31となる。
また、円周突起33の高さB(図11参照)を任意に設定することにより、初期圧縮量を任意に調整することができ、所望のばね定数を得ることができる。円周突起33の高さBを調整するため、圧縮された時に内筒11の端面側に変形して座金15と内筒11の端面との間に噛み込みが生じる虞がないので、高さBの設定の自由度を有した構造となる。
図12に示したマウントブッシュ36は、鍔部37の途中部位に円周突起38が設けられると共に、鍔部37の外側に円周突起39が設けられ、二つの円周突起38、39が同芯状態に備えられたものである。マウントブッシュ36は、鍔部37に二つの円周突起38、39が設けられているので、スラスト方向のばね特性を良好に保った状態でシール性を確実に確保することができる。
図13に示したマウントブッシュ41は、鍔部42の途中部から外側に漸次肉厚が薄くなる円周突起43が設けられたものである。マウントブッシュ41は、円周突起43の肉厚が外側に漸次薄くなっているので、シール性を確保した状態でスラスト方向のばね定数を的確に設定することができる。
図14に示したマウントブッシュ46は、鍔部47の外側に断面球状の円周突起48が設けられたものである。マウントブッシュ46は、円周突起48の断面形状が球状であるので、一つの円周突起48によりスラスト方向のばね特性を良好に保った状態でシール性を確実に確保することができる。
図15には第2実施形態例に係るマウントブッシュ31を用いてギヤボックス3を車両のボデー4に固定した例を示してある。即ち、第1実施形態例に係るマウントブッシュ1を用いてギヤボックス3を車両のボデー4に固定した場合の図5の状態に対応する。
図に示すように、鍔部32の内側面間における筒部本体12の外周にギヤボックス3が配されるようにマウントブッシュ31が圧入される。マウントブッシュ31は、座金15を軸方向の両側に介在させて内筒11にボルト16を挿入し、ボデー4に設けられたウエルドナット17にボルト16を螺合させることでボデー4側に固定される。ボルト16を締め付けることにより、円周突起33が座金15に面接触して圧縮される。円周突起33の径方向の距離Aを任意の位置に設定すると共に円周突起33の高さBを任意に設定して初期圧縮量を任意に調整することで、所望のばね定数でギヤボックス3をボデー4に固定することができる。
本発明は、ギヤボックス等の被マウント部材をボデー等のマウント部に取り付ける際に用いられるマウントブッシュの産業分野で利用することができる。
本発明の第1実施形態例に係るマウントブッシュを適用したステアリング機構の概略構成図である。 本発明の第1実施形態例に係るマウントブッシュの概略斜視図である。 図1中の要部説明図である。 図3中のIV−IV線矢視図である。 ギヤボックスを固定した状態の断面図である。 マウントブッシュを試験装置の架台に載せた状態の断面図である。 マウントブッシュに荷重を加えた状態の断面図である。 比較例のマウントブッシュに荷重を加えた状態の断面図である。 比較例のマウントブッシュに荷重を加えた状態の断面図である。 マウントブッシュの荷重と変位量の関係(ばね特性)を表すグラフである。 本発明の第2実施形態例に係るマウントブッシュの断面図である。 本発明の第3実施形態例に係るマウントブッシュの断面図である。 本発明の第4実施形態例に係るマウントブッシュの断面図である。 本発明の第5実施形態例に係るマウントブッシュの断面図である。 ギヤボックスを固定した状態の断面図である。 円周突起の位置と面積の関係を表す説明図である。 大変位が生じた状態の断面図である。
符号の説明
1、25、27、31、36、41、46 マウントブッシュ
2 ステアリング機構
3 ギヤボックス
4 ボデー
5 ステアリングホイール
6 電動モータ
7 駆動輪
11 内筒
12 筒部本体
13、26、28、32、37、42、47 鍔部
14、33、38、39、43、48 円周突起
15 座金
16 ボルト
17 ウエルドナット
20 試験片
21 ナット
22 ねじ軸
23 接触板材

Claims (9)

  1. 内筒の外周にゴム状の筒部本体が固定されると共に、筒部本体の端面に鍔部がそれぞれ形成され、鍔部の内側面間における筒部本体の外周にマウント部材が圧入されると共に鍔部の外側面にそれぞれ固定板材が面接触するマウントブッシュにおいて、内筒の軸方向の長さに対して筒部本体の固定部の軸方向の長さが短くされ、固定板材に接触することで軸方向に圧縮される接触部を鍔部の外側面の径方向の一部に形成したことを特徴とするマウントブッシュ。
  2. 請求項1に記載のマウントブッシュにおいて、
    軸方向でマウント部材に重複する部位の鍔部の外側面に接触部を形成したことを特徴とするマウントブッシュ。
  3. 請求項1もしくは請求項2に記載のマウントブッシュにおいて、
    鍔部の外側面の径方向の最外周部位に接触部を形成したことを特徴とするマウントブッシュ。
  4. 請求項1もしくは請求項2に記載のマウントブッシュにおいて、
    鍔部の外側面の径方向の複数箇所に接触部を形成したことを特徴とするマウントブッシュ。
  5. 内筒の外周にゴム状の筒部本体が固定されると共に、筒部本体の端面に鍔部がそれぞれ形成され、マウント部材に鍔部の内側面間における筒部本体が圧入され、鍔部の外側面にそれぞれ座金を面接触させてマウント部材を構造物に取り付けるためのマウントブッシュにおいて、内筒の軸方向の長さに対して筒部本体の固定部の軸方向の長さが短くされ、座金に接触することで軸方向に圧縮される円周突起を鍔部の外側面の径方向の一部に形成したことを特徴とするマウントブッシュ。
  6. 請求項5に記載のマウントブッシュにおいて、
    円周突起は、座金の径方向中心側で筒部本体の外周外側における鍔部の外周面に形成されていることを特徴とするマウントブッシュ。
  7. 請求項5もしくは請求項6に記載のマウントブッシュにおいて、
    ゴム状の筒部本体は内筒の外周に接着により固定されていることを特徴とするマウントブッシュ。
  8. 請求項5〜請求項7のいずれかに記載のマウントブッシュにおいて、
    筒部本体の圧入面の軸方向端部にはマウント部材の圧入面に対して非接触となる凹部が設けられていることを特徴とするマウントブッシュ。
  9. 請求項5〜請求項8のいずれかに記載のマウントブッシュにおいて、
    マウント部材は車両のギヤボックスであり、構造物は車両のボデーであることを特徴とするマウントブッシュ。


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