JP2002081502A - 筒形防振装置 - Google Patents

筒形防振装置

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JP2002081502A JP2000272594A JP2000272594A JP2002081502A JP 2002081502 A JP2002081502 A JP 2002081502A JP 2000272594 A JP2000272594 A JP 2000272594A JP 2000272594 A JP2000272594 A JP 2000272594A JP 2002081502 A JP2002081502 A JP 2002081502A
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seal rubber
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内筒金具の軸方向端部から水の侵入を長期間
に亘って防止することの出来る、新規なシール構造を備
えた筒形防振装置を提供すること。 【解決手段】 内筒金具12の軸方向端部の外周面に、
本体ゴム弾性体16から一体的に延び出す薄肉の接続ゴ
ム層34を被着形成すると共に、接続ゴム層34の軸方
向端縁部を内筒金具12の軸方向端面よりも軸方向外方
に突出させて、取付部材18に対して内筒金具12の外
周側で圧接される、環状シールゴム36を一体形成し、
且つ環状シールゴム36の内周側基端部42を、内筒金
具12の軸方向端面から軸方向内方に離隔した位置か
ら、凹状の略アール面形状で立ち上げた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、径方向に離隔配置せしめた内外
筒金具を本体ゴム弾性体で連結した筒形防振装置に係
り、特に、筒形防振装置を防振連結部材間に装着するに
際して、内筒金具の中心孔をシールして水等の侵入を防
止するシールゴムを備えた筒形防振装置に関するもので
ある。
【0002】
【背景技術】従来から、振動伝達系を構成する部材間に
介装される防振連結体の一種として、互いに径方向に離
隔配置された内筒金具と外筒金具の径方向対向面間に本
体ゴム弾性体を介在せしめて、それら内外筒金具を本体
ゴム弾性体によって弾性的に連結した筒形防振装置が知
られており、例えば、自動車において、サスペンション
メンバ等のメンバマウントや、デフマウント、ボデーマ
ウント、サスペンションブッシュ等への適用が提案され
ている。
【0003】ところで、このような筒形防振装置では、
一般に、防振連結される一方の部材に固設されたロッド
やボルト等が内筒金具に挿通されると共に、内筒金具の
軸方向両端面に対して、防振連結される部材や座金など
が圧接されて、内筒金具を軸方向に締め付けるようにし
て固着される一方、防振連結される他方の部材に形成さ
れた圧入孔に対して、外筒金具が圧入固定されることに
より、それら防振連結される二つの部材間に筒形防振装
置が組み付けられることとなる。その際、内筒金具の中
心孔内に水が侵入すると、錆による部材の錆び付きの
他、腐食による強度や耐久性の低下などの問題が発生す
るおそれがある。
【0004】そこで、従来では、例えば、内筒金具の軸
方向端面に薄肉のシールゴムを被着形成して、該シール
ゴムを、内筒金具と防振連結される部材等の間で挟圧せ
しめた構造が採用されている。
【0005】ところが、このようなシールゴムの挟圧に
よるシール構造では、繰り返し及ぼされる荷重や摺動に
起因してシールゴムにヘタリや磨耗が生ぜしめられるこ
とに伴って、シールゴムによるシール機能が早期に低下
し易く、長期間に亘って安定したシール機能を確保する
ことが極めて難しかった。
【0006】なお、実開昭57−165827号公報に
は、本体ゴム弾性体の軸方向端面にシール突起を突設し
た構造や、内筒金具の軸方向端部の外周面に対して本体
ゴム弾性体から別体形成されたシール突起を固着して突
設した構造が、開示されているが、本体ゴム弾性体にシ
ール突起を一体形成すると、本体ゴム弾性体の弾性変形
に伴ってシール突起にまで弾性変形が及ぼされるため
に、安定したシール性能が発揮され難いという問題があ
った。また、本体ゴム弾性体から別体形成されたシール
突起では、成形が面倒であることに加えて、シール突起
の内筒金具等への接着面に応力が集中して剥離や亀裂等
が生じ易いために、十分な耐久性が得られ難いという問
題があった。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、内筒金具の軸方向端部からの水の侵入を長
期間に亘って安定して防止することの出来る、新規なシ
ール構造を備えた筒形防振装置を提供することにある。
【0008】
【解決手段】以下、このような課題を解決するために為
された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各
態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の
組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至
は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることな
く、明細書全体および図面に記載され、或いはそれらの
記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づ
いて認識されるものであることが理解されるべきであ
る。
【0009】すなわち、本発明の第一の態様は、互いに
径方向に離隔配置された内筒金具と外筒金具の径方向対
向面間に本体ゴム弾性体を介在せしめて、それら内外筒
金具を該本体ゴム弾性体によって弾性的に連結した筒形
防振装置において、内筒金具の軸方向端部を、本体ゴム
弾性体から軸方向外方に延び出させて、内筒金具の軸方
向端部の外周面に、本体ゴム弾性体から一体的に延び出
す薄肉筒状の接続ゴム層を被着形成すると共に、該接続
ゴム層の軸方向端縁部を該内筒金具よりも軸方向外方に
まで突出させて、該内筒金具が取り付けられる取付部材
に対して該内筒金具の外周側で圧接せしめられる環状シ
ールゴムを一体形成し、且つ該環状シールゴムの内周側
基端部を、内筒金具の軸方向端面から軸方向内方に離れ
た位置から凹状の略アール面形状で立ち上げたことを、
特徴とする。
【0010】このような本態様に従う構造とされた筒形
防振装置においては、内筒金具の軸方向端部の外周面に
被着されて軸方向に延びる接続ゴム層によって、内筒金
具の軸方向端部に突設された環状シールゴムが本体ゴム
弾性体と接続されて一体成形されていることから、環状
シールゴムを、本体ゴム弾性体と同時に、容易に形成す
ることが出来ると共に、内筒金具に対して強固に固着せ
しめることが可能となる。しかも、接続ゴム層は薄肉
で、且つ内筒金具の外周面に被着されていることから、
本体ゴム弾性体と環状シールゴムの間での応力伝達が有
利に防止されるのであり、それによって、本体ゴム弾性
体による防振性能と、環状シールゴムによるシール性能
とが、両立して高度に且つ安定して発揮され得る。
【0011】また、環状シールゴムにおける内周側の基
端部が、内筒金具の軸方向端面から軸方向内方に離れて
位置せしめられており、環状シールゴムの成形に際して
の成形型と内筒金具の封止部分(所謂、ゴムの噛み切り
部分)が、内筒金具の外周面上で、軸方向端部から軸方
向内方に入り込んだ位置に設定されていることから、ゴ
ム材料の漏れ出しによる内筒金具の軸方向端面への回り
込みが防止され得る。即ち、内筒金具の軸方向端面にゴ
ム膜が形成されると、防振装置の装着状態下に及ぼされ
る荷重や摺動で該ゴム膜にヘタリや磨耗が生ぜしめられ
ることにより、内筒金具の軸方向端面と防振連結される
部材等の間にガタや隙間が発生し易くなるが、本態様に
おいては、そのような不具合の原因となるゴム膜の形成
が防止されて、安定した装着状態とシール性能が長期間
に亘って発揮されるのである。
【0012】更にまた、本態様の筒形防振装置では、環
状シールゴムにおける内周側の基端部に対して凹状の略
アール面が付されていることから、応力集中が軽減され
て亀裂や剥離による環状シールゴムの損傷が防止される
と共に、かかる環状シールゴムの内周側基端部を成形す
る金型部位の強度や耐久性も有利に確保され得る。
【0013】また、本発明の第二の態様は、前記第一の
態様に係る筒形防振装置において、環状シールゴムの内
周側基端部を、内筒金具の軸方向端面から軸方向内方に
0.5〜2.0mm離れた位置において、内筒金具から立
ち上げたことを、特徴とする。このような本態様におい
ては、環状シールゴムの内周側基端部を成形する金型部
位の強度や耐久性を十分に確保しつつ、環状シールゴム
の成形に際してのゴム材料の漏れ出しによる内筒金具の
軸方向端面への回り込みを、より安定して防止すること
が出来る。
【0014】また、本発明の第三の態様は、前記第一又
は第二の態様に係る筒形防振装置において、環状シール
ゴムの内周側基端部における凹状の略アール面を、曲率
半径が0.5mm以上で且つ接続ゴム層の肉厚寸法の1/
2以下の略半円形状としたことを、特徴とする。このよ
うな本態様においては、環状シールゴムの基端部におけ
る応力集中や荷重入力に伴う座屈的変形が一層有利に軽
減乃至は防止されて、シール性能の耐久性と安定性の更
なる向上が図られ得る。
【0015】また、本発明の第四の態様は、前記第一乃
至第三の何れかの態様に係る筒形防振装置において、環
状シールゴムの内径寸法と外径寸法の少なくとも一方
を、軸方向の突出先端側に行くに従って次第に大きくし
たことを、特徴とする。このような本態様においては、
環状シールゴムの突出先端部を、内筒金具が取り付けら
れる取付部材(防振連結すべき一方の部材)に対して当
接させた装着状態下において、環状シールゴムに生ぜし
められる圧縮応力が軽減されて、剪断変形し安くなるの
であり、それによって、ヘタリに起因する環状シールゴ
ムの当接圧の低下が軽減されて耐久性が向上され得る。
【0016】また、本発明の第五の態様は、前記第一乃
至第四の何れかの態様に係る筒形防振装置であって、環
状シールゴムにおいて、内筒金具から立ち上がる内周側
の基端部よりも軸方向内方側から、環状シールゴムの外
径寸法を突出先端側に行くに従って次第に大径化せしめ
たことを、特徴とする。このような本態様においては、
環状シールゴムの肉圧寸法、特に基端部の肉圧寸法を確
保して、応力集中の軽減による耐久性の向上を図ること
が出来ると共に、環状シールゴムの成形金型に抜け方向
のテーパを設定することにより、成形時の離型性を向上
させることも可能となる。
【0017】また、本発明の第六の態様は、前記第一乃
至第五の何れかの態様に係る筒形防振装置において、環
状シールゴムを、突出先端側に行くに従って次第に薄肉
化せしめたことを、特徴とする。このような本態様にお
いては、特に応力集中し易い環状シールゴムの基端部に
おける亀裂や剥離を防止して、更なる耐久性の向上を図
ることが可能となると共に、環状シールゴムの先端部分
のばね剛性を柔らかくすることにより、内筒金具が取り
付けられる取付部材における当接面への追従性を向上さ
せて、シール性能の更なる安定化を図ることもも可能と
なる。
【0018】また、本発明の第七の態様は、前記第一乃
至第六の何れかの態様に係る筒形防振装置であって、内
筒金具において、前記環状シールゴムが突設された側の
軸方向先端面が、全周に亘って平坦な円環状面とされて
いることを、特徴とする。このような本態様において
は、内筒金具が取り付けられる取付部材(防振連結すべ
き一方の部材)に対して、内筒金具をより強固に安定し
て固定することが可能となり、延いてはシール性能の更
なる向上にも資することとなる。
【0019】また、本発明の第八の態様は、前記第一乃
至第七の何れかの態様に係る筒形防振装置であって、内
筒金具において、軸方向一方の端部だけに、前述の如き
環状シールゴムを突設せしめたことを、特徴とする。即
ち、前記第一乃至第七の何れかの態様に係る筒形防振装
置では、内筒金具の軸方向両端部に環状シールゴムを突
設することも可能であり、それによって、内筒金具の中
心孔への軸方向両側からの水等の侵入を可及的に防止す
るようにすることも可能であるが、本態様においては、
内筒金具の軸方向一方の側だけに環状シールゴムを設け
たことにより、万一、内筒金具の中心孔内に侵入した水
等を、環状シールゴムが形成されていない側の軸方向端
部から排出させる構造も、採用可能となる。また、内筒
金具の中心孔の軸方向両端部を完全にシールする場合に
比して、温度変化等に起因して内筒金具の中心孔内に発
生する負圧による悪影響を回避することも容易となる。
【0020】また、本発明の第九の態様は、かかる第八
の態様に係る筒形防振装置において、内筒金具における
環状シールゴムが形成された側の軸方向端部が、他方の
軸方向端部よりも鉛直方向上側に位置するように装着し
たことを、特徴とする。このような本態様においては、
重力の影響を考慮して、装着状態下で、内筒金具の中心
孔内への水等を侵入を可及的に防止しつつ、万一、水等
が侵入した場合には、内筒金具の中心孔から容易に排出
させることが可能となる。
【0021】
【発明の実施形態】以下、本発明を更に具体的に明らか
にするために、本発明の実施形態について、図面を参照
しつつ、詳細に説明する。
【0022】先ず、図1〜2には、本発明の一実施形態
としての自動車用のサスペンションメンバマウント10
が、示されている。このメンバマウント10は、互いに
径方向に離隔配置された内筒金具12と外筒金具14
が、それらの径方向対向面間に介在せしめられた本体ゴ
ム弾性体16によって連結されている。そして、図3に
示されているように、内筒金具12が自動車ボデー18
に取り付けられて固定される一方、外筒金具14がサス
ペンションメンバ20に取り付けられて固定されること
により装着されて、サスペンションメンバ20を自動車
ボデー18に対して防振支持せしめるようになってい
る。なお、以下の説明中、上下方向とは、原則として、
略鉛直方向となる図1および3における上下方向をいう
ものとする。
【0023】より詳細には、内筒金具12は、鉄鋼やア
ルミニウム合金等の剛性の金属材で形成されており、ス
トレートな厚肉の小径円筒形状を有している。また、内
筒金具12の軸方向中間部分には、軸方向下方に偏倚し
た位置に、軸方向長さの略半分に亘って延びる大径部2
2が一体形成されている。
【0024】また、外筒金具14は、内筒金具12と同
様に、鉄鋼やアルミニウム合金等の剛性の金属材で形成
されており、内筒金具12よりも大径の薄肉円筒形状を
有していると共に、軸方向長さが内筒金具12の略半分
とされている。また、外筒金具14の軸方向下方の端部
には、径方向外方に向かって広がるフランジ部24が一
体形成されている。そして、この外筒金具14は、内筒
金具12に内挿されており、同一中心軸上で内筒金具1
2の径方向外方に離隔して位置せしめられており、内筒
金具12の大径部22の外周側を、全体に亘って覆うよ
うにして配設されている。
【0025】さらに、これら内筒金具12と外筒金具1
4の対向面間には、本体ゴム弾性体16が介在せしめら
れており、この本体ゴム弾性体16によって、内筒金具
12と外筒金具14が弾性的に連結されている。
【0026】この本体ゴム弾性体16は、全体として厚
肉の略円筒形状を有しており、その内周面に対して、内
筒金具12の大径部22が加硫接着されていると共に、
その外周面に対して、外筒金具14が加硫接着されてい
る。要するに本実施形態では、本体ゴム弾性体16が、
内筒金具12と外筒金具14を一体的に備えた一体加硫
成形品26として形成されているのである。
【0027】なお、内筒金具12と外筒金具14の径方
向中間部分には、周方向全周に亘って連続して延びる薄
肉円筒形状のインナスリーブ28が、同一中心軸上で、
内外筒金具12,14から離隔位置して配設されてお
り、本体ゴム弾性体16の厚さ方向(所謂、径方向)中
間部分を軸方向に貫通して配設され、本体ゴム弾性体1
6に対して加硫接着されている。即ち、このインナスリ
ーブ28によって、本体ゴム弾性体16、延いてはメン
バマウント10の軸方向と軸直角方向のばね比が調節さ
れており、軸方向に対して軸直角方向のばね特性が硬く
設定されているのである。
【0028】また、本体ゴム弾性体16には、内筒金具
12を挟んで軸直角方向一方向で対向する位置におい
て、軸方向に貫通する一対のスリット30,30が形成
されている。即ち、これらのスリット30,30によっ
て、本体ゴム弾性体16、延いては、メンバマウント1
0の軸直角方向のばね比が調節されており、スリット3
0,30が対向位置する径方向のばね特性が、それに直
交する径方向のばね特性に比して柔らかく設定されてい
る。なお、各スリット30には、その中間部分を貫通し
てインナスリーブ28が配設されている。
【0029】また、外筒金具14のフランジ部24に
は、軸方向下方に向かって突出する緩衝ゴム32が、フ
ランジ部24の全周に亘って突出形成されている。な
お、本実施形態では、この緩衝ゴム32は、本体ゴム弾
性体16が外筒金具14のフランジ部24上にまで回さ
れることにより、本体ゴム弾性体16と一体形成されて
いる。
【0030】一方、内筒金具12の軸方向上端部分(大
径部22よりも軸方向上側部分)は、本体ゴム弾性体1
6から軸方向上方に向かって大きく突出して延び出して
おり、特に、本実施形態では、5.0mm以上、好ましく
は、10.0mm以上、より好ましくは、15.0mm以上
の長さで、本体ゴム弾性体16の軸方向上端面から軸方
向外方に突出せしめられている。そして、この突出した
内筒金具12の軸方向上端部の外周面には、本体ゴム弾
性体16から一体的に延び出した薄肉の円筒形状を有す
る、接続ゴム層34が密着状態で形成されており、加硫
接着によって、突出部分を全体に亘って覆うようにして
被着されている。特に、本実施形態では、接続ゴム層3
4の肉厚寸法が、0.5〜5.0mm、好ましくは、1.
0〜3.0mmとされる。
【0031】そして、内筒金具12の軸方向上端部の外
周側には、かかる接続ゴム層34によって、内筒金具1
2を全周に亘って取巻くように延びる環状シールゴム3
6が、突出形成されている。この環状シールゴム36
は、図4に要部が拡大して図示されているように、内筒
金具12の軸方向端面から軸方向内方に、所定距離(接
続ゴム層34の肉厚寸法の略3/4倍):Laだけ離れ
た位置から立ち上がって、軸方向外方に延び出してお
り、内筒金具12の軸方向端面よりも、所定高さ(La
と略同一):Lbだけ突出せしめられている。特に、本
実施形態では、Laが、0.5〜4.0mm、好ましく
は、1.0〜3.0mmに、また、Lbが、0.1〜4.
0mm、好ましくは、0.5〜2.0mmに設定される。
【0032】また、かかる環状シールゴム36の外周面
38は、内筒金具12の軸方向端面から所定距離(接続
ゴム層34の肉厚寸法の略三倍):Lcだけ軸方向内方
に離隔した位置から、次第に軸方向外方に向かって大径
化されている。特に、本実施形態では、Lcが、1.0
〜15.0mm、好ましくは、1.5〜10.0mmに設定
されて、Lc>Laとされている。また、環状シールゴ
ム36の内周面40も、環状シールゴム36の内周側基
端部(所謂、立上部)42から突出方向に向かって次第
に大径化されている。要するに、これら環状シールゴム
36の外周面38および内周面40は、何れも、突出方
向に向かって次第に大径化するテーパ面として形成され
ている。換言すれば、環状シールゴム36が全体とし
て、内筒金具12から離れて、径方向斜め外方に向かっ
て軸方向に突出するテーパ筒形状とされているのであ
る。
【0033】なお、本実施形態では、環状シールゴム3
6の内周面40のテーパ角よりも、外周面38のテーパ
角のほうが僅かに小さくされており、環状シールゴム3
6が突出方向先端部分に向かって、次第に薄肉化されて
いる。
【0034】また、接続ゴム層34の径方向(軸直角方
向)において、接続ゴム層34の外周面から径方向外方
へ全体に亘って突出する、環状シールゴム36の突出高
さ(接続ゴム層34の肉厚寸法の略半分):Ldは、本
実施形態では、0.3〜2.5mm、好ましくは、0.5
〜1.5mmに設定される。
【0035】すなわち、上述の説明からも明らかなよう
に、環状シールゴム36の内周側基端部42が、凹状の
略アール面形の断面形状とされている一方、環状シール
ゴム36の環状突起46が、略円弧形状とされており、
環状シールゴム36が、周方向に一定の断面形状で内筒
金具12の全周に亘って連続して形成されている。ま
た、かかる環状シールゴム36は、接続ゴム層34を介
して、本体ゴム弾性体16から充分離れた位置を保ちつ
つ、本体ゴム弾性体16の成形と同時に一体加硫成形さ
れている。なお、本実施形態では、内周側基端部42の
曲率半径Rが、0.5mm以上で且つ接続ゴム層34の肉
厚寸法以下に設定される。
【0036】上述の如き構造とされたサスペンションメ
ンバマウント10においては、図3に示されているよう
に、サスペンションメンバ20の装着孔48に対して、
外筒金具14が圧入固定されることにより取り付けられ
る一方、内筒金具12の挿通孔51に対して、内挿スリ
ーブ50が挿入されており、この内挿スリーブ50の挿
通孔52の軸方向下部から、ボルト54が挿通されて、
自動車ボデー18に固定されたナット56に螺着される
ことによって、内筒金具12がボルト固定されることと
なる。それによって、メンバマウント10が、自動車ボ
デー18とサスペンションメンバ20の間に装着され、
以て、サスペンションメンバ20を自動車ボデー18に
対して防振するようにされる。
【0037】また、そのような装着状態下では、ボルト
54の頭部(図3、軸方向下端部)側には、ワッシャ5
8とストッパプレート60が外挿されて、内筒金具12
の軸方向下端部側に締付け固定されている。このストッ
パプレート60は、薄肉の略円環板形状を有しており、
軸直角方向に広がる外周縁部分が、外筒金具14のフラ
ンジ部24の軸方向下方に位置せしめられて、フランジ
部24上に突設された緩衝ゴム32に対して、軸方向下
方に離間して対向位置せしめられている。要するに、こ
のストッパプレート60が緩衝ゴム32を介して、外筒
金具14のフランジ部24に当接することにより、内外
筒金具12,14、延いては、サスペンションメンバ2
0の自動車ボデー18に対する軸方向の相対的変位量
が、緩衝的に制限されるようになっている。
【0038】これにより、内筒金具12は、ボルト54
に固定されたストッパプレート60と、自動車ボデー1
8との間で軸方向に締付け固定されており、その軸方向
両端面は、ストッパプレート60と、自動車ボデー18
の対向面に対して、それぞれ強固に当接固定されてい
る。
【0039】また一方、内筒金具12の軸方向上端部分
における外周面に対して、内筒金具12に突設された環
状シールゴム36が、自動車ボデー18に対して圧接さ
れている。即ち、環状シールゴム36は、図5に環状シ
ールゴム36の圧縮変形した状態が拡大して示されてい
るように、内周側基端部42が内筒金具12に対して固
着されていると共に、その突出先端部分(環状突起4
6)が自動車ボデー18に当接されることにより、全体
として弾性変形せしめられており、以って、その弾性に
基づいて、自動車ボデー18に対して追従して密着状態
が保持されるようになっている。
【0040】それ故、かかるサスペンションメンバマウ
ント10においては、内筒金具12の軸方向上端面と自
動車ボデー18との当接部位が、外部空間から環状シー
ルゴム36によって略完全にシールされるのであり、タ
イヤによって跳ね上げられた水等が飛散して、メンバマ
ウント10にかかる場合においても、環状シールゴム3
6によって、環状シールゴム36より内部、延いては内
筒金具12の中心孔(挿通孔52)内への水等の侵入が
有利に防止されて、良好なる防振性能が発揮され得るの
である。
【0041】特に、本実施形態では、環状シールゴム3
6の内周側基端部42にアール面が形成されていること
により、環状シールゴム36における応力集中が軽減さ
れて、環状シールゴム36の耐久性が向上される。しか
も、環状シールゴム36が、本体ゴム弾性体16とは、
充分に離れて応力的に独立して形成されていることによ
り、本体ゴム弾性体16に及ぼされる荷重による弾性変
形の影響を受けずに、安定したシール性が発揮され得
る。
【0042】また、本実施形態においては、内筒金具1
2の軸方向一方の端部(上方端部)にのみ、環状シール
ゴム36が設けられていることから、万一、水等が内筒
金具12の中心孔(挿通孔51)内に侵入した場合にお
いても、軸方向他方の端部(下方端部)に、水等の排出
機構を有利に設けることが可能となる。また、温度変化
等に起因して中心孔内に生ずる負圧等の悪影響も有利に
回避され得る。
【0043】特に、本実施形態においては、環状シール
ゴム36を、内筒金具12の軸方向上側に位置せしめた
ことにより、万一、水等が内筒金具12の中心孔(挿通
孔52)内に侵入した場合においても、重力作用によっ
て、内筒金具12の中心孔の中心部乃至は軸方向下側か
ら容易に排出させることが出来る。
【0044】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、これらはあくまでも例示であって、本発明は、
これらの実施形態における具体的記載によって、何等、
限定的に解釈されるものでない。
【0045】例えば、前記実施形態では、インナスリー
ブ28やスリット30が、本体ゴム弾性体16を軸方向
に貫通して、それぞれ所定の周方向長さで形成されてい
たが、周方向の全周に亘って不連続に延びるインナスリ
ーブや、軸方向に所定長さで延びる有底穴形状のスリッ
トを採用しても良く、要求される防振特性によっては、
インナスリーブやスリットを設けなくても良い。
【0046】また、環状シールゴム36の内周側基端部
42から、凹状の略アール面形状で立ち上げられる環状
突起46、延いては環状シールゴム36の具体的形状や
構造は、要求される防振特性や、取付けられるボデーの
形状等に応じて適宜に変更されるものであって、何等、
限定されるものでない。
【0047】具体的には、例えば、図6に示されている
ように、環状シールゴム36の外周面38および内周面
40のテーパ角を同一にして、略円弧形状の突出先端部
付近まで、一定の肉厚:tの断面形状を有する環状突起
62とすることも可能である。また、図7に示されてい
るように、外周面38に僅かなテーパを設ける一方、内
周面40を鉛直方向に延ばして軸方向斜め外方(軸方向
上方で且つ径方向)に突出させた環状突起64とするこ
とも可能である。更にまた、図8に示されているよう
に、外,内周面38,40を共に、鉛直方向に延ばし
て、内筒金具12の軸方向端面から突出させた環状突起
66とすることも可能である。更に、図9に示されてい
るように、外,内周面38,40を共に、軸方向斜め外
方に湾曲して突出させた環状突起68とすることも可能
である。
【0048】また、本発明に従う構造とされたメンバマ
ウント10は、流体封入式のメンバマウントにも適用可
能である。具体的には、例えば、実開昭62−0253
48号公報や実開昭62−050344号公報等にも記
載されているように、内部に非圧縮性流体が封入された
流体室が形成されており、振動入力時に生ぜしめられる
流体の流動作用に基づいて防振効果を得るようにした流
体封入式の筒形防振装置等に対しても同様に、本発明は
適用可能である。
【0049】更にまた、前記実施形態では、ストッパプ
レート60が、サスペンションメンバ20の装着状態下
において、メンバマウント10の軸方向下部に取付けら
れていたが、要求される防振特性によっては、そのよう
なストッパプレート60は、必ずしも設ける必要はな
い。また、その場合において、フランジ部24に密着し
て取り付けられる緩衝ゴム32の大きさや形状等も、適
宜に変更可能である。
【0050】加えて、本発明は、例示の如き自動車用メ
ンバマウントの他、自動車用ボデーマウントや、デフマ
ウント等、或いは、自動車以外の各種装置における筒形
防振装置に対して、何れも、適用可能である。
【0051】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされた筒形防振装置においては、環状シー
ルゴムが、内筒金具の軸方向端面から軸方向外方に位置
して凹状の略アール面形状で立ち上げられていることか
ら、優れた耐久性とシール性が発揮され得る。しかも、
かかる環状シールゴムは、軸方向に延びる薄肉の接続ゴ
ム層を介して本体ゴム弾性体と一体成形されていること
から、容易に形成することが出来ると共に、内筒金具に
対して強固に接着され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのサスペンションメ
ンバマウントを示す縦断面図であって、図2におけるI
−I断面に相当する図である。
【図2】図1に示されたサスペンションメンバマウント
の平面図である。
【図3】図1に示されたサスペンションメンバマウント
の装着状態を示す縦断面図である。
【図4】図1に示されたサスペンションメンバマウント
の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図5】図3における要部を拡大して示す縦断面図であ
る。
【図6】本発明の別の実施形態としてのサスペンション
メンバマウントの要部を拡大して示す縦断面図である。
【図7】本発明の更に別の実施形態としてのサスペンシ
ョンメンバマウントの要部を拡大して示す縦断面図であ
る。
【図8】本発明の更に別の実施形態としてのサスペンシ
ョンメンバマウントの要部を拡大して示す縦断面図であ
る。
【図9】本発明の更に別の実施形態としてのサスペンシ
ョンメンバマウントの要部を拡大して示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 サスペンションメンバマウント 12 内筒金具 14 外筒金具 16 本体ゴム弾性体 34 接続ゴム層 36 環状シールゴム 42 内周側基端部
フロントページの続き (72)発明者 川勝 副喜 愛知県小牧市東三丁目1番地 東海ゴム工 業株式会社内 Fターム(参考) 3J048 AA01 BA19 EA15 3J059 AB12 AD05 BA42 BD05 BD07 BD09 CB03 DA44 GA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに径方向に離隔配置された内筒金具
    と外筒金具の径方向対向面間に本体ゴム弾性体を介在せ
    しめて、それら内外筒金具を該本体ゴム弾性体によって
    弾性的に連結した筒形防振装置において、 前記内筒金具の軸方向端部を、前記本体ゴム弾性体から
    軸方向外方に延び出させて、該内筒金具の軸方向端部の
    外周面に、該本体ゴム弾性体から一体的に延び出す薄肉
    筒状の接続ゴム層を被着形成すると共に、該接続ゴム層
    の軸方向端縁部を該内筒金具よりも軸方向外方にまで突
    出させて、該内筒金具が取り付けられる取付部材に対し
    て該内筒金具の外周側で圧接せしめられる環状シールゴ
    ムを一体形成し、且つ該環状シールゴムの内周側基端部
    を、該内筒金具の軸方向端面から軸方向内方に離れた位
    置から凹状の略アール面形状で立ち上げたことを特徴と
    する筒形防振装置。
  2. 【請求項2】 前記環状シールゴムの内周側基端部を、
    前記内筒金具の軸方向端面から軸方向内方に0.5〜
    2.0mm離れた位置において、該内筒金具から立ち上げ
    た請求項1に記載の筒形防振装置。
  3. 【請求項3】 前記環状シールゴムの内周側基端部にお
    ける凹状の略アール面を、曲率半径が0.5mm以上で且
    つ前記接続ゴム層の肉厚寸法の1/2以下の略半円形状
    とした請求項1又は2に記載の筒形防振装置。
  4. 【請求項4】 前記環状シールゴムの内径寸法と外径寸
    法の少なくとも一方を、軸方向の突出先端側に行くに従
    って次第に大きくした請求項1乃至3の何れかに記載の
    筒形防振装置。
  5. 【請求項5】 前記環状シールゴムにおいて、前記内筒
    金具から立ち上がる内周側の基端部よりも軸方向内方側
    から、該環状シールゴムの外径寸法を突出先端側に行く
    に従って次第に大径化せしめた請求項1乃至4の何れか
    に記載の筒形防振装置。
  6. 【請求項6】 前記環状シールゴムを、突出先端側に行
    くに従って次第に薄肉化せしめた請求項1乃至5の何れ
    かに記載の筒形防振装置。
  7. 【請求項7】 前記内筒金具において、前記環状シール
    ゴムが突設された側の軸方向先端面が、全周に亘って平
    坦な円環状面とされている請求項1乃至6の何れかに記
    載の筒形防振装置。
  8. 【請求項8】 前記内筒金具において、軸方向一方の端
    部だけに、前記環状シールゴムが突設された請求項1乃
    至7の何れかに記載の筒形防振装置。
  9. 【請求項9】 前記内筒金具における前記環状シールゴ
    ムが形成された側の軸方向端部が、他方の軸方向端部よ
    りも鉛直方向上側に位置するように装着した請求項8に
    記載の筒形防振装置。
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