JP4875234B2 - 孔版印刷用w/oエマルションインキ - Google Patents

孔版印刷用w/oエマルションインキ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、孔版印刷用W/Oエマルションインキに関し、更に詳しくは、高温保存安定性に優れ(高温保存による粘度低下が小さく)、裏移りが少ない孔版印刷用W/Oエマルションインキに関する。
【0002】
【従来の技術】
孔版印刷方法は周知のように、孔版印刷原紙を用い、この原紙の穿孔部を介して原紙の一方の側より他方の側へインキを移動させることにより、紙などの被印刷物面に印刷を行うものである。従来より用いられているインキは油中水型(=W/O)のエマルションインキであるが、揮発性溶剤、不揮発性溶剤、樹脂、着色剤、界面活性剤、水、凍結防止剤、電解質、防腐剤より構成されている。
【0003】
近年、輪転孔版印刷機もマイクロコンピューター等による自動化が進み、操作も簡単になり、国内外での孔版印刷の一般利用が増加している。しかし、インキの流通過程での保管環境は夏期のテント内や輸出の際の船積みなど、高温になることが多く、高温保存安定性に優れた(高温保存による粘度低下が小さい)インキが望まれている。また、印刷直後に印刷物が積み重ねられた場合に、未乾燥のインキが上の印刷物の裏面に移行し汚れる、すなわち裏移りを減少させることが常に望まれている。
【0004】
しかしながら、従来、例えば特開平7−157701号公報では、油相中に乳化剤(=界面活性剤)として多価アルコールのイソステアリン酸エステルを含有させ高温保存安定性の改善することが提案されているが、この方法をとった場合インキの浸透性が悪化し、未乾燥のインキが上の印刷物の裏面に移行し汚れ(裏移り)を生じ、印刷物の品質を低下させる問題があった。また、特開平6−107998号公報、特開平8−3501号公報、特開平10−81845号公報、特開平11−12522号公報では、油相中に乳化剤としてソルビタンオレエートを使用しているが、高温保存安定性に関しての評価がなされていない。更に、特開平6−329990号公報では、水相へ硫酸マグネシウムを添加(その表1参照)しているが、これも高温保存安定性に関しての評価はなされていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、前記従来技術の欠点を除去し、輪転孔版印刷機において、
高温保存安定性に優れ、且つ耐裏移り性に優れた孔版印刷用W/Oエマルションインキを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、第一に、油相10〜90重量%及び水相90〜10重量%によって構成される油中水型(=W/O)エマルションインキにおいて、
前記油相中に乳化剤としてHLBが4.3のソルビタンオレエートを含み、ソルビタンオレエートの水酸基価が204〜220mgKOH/gであり、前記ソルビタンオレエートの酸価が5.3〜6.1mgKOH/gであり、かつ前記ソルビタンオレエートのエステル価が142〜144mgKOH/gであり、
前記ソルビタンオレエートの含有量が前記インキ重量の3重量%であり、
前記油相中にナフテン系オイルを含有することを特徴とする孔版印刷用W/Oエマルションインキが提供される。
【0008】
に、上記第一に記載した孔版印刷用W/Oエマルションインキにおいて、その水相中に硫酸マグネシウムを含有することを特徴とする孔版印刷用W/Oエマルションインキが提供される。
【0009】
すなわち、本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、油相中に乳化剤としてHLBが3〜5のソルビタンオレエートを含み、且つそのソルビタンオレエートの水酸基価が195〜220mgKOH/gであること、好ましくは、油相中にナフテン系オイルを含有すること、更に好ましくは、水相中に硫酸マグネシウムを含有することにより、高温保存安定性に優れ、耐裏移り性に優れたものとなることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
本発明の孔版印刷用エマルションインキのこれらの効果は、油相中に乳化剤としてHLBが3〜5のソルビタンオレエートを含み、且つそのソルビタンオレエートの水酸基価が195〜220mgKOH/gであること、好ましくは、油相中にナフテン系オイルを含有すること、更に好ましくは、水相中に硫酸マグネシウムを含有することにより、乳化剤の親水基は強固にW/Oエマルションの内相である水相に拘束され、親油基は油相中に相溶伸直し界面膜強度が上昇し、高温保存安定性を向上させていると考えられる。また、多価アルコールのイソステアリン酸エステルを含有させ高温保存安定性を改善する場合と異なり、親油基の分子構造に枝分かれがなく、インキの降伏値が上昇することがない為、耐裏移り性が悪化することもないと考えられる。乳化剤の水酸基価が195mgKOH/gより小さい場合、水相の親水基に対する拘束力が小さくなり界面膜強度が低下し、高温保存安定性が悪化すると考えられる。また、乳化剤の水酸基価が220mgKOH/gより大きい場合、水相の親水基に対する拘束力が大きくなり、乳化剤が水相中にとけ込む形になり界面膜強度が低下し、高温保存安定性が悪化すると考えられる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を更に詳細に説明する。
前記エマルションの油相は、油成分、不溶性着色剤分散剤、不溶性着色剤、体質顔料、樹脂、乳化剤等により構成され、また水相は、水、電解質,防黴剤、水蒸発防止剤、水溶性高分子、水中油型樹脂エマルションなどから構成される。本発明で使用を提案している乳化剤、油成分、電解質以外の構成成分は、エマルションの形成を阻害しない公知のものが使用される。
【0012】
本発明で用いられる色剤としては、各種色調の公知の顔料、分散染料等を用いることができ、アセチレンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック等のカーボンブラック類、アルミニウム粉、ブロンズ粉などの金属粉、弁柄、黄鉛、群青、酸化クロム、酸化チタン等の無機顔料、不溶性アゾ顔料、アゾレーキ顔料、縮合アゾ顔料などのアゾ系顔料、無金属フタロシアニン顔料や銅フタロシアニン顔料、などのフタロシアニン系顔料、アトラキノン系、キナクリドン系、イソインドリノン系、イソインドリン系、ジオキサンジン系、スレン系、ペリレン系、ペリノン系、チオインジゴ系、キノフタロン系、金属錯体、などの縮合多環系顔料、酸性又は塩基性染料のレーキ等の有機顔料、ジアゾ染料、アントラキノン系染料等の油溶性染料、蛍光顔料等が挙げられる。また、蛍光顔料としては、合成樹脂を塊状重合する際又は重合した後に、様々な色相を発色する蛍光染料を溶解又は染着し、得られた着色塊状樹脂を粉砕して微細化した、所謂、合成樹脂固溶体タイプのもので、染料を坦持する合成樹脂としては、メラミン樹脂、尿素樹脂、スルホンアミド樹脂、アルキド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等を染料に坦持する蛍光顔料等が挙げられる。これらの染顔料類は、単独でも2種以上混合して添加しても良い。
【0013】
油相に分散された不溶性着色剤の平均粒径は10〜0.1μm、好ましくは1〜0.1μmであることが望ましい。その使用量は必要量に応じて添加することが可能であるが、通常2〜15重量%である。また、油相、水相に分散あるいは添加されるが、性質の近い着色剤は2種類以上の着色剤を同相に添加しても良い。
【0014】
カーボンブラックに関しては、油相に添加する場合にはpH5未満の酸性のカーボンブラックを使用することが望ましい。代表的なカーボンブラックとしては、MA−100、MA−7、MA−77、MA−11、#40、#44(三菱化学社製)Raven1100、Raven1080、Raven1255、Raven760、Raven410(コロンビヤンカーボン社製)などが挙げられる。
【0015】
本発明で使用されるナフテン系オイルは、環分析によるナフテン成分の炭素含有量(CN)が30%以上、且つ芳香族成分の炭素の含有量(CA)が20%以下、且つパラフィン成分の炭素含有量(CP)が55%以下である鉱物油:モービル石油社のガーゴオイルアークティックオイル155及び300ID、ガーゴオイルアークティックオイルライト及びガーゴオイルアークティックオイルCヘビー:出光興産社のダイアナプロセスオイル(NP−24、NR−26、NR−68、NS−90S、NM−280など)、ダイアナフレシアシリーズ(N−28、N−90、N−150、U−46、U−56、U−68、U−130、U−170、U−260):日本サン石油社のサンセンオイルシリーズ(410、420、450、480、3125、4240等)等が挙げられる。
【0016】
本発明に使用される油成分は、上記ナフテン系オイル以外に保存安定性などを阻害しない範囲で他のオイルを併用してもよい。例えば石油系溶剤、流動パラフィン、スピンドル油、マシン油、潤滑油、鉱物油;あまに油、トール油、とうもろこし油、オリーブ油、ナタネ油、ヒマシ油、脱水ヒマシ油、大豆油、やし油等の植物油等が使用される。また、本発明においては安全性、保存安定性を阻害しない範囲で合成油も併用できる。
【0017】
本発明で使用されるパラフィン系オイルとしては、モービル石油社のガーゴオイルアークティックシリーズ(1010、1022、1032、1046、1068、1100、3032、3046、3068など)、日本石油社の日石スパーオイルシリーズ(B、C、D、Eなど)、出光興産社のダイアナプセスオイル(PX−32、PX−90、PW−32、PW−90、PW−380、PS−32、PS−90、PS−430など)、ダイアナフレシアシリーズ(S−32、S−90、P−32、P−90、P−150、P−180、P−430など)、等が挙げられる。
【0018】
安全性の高い石油系溶剤としては、エクソン化学社のアイソパーシリーズ(C、E、G、H、L、Mなど)及びエクソール(D30、D40、D80、D110、D130など)、日本石油社のAFソルベントシリーズ(4号、5号、6号、7号)等が挙げられる。
【0019】
これらの油成分は安定性を考慮した場合、3環以上の縮合芳香族環を含む芳香族炭化水素である多環芳香族成分が3質量%未満のものを使用することが望ましい。更に、変異原性指数MIが1.0未満、アロマ分(%CA)が20〜55%、アニリン点が100℃以下であって、且つオイル全重量基準でベンゾ[a]アントラセン、ベンゾ[b]フルオランテン、ベンゾ[j]フルオランテン、ベンゾ[k]フルオランテン、ベンゾ[a]ピレン、ジベンゾ[a、j]アクリジン等の多環芳香族の含有量がそれぞれ個々に10重量ppm以下であり、含有量の合計量が50ppm以下である、安全性の高いアロマー系オイル(特開平11−80640号公報参照)も必要であれば使用しても良い。
【0020】
本発明で用いられる乳化剤は、HLBが3〜5のソルビタンオレエートを含み、且つそのソルビタンオレエートの水酸基価が195〜220mgKOH/gであるもので、例えばソルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタンジオレエート、ソルビタントリオレエートで、花王社のレオドールAO−10、AO−15、日本油脂社のOP−80R、等が挙げられる。添加量は通常インキ重量の0.5〜15重量%、好ましくは2〜5重量%とすればよい。
【0021】
本発明に使用される乳化剤は、上記のHLBが3〜5のソルビタンオレエートを含み、且つそのソルビタンオレエートの水酸基価が195〜220mgKOH/gであるもの以外に、保存安定性などを阻害しない範囲で他の乳化剤を併用してもよい。乳化剤は油中水型のエマルションを形成する目的で使用され、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤のいずれでも良く、低分子でも高分子でも良い。例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ソルビタンモノステアレート等のソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート、などのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリルモノステアレート、デカグリセリルトリオレエート、ヘキサグリセリンポリリシノレートなどの(ポリ)グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン植物油脂肪酸エステルなどのポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン・脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、硬化ヒマシ油及び高級アルコール等が挙げられる。
【0022】
本発明に使用され、油相に添加される樹脂としては、ロジン;重合ロジン、水素化ロジン、ロジンエステル、ロジンポリエステル樹脂、水素化ロジンエステル等のロジン系樹脂;ロジン変性アルキド樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂;ロジン変性フェノール樹脂、等のロジン変性樹脂;マレイン酸樹脂;フェノール樹脂;石油樹脂;環化ゴムなどのゴム誘導体樹脂;テルペン樹脂;アルキド樹脂;重合ひまし油;等を1種又は2種以上を混合して添加して良い。ロジン変性フェノール樹脂としては、荒川化学社製のタマノル353、タマノル403、タマノル361、タマノル387、タマノル340、タマノル400、タマノル396、タマノル354、KG836、KG846、KG1834、KG1801等が挙げられる。
【0023】
樹脂の重量平均分子量は定着性及び印刷適性から3万〜15万が好ましく、より好ましくは5.5万〜15万であり、更にこれらの樹脂は日石0号ソルベントに対し溶解性を有するトレランスが1g/g以上(1gの樹脂に1g以上の0号ソルベントが相溶可能である)の樹脂が好ましい。また、油相中に樹脂を添加する場合の樹脂使用量は、インキのコスト及び印刷適正から油相の2〜50重量%、より好ましくは5〜20重量%である。樹脂の重量平均分子量が低い場合及び添加量が少ない場合には定着性への効果が小さいこと、また重量平均分子量が高すぎたり、樹脂の添加量が多い場合にはインキの塑性粘度が高くなり、ドラム後端からインキが漏れるなどの印刷適性の問題が生じる。
【0024】
上記の樹脂中、アルキド樹脂は油脂と多塩基酸と多価アルコールから構成されるが、油脂としてはヤシ油、パーム油、オリーブ油、ひまし油、米糠油、綿実油等のヨウ素価80以下の不乾性油あるいは半乾性油及びこれらの脂肪酸が挙げられるが、大豆油、アマニ油、キリ油等の乾性油もアルキド樹脂のヨウ素価80以下の範疇では一部使用しても良い。
【0025】
上記多塩基酸としては、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、テトラヒドロフタル酸等の飽和多塩基酸、及びマレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水シトラコン酸等の不飽和多塩基酸が挙げられる。
【0026】
上記多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ネオペンチルグリコール、ジグリセリン、トリグリセリン、ペンタエリスリット、ジペンタエリスリット、マンニット、ソルビット等が挙げられる。
【0027】
アルキド樹脂の油長は、油脂中の脂肪酸がトリグリセライドで存在したときの樹脂中の重量%で示される。アルキド樹脂は分散安定性、及び皮膜形成による版銅スクリーンの目詰まり等の問題から、油長60〜90、ヨウ素価80以下であることが好ましい。アルキド樹脂の重量平均分子量は好ましくは3万未満、より好ましくは1万以下のものが好ましい。
【0028】
油相に使用する着色剤の着色剤分散剤としては、エマルションの形成を阻害しないものが使用でき、前記の乳化剤用非イオン性界面活性剤及び水溶性高分子も使用することができる。分散剤としては、アルキルアミン系高分子化合物、アルミニウムキレート系化合物、スチレン−無水マレイン酸系共重合高分子化合物、ポリカルボン酸エステル型高分子化合物、脂肪族系多価カルボン酸、高分子ポリエステルのアミン塩類、エステル型アニオン界面活性剤、高分子量ポリカルボン酸の長鎖アミン塩類、長鎖ポリアミノアミドと高分子酸ポリエステルの塩、ポリアミド系化合物、燐酸エステル系界面活性剤、アルキルスルホカルボン酸塩類、α−オレフィンスルホン酸塩類、ジオクチルスルホコハク酸塩類、ポリエチレンイミン、アルキロールアミン塩、及びアルキド樹脂などの不溶性着色剤分散能を有する樹脂なども挙げられる。この他にもインキの保存安定性を阻害しない範囲であればイオン性界面活性剤、両性界面活性剤なども挙げられる。
【0029】
これらの分散剤は単独又は2種類以上混合して添加すれば良く、高分子及び樹脂以外の着色分散剤の添加量は着色剤重量の40重量%以下、好ましくは2〜35重量%とすれば良い。アルキド樹脂は高分子量の樹脂を添加するときに不溶性着色剤の分散安定性に特に効果があるが、アルキド樹脂を単独又は他の分散剤と併用して使用する場合の樹脂の添加量は、不溶性着色剤1重量部に対して0.05重量部以上であることが好ましい。
【0030】
ゲル化剤は、油相に含まれる樹脂をゲル化してインキの保存安定性、定着性、流動性を向上させる役割をもち、本発明のインキに添加されるゲル化剤としては、油相中の樹脂と配位結合する化合物が好ましい。このような化合物を例示すると、Li、Na、K、Al、Ca、Co、Fe、Mn、Mg、Pb、Zn、Zr等の金属を含む有機酸塩、有機キレート化合物、金属石鹸オリゴマー等であり、具体的にはオクチル酸アルミニウム等のオクチル酸金属塩、ナフテン酸マンガン等のナフテン酸金属塩、ステアリン酸亜鉛等のステアリン酸塩、アルミニウムジイソプロポキシドモノエチルアセトアセテート等の有機キレート化合物等が挙げられる。これらのゲル化剤は、1種又は2種類以上を油相に添加すれば良く、その添加量は油相中の樹脂の15%以下、好ましくは5〜10重量%である。
【0031】
油相に添加される酸化防止剤は、ジブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、ブチルヒドロキシアニソール等であり、これらの添加によって油相中のバインダー樹脂等の酸化を防ぎ、これによってインキの粘度の上昇等が防止される。また、その添加量はインキ中の油の2重量%以下、好ましくは0.1〜1.0重量%である。なお、酸化防止剤は単独でも2種類以上を混合して使っても良い。
【0032】
また、インキ中には滲み防止あるいは粘度調整のために、体質顔料も添加できる。インキ中に添加される体質顔料としては、白土、シリカ、タルク、クレー、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、アルミナホワイト、ケイソウ土、カオリン、マイカ、水酸化アルミニウム等の無機微粒子及びポリアクリル酸エステル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリシロキサン、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、等の有機微粒子又はこれらの共重合体からなる微粒子が挙げられる。
【0033】
体質顔料の具体的な例としては、アエロジル200、アエロジルR972等(日本アエロジル社)、NEW D ORBEN(白石工業社)、BEN−GEL、S−BEN、ORGANITEなど(豊順洋行社)、TIXOGELシリーズ(VP、DS、GB、VG、EZ−100など)、OPTIGEL(日産ガードラー触媒社)などが挙げられる。これらは油相、水相又両相に添加しても良く、添加量はインキに対して0.1〜50重量%が好ましく、より好ましくは1〜5重量%である。
【0034】
エマルションインキの水相には、保湿や増粘及び不溶性着色剤、体質顔料の分散及び固着のために、水溶性高分子やO/W樹脂エマルションを添加しても良い。水溶性高分子としては、具体的には下記の天然又は合成高分子が添加される。例えば、澱粉、マンナン、アルギン酸ソーダ、ガラクタン、トラガントガム、アラビアガム、ブルラン、デキストラン、キサンタンガム、ニカワ、ゼラチン、コラーゲン、カゼイン等の天然高分子;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシメチル澱粉、カルボキシメチル澱粉、ジアルヒド澱粉等の半合成高分子;アクリル酸樹脂及びポリアクリル酸ナトリウムなどの中和物、ポリビニルイミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、ポリアクリルアミド、ポリN−アクリロイルピロリジンやポリN−イソプロピルアクリルアミドなどのポリN−アルキル置換アクリルアミド、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルメチルエーテル、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸共重合体及びこれらをアルキル基で部分的に疎水化した高分子、またアクリルアミド系ポリマー及びアクリル系のポリマーに関しては、置換基を部分的にアルキル基で疎水化した共重合タイプのポリマーでも良い。また、ポリエチレンとポリプロピレン又はポリブチレンのブロックコポリマー用いることができる。これらの水溶性高分子は単独でも2種類以上混合しても良く、インキに含まれる水の25重量%以下、好ましくは0.5〜15重量%が添加される。
【0035】
O/W樹脂エマルションとしては、合成高分子でも天然高分子でもよい。高分子としては酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニリデン−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン等が挙げられる。天然のものとしては、油相に添加できる高分子等が挙げられる。これらは油中水型エマルションインキの安定性を阻害しない範囲であれば2種類以上を併用してもよく、また分散方法も分散剤、保護コロイド、界面活性剤を添加していてもよく、またソープフリー乳化重合によって合成したものでも良い。これらのO/W樹脂エマルションの最低造膜温度は、40℃以下であることが望ましい。
【0036】
水相に添加される防腐・防かび剤は、エマルション内で細菌やかびが繁殖するのを防ぐために添加され、エマルションを長期保存する場合は防腐・防かび剤を添加するのが望ましい。その添加量は、インキ中に含まれる水の3重量%以下、好ましくは0.1〜1.2重量%とするのが良い。また防腐・防かび剤としては、サリチル酸、フェノール類、p−オキシ安息香酸メチル、p−オキシ安息香酸エチル等の芳香族ヒドロキシ化合物及びその塩素化合物のほか、ソルビン酸やデヒドロ酢酸等が使用され、これらは単独でも2種類以上混合して使っても良い。
【0037】
水の蒸発防止剤と凍結防止剤は兼用可能であり、これらの目的で添加される薬品は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール;メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブイタノール、イソブタノール等の低級飽和一価アルコール;グリセリンやソルビトール等の多価アルコール;等である。これらの薬品は1種又は2種以上を添加すれば良く、その添加量はインキ中の水重量の15重量%以下、好ましくは4〜12重量%である。
【0038】
水相に添加されるpH調整剤は、トリエタノールアミン、酢酸ナトリウム、トリアミルアミン等であり、必要時にはこれらのpH調整剤を添加して水相のpHを6〜8に保つことができる。水相のpHが前記範囲からはずれると、増粘剤用水溶性高分子が添加されている場合にはその効果が損なわれる等の問題がある。
【0039】
本発明で使用される硫酸マグネシウムは、エマルションの保存安定性を高めるために電解質として水相に添加されるものである。従って、電解質により影響を受ける材料が水相に存在しない場合に使用するのが望ましい。その添加量は水相の0.1〜2重量%、好ましくは0.5〜1.5重量%である。本発明に使用される電解質は、上記の硫酸マグネシウム以外に保存安定性などを阻害しない範囲で他の電解質を併用してもよい。電解質は、クエン酸イオン、酒石酸イオン、硫酸イオン、酢酸イオン等の陰イオン、あるいはアルカリ金属イオンやアルカリ土類金属イオンなどを含む電解質であることが好ましい。従って、添加される電解質としては、硫酸マグネシウム以外に、硫酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、等が好ましい。
【0040】
上記のほか、本発明の孔版印刷用油中水型エマルションインキには、印刷時に印刷用紙と印刷ドラムとの分離を良くするため、あるいは印刷用紙の巻き上がり防止のために、油相にワックスを添加することができる。また、水相にはトリエタノールアミンや水酸化ナトリウム等を添加して、水溶性高分子添加による高粘度化を更に増進させることができる。更に、水相に防錆剤や消泡剤を添加して印刷の際に印刷機がインキによって錆びたり、インキが泡立つことを防止することができる。これらの添加剤は、孔版印刷用インキに添加されている公知品を必要に応じて添加すれば良く、その添加量は従来品の場合と同程度でよい。
【0041】
本発明のエマルションインキは、従来のエマルションインキ製造時と同様にして油相及び水相液を調整し、この両方を公知の乳化機内で乳化させてインキとすればよい。すなわち、着色剤、乳化剤及び必要に応じて添加される樹脂等の添加物を良く分散させた油相を調整し、これに着色剤、防腐・防かび剤や水溶性高分子等が必要に応じて添加されている水溶液を徐々に添加して乳化すれば良い。
【0042】
【実施例】
次に、本発明を実施例によって更に具体的に説明するが、本発明はこの実施例によって限定されるものではない。なお、以下に記す部は重量部である。
【0043】
(実施例1〜2、参考例1、実施例4〜7及び比較例1〜6)
<油相に不溶性着色剤を含有するW/Oエマルションインキの製造>
(1)油相に不溶性着色剤を含有するW/Oエマルションインキは、着色剤、オイル、不溶性着色剤分散剤、を3本ロールで練肉することで不溶性着色剤分散体の調整を行い、この不溶性着色剤分散体(以後、不溶性着色剤分散体)に乳化用界面活性剤、オイルと樹脂等のワニスを加え油相とし、これに水、凍結防止剤、抗菌剤、電解質あるいは水溶性樹脂などからなる水相を加え乳化することにより孔版印刷機用エマルションインキとした。必要に応じ体質顔料などの他の成分を加えることもできる。
【0044】
(2)インキの粘度は攪拌条件によっても調整可能であり、システムにあった粘度であれば良く特に規定はないが、ずり速度20s-1の時の粘度が3〜40Pa・sが望ましく、好ましくは10〜30Pa・sであることが望ましい。
【0045】
(3)実施例で使用している材量は、カーボンブラックがコロンビヤンカーボン社製RAVEN1100、銅フロタシアニンブルーが東洋インキ社製LionolBlueFG−7330、顔料分散剤が味の素社製プレーンアクトAL−M、乳化剤(ソルビタンオレート)が市販のソルビタンセスキオレエート3種、ソルビタンモノオレエート3種、ソルビタンイソステアレート1種、ソルビタントリオレエート1種、それとソルビタンモノパルミテート1種、パラフィン系オイルがモービル社製ガーゴオイルアークティックシリーズ(1010、1046)、ナフテン系オイルがモービル社製ガーゴオイルアークティックシリーズ(ライト、300ID)、石油系溶剤が日石三菱社製AFソルベント5号であり、その他エチレングリコール、硫酸マグネシウム、p−オキシ安息香酸メチルは市販品を使用した。
【0046】
実施例1〜2、参考例1、実施例4〜7及び比較例1〜6の処方を表1及び表2にそれぞれ示す。
【0047】
【表1】
Figure 0004875234
【0048】
【表2】
Figure 0004875234
【0049】
<乳化剤のHLBと水酸基価の評価>
HLBは各市販乳化剤のメーカー提示の数値を使用し、水酸基価は上記処方の乳化剤を、過剰の無水酢酸と加熱してアセチル化を行い、生成したアセチル化物のケン化価を測定した後、次式に従って計算する。
水酸基価=(A/1−0.00075A)−B
ただし、式中、Aはアセチル化後のケン化、Bはアセチル化前のケン化を表わす。
【0050】
これらの結果を表3にまとめて示した。また、参考として各乳化剤の酸価及びエステル価も合わせて示す。
【0051】
【表3】
Figure 0004875234
【0052】
<エマルションインキの評価>
(1)インキの高温保存安定性は、30日間60℃で保存し粘度を測定し、粘度低下の多いものを1、粘度低下の少ないものを5、とし5段階で評価した。
【0053】
(2)裏移りは、市販のリコー社製孔版印刷機(VT3920)で十分印刷を行ってインキを印刷機内にいきわたらせた後、50枚連続印刷の積み重ねられた印刷物の裏面を観測し、汚れのひどいものを×、汚れの少ないものを○、とし×△○の3段階で評価した。
【0054】
これらの結果を表4にまとめて示した。
【0055】
【表4】
Figure 0004875234
【0056】
表1の実施例1、2、参考例1と表2の比較例1、2、3、4、5、6、から、請求項1の乳化剤としてHLBが3〜5のソルビタンオレエートを含み、且つそのソルビタンオレエートの水酸基価が195〜220gKOH/gであることによる高温保存安定性と裏移りへの効果が明らかになる。また、実施例1、5と実施例4、6から、油相中にナフテン系オイルを含有することによる高温保存安定性への効果が明らかになる。更に、実施例1と実施例7から、請求項のその水相中に硫酸マグネシウムを含有することによる高温保存安定性への効果が明らかになる。
【0057】
【発明の効果】
請求項1の孔版印刷用エマルションインキは、乳化剤としてHLBが4.3のソルビタンオレエートを含み、該ソルビタンオレエートの水酸基価が204〜220mgKOH/gであり、前記ソルビタンオレエートの酸価が5.3〜6.1mgKOH/gであり、かつ前記ソルビタンオレエートのエステル価が142〜144mgKOH/gであることから、耐裏移り性に優れ且つ高温保存安定性に優れたものとなる。
また、油相中に更にナフテン系オイルを含有したことから、更に高温保存安定性が向上するという効果が加わる。
【0059】
請求項の孔版印刷用エマルションインキは、その水相中に硫酸マグネシウムを含有したことから、更に高温保存安定性が向上するという効果が加わる。

Claims (2)

  1. 油相10〜90重量%及び水相90〜10重量%によって構成される油中水型(=W/O)エマルションインキにおいて、
    前記油相中に乳化剤としてHLBが4.3のソルビタンオレエートを含み、ソルビタンオレエートの水酸基価が204〜220mgKOH/gであり、前記ソルビタンオレエートの酸価が5.3〜6.1mgKOH/gであり、かつ前記ソルビタンオレエートのエステル価が142〜144mgKOH/gであり、
    前記ソルビタンオレエートの含有量が前記インキ重量の3重量%であり、
    前記油相中にナフテン系オイルを含有することを特徴とする孔版印刷用W/Oエマルションインキ。
  2. 請求項記載の孔版印刷用W/Oエマルションインキにおいて、その水相中に硫酸マグネシウムを含有することを特徴とする孔版印刷用W/Oエマルションインキ。
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