JP2001262027A - 孔版印刷用w/oエマルションインキ - Google Patents

孔版印刷用w/oエマルションインキ

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JP2001262027A
JP2001262027A JP2000069377A JP2000069377A JP2001262027A JP 2001262027 A JP2001262027 A JP 2001262027A JP 2000069377 A JP2000069377 A JP 2000069377A JP 2000069377 A JP2000069377 A JP 2000069377A JP 2001262027 A JP2001262027 A JP 2001262027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輪転孔版印刷機において、高温保存安定性に
優れ、且つ耐裏移り性に優れた孔版印刷用W/Oエマル
ションインキを提供すること。 【解決手段】 油相中に乳化剤としてHLBが3〜5の
ソルビタンオレエートを含み、且つそのソルビタンオレ
エートの水酸基価が195〜220mgKOH/gであ
ること、好ましくは、油相中に更にナフテン系オイルを
含有すること、より好ましくは水相中に硫酸マグネシウ
ムを含有することを特徴とするW/Oエマルションイン
キとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔版印刷用W/O
エマルションインキに関し、更に詳しくは、高温保存安
定性に優れ(高温保存による粘度低下が小さく)、裏移
りが少ない孔版印刷用W/Oエマルションインキに関す
る。
【0002】
【従来の技術】孔版印刷方法は周知のように、孔版印刷
原紙を用い、この原紙の穿孔部を介して原紙の一方の側
より他方の側へインキを移動させることにより、紙など
の被印刷物面に印刷を行うものである。従来より用いら
れているインキは油中水型(=W/O)のエマルション
インキであるが、揮発性溶剤、不揮発性溶剤、樹脂、着
色剤、界面活性剤、水、凍結防止剤、電解質、防腐剤よ
り構成されている。
【0003】近年、輪転孔版印刷機もマイクロコンピュ
ーター等による自動化が進み、操作も簡単になり、国内
外での孔版印刷の一般利用が増加している。しかし、イ
ンキの流通過程での保管環境は夏期のテント内や輸出の
際の船積みなど、高温になることが多く、高温保存安定
性に優れた(高温保存による粘度低下が小さい)インキ
が望まれている。また、印刷直後に印刷物が積み重ねら
れた場合に、未乾燥のインキが上の印刷物の裏面に移行
し汚れる、すなわち裏移りを減少させることが常に望ま
れている。
【0004】しかしながら、従来、例えば特開平7−1
57701号公報では、油相中に乳化剤(=界面活性
剤)として多価アルコールのイソステアリン酸エステル
を含有させ高温保存安定性の改善することが提案されて
いるが、この方法をとった場合インキの浸透性が悪化
し、未乾燥のインキが上の印刷物の裏面に移行し汚れ
(裏移り)を生じ、印刷物の品質を低下させる問題があ
った。また、特開平6−107998号公報、特開平8
−3501号公報、特開平10−81845号公報、特
開平11−12522号公報では、油相中に乳化剤とし
てソルビタンオレエートを使用しているが、高温保存安
定性に関しての評価がなされていない。更に、特開平6
−329990号公報では、水相へ硫酸マグネシウムを
添加(その表1参照)しているが、これも高温保存安定
性に関しての評価はなされていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
従来技術の欠点を除去し、輪転孔版印刷機において、高
温保存安定性に優れ、且つ耐裏移り性に優れた孔版印刷
用W/Oエマルションインキを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第一
に、油相10〜90重量%及び水相90〜10重量%に
よって構成される油中水型(=W/O)エマルションイ
ンキにおいて、前記油相中に乳化剤としてHLBが3〜
5のソルビタンオレエートを含み、且つそのソルビタン
オレエートの水酸基価が195〜220mgKOH/g
であることを特徴とする孔版印刷用W/Oエマルション
インキが提供される。
【0007】第二に、上記第一に記載した孔版印刷用W
/Oエマルションインキにおいて、その油相中に更にナ
フテン系オイルを含有することを特徴とする孔版印刷用
W/Oエマルションインキが提供される。
【0008】第三に、上記第一又は第二に記載した孔版
印刷用W/Oエマルションインキにおいて、その水相中
に硫酸マグネシウムを含有することを特徴とする孔版印
刷用W/Oエマルションインキが提供される。
【0009】すなわち、本発明者らは、前記課題を解決
するために鋭意研究を重ねた結果、油相中に乳化剤とし
てHLBが3〜5のソルビタンオレエートを含み、且つ
そのソルビタンオレエートの水酸基価が195〜220
mgKOH/gであること、好ましくは、油相中にナフ
テン系オイルを含有すること、更に好ましくは、水相中
に硫酸マグネシウムを含有することにより、高温保存安
定性に優れ、耐裏移り性に優れたものとなることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0010】本発明の孔版印刷用エマルションインキの
これらの効果は、油相中に乳化剤としてHLBが3〜5
のソルビタンオレエートを含み、且つそのソルビタンオ
レエートの水酸基価が195〜220mgKOH/gで
あること、好ましくは、油相中にナフテン系オイルを含
有すること、更に好ましくは、水相中に硫酸マグネシウ
ムを含有することにより、乳化剤の親水基は強固にW/
Oエマルションの内相である水相に拘束され、親油基は
油相中に相溶伸直し界面膜強度が上昇し、高温保存安定
性を向上させていると考えられる。また、多価アルコー
ルのイソステアリン酸エステルを含有させ高温保存安定
性を改善する場合と異なり、親油基の分子構造に枝分か
れがなく、インキの降伏値が上昇することがない為、耐
裏移り性が悪化することもないと考えられる。乳化剤の
水酸基価が195mgKOH/gより小さい場合、水相
の親水基に対する拘束力が小さくなり界面膜強度が低下
し、高温保存安定性が悪化すると考えられる。また、乳
化剤の水酸基価が220mgKOH/gより大きい場
合、水相の親水基に対する拘束力が大きくなり、乳化剤
が水相中にとけ込む形になり界面膜強度が低下し、高温
保存安定性が悪化すると考えられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を更に詳細に説明
する。前記エマルションの油相は、油成分、不溶性着色
剤分散剤、不溶性着色剤、体質顔料、樹脂、乳化剤等に
より構成され、また水相は、水、電解質,防黴剤、水蒸
発防止剤、水溶性高分子、水中油型樹脂エマルションな
どから構成される。本発明で使用を提案している乳化
剤、油成分、電解質以外の構成成分は、エマルションの
形成を阻害しない公知のものが使用される。
【0012】本発明で用いられる色剤としては、各種色
調の公知の顔料、分散染料等を用いることができ、アセ
チレンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラ
ック等のカーボンブラック類、アルミニウム粉、ブロン
ズ粉などの金属粉、弁柄、黄鉛、群青、酸化クロム、酸
化チタン等の無機顔料、不溶性アゾ顔料、アゾレーキ顔
料、縮合アゾ顔料などのアゾ系顔料、無金属フタロシア
ニン顔料や銅フタロシアニン顔料、などのフタロシアニ
ン系顔料、アトラキノン系、キナクリドン系、イソイン
ドリノン系、イソインドリン系、ジオキサンジン系、ス
レン系、ペリレン系、ペリノン系、チオインジゴ系、キ
ノフタロン系、金属錯体、などの縮合多環系顔料、酸性
又は塩基性染料のレーキ等の有機顔料、ジアゾ染料、ア
ントラキノン系染料等の油溶性染料、蛍光顔料等が挙げ
られる。また、蛍光顔料としては、合成樹脂を塊状重合
する際又は重合した後に、様々な色相を発色する蛍光染
料を溶解又は染着し、得られた着色塊状樹脂を粉砕して
微細化した、所謂、合成樹脂固溶体タイプのもので、染
料を坦持する合成樹脂としては、メラミン樹脂、尿素樹
脂、スルホンアミド樹脂、アルキド樹脂、ポリ塩化ビニ
ル樹脂等を染料に坦持する蛍光顔料等が挙げられる。こ
れらの染顔料類は、単独でも2種以上混合して添加して
も良い。
【0013】油相に分散された不溶性着色剤の平均粒径
は10〜0.1μm、好ましくは1〜0.1μmである
ことが望ましい。その使用量は必要量に応じて添加する
ことが可能であるが、通常2〜15重量%である。ま
た、油相、水相に分散あるいは添加されるが、性質の近
い着色剤は2種類以上の着色剤を同相に添加しても良
い。
【0014】カーボンブラックに関しては、油相に添加
する場合にはpH5未満の酸性のカーボンブラックを使
用することが望ましい。代表的なカーボンブラックとし
ては、MA−100、MA−7、MA−77、MA−1
1、#40、#44(三菱化学社製)Raven110
0、Raven1080、Raven1255、Rav
en760、Raven410(コロンビヤンカーボン
社製)などが挙げられる。
【0015】本発明で使用されるナフテン系オイルは、
環分析によるナフテン成分の炭素含有量(CN)が30
%以上、且つ芳香族成分の炭素の含有量(CA)が20
%以下、且つパラフィン成分の炭素含有量(CP)が5
5%以下である鉱物油:モービル石油社のガーゴオイル
アークティックオイル155及び300ID、ガーゴオ
イルアークティックオイルライト及びガーゴオイルアー
クティックオイルCヘビー:出光興産社のダイアナプロ
セスオイル(NP−24、NR−26、NR−68、N
S−90S、NM−280など)、ダイアナフレシアシ
リーズ(N−28、N−90、N−150、U−46、
U−56、U−68、U−130、U−170、U−2
60):日本サン石油社のサンセンオイルシリーズ(4
10、420、450、480、3125、4240
等)等が挙げられる。
【0016】本発明に使用される油成分は、上記ナフテ
ン系オイル以外に保存安定性などを阻害しない範囲で他
のオイルを併用してもよい。例えば石油系溶剤、流動パ
ラフィン、スピンドル油、マシン油、潤滑油、鉱物油;
あまに油、トール油、とうもろこし油、オリーブ油、ナ
タネ油、ヒマシ油、脱水ヒマシ油、大豆油、やし油等の
植物油等が使用される。また、本発明においては安全
性、保存安定性を阻害しない範囲で合成油も併用でき
る。
【0017】本発明で使用されるパラフィン系オイルと
しては、モービル石油社のガーゴオイルアークティック
シリーズ(1010、1022、1032、1046、
1068、1100、3032、3046、3068な
ど)、日本石油社の日石スパーオイルシリーズ(B、
C、D、Eなど)、出光興産社のダイアナプセスオイル
(PX−32、PX−90、PW−32、PW−90、
PW−380、PS−32、PS−90、PS−430
など)、ダイアナフレシアシリーズ(S−32、S−9
0、P−32、P−90、P−150、P−180、P
−430など)、等が挙げられる。
【0018】安全性の高い石油系溶剤としては、エクソ
ン化学社のアイソパーシリーズ(C、E、G、H、L、
Mなど)及びエクソール(D30、D40、D80、D
110、D130など)、日本石油社のAFソルベント
シリーズ(4号、5号、6号、7号)等が挙げられる。
【0019】これらの油成分は安定性を考慮した場合、
3環以上の縮合芳香族環を含む芳香族炭化水素である多
環芳香族成分が3質量%未満のものを使用することが望
ましい。更に、変異原性指数MIが1.0未満、アロマ
分(%CA)が20〜55%、アニリン点が100℃以
下であって、且つオイル全重量基準でベンゾ[a]アン
トラセン、ベンゾ[b]フルオランテン、ベンゾ[j]
フルオランテン、ベンゾ[k]フルオランテン、ベンゾ
[a]ピレン、ジベンゾ[a、j]アクリジン等の多環
芳香族の含有量がそれぞれ個々に10重量ppm以下で
あり、含有量の合計量が50ppm以下である、安全性
の高いアロマー系オイル(特開平11−80640号公
報参照)も必要であれば使用しても良い。
【0020】本発明で用いられる乳化剤は、HLBが3
〜5のソルビタンオレエートを含み、且つそのソルビタ
ンオレエートの水酸基価が195〜220mgKOH/
gであるもので、例えばソルビタンモノオレエート、ソ
ルビタンセスキオレエート、ソルビタンジオレエート、
ソルビタントリオレエートで、花王社のレオドールAO
−10、AO−15、日本油脂社のOP−80R、等が
挙げられる。添加量は通常インキ重量の0.5〜15重
量%、好ましくは2〜5重量%とすればよい。
【0021】本発明に使用される乳化剤は、上記のHL
Bが3〜5のソルビタンオレエートを含み、且つそのソ
ルビタンオレエートの水酸基価が195〜220mgK
OH/gであるもの以外に、保存安定性などを阻害しな
い範囲で他の乳化剤を併用してもよい。乳化剤は油中水
型のエマルションを形成する目的で使用され、アニオン
界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非
イオン界面活性剤のいずれでも良く、低分子でも高分子
でも良い。例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビ
タンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ソ
ルビタンモノステアレート等のソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポ
リオキシエチレンソルビタントリオレエート、などのポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリ
ルモノステアレート、デカグリセリルトリオレエート、
ヘキサグリセリンポリリシノレートなどの(ポリ)グリ
セリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン植物油
脂肪酸エステルなどのポリオキシエチレングリセリン脂
肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン・脂肪酸アミド、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンヒマシ油、硬化ヒマシ油及び高級アルコール等が
挙げられる。
【0022】本発明に使用され、油相に添加される樹脂
としては、ロジン;重合ロジン、水素化ロジン、ロジン
エステル、ロジンポリエステル樹脂、水素化ロジンエス
テル等のロジン系樹脂;ロジン変性アルキド樹脂、ロジ
ン変性マレイン酸樹脂;ロジン変性フェノール樹脂、等
のロジン変性樹脂;マレイン酸樹脂;フェノール樹脂;
石油樹脂;環化ゴムなどのゴム誘導体樹脂;テルペン樹
脂;アルキド樹脂;重合ひまし油;等を1種又は2種以
上を混合して添加して良い。ロジン変性フェノール樹脂
としては、荒川化学社製のタマノル353、タマノル4
03、タマノル361、タマノル387、タマノル34
0、タマノル400、タマノル396、タマノル35
4、KG836、KG846、KG1834、KG18
01等が挙げられる。
【0023】樹脂の重量平均分子量は定着性及び印刷適
性から3万〜15万が好ましく、より好ましくは5.5
万〜15万であり、更にこれらの樹脂は日石0号ソルベ
ントに対し溶解性を有するトレランスが1g/g以上
(1gの樹脂に1g以上の0号ソルベントが相溶可能で
ある)の樹脂が好ましい。また、油相中に樹脂を添加す
る場合の樹脂使用量は、インキのコスト及び印刷適正か
ら油相の2〜50重量%、より好ましくは5〜20重量
%である。樹脂の重量平均分子量が低い場合及び添加量
が少ない場合には定着性への効果が小さいこと、また重
量平均分子量が高すぎたり、樹脂の添加量が多い場合に
はインキの塑性粘度が高くなり、ドラム後端からインキ
が漏れるなどの印刷適性の問題が生じる。
【0024】上記の樹脂中、アルキド樹脂は油脂と多塩
基酸と多価アルコールから構成されるが、油脂としては
ヤシ油、パーム油、オリーブ油、ひまし油、米糠油、綿
実油等のヨウ素価80以下の不乾性油あるいは半乾性油
及びこれらの脂肪酸が挙げられるが、大豆油、アマニ
油、キリ油等の乾性油もアルキド樹脂のヨウ素価80以
下の範疇では一部使用しても良い。
【0025】上記多塩基酸としては、無水フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セ
バシン酸、テトラヒドロフタル酸等の飽和多塩基酸、及
びマレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、無水シトラコン酸等の不飽和多塩基酸が挙げられ
る。
【0026】上記多価アルコールとしては、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ネオペンチ
ルグリコール、ジグリセリン、トリグリセリン、ペンタ
エリスリット、ジペンタエリスリット、マンニット、ソ
ルビット等が挙げられる。
【0027】アルキド樹脂の油長は、油脂中の脂肪酸が
トリグリセライドで存在したときの樹脂中の重量%で示
される。アルキド樹脂は分散安定性、及び皮膜形成によ
る版銅スクリーンの目詰まり等の問題から、油長60〜
90、ヨウ素価80以下であることが好ましい。アルキ
ド樹脂の重量平均分子量は好ましくは3万未満、より好
ましくは1万以下のものが好ましい。
【0028】油相に使用する着色剤の着色剤分散剤とし
ては、エマルションの形成を阻害しないものが使用で
き、前記の乳化剤用非イオン性界面活性剤及び水溶性高
分子も使用することができる。分散剤としては、アルキ
ルアミン系高分子化合物、アルミニウムキレート系化合
物、スチレン−無水マレイン酸系共重合高分子化合物、
ポリカルボン酸エステル型高分子化合物、脂肪族系多価
カルボン酸、高分子ポリエステルのアミン塩類、エステ
ル型アニオン界面活性剤、高分子量ポリカルボン酸の長
鎖アミン塩類、長鎖ポリアミノアミドと高分子酸ポリエ
ステルの塩、ポリアミド系化合物、燐酸エステル系界面
活性剤、アルキルスルホカルボン酸塩類、α−オレフィ
ンスルホン酸塩類、ジオクチルスルホコハク酸塩類、ポ
リエチレンイミン、アルキロールアミン塩、及びアルキ
ド樹脂などの不溶性着色剤分散能を有する樹脂なども挙
げられる。この他にもインキの保存安定性を阻害しない
範囲であればイオン性界面活性剤、両性界面活性剤など
も挙げられる。
【0029】これらの分散剤は単独又は2種類以上混合
して添加すれば良く、高分子及び樹脂以外の着色分散剤
の添加量は着色剤重量の40重量%以下、好ましくは2
〜35重量%とすれば良い。アルキド樹脂は高分子量の
樹脂を添加するときに不溶性着色剤の分散安定性に特に
効果があるが、アルキド樹脂を単独又は他の分散剤と併
用して使用する場合の樹脂の添加量は、不溶性着色剤1
重量部に対して0.05重量部以上であることが好まし
い。
【0030】ゲル化剤は、油相に含まれる樹脂をゲル化
してインキの保存安定性、定着性、流動性を向上させる
役割をもち、本発明のインキに添加されるゲル化剤とし
ては、油相中の樹脂と配位結合する化合物が好ましい。
このような化合物を例示すると、Li、Na、K、A
l、Ca、Co、Fe、Mn、Mg、Pb、Zn、Zr
等の金属を含む有機酸塩、有機キレート化合物、金属石
鹸オリゴマー等であり、具体的にはオクチル酸アルミニ
ウム等のオクチル酸金属塩、ナフテン酸マンガン等のナ
フテン酸金属塩、ステアリン酸亜鉛等のステアリン酸
塩、アルミニウムジイソプロポキシドモノエチルアセト
アセテート等の有機キレート化合物等が挙げられる。こ
れらのゲル化剤は、1種又は2種類以上を油相に添加す
れば良く、その添加量は油相中の樹脂の15%以下、好
ましくは5〜10重量%である。
【0031】油相に添加される酸化防止剤は、ジブチル
ヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、ブチルヒドロ
キシアニソール等であり、これらの添加によって油相中
のバインダー樹脂等の酸化を防ぎ、これによってインキ
の粘度の上昇等が防止される。また、その添加量はイン
キ中の油の2重量%以下、好ましくは0.1〜1.0重
量%である。なお、酸化防止剤は単独でも2種類以上を
混合して使っても良い。
【0032】また、インキ中には滲み防止あるいは粘度
調整のために、体質顔料も添加できる。インキ中に添加
される体質顔料としては、白土、シリカ、タルク、クレ
ー、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、アル
ミナホワイト、ケイソウ土、カオリン、マイカ、水酸化
アルミニウム等の無機微粒子及びポリアクリル酸エステ
ル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リスチレン、ポリシロキサン、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、等の有機微粒子又はこれらの共重合体からなる
微粒子が挙げられる。
【0033】体質顔料の具体的な例としては、アエロジ
ル200、アエロジルR972等(日本アエロジル
社)、NEW D ORBEN(白石工業社)、BEN−
GEL、S−BEN、ORGANITEなど(豊順洋行
社)、TIXOGELシリーズ(VP、DS、GB、V
G、EZ−100など)、OPTIGEL(日産ガード
ラー触媒社)などが挙げられる。これらは油相、水相又
両相に添加しても良く、添加量はインキに対して0.1
〜50重量%が好ましく、より好ましくは1〜5重量%
である。
【0034】エマルションインキの水相には、保湿や増
粘及び不溶性着色剤、体質顔料の分散及び固着のため
に、水溶性高分子やO/W樹脂エマルションを添加して
も良い。水溶性高分子としては、具体的には下記の天然
又は合成高分子が添加される。例えば、澱粉、マンナ
ン、アルギン酸ソーダ、ガラクタン、トラガントガム、
アラビアガム、ブルラン、デキストラン、キサンタンガ
ム、ニカワ、ゼラチン、コラーゲン、カゼイン等の天然
高分子;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチ
ルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、ヒドロキシメチル澱粉、カ
ルボキシメチル澱粉、ジアルヒド澱粉等の半合成高分
子;アクリル酸樹脂及びポリアクリル酸ナトリウムなど
の中和物、ポリビニルイミド、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、ポリアク
リルアミド、ポリN−アクリロイルピロリジンやポリN
−イソプロピルアクリルアミドなどのポリN−アルキル
置換アクリルアミド、ポリエチレンオキサイド、ポリビ
ニルメチルエーテル、スチレン−無水マレイン酸共重合
体、スチレン−アクリル酸共重合体及びこれらをアルキ
ル基で部分的に疎水化した高分子、またアクリルアミド
系ポリマー及びアクリル系のポリマーに関しては、置換
基を部分的にアルキル基で疎水化した共重合タイプのポ
リマーでも良い。また、ポリエチレンとポリプロピレン
又はポリブチレンのブロックコポリマー用いることがで
きる。これらの水溶性高分子は単独でも2種類以上混合
しても良く、インキに含まれる水の25重量%以下、好
ましくは0.5〜15重量%が添加される。
【0035】O/W樹脂エマルションとしては、合成高
分子でも天然高分子でもよい。高分子としては酢酸ビニ
ル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、塩化
ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−
アクリル酸エステル共重合体、スチレン−アクリル酸エ
ステル共重合体、塩化ビニリデン−アクリル酸エステル
共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリウレ
タン等が挙げられる。天然のものとしては、油相に添加
できる高分子等が挙げられる。これらは油中水型エマル
ションインキの安定性を阻害しない範囲であれば2種類
以上を併用してもよく、また分散方法も分散剤、保護コ
ロイド、界面活性剤を添加していてもよく、またソープ
フリー乳化重合によって合成したものでも良い。これら
のO/W樹脂エマルションの最低造膜温度は、40℃以
下であることが望ましい。
【0036】水相に添加される防腐・防かび剤は、エマ
ルション内で細菌やかびが繁殖するのを防ぐために添加
され、エマルションを長期保存する場合は防腐・防かび
剤を添加するのが望ましい。その添加量は、インキ中に
含まれる水の3重量%以下、好ましくは0.1〜1.2
重量%とするのが良い。また防腐・防かび剤としては、
サリチル酸、フェノール類、p−オキシ安息香酸メチ
ル、p−オキシ安息香酸エチル等の芳香族ヒドロキシ化
合物及びその塩素化合物のほか、ソルビン酸やデヒドロ
酢酸等が使用され、これらは単独でも2種類以上混合し
て使っても良い。
【0037】水の蒸発防止剤と凍結防止剤は兼用可能で
あり、これらの目的で添加される薬品は、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール
等のグリコール;メタノール、エタノール、イソプロパ
ノール、ブイタノール、イソブタノール等の低級飽和一
価アルコール;グリセリンやソルビトール等の多価アル
コール;等である。これらの薬品は1種又は2種以上を
添加すれば良く、その添加量はインキ中の水重量の15
重量%以下、好ましくは4〜12重量%である。
【0038】水相に添加されるpH調整剤は、トリエタ
ノールアミン、酢酸ナトリウム、トリアミルアミン等で
あり、必要時にはこれらのpH調整剤を添加して水相の
pHを6〜8に保つことができる。水相のpHが前記範
囲からはずれると、増粘剤用水溶性高分子が添加されて
いる場合にはその効果が損なわれる等の問題がある。
【0039】本発明で使用される硫酸マグネシウムは、
エマルションの保存安定性を高めるために電解質として
水相に添加されるものである。従って、電解質により影
響を受ける材料が水相に存在しない場合に使用するのが
望ましい。その添加量は水相の0.1〜2重量%、好ま
しくは0.5〜1.5重量%である。本発明に使用され
る電解質は、上記の硫酸マグネシウム以外に保存安定性
などを阻害しない範囲で他の電解質を併用してもよい。
電解質は、クエン酸イオン、酒石酸イオン、硫酸イオ
ン、酢酸イオン等の陰イオン、あるいはアルカリ金属イ
オンやアルカリ土類金属イオンなどを含む電解質である
ことが好ましい。従って、添加される電解質としては、
硫酸マグネシウム以外に、硫酸ナトリウム、クエン酸ナ
トリウム、リン酸水素ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、
酢酸ナトリウム、等が好ましい。
【0040】上記のほか、本発明の孔版印刷用油中水型
エマルションインキには、印刷時に印刷用紙と印刷ドラ
ムとの分離を良くするため、あるいは印刷用紙の巻き上
がり防止のために、油相にワックスを添加することがで
きる。また、水相にはトリエタノールアミンや水酸化ナ
トリウム等を添加して、水溶性高分子添加による高粘度
化を更に増進させることができる。更に、水相に防錆剤
や消泡剤を添加して印刷の際に印刷機がインキによって
錆びたり、インキが泡立つことを防止することができ
る。これらの添加剤は、孔版印刷用インキに添加されて
いる公知品を必要に応じて添加すれば良く、その添加量
は従来品の場合と同程度でよい。
【0041】本発明のエマルションインキは、従来のエ
マルションインキ製造時と同様にして油相及び水相液を
調整し、この両方を公知の乳化機内で乳化させてインキ
とすればよい。すなわち、着色剤、乳化剤及び必要に応
じて添加される樹脂等の添加物を良く分散させた油相を
調整し、これに着色剤、防腐・防かび剤や水溶性高分子
等が必要に応じて添加されている水溶液を徐々に添加し
て乳化すれば良い。
【0042】
【実施例】次に、本発明を実施例によって更に具体的に
説明するが、本発明はこの実施例によって限定されるも
のではない。なお、以下に記す部は重量部である。
【0043】(実施例1〜7及び比較例1〜6) <油相に不溶性着色剤を含有するW/Oエマルションイ
ンキの製造> (1)油相に不溶性着色剤を含有するW/Oエマルショ
ンインキは、着色剤、オイル、不溶性着色剤分散剤、を
3本ロールで練肉することで不溶性着色剤分散体の調整
を行い、この不溶性着色剤分散体(以後、不溶性着色剤
分散体)に乳化用界面活性剤、オイルと樹脂等のワニス
を加え油相とし、これに水、凍結防止剤、抗菌剤、電解
質あるいは水溶性樹脂などからなる水相を加え乳化する
ことにより孔版印刷機用エマルションインキとした。必
要に応じ体質顔料などの他の成分を加えることもでき
る。
【0044】(2)インキの粘度は攪拌条件によっても
調整可能であり、システムにあった粘度であれば良く特
に規定はないが、ずり速度20s-1の時の粘度が3〜4
0Pa・sが望ましく、好ましくは10〜30Pa・s
であることが望ましい。
【0045】(3)実施例で使用している材量は、カー
ボンブラックがコロンビヤンカーボン社製RAVEN1
100、銅フロタシアニンブルーが東洋インキ社製Li
onolBlueFG−7330、顔料分散剤が味の素
社製プレーンアクトAL−M、乳化剤(ソルビタンオレ
ート)が市販のソルビタンセスキオレエート3種、ソル
ビタンモノオレエート3種、ソルビタンイソステアレー
ト1種、ソルビタントリオレエート1種、それとソルビ
タンモノパルミテート1種、パラフィン系オイルがモー
ビル社製ガーゴオイルアークティックシリーズ(101
0、1046)、ナフテン系オイルがモービル社製ガー
ゴオイルアークティックシリーズ(ライト、300I
D)、石油系溶剤が日石三菱社製AFソルベント5号で
あり、その他エチレングリコール、硫酸マグネシウム、
p−オキシ安息香酸メチルは市販品を使用した。
【0046】実施例1〜7及び比較例1〜6の処方を表
1及び表2にそれぞれ示す。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】<乳化剤のHLBと水酸基価の評価>HL
Bは各市販乳化剤のメーカー提示の数値を使用し、水酸
基価は上記処方の乳化剤を、過剰の無水酢酸と加熱して
アセチル化を行い、生成したアセチル化物のケン化価を
測定した後、次式に従って計算する。 水酸基価=(A/1−0.00075A)−B ただし、式中、Aはアセチル化後のケン化、Bはアセチ
ル化前のケン化を表わす。
【0050】これらの結果を表3にまとめて示した。ま
た、参考として各乳化剤の酸価及びエステル価も合わせ
て示す。
【0051】
【表3】
【0052】<エマルションインキの評価> (1)インキの高温保存安定性は、30日間60℃で保
存し粘度を測定し、粘度低下の多いものを1、粘度低下
の少ないものを5、とし5段階で評価した。
【0053】(2)裏移りは、市販のリコー社製孔版印
刷機(VT3920)で十分印刷を行ってインキを印刷
機内にいきわたらせた後、50枚連続印刷の積み重ねら
れた印刷物の裏面を観測し、汚れのひどいものを×、汚
れの少ないものを○、とし×△○の3段階で評価した。
【0054】これらの結果を表4にまとめて示した。
【0055】
【表4】
【0056】表1の実施例1、2、3と表2の比較例
1、2、3、4、5、6、から、請求項1の乳化剤とし
てHLBが3〜5のソルビタンオレエートを含み、且つ
そのソルビタンオレエートの水酸基価が195〜220
gKOH/gであることによる高温保存安定性と裏移り
への効果が明らかになる。また、実施例1、5と実施例
4、6から、請求項2の油相中にナフテン系オイルを含
有することによる高温保存安定性への効果が明らかにな
る。更に、実施例1と実施例7から、請求項3のその水
相中に硫酸マグネシウムを含有することによる高温保存
安定性への効果が明らかになる。
【0057】
【発明の効果】請求項1の孔版印刷用エマルションイン
キは、乳化剤としてHLBが3〜5のソルビタンオレエ
ートを含み、且つそのソルビタンオレエートの水酸基価
が195〜220mgKOH/gであることから、耐裏
移り性に優れ且つ高温保存安定性に優れたものとなる。
【0058】請求項2の孔版印刷用エマルションインキ
は、油相中に更にナフテン系オイルを含有したことか
ら、更に高温保存安定性が向上するという効果が加わ
る。
【0059】請求項3の孔版印刷用エマルションインキ
は、その水相中に硫酸マグネシウムを含有したことか
ら、更に高温保存安定性が向上するという効果が加わ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J039 AB04 AB08 AD14 AE02 AE06 AF01 BA30 BC02 BC20 BE01 BE02 BE15 BE18 BE19 BE22 BE23 BE24 CA06 EA44 GA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油相10〜90重量%及び水相90〜1
    0重量%によって構成される油中水型(=W/O)エマ
    ルションインキにおいて、前記油相中に乳化剤としてH
    LBが3〜5のソルビタンオレエートを含み、且つその
    ソルビタンオレエートの水酸基価が195〜220mg
    KOH/gであることを特徴とする孔版印刷用W/Oエ
    マルションインキ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の孔版印刷用W/Oエマル
    ションインキにおいて、その油相中に更にナフテン系オ
    イルを含有することを特徴とする孔版印刷用W/Oエマ
    ルションインキ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の孔版印刷用W/O
    エマルションインキにおいて、その水相中に硫酸マグネ
    シウムを含有することを特徴とする孔版印刷用W/Oエ
    マルションインキ。
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