JP4870478B2 - シート - Google Patents

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Description

本発明は、リンク機構を有し、昇降可能なシートに関する。
車両に設けられるシートのなかで、シートクッションがフロア近傍まで降下するシートの一例として、下部がフロア側に回転可能に取り付けられ、上部がシートクッションの前部に回転可能に取り付けられたフロントリンクと、下部がフロア側に回転可能に取り付けられ、上部が前記シートクッションの後部に回転可能に取り付けられたリアリンクとを有し、フロア側、シートクッション、フロントリンク、リアリンクで、四節回転機構を形成したものがある(例えば特許文献1参照)。
このようなシートにおいては、固定リンク以外のリンクの回転を許可/禁止する昇降ロック機構を有し、この昇降ロック機構をロック解除すると、シートは昇降可能となる。
特開2004−224094号公報(図2、図4)
しかし、このようなリンク機構を有したシートでは、車両後突時、フロントリンク、リアリンクが回転して、シートが後方に移動する。このシートの移動を防止するため、フロア側に設けられ、フロントリンク、リアリンクのうちの少なくとも一方のリンクに係合し、車両後突時のフロントリンク、リアリンクの回転を禁止するリンクロック機構を設ける場合がある。
このリンクロック機構を設けた場合、シートクッションを昇降させる際には、昇降ロック機構と、リンクロック機構との両方の機構をロック解除しなければならない。これら2つの機構を同時にロック解除できればよいが、部品精度、部品の経年変化により、難しい。
ところで、これら2つのロック機構のロック強度を比べると、リンクロック機構は、昇降ロック機構の補助的な役割なので、昇降ロック機構のロック強度のほうがリンクロック機構のロック強度よりも大きい。
そこで、最初にロック強度が小さいリンクロック機構のロック解除を行い、続いて、ロック強度の大きい昇降ロック機構のロック解除を行うことが望ましい。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、最初にリンクロック機構がロック解除され、続いて昇降ロック機構がロック解除されるシートを提供することにある。
請求項1に係る発明は、下部がフロア側に回転可能に取り付けられ、上部がシートクッションの前部に回転可能に取り付けられたフロントリンクと、下部がフロア側に回転可能に取り付けられ、上部が前記シートクッションの後部に回転可能に取り付けられたリアリンクと、を有し、前記フロア側、前記シートクッション、前記フロントリンク、前記リアリンクで、前記フロアに対して前記シートクッションが昇降する四節回転機構を形成し、更に、前記シートクッションが最高位置、最低位置のいずれか一方の位置にあるとき、前記フロントリンク、前記リアリンクのうちの少なくとも一方のリンクの回転を禁止し、前記シートクッションの他方への位置への移動を禁止する昇降ロック機構と、前記フロア側に設けられ、前記シートクッションが最高位置にあるときに、前記フロントリンク、前記リアリンクのうちの少なくとも一方のリンクに係合し、車両後突時、係合したリアリンクの回転を禁止するリンクロック機構と、リンクロック機構をロック解除しないと、前記昇降ロック機構のロック解除ができないようにする連動機構と、を有したことを特徴とするシートである。
リンクロックをロック解除すると、昇降ロック機構が解除可能となる。
リンクロックをロック解除せずに、昇降ロック機構をロック解除しようとすると、連動機構により、昇降ロック機構のロック解除はできない。
請求項2に係る発明は、前記連動機構は、前記リンクロック機構を解除するリンクロック解除レバーと、前記昇降ロック機構を解除する昇降ロック解除レバーと、前記昇降ロック解除レバーへの操作力をキャンセルするキャンセル手段と、を有し、リンクロック解除レバーが前記リンクロック機構を解除する方向に移動すると、前記キャンセル手段が解除されるようにしたことを特徴とする請求項1記載のシートである。
リンクロック解除レバーが前記リンクロック機構を解除する方向に移動すると、前記キャンセル手段が解除される。
請求項3に係る発明は、前記連動機構は、回転可能に設けられ、半径方向に延びるアーム部を有し、一方の方向に回転することにより昇降ロック機構を解除する昇降ロック解除レバーと、該昇降ロック解除レバーを他方の方向へ付勢する昇降ロック解除レバー付勢手段と、前記昇降ロック解除レバーの他方の方向への回転を禁止する昇降ロック解除レバーストッパと、前記昇降ロック駆動レバーの回転中心軸を中心に回転可能に設けられ、半径方向に前記フック駆動レバーのアーム部の先端より更に延びたガイド穴を有したオープンレバーと、該オープンレバーを他方の方向へ付勢するオープンレバー付勢手段と、前記オープンレバーの他方の方向への回転を禁止するオープンレバーストッパと、前記長穴に移動可能に係合したキャンセルピンと、前記昇降ロック解除レバーの近傍に回転可能に設けられ、前記キャンセルピンに係合し、一方の方向に回転することにより、前記キャンセルピンを前記昇降ロック駆動レバーのアーム部の側面に当接しない位置から前記昇降ロック駆動レバーのアーム部の側面に当接するへ前記オープンレバーのガイド穴に沿って移動させる長穴を有する第1キャンセルレバーと、該第1キャンセルレバーを他方の方向へ付勢する第1キャンセルレバー付勢手段と、前記第1キャンセルレバーの他方の方向への回転を禁止する第1キャンセルレバーストッパと、回転可能に設けられ、一方の方向に回転することによりリンクロック機構を解除するとともに、前記第1キャンセルレバーを押して、前記第1キャンセルレバーを一方の方向へ回転させるリンクロック解除レバーと、該リンクロック解除レバーを他方の方向に付勢するリンクロック付勢手段と、前記リンクロック解除レバーの他方の方向への回転を禁止するリンクロック解除レバーストッパと、からなることを特徴とする請求項1記載のシートである。
リンクロック解除レバーを一方の方向に回転させると、リンクロックが解除されると共に、第1キャンセルレバーが一方の方向へ回転する。第1キャンセルレバーが一方の方向へ回転すると、キャンセルピンが昇降ロック駆動レバーのアーム部の側面に当接しない位置から前記昇降ロック駆動レバーのアーム部の側面に当接するへ移動する。即ち、キャンセル手段が解除された状態となる。
ここで、オープンレバーを一方の方向へ回転させると、キャンセルピンを介して昇降ロック解除レバーが回転し、昇降ロック機構が解除される。
リックロック解除レバーを一方の方向へ回転させずに、オープンレバーを回転させると、キャンセルピンは昇降ロック駆動レバーのアーム部の側面に当接しない位置にある。即ち、キャンセル手段が解除されていない状態にある。よって、昇降ロック駆動レバーは回転せず、昇降ロック機構はロック解除されない。
請求項1〜請求項3に係る発明によれば、最初にリンクロック機構がロック解除され、続いて昇降ロック機構をロック解除することができる。
<第1の形態例>
本実施の第1の形態例のシートの全体構成を図1−図4及び図9−図10を用いて説明する。図1はシートが最高位置にある状態を示す構成図、図2はシートが最低位置にある状態を示す構成図、図3は図1の背面図、図4は図2の背面図、図9は図1の切断線N−Nでの断面図、図10はシートの外観を説明する図である。
最初に、図10を用いて、本形態例のシートの外形を説明する。図において、シート1は、着座者の臀部を支持するシートクッション2と、着座者の背部を支持するシートバック3とからなっている。シートクッション2には、後述する操作レバー4と、ノブ5とが設けられている。
図1−図4において、シートトラック機構51は、フロア側にけられたロアレール53と、ロアレール53に移動可能に係合したアッパレール55とからなっている。
図1、図2に示すように、シートクッションのフレーム61の前部には、フロントリンク71の上部がピン73を用いて回転可能に取り付けられている。フレーム61の後部には、シートクッションの両サイドのフレーム61を橋渡しするようにロッド83が配置されている。図1に示すように、ロッド83の端面には、ピン10が圧入され、両者は一体化されている。ピン10はフレーム61の後部にバーリング加工法によって形成された貫通穴61aに回転可能に嵌合し、ロッド83は、シートクッションの両サイドのフレーム61にピン10を介して回転可能に支持にされている。そして、リアリンク81の上部がロッド83に固着されている。
図1、図2に戻って、フロントリンク71の下部はピン75を用いてアッパレール55の前部に回転可能に取り付けられている。また、アッパレール55の後部には、ブラケット80が取り付けられ、リアリンク81の下部はピン85を用いてブラケット80(アッパレール55の後部)に回転可能に取り付けられている。
従って、アッパレール55と、フロントリンク71と、フレーム61と、リアリンク81とで、アッパレール55が固定された4節回転連鎖が構成され、フロントリンク71、リアリンク81がアッパレール55に対して回転することにより、フレーム61(シート)はシートトラック機構51のアッパレール55(フロア)に対して昇降可能となっている。
尚、本形態例では、ピン85の近傍には、リアリンク81の回転に抵抗力を付与するダンパ86が設けられ、更に、図示しない付勢手段により、リアリンクはフレーム61が上昇する方向に付勢されている。
そして、フレーム61の後部には、リアリンク81の回転を禁止して、シートクッション(フレーム61)の昇降を禁止する昇降ロック機構100が設けられ、シートクッション(フレーム61)の前部には、リンクロック機構をロック解除しないと、前記昇降ロック機構のロック解除ができないようにする連動機構200が設けられている。
また、アッパレール55とロアレール53とには、アッパレール55の移動を禁止するシートスライドロック機構300が設けられている。更に、アッパレール55には、リアリンク81に係合して、車両後突時のリンクの回転を禁止し、昇降ロック機構100をロック解除してシートクッション(フレーム61)を最低位置まで降下させると、アッパレール55の前方への移動を禁止するリンクロック機構400が設けられている。
ここで、図5、6を用いてシートスライドロック機構300を説明する。図5は図1のシートスライドロック機構300を説明する斜視図、図6は図5の切断線M−Mでの断面図である。ロアレール53の側部には、アッパレール55の移動方向に沿って設けられた複数の被係合部としてのロック穴303が形成されている。アッパレール55の側部には、ブラケット305が設けられている。このブラケット305は、略L字形の操作レバー307を回転可能に支持している。更に、操作レバー307には、ロアレール53のロック穴303に係脱可能なロック歯311が形成された係合部としてのロックレバー313が固着されている。そして、一端部が操作レバー307に係止され、他端部がブラケット305に係止された付勢手段としてのスプリング315により、ロックレバー313のロック歯311がロアレール53のロック穴303に係合する方向に操作レバー307は付勢されている。
更に、本形態例では、ロックレバー313の背面には、リアリンク81方向に延出するストッパブラケット317が取り付けられている。
また、シートトラック機構51は、図6に示すように、アッパレール55と、ロアレール53と、ロアレール53の内部に設けられた2つのボール56と1つのローラ58とからなっている。
次に、図1、図2、図9を用いて昇降ロック機構100の説明を行う。
図9に示すように、ロッド83には、リアリンク81のフレーム61側の回転中心であるロッド83より更に上にある部分に沿って配置される連結リンク90の下部分が固着されている。そして、リアリンク81のフレーム61側の回転中心であるロッド83より更に上の部分と、連結リンク90の上部分との間には、ピン103が取り付けられている。このピン103は、リアリンク81のフレーム61側の回転中心であるロッド83より更に上の部分に対しては溶接等の手法により固着され、連結リンク90の上部分にはかしめ等の手法により固着されている。そして、このピン103に昇降ロック機構100のロングリンク105が回転可能に取り付けられている。
図1、図2に示すように、フレーム61には、ロックピン101が設けられている。ロングリンク105には、ロックピン101が嵌合する長穴107を有している。従って、ロングリンク105はロックピン101が長穴107の端部に当接する範囲で移動し、ロックピン101が長穴107の一方の端部に当接する状態(図1に示す状態)にロングリンク105が移動すると、シートが最高位置にあり、ロックピン101が長穴107の他方の端部に当接する状態(図2に示す状態)にロングリンク105が移動すると、シートが最低位置にあるようになっている。
ロングリンク105には、ピン111を用いてフック113が回転可能に取り付けられている。このフック113は、ロックピン101が長穴の一方の端部に当接する状態(図1の状態)および他方の端部に当接する状態(図2の状態)でロックピン101に係合して、ロングリンク105の移動を禁止するようになっている。ロングリンク105の移動が禁止された状態は、リアリンク81の回転が禁止されたロック状態である。
更に、このフック113は図示しないフック付勢手段により、ロックピン101に係合する方向(図1、図2において、矢印A方向)に付勢されている。
ここで、昇降ロック機構100の作動を説明する。シートが最高位置にあり、昇降ロック機構100がロック状態にある図1に示す状態で、フック付勢手段の付勢力に抗して、フック113を反矢印A方向に回転させると、リアリンク81の回転が可能となるアンロック状態となり、シートは最低位置へ移動可能となる。シートが最低位置まで降下し、フック113を回転させている力を解除すると、図2に示す状態となり、再びロングリンク105の移動が禁止されたロック状態となる。
また、シートが最低位置にあり、昇降ロック機構100がロック状態にある図2に示す状態で、フック付勢手段の付勢力に抗して、フック113を反矢印A方向に回転させると、リアリンク81の回転が可能となるアンロック状態となり、シートは最高位置へ移動可能となる。シートが最高位置まで上昇し、フック113を回転させている力を解除すると、図1に示す状態となり、再びロングリンク105の移動が禁止されたロック状態となる。
次に、車両後突時に係合したリアリンクの回転を禁止し、シートクッション(フレーム61)を最低位置まで降下させると、アッパレール55の前方への移動を禁止するリンクロック機構400の説明を行う。
リアリンク81の下部には、鉤状の係合部81aが形成されている。
アッパレール55の後部に取り付けられたブラケット80には、ピン401を用いて、ストッパ403が回転可能に取り付けられている。このストッパ403の回転端部側には、リアリンク81の係合部81aに係脱可能な鉤状の係合部403aが形成されている。更に、このストッパ403は、シートスライドロック機構300方向に回転すると、回転端部側はストッパブラケット317とロアレール53との間の空間に進入するようになっている。そして、ストッパ403の回転端部側には、ピン405が設けられている。このピン405は、ロック状態(ロックレバー313のロック歯311とロアレール53のロック穴303とが係合した状態)にあるシートスライドロック機構300のロックレバー313に取り付けられたストッパブラケット317の上端面317a(図6参照)が当接可能で、当接することによりロックレバー313のアンロック方向(ロックレバー313のロック歯311がロアレール53のロック穴303から離脱する方向)の移動を禁止するようになっている。
そして、図示しない付勢手段により、ストッパ403は、リアリンク81方向に付勢され、シートが最高位置にある場合には、ストッパ403の係合部403aがリアリンク81の係合部81aに係合するようになっている。この係合により、車両後突時に、シート(フレーム61)に後方への慣性力が作用した場合、リアリンク81が図1において時計方向へ回転するのを禁止するようになっている。
次に、図1−図4、図7−8を用いて連動機構200の説明を行う。図7はシートが最高位置にある状態(図1の状態)での連動機構の拡大図、図8はシートが最低位置にある状態(図2の状態)での連動機構200の拡大図である。
連動機構200は、フレーム61と、シートトラック機構51とに設けられる。フレーム61に設けられる連動機構は、ベース201上に設けられる。
ベース201上には、ピン203を用いて、リンクロック解除レバー207が回転可能に設けられている。このリンクロック解除レバー207とリンクロック機構400のストッパ403との間には、筒状で、端部がベース201とリンクロック機構400近傍のアッパレール55に係止されたアウタケーシング413、アウタケーシング413内を移動可能に挿通し、端部がリンクロック解除レバー207の一方の回転端部側とストッパ403とに係止されたインナワイヤ415からなるワイヤ417が設けられている。このリンクロック解除レバー207がインナワイヤ415を引く方向(一方の方向)に回転すると、リンクロック機構400のストッパ403の係合部403aとリアリンク81の係合部81aとの係合が解除され、ストッパ403は、シートスライドロック機構300方向に回転するようになっている。 又、リンクロック解除レバー207は、図示しない付勢手段(リンクロック解除レバー付勢手段)によりインナワイヤ415を引く方向と反対方向(図において、N方向)に付勢されている。そして、通常は、リンクロック解除レバー207の一方の回転端部側は、ベース201に形成された第1の切り起こしストッパ(リンクロック解除レバーストッパ)201aに当接し、それ以上のN方向の回転が禁止されている。
ベース201上には、シートクッション2のノブ5を操作することにより、軸方向に移動するロッド211が設けられている。このロッド211の先端部は、リンクロック解除レバー207の他方の回転端部側を押圧可能となっている。従って、ノブ5を操作することにより、ロッド211はリンクロック解除レバー207の他方の回転端部を押圧し、インナワイヤ415を引く方向に回転するようになっている。
又、ベース201上には、ピン213を用いてリアモスト検知レバー215が回転可能に設けられている。リアモスト検知レバー215の一方の回転端部側は、リアモスト検知レバー215に接続されるインナワイヤ289、ベース201に係止されるアウタケーシング287からなるワイヤ288を用いて後述する第2キャンセルレバーに接続されている。リアモスト検知レバー215は図示しない付勢手段により矢印O方向、即ちワイヤ288のインナワイヤ289を引く方向に回転付勢されている。そして、通常は、図7に示すように、リアモスト検知レバー215の他方の回転端部側がベース201の縁部に形成された立壁部201cに当接し、それ以上の回転が禁止されている。この状態は、リアモスト検知レバー215が、リンクロック解除レバー207がワイヤ417を引く方向に回転するのを禁止する状態である。図7の状態からワイヤ288のインナワイヤ289が引かれてリアモスト検知レバー215が回転すると、リンクロック解除レバー207がワイヤ417を引く方向に回転するのを許可する状態(図8の状態)となる。
ベース201上には、ピン221を用いてオープンレバー223と昇降ロック解除レバー225とが回転可能に設けられている。オープンレバー223は、オープンレバー223に接続されるインナワイヤ227、ベース201に係止されるアウタケーシング229からなるワイヤ231を用いて、シートクッション2の操作レバー4に接続されている。
又、昇降ロック解除レバー225と昇降ロック機構100との間には、筒状で、端部がベース201と昇降ロック機構のロングリンク105とに係止されたアウタケーシング232、アウタケーシング232内を移動可能に挿通し、端部が昇降ロック解除レバー225とフック113とに係止されたインナワイヤ233からなるワイヤ235が設けられている。
この昇降ロック解除レバー225がインナワイヤ233を引く方向(一方の方向)に回転すると、昇降ロック機構100のフック113と、ロックピン101との係合が解除され、フック113は回転するようになっている。
そして、オープンレバー223と昇降ロック解除レバー225とは、図示しない付勢手段(昇降ロック解除レバー付勢手段、オープンレバー付勢手段)により、矢印Q方向に付勢されている。即ち、昇降ロック解除レバー225は、ワイヤ235のインナワイヤ233を引く方向と反対方向で第2の切り起こしストッパ(昇降ロック解除レバーストッパ)201bに当接する方向に、又、オープンレバー223は、ワイヤ231のインナワイヤ227を引く方向で、オープンレバー223に形成された切り起こしストッパ部223bが昇降ロック解除レバー225に当接する方向に付勢されている。
ベース201上には、ピン251を用いて第1キャンセルレバー253が回転可能に取り付けられている。第1キャンセルレバー253は、図示しない付勢手段(第1キャンセルレバー付勢手段)により、矢印P方向に付勢され、一方の回転端部側(長穴253aが形成された側)がベース201上に形成された切り起こしストッパ(第1キャンセルレバーストッパ)201dに当接可能となっている。
オープンレバー223には、第2の切り起こしストッパ201bに当接している状態の昇降ロック解除レバー225のアーム部225aの側面に沿うように形成され、一方の端部側はアーム部225aの先端よりも更に延びたガイド穴223aが設けられている。このガイド穴223aには、キャンセルピン255が移動可能に係合している。
第1キャンセルレバー253の一方の回転端部側には、キャンセルピン255が係合する長穴253aが形成されている。そして、第1キャンセルレバー253が回転することにより、キャンセルピン255を昇降ロック解除レバー225のアーム部225aの側面に当接可能な位置(図8の状態)、当接不可能な位置(図7の状態)との間を案内するようになっている。
そして、第1キャンセルレバー253、オープンレバー223、キャンセルピン255、昇降ロック解除レバー225とで、連動機構に設けられたキャンセル手段が構成されている。
次に、シートトラック機構51に設けられる第2のキャンセルレバーを説明する。図3、図4に示すように、アッパレール55の側面には、ブラケット240が設けられ、このブラケット240上には、ピン241を用いて第2キャンセルレバー243が回転可能に設けられている。また、ロアレール53の側面には、アッパレール55が最後位置近傍まで後退すると、第2キャンセルレバー243が当接するキャンセル部材245が設けられている。更に、ブラケット240には、第2キャンセルレバー243がキャンセル部材245に当接可能な位置以上に回転するのを禁止する第2キャンセルレバーストッパ247が形成されている。そして、図示しない第2キャンセルレバー付勢手段により、第2キャンセルレバー243が第2キャンセルレバーストッパ247に当接する方向(図3、図4の矢印F方向)に付勢されている。
ここで、連動機構200の作動を説明する。
アッパレール55がロアレール53に対して最後位置以外の位置にあるときには、図3に示すようにアッパレール55の第2キャンセルレバー243は、ロアレール53側のキャンセル部材245に当接していないので、第2キャンセルレバー付勢手段の付勢力により第2キャンセルレバーストッパ247に当接している。
一方、リアモスト検知レバー215は、図7に示すように、図示しない付勢手段により、ベース201の立壁部201cに当接する位置にあり、リンクロック解除レバー207の回転を禁止している。よって、ノブ5を操作してロッド211を移動させても、リンクロック解除レバー207は駆動されない。そして、第1キャンセルレバー253は、キャンセルピン255を昇降ロック解除レバー225のアーム部225aの側面に当接不可能な位置に位置させている。
ここで、操作レバー4を操作すると、オープンレバー223が矢印Q方向と反対方向に回転するだけで、昇降ロック解除レバー225は回転せず、昇降ロック機構100はロック解除されない(キャンセル手段が解除されていない状態)。
次に、アッパレール55がロアレール53に対して最後位置まで移動すると、アッパレール55の第2キャンセルレバー243が、ロアレール側のキャンセル部材245に当接して押され、第2キャンセルレバー付勢手段の付勢力に抗して回転する。この第2キャンセルレバー243の回転により、図8に示すようにリアモスト検知レバー215がリンクロック解除レバー207から離れる方向に回転し、リンクロック解除レバー207は回転可能となる。ここで、ノブ5を操作し、ロッド211を移動させると、リンクロック解除レバー207が回転し、ワイヤ417のインナワイヤ415が引かれ、リアリンク81の係合部81aに係合していたリンクロック機構400のストッパ403が、シートスライドロック機構300方向に回転し、ストッパ403の係合部403aとリアリンク81の係合部81aとの係合が解除され(リンクロック機構400のロック解除)、ストッパ403はシートスライドロック機構300のロックレバー313に取り付けられたストッパブラケット317の上端面317a(図6参照)に当接し、アッパレール55の前方への移動を禁止する。
又、リンクロック解除レバー207が回転することにより、リンクロック解除レバー207の他方の回転端部側が第1キャンセルレバー253を押し、第1キャンセルレバー253は回転し、キャンセルピン255はオープンレバー223のガイド穴223aに沿って移動し、昇降ロック解除レバー225のアーム部225aの側面に当接可能な位置に移動する(図8のキャンセル手段が解除された状態)。
この状態で操作レバー4を操作すると、オープンレバー223が回転し、キャンセルピン255を介して、昇降ロック解除レバー225も回転し、ワイヤ235のインナワイヤ233が引かれ、昇降ロック機構100のフック113が回転し、昇降ロック機構100はアンロック状態となり、シートが降下する。
そして、ノブ5、操作レバー4への操作力を解除すると、オープンレバー223、昇降ロック解除レバー225、リンクロック解除レバー207は元位置(図7の状態)に復帰する。
このような構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
最初にリンクロック機構400がロック解除され、続いて昇降ロック機構100をロック解除することができる。
<第2の形態例>
図11、図12を用いて説明する。本形態例は、第1の形態例のベース201上に設けられる連動機構200の変形例であり、他の部分の構成は第1の形態例と同一である。図11は第2の形態例のシートが最高位置にある状態での連動機構の拡大図、図12は第2の形態例のシートが最低位置にある状態での連動機構の拡大図である。
ベース1201上には、ピン1203を用いて、リンクロック解除レバー1207が回転可能に設けられている。このリンクロック解除レバー1207とリンクロック機構400のストッパ403との間には、筒状で、端部がベース1201とリンクロック機構400近傍のアッパレール55に係止されたアウタケーシング413、アウタケーシング413内を移動可能に挿通し、端部がリンクロック解除レバー1207の一方の回転端部側とストッパ403とに係止されたインナワイヤ415からなるワイヤ417が設けられている。このリンクロック解除レバー1207がインナワイヤ415を引く方向(一方の方向)に回転すると、リンクロック機構400のストッパ403の係合部403aとリアリンク81の係合部81aとの係合が解除され、ストッパ403は、シートスライドロック機構300方向に回転するようになっている。又、リンクロック解除レバー1207は、図示しない付勢手段(リンクロック解除レバー付勢手段)によりインナワイヤ415を引く方向と反対方向(図において、N方向)に付勢されている。そして、通常は、リンクロック解除レバー1207の他方の回転端部側は、ベース1201に形成された第1の切り起こしストッパ1201aに当接し、それ以上のN方向の回転が禁止されている。
ワイヤ1001はシートクッション2のノブ5の操作力をリンクロック解除レバー1207に伝達するワイヤで、ベース1201に係止されるアウタケーシング1003と、リンクロック解除レバー1207に接続されるインナワイヤ1005からなっている。従って、ノブ5を操作することにより、リンクロック解除レバー1207がワイヤ417のインナワイヤ415を引く方向に回転するようになっている。
又、ベース1201上には、ピン1213を用いてリアモスト検知レバー1215が回転可能に設けられている。リアモスト検知レバー1215の一方の回転端部側は、リアモスト検知レバー1215に接続されるインナワイヤ289、ベース201に係止されるアウタケーシング287からなるワイヤ288を用いて後述する第2キャンセルレバーに接続されている。リアモスト検知レバー1215は図示しない付勢手段により矢印O方向、即ちワイヤ288のインナワイヤ289を引く方向に回転付勢されている。そして、通常は、図11に示すように、リアモスト検知レバー1215の他方の回転端部側がベース1201の縁部に形成された立壁部1201cに当接し、それ以上の回転が禁止されている。この状態は、リアモスト検知レバー1215が、リンクロック解除レバー1207がワイヤ417を引く方向に回転するのを禁止する状態である。図11の状態からワイヤ288のインナワイヤ289が引かれてリアモスト検知レバー1215が回転すると、リンクロック解除レバー1207がワイヤ417を引く方向に回転するのを許可する状態(図12の状態)となる。
ベース1201上には、ピン1221を用いてオープンレバー1223と昇降ロック解除レバー1225とが回転可能に設けられている。オープンレバー1223は、オープンレバー1223に接続されるインナワイヤ227、ベース1201に係止されるアウタケーシング229からなるワイヤ231を用いて、シートクッション2の操作レバー4に接続されている。
又、昇降ロック解除レバー1225と昇降ロック機構100との間には、筒状で、端部がベース1201と昇降ロック機構のロングリンク105とに係止されたアウタケーシング232、アウタケーシング232内を移動可能に挿通し、端部が昇降ロック解除レバー1225とフック113とに係止されたインナワイヤ233からなるワイヤ235が設けられている。
この昇降ロック解除レバー1225がインナワイヤ233を引く方向(一方の方向)に回転すると、昇降ロック機構100のフック113と、ロックピン101との係合が解除され、フック113は回転するようになっている。
ベース1201上には、第2の切り起こしストッパ1201bが形成されている。
オープンレバー1223と昇降ロック解除レバー1225とは、図示しない付勢手段により、矢印Q方向に付勢されている。即ち、昇降ロック解除レバー1225は、ワイヤ235のインナワイヤ233を引く方向と反対方向で第2の切り起こしストッパ1201bに当接する方向に、又、オープンレバー1223は、ワイヤ231のインナワイヤ227を引く方向で、オープンレバー1223に形成された切り起こしストッパ部1223bが昇降ロック解除レバー1225に当接する方向に付勢されている。
ベース1201上には、ピン1251を用いて第1キャンセルレバー1253が回転可能に取り付けられている。第1キャンセルレバー1253は、図示しない付勢手段により、矢印P方向に付勢され、一方の回転端部側(長穴1253aが形成された側)がベース1201上に形成された第3の切り起こしストッパ1201dに当接可能となっている。
オープンレバー1223には、第2の切り起こしストッパ1201bに当接している状態の昇降ロック解除レバー1225のアーム部1225aの側面に沿うように形成され、一方の端部側はアーム部1225aの先端よりも更に延びたガイド穴1223aが設けられている。このガイド穴1223aには、キャンセルピン1255が移動可能に係合している。
第1キャンセルレバー1253の一方の回転端部側には、キャンセルピン1255が係合する長穴1253aが形成されている。そして、第1キャンセルレバー1253が回転することにより、キャンセルピン1255を昇降ロック解除レバー1225のアーム部1225aの側面に当接可能な位置(図12の状態)、当接不可能な位置(図11の状態)との間を案内するようになっている。
そして、第1キャンセルレバー1253、オープンレバー1223、キャンセルピン1255、昇降ロック解除レバー1225とで、連動機構に設けられたキャンセル手段が構成されている。
ここで、連動機構1200の作動を説明する。
アッパレール55がロアレール53に対して最後位置以外の位置にあるときには、図3に示すようにアッパレール55の第2キャンセルレバー243は、ロアレール53側のキャンセル部材245に当接していないので、第2キャンセルレバー付勢手段の付勢力により第2キャンセルレバーストッパ247に当接している。
一方、リアモスト検知レバー1215は、図11に示すように、図示しない付勢手段により、ベース1201の立壁部1201cに当接する位置にあり、リンクロック解除レバー1207の回転を禁止している。よって、ノブ5を操作しても、リンクロック解除レバー1207は駆動されない。そして、第1キャンセルレバー1253は、キャンセルピン1255を昇降ロック解除レバー1225のアーム部1225aの側面に当接不可能な位置に位置させている。
ここで、操作レバー4を操作すると、オープンレバー1223が矢印Q方向と反対方向に回転するだけで、昇降ロック解除レバー1225は回転せず、昇降ロック機構100はロック解除されない(キャンセル手段が解除されていない状態)。
次に、アッパレール55がロアレール53に対して最後位置まで移動すると、アッパレール55の第2キャンセルレバー243が、ロアレール側のキャンセル部材245に当接して押され、第2キャンセルレバー付勢手段の付勢力に抗して回転する。この第2キャンセルレバー243の回転により、図12に示すようにリアモスト検知レバー1215がリンクロック解除レバー1207から離れる方向に回転し、リンクロック解除レバー1207は回転可能となる。ここで、ノブ5を操作して、リンクロック解除レバー1207を回転させると、ワイヤ417のインナワイヤ415が引かれ、リアリンク81の係合部81aに係合していたリンクロック機構400のストッパ403が、シートスライドロック機構300方向に回転し、ストッパ403の係合部403aとリアリンク81の係合部81aとの係合が解除され(リンクロック機構400のロック解除)、ストッパ403はシートスライドロック機構300のロックレバー313に取り付けられたストッパブラケット317の上端面317a(図6参照)に当接し、アッパレール55の前方への移動を禁止する。
又、リンクロック解除レバー1207が回転することにより、リンクロック解除レバー1207の他方の回転端部側が第1キャンセルレバー1253を押し、第1キャンセルレバー1253は回転し、キャンセルピン1255はオープンレバー1223のガイド穴1223aに沿って移動し、昇降ロック解除レバー1225のアーム部1225aの側面に当接可能な位置に移動する(キャンセル手段が解除された状態)。
この状態で操作レバー4を操作すると、オープンレバー1223が回転し、キャンセルピン1255を介して、昇降ロック解除レバー1225も回転し、ワイヤ235のインナワイヤ233が引かれ、昇降ロック機構100のフック113が回転し、昇降ロック機構100はアンロック状態となり、シートが降下する。
そして、ノブ5、操作レバー4への操作力を解除すると、オープンレバー1223、昇降ロック解除レバー1225、リンクロック解除レバー1207は元位置(図11状態)に復帰する。
このような構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
最初にリンクロック機構400がロック解除され、続いて昇降ロック機構100をロック解除することができる。
第1の形態例のシートが最高位置にある状態を示す構成図である。 第1の形態例のシートが最低位置にある状態を示す構成図である。 図1の背面図である。 図2の背面図である。 図1のシートスライドロック機構300を説明する斜視図である。 図5の切断線M−Mでの断面図である。 シートが最高位置にある状態(図1の状態)の連動機構の拡大図である。 シートが最低位置にある状態(図2の状態)で、ノブを操作した際の連動機構の拡大図である。 図1の切断線N−Nでの断面図である。 第1の形態例のシートの外形を説明する図である。 第2の形態例のシートが最高位置にある状態での連動機構の拡大図である。 第2の形態例のシートが最低位置にある状態で、ノブを操作し、更に、操作レバーを操作した際の連動機構の拡大図である。
符号の説明
51 シートトラック機構
53 ロアレール
55 アッパレール
61 フレーム
71 フロントリンク
81 リアリンク
100 昇降ロック機構
200 連動機構
300 シートスライドロック機構
400 リンクロック機構

Claims (3)

  1. 下部がフロア側に回転可能に取り付けられ、上部がシートクッションの前部に回転可能に取り付けられたフロントリンクと、
    下部がフロア側に回転可能に取り付けられ、上部が前記シートクッションの後部に回転可能に取り付けられたリアリンクと、
    を有し、前記フロア側、前記シートクッション、前記フロントリンク、前記リアリンクで、前記フロアに対して前記シートクッションが昇降する四節回転機構が形成され、
    更に、
    前記シートクッションが最高位置、最低位置のいずれか一方の位置にあるとき、前記フロントリンク、前記リアリンクのうちの少なくとも一方のリンクの回転を禁止し、前記シートクッションの他方への位置への移動を禁止する昇降ロック機構と、
    前記フロア側に設けられ、前記シートクッションが最高位置にあるときに、前記フロントリンク、前記リアリンクのうちの少なくとも一方のリンクに係合し、車両後突時、係合したリアリンクの回転を禁止するリンクロック機構と、
    リンクロック機構をロック解除しないと、前記昇降ロック機構のロック解除ができないようにする連動機構と、
    を有したことを特徴とするシート。
  2. 前記連動機構は、
    前記リンクロック機構を解除するリンクロック解除レバーと、
    前記昇降ロック機構を解除する昇降ロック解除レバーと、
    前記昇降ロック解除レバーへの操作力をキャンセルするキャンセル手段と、
    を有し、
    リンクロック解除レバーが前記リンクロック機構を解除する方向に移動すると、前記キャンセル手段が解除されるようにしたことを特徴とする請求項1記載のシート。
  3. 前記連動機構は、
    回転可能に設けられ、半径方向に延びるアーム部を有し、一方の方向に回転することにより昇降ロック機構を解除する昇降ロック解除レバーと、
    該昇降ロック解除レバーを他方の方向へ付勢する昇降ロック解除レバー付勢手段と、
    前記昇降ロック解除レバーの他方の方向への回転を禁止する昇降ロック解除レバーストッパと、
    前記昇降ロック駆動レバーの回転中心軸を中心に回転可能に設けられ、半径方向に前記フック駆動レバーのアーム部の先端より更に延びたガイド穴を有したオープンレバーと、
    該オープンレバーを他方の方向へ付勢するオープンレバー付勢手段と、
    前記オープンレバーの他方の方向への回転を禁止するオープンレバーストッパと、
    前記長穴に移動可能に係合したキャンセルピンと、
    前記昇降ロック解除レバーの近傍に回転可能に設けられ、前記キャンセルピンに係合し、一方の方向に回転することにより、前記キャンセルピンを前記昇降ロック駆動レバーのアーム部の側面に当接しない位置から前記昇降ロック駆動レバーのアーム部の側面に当接するへ前記オープンレバーのガイド穴に沿って移動させる長穴を有する第1キャンセルレバーと、
    該第1キャンセルレバーを他方の方向へ付勢する第1キャンセルレバー付勢手段と、
    前記第1キャンセルレバーの他方の方向への回転を禁止する第1キャンセルレバーストッパと、
    回転可能に設けられ、一方の方向に回転することによりリンクロック機構を解除するとともに、前記第1キャンセルレバーを押して、前記第1キャンセルレバーを一方の方向へ回転させるリンクロック解除レバーと、
    該リンクロック解除レバーを他方の方向に付勢するリンクロック付勢手段と、
    前記リンクロック解除レバーの他方の方向への回転を禁止するリンクロック解除レバーストッパと、
    からなることを特徴とする請求項1又は2記載のシート。
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