JP5214921B2 - シートトラック - Google Patents

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Description

本発明は、フロア側に設けられた第1ロアレールと、シート側に設けられ、前記第1ロアレールに移動可能に係合した第1アッパレールとからなる第1シートトラック本体と、前記フロア側で前記第1ロアレールと並設された第2ロアレールと、シート側に設けられ、前記第2ロアレールに移動可能に係合した第2アッパレールとからなる第2シートトラック本体と、前記第1シートトラック本体の第1アッパレールの移動を禁止する第1スライドロック機構と、前記第2シートトラック本体の第2アッパレールの移動を禁止する第2スライドロック機構と、アウタ側のシートトラック本体に沿う部分と、シートの前縁に沿う部分と、インナ側のシートトラック本体に沿う部分とを有し、一方の端部側が前記第1スライドロック機構に接続され、他方の端部側が前記第2スライドロック機構に接続され、シートの前縁に沿う部分を引き上げることにより前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除を行う略「コ」字形のループハンドルと、インナ側のシートトラック本体の後部に取り付けられたベルトアンカと、を備えたシートトラック、及び フロア側に設けられた第1ロアレールと、シート側に設けられ、前記第1ロアレールに移動可能に係合した第1アッパレールとからなる第1シートトラック本体と、前記フロア側で前記第1ロアレールと並設された第2ロアレールと、シート側に設けられ、前記第2ロアレールに移動可能に係合した第2アッパレールとからなる第2シートトラック本体と、前記第1シートトラック本体の第1アッパレールの移動を禁止する第1スライドロック機構と、前記第2シートトラック本体の第2アッパレールの移動を禁止する第2スライドロック機構と、前記第1スライドロック機構のロック解除を行う第1ロック解除機構と、前記第2スライドロック機構のロック解除を行う第2ロック解除機構と、アウタ側のシートトラック本体に沿う部分と、シートの前縁に沿う部分と、インナ側のシートトラック本体に沿う部分とを有し、一方の端部側がアウタ側のロック解除機構に接続され、他方の端部側がインナ側のロック解除機構に接続され、シートの前縁に沿う部分を引き上げることにより前記第1ロック解除機構、前記第2ロック解除機構を介して前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除を行う略「コ」字形のループハンドルと、インナ側のシートトラック本体の後部に取り付けられたベルトアンカと、を備えたシートトラックに関する。
一般に、前後方向に移動可能なシートに設けられるシートトラックにおいては、アウタ側、インナ側に、アッパレールの移動を禁止するスライドロック機構と、スライドロック機構のロック解除を行うロック解除機構とが設けられている。
そして、アウタ側のシートトラック本体に沿う部分と、シートの前縁に沿う部分と、インナ側のシートトラック本体に沿う部分とを有し、一方の端部側がアウタ側のロック解除機構に接続され、他方の端部側がインナ側のロック解除機構に接続され、シートの前縁に沿う部分を引き上げることにより前記第1ロック解除機構、前記第2ロック解除機構を介して前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除を行う略「コ」字形のループハンドルを有している。
そして、ループハンドルのシートの前縁に沿う部分を引き上げると、前記第1ロック解除機構、前記第2ロック解除機構を介して前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除がなされる(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−225415号公報(図1−3参照)
特許文献1に記載されたシートトラックの場合、ベルトアンカが、インナ側のシートトラック本体の後部に取り付けられる場合がある。
このような構成の場合、車両が前面衝突すると、シート着座者が前方へ移動しようとする力がベルトアンカを介してインナ側のシートトラック本体に作用し、インナ側のシートトラック本体は、前部を支点として後部が持ち上がる場合がある。
インナ側のシートトラック本体の後部が持ち上がると、ループハンドルは、シートの前縁に沿う部分が下降する方向に回転する(このような現象を「ジャッキアップ」という)。そして、シートの前縁に沿う部分(ループハンドルの回転端部)がフロアに当たると、ループハンドルの回転が禁止される。インナ側のシートトラック本体の後部が更に持ち上がると、それ以上の回転が禁止されたループハンドルは、インナ側のロック解除機構に対しては、ループハンドルのシートの前縁に沿う部分が上昇する方向に回転することになり、インナ側のシートスライドロックがロック解除される。
このようなシートスライドロック機構のロック解除を防止するためには、ループハンドルのシートの前縁に沿う部分がフロアに当たらないように、シートトラック本体とフロアとの間に一定の隙間が必要である。
このため座面を低くできない問題点がある。
尚、ループハンドルの回転中心と、シートの前縁に沿う部分(ループハンドルの回転端部)までの距離(以下、ループハンドルの回転半径)を短くすれば、前記隙間は狭くできるが、ロック解除する際の操作力が重くなる別の問題点が発生する。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、ロック解除時の操作力は軽く、座面を低くできるシートトラックを提供することにある。
請求項1に係る発明は、フロア側に設けられた第1ロアレールと、シート側に設けられ、前記第1ロアレールに移動可能に係合した第1アッパレールとからなる第1シートトラック本体と、前記フロア側で前記第1ロアレールと並設された第2ロアレールと、シート側に設けられ、前記第2ロアレールに移動可能に係合した第2アッパレールとからなる第2シートトラック本体と、前記第1シートトラック本体の第1アッパレールの移動を禁止する第1スライドロック機構と、前記第2シートトラック本体の第2アッパレールの移動を禁止する第2スライドロック機構と、アウタ側のシートトラック本体に沿う部分と、シートの前縁に沿う部分と、インナ側のシートトラック本体に沿う部分とを有し、一方の端部側が前記第1スライドロック機構に接続され、他方の端部側が前記第2スライドロック機構に接続され、シートの前縁に沿う部分を引き上げることにより前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除を行う略「コ」字形のループハンドルと、インナ側のシートトラック本体の後部に取り付けられたベルトアンカと、を備えたシートトラックにおいて、前記ループハンドルは、前記各アッパレール側に設けられ、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が下降する際の回転中心となる第1支持部と、前記各アッパレール側に設けられ、前記第1支持部より後方に位置し、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が上昇する際の回転中心となる第2支持部と、前記ループハンドルの下部が前記第1支持部、前記第2支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する付勢手段と、で取り付けられたことを特徴とするシートトラックである。
シートの前縁に沿う部分を引き上げる操作力がループハンドルに作用すると、ループハンドルは、第2支持部を回転中心として、シートの前縁に沿う部分側が上昇し、前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除がなされる。
又、車両が前面衝突すると、シート着座者が前方へ移動しようとする力がベルトアンカを介してインナ側のシートトラック本体に作用し、インナ側のシートトラック本体は、前部を支点として後部が持ち上がる。インナ側のシートトラック本体の後部が持ち上がると、ループハンドルは、第1支持部を回転中心として、シートの前縁に沿う部分が下降する方向に回転する。
請求項2に係る発明は、フロア側に設けられた第1ロアレールと、シート側に設けられ、前記第1ロアレールに移動可能に係合した第1アッパレールとからなる第1シートトラック本体と、前記フロア側で前記第1ロアレールと並設された第2ロアレールと、シート側に設けられ、前記第2ロアレールに移動可能に係合した第2アッパレールとからなる第2シートトラック本体と、前記第1シートトラック本体の第1アッパレールの移動を禁止する第1スライドロック機構と、前記第2シートトラック本体の第2アッパレールの移動を禁止する第2スライドロック機構と、前記第1スライドロック機構のロック解除を行う第1ロック解除機構と、前記第2スライドロック機構のロック解除を行う第2ロック解除機構と、アウタ側のシートトラック本体に沿う部分と、シートの前縁に沿う部分と、インナ側のシートトラック本体に沿う部分とを有し、一方の端部側がアウタ側のロック解除機構に接続され、他方の端部側がインナ側のロック解除機構に接続され、シートの前縁に沿う部分を引き上げることにより前記第1ロック解除機構、前記第2ロック解除機構を介して前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除を行う略「コ」字形のループハンドルと、インナ側のシートトラック本体の後部に取り付けられたベルトアンカと、を備えたシートトラックにおいて、前記各ロック解除機構は、前記各アッパレール側に設けられ、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が下降する際の回転中心となる第1支持部と、前記各アッパレール側に設けられ、前記第1支持部より後方に位置し、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が上昇する際の回転中心となる第2支持部と、前記各アッパレールに沿って設けられ、前側には、前記第1支持部近傍の前記ループハンドルの上部に当接可能なクランク部が形成され、後側は、前記スライドロック機構のロック部材に接続され、中間部の軸を中心に回転することにより、前記ロック部材をロック状態とロック解除状態との間で移動させるオープンロッドと、前記ループハンドルの下部が前記第1支持部、前記第2支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する付勢手段と、を有することを特徴とするシートトラックである。
シートの前縁に沿う部分を引き上げる操作力がループハンドルに作用すると、ループハンドルは、第2支持部を回転中心として、シートの前縁に沿う部分側が上昇し、前記第1ロック解除機構、前記第2ロック解除機構を介して前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除がなされる。
又、車両が前面衝突すると、シート着座者が前方へ移動しようとする力がベルトアンカを介してインナ側のシートトラック本体に作用し、インナ側のシートトラック本体は、前部を支点として後部が持ち上がる。インナ側のシートトラック本体の後部が持ち上がると、ループハンドルは、第1支持部を回転中心として、シートの前縁に沿う部分が下降する方向に回転する。
請求項3に係る発明は、前記付勢手段は、前記スライドロック機構のロック部材をロック方向に付勢すると共に、前記オープンロッドのクランク部を介して、前記ループハンドルの下部が前記第1支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する第1スプリングと、中間部が前記オープンロッドに巻回され、一端部が前記アッパレールに係止され、他端部が前記第2支持部近傍のループハンドルの上部の溝に係止され、前記ループハンドルの下部が前記第2支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する第2スプリングと、からなることを特徴とする請求項2記載のシートトラックである。
請求項4に係る発明は、前記第1支持部、前記第2支持部はループハンドル支持ブラケットに形成され、このループハンドル支持ブラケットは、バーリングかしめにより前記アッパレールに固定されることを特徴とする請求項2又は3記載のシートトラックである。
請求項1に係る発明によれば、前記ループハンドルは、前記各アッパレール側に設けられ、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が下降する際の回転中心となる第1支持部と、前記各アッパレール側に設けられ、前記第1支持部より後方に位置し、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が上昇する際の回転中心となる第2支持部と、前記ループハンドルの下部が前記第1支持部、前記第2支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する付勢手段とで取り付けられている。
通常のロック解除動作、即ち、シートの前縁に沿う部分を引き上げる操作力がループハンドルに作用すると、ループハンドルは、第2支持部を回転中心として、シートの前縁に沿う部分側が上昇し、前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除がなされる。次に、車両が前面衝突し、シート着座者が前方へ移動しようとする力がベルトアンカを介してインナ側のシートトラック本体に作用し、インナ側のシートトラック本体は、前部を支点として後部が持ち上がる。インナ側のシートトラック本体の後部が持ち上がると、ループハンドルは、第2支持部より前方にある第1支持部を回転中心として、シートの前縁に沿う部分が下降する方向に回転する。
即ち、ループハンドルは、シートの前縁に沿う部分が上昇する際には第2支持部を回転中心として回転し、シートの前縁に沿う部分が下降する際には第2支持部より前方のある第1支持部を回転中心として回転する。
よって、第1支持部を前方に位置させることにより、シートの前縁に沿う部分が下降する方向に回転する際に、ループハンドルの回転中心と、シートの前縁に沿う部分(ループハンドルの回転端部)までの距離を短くでき、シートトラック本体とフロアとの間に必要な隙間を狭くでき、座面を低くできる。又、第2支持部を後方に位置させることで、シートの前縁に沿う部分を上昇する方向に回転させる際、ループハンドルの回転中心と、シートの前縁に沿う部分までの距離を長くでき、ロック解除する際の操作力は重くならない。
請求項2−請求項4に係る発明によれば、前記各ロック解除機構は、前記各アッパレール側に設けられ、前記ループハンドルの下部が当接可能な第1支持部と、前記各アッパレール側に設けられ、前記第1支持部より後方に位置し、前記ループハンドルの下部が当接可能な第2支持部と、前記各アッパレールに沿って設けられ、前側には、前記第1支持部近傍の前記ループハンドルの上部に当接可能なクランク部が形成され、後側は、前記スライドロック機構のロック部材に接続され、中間部の軸を中心に回転することにより、前記ロック部材をロック状態とロック解除状態との間で移動させるオープンロッドと、前記ループハンドルの下部が前記第1支持部、前記第2支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する付勢手段と、を有している。
通常のロック解除動作、即ち、シートの前縁に沿う部分を引き上げる操作力がループハンドルに作用すると、ループハンドルは、第2支持部を回転中心として、シートの前縁に沿う部分側が上昇し、前記第1ロック解除機構、前記第2ロック解除機構を介して前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除がなされる。次に、車両が前面衝突し、シート着座者が前方へ移動しようとする力がベルトアンカを介してインナ側のシートトラック本体に作用し、インナ側のシートトラック本体は、前部を支点として後部が持ち上がる。インナ側のシートトラック本体の後部が持ち上がると、ループハンドルは、第2支持部より前方にある第1支持部を回転中心として、シートの前縁に沿う部分が下降する方向に回転する。
即ち、ループハンドルは、シートの前縁に沿う部分が上昇する際には第2支持部を回転中心として回転し、シートの前縁に沿う部分が下降する際には第2支持部より前方のある第1支持部を回転中心として回転する。
よって、第1支持部を前方に位置させることにより、シートの前縁に沿う部分が下降する方向に回転する際に、ループハンドルの回転中心と、シートの前縁に沿う部分(ループハンドルの回転端部)までの距離を短くでき、シートトラック本体とフロアとの間に必要な隙間を狭くでき、座面を低くできる。又、第2支持部を後方に位置させることで、シートの前縁に沿う部分を上昇する方向に回転させる際、ループハンドルの回転中心と、シートの前縁に沿う部分までの距離を長くでき、ロック解除する際の操作力は重くならない。
請求項3に係る発明によれば、前記付勢手段は、前記スライドロック機構のロック部材をロック方向に付勢すると共に、前記オープンロッドのクランク部を介して、前記ループハンドルの下部が前記第1支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する第1スプリングと、中間部が前記オープンロッドに巻回され、一端部が前記アッパレールに係止され、他端部が前記第2支持部近傍のループハンドルの上部の溝に係止され、前記ループハンドルの下部が前記第2支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する第2スプリングと、からなることにより、第2スプリングの取付が簡単である。
請求項4に係る発明によれば、前記第1支持部、前記第2支持部はループハンドル支持ブラケットに形成され、このループハンドル支持ブラケットは、バーリングかしめにより前記アッパレールに固定されることにより、リベット等の締結部品が別途必要としない。
<第1形態例>
(全体構成)
図1を用いて本形態例のシートトラックの全体構成を説明する。本形態例のシートトラックは、第1シートトラック本体、第2シートトラック本体とからなっているが、同一構造なので、図1においては、第1シートトラック本体側を示し、第2シートトラック側は示していない。尚、図1において、矢印F側が前側、矢印R側が後側である。
第1シートトラック本体1は、フロア側に設けられた第1ロアレール3と、シート側に設けられ、第1ロアレール3に移動可能に係合した第1アッパレール5とからなっている。
この第1シートトラック本体1には、第1アッパレールの移動を禁止する第1スライドロック機構11と、第1スライドロック機構11の前方に位置し、第1スライドロック機構11のロック解除を行う第1ロック解除機構21とが設けられている。
(第1スライドロック機構11)
図1、図2を用いて説明する。図2は図1の切断線A−Aでの断面図である。
図1に示すように、第1ロアレール3の側壁には、同じ間隔で複数のロック穴13が形成されている。第1アッパレール5には、ロックレバーブラケット15が設けられている。このロックレバーブラケット15は、図2に示すように、第1ロアレール3の側壁と間隔を介して対向し、ロック穴13と対向する穴15bが形成された対向部15aを有している。
更に、図1に戻ってロックレバーブラケット15には、第1アッパレール5に沿って配置されたオープンロッド17を回転可能に支持する2つのロッド支持部15cが形成されている。
オープンロッド17の前部、後部には、それぞれクランク部17a、17bが形成されている。ロッド支持部15c間のオープンロッド17には、ロック部材としてのロックレバー19が回転可能に取り付けられている。このロックレバー19には、図2に示すように、ロックレバーブラケット15の穴15bを介して、第1ロアレール3のロック穴13に係脱可能なロック歯19aが形成されている。
図1に戻って、ロックレバー19の後部には、オープンロッド17の後部のクランク部17bが係合する溝19bが形成されている。よって、オープンロッド17が中間の軸を中心に回転することにより、ロックレバー19のロック歯19aが第1ロアレール3のロック穴13から係脱し、係合時は第1アッパレール5の第1ロアレール3に対する移動が禁止されるロック状態、離脱時は第1アッパレール5の第1ロアレール3に対する移動が許可されるロック解除状態となる。
更に、中間部がオープンロッド17に巻回され、一端部がロックレバーブラケット15に係止され、他端部がロック歯19aが第1ロアレール3のロック穴13に係合する方向にロックレバー19を押圧する第1スプリング18が設けられている。
(第1ロック解除機構21)
図1に示すように、ループハンドル20は、第1シートトラック本体1に沿う第1シートトラック部20aと、図示しないシートの前縁に沿う操作部20bと、図示しない第2シートトラック本体に沿う第2シートトラック部とからなり、略「コ」の字形となっている。
第1アッパレール5には、ループハンドル支持ブラケット23が設けられている。ループハンドル支持ブラケット23には、第1ロアレール3の側壁と略直交する第1垂下部25、第2垂下部27が形成されている。第1垂下部25、第2垂下部27には、略矩形の穴25a、27aが形成され、これらの穴23a、穴25aを挿通するようにループハンドル20の第1シートトラック部20aが挿入されている。従って、穴25aの底部がループハンドル20の下部が当接可能な第1支持部であり、穴27aの底部が、第1支持部より後方に位置し、ループハンドル20の下部が当接可能な第2支持部となっている。
更に、ループハンドル支持ブラケット23には、オープンロッド17が挿通し、オープンロッド17を支持する2つの穴23c、23dが形成されている。
オープンロッド17の前側のクランク部17aは、第1垂下部(第1支持部)25近傍のループハンドル20の上部に当接可能となっている。そして、第1スプリング18の付勢力によりクランク部17aは、ループハンドル20の上部に押接している。よって、第1スプリング18は、ループハンドル20を第1垂下部25の穴25aの底部(第1支持部)に当接する方向に付勢する付勢手段としても機能している。
第2垂下部(第2支持部)27近傍のループハンドル20の上部には、溝20cが形成されている。中間部がオープンロッド17に巻回され、一端部がループハンドルブラケット(第1アッパレール5)23に係止され、他端部がループハンドル20の溝20cに係止された第2スプリング29により、ループハンドル20は第2垂下部27の穴27aの底部(第2支持部)に当接する方向に付勢されている。尚、第2スプリング29がループハンドル20の溝20cに係止することにより、ループハンドル20のループハンドル支持ブラケット23からの抜け止めとなっている。
従って、第1スプリング18と、第2スプリング29とで、ループハンドル20の下部を第1垂下部25の穴25a(第1支持部)、第2垂下部27の穴27a(第2支持部)に当接する方向にループハンドル20を付勢する付勢手段が構成されている。
そして、本形態例では、ループハンドル支持ブラケット23と第1アッパレール5との取付は、バーリングかしめで行った。尚、バーリングかしめとしては、第1アッパレール5に穴の周囲に円筒が形成されるバーリング穴を設け、ループハンドル支持ブラケット23に円筒が挿通する穴を設け、ループハンドル支持ブラケット23の穴を挿通した円筒をかしめる場合と、ループハンドル支持ブラケット23に穴の周囲に円筒が形成されるバーリング穴を設け、第1アッパレール5に円筒が挿通する穴を設け、第1アッパレール5の穴を挿通した円筒をかしめる場合とがあるが限定するものではない。
次に、上記構成の作動を図1−図5を用いて説明する。図3−図5は図1の切断線B−Bでの断面図であり、図3はロック状態、図4はアンロック状態、図5はジャッキアップ状態を示している。
図3の状態は、第1スプリング18の付勢力により、ロックレバー19のロック歯19aが第1ロアレール3のロック穴13に係合し、第1アッパレール5の第1ロアレール3に対する移動が禁止されるロック状態である。
ここで、図3→図4に示すように、ループハンドル20の操作部20bを引き上げると、ループハンドル20は、第2垂下部27の穴27aの底部(第2支持部)を回転中心として、操作部20bが上昇する。これにより、オープンロッド17が第1スプリング18の付勢力に抗して回転し、ロックレバー19のロック歯19aが第1ロアレール3のロック穴13から離脱し、第1アッパレール5の第1ロアレール3に対する移動が解除されるロック解除状態となる。
ループハンドル20の操作部20bを引き上げる操作力を解除すると、図4→図3に示すように、第1スプリング18の付勢力により、ロックレバー19のロック歯19aが第1ロアレール3のロック穴13に係合し、第1アッパレール5の第1ロアレール3に対する移動が禁止されるロック状態に復帰する。
上記作動は、第1シートトラック1側での作動であるが、第2シートトラック側も同じである。即ち、ループハンドル20のシートの前縁に沿う部分である操作部20bを引き上げることにより第1ロック解除機構21、第2ロック解除機構を介して第1スライドロック機構11、第2スライドロック機構のロック解除が行われる。
又、車両が前面衝突すると、シート着座者が前方へ移動しようとする力がベルトアンカを介してインナ側のシートトラック本体(本形態例では第2シートラック本体)に作用し、インナ側のシートトラック本体は、前部を支点として後部が持ち上がる。インナ側のシートトラック本体の後部が持ち上がると、第1シートトラック本体1側では、図3→図5に示すように、ループハンドル20は、第2スプリング29の付勢力に抗して第1垂下部25の穴25aの底部(第1支持部)を回転中心として、操作部20bが下降する方向に回転するジャッキアップ状態となる。
インナ側のシートトラック本体の前部を支点として後部が持ち上がる状態がなくなると、第2スプリング29の付勢力により、図3の状態に復帰する。
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ループハンドル20は、操作部20bが上昇する際には、第2垂下部27の穴27aの底部(第2支持部)を回転中心として、回転し、操作部20bが下降する際には第2支持部より前方のある第1垂下部25の穴25aの底部(第1支持部)を回転中心として回転する。
よって、第1支持部を前方に位置させることにより、操作部20bが下降する際、ループハンドル20の回転中心と、操作部(ループハンドルの回転端部)20bまでの距離を短くでき、第1、第2シートトラック本体とフロアとの間に必要な隙間を狭くでき、座面を低くできる。又、第2支持部を後方に位置させることで、操作部20bを上昇させる際、ループハンドル20の回転中心と、操作部20bまでの距離を長くでき、ロック解除する際の操作力は重くならない。
(2)付勢手段での、第2スプリング29は、中間部がオープンロッド17に巻回され、一端部がループハンドルブラケット(第1アッパレール5)23に係止され、他端部がループハンドル20の溝20cに係止されるだけなので、取付が簡単である。又、第2スプリング29の他端部がループハンドル20の溝20cに係止されることにより、ループハンドル20のループハンドル支持ブラケット23からの抜け止めも行なうことができる。
(3)ループハンドル支持ブラケット23は、バーリングかしめにより第1アッパレール5に固定されることにより、リベット等の締結部品を別途必要としない。
尚、(2)、(3)の効果は第2シートトラック本体でも得られる。
尚、本発明は上記形態例に限定するものではない。第2スプリングとして、図6,図7に示すような、第2スプリング129でも良い。そして、ループハンドル120を支持する第1支持部123a、第2支持部123b、オープンロッド117を支持する穴123c、123dが形成されたループハンドル支持ブラケット123に設けられた支持部123eが、コイル部分を挿通して、第2スプリング129を支持する。第2スプリング129の一方の端部129aは、ループハンドル120の上部に係止され、ループハンドル120の下部が第1支持部123aに当接する方向にループハンドル120を付勢している。第2スプリング129の他方の端部129bは、ループハンドル120の上部に係止され、ループハンドル120の下部が第2支持部123bに当接する方向にループハンドル120を付勢している。
形態例のシートトラックを説明する斜視図である。 図1の切断線A−Aでの断面図である。 図1の切断線B−Bでの断面図であり、ロック状態を示す図である。 図1の切断線B−Bでの断面図であり、アンロック状態を示す図である。 図1の切断線B−Bでの断面図であり、ジャッキアップ状態を示す図である。 他の形態例を説明する図である。 図6のC方向矢視図である。
符号の説明
1 第1シートトラック本体
3 第1ロアレール
5 第1アッパレール
11 第1スライドロック機構
17 オープンロッド
18 第1スプリング
19 ロックレバー
20 ループハンドル
21 第1ロック解除機構
25 第1垂下部
27 第2垂下部
29 第2スプリング

Claims (4)

  1. フロア側に設けられた第1ロアレールと、シート側に設けられ、前記第1ロアレールに移動可能に係合した第1アッパレールとからなる第1シートトラック本体と、
    前記フロア側で前記第1ロアレールと並設された第2ロアレールと、シート側に設けられ、前記第2ロアレールに移動可能に係合した第2アッパレールとからなる第2シートトラック本体と、
    前記第1シートトラック本体の第1アッパレールの移動を禁止する第1スライドロック機構と、
    前記第2シートトラック本体の第2アッパレールの移動を禁止する第2スライドロック機構と、
    アウタ側のシートトラック本体に沿う部分と、シートの前縁に沿う部分と、インナ側のシートトラック本体に沿う部分とを有し、一方の端部側が前記第1スライドロック機構に接続され、他方の端部側が前記第2スライドロック機構に接続され、シートの前縁に沿う部分を引き上げることにより前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除を行う略「コ」字形のループハンドルと、
    インナ側のシートトラック本体の後部に取り付けられたベルトアンカと、
    を備えたシートトラックにおいて、
    前記ループハンドルは、
    前記各アッパレール側に設けられ、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が下降する際の回転中心となる第1支持部と、
    前記各アッパレール側に設けられ、前記第1支持部より後方に位置し、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が上昇する際の回転中心となる第2支持部と、
    前記ループハンドルの下部が前記第1支持部、前記第2支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する付勢手段と、
    で取り付けられたことを特徴とするシートトラック。
  2. フロア側に設けられた第1ロアレールと、シート側に設けられ、前記第1ロアレールに移動可能に係合した第1アッパレールとからなる第1シートトラック本体と、
    前記フロア側で前記第1ロアレールと並設された第2ロアレールと、シート側に設けられ、前記第2ロアレールに移動可能に係合した第2アッパレールとからなる第2シートトラック本体と、
    前記第1シートトラック本体の第1アッパレールの移動を禁止する第1スライドロック機構と、
    前記第2シートトラック本体の第2アッパレールの移動を禁止する第2スライドロック機構と、
    前記第1スライドロック機構のロック解除を行う第1ロック解除機構と、
    前記第2スライドロック機構のロック解除を行う第2ロック解除機構と、
    アウタ側のシートトラック本体に沿う部分と、シートの前縁に沿う部分と、インナ側のシートトラック本体に沿う部分とを有し、一方の端部側がアウタ側のロック解除機構に接続され、他方の端部側がインナ側のロック解除機構に接続され、シートの前縁に沿う部分を引き上げることにより前記第1ロック解除機構、前記第2ロック解除機構を介して前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除を行う略「コ」字形のループハンドルと、
    インナ側のシートトラック本体の後部に取り付けられたベルトアンカと、
    を備えたシートトラックにおいて、
    前記各ロック解除機構は、
    前記各アッパレール側に設けられ、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が下降する際の回転中心となる第1支持部と、
    前記各アッパレール側に設けられ、前記第1支持部より後方に位置し、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が上昇する際の回転中心となる第2支持部と、
    前記各アッパレールに沿って設けられ、前側には、前記第1支持部近傍の前記ループハンドルの上部に当接可能なクランク部が形成され、後側は、前記スライドロック機構のロック部材に接続され、中間部の軸を中心に回転することにより、前記ロック部材をロック状態とロック解除状態との間で移動させるオープンロッドと、
    前記ループハンドルの下部が前記第1支持部、前記第2支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する付勢手段と、
    を有することを特徴とするシートトラック。
  3. 前記付勢手段は、
    前記スライドロック機構のロック部材をロック方向に付勢すると共に、前記オープンロッドのクランク部を介して、前記ループハンドルの下部が前記第1支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する第1スプリングと、
    中間部が前記オープンロッドに巻回され、一端部が前記アッパレールに係止され、他端部が前記第2支持部近傍のループハンドルの上部の溝に係止され、前記ループハンドルの下部が前記第2支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する第2スプリングと、
    からなることを特徴とする請求項2記載のシートトラック。
  4. 前記第1支持部、前記第2支持部はループハンドル支持ブラケットに形成され、
    このループハンドル支持ブラケットは、バーリングかしめにより前記アッパレールに固定されることを特徴とする請求項2又は3記載のシートトラック。
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