JP4202827B2 - 格納シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前部側、後部側のうちの一方の側を中心としてフロアに対して起き上がり可能に設けられたロアレール、該ロアレールに移動可能に係合し、シートが設けられるアッパレールからなるシートトラックと、前記ロアレールの他方の側に設けられ、前記フロアに形成された穴に対してロック/ロック解除係脱可能で、シャフトを移動させることにより前記穴とのロックが解除されるボールフィックスと、前記アッパレールに設けられ、前記ボールフィックスのシャフトに係合可能で、前記シャフトを移動させ、前記ボールフィックスの前記フロアの穴とのロックを解除可能な解除レバーとを備えた格納シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
図9(a)、図9(b)に示すような格納シートがワンボックスカー等に用いられている。図において、シートトラック1は、フロアF側のロアレール3と、ロアレール3に対して移動可能に設けられ、シート5が設けられるアッパレール7からなっている。尚、シートトラック1には、アッパレール7の移動を禁止するロック機構設けられている。
【0003】
シート5は、着座者の座面となると共にシートトラック1のアッパレール7に設けられるシートクッション9と、着座者の背面を支持するシートバック11とからなり、更に、シートバック11はリクライニング機構13を介して前後方向に傾動可能となっている。
【0004】
シートトラック1のロアレール3の前部は、ヒンジ機構15を介してフロアFに対して起き上がり可能に設けられている。一方、ロアレール3の後部は、フロアFに形成された穴17に対してロック/ロック解除可能なボールフィックス21が設けられている。このボールフィックス21は、ロック状態の時に、そのシャフト19を上方に引き上げることにより穴17とのロックが解除されるようになっている。尚、ボールフィックス21の構造は周知なので、説明は省略する(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
このような格納シートにおいて、図9(a)は、ボールフィックス21はフロアFの穴17に対してロック状態にあり、シート5に着座可能な状態である。この状態から、シートトラック1のロック機構を解除して、アッパレール7をシートトラックの最前位まで移動さると共に、シートバック11を前倒れさせる。更に、ボールフィックス21のフロアFの穴17に対するロックを解除し、シート5のシートクッション9の後部をフロアFに対して引き起こすと、シート1全体がフロアFに対して起き上がる図9(b)に示すような状態(格納状態)となる。
【0006】
一般に、ボールフィックス21のシャフト19を引き上げる機構としては、アッパレール7側に解除レバーを設け、ボールフィックス21のシャフト19に解除レバーが係合可能な凹部等の係合部を形成する。
【0007】
そして、アッパレール7がシートトラックの最前位まで移動すると、解除レバーがボールフィックス21のシャフト19の係合部に係合し、その後、解除レバーを操作することによりボールフィックス21のシャフト19を引き上げるようにしている。
【0008】
このような格納シートにおいて、以下の2つのタイプがある。
▲1▼シートトラックのロック機構をロック解除する操作レバーと、ボールフィックス21のシャフト19を引き上げてロック解除を行なう操作レバーとは、別個に設けられる。
▲2▼シートトラック1のロック機構のロック解除を行なう操作レバーと、ボールフィックス21のロック解除を行なう操作レバーとが一体となっている。そして、アッパレール側に設けられた操作レバーを操作すると、最初に、シートトラックのロック解除が行われる。操作レバーの操作状態を保持し、即ち、シートトラックをロック解除状態したまま、シートトラック1のアッパレール7をシートトラックの最前位まで移動さると共に、シートバック11を前倒れさせる。アッパレール7がシートトラックの最前位まで移動することにより、アッパレール7に設けられた解除レバーがボールフィックス21のシャフト19の係合部と係合する。次に、操作レバーを更に大きく操作すると、シートトラックのロック解除が行われた状態で、解除レバーが駆動され、ボールフィックス21のシャフト19が持ち上げられ、ロック解除がなされる(例えば、特許文献2参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−4610号公報(図1−図3)
【特許文献2】
仏国特許出願公開第2 824 795号明細書(Fig.1−Fig.4)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記▲1▼の格納シートでは、ロック解除する操作レバーと、ボールフィックスのロック解除を行なう操作レバーとの両方の操作レバーを操作しながら、アッパレールをシートトラックの最前位まで移動すると、解除レバーがボールフィックス21のシャフト19の係合部以外の箇所に衝突し、解除レバーやボールフィックス21が破損する問題点がある。
【0011】
▲2▼の格納シートでは、操作レバーを最初から大きく操作すると、シートトラックのロック解除と、アッパレールに設けられたボールフィックス用の解除レバーの駆動とがなされ、▲1▼と同様な問題点が発生する。
【0012】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、ボールフィックスや解除レバーの破損がない格納シートを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、前部側、後部側のうちの一方の側を中心としてフロアに対して起き上がり可能に設けられたロアレール、該ロアレールに移動可能に係合し、シートが設けられるアッパレールからなるシートトラックと、前記ロアレールの他方の側に設けられ、前記フロアに形成された穴に対してロック/ロック解除可能で、シャフトを引き上げることにより前記穴とのロックが解除されるボールフィックスと、前記アッパレールに設けられ、前記ボールフィックスのシャフトに係合可能で、前記シャフトを移動させ、前記ボールフィックスの前記フロアの穴とのロックを解除可能な解除レバーとを備えた格納シートにおいて、前記ボールフィックスをロック解除可能な位置に前記アッパレールが移動したとき以外は、前記解除レバーの動きを禁止するキャンセル機構を設けたことを特徴とする格納シートである。
【0014】
前記ボールフィックスをロック解除可能な位置に前記アッパレールが移動したとき以外は、前記解除レバーの動きを禁止するキャンセル機構を設けたことにより、ボールフィックスや解除レバーの破損がなくなる。
【0015】
請求項2記載の発明は、前記キャンセル機構は、前記アッパレールに設けられ、前記解除レバーが当接可能なカム面を有し、回転することにより前記解除レバーを回転させ、前記解除レバーが係合した前記ボールフィックスの前記シャフトをロック解除方向に移動させ、前記ボールフィックスの前記フロアの穴とのロックを解除するカムプレートと、前記アッパレールに設けられ、前記カムプレートと係合可能で、係合時、前記カムプレートのカム面が前記解除レバーを回転させる方向へ回転するのを禁止するキャンセルレバーと、前記アッパレールに設けられ、前記解除レバーが前記ボールフィックスのシャフトとの係合位置を規定する解除レバーストッパと、前記カムプレートが当接し、キャンセルレバーとの係合位置を規定するカムプレートストッパと、前記キャンセルレバーが当接し、前記カムプレートとの係合位置を規定するキャンセルレバーストッパと、前記解除レバーを前記カムプレートのカム面方向に付勢すると共に、前記解除レバーが当接した前記カムプレートを前記カムプレートストッパに当接する方向に付勢する解除レバー付勢手段と、前記キャンセルレバーを前記キャンセルレバーストッパ方向へ付勢するキャンセルレバー付勢手段と、前記ロアレールに設けられ、前記アッパレールが前記ロアレールの前部側、後部側のうちの一方の側へ移動すると、前記キャンセルレバーが当接し、前記キャンセルレバーを前記キャンセルレバーストッパから離れる方向に回転させ、前記キャンセルレバーと前記カムプレートとの係合を解除するキャンセル部材とからなることを特徴とする請求項1記載の格納シートである。
【0016】
アッパレールがロアレールの前部側、後部側のうちの一方の側へ移動していない場合では、アッパレールのキャンセルレバーがロアレールのキャンセル部材に当接していない。この状態では、キャンセルレバーはキャンセルレバー付勢手段の付勢力により、キャンセルレバーストッパに当接している。
【0017】
一方、カムプレートは、解除レバー付勢手段の付勢力により、カムプレートストッパに当接し、キャンセルレバーはカムプレートに係合し、カムプレートはそのカム面が解除レバーを回転させる方向への回転が禁止されている。
【0018】
次に、アッパレールがロアレールの前部側、後部側のうちの一方の側へ移動すると、アッパレールに設けられたキャンセルレバーがロアレールに設けられたキャンセル部材に当接し、キャンセルレバーはキャンセルレバーストッパから離れる方向に回転し、キャンセルレバーとカムプレートの係合が解除され、カムプレートはそのカム面が前記解除レバーを回転させる方向へ回転可能な状態となる。更に、解除レバーはボールフィックスのシャフトに係合する。
【0019】
ここで、カムプレートを回転すると、解除レバーが回転し、ボールフィックスのシャフトを引き上げて、ボールフィックスのロック解除がなされる。
【0020】
前記ボールフィックスのロック解除可能な位置に前記アッパレールが移動したとき以外は、前記解除レバーの動きを禁止するキャンセル機構を設けたことにより、ボールフィックスや解除レバーの破損がなくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に図面を用いて本発明の実施の形態例を説明する。最初に、図8を用いて、本実施の形態例の格納シートの全体構成を説明する。図において、シートトラック101は、フロアF側のロアレール103と、ロアレール103に対して移動可能に設けられ、シート105が設けられるアッパレール107からなっている。尚、シートトラック101には、アッパレール107の移動を禁止するロック機構設けられている。
【0022】
シート105は、着座者の座面となると共にシートトラック101のアッパレール107に設けられるシートクッション109と、着座者の背面を支持するシートバック111とからなり、更に、シートバック111はリクライニング機構113を介して前後方向に傾動可能となっている。
【0023】
シートトラック101のロアレール103の前部は、ヒンジ機構115を介してフロアFに対して起き上がり可能に設けられている。一方、ロアレール103の後部は、フロアFに形成された穴117に対してロック/ロック解除可能なボールフィックス121が設けられている。このボールフィックス121は、ロック状態の時に、後述する解除レバーによりシャフト119を上方に引き上げることにより穴117とのロックが解除されるようになっている。
【0024】
そして、シート105の後部には、ボールフィックス121のロック解除可能な位置にアッパレール107が移動したとき以外は、解除レバーの動きを禁止するキャンセル機構130が設けられている。
【0025】
次に、図1〜図6を用いてキャンセル機構130の説明を行う。図1は図8のキャンセル機構130の拡大図、図2は図1の切断線A−Aでの断面図、図3は図1の切断線B−Bでの断面図、図4は図1の切断線C−Cでの断面図、図5は図1のE部分の拡大図、図6は図1でアッパレール、第1ブラケット、第2ブラケットを取り除いた状態を示す図である。尚、図1〜図6はキャンセル機構が作動していない状態を示している。
【0026】
ロアレール103の底部にブラケット141を介して取り付けられたボールフィックス121のシャフト119には、U字形の係合部材143が取り付けられている。この係合部材143は、ロアレール103の底面に形成された穴103a(図6参照)を介してロアレール103内部に進入している。
【0027】
アッパレール107には、第1ブラケット151と、第2ブラケット153とが設けられている。第2ブラケット153には、ピン155を用いて解除レバー157が回転可能に設けられている。解除レバー157の一方の端部側は、ボールフィックス121のシャフト119に設けられた係合部材143に係合可能で、アッパレール101内に進入している(図3〜図4参照)。更に、第2ブラケット153には、解除レバー157がボールフィックス121の係合部材143と係合可能な位置より更に移動するのを禁止する解除レバーストッパ153aが形成されている。
【0028】
第2ブラケット153には、カムプレート163が固着されたロッド161の一端部が回転可能に取り付けられている。このカムプレート163には、解除レバー157の他方の端部側が当接可能なカム面165を有し、回転することにより解除レバー157を回転させ、解除レバー157が係合したボールフィックス121の係合部材143を上方に持ち上げ、即ち、ボールフィックス121のシャフト119を上方に持ち上げ、ボールフィックス121のフロアFの穴とのロックを解除するようになっている。更に、カムプレート163は、L字形の係止部167が形成されている。そして、ロッド161の他端部は、他方の側のシートトラックに設けられたカムプレートが固着され、一方の側のシートトラックのカムプレート163の動きを他方の側のシートトラックのカムプレートに伝達するようになっている。
【0029】
又、第1ブラケット151には、ピン171を用いてキャンセルレバー173が回転可能に設けられている。このキャンセルレバー173の一方の端部には、カムプレート163の係止部167と係合可能なピン175が設けられている。そして、このピン175がカムプレート163の係止部167に係合すると、カムプレート163は、そのカム面165が解除レバー157を回転させる方向へ回転するのが禁止される。
【0030】
又、アッパレール107側には、カムプレート163が当接し、キャンセルレバー173との係合位置を規定するカムプレートストッパ181が設けられている。更に、図5に示すように、第1ブラケット151には、ピン171を中心とする円弧状の切欠溝152が形成され、この切欠溝152にキャンセルレバー173に設けられたダボ177が配置されている。そして、切欠溝152のカムプレート163側の立壁面154は、キャンセルレバー173のダボ177が当接することにより、キャンセルレバー173のカムプレート163との係合位置を規定するキャンセルレバーストッパとして機能している。
【0031】
解除レバー157は、図示しない解除レバー付勢手段によりカムプレート163のカム面165方向(図1で、矢印I方向)に付勢されている。この付勢力により、カムプレート163はカムプレートストッパ181に当接している。又、キャンセルレバーを173は、中間部がピン171に巻回され、一方の端部がキャンセルレバー173に、他方の端部が第1ブラケット151に係止されるキャンセルレバー付勢手段であるスプリング191により、そのダボ177がキャンセルレバーストッパ(第1ブラケット151の切欠溝152のカムプレート163側の立壁面154)方向(図1において矢印II方向)へ付勢されている。
【0032】
そして、ロアレール103には、アッパレール107がル最前部へ移動すると、キャンセルレバー173が当接し、キャンセルレバー173をそのダボ177がキャンセルレバーストッパ(第1ブラケット151の切欠溝152のカムプレート163側の立壁面154)から離れる方向に回転させ、キャンセルレバー173のピン175とカムプレート163の係止部167との係合を解除するキャンセル部材201が設けられている。
【0033】
次に、上記構成の作動を説明する。図1〜図6に示す状態は、アッパレール107がシートトラック101の最前位迄移動しておらず、キャンセル機構130が作動していない状態である。この状態では、アッパレール107のキャンセルレバー173がロアレール103のキャンセル部材201に当接していない。そして、キャンセルレバー173はキャンセルレバー付勢手段であるスプリング191の付勢力により、そのダボ177がキャンセルレバーストッパ(第1ブラケット151の切欠溝152のカムプレート163側の立壁面154)に当接している。
【0034】
一方、カムプレート163は、解除レバー付勢手段の付勢力により、カムプレートストッパ181に当接し、キャンセルレバー173のピン175はカムプレート163の係止部167に係合し、カムプレート163はそのカム面165が解除レバー157を回転させる方向への回転が禁止されている。
【0035】
次に、アッパレール107がシートトラック101の最前位へ移動すると、図7に示すように、キャンセルレバー173がキャンセル部材201に当接し、キャンセルレバー173はそのダボ177がキャンセルレバーストッパ(第1ブラケット151の切欠溝152のカムプレート163側の立壁面154)から離れる方向に回転し、キャンセルレバー173とカムプレート163の係合が解除され、カムプレート163はそのカム面165が解除レバー157を回転させる方向へ回転可能な状態となる。更に、解除レバー157の一方の端部側は、ボールフィックス121のシャフト119に設けられた係合部材143に係合する。
【0036】
ここで、カムプレート163を図において矢印III方向回転すると、解除レバー157が回転し、ボールフィックス121のシャフト119を引き上げて、ボールフィックス121のロック解除がなされる。
【0037】
上記構成によれば、ボールフィックス121のロック解除可能な位置であるアッパレール107がシートトラック101の最前位に移動したとき以外は、解除レバー157の動きを禁止するキャンセル機構130を設けたことにより、ボールフィックス121や解除レバー157の破損がなくなる。
【0038】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、前記ボールフィックスのロック解除可能な位置に前記アッパレールが移動したとき以外は、前記解除レバーの動きを禁止するキャンセル機構を設けたことにより、ボールフィックスや解除レバーの破損がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態例の発明部分であるキャンセル機構を示す図で、図8のキャンセル機構130の拡大図である。
【図2】図1の切断線A−Aでの断面図である。
【図3】図1の切断線B−Bでの断面図である。
【図4】図1の切断線C−Cでの断面図である。
【図5】図1のE部分の拡大図である。
【図6】図1でアッパレール、第1ブラケット、第2ブラケットを取り除いた状態を示す図である。
【図7】図6でアッパレールが最前位まで移動したときの状態を示す図である。
【図8】本実施の形態例の格納シートの全体構成を説明する図である。
【図9】格納シートを説明する図である。
【符号の説明】
101 シートトラック
103 ロアレール
107 アッパレール
130 キャンセル機構
157 解除レバー
163 カムプレート
173 キャンセルレバー
201 キャンセル部材

Claims (2)

  1. 前部側、後部側のうちの一方の側を中心としてフロアに対して起き上がり可能に設けられたロアレール、該ロアレールに移動可能に係合し、シートが設けられるアッパレールからなるシートトラックと、
    前記ロアレールの他方の側に設けられ、前記フロアに形成された穴に対してロック/ロック解除可能で、シャフトを引き上げることにより前記穴とのロックが解除されるボールフィックスと、
    前記アッパレールに設けられ、前記ボールフィックスのロックを解除するシャフトに係合可能で、前記シャフトを上方に移動させることにより前記ボールフィックスの前記フロアの穴とのロックを解除する解除レバーとを備えた格納シートにおいて、
    前記ボールフィックスをロック解除可能な位置に前記アッパレールが移動したとき以外は、前記解除レバーの動きを禁止するキャンセル機構を設けたことを特徴とする格納シート。
  2. 前記キャンセル機構は、
    前記アッパレールに設けられ、前記解除レバーが当接可能なカム面を有し、回転することにより前記解除レバーを回転させ、前記解除レバーが係合した前記ボールフィックスの前記シャフトをロック解除方向に移動させ、前記ボールフィックスの前記フロアの穴とのロックを解除するカムプレートと、
    前記アッパレールに設けられ、前記カムプレートと係合可能で、係合時、前記カムプレートのカム面が前記解除レバーを回転させる方向へ回転するのを禁止するキャンセルレバーと、
    前記アッパレールに設けられ、前記解除レバーが前記ボールフィックスのシャフトとの係合位置を規定する解除レバーストッパと、
    前記カムプレートが当接し、キャンセルレバーとの係合位置を規定するカムプレートストッパと、
    前記キャンセルレバーが当接し、前記カムプレートとの係合位置を規定するキャンセルレバーストッパと、
    前記解除レバーを前記カムプレートのカム面方向に付勢すると共に、前記解除レバーが当接した前記カムプレートを前記カムプレートストッパに当接する方向に付勢する解除レバー付勢手段と、
    前記キャンセルレバーを前記キャンセルレバーストッパ方向へ付勢するキャンセルレバー付勢手段と、
    前記ロアレールに設けられ、前記アッパレールが前記ロアレールの前部側、後部側のうちの一方の側へ移動すると、前記キャンセルレバーが当接し、前記キャンセルレバーを前記キャンセルレバーストッパから離れる方向に回転させ、前記キャンセルレバーと前記カムプレートとの係合を解除するキャンセル部材と、
    からなることを特徴とする請求項1記載の格納シート。
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