JP2009029221A - シートトラック - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロック解除機構は、アッパレール5側に設けられ、ループハンドル20の下部が当接可能な第1垂下部25と、アッパレール5側に設けられ、第1垂下部25より後方に位置し、ループハンドル20の下部が当接可能な第2垂下部27と、アッパレール5に沿って設けられ、前側には、第1垂下部25近傍のループハンドル20の上部に当接可能なクランク部17aが形成され、後側は、スライドロック機構のロックレバー19に接続され、中間部の軸を中心に回転することにより、ロックレバー19をロック状態とロック解除状態との間で移動させるオープンロッド17と、ループハンドル20の下部が第1垂下部25、第2垂下部27に当接する方向にループハンドル20を付勢する付勢手段とを有する
【選択図】図1
Description
このような構成の場合、車両が前面衝突すると、シート着座者が前方へ移動しようとする力がベルトアンカを介してインナ側のシートトラック本体に作用し、インナ側のシートトラック本体は、前部を支点として後部が持ち上がる場合がある。
尚、ループハンドルの回転中心と、シートの前縁に沿う部分(ループハンドルの回転端部)までの距離(以下、ループハンドルの回転半径)を短くすれば、前記隙間は狭くできるが、ロック解除する際の操作力が重くなる別の問題点が発生する。
(全体構成)
図1を用いて本形態例のシートトラックの全体構成を説明する。本形態例のシートトラックは、第1シートトラック本体、第2シートトラック本体とからなっているが、同一構造なので、図1においては、第1シートトラック本体側を示し、第2シートトラック側は示していない。尚、図1において、矢印F側が前側、矢印R側が後側である。
(第1スライドロック機構11)
図1、図2を用いて説明する。図2は図1の切断線A−Aでの断面図である。
(第1ロック解除機構21)
図1に示すように、ループハンドル20は、第1シートトラック本体1に沿う第1シートトラック部20aと、図示しないシートの前縁に沿う操作部20bと、図示しない第2シートトラック本体に沿う第2シートトラック部とからなり、略「コ」の字形となっている。
オープンロッド17の前側のクランク部17aは、第1垂下部(第1支持部)25近傍のループハンドル20の上部に当接可能となっている。そして、第1スプリング18の付勢力によりクランク部17aは、ループハンドル20の上部に押接している。よって、第1スプリング18は、ループハンドル20を第1垂下部25の穴25aの底部(第1支持部)に当接する方向に付勢する付勢手段としても機能している。
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ループハンドル20は、操作部20bが上昇する際には、第2垂下部27の穴27aの底部(第2支持部)を回転中心として、回転し、操作部20bが下降する際には第2支持部より前方のある第1垂下部25の穴25aの底部(第1支持部)を回転中心として回転する。
(2)付勢手段での、第2スプリング29は、中間部がオープンロッド17に巻回され、一端部がループハンドルブラケット(第1アッパレール5)23に係止され、他端部がループハンドル20の溝20cに係止されるだけなので、取付が簡単である。又、第2スプリング29の他端部がループハンドル20の溝20cに係止されることにより、ループハンドル20のループハンドル支持ブラケット23からの抜け止めも行なうことができる。
(3)ループハンドル支持ブラケット23は、バーリングかしめにより第1アッパレール5に固定されることにより、リベット等の締結部品を別途必要としない。
尚、本発明は上記形態例に限定するものではない。第2スプリングとして、図6,図7に示すような、第2スプリング129でも良い。そして、ループハンドル120を支持する第1支持部123a、第2支持部123b、オープンロッド117を支持する穴123c、123dが形成されたループハンドル支持ブラケット123に設けられた支持部123eが、コイル部分を挿通して、第2スプリング129を支持する。第2スプリング129の一方の端部129aは、ループハンドル120の上部に係止され、ループハンドル120の下部が第1支持部123aに当接する方向にループハンドル120を付勢している。第2スプリング129の他方の端部129bは、ループハンドル120の上部に係止され、ループハンドル120の下部が第2支持部123bに当接する方向にループハンドル120を付勢している。
3 第1ロアレール
5 第1アッパレール
11 第1スライドロック機構
17 オープンロッド
18 第1スプリング
19 ロックレバー
20 ループハンドル
21 第1ロック解除機構
25 第1垂下部
27 第2垂下部
29 第2スプリング
Claims (4)
- フロア側に設けられた第1ロアレールと、シート側に設けられ、前記第1ロアレールに移動可能に係合した第1アッパレールとからなる第1シートトラック本体と、
前記フロア側で前記第1ロアレールと並設された第2ロアレールと、シート側に設けられ、前記第2ロアレールに移動可能に係合した第2アッパレールとからなる第2シートトラック本体と、
前記第1シートトラック本体の第1アッパレールの移動を禁止する第1スライドロック機構と、
前記第2シートトラック本体の第2アッパレールの移動を禁止する第2スライドロック機構と、
アウタ側のシートトラック本体に沿う部分と、シートの前縁に沿う部分と、インナ側のシートトラック本体に沿う部分とを有し、一方の端部側が前記第1スライドロック機構に接続され、他方の端部側が前記第2スライドロック機構に接続され、シートの前縁に沿う部分を引き上げることにより前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除を行う略「コ」字形のループハンドルと、
インナ側のシートトラック本体の後部に取り付けられたベルトアンカと、
を備えたシートトラックにおいて、
前記ループハンドルは、
前記各アッパレール側に設けられ、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が下降する際の回転中心となる第1支持部と、
前記各アッパレール側に設けられ、前記第1支持部より後方に位置し、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が上昇する際の回転中心となる第2支持部と、
前記ループハンドルの下部が前記第1支持部、前記第2支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する付勢手段と、
で取り付けられたことを特徴とするシートトラック。 - フロア側に設けられた第1ロアレールと、シート側に設けられ、前記第1ロアレールに移動可能に係合した第1アッパレールとからなる第1シートトラック本体と、
前記フロア側で前記第1ロアレールと並設された第2ロアレールと、シート側に設けられ、前記第2ロアレールに移動可能に係合した第2アッパレールとからなる第2シートトラック本体と、
前記第1シートトラック本体の第1アッパレールの移動を禁止する第1スライドロック機構と、
前記第2シートトラック本体の第2アッパレールの移動を禁止する第2スライドロック機構と、
前記第1スライドロック機構のロック解除を行う第1ロック解除機構と、
前記第2スライドロック機構のロック解除を行う第2ロック解除機構と、
アウタ側のシートトラック本体に沿う部分と、シートの前縁に沿う部分と、インナ側のシートトラック本体に沿う部分とを有し、一方の端部側がアウタ側のロック解除機構に接続され、他方の端部側がインナ側のロック解除機構に接続され、シートの前縁に沿う部分を引き上げることにより前記第1ロック解除機構、前記第2ロック解除機構を介して前記第1スライドロック機構、前記第2スライドロック機構のロック解除を行う略「コ」字形のループハンドルと、
インナ側のシートトラック本体の後部に取り付けられたベルトアンカと、
を備えたシートトラックにおいて、
前記各ロック解除機構は、
前記各アッパレール側に設けられ、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が下降する際の回転中心となる第1支持部と、
前記各アッパレール側に設けられ、前記第1支持部より後方に位置し、前記ループハンドルの下部が当接可能で、シートの前縁に沿う部分が上昇する際の回転中心となる第2支持部と、
前記各アッパレールに沿って設けられ、前側には、前記第1支持部近傍の前記ループハンドルの上部に当接可能なクランク部が形成され、後側は、前記スライドロック機構のロック部材に接続され、中間部の軸を中心に回転することにより、前記ロック部材をロック状態とロック解除状態との間で移動させるオープンロッドと、
前記ループハンドルの下部が前記第1支持部、前記第2支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する付勢手段と、
を有することを特徴とするシートトラック。 - 前記付勢手段は、
前記スライドロック機構のロック部材をロック方向に付勢すると共に、前記オープンロッドのクランク部を介して、前記ループハンドルの下部が前記第1支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する第1スプリングと、
中間部が前記オープンロッドに巻回され、一端部が前記アッパレールに係止され、他端部が前記第2支持部近傍のループハンドルの上部の溝に係止され、前記ループハンドルの下部が前記第2支持部に当接する方向に前記ループハンドルを付勢する第2スプリングと、
からなることを特徴とする請求項2記載のシートトラック。 - 前記第1支持部、前記第2支持部はループハンドル支持ブラケットに形成され、
このループハンドル支持ブラケットは、バーリングかしめにより前記アッパレールに固定されることを特徴とする請求項2又は3記載のシートトラック。
Priority Applications (1)
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JP2007194049A JP5214921B2 (ja) | 2007-07-26 | 2007-07-26 | シートトラック |
Applications Claiming Priority (1)
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JP5214921B2 JP5214921B2 (ja) | 2013-06-19 |
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JP2007194049A Active JP5214921B2 (ja) | 2007-07-26 | 2007-07-26 | シートトラック |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009122767A1 (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-08 | シロキ工業株式会社 | シートトラック |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000006694A (ja) * | 1998-06-23 | 2000-01-11 | Toyota Auto Body Co Ltd | シートスライド装置のスライドロック機構 |
JP2006298104A (ja) * | 2005-04-19 | 2006-11-02 | Shiroki Corp | シートトラック装置 |
JP2008056104A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Gifu Auto Body Industry Co Ltd | シートトラックスライド装置 |
-
2007
- 2007-07-26 JP JP2007194049A patent/JP5214921B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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WO2009122767A1 (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-08 | シロキ工業株式会社 | シートトラック |
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JP5214921B2 (ja) | 2013-06-19 |
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