JP2008056104A - シートトラックスライド装置 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】フロア2とシート3との間の左右両側に配設されるシートトラック4は、ロアレール5と、アッパレール6と、ロアレール5側に並設した複数のロック孔と、アッパレール6側に設けた連動ハンドル18と、アッパレール6側に設けたロック部材8とを備えている。アッパレール6の移動方向Xの両側で連動ハンドル18の両腕部19を支える軸受部14,15と、両腕部19を連動ハンドル18のロック位置Pで両軸受部14,15に圧接させるねじりコイルばね17とを備えている。両腕部19は前後両軸受部14,15のうち一方の軸受部14,15に圧接されながら他方の軸受部15,14から離れるようにねじりコイルばね17の付勢合力に抗して回動し得る。
【効果】連動ハンドル18の遊びを大きくして車両衝突時等における不用意なロック解除を防止する場合でも連動ハンドル18のがたつきを防止して操作性を良くすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体フロア側のロアレールに対しシ−ト側のアッパレールを移動可能に支持したシートトラックを車体フロアとシートとの間の両側に配設したシートトラックスライド装置において、ロアレールに対するアッパレールの移動を阻止するロック部材を操作する連動ハンドルを両シートトラック間で支持する構造に関するものである。
従来、下記特許文献1に記載されたハンドルにおいては、両シートトラックのアッパレールに対しハンドルレバーが支軸により回動可能に支持され、その両ハンドルレバー間にコ字形状のハンドル棒が僅かな遊びを持って連結されている。
特開2001−47896号公報
一般的にシートベルトアンカーは一方のシートトラックでアッパレールの後側に取り付けられているため、車両衝突時等にその一方のシートトラックでアッパレールの後側が持ち上がって両シートトラックのアッパレールが互いに捩じられる場合がある。その際、一方のシートトラックの動きが他方のシートトラックに対しハンドルを介して伝えられるため、他方のシートトラックでロック部材が回動してロック解除されるおそれがある。そのような場合に一方のシートトラックの動きが前記ハンドル棒の遊びの範囲で吸収されるため、他方のシートトラックにおける不用意なロック解除を防止することができる。そのハンドル棒の遊びが大きいほど一方のシートトラックの動きをより確実に吸収することはできるが、その遊びが大き過ぎると、両ハンドルレバーに対しハンドル棒ががたついてハンドルの操作性が悪くなるおそれがある。
この発明は、連動ハンドルの遊びを大きくして車両衝突時等における不用意なロック解除を防止することを目的としている。
後記実施形態の図面(図1〜4及び図5(a)に示す第1実施形態、図5(b)に示す第1実施形態の別例1、図5(c)に示す第1実施形態の別例2、図5(d)に示す第1実施形態の別例3)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかるシートトラックスライド装置は下記のように構成されている。
このシートトラックスライド装置1はフロア2とシート3との間の両側に配設されるシートトラック4を備えている。この両シートトラック4は、それぞれ、フロア2に固定されるロアレール5と、シート3に固定されてこのロアレール5に対し移動可能に支持したアッパレール6と、このロアレール5側でこのアッパレール6の移動方向Xに沿って並設した複数のロック部11と、このアッパレール6側に設けた支持部13でロック位置Pとロック解除位置Qとを取り得るように操作可能に取り付けた連動ハンドル18と、このアッパレール6側でこの連動ハンドル18の操作に伴い連動部19a,10を介してこのロアレール5側のロック部11に対し係脱可能に取り付けたロック部材8とを備えている。前記連動ハンドル18は、前記両シートトラック4の支持部13に取り付けられる両腕部19と、この両腕部19を互いに連動させる連結部20とを有している。この両支持部13は、アッパレール6の移動方向Xの両側でこの両腕部19を支える支点部14,15と、付勢合力F18により両腕部19を前記連動ハンドル18のロック位置Pで支点部14,15に圧接させるハンドル用弾性体17b,21,22,23とを備えている。この両腕部19はこの両支点部14,15(14a,15a)のうち一方の支点部14(14a)または15(15a)に圧接されながら他方の支点部15(15a)または14(14a)から離れるようにハンドル用弾性体17b,21,22,23の付勢合力F18に抗して回動し得る。
請求項1の発明では、両支点部14,15をロック解除時と車両衝突時等とで使い分けることができるので、車両衝突時等に生じる両シートトラック4間の高さ方向のずれを吸収することができる連動ハンドル18の遊びβを大きくすることができ、不用意なロック解除を防止することができる。
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明において、前記両腕部19は、前記連動ハンドル18のロック解除位置Qで第一支点部14(14a)と第二支点部15(15a)とのうち第一支点部14(14a)に圧接されながら第二支点部15(15a)から離れるようにハンドル用弾性体17b,21,22,23の付勢合力F18に抗してロック解除向きZUへ回動し得るとともに、第一支点部14(14a)と第二支点部15(15a)とのうち第二支点部15(15a)に圧接されながら第一支点部14(14a)から離れるようにハンドル用弾性体17b,21,22,23の付勢合力F18に抗して前記ロック解除向きZUに対する反対向きZDへ回動し得る。請求項2の発明では、請求項1の発明の効果に加え、連動ハンドル18をロック位置Pとロック解除位置Qとの間で円滑に操作させることができる。
請求項1または請求項2の発明を前提とする請求項3の発明において、前記ハンドル用弾性体17b,21,22による付勢合力F18は前記両支点部14,15間で生じる。請求項3の発明では、連動ハンドル18のロック位置Pで両腕部19を両支持部13の両支点部14,15に対し安定的に圧接させることができる。
請求項3の発明を前提とする請求項4の発明において、前記付勢合力F18は、両支点部14,15間で腕部19に係合されたハンドル用弾性体としてのばね17bにより生じる。請求項4の発明では、既存のばね17bを利用した簡単な構造にすることができる。
請求項1から請求項4のうちいずれかの請求項の発明を前提とする請求項5の発明において、前記ロック部材8を連動ハンドル18のロック位置Pで前記ロック部11に対し係合させるように付勢するロック用弾性体17aを備え、連動ハンドル18とロック部材8との間の連動部19a,10においては、ロック部材8を連動ハンドル18のロック解除位置Qでロック用弾性体17aの付勢力F8に抗してロック部11に対し離脱させるように互いに圧接し得るとともに、連動ハンドル18のロック位置Pでその圧接を解除し得る。請求項5の発明では、連動ハンドル18の操作に伴い連動ハンドル18とロック部材8との間の連動部19a,10が互いに圧接されてロック部11に対するロック部材8の係脱を円滑に行うことができるとともに、車両衝突時等には連動ハンドル18がロック解除向きZUに対する反対向きZDへ動いても連動ハンドル18とロック部材8との間の連動部19a,10が互いに離間して不用意なロック解除を防止することができる。
請求項1から請求項5のうちいずれかの請求項の発明を前提とする請求項6の発明において、前記支点部14,15は、腕部19がハンドル用弾性体17b,21,22,23の付勢合力F18により圧接される受圧部14a,15aと、その受圧部14a,15aから腕部19がハンドル用弾性体17b,21,22,23の付勢合力F18に抗して離れるのを許容する移動許容路14b,15bとを有している。請求項6の発明では、簡単な構造の両支点部14,15により、連動ハンドル18に遊びβを持たせることができる。
請求項1から請求項6のうちいずれかの請求項の発明を前提とする請求項7の発明において、前記両支持部13は、腕部19が一方の支点部14に圧接されながら他方の支点部15から離れるようにハンドル用弾性体17b,21,22,23の付勢合力F18に抗して回動する際に、その回動途中で腕部19に当接するストッパ16を備えている。請求項7の発明では、両支点部14,15とストッパ16との間で連動ハンドル18の動き規制して安定させることができる。
本発明は、フロア2とシート3との間の両側に配設されるシートトラック4を備えたシートトラックスライド装置1においてその両シートトラック4のロック部材8を操作する連動ハンドル18の遊びβを大きくして車両衝突時等における不用意なロック解除を防止することができる。
以下、本発明の第1実施形態にかかるシートトラックスライド装置について図1〜4及び図5(a)を参照して説明する。
図1(a)に示すシートトラックスライド装置1は、車両のフロア2とシート3との間に設置され、図1(b)に示すように左右方向Yの両側に配設されたシートトラック4を備えている。図2(a)(b)にも示すように、この左右両シートトラック4においては、フロア2に固定されるロアレール5に対しシート3に固定されるアッパレール6がガイド(図示せず)を介して嵌め込まれて前後方向Xへ移動可能に支持されている。この左右両アッパレール6に取着されたロックブラケット7上にはロック部材8が前後方向Xへ延びる回動中心線8aを中心にして回動可能に支持されている。この左右両ロック部材8においては、ロック部としてのロック爪9がアッパレール6の内側に挿入され、連動部としてのU状受皿部10がアッパレール6の外側へ延設されている。このロアレール5の内側にはロック部としてのロック孔11がアッパレール6の移動方向(前後方向X)に沿って複数並設されている。このアッパレール6の内側にはこの各ロック孔11を挟む回避孔12がロック爪9に対応して形成されている。前記ロック部材8のロック爪9は、ロック部材8の回動に伴い、図2(b)に示すロック状態でこのロック孔11及び回避孔12に係入され、図3(b)に示すロック解除状態でこのロック孔11及び回避孔12から離脱する。
前記ロックブラケット7の前方で左右両アッパレール6に取着された支持部としてのハンドルブラケット13上には、第一支点部としての前側の逆U状軸受部14と、この前側の軸受部14に対し後方へ離間された第二支点部としての後側の逆U状軸受部15と、この前後両軸受部14,15間の鉤状ストッパ16とがアッパレール6の外側へ延設されている。この前後両軸受部14,15においては、図2(c)(d)(e)(f)に示すように、天井部分で内側へ断面半円弧状に膨らむ受圧部14a,15aがU状に延びるように形成され、この受圧部14a,15aから下方へ移動許容路14b,15bが延びて開放されている。また、このハンドルブラケット13には一つのねじりコイルばね17が取り付けられ、このねじりコイルばね17のロック弾性体としての付勢腕部17aが前記ロック部材8に引掛けられて図5(a)に示す付勢腕部17aの弾性力F8(付勢力)によりロック爪9がロック孔11及び回避孔12に係入される。
図1(b)に示す連動ハンドル18は、丸パイプにより成形され、左右両シートトラック4に接続される腕部19と、この両腕部19を互いに連動させる連結部20とを有している。この左右両腕部19は、左右両シートトラック4で、前記ハンドルブラケット13の前後両軸受部14,15内に挿入されるとともに、前記ハンドルブラケット13のストッパ16及び前記ロック部材8の受皿部10に載せられる。前記ねじりコイルばね17のハンドル弾性体としての付勢腕部17bは、この前後両軸受部14,15の受圧部14a,15a間の範囲S内でこの腕部19の下側の溝部に引掛けられ、このストッパ16に形成された長孔16aに挿入されている。この腕部19は図5(a)に示す付勢腕部17bの弾性力F18(付勢合力)により上方へ付勢されて前後両軸受部14,15の受圧部14a,15aに圧接される。この腕部19の端部19aは、連動部として、図3(b)に示すように前記ロック部材8の受皿部10を下方へ圧接し得るとともに、図4(b)に示すようにこの受皿部10から上方へ離間し得る。
さて、図1(b)及び図2(a)(b)に示す連動ハンドル18のロック位置Pでは、腕部19が付勢腕部17bにより付勢されて図2(c)(d)(e)(f)に示すように前後両軸受部14,15の受圧部14a,15aに対し圧接されている。また、腕部19の端部19aが受皿部10から浮いているため、ロック部材8が付勢腕部17aにより付勢されて回動してロック状態となり、そのロック爪9がロック孔11に係入されている。
図3(a)(b)に示すように、連動ハンドル18の連結部20をロック解除向きZUへ持ち上げると、連動ハンドル18はロック位置Pからロック解除位置Qになる。そのロック解除位置Qで腕部19は、図3(c)(d)に示すように前後両軸受部14,15のうち前側軸受部14の受圧部14aに圧接されながら後側軸受部15の受圧部15aから移動許容路15bに沿って離れるように付勢腕部17bの付勢合力F18に抗してロック解除向きZUへこの受圧部14aを中心に回動する。その際、連動ハンドル18のロック位置Pにおける基準線LPに対し、連動ハンドル18のロック解除位置Qにおける基準線LQがなす移動距離はαとなる。その腕部19の回動はストッパ16により規制される。また、腕部19の端部19aが受皿部10を下方へ圧接するため、ロック部材8が付勢腕部17aの付勢力F8に抗して回動してロック解除状態となり、そのロック爪9がロック孔11から離脱する。その際、連動ハンドル18のロック位置Pにおける腕部19の端部19aに対し、連動ハンドル18のロック解除位置Qにおける腕部19の端部19aが移動する距離はHαとなる。この距離Hαは、ロック爪9をロック孔11から確実に離脱させる必要があるため、ある程度大きくなっている。
図4(a)(b)に示すように、車両衝突時等に左右両シートトラック4のアッパレール6が互いに捩じられると、連動ハンドル18はロック位置Pから衝突捩れ状態Rになる。その衝突捩れ状態Rで腕部19は、図4(c)(d)に示すように前後両軸受部14,15のうち後側軸受部15の受圧部15aに圧接されながら前側軸受部14の受圧部14aから移動許容路14bに沿って離れるように付勢腕部17bの付勢合力F18に抗してロック解除向きZUに対する反対向きZDへこの受圧部15aを中心に回動する。その際、連動ハンドル18のロック位置Pにおける基準線LPに対し、連動ハンドル18の
衝突捩れ状態Rにおける基準線LRがなす遊びとしての移動距離はβとなる。その腕部19の回動はストッパ16により規制される。また、腕部19の端部19aが受皿部10から上方へ離れるため、ロック部材8のロック状態が維持される。
従って、本実施形態では、両シートトラック4間における連動ハンドル18の支持構造
で、連動ハンドル18の遊びβを大きくして車両衝突時等における不用意なロック解除を防止する場合でも連動ハンドル18のがたつきを防止して操作性を良くし、連動ハンドル18をロック位置Pとロック解除位置Qとの間で円滑に操作させることができる。また、簡単な形状の前後両軸受部14,15と、ロック部材8と連動ハンドル18とに兼用する一つのねじりコイルばね17があればよいため、連動ハンドル18の支持構造が簡単になり、連動ハンドル18の取付けや取外しも容易になる。
前記実施形態以外にも下記のように構成してもよい。
* 第1実施形態では両軸受部14,15が前後両側で互いに分離されているが、一体的に設けられたU状部材の前後両側にこの両軸受部14,15を設ける。
* 前後両軸受部14,15において受圧部14a,15aから下方へ延びる移動許容路14b,15bを下方へ開放せずに長孔状に形成する。
* 前記実施形態では一つのねじりコイルばね17の付勢腕部17bを前後両軸受部14,15間の範囲Sで腕部19に直接係合させて付勢合力F18を付与しているが、図5(b)に示す第1実施形態の別例1では、その範囲Sの外側で一対の引張コイルばね21を腕部19に直接係合させてこの両引張コイルばね21の付勢力f18を合わせた付勢合力F18を前後両軸受部14,15間の範囲Sで腕部19に付与する。また、図5(c)に示す第1実施形態の別例2では、一つのねじりコイルばね22の両付勢腕部22aを上記範囲Sの外側で腕部19に直接係合させてこのねじりコイルばね22の付勢力f18を合わせた付勢合力F18を前後両軸受部14,15間の範囲Sで腕部19に付与する。さらに、図5(d)に示す第1実施形態の別例3では、上記範囲Sの外側で一つの引張コイルばね23を腕部19に直接係合させてロック部材8の付勢力F8よりも小さい付勢合力F18を前後両軸受部14,15間の範囲Sの外側で腕部19に付与する。その場合、引張コイルばね23により腕部19が一方の軸受部14とロック部材8の受皿部10とに圧接される。
(a)は車体のフロア上にシートをシートトラックスライド装置を介して設置した状態を概略的に示す側面図であり、(b)は第1実施形態にかかるシートトラックスライド装置を示す斜視図である。 (a)は上記シートトラックスライド装置において一方のシートトラックで連動ハンドルをロック位置にした状態を示す側面図であり、(b)は(a)のA−A線部分横断面図であり、(c)は上記シートトラックスライド装置において一方の支点部を示す部分横断面図であり、(d)は(c)の支点部を側面側から見た部分断面図であり、(e)は上記シートトラックスライド装置において他方の支点部を示す部分横断面図であり、(f)は(e)の支点部を側面側から見た部分断面図である。 (a)は上記シートトラックスライド装置において一方のシートトラックで連動ハンドルをロック解除位置にした状態を示す側面図であり、(b)は(a)のB−B線部分断面図であり、(c)は上記シートトラックスライド装置において一方の支点部を示す部分横断面図であり、(d)は同じく他方の支点部を示す部分横断面図である。 (a)は上記シートトラックスライド装置において一方のシートトラックで連動ハンドルの衝突捩れ状態を示す側面図であり、(b)は(a)のC−C線部分断面図であり、(c)は上記シートトラックスライド装置において一方の支点部を示す部分横断面図であり、(d)は同じく他方の支点部を示す部分横断面図である。 (a)は図2のシートトラックスライド装置において連動ハンドルの支持構造を示す原理図であり、(b)は第1実施形態の別例1において連動ハンドルの支持構造を示す原理図であり、(c)は第1実施形態の別例2において連動ハンドルの支持構造を示す原理図であり、(d)は第1実施形態の別例3において連動ハンドルの支持構造を示す原理図である。
符号の説明
1…シートトラックスライド装置、2…フロア、3…シート、4…シートトラック、5…ロアレール、6…アッパレール、8…ロック部材、10…連動部としての受皿部、11…ロック部としてのロック孔、13…支持部としてのハンドルブラケット、14…第一支点部としての前側軸受部、15…第二支点部としての後側軸受部、14a,15a…軸受部の受圧部、14b,15b…軸受部の移動許容路、16…ストッパ、17…ねじりコイルばね、17a…ロック用弾性体としてのねじりコイルばねの付勢腕部、17b…ハンドル用弾性体としてのねじりコイルばねの付勢腕部、18…連動ハンドル、19…連動ハンドルの腕部、19a…連動部としての腕部の端部、20…連動ハンドルの連結部、21,23…ハンドル用弾性体としての引張コイルばね、22…ハンドル用弾性体としてのねじりコイルばね、P…連動ハンドルのロック位置、Q…連動ハンドルのロック解除位置、R…連動ハンドルの衝突捩れ状態、X…前後方向(アッパレールの移動方向)、F18…ハンドル付勢合力、F8…ロック部材付勢力、ZU…ロック解除向き、ZD…ロック解除向きに対する反対向き。

Claims (7)

  1. フロアとシートとの間の両側に配設されるシートトラックを備え、この両シートトラックは、それぞれ、フロアに固定されるロアレールと、シートに固定されてこのロアレールに対し移動可能に支持したアッパレールと、このロアレール側でこのアッパレールの移動方向に沿って並設した複数のロック部と、このアッパレール側に設けた支持部でロック位置とロック解除位置とを取り得るように操作可能に取り付けた連動ハンドルと、このアッパレール側でこの連動ハンドルの操作に伴い連動部を介してこのロアレール側のロック部に対し係脱可能に取り付けたロック部材とを備えたシートトラックスライド装置において、
    前記連動ハンドルは、前記両シートトラックの支持部に取り付けられる両腕部と、この両腕部を互いに連動させる連結部とを有し、この両支持部は、アッパレールの移動方向の両側でこの両腕部を支える支点部と、付勢合力により両腕部を前記連動ハンドルのロック位置で支点部に圧接させるハンドル用弾性体とを備え、この両腕部はこの両支点部のうち一方の支点部に圧接されながら他方の支点部から離れるようにハンドル用弾性体の付勢合力に抗して回動し得る
    ことを特徴とするシートトラックスライド装置。
  2. 前記両腕部は、前記連動ハンドルのロック解除位置で第一支点部と第二支点部とのうち第一支点部に圧接されながら第二支点部から離れるようにハンドル用弾性体の付勢合力に抗してロック解除向きへ回動し得るとともに、第一支点部と第二支点部とのうち第二支点部に圧接されながら第一支点部から離れるようにハンドル用弾性体の付勢合力に抗して前記ロック解除向きに対する反対向きへ回動し得ることを特徴とする請求項1に記載のシートトラックスライド装置。
  3. 前記ハンドル用弾性体による付勢合力は前記両支点部間で生じることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシートトラックスライド装置。
  4. 前記付勢合力は、前記両支点部間で腕部に係合されたハンドル用弾性体としてのばねにより生じることを特徴とする請求項3に記載のシートトラックスライド装置。
  5. 前記ロック部材を連動ハンドルのロック位置で前記ロック部に対し係合させるように付勢するロック用弾性体を備え、連動ハンドルとロック部材との間の連動部においては、ロック部材を連動ハンドルのロック解除位置でロック用弾性体の付勢力に抗してロック部に対し離脱させるように互いに圧接し得るとともに、連動ハンドルのロック位置でその圧接を解除し得ることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれかの請求項に記載のシートトラックスライド装置。
  6. 前記両支点部は、腕部がハンドル用弾性体の付勢合力により圧接される受圧部と、その受圧部から腕部がハンドル用弾性体の付勢合力に抗して離れるのを許容する移動許容路とを有していることを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれかの請求項に記載のシートトラックスライド装置。
  7. 前記両支持部は、腕部が一方の支点部に圧接されながら他方の支点部から離れるようにハンドル用弾性体の付勢合力に抗して回動する際に、その回動途中で腕部に当接するストッパを備えていることを特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれかの請求項に記載のシートトラックスライド装置。
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