JP4430449B2 - シートトラック - Google Patents
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Description
次に、図7を用いてロック機構9を説明する。ロアレール1の側面には、複数のロック穴(図示せず)が形成されている。一方、アッパレール5には、レールに沿ってロッド25が回転可能に設けられ、このロッド25には、ロアレール1のロック穴に係脱可能なロック部材27が取り付けられ、更に、ロッド25は、トーションスプリング29により、ロック部材27がロック穴に係合する方向に付勢されている。
請求項2に係る発明は、前記有底溝は、底部に行くに従ってその幅が徐々に狭くなり、前記ピンの径より小さな幅となることを特徴とする請求項1記載のシートトラックである。
請求項3に係る発明は、前記ピンは、アッパレール側に設けられ、前記切り欠き部は、前記ループハンドルの上部に形成され、該切り欠き部には、前記付勢手段が係合することにより、前記付勢手段の付勢力が、前記ロック機構がロック状態となるような方向に前記ループハンドルを付勢する分力、及び前記有底溝の底部が前記ピンに近づく方向に前記ループハンドルを付勢する分力とを有する力となる第1面を有することを特徴とする請求項1又は2記載のシートトラックである。
前記第2面は、前記切り欠き部の開口側に形成されることにより、ピンからループハンドルの有底溝を引き抜こうとする力がループハンドルに作用すると、付勢手段の切り欠き部の係止箇所が切り欠き部の第1面から第2面に移動する。付勢手段の係止箇所が第2面となると、付勢手段の付勢力は、有底溝の底部がピンに近づく方向のみとなるので、ピンからループハンドルが容易に引き抜けなくなる。
図2、図3、および図2の切断線D−Dでの断面図である図5に示すように、アッパレール57の移動方向と平行にロッド59が配設されている。このロッド59は、軸本体部61と、軸本体部の一方の端部に折り曲げ加工により形成されたクランク部63とからなっている。ロアレール51の側面には、複数のロック穴65が設けられている。ロッド59の軸本体部61には、ロアレール51のロック穴65に係合可能なロックレバー67が取付けられている。
第2ブラケット73はアッパレール57の天部212上に載置され、アッパレール57の第1側壁部113から離れる方向に伸びる天部501と、天部501の先端からフロア方向に折曲され、アッパレール57の第1側壁部113と対向する側壁部503と、側壁部503の下端から折曲され、アッパレール57の第1側壁部113方向に伸びる底部505とからなっている。
ループハンドル95の中間部分を上方向に引き上げると、ループハンドル95がロッド59のクランク部63を押し上げる。すると、トーションスプリング81の付勢力に抗してロックレバー67のロック歯351はロアレール51のロック穴65より離脱して、アッパレール57はロアレール51に対して移動可能となるロック解除状態となる。
(1)線細工ばね111の付勢力により段付ピン517とループハンドル95の有底溝97とが押接し、両者にがたのない状態となる。従って、がたのないループハンドル95の回転が得られ、ループハンドル95の操作感が良好となる。
(2)ループハンドル95の有底溝97は、底部に行くに従ってその幅が徐々に狭くなり、段付ピン517の中径部513の径より小さな幅となることにより、有底溝97の深さ方向の対向する2つの壁面に段付ピン517の中径部513の周面が当接する。従って、更に安定したループハンドル95の回転が得られ、ループハンドル95の操作感が更に良好となる
(3)ループハンドル95の切り欠き部99の第1面101に線細工ばね111が係合すると、線細工ばね111の付勢力は、ロック機構62がロック状態となるような方向にループハンドル95を付勢すると共に、ループハンドル95の有底溝97の底部が段付ピン517に近づく方向にループハンドル95を付勢することにより、付勢手段が1つですみ、コストダウンが図れる。
(4)段付ピン517からループハンドル95の有底溝97を引き抜こうとする力がループハンドル95に作用すると、線細工ばね111の切り欠き部99の係止箇所が第1面101から第2面103に移動する。線細工ばね111の係止箇所が第2面103となると、線細工ばね111の付勢力の略全部は、有底溝97の底部が段付ピン517に近づく方向のみとなるので、段付ピン517からループハンドル95が容易に引き抜けなくなる。
(5)付勢手段として、線細工ばね111を用いたことにより、付勢手段の設計の自由度が大きくなる。
57 アッパレール
95 ループハンドル
97 有底溝
111 線細工ばね
517 段付ピン
Claims (5)
- フロア側に並設された2つの固定レールと、
該固定レールに移動可能に係合し、シートの底面に設けられる2つの可動レールと、
略U字形で、その両端部が、前記可動レールの移動する平面と略平行な面上で、前記可動レールの移動方向と略直交する方向に伸びるピンに支持され、上下方向に回転可能なループハンドルと、
該ループハンドルの上下方向の回転によって駆動され、前記可動レールの移動を禁止するロック、前記可動レールの移動を許可するアンロック可能なロック機構と、
を有するシートトラックにおいて、
前記ループハンドルの端部、前記可動レールのいずれか一方に前記ピンを設け、
前記ループハンドルの端部、前記可動レールの他方に前記ピンが進入可能な有底溝を設け、
前記ピンと前記有底溝の底部とが近づく方向に前記ループハンドルを付勢する付勢手段を設け、
更に、
前記ループハンドルに、前記付勢手段が係合する切り欠き部を形成し、
該切り欠き部は、前記ループハンドルを引き抜こうとすると、前記付勢手段が係合することにより、前記付勢手段の付勢力の略すべてが、前記有底溝の底部が前記ピンに近づく方向に前記ループハンドルを付勢し、前記ループハンドルが容易に引き抜けなくなるような力となる第2面を設けたことを特徴とするシートトラック。 - 前記有底溝は、底部に行くに従ってその幅が徐々に狭くなり、前記ピンの径より小さな幅となることを特徴とする請求項1記載のシートトラック。
- 前記ピンは、アッパレール側に設けられ、
前記切り欠き部は、前記ループハンドルの上部に形成され、
該切り欠き部には、
前記付勢手段が係合することにより、
前記付勢手段の付勢力が、前記ロック機構がロック状態となるような方向に前記ループハンドルを付勢する分力、及び前記有底溝の底部が前記ピンに近づく方向に前記ループハンドルを付勢する分力とを有する力となる第1面を有することを特徴とする請求項1又は2記載のシートトラック。 - 前記第1面は、前記切り欠き部の底面側に形成され、
前記第2面は、前記切り欠き部の開口側に形成されることを特徴とする請求項3記載のシートトラック。 - 前記付勢手段は、一端部が前記アッパレール側に係止され、中間部が前記ピンに巻回され、他端部が前記ループハンドルの切り欠き部の第1面に係止される線細工ばねであることを特徴とする請求項3又は4記載のシートトラック。
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- 2004-04-09 JP JP2004115324A patent/JP4430449B2/ja not_active Expired - Fee Related
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