JP4220348B2 - シートトラック - Google Patents

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本発明は、フロア側に設けられるロアレールと、シートが設けられ、前記ロアレールに移動可能に係合するアッパレールとのうちの一方のレールの断面形状が、フロアに略垂直な第1フランジ部と、フロアに略垂直で前記第1フランジより低い第2フランジ部とを有し、他方のレールの断面形状が、前記第1フランジ部、前記第2フランジ部の先端部分の一方の面、前記第1フランジ部、前記第2フランジ部の先端部分の先端面、前記第1フランジ部、前記第2フランジ部の先端部分の他方の面と空間を介して対向する略J字形の第1剥離防止部と、第2剥離防止部とを有し、前記第1フランジ部と前記第1剥離防止部との間、前記第2フランジ部と前記第2剥離防止部との間には転動部材が配置され、前記一方のレールの端部の開放面にはプロテクタが取り付けられたシートトラックに関する。
図13は従来のシートトラックを説明する構成図、図14は図13の一方のシートトラックの断面図である。
図13に示すように、アッパレール1とロアレール7とからなるシートトラック4は、一般に、シートSの下部に一組(ライト、レフト)設けられる。図14に示すように、シートSが設けられるアッパレール1は、フロアFに略垂直な第1フランジ部3と第2フランジ部5とを有している。一方、フロア側に設けられるロアレール7は、アッパレール1の第1フランジ部3、第2フランジ部5の先端部分の一方の面、第1フランジ部3、第2フランジ部5の先端部分の先端面、第1フランジ部3、第2フランジ部5の先端部分の他方の面と空間を介して対向する略J字形の第1剥離防止部9と、第2剥離防止部11とを有している。第1フランジ部3と第1剥離防止部9との間、第2フランジ部5と第2剥離防止部11との間には転動部材としてのボール13が配置され、更に、アッパレール1の第1フランジ部3とロアレール7の底面との間には転動材としてのローラ14が配置され、アッパレール1はロアレール7に対して移動可能となっている。
アッパレール1には、ロックレバー15が回転可能に設けられている。ロアレール7の第1剥離防止部9には、ロックレバー15が係脱可能で、ロックレバー15の係合時、アッパレール1の移動を禁止するロック穴17が形成されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような構成のシートトラック4のアッパレール1、ロアレール7は、長尺の板材を図13に示すような断面形状に加工したのち、所定の長さに切断して得られる。よって、アッパレール1、ロアレール7の端面は開放面となり、鋭利な角部が存在する。この鋭利な角部での危害防止のために、アッパレール1、ロアレール7の端部には、樹脂等でなるプロテクタが取付けられる場合がある。
実開平6−32162号公報(図2)
しかし、図13に示すように、アッパレール1と、ロアレール7の断面形状が非対称である場合、ライト側のシートトラックのプロテクタと、レフト側のシートトラックのプロテクタとが共通化できない問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、プロテクタの共通化が図れるシートトラックを提供することにある。
請求項1に係る発明は、フロア側に設けられるロアレールと、シートが設けられ、前記ロアレールに移動可能に係合するアッパレールとのうちの一方のレールの長手方向と直交する平面上の断面形状が、フロアに略垂直な第1フランジ部と、フロアに略垂直で前記第1フランジより低い第2フランジ部とを有し、前記第1フランジ部、前記第2フランジ部の高さを除けばそのレールの断面形状が対称な形状であり、前記一方のレールの長手方向の端部の開放面にプロテクタが取り付けられるシートトラックにおいて、前記プロテクタが取付けられる前記一方のレールの端面で、前記第1フランジ部の高さと前記第2フランジ部の高さとが一致するように前記第1フランジに切欠を形成したことを特徴とするシートトラックである。
フロア側に設けられるロアレールに対してシートが設けられるアッパレールが移動することにより、シートの位置調整が行われる。
請求項2に係る発明は、前記切欠は、前記一方のレールの長手方向に沿って、前記プロテクタが取付けられる前記レールの端部に向かって前記第1フランジの高さが漸次低くなるような切欠であることを特徴とする請求項1記載のシートトラックである。
請求項1に係る発明によれば、前記プロテクタが取付けられる前記一方のレールの端面で、前記第1フランジ部の高さと前記第2フランジ部の高さとが一致するように前記第1フランジに切欠を形成したことにより、プロテクタの共通化が図れる。
又、切欠を形成したことにより、軽量化を図ることができる。
請求項2に係る発明によれば、前記切欠は、前記一方のレールの長手方向に沿って、前記プロテクタが取付けられる前記レールの端部に向かって前記第1フランジの高さが漸次低くなるような切欠であることにより、鋭利な角部がなくなり、危害感を低減できる。
図面を用いて本発明の形態例を説明する。最初に、本形態例のシートトラックの斜視図である図2を用いて全体構成を説明する。シートには通常2つのシートトラックが並設して設けられるが図2に示す構成はその一方のシートトラックを示している。
ロアレール51は、その前方下面に位置決めを行なうピン52を用いて取付けられるフロントブラケット53、その後方下面にピン54を用いて取付けられるリアブラケット55を介してフロアに設けられる。このロアレール51には、シートが設けられるアッパレール57が移動可能に係合している。アッパレール57の前方上面には、ピン56を用いてシート取付用のブラケット58が設けられ、後方上面にはシート取付け用のウエルドボルト60が設けられている。
アッパレール57の移動方向と平行にロッド59が配設されている。このロッド59は、軸本体部61と、軸本体部の一方の端部に折り曲げ加工により形成されたクランク部63とからなっている。
ロアレール51の側面には、複数のロック穴65が設けられている。ロッド59の軸本体部61には、ロアレール51のロック穴65に係合可能なロックレバー67が取付けられている。
アッパレール57には、ロッド59の軸本体部61をその軸を中心に回転可能に支持する第1ブラケット71と第2ブラケット73とがピン72、ピン74を用いて取付けられている。
そして、ロッド59の軸本体部61がその軸を中心に回転することにより、ロックレバー67がロック穴65に係脱し、係合時にはロアレール51に対するアッパレール57の移動が禁止されるロック状態、離脱時にはアッパレール57の移動が許可されるロック解除状態となる。更に、一端部がアッパレール57に係止され、他端部がロックレバー67に係止されるトーションスプリング81により、ロッド59はロックレバー67がロック穴65に係合する方向に付勢されている。
又、本形態例では、第2ブラケット73には、ピン91を用いてオープンブラケット93が取付けられ、このオープンブラケット93はピン91を中心に回転可能となっている。このオープンブラケット93には、ループハンドル95の一方の端部側が取付けられている。更に、このループハンドル95の他方の端部側は、他方のシートトラックのオープンブラケットに取付けられている。更に、オープンブラケット93には、ロッド59のクランク部63に当接可能な突起部97が形成されている。ループハンドル95の中間部分を上方向(図において矢印I方向)に引き上げると、オープンブラケット93がピン91を中心に回転し、その突起部97がロッド59のクランク部63を押し上げる。これによりロッド59の軸本体部61がその軸を中心に回転し、ロックレバー67がロック穴65より離脱し、ロック解除状態となるようになっている。又、中間部がピン91に巻回され、一方の端部がオープンブラケット93に係止され、他方の端部がアッパレール57に係止されたスプリング99により、オープンブラケット93はその突起部97がロッド59のクランク部63から離れる方向に付勢されている。
次に、図3〜図12を用いて各部の詳細な説明を行う。図3は形態例のシートトラックの側面図、図4は図3の上面図、図5は図3の切断線A−Aでの断面図、図6は図3の切断線B−Bでの断面図、図7は図3の切断線C−Cでの断面図、図8は図3の切断線D−Dでの断面図、図9は図3の切断線F−Fでの断面図、図10は図3の切断線G−Gでの断面図、図11は図3の切断線H−Hでの断面図、図12は図2の第2ブラケットとロッドとの取付を説明する図である。
図6〜図11に示すように、ロアレール51、アッパレール57は非対称の一様断面形状である。よって、図10を用いて説明し、他の図では必要か所以外の符号は省略する。図10に示すように、ロアレール51は、フロアと略平行に設けられた基底部112と、基底部112の一方の端部より折曲し、フロアから離れる方向に延出する第1側壁部113と、基底部112の他方の端部より折曲し、フロアから離れる方向に延出する第2側壁部115と、第1側壁部113の上方の端部から、基底部112方向に向かう第1垂下部117と、第2側壁部115の上方の端部から、基底部112方向に向かう第2垂下部119とからなっている。
アッパレール57は、フロアと略平行に設けられた天部212と、天部212の一方の端部より折曲し、ロアレール51の第1垂下部117と第2垂下部119との間の空間を介してロアレール51内へ延出する第1側壁部213と、天部212の他方の端部より折曲し、ロアレール51の第1垂下部117と第2垂下部119との間の空間を介してロアレール51内へ延出する第2側壁部215と、第1側壁部213の下方の端部より、略J字形をなし、第1剥離防止部として機能するロアレール51の第1側壁部113、第1垂下部117で形成される空間へ延出する第1跳上部(第1フランジ部)217と、第2側壁部215の下方の端部より、略J字形をなし、第2剥離防止部として機能するロアレール51の第2側壁部115、第2垂下部119で形成される空間へ延出する第2跳上部(第2フランジ部)219とからなっている。
又、図3、図4、図5に示すように、ロアレール51の前方の端部には、樹脂でなるプロテクタ251が、アッパレール57の前方の端部にも樹脂でなるプロテクタ253が取付けられている。
そして、図4、図6、図10に示すように、ロアレール51の第1側壁部113と、アッパレール57の第1跳上部217との間、ロアレール51の第2側壁部115と、アッパレール57の第2跳上部219との間には、一箇所あたり4つの鋼球301、鋼球301′が配置され、ロアレール51に対するアッパレール57のスムーズな移動をならしめている。4つのの鋼球301、鋼球301′はリテーナ303、リテーナ303′でその間隔が保持されるようになっている。一方、図7に示すように、ロアレール51の基底部112には、ロアレール51内に突出するピン305が設けられている。又、図10に示すように、ピン54はロアレール51内に突出している。アッパレール57がロアレール51に対して移動すると、4つの鋼球301、リテーナ303、及び4つの鋼球301′、リテーナ303′も移動する。4つの鋼球301、リテーナ303は、リテーナ303がプロテクタ251とピン305とに当接する範囲内にその移動は規制されている。4つの鋼球301′、リテーナ303′は、リテーナ303′がピン305とピン54とに当接する範囲内にその移動は規制されている。
次に、図3、図4、図8、図9を用いて、第1ブラケット71回りを説明する。図3、図4に示すように、第1ブラケット71の両端には、それぞれ立壁部341、立壁部343が形成され、これら立壁部341、立壁部343にはロッド591の軸本体部61が挿通する穴341a、穴343aが形成されている。そして立壁部341と立壁部343との間にロックレバー67が配置され、ロックレバー67が取付けられたロッド57の軸方向の移動が禁止されている。
図4、図8に示すように、第1ブラケット71には、ロックレバー67に形成された3つのロック歯351が挿通可能な3つの穴353が形成されている。又、図8に示すように、本形態例では、ロアレール51の第1側壁部113のロック穴65のみならず、第1垂下部117にも第1側壁部113のロック穴65に対向するロック穴66が形成されている。更に、アッパレール57の第1跳上部217、第1側壁部213には、第1ブラケット71の穴353に対向する穴355、穴357が形成されている。従って、ロック時には、ロックレバー67のロック歯351は、第1ブラケット71の穴353、ロアレール51の第1側壁部113のロック穴65、アッパレール57の第1跳上部217の穴355、ロアレール51の第1垂下部117のロック穴66、アッパレール57の第1側壁部213の穴357まで嵌合し、高ロック強度が得られるようになっている。
本形態例のシートトラックのアッパレール57の移動は、マニュアルタイプであるが 図10で二点鎖線で示すように、ロアレール51側にアッパレール57の内部に位置するようにロアレール51の長手方向に沿ってねじ棒501を回転可能に設け、アッパレール57側にねじ棒501に螺合し、アッパレール57の長手方向の移動が禁止されるように設けられたナット部材503及びナット部材503を回転駆動するモータ505を設けたパワータイプのシートトラックにも転用可能となっている。そして、アッパレール57の第2跳上部219は、第1跳上部217より低く、また、ロアレール51の第2側壁部115は第1側壁部113より低く設定されているので、図10に示すように、高さの低いアッパレール57の第2跳上部219、ロアレール51の第2側壁部115にモータ505を配置している。
又、図9に示すように、第1ブラケット71には、ロックレバー67に形成された穴361に遊嵌する突起363が形成されている。突起363が穴361に嵌合することにより、ロック状態の際、シートの前後方向のガタ押さえとして機能する。
更に、図3、図11に示すように、アッパレール57の後部の内壁面には、ピン401を用いてストッパプレート403が取付けられている。このストッパプレート403のアッパレール57の断面方向の壁面403a(図3参照)が、ピン305とピン54とに当接する範囲内でアッパレール57の移動範囲が規制されている。
次に、図3、図4、図6、図7を用いて、第2ブラケット73回りを説明する。これらの図に示すように、オープンブラケット93には、ループハンドル95を固定するためにスプリング371が設けられている。又、図3、図4、図6に示すように、第2ブラケット73には、スプリング99に付勢されたオープンブラケット93と当接可能なストッパ部383が形成されている。このストッパ部383にオープンブラケット93が当接することにより、それ以上のオープンブラケット93の回転が禁止されることとなる。
又、本形態例では、オープンブラケット93の第2ブラケット73のストッパ部383との当接箇所には、弾性体でなるサイレンサー381が設けられ、当接時の衝撃音を緩和するようにしている。
そして、図2、図4、図12に示すように、ロッド59の軸本体部61の周面の下部が嵌合可能なV字形の溝が形成された第1軸受部411と、第1軸受部411とロッド59の軸本体部61の軸方向にロッド59のクランク部63が挿通可能な隙間としての穴415を介して設けられ、ロッド59の軸本体部61の周面の上部が嵌合可能なV字形の溝が形成された第2軸受部413が形成されている。ロッド59を組付ける際に、最初に第2ブラケット173をアッパレール57に取付けておく。次に、クランク部63が形成され、ロックレバー67が取付けられたロッド59と、このロッド59を回転可能に支持する第1ブラケット71とからなる組立体を取付けるが、この時、図12(a)に示すように、ロッド59のクランク部63を第2ブラケット173の第1軸受部411と、第2軸受部413との間の穴415に挿通させた後、図12(b)に示すように、クランク部63を先頭にロッド59をその軸方向に移動させることで、ロッド59は第2ブラケット173によって回転可能に支持される状態となる。そして、第1ブラケット71を取付ける。
次に、図3、図4、図7に示すように、ピン91は、頭部91aと、頭部91aより径が小さく、スプリング99の中間部が巻回される首部91bとを有している。一方、スプリング99は、自然状態からその2つの端部を互いに近づく方向又は互いに離れる方向に移動させると、中間部は縮径する。
従って、スプリング99のピン91の首部に巻回される部分の内径は以下のように設定した。
自然状態の内径<ピン91の頭部91aの径
スプリング99の一端部をオープンブラケット93に、他方の端部をアッパレール57に係止した状態の内径<ピン91の頭部91aの径
ロック解除時にオープンブラケット93がストッパ部383に当接した状態の内径>ピン91の首部91bの径
このような構成のスプリング99を用いることで、ピン91を取付けた後で、スプリング99を取付けることができ、ピン91とスプリング99を同時に取付ける場合に比べ、大幅に組み付け性が向上する。
次、図3、図5、図7、図10に示すように、ロアレール51の基底部112に3本のピン、即ち、ピン52、アッパレール57の移動範囲を決定するピン305、ピン54が設けられる。本形態例では、図5、図7、図10に示すように、矢印I方向(下方)からピン52、ピン305、ピン54を挿入し、矢印II方向(上方からカシメるようにした。このように、ピン52、ピン305、ピン54の挿入方向とカシメ方向とを一致させることにより、ピンのロアレール51への組み付け時に、ピンの挿入方向がばらばらの場合に発生するロアレール(ワーク)の裏返し作業がなくなり、組付け工数の低減を図ることができる。
次に、図1、図5を用いて、本形態例の発明部分を説明する。本形態例のアッパレール57の前側の端部において、高さの高い第1跳上部217の上部は、二点鎖線で示す形状に切り欠かれた切欠部217aが形成され、対称な断面形状となっている。尚、本形態例では、切欠部217aはアッパレール517の長手方向に沿って、プロテクタ253が取付けられるアッパレール517の端部に向かって跳上部217の高さが漸次低くなるような切欠とした。
このような構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)アッパレール57に切欠部217aを形成したことにより、アッパレール57のプロテクタ253が取付けられる端部の断面形状が対称となリ、プロテクタの共通化が図れる。
(2)切欠部217aを形成したことにより、アッパレール57の軽量化を図ることができる。
(3)切欠部217aはアッパレール517の長手方向に沿って、プロテクタ253が取付けられるアッパレール517の端部に向かって跳上部217の高さが漸次低くなるような切欠としたことにより、鋭利な角部がなくなり、危害感を低減できる。
(4)ロアレール51の第1側壁部113のロック穴65、第1垂下部117のロック穴66、及びアッパレール57の第1跳上部217、第1側壁部213の穴355、穴357は、シートトラックの高さ方向で転動部材である鋼球301、301′と干渉しない箇所に設けたことにより、ロアレール51の第1側壁部113のロック穴65、第1垂下部117のロック穴66、及びアッパレール57の第1跳上部217、第1側壁部213の穴355、穴357をシートトラックの長手方向で転動部材である鋼球301、301′と干渉しない箇所に設けた場合より、シートトラックの長さを短くすることができる。
尚、本発明は上記形態例に限定するものではない。例えば、アッパレール57をフロア側に、ロアレール51をシート側に設けてもよい。更に、アッパレール、ロアレールの断面形状も形態例に限定するものではなく、例えば、図14に示すような断面形状のシートトラックにも適用可能である。
形態例での発明部分を説明する図である。 本形態例のシートトラックの斜視図である。 形態例のシートトラックの側面図である。 図3の上面図である。 図3の切断線A−Aでの断面図である。 図3の切断線B−Bでの断面図である。 図3の切断線C−Cでの断面図である。 図3の切断線D−Dでの断面図である。 図3の切断線F−Fでの断面図である。 図3の切断線G−Gでの断面図である。 図3の切断線H−Hでの断面図である。 図2の第2ブラケットとロッドとの取付を説明する図である。 従来のシートトラックを説明する構成図である。 図13の一方のシートトラックの断面図である。
符号の説明
51 ロアレール
57 アッパレール
217 第1跳上部(第1フランジ部)
217a 切欠部
219 第2跳上部(第2フランジ部)
253 プロテクタ

Claims (2)

  1. フロア側に設けられるロアレールと、シートが設けられ、前記ロアレールに移動可能に係合するアッパレールとのうちの一方のレールの長手方向と直交する平面上の断面形状が、
    フロアに略垂直な第1フランジ部と、フロアに略垂直で前記第1フランジより低い第2フランジ部とを有し、前記第1フランジ部、前記第2フランジ部の高さを除けばそのレールの断面形状が対称な形状であり、
    前記一方のレールの長手方向の端部の開放面にプロテクタが取り付けられるシートトラックにおいて、
    前記プロテクタが取付けられる前記一方のレールの端面で、
    前記第1フランジ部の高さと前記第2フランジ部の高さとが一致するように前記第1フランジに切欠を形成したことを特徴とするシートトラック。
  2. 前記切欠は、
    前記一方のレールの長手方向に沿って、前記プロテクタが取付けられる前記レールの端部に向かって前記第1フランジの高さが漸次低くなるような切欠であることを特徴とする請求項1記載のシートトラック。
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