JP2006082724A - シートトラックスライド装置におけるロック機構 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】ロアレール3の両側壁部7に設けたロアガイド部に対し、両ロアガイド部間の内側でアッパレール5の両側壁部13に設けたアッパガイド部を前後方向Xへ移動可能に係合支持している。アッパレール5の両側壁部13間にはロックレバー18とねじりコイルばね25とを設けている。ロックレバー18はロック状態とロック解除状態とを取り得る。ねじりコイルばね25のコイル部26にはアッパレール5の両側壁部13の間隔を保持し得る間隔保持機能を持たせている。
【効果】シートトラックスライド装置1のロック機構で通常利用されているねじりコイルばね25を間隔保持部として有効に利用して、シートトラックスライド装置1において車両の衝突時にロアレール3に対するアッパレール5の離脱を防止するための専用品を既存品により兼用して部品点数を低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のシートトラックスライド装置において、ロアレールに対するアッパレールの移動を阻止するロック状態と許容するロック解除状態とを取り得るロック機構に関するものである。
下記特許文献1では、雌部1の両側部フランジ9にフランジ返り11が設けられているとともに、雄部3の両フランジ13にフランジ返り19がこの両フランジ返り11間の内側で設けられ、このフランジ返り11に対しこのフランジ返り19がボール25を介して係合されて、雌部1に対し雄部3が前後方向へ移動可能に支持されている。この雌部1内でその底部5に保持部30が取着されて雄部3内に挿入されている。車両衝突時に雄部3をシートベルト等により引き上げる力Fが生じた際、その力Fにより雌部1の両フランジ返り11及び雄部3の両フランジ返り19が変形しても、雄部3の両フランジ13間の間隔をこの保持部30により保持することができるため、この両フランジ返り19が両フランジ返り11から外れて離脱するのを規制することができる。
特開平10−287155号公報
しかし、前記保持部30を専用部品として設ける必要があるため、部品点数が増えてコストや全重量が増加する問題があった。
この発明は、シートトラックスライド装置において、車両の衝突時にロアレールに対するアッパレールの離脱を防止するための専用品を既存品により兼用して部品点数を低減することを目的としている。
後記実施形態の図面(図1(a)(b)と図2(a)と図3(a)と図4(a)(b)と図5と図6(a)とで示す第一実施形態、図1(a)と図2(b)と図3(b)と図6(b)(c)とで示す第二実施形態)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかるシートトラックスライド装置(1)のロック機構は、第一実施形態及び第二実施形態に対応し、下記のように構成されている。
シートトラックスライド装置(1)は、車体のフロア(2)に固定されたロアレール(3)と、シート(4)に固定されたアッパレール(5)とを備えている。このロアレール(3)は底壁部(6)とその両側に設けた側壁部(7)とを有している。このロアレール(3)の両側壁部(7)にはロアガイド部(8)を設けている。アッパレール(5)は天壁部(12)とその両側に設けた側壁部(13)とを有している。このアッパレール(5)の両側壁部(13)にはアッパガイド部(14)を設けている。このロアレール(3)の両ロアガイド部(8)に対しこのアッパレール(5)の両アッパガイド部(14)を両ロアガイド部(3)間の内側で前後方向(X)へ移動可能に係合支持している。このアッパレール(5)の両側壁部(13)間には、ロック部材(18)と、ロアレール(3)に対するアッパレール(5)の移動を阻止するロック向きへこのロック部材(18)を付勢するロックばね(25,30)とを設けている。このロアレール(3)とロック部材(18)とにそれぞれ係脱部(11,22)を設けている。ロック状態(P)では、これらの係脱部(11,22)をロックばね(25,30)の弾性力により互いに係止し得る。ロック解除状態(Q)では、ロック部材(18)をロックばね(25,30)の弾性力に抗して操作することによりこれらの係脱部(11,22)を互いに離脱させる。特に、前記ロックばね(25,30)には前記アッパレール(5)の両側壁部(13)の間隔(W)を保持し得る間隔保持機能を持たせている。ここに「間隔保持機能」とは、アッパレール(5)の両側壁部(13)が互いに接近するように変形する際、その両側壁部(13)の内面(13a)がロックばね(25,30)の間隔保持部(26,33)のストッパ面(29,33a)に当接してその変形を阻止することを意味する。
請求項1の発明では、車両が衝突してアッパレール(5)をシートベルト等により引き上げる力が生じた際、その引上力によりロアレール(3)の両ロアガイド部(8)とアッパレール(5)の両アッパガイド部(14)とが変形しても、アッパレール(5)の両側壁部(13)がロックばね(25,30)の間隔保持部(26,33)に当接するため、アッパレール(5)の両側壁部(13)の間隔(W)が一定以上小さくならないように保持され、この両アッパガイド部(14)が両ロアガイド部(8)から外れて離脱するのを規制することができる。従って、シートトラックスライド装置(1)のロック機構で通常利用されているロックばね(25,30)を間隔保持部(26,33)として有効に利用することができる。
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明(第一実施形態に対応)において、前記ロックばねは、コイル部(26)とこのコイル部(26)から延設された両腕部(27,28)とを有するねじりコイルばね(25)であり、このねじりコイルばね(25)の両腕部(27,28)のうち一方の腕部(27)を前記アッパレール(5)に支持するとともに他方の腕部(28)を前記ロック部材(25)に支持し、前記間隔保持機能をこのコイル部(26)に持たせた。請求項2の発明では、既存のねじりコイルばね(25)のコイル部(26)を間隔保持部として有効に利用することにより間隔保持機能を働かせることができる。
請求項2の発明を前提とする請求項3の発明(第一実施形態に対応)において、前記ねじりコイルばね(25)のコイル部(26)の端面(29)は、そのコイル部(26)の軸線(26a)が前記アッパレール(5)の移動方向(X)に対し直交する方向で、アッパレール(5)の両側壁部(13)の内面(13a)に面する。請求項3の発明では、既存のねじりコイルばね(25)を有効に利用して間隔保持機能を働かせる際、保持強度を持たせることができる。
請求項3の発明を前提とする請求項4の発明(第一実施形態に対応)においては、前記ねじりコイルばね(25)のコイル部(26)を前記アッパレール(5)の両側壁部(13)間に嵌め込んだ状態で、このコイル部(26)における軸線方向長さ(L26)すなわち両端面(29)間の長さ(L26)と、このアッパレール(5)の両側壁部(13)の内面(13a)間の間隔(W)とをほぼ一致させることにより、このコイル部(26)が前記間隔保持機能を発揮するものである。ここに「ほぼ一致」とは、この長さ(L26)がこの間隔(W)よりも小さいためにこの両端面(29)と内面(13a)との間に隙間(G)が生じるか、この長さ(L26)がこの間隔(W)と同一であることを意味する。ねじりコイルばね(25)の弾性をロック部材(18)に対しより円滑に働かせるには、この長さ(L26)をこの間隔(W)よりも小さくする必要があり、その場合には上記隙間(G)が生じ、コイル部(26)がその軸線(26a)方向へその隙間(G)の範囲で動き得る。請求項4の発明では、間隔保持機能を確実に発揮させることができる。
請求項1の発明を前提とする請求項5の発明(第二実施形態に対応)において、前記ロックばねは、板ばね(30)であり、この板ばね(30)の両端部のうち一方の端部を前記アッパレール(5)に支持するとともに他方の端部を前記ロック部材(18)に支持し、この一方の端部には前記間隔保持機能を発揮する間隔保持部(33)を設けた。ここに「板ばね(30)」とは、断面形状が薄い矩形状のものばかりではなく、円形状や正方形状などの棒状のばねも含む。請求項5の発明では、既存の板ばね(30)を間隔保持部(33)として有効利用することにより間隔保持機能を働かせることができる。ちなみに、この板ばね(30)をアッパレール(5)の両側壁部(13)間に嵌め込んだ状態で、このアッパレール(5)の両側壁部(13)の内面(13a)間の間隔(W)と、この板ばね(30)の間隔保持部(33)でその間隔(W)に対応する幅(L33)とをほぼ一致させることにより、この板ばね(30)が前記間隔保持機能を発揮するものである。この幅(L33)は、この間隔(W)よりも小さいか、この間隔(W)と同一である。
請求項1から請求項5のうちいずれかの請求項の発明を前提とする請求項6の発明(第一実施形態及び第二実施形態に対応)において、前記ロックばね(25,30)で間隔保持機能を発揮する間隔保持部(26,33)は、前記ロック部材(18)の係脱部(22)と前記アッパレール(5)の後端部(5b)との間の範囲(S5)に配設されているとともに、前記ロアレール(3)に対しこのアッパレール(5)を最も後退させた状態(R)でこのロック部材(18)の係脱部(22)とこのロアレール(3)の後端部(3b)との間の範囲(S3)に位置する。通常、シートベルトがアッパレール(5)の後端部(5b)側に連結されているため、車両衝突時にアッパレール(5)をシートベルト等により引き上げる力がその後端部(5b)側で大きくなってアッパレール(5)の後端部(5b)側の変形が大きくなり易い。請求項6の発明では、そのような範囲(S3,S5)にロックばね(25,30)の間隔保持部(26,33)を設けたので、アッパレール(5)の変形防止効果を高めることができる。
請求項1から請求項6のうちいずれかの請求項の発明を前提とする第7の発明(第一実施形態及び第二実施形態に対応)において、前記ロアレール(3)の係脱部(11)はロアレール(3)の底壁部(6)でアッパレール(5)の移動方向(X)に沿って複数並設され、前記ロック部材(25)の係脱部(22)はこのロアレール(3)の各係脱部(11)に対し係脱し得るように上下方向へ移動する。第7の発明の発明では、アッパレール(5)の両側壁部(13)間にロック部材(18)とロックばね(25)とを設けたことと相俟って、シートトラックスライド装置(1)を小型化することができる。
本発明は、シートトラックスライド装置(1)において、車両の衝突時にロアレール(3)に対するアッパレール(5)の離脱を防止するための専用品を既存品により兼用して部品点数を低減することができる。
まず、本発明の第一実施形態にかかるシートトラックスライド装置のロック機構について図1(a)(b)と図2(a)と図3(a)と図4(a)(b)と図5と図6(a)とを参照して説明する。
図1(a)で概略的に示すように、シートトラックスライド装置1として、車体のフロア2には左右方向(前後方向Xに対し直交する方向)の両側でロアレール3が固定されているとともに、シート4には左右両側でアッパレール5が固定されている。この左右両アッパレール5はこの左右両ロアレール3に挿入されて前後方向Xへ移動可能に支持されている。
図5及び図3(a)に示すように、前記ロアレール3は、底壁部6と、その左右両側で前後方向Xへ延びるように設けられた両側壁部7とを有している。このロアレール3で左右両側壁部7にはロアガイド部8が内側へ折曲されて形成されている。この底壁部6と左右両側壁部7とで囲まれたガイド溝9はこの左右両ロアガイド部8間の内側で開口10により上方へ開放されている。この底壁部6の左右両側には多数の係脱孔11(係脱部)が図1(b)に示すように前後方向Xへ並設されている。
図5及び図3(a)に示すように、前記アッパレール5は、天壁部12と、その左右両側で前後方向Xへ延びるように設けられた両側壁部13とを有している。このアッパレール5で左右両側壁部13にはアッパガイド部14が外側へ折曲されて形成されている。この天壁部12と左右両側壁部13とで囲まれた収容溝15はこの左右両アッパガイド部14間の内側で下方へ開放されている。図1(b)に示すようにこの天壁部12にはシート4に取着するための複数のねじ部材16が取着されている。
前記左右両アッパガイド部14が前記左右両ロアガイド部8に対しロアレール3内のガイド溝9で係合されてアッパレール5がガイド溝9の開口10から上方へ突出している。この左右両ロアガイド部8と左右両アッパガイド部14との間には図5に示すように複数のボール17aを組み付けたガイドユニット17が図1(b)に示すように前後両側でそれぞれ嵌め込まれている。
図1(b)に示すように、前記アッパレール5内の収容溝15でロック部材としてのロックレバー18(図6(a)参照)が左右両側壁部13間で延びる支軸19を中心に上下方向へ回動可能に支持されている。このロックレバー18は、支軸19から後方へ延びるロック腕部20と、支軸19から前方へ延びる操作腕部21とを有している。このロック腕部20の後端部の左右両側には複数の係脱爪22(係脱部)が前後方向Xへ並設されている。コ字形状の操作ハンドル23の片側腕部23aがアッパレール5の前端部5a側から収容溝15に挿入されてこの操作腕部21に取着されている。この収容溝15で棒ばね24の一端部が前記アッパレール5の天壁部12に支持されているとともに棒ばね24の他端部が操作ハンドル23の片側腕部23aに支持され、この棒ばね24の弾性力により操作ハンドル23がロックレバー18の操作腕部21とともに上方へ回動する。
図1(b)に示すように、前記アッパレール5内の収容溝15にはロックばねとしてのねじりコイルばね25が前記ロックレバー18よりも後方で嵌め込まれている。図2(a)及び図4(a)に示すように、このねじりコイルばね25は間隔保持部としてのコイル部26とこのコイル部26から延設された両腕部27,28とを有している。このコイル部26の軸線26aがアッパレール5の移動方向(前後方向X)に対し直交する左右方向へ延びるようにコイル部26がロックレバー18の係脱爪22とアッパレール5の後端部5bとの間で前後方向Xに沿う後側範囲S5に配設され、このコイル部26の両端面29がアッパレール5の両側壁部13の内面13aに面している。この両腕部27,28のうち、一方の腕部27が前記アッパレール5の天壁部12に支持されているとともに、他方の腕部28が前記ロックレバー18のロック腕部20に支持され、このコイル部26の外周面がアッパレール5の天壁部12に支えられている。ロックレバー18のロック腕部20がこのねじりコイルばね25の弾性力により下方(ロック向き)へ付勢され、このロック腕部20の各係脱爪22が前記ロアレール3の各係脱孔11のうちいずれかのものに係入されてロック状態Pとなる。このロック状態Pでは、ロアレール3に対するアッパレール5の移動を阻止する。前記操作ハンドル23をねじりコイルばね25及び前記棒ばね24の弾性力に抗して押し下げると、このロック腕部20の各係脱爪22が前記ロアレール3の各係脱孔11のうちいずれかのものから離脱されてロック解除状態Qとなる。このロック解除状態Qでは、ロアレール3に対するアッパレール5の移動を許容する。図1(a)(b)はロアレール3に対しアッパレール5を最も後退させた状態Rを示す。この最後退状態Rでは、前記ねじりコイルばね25のコイル部26がロックレバー18の係脱爪22とロアレール3の後端部3bとの間で前後方向Xに沿う後側範囲S3に位置する。コイル部26における軸線26a上でその軸線26aの方向の長さをL26、この軸線26a上でアッパレール5の両側壁部13の内面13a間の間隔をWとした場合、この長さL26はこの間隔Wよりも僅かに小さく設定され、コイル部26の両端面29と両側壁部13の内面13aとの間に隙間Gが生じる。例えば、この間隔Wとこの長さL26との差(W−L26)については、0mm≦(W−L26)≦8mm、好ましくは0.5mm≦(W−L26)≦1.5mmに設定する。
例えば、シートトラックスライド装置1の最後退状態Rで車両が衝突してアッパレール5をシートベルト等により引き上げる力が特にその後端部5b側で生じた際、その引上力によりロアレール3の左右両ロアガイド部8とアッパレール5の左右両アッパガイド部14とが変形しても、アッパレール5の左右両側壁部13の内面13aがねじりコイルばね25のコイル部26の両端面29(ストッパ面)に当接する。そのため、アッパレール5の左右両側壁部13の間隔Wが一定以上小さくならないように保持され、この左右両アッパガイド部14が左右両ロアガイド部8から外れて離脱するのを規制する。
次に、本発明の第二実施形態にかかるシートトラックスライド装置のロック機構について第一実施形態との相違点を中心に図1(a)と図2(b)と図3(b)と図6(b)(c)とを参照して説明する。
第一実施形態のねじりコイルばね25を板ばね30に変更している。この板ばね30の基端部側がアッパレール5に対し支軸31により固定され、この板ばね30で支軸31から先端部まで延びる片持ち状弾性腕部32がロックレバー18のロック腕部20に支持されているとともに、この板ばね30の基端部側には間隔保持部33が設けられている。ちなみに、製作誤差や組付誤差等を考慮して、この間隔保持部33で互いに平行な両端縁33a(ストッパ面)間の幅L33も、アッパレール5の両側壁部13で互いに平行な内面13a間の間隔Wよりも僅かに小さく設定され、この間隔保持部33の両端縁33a(ストッパ面)と両側壁部13の内面13aとの間に隙間Gが生じる。この弾性腕部32の断面形状については、図6(b)に示すように薄い矩形状にしたり、図6(c)に示すように円形状にしたりしてもよい。
(a)は車両においてシートをフロア上にシートトラックスライド装置を介して設置した状態を概略的に示す部分側面図であり、(b)は第一実施形態にかかるシートトラックスライド装置の全体を側面側から見た断面図である。 (a)はロック状態を示す図1(b)の部分拡大図であり、(b)は第二実施形態にかかるシートトラックスライド装置においてロック状態を側面側から見た部分拡大断面図である。 (a)は図2(a)のA−A線部分拡大断面図であり、(b)は図2(b)のB−B線部分拡大断面図である。 (a)は図2(a)のロック状態を平面側から見た部分拡大断面図であり、(b)はロック解除状態を示す図2(a)相当図である。 図1(b)のC−C線部分拡大断面図である。 (a)はロックレバーを示す斜視図であり、(b)は第二実施形態にかかるロックばねを示す斜視図であり、(c)は第二実施形態の別例にかかるロックばねを示す斜視図である。
符号の説明
1…シートトラックスライド装置、2…フロア、3…ロアレ−ル、3b…後端部、4…シート、5…アッパレール、5b…後端部、6…底壁部、7…側壁部、8…ロアガイド部、11…係脱孔(係脱部)、12…天壁部、13…側壁部、13a…内面、14…アッパガイド部、18…ロックレバー(ロック部材)、22…係脱爪(係脱部)、25…ねじりコイルばね(ロックばね)、26…コイル部(間隔保持部)、26a…コイル部の軸線、27,28…ねじりコイルばねの腕部、29…コイル部の端面、30…板ばね(ロックばね)、33…板ばねの間隔保持部、P…ロック状態、Q…ロック解除状態、X…前後方向(アッパレールの移動方向)、L26…コイル部の軸線方向長さ、W…両側壁部の内面の間隔、R…最後退状態、S3,S5…後側範囲。

Claims (6)

  1. 車体のフロアに固定され、底壁部とその両側に設けた側壁部とを有するロアレールと、シートに固定され、天壁部とその両側に設けた側壁部とを有するアッパレールとを備え、このロアレールの両側壁部に設けたロアガイド部に対し、この両ロアガイド部間の内側で前記アッパレールの両側壁部に設けたアッパガイド部を前後方向へ移動可能に係合支持したシートトラックスライド装置において、
    前記アッパレールの両側壁部間には、ロック部材と、前記ロアレールに対するアッパレールの移動を阻止するロック向きへこのロック部材を付勢するロックばねとを設け、このロアレールとロック部材とにそれぞれ設けた係脱部を、このロックばねの弾性力により互いに係止し得るロック状態と、このロック部材をロックばねの弾性力に抗して操作することによりこれらの係脱部を互いに離脱させるロック解除状態とを取り得るように構成し、
    前記ロックばねには前記アッパレールの両側壁部の間隔を保持し得る間隔保持機能を持たせた
    ことを特徴とするシートトラックスライド装置におけるロック機構。
  2. 前記ロックばねは、コイル部とこのコイル部から延設された両腕部とを有するねじりコイルばねであり、このねじりコイルばねの両腕部のうち一方の腕部を前記アッパレールに支持するとともに他方の腕部を前記ロック部材に支持し、前記間隔保持機能をこのコイル部に持たせたことを特徴とする請求項1に記載のシートトラックスライド装置におけるロック機構。
  3. 前記ねじりコイルばねのコイル部の端面は、そのコイル部の軸線が前記アッパレールの移動方向に対し直交する方向で、アッパレールの両側壁部の内面に面することを特徴とする請求項2に記載のシートトラックスライド装置におけるロック機構。
  4. 前記ねじりコイルばねのコイル部を前記アッパレールの両側壁部間に嵌め込んだ状態で、このコイル部における軸線方向長さと、このアッパレールの両側壁部の内面間の間隔とをほぼ一致させることにより、このコイル部が前記間隔保持機能を発揮するものであることを特徴とする請求項3に記載のシートトラックスライド装置におけるロック機構。
  5. 前記ロックばねは、板ばねであり、この板ばねの両端部のうち一方の端部を前記アッパレールに支持するとともに他方の端部を前記ロック部材に支持し、この一方の端部には前記間隔保持機能を発揮する間隔保持部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のシートトラックスライド装置におけるロック機構。
  6. 前記ロックばねで間隔保持機能を発揮する間隔保持部は、前記ロック部材の係脱部と前記アッパレールの後端部との間の範囲に配設されているとともに、前記ロアレールに対しこのアッパレールを最も後退させた状態でこのロック部材の係脱部とこのロアレールの後端部との間の範囲に位置することを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれかの請求項に記載のシートトラックスライド装置におけるロック機構。
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