JP5830789B2 - ロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、着脱式シートや移動式シートなどの固定に用いるロック装置に関する。
ワンボックスカーやバスなどの車両には、着脱式シートや移動式シート(以下、まとめて「着脱式シート」という。)を備えるものがある。着脱式シートは、シートまたは車両本体のいずれか一方に設けられたロック装置により、シートまたは車両本体のいずれか他方に設けられたストライカを拘束することで、車両本体に固定される。
着脱式シートを車両本体に固定するロック装置は、フックレバーやオープンレバーなどで構成されるロック機構と、ロック機構を収容するロック機構収容部材とを備える。ロック機構収容部材は、略凹形状のボディと、ボディの開口を覆うカバープレートとを備える。ロック機構収容部材は、シート固定時にストライカを進入させるストライカ進入溝を有する。ロック機構は、ストライカ進入溝に進入したストライカにフックレバーを係合させた後、ストライカ進入溝の最奥部とフックレバーとでストライカを拘束するよう構成されている。
ロック装置は、着脱式シートのフレームなどの支持部材に支持ボルトで締結して固定している。ところが、ロック装置をフレーム(支持部材)に固定してしまうと、たとえば、ロック装置やストライカの取付位置に生じるずれ(取付誤差)などが原因でストライカにフックレバーが係合せず、着脱式シートを車両本体に固定できない虞がある。そのような問題を解決する方法の1つとして、ロック装置をフレームに回転可能または揺動可能に取り付ける方法が提案されている。
ロック装置をフレームに回転可能または揺動可能に取り付ける場合、たとえば、フレームへの取付部をロック機構収容部材の外側面に突設させ、その取付部に丸孔とその丸孔を中心とする円弧状の長孔とを設ている(たとえば、特許文献1を参照。)。そして、この丸孔および長孔を介して支持ボルトとナットとでロック機構収容部材をフレームに取り付けている。この取り付け方法では、ロック機構収容部材(ロック装置)が丸孔を中心として揺動可能であるため、たとえば、ストライカの取付位置にずれがある場合でもロック装置が揺動してストライカにフックレバーが係合し、着脱式シートを車両本体に固定できる。
特開平10−324182号公報
ところで、車両本体や着脱式シートは形状に多様性があり、車種によってロック装置を取り付ける箇所の環境が異なる。そのため、汎用性を考慮すると、着脱式シートを車両本体に固定するロック装置は、小型で取付位置の自由度が高いことが望ましい。しかしながら、ロック機構収容部材の外側面に突出する取付部が設けられた上述のロック装置は、ロック装置全体としてみれば大きなものとなる。
また、上述の取付部を設けたロック装置をフレームに対して回転可能または揺動可能に取り付けた場合、ロック装置が回転するときに取付部とフレームとの接触面で生じる摩擦抵抗などにより回転が阻害され、ストライカとフックレバーとの係合が不完全になる虞がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置を大型化させることなく、ストライカとフックレバーとの係合を確実に行うことが可能なロック装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係るロック装置は、ストライカが進入するストライカ進入溝を有するボディと、前記ボディに設けたフックレバー軸と、前記フックレバー軸を介して前記ボディに回転可能に配設し、前記ストライカ進入溝に進入したストライカに係合する係合位置およびストライカとの係合を解除する解除位置に移動するフックレバーとを備え、前記ストライカ進入溝の開口位置を変更させるよう支持部材に回転可能に支持されるロック装置において、前記フックレバー軸は、前記ボディに対して回転可能に設けられ、かつ前記ボディと前記支持部材との間に介在するフランジを有し、前記フックレバー軸を回転軸として前記ボディが回転するよう前記支持部材に支持されることを特徴とする。
本発明の請求項2に係るロック装置は、ストライカが進入するストライカ進入溝を有するボディと、前記ボディに設けたフックレバー軸と、前記フックレバー軸を介して前記ボディに回転可能に配設し、前記ストライカ進入溝に進入したストライカに係合する係合位置およびストライカとの係合を解除する解除位置に移動するフックレバーとを備え、前記ストライカ進入溝の開口位置を変更させるよう支持部材に回転可能に支持されるロック装置において、前記フックレバー軸は、前記ボディに対して回転可能に設けられており、前記ロック装置または前記支持部材のいずれか一方は、前記ロック装置または前記支持部材のいずれか他方に向けて突出し、前記フックレバー軸の周囲で前記ロック装置と前記支持部材とを当接させるとともに前記ボディと前記支持部材との間に所定の隙間を生じさせる突出部を有し、前記フックレバー軸を回転軸として前記ボディが回転するよう前記支持部材に支持されることを特徴とする。
本発明の請求項3に係るロック装置は、上記請求項1または請求項2に係るロック装置において、前記フックレバー軸は、中心部に締結手段を挿通させる貫通孔を有した円筒状をなし、前記締結手段により前記フックレバー軸を前記支持部材に締結固定することで前記支持部材に支持されることを特徴とする。
本発明の請求項4に係るロック装置は、上記請求項3に係るロック装置において、前記締結手段は、支持ボルトであり、前記フックレバー軸は、前記支持ボルトと螺合可能なねじ山を有することを特徴とする。
本発明の請求項5に係るロック装置は、上記請求項3または請求項4に係るロック装置において、前記フックレバー軸の貫通孔は、前記締結手段の挿通方向における中間位置で孔径が変動し、かつ前記支持部材に近い端部の孔径が遠い端部の孔径より大きく、前記フックレバー軸の貫通孔と前記締結手段との隙間に前記支持部材を介在させて前記支持部材に支持されることを特徴とする。
本発明の請求項6に係るロック装置は、上記請求項1または請求項2に係るロック装置において、前記フックレバー軸は、軸心方向の一端にボルト部を有し、前記ボルト部を用いて前記フックレバー軸を前記支持部材に締結固定することで前記支持部材に支持されることを特徴とする。
本発明の請求項7に係るロック装置は、上記請求項1または請求項2に係るロック装置において、前記フックレバー軸は、軸心方向の端部に、前記支持部材に設けられた突起と係合可能な切り欠き、または前記支持部材に設けられた切り欠きと係合可能な突起を有し、前記フックレバー軸の切り欠きと前記支持部材の突起とが係合した状態、または前記フックレバー軸の突起と前記支持部材の切り欠きとが係合した状態で前記支持部材に支持されることを特徴とする。
本発明の請求項8に係るロック装置は、上記請求項1または請求項2に係るロック装置において、前記フックレバー軸は、軸心方向の端部に、前記支持部材に設けられた突起と係合可能な孔、または前記支持部材に設けられた孔と係合可能な突起を有し、前記フックレバー軸の孔と前記支持部材の突起とが係合した状態、または前記フックレバー軸の突起と前記支持部材の孔とが係合した状態で前記支持部材に支持されることを特徴とする。
本発明の請求項9に係るロック装置は、上記請求項1または請求項2に係るロック装置において、前記ボディは、合成樹脂で形成されており、かつ前記フックレバー軸と前記フックレバーとの間に介在する筒状部を有することを特徴とする。
本発明の請求項10に係るロック装置は、上記請求項1または請求項2に係るロック装置において、前記ボディは、略凹形状であり、開口側を前記支持部材に向けて支持されることを特徴とする。
本発明に係るロック装置は、フックレバーを配設したボディが、フックレバー軸を介して支持部材に回転可能に支持されており、かつボディが回転することでストライカ進入溝の開口位置が変更される。そのため、本発明に係るロック装置では、ボディの外側面に、支持部材に対してボディを回転可能に取り付けるための取付部を設ける必要がない。したがって、本発明に係るロック装置は、装置の大型化を防げる。
さらに、本発明に係るロック装置は、フックレバー軸に設けたフランジなどの突出部、または支持部材の突出部により、ボディと支持部材との所定の隙間が生じた状態で支持部材に回転可能に支持される。そのため、本発明に係るロック装置では、ボディと支持部材との摩擦抵抗などの、ボディの回転を阻害する要因が少なくなる。すなわち、本発明に係るロック装置は、ストライカまたはロック装置の取付位置にずれがある場合でも、そのずれ量に応じてボディがスムーズに回転し、ストライカがストライカ進入溝の奥部へと進入する。その結果、ストライカとフックレバーとの係合を確実に行うことができ、ボディ(ストライカ進入溝)とフックレバーとによるストライカの拘束を確実に行うことができる。したがって、着脱式シートのフレームなどの支持部材に本発明に係るロック装置を取り付けた場合、着脱式シートを車両本体に確実に固定できる。
図1は、本発明の実施形態1であるロック装置の概略構成を示す平面図である。 図2は、図1のロック装置の内部構成を示す図である。 図3は、図1のA−A線に沿った断面図である。 図4は、ストライカがガイドレバーの押圧を開始した直後のガイドレバーおよびフックレバーならびにオープンレバーの関係を示す図である。 図5は、ストライカにフックレバーが係合したときのガイドレバーおよびフックレバーならびにオープンレバーの関係を示す図である。 図6は、オープンレバーを回転させてストライカとフックレバーとの係合を解除したときのガイドレバーおよびフックレバーならびにオープンレバーの関係を示す図である。 図7は、フックレバーに慣性開放が生じたときのガイドレバーおよびフックレバーならびにオープンレバーの関係を示す図である。 図8は、本実施形態のロック装置のフレームへの取付方法を示す断面図である。 図9は、ストライカの取付位置にずれがある場合のロック装置とストライカとの位置関係の一例を示す平面図である。 図10は、図9の位置関係にあるロック装置とストライカとが係合した状態を示す平面図である。 図11は、本実施形態のロック装置におけるフックレバー軸のボディへの取付方法として好ましい構成を示す分解斜視図である。 図12は、本実施形態のロック装置におけるフックレバー軸の変形例を示す平面図である。 図13は、図12のB−B線に沿った断面図である。 図14は、本実施形態のロック装置におけるフックレバーの軸支方法の変形例を示す断面図である。 図15は、本発明の実施形態2であるロック装置における主要部の概略構成を示す断面図である。 図16は、本実施形態のロック装置の変形例を示す断面図である。 図17は、本発明の実施形態3であるロック装置における主要部の概略構成を示す断面図である。 図18は、本実施形態のロック装置におけるフックレバー軸の変形例を示す平面図である。 図19は、図18のC−C線に沿った断面図である。 図20は、本実施形態のロック装置におけるフックレバー軸とフレームとの固定方法の第1の変形例を示す断面図である。 図21は、本実施形態のロック装置におけるフックレバー軸とフレームとの固定方法の第2の変形例を示す断面図である。 図22は、本発明の実施形態4であるロック装置における主要部の概略構成を示す平面図である。 図23は、図22のD−D線に沿ったロック装置全体の断面図である。 図24は、本発明の実施形態5であるロック装置の概略構成を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るロック装置の実施形態を詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1であるロック装置の概略構成を示す平面図である。図2は、図1のロック装置の内部構成を示す図である。図3は、図1のA−A線に沿った断面図である。
本実施形態で挙げるロック装置は、着脱式シートを車両本体に固定するためのものであり、着脱式シートにおける背もたれ部のフレーム(支持部材)に回転可能に支持される。ロック装置1は、図1から図3までに示すように、ボディ2と、ボディ2に重ね合わせる態様で取り付けるカバープレート3とを備えている。ボディ2およびカバープレート3は、後述するロック機構を収容するロック機構収容部材であり、ボディ2とカバープレート3との間には、ロック機構収容部が画成される。ロック機構収容部には、フックレバー4、オープンレバー5、ガイドレバー6などで構成されるロック機構が収容されている。
ボディ2は、合成樹脂で形成した略凹形状のケースであり、図1における車両上下方向の略中央となる位置に、車両後方側の端部から車両前方側に向けて延在するストライカ進入溝21を有する。一方、カバープレート3は、金属板で形成した蓋であり、車両上下方向の略中央となる位置に、車両後方側の端部から車両前方側に向けて延在するストライカ進入溝(図示せず)を有する。ボディ2のストライカ進入溝21およびカバープレート3のストライカ進入溝は、車両本体に取り付けられたストライカSを収容することができる幅に形成してある。また、ボディ2のストライカ進入溝21は、その最奥部に、進入したストライカSと二点で接する略V字状(奥細り形状)の係止面21a,21bを形成してある。
ボディ2におけるストライカ進入溝21の前方となる位置には、フックレバー4を軸支するフックレバー軸7をボディ2に回転可能に取り付けるための取付孔22を設けてある。ボディ2におけるストライカ進入溝21の上方となる位置には、オープンレバー5を軸支するオープンレバー軸23を設けてある。ボディ2におけるストライカ進入溝21の下方となる位置には、ガイドレバー6を軸支するガイドレバー軸24を設けてある。ボディ2における取付孔22の下方となる位置には、フックレバー4およびガイドレバー6を付勢するコイルバネ8を支持するバネ支持部25を設けてある。
フックレバー4は、車両本体に設けたストライカSと係合させるためのものであり、軸孔41、係合面42、フック部43、バネ取付孔44、およびレバー当接部45を設けてある。
軸孔41は、フックレバー4をフックレバー軸7で軸支するための孔であり、フックレバー軸7と回転可能に係合するよう形成してある。係合面42は、ストライカ進入溝21に進入したストライカSと係合する面であり、軸孔41を中心とする略円弧状に設けてある。フック部43は、係合面42と係合したストライカSがフックレバー4から離脱することを防ぐ部分である。
バネ取付孔44は、ボディ2のバネ支持部25に支持されたコイルバネ8の一端を取り付ける孔である。バネ取付孔44に取り付けられたコイルバネ8の一端は、フックレバー4に対して図2に示した向きにおける常時時計回りの付勢力を作用させる。
レバー当接部45は、オープンレバー5およびガイドレバー6と当接する部分であり、軸孔41とフック部43との間に形成してある。
オープンレバー5は、ストライカSとフックレバー4との係合を解除するためのものであり、軸孔51、プルロッド取付部52、プッシュロッド取付部53、第1当接部54、第2当接部55、第3当接部56、第4当接部57、および第5当接部58を設けてある。
軸孔51は、オープンレバー5をオープンレバー軸23で軸支するための孔であり、オープンレバー軸23と回転可能に係合するよう形成してある。プルロッド取付部52は、ストライカSとフックレバー4との係合を解除する際にオープンレバー5を回転させるプルロッドを取り付ける部分である。プッシュロッド取付部53は、ストライカSとフックレバー4との係合を解除する際にオープンレバー5を回転させるプッシュロッドを取り付ける部分である。オープンレバー5は、図示しないコイルバネにより、図2に示した向きにおける常時反時計回りの付勢力が作用している。そして、プルロッドおよびプッシュロッドは、ストライカSとフックレバー4との係合を解除する際に、オープンレバー5を図2に示した向きにおける時計回りに回転させるように取り付けられる。
オープンレバー5の第1当接部54から第5当接部58までは、フックレバー4やガイドレバー6と当接する部分である。
ガイドレバー6は、ストライカ進入溝21に進入し最奥部に向けて移動するストライカSに押圧されたときにフックレバー4を解放位置から係合位置に移動させるためのものであり、軸孔61、ガイド孔62、第1当接部63、第2当接部64、第3当接部65、および第4当接部66を設けてある。
軸孔61は、ガイドレバー6をガイドレバー軸24で軸支するための孔であり、ガイドレバー軸24と回転可能に係合するよう形成してある。ガイド孔62は、フックレバー軸7が挿通する長孔形状の孔であり、ガイドレバー6のガイドレバー軸24回りでの回転範囲が所定の範囲になるよう形成してある。
ガイドレバー6の第1当接部63および第2当接部64は、フックレバー4やオープンレバー5と当接する部分である。ガイドレバー6の第3当接部65は、コイルバネ8の他端が当接(摺接)する部分である。ガイドレバー6の第4当接部66は、ストライカSが当接する部分である。
フックレバー軸7は、フックレバー4を軸支するとともにボディ2を回転可能に支持させるものである。フックレバー軸7は、中心部に支持ボルトを挿通させる貫通孔71を有した円筒状を成す筒状部72の一端部に、ボディ2とフレームとの間に介在させるフランジ73を有する。フックレバー軸7の筒状部72は、ボディ2の取付孔22に回転可能に挿通されている。また、フックレバー軸7の筒状部72は、支持ボルトをフレームに締結した状態でボディ2を回転可能に支持することができるよう、フランジ73を有する一端とは反対側の端部(他端)がカバープレート3の開口から突出する長さにしてある。
次に、図4から図7までを参照しながら、ロック装置1の動作を簡単に説明する。
図4は、ストライカがガイドレバーの押圧を開始した直後のガイドレバーおよびフックレバーならびにオープンレバーの関係を示す図である。図5は、ストライカにフックレバーが係合したときのガイドレバーおよびフックレバーならびにオープンレバーの関係を示す図である。図6は、オープンレバーを回転させてストライカとフックレバーとの係合を解除したときのガイドレバーおよびフックレバーならびにオープンレバーの関係を示す図である。図7は、フックレバーに慣性開放が生じたときのガイドレバーおよびフックレバーならびにオープンレバーの関係を示す図である。
本実施形態のロック装置1は、上述のように着脱式シートのフレームに取り付けられる。その場合、ストライカSは車両本体に設けられる。ロック装置1が取り付けられた着脱式シートを車両本体に固定する際には、着脱式シートを図1における車両後方側に移動させることで、ストライカSをストライカ進入溝21に進入させてフックレバー4と係合させる。
ストライカSがストライカ進入溝21に進入する前のアンロック状態におけるフックレバー4およびガイドレバー6ならびにオープンレバー5は、それぞれ、図2に示した位置関係にある。ガイドレバー6は、コイルバネ8から受ける付勢力により図2における時計回りの回転をしようとするが、ガイド孔62とフックレバー軸7との係合により、第4当接部66がストライカ進入溝21を横切る所定の位置で保持されている。フックレバー4は、コイルバネ8から受ける付勢力により図2における時計回りの回転をしようとするが、レバー当接部45がガイドレバー6の第1当接部63に当接して回転が規制され、フック部43がストライカ進入溝21を開放した位置(解除位置)に保持されている。オープンレバー5は、図示しないコイルバネから受ける付勢力により図2における反時計回りの回転をしようとするが、第1当接部54がガイドレバー6の第2当接部64に当接して回転が規制され、所定の回転位置で保持されている。
アンロック状態であるロック装置1のストライカ進入溝21にストライカSを進入させると、進入したストライカSは最奥部に向けて移動し、図1に示したようにガイドレバー6の第4当接部66に当接する。そしてストライカSの最奥部への移動が進むと、図4に示すように、ストライカSからの押圧によりガイドレバー6が反時計回りに回転する。ガイドレバー6が反時計回りに回転すると、フックレバー4のレバー当接部45とガイドレバー6の第1当接部63との当接が解除される。そのため、フックレバー4は、コイルバネ8から受ける付勢力により時計回りに回転する。その結果、ストライカSとフックレバー4の係合面42との係合が開始される。また、ガイドレバー6が反時計回りに回転すると、オープンレバー5の第1当接部54とガイドレバー6の第2当接部64との当接が解除される。そのため、オープンレバー5は、図示しないコイルバネから受ける付勢力により反時計回りに回転する。
そして、図5に示すように、フックレバー4の時計回りの回転が進み、フック部43がストライカ進入溝21を横切る係合位置まで回転すると、フックレバー4の係合面42とボディ2のストライカ進入溝21とによりストライカSが拘束される。一方、ガイドレバー6は、コイルバネ8から受ける付勢力により時計回りに回転しようとするが、第4当接部66がストライカSに当接して回転が規制され、その回転位置で保持される。また、図示しないコイルバネから受ける付勢力により反時計回りに回転しようとするオープンレバー5は、第5当接部58がフックレバー4のレバー当接部45に当接して回転が規制され、その回転位置で保持される。
このとき、フックレバー4の係合面42における開放側端部(フック部43の先端側の端部)を、軸孔41を中心とする円弧状にしておくと、拘束されたストライカSに離脱する方向の力(車両後方側への力)が作用しても、ストライカSと係合面42との係合が解除される方向(図5における反時計方向)にフックレバー4が回転することはない。また、フック部43を、係合面42における中程から奥側部分の軸孔41までの距離が奥側に向かうにつれて漸次短くなるテーパー状にしておくと、ストライカSは係合面42と一点で接することになり、クサビ効果を得ることができる。そのため、ボディ2に設けるストライカ進入溝21の最奥部を略V字状(奥細り形状)の係止面21a,21bにしておくと、ストライカSはストライカ進入溝21の最奥部(係止面21a,21b)の二点と係合面42の一点で保持されることになり、ストライカSのガタつきを防げる。したがって、ストライカSのガタつきによる異音の発生を抑えることができるとともに、着脱式シートを車両本体に確実に固定することができる。
さらに、フック部43をテーパー状にしておくと、フックレバー4の軸孔41とフックレバー軸7との間に隙間があっても、ストライカSをストライカ進入溝21の係止面21a,21bの二点と係合面42の一点で拘束したときにボディ2(フックレバー軸7)とフックレバー4との間での相対移動が起こらないようにできる。そのため、フックレバー4の軸孔41とフックレバー軸7との間に隙間があっても、ストライカSを拘束したときの、フックレバー4とフックレバー軸7との間でのガタつきによる異音の発生を抑えられる。加えて、フックレバー4の軸孔41とフックレバー軸7との間に隙間を確保することができるので、フックレバー4の挿通性を良くすることができる。
着脱式シートの車両本体への固定を解除するとき、すなわちストライカSとフックレバー4(係合面42)との係合を解除するときには、プッシュロッドまたはプルロッドを操作して、図6に示すように、オープンレバー5を時計回りに回転させる。オープンレバー5を時計回りに回転させると、第3当接部56がフックレバー4のレバー当接部45に当接し、押圧する。そのため、フックレバー4が反時計回りに回転し、ストライカSがフックレバー4の係合面42から離脱する。そうすると、ガイドレバー6が時計回りに回転してストライカSをストライカ進入溝21から押し出す。その後、プッシュロッドまたはプルロッドを戻すと、オープンレバー5が反時計回りに回転し、図2に示したように、第1当接部54がガイドレバー6の第2当接部64に当接する回転位置で保持される。また、オープンレバー5が反時計回りに回転すると、第3当接部56によるレバー当接部45の押圧がなくなるので、フックレバー4は時計回りに回転し、図2に示したように、レバー当接部45がガイドレバー6の第1当接部63に当接する位置で保持される。
さらに、本実施形態のロック装置1は、着脱式シートを車両本体に固定しているときにフックレバー4に慣性開放(オープンレバー5の操作によらない開放)を生じさせる力が働いた場合、たとえば、図7に示すように、フックレバー4のレバー当接部45がオープンレバー5の第4当接部57に当接する。オープンレバー5には反時計回りの付勢力が作用しているので、フックレバー4のレバー当接部45がオープンレバー5の第1当接部57に当接し、係合することで、フックレバー4の反時計回りの回転を抑止することができる。そのため、本実施形態のロック装置1は、着脱式シートの車両本体への固定が不用意に解除される事態を防ぐことができる。
図8は、本実施形態のロック装置のフレームへの取付方法を示す断面図である。図9は、ストライカの取付位置にずれがある場合のロック装置とストライカとの位置関係の一例を示す平面図である。図10は、図9の位置関係にあるロック装置とストライカとが係合した状態を示す平面図である。
さて、本実施形態のロック装置1では、フックレバー4を軸支するフックレバー軸7がボディ2に対して回転可能に取り付けられている。フックレバー軸7は、ボディ2に設けられた円形の取付孔22に挿通されており、車両本体の幅方向と略一致する回転軸で回転する。また、本実施形態におけるフックレバー軸7は、ボディ2に対する回転における回転軸方向に貫通した貫通孔71を有する筒状部72の一端部にフランジ73を設けてある。そして、ロック装置1は、図8に示すように、フックレバー軸7のフランジ73を着脱式シートのフレーム(支持部材)9に当接させ、フックレバー軸7の貫通孔71およびフレーム9に設けた取付孔91に支持ボルト10の軸101を挿通し、支持ボルト10とナット11とで締結固定する。そうすると、ロック装置1は、ロック機構収容部材(ボディ2およびカバープレート3)がフックレバー軸7のフランジ73と支持ボルト10の頭部102とによって挟み込まれた状態で、フレーム9に対して回転可能に取り付けられる。そのため、締結の際にフックレバー軸7およびボディ2がフレーム9に対して回転してしまうことを防げるとともに、ボディ2がフックレバー軸7から抜け落ちることを防止するための部材を設ける必要がないので、ロック装置1の取り付け作業が容易になる。なお、ロック装置1(ボディ2)は、ストライカ進入溝21の開口位置を変更させる状態、言い換えると、ボディ2が所定の角度範囲内で回転するときはストライカ進入溝21がフレーム9で塞がれない状態でフレーム9に支持させる。
本実施形態のロック装置1を着脱式シートのフレーム9に取り付けた場合、ロック装置1の取付位置やストライカSの取付位置に生じるずれにより、たとえば、図9に示すように、ストライカSがストライカ進入溝21に進入する際の中心位置P1が基準位置Oよりも下方になることがある。
本実施形態のロック装置1では、ボディ2に対して回転可能に取り付けられているフックレバー軸7をフレーム9に締結固定している。すなわち、ボディ2(ロック装置1)は、フレーム9に対してフックレバー軸7を回転軸として回転可能に取り付けられている。さらに、ボディ2は、ストライカ進入溝21の開口位置を変更させる状態でフレーム9に支持されている。そのため、ストライカSの進入位置(中心位置P1)が基準位置Oよりも下方である場合は、図10に示すように、ボディ2が時計回りに回転することでストライカSにフックレバー4が係合する。また、図示は省略するが、ストライカSの進入位置が基準位置Oよりも上方である場合は、ボディ2が反時計回りに回転することでストライカSにフックレバー4が係合する。また、フックレバー軸7の筒状部72は、支持ボルト10をフレーム9に締結した状態でフランジ73を有する一端とは反対側の端部(他端)がカバープレート3の開口から突出する長さにしてある。そのため、支持ボルト10により支持されたボディ2が確実に回転できる。
さらに、本実施形態のロック装置1は、フレーム9に取り付けたときに、図8に示したように、ボディ2とフレーム9との間にフランジ73が介在し、隙間が生じる。そのため、ロック装置1が回転する際、ボディ2とフレーム9とは接触しない。したがって、本実施形態のロック装置は、摩擦抵抗などのロック装置1の回転を阻害する要因が少なく、ロック装置1がスムーズに回転する。その結果、本実施形態のロック装置1は、ストライカSまたはロック装置1の取付位置にずれがある場合でも、ボディ2とフックレバー4とによるストライカSの拘束を確実に行うことができる。すなわち、着脱式シートに本実施形態のロック装置1を設ければ、その着脱式シートを車両本体に確実に固定できる。
その上、本実施形態のロック装置1は、フックレバー4を軸支するフックレバー軸7の貫通孔71を利用してフレーム9に締結固定することで、ロック装置1(ボディ2)をフレーム9に対して回転可能にしている。そのため、本実施形態のロック装置1では、フックレバー4などのロック機構を収容するロック機構収容部材(ボディ2およびカバープレート3)の外側面にフレーム9への取付部を突設する必要がない。したがって、本実施形態のロック装置1は、装置を大型化させることなく、ストライカSとフックレバー4との係合を確実に行うことができ、ストライカSの拘束を確実に行うことができる。
なお、本実施形態のロック装置1を支持ボルト10とナット11とでフレーム9に取り付ける場合、フックレバー軸7(筒状部72)の内周面に、フックレバー軸7と支持ボルト10との螺合を可能にするねじ山を設けてもよい。フックレバー軸7と支持ボルト10とを螺合すると、フックレバー軸7と支持ボルト10の軸101とのガタつきを抑制でき、異音の発生を防止できる。
以上説明したように、本実施形態のロック装置1によれば、一端部にフランジ73を有する筒状のフックレバー軸7をボディ2に対して回転可能に取り付け、そのフックレバー軸7でフックレバー4を軸支することで、ロック装置を大型化させることなく、ストライカSとフックレバー4との係合を確実に行うことができる。そのため、本実施形態のロック装置1は、ロック装置1を着脱式シートに取り付ける際の取付位置の自由度を高くでき、かつその着脱式シートを車両本体に確実に固定できる。
図11は、本実施形態のロック装置におけるフックレバー軸のボディへの取付方法として好ましい構成を示す分解斜視図である。
本実施形態のロック装置におけるフックレバー軸7は、ボディ2に対して回転可能に取り付けられる。その際、フックレバー軸7(筒状部72)とボディ2(取付孔22)との間に隙間があると、ガタつきにより異音を発する虞がある。そのため、フックレバー軸7は、ボディ2との間にガタつきが生じないよう取付孔22に回転可能に嵌合させることが望ましい。その場合、たとえば、図11に示すように、ボディ2の取付孔22の内周面に、フックレバー軸7の挿通方向に延在するリブ26を設けるとよい。
図12は、本実施形態のロック装置におけるフックレバー軸の変形例を示す平面図である。図13は、図12のB−B線に沿った断面図である。
本実施形態のロック装置1におけるフックレバー軸7のフランジ73は、たとえば、図12および図13に示すように、外周に切り欠き74を設けてもよい。フックレバー軸7のフランジ73に切り欠き74を設ける場合、たとえば、図13に示すようにフレーム9には切り欠き74と係合する突起92を設ける。こうすることで、支持ボルト10を締結する際に、フレーム9に対するフックレバー軸7およびボディ2の回転を防止でき、ロック装置1の取り付け作業がさらに容易になる。フランジ73に切り欠き74を設ける場合、その方向は適宜選択可能であるが、図12に示した取り付け方向の場合、ストライカSの荷重方向による影響を受けにくい車両上方または車両下方にすることが好ましい。
図14は、本実施形態のロック装置におけるフックレバーの軸支方法の変形例を示す断面図である。
本実施形態のロック装置1として図2および図3に示した構成例では、フックレバー軸7のみでフックレバー4を軸支している。しかしながら、フックレバー4の軸支は、たとえば、図14に示すように、ボディ2の取付孔22をカバープレート3の近傍まで円筒状に延長し、フックレバー軸7とフックレバー4との間にボディ2と一体の筒状部を介在させてもよい。フックレバー軸7を金属材料で形成した場合、フックレバー4がフックレバー軸7に接触可能な状態で軸支されていると、たとえば、ガタつきによる異音が発生する。これに対し、ボディ2を合成樹脂で形成し、フックレバー軸7とフックレバー4との間にボディ2と一体の筒状部を介在させると、ガタつきによる異音を防止することができる。
また、この場合も、フック部43をテーパー状にしておくと、フックレバー4の軸孔41とボディ2の筒状部との間に隙間があっても、ストライカSをストライカ進入溝21の係止面21a,21bの二点と係合面42の一点で拘束したときにボディ2の筒状部とフックレバー4との間での相対移動が起こらないようにできる。そのため、フックレバー4の軸孔41とボディ2の筒状部との間に隙間があっても、ストライカSを拘束したときの、フックレバー4とボディ2の筒状部との間でのガタつきによる異音の発生を抑えられる。加えて、フックレバー4の軸孔41とボディ2の筒状部との間に隙間を確保することができるので、フックレバー4の挿通性を良くすることができる。
(実施形態2)
図15は、本発明の実施形態2であるロック装置における主要部の概略構成を示す断面図である。
実施形態1で挙げたロック装置1では、図3に示したように、ボディ2とカバープレート3とで構成されるロック機構収容部材に対し、ボディ2側からフックレバー軸7をボディ2の取付孔22に挿通している。これに対し、本実施形態で挙げるロック装置1は、たとえば、図15に示すように、ボディ2とカバープレート3とで構成されるロック機構収容部材に対し、カバープレート3側からフックレバー軸7をボディ2の取付孔22に挿通している。
本実施形態のロック装置1も、フレーム9に取り付ける際に、図15に示したようにフックレバー軸7のフランジ73がフレーム9に当接するように取り付けると、カバープレート3とフレーム9との間に隙間が生じる。そのため、本実施形態のロック装置1は、実施形態1のロック装置と同様に、装置を大型化させることなく、ストライカSとフックレバー4との係合を確実に行うことができ、ストライカSの拘束を確実に行うことができる。したがって、本実施形態のロック装置1は、着脱式シートに取り付ける際の取付位置の自由度を高くでき、かつその着脱式シートを車両本体に確実に固定できる。
図16は、本実施形態のロック装置の変形例を示す断面図である。
本実施形態のロック装置におけるロック装置1のように、カバープレート3側からフックレバー軸7をボディ2の取付孔22に挿通する場合、ロック装置1はカバープレート3側をフレーム9と対向させてフレーム9に取り付けられる。
カバープレート3は、たとえば、略凹形状のボディ2における開口面に蓋をしてロック機構収容部材の内部に異物が入らないようにするために設けてある。そのため、カバープレート3側、言い換えるとボディ2の開口面側をフレーム9と対向させてフレーム9に取り付ける場合、たとえば、図16に示すように、カバープレート3を用いない構成にすることができる。カバープレート3を用いない場合、ボディ2は、図16に示すように、フックレバー軸7のフランジ73まで達する円筒状の取付孔22を設け、ボディ2の底面からフランジ73までの距離を保てるようにすることが好ましい。この場合、フックレバー軸7とフックレバー4との間にボディ2と一体の筒状部を介在することで、ガタつきによる異音を防止することができる。
(実施形態3)
図17は、本発明の実施形態3であるロック装置における主要部の概略構成を示す断面図である。
実施形態1および実施形態2では、本発明に係るロック装置1の構成例として、図3や図14に示したように、筒状部72の一端にフランジ73を設けたフックレバー軸7を用いている。これに対し、本実施形態で挙げるロック装置1は、たとえば、図17に示すように、フランジ73のフレーム9と対向させる面に突出部75を設けたフックレバー軸7を用いている。図17に示した突出部75は、筒状部72を延長した円筒状であり支持ボルト10の軸101が挿通可能になっている。フランジ73に突出部75を設けた場合、フレーム9に設ける取付孔91は、その突出部75と係合または嵌合可能な寸法にする。
実施形態1および実施形態2のロック装置1のようにフランジ73に突出部75がない場合、たとえば、フックレバー軸7の長手方向(支持ボルト10の軸101の軸心方向)と直交する方向の大きな力がロック装置1に作用すると、支持ボルト10の軸101におけるフランジ73に接する部分とフレーム9に接する部分との境界で軸101に対して大きなせん断応力が加わる。これに対し、実施形態3のロック装置1のようにフランジ73に円筒状の突出部75を設けておくと、支持ボルト10の軸101の径を大きくすることなく、軸101におけるフレーム9に接する部位のみ径を大きくしたことと同じ効果が得られる。そのため、フックレバー軸7の長手方向(支持ボルト10の軸101の軸心方向)と直交する方向の大きな力がロック装置1に作用したときに、軸101に対して大きなせん断応力が加わることを防げる。その結果、支持ボルト10の軸101の小径化によりフックレバー4の軸孔41を小径化することが可能となり、ロック装置全体の小型化が可能となる。
また、本実施形態におけるロック装置1をフレーム9に取り付ける際には、フランジ73の突出部75をフレーム9の取付孔91に係合または嵌合させた状態で支持ボルト10を締結する。そのため、支持ボルト10の軸101を挿通する際のフックレバー軸7の貫通孔71とフレーム9の取付孔91との位置ずれを防げ、ロック装置1の取り付け作業が容易になる。
図18は、本実施形態のロック装置におけるフックレバー軸の変形例を示す平面図である。図19は、図18のC−C線に沿った断面図である。
本実施形態のロック装置1におけるフックレバー軸7のフランジ73には、たとえば、図18および図19に示すように、円筒を2箇所で分断して得られる2つの部分円筒状の突出部75a,75bを設けてもよい。フックレバー軸7のフランジ73に突出部75a,75bを設ける場合、たとえば、フレーム9の取付孔91の縁に、突出部75a,75bを離間する溝と係合可能な係合部91aを設ける。こうすることで、支持ボルト10を締結する際に、フレーム9に対するフックレバー軸7およびボディ2の回転を防止でき、ロック装置1の取り付け作業が容易になる。フランジ73に設ける突出部75の形状や数は適宜選択可能であるが、図1や図12に示した取り付け方向の場合、ストライカSの荷重方向による影響を受けにくい車両上方または車両下方にフレーム9の取付孔91における係合部91aが位置するようにすることが好ましい。
なお、本実施形態では、実施形態1のように、ボディ2側からカバープレート3側に向けてボディ2の取付孔22にフックレバー軸7を挿通している。しかしながら、本実施形態で示したフックレバー軸7は、実施形態2のように、カバープレート3側からボディ2側に向けてボディ2の取付孔22にフックレバー軸7を挿通する場合にも適用可能であることはもちろんである。
図20は、本実施形態のロック装置におけるフックレバー軸とフレームとの固定方法の第1の変形例を示す断面図である。
本実施形態では、支持ボルト10を用いてロック装置1をフレーム9に取り付けた場合に支持ボルト10の軸101が大きなせん断応力が加わることを防ぐ構成の一例として、フックレバー軸7のフランジ73に突出部75を設け、突出部75でもせん断応力を受けることができるようにする構成を示した。しかしながら、支持ボルト10の軸101が大きなせん断応力が加わることを防ぐには、たとえば、図20に示すように、フレーム9のロック装置1を取り付ける面に突出部93を設けてもよい。フレーム9の突出部93は、取付孔91を支持ボルト10の軸101の軸心方向に延長する円筒状であり、軸101が挿通可能になっている。また、フレーム9に突出部93を設ける場合、フックレバー軸7(筒状部72)に突出部93を係合または嵌合させる。図20に示す構成の場合、支持ボルト10の軸101に接するのはフレーム9であり、フックレバー軸7は軸101に接していない。さらに、フレーム9の取付孔91を延長する突出部93を設けたことにより支持ボルト10の軸101とフレーム9との接触面が増えている。そのため、フックレバー軸7の長手方向(支持ボルト10の軸101の軸心方向)と直交する方向の大きな力がロック装置に作用したときに、軸101に対して大きなせん断応力が加わることを防げる。
また、フレーム9の取付孔91を延長する突出部93を設けた場合、たとえば、突出部93の内周面にフレーム9と支持ボルト10との螺合を可能にするねじ山を設けてもよい。そうすると、ナット11を使わずにロック装置1をフレーム9に取り付けることができる。
図21は、本実施形態のロック装置におけるフックレバー軸とフレームとの固定方法の第2の変形例を示す断面図である。
本実施形態のロック装置1に関する第1の変形例として図20に示した構成では、突出部93を設けるために、フックレバー軸7(筒状部72)の内径を広げるか、取り付けに使用する支持ボルト10の軸101を細くすればよい。しかしながら、フックレバー軸7の内径を広げる場合、フックレバー4の軸孔41やガイドレバー6のガイド孔62を大きくする必要があり、ロック装置1が大型化する。一方、支持ボルト10の軸101を細くした場合、強度が低下する虞がある。
そのため、フレーム9に突出部93を設ける場合は、たとえば、図21に示すように、フックレバー軸7(筒状部72)を、フックレバー軸7の貫通孔71の寸法が軸心方向の中間位置で変動し、かつフレーム9に近い端部の孔径が遠い端部の孔径より大きくなるようにしてもよい。図21に示した構成の場合、フックレバー軸7のうちのフランジ73を設けた一端側である突出部93を介在させる部分72bだけを、他端側の部分72aよりも太くしている。そのため、フックレバー4の軸孔41やガイドレバー6のガイド孔62を大きくする必要はなく、支持ボルト10の軸101を細くする必要もない。
また、図21に示した構成の場合も、たとえば、突出部93の内周面にフレーム9と支持ボルト10との螺合を可能にするねじ山を設ければ、ナット11を使わずにロック装置1をフレーム9に取り付けることができる。
(実施形態4)
図22は、本発明の実施形態4であるロック装置における主要部の概略構成を示す平面図である。図23は、図22のD−D線に沿ったロック装置全体の断面図である。
実施形態1から実施形態3までのロック装置1では、フックレバー軸7に設けた貫通孔71に支持ボルト10の軸101を挿通してロック装置1をフレーム9に取り付けている。これに対し、本実施形態のロック装置1では、図22および図23に示すように、フックレバー軸7のフランジ73の先にボルト部76を設け、ボルト部76とナット11とでフックレバー軸7をフレーム9に締結固定している。
また、本実施形態のフックレバー軸7は、フランジ73を境としてボルト部76とは反対側が円柱状になっており、端部をカバープレート3の開口31から突出させている。カバープレート3の開口31から突出した部分には、締結用の六角穴77と、Cリング12を取り付けるための溝78を設けている。Cリング12は、図22に示すように、平面形状が略C字の円環状であり、内周の3箇所にフックレバー軸7の溝78と係合する係止部12a,12b,12cが設けられている。フックレバー軸7に取り付けたCリング12は、カバープレート3の開口31の周囲に設けた環状突出部32と、フックレバー軸7の軸心方向で当接する。そうすると、ロック装置1は、ロック機構収容部材(ボディ2およびカバープレート3)がフックレバー軸7のフランジ73とCリング12とによって挟み込まれた状態で、フレーム9に対して回転可能に取り付けられる。そのため、締結の際にボディ2がフックレバー軸7から抜け落ちることを防止でき、ロック装置1の取り付け作業が容易になる。
また、カバープレート3に環状突出部32を設けてCリング12と当接させることで、カバープレート3とCリング12との接触面積を小さくできるので、ロック機構収容部材(ボディ2およびカバープレート3)がスムーズに回転する。したがって、本実施形態のロック装置1は、ストライカSまたはロック装置1の取付位置にずれがある場合でも、ボディ2とフックレバー4とによるストライカSの拘束を確実に行うことができる。すなわち、着脱式シートに本実施形態のロック装置1を設ければ、その着脱式シートを車両本体に確実に固定できる。
(実施形態5)
図24は、本発明の実施形態5であるロック装置の概略構成を示す断面図である。
実施形態1から実施形態4までのロック装置1では、フックレバー軸7のフランジ73をボディ2とフレーム9との間に介在させることで、ボディ2とフレーム9との間に隙間を設けている。これに対し、本実施形態のロック装置1では、図24に示すように、フレーム9に、フックレバー軸7の周囲でボディ2と当接するフランジ部94を設け、ボディ2とフレーム9との間に所定の隙間を生じさせている。フランジ部94は、フレーム9の取付孔91の縁に沿って設けた環状の突出部であり、突端面がフックレバー軸7およびボディ2における取付孔22の縁と当接する。フランジ部94は、たとえば、プレス加工により設ける。フランジ部94をプレス加工で設けた場合、フレーム9におけるロック装置1と対向する面とは反対側の面には、フランジ部94と対応する凹部95が生じる。
本実施形態のロック装置1では、ロック機構収容部材(ボディ2およびカバープレート3)がフレーム9のフランジ部94と支持ボルト10の頭部102とによって挟み込まれた状態で、フレーム9に対して回転可能に取り付けられる。そのため、締結の際にボディ2がフレーム9に対して回転してしまうことを防げるとともに、ボディ2がフックレバー軸7から抜け落ちることを防止するための部材を設ける必要がないので、ロック装置1の取り付け作業が容易になる。また、ロック装置1をフレーム9に取り付けると、ボディ2とフレーム9との間には隙間が生じ、ボディ2とフレーム9との接触面が小さくなる。そのため、本実施形態のロック装置1は、他の実施形態のロック装置1と同様、ボディ2が回転する際のボディ2とフレーム9との摩擦抵抗を小さくでき、ボディ2が確実に回転できる。したがって、本実施形態のロック装置1は、ストライカSまたはロック装置1の取付位置にずれがある場合でも、ボディ2とフックレバー4とによるストライカSの拘束を確実に行うことができる。
以上、本発明に係るロック装置の実施形態を説明したが、本発明は、上記の実施形態に示した構成に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であることはもちろんである。
たとえば、ロック装置1を回転可能に支持する支持部材は、着脱式シートにおける背もたれ部のフレーム9に限らず、着脱式シートにおける座面部のフレームであってもよい。また、本発明に係るロック装置1は、着脱式シートに限らず、移動式シートに設けることもできる。さらに、本発明に係るロック装置1は、車両本体に設けることもできる。本発明に係るロック装置1を車両本体に設ける場合、ロック装置1を回転可能に支持する支持部材は、車両本体におけるフレームに限らず、フロア部材であってもよい。なお、本発明に係るロック装置1を車両本体に設ける場合、ストライカSを着脱式シートまたは移動式シートに設けることはもちろんである。
また、ロック装置1(ロック機構)の構成も、実施形態1に示した構成に限らず、適宜変更可能であることはもちろんである。
1 ロック装置
2 ボディ
21 ストライカ進入溝
21a,21b 係止面
22 取付孔
23 オープンレバー軸
24 ガイドレバー軸
25 バネ支持部
26 リブ
3 カバープレート
31 開口
32 環状突出部
4 フックレバー
41 軸孔
42 係合溝
43 フック部
44 バネ取付孔
45 レバー当接部
5 オープンレバー
51 軸孔
52 プルロッド取付部
53 プッシュロッド取付部
54 第1当接部
55 第2当接部
56 第3当接部
57 第4当接部
58 第5当接部
6 ガイドレバー
61 軸孔
62 ガイド孔
63 第1当接部
64 第2当接部
65 第3当接部
66 第4当接部
7 フックレバー軸
71 貫通孔
72 筒状部
73 フランジ
74 切り欠き
75 突出部
76 ボルト部
77 六角孔
78 溝
8 コイルバネ
9 フレーム
91 取付孔
92 突起
93 突出部
94 フランジ部
95 凹部
10 支持ボルト
101 軸
11 ナット
12 Cリング
12a,12b,12c 係止部

Claims (10)

  1. ストライカが進入するストライカ進入溝を有するボディと、前記ボディに設けたフックレバー軸と、前記フックレバー軸を介して前記ボディに回転可能に配設し、前記ストライカ進入溝に進入したストライカに係合する係合位置およびストライカとの係合を解除する解除位置に移動するフックレバーとを備え、前記ストライカ進入溝の開口位置を変更させるよう支持部材に回転可能に支持されるロック装置において、
    前記フックレバー軸は、前記ボディに対して回転可能に設けられ、かつ前記ボディと前記支持部材との間に介在するフランジを有し、
    前記フックレバー軸を回転軸として前記ボディが回転するよう前記支持部材に支持されることを特徴とするロック装置。
  2. ストライカが進入するストライカ進入溝を有するボディと、前記ボディに設けたフックレバー軸と、前記フックレバー軸を介して前記ボディに回転可能に配設し、前記ストライカ進入溝に進入したストライカに係合する係合位置およびストライカとの係合を解除する解除位置に移動するフックレバーとを備え、前記ストライカ進入溝の開口位置を変更させるよう支持部材に回転可能に支持されるロック装置において、
    前記フックレバー軸は、前記ボディに対して回転可能に設けられており、
    前記ロック装置または前記支持部材のいずれか一方は、前記ロック装置または前記支持部材のいずれか他方に向けて突出し、前記フックレバー軸の周囲で前記ロック装置と前記支持部材とを当接させるとともに前記ボディと前記支持部材との間に所定の隙間を生じさせる突出部を有し、
    前記フックレバー軸を回転軸として前記ボディが回転するよう前記支持部材に支持されることを特徴とするロック装置。
  3. 前記フックレバー軸は、中心部に締結手段を挿通させる貫通孔を有した円筒状をなし、
    前記締結手段により前記フックレバー軸を前記支持部材に締結固定することで前記支持部材に支持されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロック装置。
  4. 前記締結手段は、支持ボルトであり、
    前記フックレバー軸は、前記支持ボルトと螺合可能なねじ山を有することを特徴とする請求項3に記載のロック装置。
  5. 前記フックレバー軸の貫通孔は、前記締結手段の挿通方向における中間位置で孔径が変動し、かつ前記支持部材に近い端部の孔径が遠い端部の孔径より大きく、
    前記フックレバー軸の貫通孔と前記締結手段との隙間に前記支持部材を介在させて前記支持部材に支持されることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のロック装置。
  6. 前記フックレバー軸は、軸心方向の一端にボルト部を有し、
    前記ボルト部を用いて前記フックレバー軸を前記支持部材に締結固定することで前記支持部材に支持されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロック装置。
  7. 前記フックレバー軸は、軸心方向の端部に、前記支持部材に設けられた突起と係合可能な切り欠き、または前記支持部材に設けられた切り欠きと係合可能な突起を有し、
    前記フックレバー軸の切り欠きと前記支持部材の突起とが係合した状態、または前記フックレバー軸の突起と前記支持部材の切り欠きとが係合した状態で前記支持部材に支持されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロック装置。
  8. 前記フックレバー軸は、軸心方向の端部に、前記支持部材に設けられた突起と係合可能な孔、または前記支持部材に設けられた孔と係合可能な突起を有し、
    前記フックレバー軸の孔と前記支持部材の突起とが係合した状態、または前記フックレバー軸の突起と前記支持部材の孔とが係合した状態で前記支持部材に支持されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロック装置。
  9. 前記ボディは、合成樹脂で形成されており、かつ前記フックレバー軸と前記フックレバーとの間に介在する筒状部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロック装置。
  10. 前記ボディは、略凹形状であり、開口側を前記支持部材に向けて支持されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロック装置。
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