JP5366281B2 - 車両用シートのスライド構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートのスライド構造に関し、より詳細には、車両用シートを車両前後方向に位置調整する際、リテーナのロック発生を防止することが可能な車両用シートのスライド構造に関する。
従来から、車両用シートの車両前後方向の位置を調整するのに、車両用シートのスライド構造が用いられてきた。
従来の車両用シートのスライド構造を説明すれば、車床に固定され、車両の前後方向に延設された固定内側レールと、車両の前後方向に延設され、かつ固定内側レールに外嵌し、固定内側レールに対して車両の前後方向に摺動可能な可動外側レールと、可動外側レールを固定内側レールに対して車両の前後方向に係止する係止手段とを有し、固定内側レールと可動外側レールとの間には、車両前後方向に延びるリテーナが、固定内側レールと外嵌する形態で設けられ、リテーナは、固定内側レールと可動外側レールとの間に介在する複数のボールをそれぞれ保持するための貫通穴を、車両の前後方向に互いに間隔を隔てて複数有し、可動外側レールは、クッションシートに固定される。
このような構成を有する車両用シートのスライド構造によれば、可動外側レールを固定外側レールに対して車両前後方向に移動させ、目標位置に係止することにより、車両用シートの車両前後方向の位置調整を行うことが可能である。
より詳細には、可動外側レールを固定外側レールに対して車両前後方向に移動させる際、可動外側レールと固定内側レールとの間に設けられたボールが転動することにより、リテーナが可動外側レールの移動方向と同じ向きに移動しながら、可動外側レールを固定外側レールに対して円滑に摺動可能に移動させることが可能である。次いで、係止手段により、可動外側レールを固定内側レールに対して係止させ、目標位置に固定することが可能である。
しかしながら、従来の車両用シートのスライド構造には、可動外側レールと固定内側レールとの間にボールを保持するためのリテーナを設けることに起因して、以下のような技術的問題が引き起こされる。
すなわち、可動外側レールを固定内側レールに対して車両の前後方向に移動させる際、リテーナがロックし、可動外側レールを目標位置に固定することが困難となる点である。
より具体的には、リテーナが、可動外側レールあるいは固定内側レールに対して係合することに起因して、可動外側レールが車両の前後方向に移動するにも係わらず、リテーナが移動しないことにより、車両前後方向目標位置近傍の固定係止穴がリテーナにより塞がれて、可動外側レールを目標位置に係止固定することが困難となる状況が生じる。
たとえ、可動外側レールを目標位置に移動可能であったとしても、その位置に係止固定できないのでは、安全に車両の運転を行うことが困難となる。
以上の技術的問題点に鑑み、本発明の目的は、車両用シートの車両前後方向の位置調整を行う際、可動外側レールと固定内側レールとの間に設けるリテーナのロックを防止することにより、可動外側レールを確実に目標位置まで移動させ、そこに固定することが可能な車両用シートのスライド構造を提供することにある。
上記課題を達成するために、本発明に係る車両用シートのスライド構造は、
車床に固定され、車両の前後方向に延設された固定内側レールと、
車両の前後方向に延設され、かつ該固定内側レールに外嵌し、該固定内側レールに対して車両の前後方向に摺動可能な可動外側レールと、
前記可動外側レールを前記固定内側レールに対して車両の前後方向に係止する係止手段とを有し、
前記固定内側レールと前記可動外側レールとの間には、車両前後方向に延びるリテーナが、前記固定内側レールと外嵌する形態で設けられ、
該リテーナは、前記固定内側レールと前記可動外側レールとの間に介在する複数のボールをそれぞれ保持するための保持部を、車両の前後方向に互いに間隔を隔てて複数有し、
前記可動外側レールは、車両用シートに固定される車両用シートのスライド構造において、
前記リテーナには、車両の前後方向に延びる細長開口が設けられ、
前記可動外側レールには、前記固定内側レールに対向する面から前記固定内側レールに向かって突出するリテーナロック防止ピンが設けられ、該リテーナロック防止ピンは、前記リテーナの前記細長開口を貫通する突出長さを有する、構成としている。
以上の構成を有する車両用シートのスライド構造によれば、車両用クッションシートの車両前後方向位置を調整するために、車両用クッションシートを車両前後方向に移動する際、固定内側レールに対して外嵌する可動外側レールを、車床に固定された固定内側レールに対して車両の前後方向に移動させることにより、可動外側レールに固定された車両用クッションシートを車両前後方向に移動させることが可能である。
より詳細には、固定内側レールと可動外側レールとの間に設けられたリテーナの貫通穴により保持されたボールがそれぞれ、固定内側レールと可動外側レールとの間で転動することにより、可動外側レールを固定内側レールに対して摺動可能に車両の前後方向に移動させることが可能であり、その際、転動するボールを保持する貫通穴を通じてリテーナ自体も、可動外側レールと同じ向きに車両の前後方向に移動する。可動外側レールを目標位置まで移動させたら、係止手段を用いて、目標位置において可動外側レールを固定内側レールに対して係止することにより、可動外側レールを目標位置に位置決めすることが可能である。
その際、固定内側レールと可動外側レールとの間に設けたリテーナがロックして、リテーナが車両の前後方向に移動困難となり、可動外側レールを目標位置まで移動させて、その位置に係止固定することが困難となる状況が生じ得る。このとき、可動外側レールに設けたリテーナロック解除ピンが、車両の前後方向に目標位置に向かって移動することにより、可動外側レールの車両前後方向に目標位置に向かって移動することにより、ロックしたリテーナの細長開口の端縁に当接し、それによりリテーナロック解除ピンを介して可動外側レールがリテーナを可動外側レールの移動方向に移動させることが可能となり、それによりリテーナのロック状態を解除することが可能となる。
また、前記固定内側レールには、車両の前後方向に間隔を隔てて整列する複数の固定係止穴が設けられ、
前記可動外側レールには、車両の前後方向に前記間隔と同一の間隔を隔てて整列する可動係止穴が設けられ、
前記係止手段は、前記固定内側レールの前記複数の固定係止穴のいずれかと、前記可動外側レールの前記可動係止穴とを貫通して、前記可動外側レールを前記固定内側レールに対して車両の前後方向に係止する係止歯を備えた係止用プレートからなるのがよい。
さらにまた、前記リテーナロック防止ピンは、車両の前後方向に間隔を隔てて2つ設けられるのがよい。
加えて、前記レールは、車両の幅方向に間隔を隔て、たがいに平行に配置された一対のレール構造からなるのでもよい。
さらに、前記可動外側レールは、車両の前後方向に延びる可動側面と、該可動側面の一方の側縁から張り出す第1張り出し可動面と、該可動側面の他方の側縁から張り出す第2張り出し可動面とを備えたほぼコの字状の断面を有し、
前記固定内側レールは、車両の前後方向に延びる固定側面と、該固定側面の一方の側縁から張り出す第1張り出し固定面と、該固定側面の他方の側縁から張り出す第2張り出し固定面とを備えたほぼコの字状の断面を有し、
前記可動外側レールは、前記固定内側レールに対して、それぞれのコの字状の断面により形成される開放部を互いに対向させた状態で外嵌し、
前記リテーナは、車両の前後方向に延びるリテーナ側面部と、該リテーナ側面部の一方の側縁から張り出し、車両の前後方向に所定の間隔を隔てた複数の第1リテーナ張り出し上面と、該リテーナ側面部の他方の側縁から張り出し、車両の前後方向に所定の間隔を隔てた複数の第2リテーナ張り出し面とを備えたほぼコの字状の断面を有し、
前記リテーナは、前記可動外側レールに対して、それぞれのコの字状の断面により形成される開放部を互いに対向させた状態で、前記複数の第1リテーナ張り出し面を前記第1張り出し可動面と前記第1張り出し固定面との間に、かつ前記複数の第2リテーナ張り出し下面を前記第2張り出し可動面と前記第2張り出し固定面との間に設置するように位置決めされ、
前記複数の第1リテーナ張り出し面および前記複数の第2リテーナ張り出し面はそれぞれ、ボールを保持するための貫通穴を有し、
それにより、前記ボールが、前記第1張り出し可動面と前記第1張り出し固定面との間、および前記第2張り出し可動面と前記第2張り出し固定面との間で転動することにより、前記可動外側レールが前記リテーナとともに、前記固定内側レールに対して、車両の前後方向に移動可能であるのがよい。
さらにまた、前記可動側面、前記固定側面および前記リテーナ側面部が、車両の高さ方向に沿って配置され、それにより、前記固定内側レールおよび前記可動外側レールがいずれも、車両の高さ方向に縦長断面となるように配置され、
前記第1張り出し可動面および前記第2張り出し可動面はそれぞれ、その内面に、車両の前後方向に延びる第1弧状断面溝を有し、
前記第1張り出し固定面および前記第2張り出し固定面はそれぞれ、その外面に、車両の前後方向に延びる第2弧状断面溝を有するのがよい。

加えて、前記リテーナロック防止ピンは、前記可動側面の内面に対してねじ込み固定されてもよい。
さらにまた、前記保持部は、前記複数の第1リテーナ張り出し面のそれぞれ、および前記複数の第2リテーナ張り出し面のそれぞれに設けられた貫通穴でもよい。
さらに、前記保持部は、前記複数の第1リテーナ張り出し面の側縁のそれぞれ、および前記複数の第2リテーナ張り出し面の側縁のそれぞれに設けられた凹部でもよい。
本発明に係る車両用シートのスライド構造によれば、可動外側レールに設けたリテーナロック解除ピンが、車両の前後方向に目標位置に向かって移動することにより、可動外側レールの車両前後方向に目標位置に向かって移動することにより、ロックしたリテーナの細長開口の端縁に当接し、それによりリテーナロック解除ピンを介して可動外側レールがリテーナを可動外側レールの移動方向に移動させることが可能となり、それによりリテーナのロック状態を解除することが可能となる
本発明に係る車両用シートのスライド構造の実施形態を図面を参照しながら、自動車のフロントシートに適用される場合を例として、以下に詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造の斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、可動外側レールが固定内側レールに対して係止されている状況を示す概略断面図である。図3は、本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、可動外側レールが固定内側レールに対して係止解除されている状況を示す概略断面図である。図4は、本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、固定内側レールにリテーナが取り付けられている状況を示す概略側面図である。図5は、本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、可動外側レールが固定内側レールに対して車両最前方位置にある状況を示す概略側面図である。図6は、本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造により、車両用シートの車両前後方向の位置調整を行う状況を示す図である。図7は、本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、可動外側レールが固定内側レールに対して車両最後方位置にある状況を示す概略側面図である。図8は、図5のA-A矢視の断面図である。図9は、本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、リテーナを示す斜視図である。図10は、本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、一方のレールの部分拡大詳細図である。
図1に示すように、車両用シートのスライド構造400は、車両用シートの車両前後方向の位置調整機構402と、車両用シートの車両前後方向の位置決め機構404と、車両用シートの車両高さ方向の位置調整機構406と、車両用シートの車両高さ方向の位置決め機構408とから概略構成されている。
車両用シートは、車両の前後方向に延設する一対のサイドフレームSと、一対のサイドフレーム同士を連結するフロントパイプFおよびリアパイプRとにより構成され、車両に固定されたクッションシート(図示せず)と、クッションシートに対してリクライナー(図示せず)を介して、クッションシートに対して傾動可能に取り付けられたバックシート(図示せず)とから構成されていることから、車両用シートのスライド構造400は、クッションシートのサイドフレームSに付設されているところ、クッションシートの車両前後方向および車両の高さ方向に位置調整かつ位置決め可能とすることにより、バックシートを含めた車両用シート全体の位置調整かつ位置決めが可能である。
車両用シートの車両前後方向の位置調整機構402は、それぞれ車両の前後方向に延設し、互いに車両の幅方向に所定間隔を隔てた一対のレール構造410と、レールの摺動可能な車両前後方向の移動を可能とするためのリテーナ412とから概略構成されている。
車両用シートのスライド構造400は、一対のレール構造410の一方には、乗員ベルトが内嵌するベルトバックル438を備えたベルトブラケット411が付設されている点を除き、車両の前後方向中心線に関して対称に構成されているので、一方について説明し、他方については同様な参照番号を付することによりその説明は省略する。

一対のレール構造410はそれぞれ、鋼製であり、車両の前後方向の各端部に固定されたレール取付ブラケット414A,Bを有する固定内側レール416と、固定内側レール416に外嵌する可動外側レール418とを有する。固定内側レール416および可動外側レール418それぞれのレール長さは、車両用シートのスライド構造400が設置されるフロント床のスペースに鑑み、固定内側レール416を可動外側レール418に対して、車両最後方側位置にしたとき、および車両最前方側位置にしたときの状態を考慮して、適宜に決定すればよい。
図2及び図3に示すように、固定内側レール416は、車両の高さ方向に沿って車両の前後方向に延びる固定側面420と、固定側面420の一方の側縁から横方向に張り出す第1張り出し固定上面422と、固定側面420の他方の側縁から横方向に張り出す第2張り出し固定下面424とを備えたほぼコの字状の断面を有する。第1張り出し固定上面422および第2張り出し固定下面424はそれぞれ、その外面に、車両の前後方向に延びる第2弧状断面溝426を有する。これにより、後に説明する可動外側レール418に設けた第1弧状断面溝436とともに、ボールを案内する案内溝を形成するようにしている。したがって、溝の弧状断面形状はこのような観点から定めればよい。
図4に示すように、固定内側レール416には、車両の前後方向に間隔を隔てて整列する複数の固定係止穴428が設けられている。固定係止穴428の数は、固定内側レール416に対して車両前後方向に移動する可動外側レール418の移動範囲を考慮して、適宜定めればよい。
一方、図2および図3に示すように、可動外側レール418は、固定内側レール416に対して、それぞれのコの字状の断面により形成される開放部を互いに対向させた状態で外嵌するようにしている。可動外側レール418は、車両の高さ方向に沿って車両の前後方向に延びる可動側面430と、可動側面430の一方の側縁から横方向に張り出す第1張り出し可動上面432と、可動側面430の他方の側縁から横方向に張り出す第2張り出し可動下面434とを備えたほぼコの字状の断面を有する。
第1張り出し可動上面432および前記第2張り出し可動下面434はそれぞれ、その内面に、車両の前後方向に延びる第1弧状断面溝436を有する。
図5に示すように、可動外側レール418は、後に説明する車両用シートの車両高さ方向の位置調整機構406の平行リンク機構を介して、クッションシートのサイドフレームSに固定され、一対のレール構造410において、一方の可動外側レール418には、前述のように、その車両後方側端部において乗員用ベルトバックル438が固定されている。可動外側レール418には、車両の前後方向に隣接する固定係止穴428同士の間隔と同一の間隔を隔てて整列する、複数の可動係止穴421が設けられている。図5において、後に説明する係止用プレート454との関係で、可動係止穴421が4つ設けられているが、4つに限定されず、可動外側レール418を固定内側レール416に対して確実に係止可能である限り、4つより少なくてもよい。
図6ないし図8に明瞭に示すように、可動外側レール418には、固定内側レール416に向かって突出するリテーナロック防止ピン419が、車両の前後方向に間隔を隔てて2つ設けられている。より詳細には、車両前方側のリテーナロック防止ピン419Aと車両後方側のリテーナロック防止ピン419Bとが設けられている。リテーナロック防止ピン419は、ネジ状にして可動側面430の内面に対してにねじ込まれていてもよいし、あるいは可動側面430の内面に対して溶接、接着等により固定されてもよい。
それぞれのリテーナロック防止ピン419は、可動外側レール418の可動側面430の内面から固定内側レール416の固定側面420の内面に向かって、以下に説明するリテーナ412の細長開口441を貫通し、固定内側レール416の固定側面420の内面に接触しないように所定突出長さを有する。これにより、車両前方側のリテーナロック防止ピン419Aは、リテーナ412の細長開口441の車両前方側の端縁443Aに当接するようにされ、一方車両後方側のリテーナロック防止ピン419Bは、リテーナ412の細長開口441の車両後方側の端縁443Bに当接するように構成されている。
次に、リテーナ412について説明すれば、図8に示すように、固定内側レール416と可動外側レール418との間には、車両前後方向に延びるリテーナ412が設けられている。リテーナ412は、車両の高さ方向に沿って車両の前後方向に延びるリテーナ側面部440と、リテーナ側面部440の一方の側縁から張り出し、車両の前後方向に所定の間隔を隔てた複数の第1リテーナ張り出し上面442と、リテーナ側面部440の他方の側縁から張り出し、車両の前後方向に所定の間隔を隔てた複数の第2リテーナ張り出し下面444とを備える。より詳細には、リテーナ側面部440には、車両の前後方向に延び、固定内側レール416の内面に向かって窪んだ凹部が設けられ、これにより弓の字断面とされ、リテーナ412がその側面部で可動外側レール418に係合しないようにしつつ、固定内側レール416の第1張り出し固定上面422および第2張り出し固定下面424に案内されながら、車両前後方向に移動可能となるようにしている。
図9に示すように、リテーナ412のリテーナ側面部440には、前述のように、車両前後方向に延びる細長開口441が設けられ、細長開口441は、車両前方側端縁443Aと車両後方側端縁443Bとを有し、可動外側レール418を固定内側レール416に対して車両前方に移動させる際には、車両前方側端縁443Aがリテーナロック防止ピン419Aに、一方可動外側レール418を固定内側レール416に対して車両後方に移動させる際には、車両後方側端縁443Bがリテーナロック防止ピン419Bに当接するようにしてある。細長開口441の車両前後方向の長さは、リテーナ412自体の十分な強度を確保しつつ、軽量化を図る観点から、適宜定めればよい。
リテーナ412は、図8に示すように、可動外側レール418に対して、それぞれのコの字状の断面により形成される開放部を互いに対向させた状態で、複数の第1リテーナ張り出し上面442を第1張り出し可動上面432と第1張り出し固定上面422との間に、かつ複数の第2リテーナ張り出し下面444を第2張り出し可動下面434と第2張り出し固定下面424との間に設置するように位置決めされる。
複数の第1リテーナ張り出し上面442および複数の第2リテーナ張り出し下面444はそれぞれ、ボール445を保持するための凹部447を有し、それにより、ボール445が、第1張り出し可動上面432と第1張り出し固定上面422との間、および第2張り出し可動下面434と第2張り出し固定下面424との間で転動することにより、可動外側レール418がリテーナ412とともに、固定内側レール416に対して、車両の前後方向に移動可能であるように構成されている。
以上のように、可動側面430、固定側面420およびリテーナ側面部440が、車両の高さ方向に沿う向きに向き決めされ、それにより、固定内側レール416および可動外側レール418がいずれも、車両の高さ方向に縦長断面となるように配置されている。これにより、横長断面に比して、レール構造の鉛直断面において車両の幅方向中立線まわりのモーメントに対して、有効に断面係数を確保することが可能である。
次に、図5および図10に示すように、クッションシートの車両前後方向位置決め機構404は、操作レバー446、操作レバー支持ブラケット448、リリースロッド450、操作レバー係止用バネ452、係止用歯455を備えた係止用プレート454、および係止用プレート戻しバネ456から概略構成されている。係止用歯455は、可動係止穴421と同数設けられ、隣接する可動係止穴421同士の間隔と同じ間隔で、可動係止穴421および固定係止穴428に貫通可能なようにしてある。
操作レバー446を操作レバー係止用バネ452の付勢力に抗して上方に持ち上げることにより、リリースロッド450がレールの長手方向を中心にレールの外側の向き(図の矢印の向き)に回転し、それによりリリースロッド450に取り付けられた係止用プレート454が、係止用プレート戻しバネ456の付勢力に抗して、係止位置から係止解除位置まで回転する。これにより、可動係止穴421および固定係止穴428に貫通していた係止用歯455が、両穴から抜け、それにより、可動外側レール418は固定内側レール416に対して、車両の前後方向に自由に移動することが可能としてある(図3参照)。
可動外側レール418を車両前後方向の目標位置まで移動させたら、その位置で、持ち上げていた操作レバー446を離す。それにより操作レバー446は、操作レバー係止用バネ452の付勢力により下方に下がり、それによりリリースロッド450は、レールの内側の向き(図の矢印の向きと反対向き)に回転し、係止用プレート454が、係止用プレート戻しバネ456の付勢力により、係止解除位置から係止位置まで回転する。これにより、新たな車両前後方向位置にクッションシートを位置決めすることが可能としてある。(図2参照)
車両用シートの車両高さ方向の位置調整機構406について、可動外側レール418とそれに対応するクッションシートのサイドフレームSとの間をピン結合する平行リンク機構を構成する前リンク460と後リンク462とから構成され、前リンク460あるいは後リンク462の可動外側レール418に対する角度を調整することにより、自動的にサイドフレームの高さが調整されるようにしてある。
車両用シートの車両高さ方向の位置決め機構408について、従来から用いられているタイプと同様であるので、その詳しい説明は省略するが、既知のポンピングブレーキユニットをサイドフレームS側に設け、車両高さ方向の位置調整機構406により高さ調整した一平行リンク機構の前リンク460および後リンク46の動きをそのレベルに固定し、位置決めできる構成としている。
以上の構成を有する車両用シートのスライド構造400の作用について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
車両用シートの車両前後方向の位置を調整する際、まず、操作レバー446を持ち上げて、車両前後方向現在位置の可動外側レール418の可動係止穴421および固定内側レール416の固定係止穴428に対して貫通している係止用プレート454の係止歯455を抜いて、係止解除を行う。これにより、図3に示すように、可動外側レール418を固定内側レール416に対して、自由に車両前後方向に移動することが可能となる。
次いで、車両前後方向の目標位置に向けて、たとえば、車両の前方に向かって、可動外側レール418を固定内側レール416に対して、車両前後方向に移動する。その際、リテーナ412の第1リテーナ張り出し上面442の各々、および第2リテーナ張り出し下面444の各々の貫通穴447に保持された状態で、各ボール445が、第1張り出し固定上面422と第1張り出し可動上面432との間、および第2張り出し固定下面424と第2張り出し可動下面434との間でそれぞれ、転動することにより、可動外側レール418の移動方向にリテーナ412自体も移動することにより、可動外側レール418が固定内側レール416に対して、摺動可能に円滑に移動することが可能となる。
しかしながら、従来、可動外側レール418を固定内側レール416に対して車両前後方向に移動する場合に、リテーナ412にロックが生じて、可動外側レール418をこれ以上車両前後方向に移動することが困難であるか、あるいは可動外側レール418を目標位置まで移動できたが、リテーナ412が目標位置に対応する固定内側レール416の固定係止穴428を塞ぐために、可動外側レール418を目標位置に係止固定することができないことが生じていた。
この場合、可動外側レール418に設けたリテーナロック防止ピン419が可動外側レール418とともに車両前後方向に移動することから、リテーナ412に設けられた細長開口441の車両前方側の端縁443Aに当接し、それにより、可動外側レール418自体がリテーナロック防止ピン419を通じて、リテーナ412を強制的に可動外側レール418の移動方向に移動させ、それによりリテーナ412のロックを解除するこことが可能となる。(図6参照)
次いで、操作レバー446を下げることにより、図2に示すように、係止用プレート454の係止歯455が、目標位置に達した可動外側レール418の可動係止穴421と、この位置に対応する固定内側レール416の固定係止穴428とに貫通することにより、目標位置に達した可動外側レール418を固定内側レール416に対して係止固定することが可能となる。
以上で、車両用シートの車両前後方向の位置調整が完了する。なお、車両の後方に向かって可動外側レール418を固定内側レール416に対して車両後方向に移動する場合に、リテーナ412のロックが発生した際には、可動外側レール418に設けたリテーナロック防止ピン419のうち、車両前後方向後方側の防止ピンを利用して、この防止ピンをリテーナ412の車両後方側の端縁434Bに当接させることにより、車両の前方に移動させる場合と同様にして、リテーナ412のロックを解除すればよい。(図7参照)
以上の構成を有する車両用クッションシートのスライド構造400によれば、車両用クッションシートの車両前後方向位置を調整するために、車両用クッションシートを車両前後方向に移動する際、固定内側レール416に対して外嵌する可動外側レール418を、車床に固定された固定内側レール416に対して車両の前後方向に移動させることにより、可動外側レール418に固定された車両用クッションシートを車両前後方向に移動させることが可能である。
より詳細には、固定内側レール416と可動外側レール418との間に設けられたリテーナ412の貫通穴447により保持されたボール445がそれぞれ、固定内側レール416と可動外側レール418との間で転動することにより、可動外側レール418を固定内側レール416に対して摺動可能に車両の前後方向に移動させることが可能であり、その際、転動するボール445を保持する貫通穴447を通じてリテーナ412自体も、可動外側レール418と同じ向きに車両の前後方向に移動する。可動外側レール418を目標位置まで移動させたら、係止用プレート454の係止歯455により、目標位置に位置する可動外側レール418の可動係止穴421と、固定内側レール416の複数の固定係止穴428のうち目標位置に位置する可動係止穴421に対応する固定係止穴428とを貫通させることにより、目標位置において可動外側レール418を固定内側レール416に対して係止することにより、可動外側レール418を目標位置に位置決めすることが可能である。
その際、固定内側レール416と可動外側レール418との間に設けたリテーナ412がロックして、リテーナ412が車両の前後方向に移動困難となり、可動外側レール418を目標位置まで移動させて、その位置に係止固定することが困難となる状況が生じ得る。このとき、可動外側レール418に設けたリテーナロック解除ピン419が、車両の前後方向に目標位置に向かって移動することにより、可動外側レール418の車両前後方向に目標位置に向かって移動することにより、ロックしたリテーナ412の細長開口441の端縁に当接し、それによりリテーナロック解除ピン419を介して可動外側レールがリテーナ412を可動外側レールの移動方向に移動させることが可能となり、それによりリテーナ412のロック状態を解除することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内において、当業者であれば、種々の修正あるいは変形が可能である。たとえば、本実施形態においては、レール構造410として、一対のレール構造410として説明したが、それに限定されることなく、単一のレール構造410に対して、リテーナ412のロック発生を防止する場合にも適用可能である。また、本実施形態においては、レール構造410として、縦長断面を有する場合として説明したが、それに限定されることなく、横長断面を有するレール構造410に対して、リテーナ412のロック発生を防止する場合にも適用可能である。さらに本実施形態においては、自動車用シートを対象に説明したが、それに限定されることなく、鉄道車両、船、飛行機等一般的な車両に対して適用可能である。また、自動車のシートに対して用いる場合、リアシート、フロントシートのいずれにも適用可能である。
本発明に係る車両用シートのスライド構造は、車両用シートの車両前後方向の位置を調整する際、リテーナのロック発生を確実に防止することにより、車両用シートの車両前後方向の位置を安定的に、かつ高い信頼性で調整することが可能となる点において、産業上の有用性を有する。
本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造の斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、可動外側レールが固定内側レールに対して係止されている状況を示す概略断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、可動外側レールが固定内側レールに対して係止解除されている状況を示す概略断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、固定内側レールにリテーナが取り付けられている状況を示す概略側面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造により、車両用シートの車両前後方向の位置調整を行う状況を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、可動外側レールが固定内側レールに対して車両最前方位置にある状況を示す概略側面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、可動外側レールが固定内側レールに対して車両最後方位置にある状況を示す概略側面図である。 図6のA-A矢視の断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、リテーナを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用シートのスライド構造において、一方のレールの部分拡大詳細図である。
符号の説明
S サイドフレームクッションシート
400 車両用シートのスライド構造
402 車両用シートの車両前後方向位置調整機構
404 車両用シートの車両前後方向位置決め機構
406 車両用シートの車両高さ方向位置調整機構
408 車両用シートの車両高さ方向位置決め機構
410 一対のレール構造
411 ベルトブラケット
412 リテーナ
414 レール取付ブラケット
416 固定内側レール
418 可動外側レール
419 リテーナロック防止ピン
420 固定側面
421 可動係止穴
422 第1張り出し固定上面
424 第2張り出し固定下面
426 第2弧状断面溝
428 固定係止穴
430 可動側面
432 第1張り出し可動上面
434 第2張り出し可動下面
436 第1弧状断面溝
441 細長開口441
443 端縁
440 リテーナ側面部
442 第1リテーナ張り出し上面
444 第2リテーナ張り出し下面
445 ボール
447 保持部
446 操作レバー
448 操作レバー支持ブラケット
450 リリースロッド
452 操作レバー係止用バネ
454 係止用プレート
455 係止用歯
456 係止用プレート戻しバネ
460 前リンク
462 後リンク
470 操作レバー
472 ピニオンギア
474 セクターギア
476 連結ブラケット

Claims (7)

  1. それぞれ、車両の幅方向に間隔を隔て、たがいに平行に配置された一対のレール構造を構成し、一方の一対のレール構造に対して内側に配置される固定内側レールと、他方の一対のレール構造に対して外側に配置される可動外側レールとを有し、
    前記固定内側レールは、車床に固定され、車両の前後方向に延設され、
    前記可動外側レールは、前記固定内側レールに対して車両の前後方向に亘って外嵌し、前記固定内側レールに対して車両の前後方向に摺動可能であり、
    前記可動外側レールを前記固定内側レールに対して車両の前後方向に係止する係止手段とを有し、
    前記固定内側レールと前記可動外側レールとの間には、車両前後方向に延びるリテーナが、前記固定内側レールと外嵌する形態で設けられ、
    該リテーナは、前記固定内側レールと前記可動外側レールとの間に介在する複数のボールをそれぞれ保持するための保持部を、車両の前後方向に互いに間隔を隔てて複数有し、
    前記可動外側レールは、車両用シートに固定される車両用シートのスライド構造において、
    前記リテーナには、車両の前後方向に延びる細長開口が設けられ、
    前記可動外側レールには、前記固定内側レールに対向する面から前記固定内側レールに向かって突出するリテーナロック防止ピンが、車両の前後方向に間隔を隔てて2つ設けられ、各々の該リテーナロック防止ピンは、前記リテーナの前記細長開口を貫通する突出長さを有し、
    車両前方側の前記リテーナロック防止ピンは、前記リテーナの前記細長開口の車両前方側の端縁に当接し、一方車両後方側の前記リテーナロック防止ピンは、前記リテーナの前記細長開口の車両後方側の端縁に当接するように設けられる、
    ことを特徴とする車両用シートのスライド構造。
  2. 前記固定内側レールには、車両の前後方向に間隔を隔てて整列する複数の固定係止穴が設けられ、
    前記可動外側レールには、車両の前後方向に前記間隔と同一の間隔を隔てて整列する可動係止穴が設けられ、
    前記係止手段は、前記固定内側レールの前記複数の固定係止穴のいずれかと、前記可動外側レールの前記可動係止穴とを貫通して、前記可動外側レールを前記固定内側レールに対して車両の前後方向に係止する係止歯を備えた係止用プレートからなる、請求項1に記載の車両用シートのスライド構造。
  3. 前記可動外側レールは、車両の前後方向に延びる可動側面と、該可動側面の一方の側縁から張り出す第1張り出し可動面と、該可動側面の他方の側縁から張り出す第2張り出し可動面とを備えたほぼコの字状の断面を有し、
    前記固定内側レールは、車両の前後方向に延びる固定側面と、該固定側面の一方の側縁から張り出す第1張り出し固定面と、該固定側面の他方の側縁から張り出す第2張り出し固定面とを備えたほぼコの字状の断面を有し、
    前記可動外側レールは、前記固定内側レールに対して、それぞれのコの字状の断面により形成される開放部を互いに対向させた状態で外嵌し、
    前記リテーナは、車両の前後方向に延びるリテーナ側面部と、該リテーナ側面部の一方の側縁から張り出し、車両の前後方向に所定の間隔を隔てた複数の第1リテーナ張り出し上面と、該リテーナ側面部の他方の側縁から張り出し、車両の前後方向に所定の間隔を隔てた複数の第2リテーナ張り出し面とを備えたほぼコの字状の断面を有し、
    前記リテーナは、前記可動外側レールに対して、それぞれのコの字状の断面により形成される開放部を互いに対向させた状態で、前記複数の第1リテーナ張り出し面を前記第1張り出し可動面と前記第1張り出し固定面との間に、かつ前記複数の第2リテーナ張り出し下面を前記第2張り出し可動面と前記第2張り出し固定面との間に設置するように位置決めされ、
    前記複数の第1リテーナ張り出し面および前記複数の第2リテーナ張り出し面はそれぞれ、ボールを保持するための貫通穴を有し、
    それにより、前記ボールが、前記第1張り出し可動面と前記第1張り出し固定面との間、および前記第2張り出し可動面と前記第2張り出し固定面との間で転動することにより、前記可動外側レールが前記リテーナとともに、前記固定内側レールに対して、車両の前後方向に移動可能である、請求項1に記載の車両用シートのスライド構造。
  4. 前記可動側面、前記固定側面および前記リテーナ側面部が、車両の高さ方向に沿って配置され、それにより、前記固定内側レールおよび前記可動外側レールがいずれも、車両の高さ方向に縦長断面となるように配置され、
    前記第1張り出し可動面および前記第2張り出し可動面はそれぞれ、その内面に、車両の前後方向に延びる第1弧状断面溝を有し、
    前記第1張り出し固定面および前記第2張り出し固定面はそれぞれ、その外面に、車両の前後方向に延びる第2弧状断面溝を有する、請求項3に記載の車両用シートのスライド構造。
  5. 前記リテーナロック防止ピンは、前記可動側面の内面に対してねじ込み固定される、請求項3に記載の車両用シートのスライド構造。
  6. 前記保持部は、前記複数の第1リテーナ張り出し面のそれぞれ、および前記複数の第2リテーナ張り出し面のそれぞれに設けられた貫通穴である、請求項3に記載の車両用シートのスライド構造。
  7. 前記保持部は、前記複数の第1リテーナ張り出し面の側縁のそれぞれ、および前記複数の第2リテーナ張り出し面の側縁のそれぞれに設けられた凹部である、請求項3に記載の車両用シートのスライド構造。
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