JP4869708B2 - 粉末洗浄剤組成物の製造方法 - Google Patents

粉末洗浄剤組成物の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4869708B2
JP4869708B2 JP2005374728A JP2005374728A JP4869708B2 JP 4869708 B2 JP4869708 B2 JP 4869708B2 JP 2005374728 A JP2005374728 A JP 2005374728A JP 2005374728 A JP2005374728 A JP 2005374728A JP 4869708 B2 JP4869708 B2 JP 4869708B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass
water
manufactured
nonionic surfactant
fluorescent dye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005374728A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007177013A (ja
Inventor
環木 妹脊
裕史 坂田
俊紀 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2005374728A priority Critical patent/JP4869708B2/ja
Publication of JP2007177013A publication Critical patent/JP2007177013A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4869708B2 publication Critical patent/JP4869708B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)

Description

本発明は、粉末洗浄剤組成物の製造方法に関する。
省エネルギーの観点から、近年では、乾燥塔を使わない衣料用粉末洗剤、特に高嵩密度粉末洗剤の製造方法が提案されている。陰イオン界面活性剤の酸前駆体を固体アルカリ無機材料で中和することを含む製造方法は、その中で特に重要なものの一つである。すなわち、陰イオン界面活性剤の酸前駆体(水分1%以下)を出発原料にして固体アルカリ無機材料で中和する高嵩密度洗剤の製造方法は、現在の洗剤製法の一例である界面活性剤の水性スラリー(水分30〜70%)を出発原料として噴霧乾燥する製法のように、大規模な噴霧乾燥装置を必要としないので、設備コストが低く、しかも省エネルギーという利点を有する。例えば、特許文献1には、陰イオン界面活性剤の酸前駆体を小粒径の粒状中和剤によって中和し、洗剤粒子を製造する方法が開示されている。
また、このような陰イオン界面活性剤の酸前駆体を固体アルカリ無機材料で中和する(いわゆる乾式中和)ことを含む製造方法において、蛍光染料を均一に配合する分散させる技術として、特許文献2、3が提案されている。
特開平10−152700号公報 特開平9−506122号公報 特開平11−236599号公報
しかしながら乾式中和により洗剤を得る場合、陰イオン界面活性剤の酸前駆体、特にアルキルベンゼンスルホン酸の色相が、最終的に得られる洗剤粒子の色相に大きく影響するという問題があった。
本発明の課題は、このような問題を解決して、陰イオン界面活性剤の酸前駆体による洗剤粒子の色相への影響を低減(例えば、アルキルベンゼンスルホン酸の色相の影響で洗剤粒子が黄色となることを低減)して粉末洗浄剤組成物を得ることができる製造方法を提供することである。
本発明は、下記工程(a)、(b)及び(c)を含む、粉末洗浄剤組成物の製造方法に関する。
工程(a):溶媒に蛍光染料を溶解させる工程
工程(b):工程(a)により得られる溶液と、陰イオン界面活性剤の酸前駆体を混合する工程
工程(c):工程(b)により得られる混合物と水溶性アルカリ無機物質とを接触させ、前記混合物中の陰イオン界面活性剤の酸前駆体を中和する工程
また、本発明は、上記本発明の製造方法により得られる、嵩密度500g/L以上の粉末洗浄剤組成物に関する。
本発明によれば、陰イオン界面活性剤の酸前駆体による洗剤粒子の色相への影響を低減(例えば、アルキルベンゼンスルホン酸の色相の影響で洗剤粒子が黄色となることを低減)して粉末洗浄剤組成物を得ることができる製造方法が提供される。
<工程(a)>
工程(a)は、溶媒に蛍光染料を溶解させて、蛍光染料溶液を調製する工程である。溶媒は蛍光染料を溶解し得るものであればよく、単一溶媒でも混合溶媒でもよい。
工程(a)では、溶媒が水及び非イオン界面活性剤を含有する混合溶媒である第1の組み合わせを採用することができる。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、アルキルアルカノールアミド等が挙げられる。中でも、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましく、更に、エチレンオキシドの平均付加モル数が4〜50、アルキル基の炭素数が8〜18のポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましい。非イオン界面活性剤の濃度は最終洗浄剤組成物中の組成にもよるが、水と非イオン界面活性剤との合計中、50〜80質量%、更に60〜70質量%が好ましい。
また、工程(a)では、溶媒が水、炭素数1〜3のアルコール(好ましくはメチルアルコール)及び非イオン界面活性剤を含有する混合溶媒である、第2の組み合わせを採用することができる。非イオン界面活性剤は前記のものを使用できる。
第2の組み合わせにおいて、非イオン界面活性剤の濃度は最終洗浄剤組成物中の組成にもよるが、水と非イオン界面活性剤と炭素数1〜3のアルコールの合計中、50〜80質量%、更に60〜70質量%が好ましい。また炭素数1〜3のアルコールの濃度は最終洗浄剤組成物中の組成にもよるが、水と非イオン界面活性剤と炭素数1〜3のアルコールの合計中、10〜50質量%、更に20〜40質量%が好ましい。
工程(a)に用いる蛍光染料としては、特に制限されるものではないが、例えば30℃のイオン交換水への溶解度が好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは1質量%以上のものを挙げることができる。30℃のイオン交換水への溶解度が0.05質量%以上の蛍光染料として、例えば、Photin CBUS−3B(ヒクソン社製)、Photin CBUS−560B(ヒクソン社製)、#31(上海ファインケミカルズ社製)、BRY−10 D2100(マクテシム社製)、チノパール AMS−GX(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、ブランクフォア RKH120%(バイエル社製)、ブランクフォア HRS(バイエル社製)、チノパール LMS−X(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、ホーチン CBUS−Ultra(ヒクソン社製)、シノホワイトCBW−HI Conc(キョンジン社製)、オプティブランク BT−11 extra Conc(3V シグマ社製)、チノパール TAS(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、チノソーブ FD(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、チノソーブ FR(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、チノパール UNPA−GX(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、チノパール 5BM−GX(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、チノパール CBS−X(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、シャイニング CF−351(沈陽化工社製)、A−1497(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、A−1455(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、W−3346(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、チノパール PLC(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、等が挙げられる。
なかでも、30℃のイオン交換水への溶解度が1質量%以上の蛍光染料として、例えば、チノパール CBS−X(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、シャイニング CF−351(沈陽化工社製)、A−1497(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、A−1455(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、W−3346(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、チノパール PLC(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)、等が挙げられる。
工程(a)では、溶媒(混合溶液)の温度を20〜60℃とすることが好ましい。また、蛍光染料溶液中の蛍光染料の濃度は特に限定されず、蛍光染料が溶解できる濃度であればよい。最終洗浄剤組成物中の組成にもよるが、ハンドリング性の点から5〜30質量%、更に10〜25質量%が好ましい。
本工程において用いられる混合機としては特に限定されるものではなく、例えば攪拌機を備えた液体用混合槽等が挙げられる。また、各成分が一様に混合される程度でよいが、蛍光染料が均一に溶解していることが好ましい。
<工程(b)>
工程(b)は、工程(a)により得られる蛍光染料溶液と、陰イオン界面活性剤の酸前駆体を混合して混合物を得る工程である。
陰イオン界面活性剤の酸前駆体(以下、酸前駆体という)とは、陰イオン界面活性剤の酸形態であって液状のものをいい、中和反応により塩を形成するものである。酸前駆体としては公知の陰イオン界面活性剤の酸形態のもので、液体であれば特に限定されるものではなく、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸(LAS)、α−オレフィンスルホン酸(AOS)、アルキル硫酸(AS)、内部オレフィンスルホン酸、脂肪酸エステルスルホン酸、アルキルエーテル硫酸、ジアルキルスルホコハク酸、脂肪酸等が例示される。酸前駆体は一成分のみを用いても良く、二成分以上を組み合わせて用いても良い。
酸前駆体の量は、洗浄剤組成物の組成より適宜設定し得るが、最終産物である組成物中、中和反応により生成する陰イオン界面活性剤として5〜45質量%であることが好ましく、10〜40質量%であることがより好ましく、20〜40質量%であることが特に好ましく、20〜35質量%であることがさらに好ましい。尚、洗浄剤組成物中の主界面活性剤が別の形態で提供される場合においても本発明は有効である。
蛍光染料溶液と酸前駆体の混合比率は、洗浄剤組成物の組成により適宜設定し得るが、製造適性の点で、蛍光染料溶液は混合物中の1〜10質量%とすることが好ましく、より好ましくは1〜7質量%である。
本工程において用いられる混合機も特に限定されるものではなく、例えば攪拌機を備えた液体用混合槽等が挙げられる。また、各成分が一様に混合される程度でよい。
<工程(c)>
工程(c)は、工程(b)により得られる混合物と水溶性アルカリ無機物質とを接触させ、前記混合物中の陰イオン界面活性剤の酸前駆体を中和する工程である。
工程(c)では、工程(b)で得られた蛍光染料溶液と酸前駆体との混合物を、水溶性アルカリ無機物質と接触させ、酸前駆体の乾式中和を行う工程である。なお、本工程においては、酸前駆体との接触により中和反応と造粒が同時並行的に起こり、中和粒子が形成される。例えば、本工程は以下に示す工程(c1)と工程(c2)を含んで行うことができる。即ち、
工程(c1):工程(b)で得られた蛍光染料溶液と酸前駆体との混合物中の酸前駆体を中和するのに必要な量(中和当量)以上の水溶性アルカリ無機物質、及び/又は一般に洗剤組成物に用いられる公知の物質とを混合する工程;
工程(c2):工程(c1)で得られる混合物と、工程(b)で得られた蛍光染料溶液と酸前駆体との混合物を接触させることにより工程(c1)で得られた混合物を粒状に維持しつつ、中和する工程、である。混合物を粒状に維持するためには、酸前駆体を徐々に添加すればよい。
水溶性アルカリ無機物質としては、通常洗剤組成物においてアルカリ剤として用いられるものが挙げられ、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸塩、ポリリン酸塩、結晶性ケイ酸塩、等が例示される。
アルカリ無機物質の中でも、好ましい実施態様として炭酸ナトリウムがあり、炭酸ナトリウムは最終組成物において、洗剤ビルダー及びアルカリ剤として機能させ得るものである。従って、上記機能のための炭酸ナトリウムも含めた量で工程(c)において添加混合させることにより、中和反応を良好に行うことができる。即ち、かかるアルカリ無機物質の量は、中和に必要な量以上が好ましく、例えば、中和当量の1〜20倍であり、より好ましくは2〜10倍、特に好ましくは3〜8倍である。
また、水溶性アルカリ無機物質は、粒子状固体として用いられ、その平均粒径は特に限定されないが、さらに収率向上及び保存安定性の観点から30μm以上が好ましく、より好ましくは40〜200μmであり、特に好ましくは50〜100μmである。なお、本明細書でいう粒子状固体水溶性アルカリ無機物質の平均粒径は体積基準で算出されるものであり、レーザー回折式粒度分布測定装置:LA−500(堀場製作所(株)製)を用いて測定される値である。
トリポリリン酸塩を主ビルダーとする洗浄剤組成物を得る場合、トリポリリン酸塩の平均粒径は特に限定されるものではないが、好ましくは1〜30μmであるが、より好ましくは5〜20μmであり、更に好ましくは6〜15μmである。中和された粒状混合物の凝集を抑制する観点から、トリポリリン酸塩の平均粒径は小さい程収率が良くなるが、小粒径のものを工業的に得るための生産性の観点から、平均粒径は1μm以上が好ましく、中和された粒状混合物の凝集抑制の観点から30μm以下が好ましい。なお、本明細書でいうトリポリリン酸塩の平均粒径は体積基準で算出されるものであり、レーザー回折式粒度分布測定装置:LA−500(堀場製作所(株)製)を用いて測定される値である。また、トリポリリン酸塩の添加時期は特に限定されるものではないが、好ましくは工程(c1)であり、量も特に限定されるものではないが、最終産物である洗浄剤組成物中2〜50質量%が好ましく、10〜40質量%がより好ましく、15〜35質量%が特に好ましい。中和された粒状混合物の凝集抑制の観点から2質量%以上が好ましく、洗浄剤組成物の組成自由度確保の観点から50質量%以下が好ましい。
また、アルカリ金属アルミノケイ酸塩を主ビルダーとする洗浄剤組成物を得る場合、工程(c)においてアルカリ金属アルミノケイ酸塩を添加することは、過度の凝集が抑制され、且つ凝集物を攪拌造粒機のチョッパーで解砕する際の助剤となるため好適である。アルカリ金属アルミノケイ酸塩の平均粒径は1〜30μmのものが好適である。
なお、上記アルミノケイ酸塩の平均粒径は体積基準で算出されるものであり、レーザー回折式粒度分布測定装置:LA−500(堀場製作所(株)製)を用いて測定される値である。
さらに本発明においては、一般に洗剤組成物に用いられる公知の物質を添加して混合しても良い。かかる物質としては、顔料、再汚染防止剤(ポリカルボキシレートポリマー、ナトリウムカルボキシメチルセルロース等)、粒子状界面活性剤(脂肪酸又はその塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩等)、噴乾粉末、珪藻土、方解石、カオリン、ベントナイト、硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム等が挙げられる。かかる物質は、その用途に応じて任意に用いられる。かかる物質を添加する場合、水溶性アルカリ無機物質と混合して用いることが好ましい。また、顔料、再汚染防止剤、粒子状界面活性剤、噴乾粉末、珪藻土、方解石、カオリン、ベントナイト、硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム等の量は特に限定されない。
工程(c)において用いられる、上記の各成分を混合するための混合機としては特に限定されるものではないが、攪拌造粒機が好適に用いられる。攪拌造粒機としては特に限定されるものではないが、攪拌羽根と解砕/分散用チョッパー(又はこれに機能的に同等なもの)を具備するものが好ましい。
本発明に用いられる攪拌造粒機の具体例としては、バッチ式のものとして、バーチカルグラニュレータ((株)パウレック製)、ハイスピードミキサー(深江工業(株)製)、レディゲミキサー((株)マツボー製)、プロシェアミキサー(太平洋機工(株)製)、ゲーリッケミキサー(明治機械(株)製)等が挙げられる。特に好ましくは、レディゲミキサー、プロシェアミキサーである。連続式のものとして、連続式レディゲミキサー(中速ミキサー:滞留時間が比較的長い)や、高速ミキサー(滞留時間が比較的短い)としてCBリサイクラー(Loedige製)、タービュライザー(ホソカワミクロン(株)製)、シュギミキサー((株)パウレック製)、フロージェットミキサー((株)粉研製)等が挙げられる。なお、本発明においては上記ミキサーを適宜組み合わせて用いても良い。
また、攪拌造粒機は、内部の温度を調節するためのジャケットを具備するものや、ガス吹き込み操作を行うためのノズルを具備するものがより好適である。
工程(c)における混合の程度は特に限定されるものではなく、各成分が一様に混合する程度であれば良い。例えば攪拌造粒機を用いる場合、攪拌造粒機の作動条件としては、例えば、混合時間は5分間以内が好ましい。主軸攪拌速度及び解砕/分散用チョッパー速度は機種によって適宜設定し得るが、例えばバッチ式のものであれば、主軸攪拌周速度は2〜15m/sが好ましく、解砕/分散用チョッパー周速度は20〜60m/sが好ましい。
なお、工程(c)における混合中、又は混合終了後、反応開始剤としての水を加えても良い。反応開始剤を添加することにより、中和反応を促進させることができるため好適である。水の添加量は特に限定されないが、工程(c)における粉体混合物100質量部に対し、0.2〜3質量部が好ましく、0.5〜1.5質量部がより好ましい。中和反応を開始させる観点から0.2質量部以上が好ましく、洗浄剤組成物粒子の凝集を抑える観点から3質量部以下が好ましい。なお、酸前駆体等の成分が水を含む場合、あるいは他の水溶液原料を用いる場合、又は水を含有する粉体原料を用いる場合、それらの水分量を考慮して、添加すべき水分量を決定すれば良い。
また、より好ましい反応開始剤として、アルカリ水溶液を添加することができる。反応開始剤として、アルカリ水溶液を用いることで、水の場合に比較して中和反応をより促進できるだけでなく、得られる粒子の粒径を小さくすることや、嵩密度を高くすることができる。
アルカリ水溶液の添加量は、酸前駆体の中和当量の0.05〜0.5倍量が好ましく、0.10〜0.45倍量がより好ましく、0.15〜0.40倍量が特に好ましい。中和反応を開始させ、所望の効果を得る観点から、中和当量の0.05倍量以上が好ましく、粒子の凝集を抑える観点から0.5倍量以下が好ましい。なお、アルカリ水溶液の濃度は特に限定されないが、低い濃度である場合、所定量のアルカリ水溶液を添加するのに伴って過剰の水が混合物に供給されるため、粒子の凝集が起こる場合がある。したがって、アルカリ水溶液の濃度は20〜50質量%が好ましく、30〜50質量%がより好ましく、40〜50質量%が特に好ましい。
また、用いられるアルカリ水溶液の種類としては特に限定されるものではないが、例えば水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液等の、酸前駆体と容易に中和反応を生じる強アルカリ水溶液が挙げられる。これらのうち、水酸化ナトリウム水溶液がコストの観点から好適に用いられる。また、かかるアルカリ水溶液は、pHが12以上のものがより好ましい。
また、混合の程度は添加したアルカリ水溶液が一様に分散する程度に行うことが好ましい。
酸前駆体が乾式中和されるためには、水溶性アルカリ無機物質に、酸前駆体と蛍光染料溶液の混合物を徐々に添加すれば良い。該混合物の添加に要する時間は添加する量に依存するため一概には言えないが、バッチ式の場合、一般的には1分以上、より好ましくは1〜10分、更に好ましくは2〜7分である。ここで、上述の混合物の添加を著しく短時間で行うと、未反応の液体酸が蓄積し、過度の凝集を引き起こす傾向があるため、1分以上で添加することが好ましい。
また、上述の混合物の添加方法としては、連続的または複数回に分割して行ってもよく、添加手段は複数設けても良い。
また、上述の混合物の添加後、さらに攪拌造粒機を30秒以上、より好ましくは1分以上作動させても良い。このような操作を行うことにより、中和反応及び造粒操作を完結させることができるため好適である。
工程(c)においては、ガスを吹き込みつつ中和を行うことが好ましい。これは中和反応で生じた余剰の水分を蒸発させ、かつ粒状物をガスを用いて冷却させることにより粒状物が大きな塊となるのを防止するためである。かかるガスとしては、N2ガス、空気等が挙げられる。ガスの吹き込み量(通気量)は特に限定されないが、粒状物100質量部に対して毎分0.002質量部以上が好ましく、毎分0.02質量部以上がより好ましい。
上述のごとくして、乾式中和工程が完結する。
上記の工程を含む製造方法により、嵩密度500g/L以上の粒状混合物である粉末洗浄剤組成物を得ることができる。本発明の製造方法によって得られる洗浄剤組成物は、以下の物性を示すものがより好ましい。
嵩密度:500〜950g/Lのものが好ましく、700〜900g/Lのものがより好ましい。なお、本明細書において嵩密度は、JIS K 3362で規定された方法で求められる値である。
粒径:平均粒径については、溶解速度の観点から1000μm以下のものが好ましく、さらに850μm以下のものが好ましく、300〜800μmのものがより好ましく、350〜650μmのものが特に好ましい。また、1400μm以下のものの占める割合(1400μmパス収率)(%)は55%以上のものが好ましく、さらに60%以上のものが好ましく、65%以上のものがより好ましく、70%以上のものが特に好ましい。なお、本明細書において洗浄剤組成物の平均粒径は、JIS K 8801の標準篩を用いて5分間振動させた後、篩目のサイズによる質量分率から求められる値であり、1400μmパス収率はこの質量分率のうち、1400μm以下の粒子が占める割合から求められる値である。
流動性:8秒以下のものが好ましく、7秒以下のものがより好ましい。本明細書において洗浄剤組成物の流動性は、JIS K 3362に規定された嵩密度測定用のホッパーから、100mLの粉末が流出するのに要する時間である。
本発明では、工程(c)で得られる粒状混合物を表面改質する工程である、工程(d)をさらに設けても良い。本製造方法により得られる洗浄剤組成物のさらなる流動性の向上、保存安定性の向上のために、工程(d)を設けることは有効である。具体的には、工程(c)で得られる粒状混合物を攪拌造粒機で混合しつつ、下記に示す表面改質剤を所定量添加することにより、表面改質が達成される。
表面改質剤としては通常用いられる公知のものが使用でき、結晶性又は非結晶性アルカリ金属アルミノケイ酸塩、方解石、ケイソウ土、シリカ等が好適に用いられる。かかるアルミノケイ酸塩は、平均粒径が1〜30μmのものが好ましく、1〜10μm以下のものがより好ましい。またその量としては、最終産物である洗浄剤組成物中2〜15質量%が好ましく、4〜12質量%がより好ましい。なお、表面改質剤の平均粒径は体積基準で算出されるものであり、レーザー回折式粒度分布測定装置:LA−500(堀場製作所(株)製)を用いて測定される値である。また、表面改質剤を添加した場合の攪拌造粒機の運転時間は特に限定されないが、1〜5分間が好ましい。
なお、本製造方法において、得ようとする洗浄剤組成物の組成により、所望の液体成分を添加することができる。液体成分の添加は、工程(a)、(b)、(c)、更に(d)のどの工程で行っても良く、例えば表面改質剤の添加前に行うことが好ましい。液体成分としては、例えば液体非イオン界面活性剤、ポリマー水溶液(ポリエチレングリコール、アクリル酸マレイン酸コポリマー等)、脂肪酸等の洗浄剤組成物中の任意の液体成分が挙げられる。液体成分は一成分のみを用いてもよく、二成分以上を併用しても良い。液体成分の量としては、洗浄剤組成物の凝集抑制の観点から、最終産物である洗浄剤組成物の15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。また、液体成分を表面改質剤の添加前に行った場合の攪拌造粒機の運転時間は特に限定されないが、0.5〜8分間が好ましい。
なお、本発明において、さらにその他の任意成分を添加しても良い。かかる任意成分としては、例えば酵素、香料、漂白剤、漂白活性化剤、着色粒子等が挙げられる。かかる成分は、本発明の製造方法によって得られる洗浄剤組成物と上記の成分とを、回転ドラム等の混合機を用いて混合することにより配合される。また、本発明の製造方法によって得られる高嵩密度洗浄剤組成物を、他の洗浄剤組成物構成用成分として用いても良い。
実施例1
レディゲミキサーFKM-130D((株)マツボー製)を用いて、洗浄剤組成物を35kg単位で製造した。このミキサーは攪拌羽根と解砕/分散用チョッパーに相当する剪断機を具備するものである。ここで洗浄剤組成物は以下の操作により調製した。
工程(a):工程(a)により得られる溶液を100質量%とし、Tinopal CBS-X(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)15質量%と、50℃の炭素数12/14=6/4、エチレンオキサイド平均7.7モル付加型非イオン界面活性剤60質量%と、50℃のイオン交換水25質量%を50℃で混合、攪拌し蛍光染料であるTinopal CBS-X (チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)の溶解を確認した。
工程(b):工程(a)により得られる溶液を、蛍光染料の配合量として0.08質量%(最終組成物中の比率、以下同様)と、50℃の直鎖アルキル(炭素数10〜13)ベンゼンスルホン酸(新日本石油化学社製)29.88質量%を50℃で15分間攪拌した。
工程(c):固体成分である炭酸ナトリウム(ライト灰:セントラル硝子(株)製、平均粒径56.1μm)40.59質量%、トリポリリン酸ナトリウム(三井化学社製:平均粒径11.2μm)20.0質量%を予めレディゲミキサーにより、攪拌羽根回転数130rpm(周速3.4m/s)、剪断機回転数2850rpm(周速27m/s)の条件で1分間混合し、ミキサーを前記と同条件で作動させながら工程(b)により得られる混合液を4分間で加え乾式中和、造粒した。この間、ミキサージャケットに25℃の水を通して冷却した。この段階で温度は最高68.8℃に達した。尚、この段階を通して、反応混合物は粒状であった。工程(b)により得られる混合液を添加後、引き続きミキサーを同条件で1分間作動させた。更に、ミキサーを前記と同条件で作動させながら、40質量%アクリル酸マレイン酸コポリマー(アクリル酸/マレイン酸=7/3モル比、重量平均分子量70000)水溶液を1.2質量%ミキサーに加え1分30秒混合し、続いて工程(d)で表面改質剤として平均粒径4μmのゼオライト7.51質量%を加え2分間ミキサーを作動させることにより表面改質処理を行った。なお上記ゼオライトは20質量%の結晶水を含有するものであった。更に、Savinase 12T Type W Blue(ノボザイムズ社製)0.3質量%を混合し得られた洗浄剤組成物を1400μmの篩にかけ、通過した粒子を最終洗浄剤組成物とした。該組成物のb値は1.0であり、後述する比較例1及び3と比べてより白い粉末色相の粒子であった。なお、b値とは、Color Meter SE 2000(日本電色)で測定した。
実施例2
工程(b)の蛍光染料の配合量を0.16質量%(最終組成物中の比率、以下同様)とし、工程(c)の固体成分である炭酸ナトリウム(ライト灰:セントラル硝子(株)製、平均粒径56.1μm)を40.07質量%、とした以外は実施例1と同様の組成、操作により洗浄剤組成物を得た。用いた成分は実施例1と同じものである。該組成物のb値は0.7であり、後述する比較例1及び3と比べてより白い粉末色相の粒子であった。
実施例3
実施例1と同じレディゲミキサーFKM-130D((株)マツボー製)を用いて、以下の操作により、洗浄剤組成物を35kg単位で製造した。
工程(a):工程(a)により得られる溶液を100質量%とし、イオン交換水12.5質量%、メチルアルコール12.5質量%を20℃で混合し、そこにPhotin CBUS-3B(ヒクソン社製)15質量%を添加し、50℃の炭素数12/14=6/4、エチレンオキサイド平均7.7モル付加型非イオン界面活性剤60質量%と、混合、攪拌し蛍光染料であるPhotin CBUS-3B(ヒクソン社製)の溶解を確認した。
工程(b):工程(a)により得られる溶液を、蛍光染料の配合量として0.08質量%(最終組成物中の比率、以下同様)と、50℃の直鎖アルキル(炭素数10〜13)ベンゼンスルホン酸(新日本石油化学社製)29.88質量%を50℃で15分間攪拌した。
工程(c):固体成分である炭酸ナトリウム(ライト灰:セントラル硝子(株)製、平均粒径56.1μm)40.59質量%、トリポリリン酸ナトリウム(三井化学社製:平均粒径11.2μm)20.0質量%を予めレディゲミキサーにより、攪拌羽根回転数130rpm(周速3.4m/s)、剪断機回転数2850rpm(周速27m/s)の条件で1分間混合し、ミキサーを前記と同条件で作動させながら工程(b)により得られる混合液を4分間で加え乾式中和、造粒した。この間、ミキサージャケットに25℃の水を通して冷却した。この段階で温度は最高68.8℃に達した。尚、この段階を通して、反応混合物は粒状であった。工程(b)により得られる混合液を添加後、引き続きミキサーを同条件で1分間作動させた。更に、ミキサーを前記と同条件で作動させながら、40質量%アクリル酸マレイン酸コポリマー(アクリル酸/マレイン酸=7/3モル比、重量平均分子量70000)水溶液を1.2質量%ミキサーに加え1分30秒混合し、続いて工程(d)で表面改質剤として平均粒径4μmのゼオライト7.51質量%を加え2分間ミキサーを作動させることにより表面改質処理を行った。なお上記ゼオライトは20質量%の結晶水を含有するものであった。更に、Savinase 12T Type W Blue(ノボザイムズ社製)0.3質量%を混合し得られた洗浄剤組成物を1400μmの篩にかけ、通過した粒子を最終洗浄剤組成物とした。用いた成分は実施例1と同じものである。該組成物のb値は1.8であり、後述する比較例2と比べて、より白い粉末色相の粒子であった。
比較例1
実施例1と同じレディゲミキサーFKM-130D((株)マツボー製)を用いて、以下の操作により、洗浄剤組成物を35kg単位で製造した。
固体成分である炭酸ナトリウム(ライト灰:セントラル硝子(株)製、平均粒径56.1μm)40.59質量%(最終組成物中の比率、以下同様)、トリポリリン酸ナトリウム(三井化学社製:平均粒径11.2μm)20.44質量%に、Tinopal CBS-X(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)0.08質量%を予めレディゲミキサーにより、攪拌羽根回転数130rpm(周速3.4m/s)、剪断機回転数2850rpm(周速27m/s)の条件で1分間混合した。
ミキサーを前記と同条件で作動させながら、直鎖アルキル(炭素数10〜13)ベンゼンスルホン酸(新日本石油化学社製)29.88質量%を4分間で加え乾式中和、造粒した。この間、ミキサージャケットに25℃の水を通して冷却した。この段階で温度は最高68.8℃に達した。尚、この段階を通して、反応混合物は粒状であった。直鎖アルキルベンゼンスルホン酸添加後、引き続きミキサーを同条件で1分間作動させた。更に、ミキサーを前記と同条件で作動させながら、40質量%アクリル酸マレイン酸コポリマー(アクリル酸/マレイン酸=7/3モル比、重量平均分子量70000)水溶液を1.2質量%ミキサーに加え1分30秒混合し、続いて工程(d)で表面改質剤として平均粒径4μmのゼオライト7.51質量%を加え2分間ミキサーを作動させることにより表面改質処理を行った。なお上記ゼオライトは20質量%の結晶水を含有するものであった。更に、Savinase 12T Type W Blue(ノボザイムズ社製)0.3質量%を混合し得られた洗浄剤組成物を1400μmの篩にかけ、通過した粒子を最終洗浄剤組成物とした。用いた成分は実施例1と同じものである。該組成物のb値は4.5であり、粉末色相の劣る粒子であった。
比較例2
比較例1のTinopal CBS-X(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)をPhotin CBUS-3B(ヒクソン社製)に置換した以外は比較例1と同様の組成、操作により洗浄剤組成物を得た。該組成物のb値は4.8であり、粉末色相の劣る粒子であった。
比較例3
直鎖アルキル(炭素数10〜13)ベンゼンスルホン酸(新日本石油化学社製)29.88質量%(最終組成物中の比率、以下同様)にTinopal CBS-X(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)0.08質量%を、25℃で24時間分散し続けたものを用意した。
固体成分である炭酸ナトリウム(ライト灰:セントラル硝子(株)製、平均粒径56.1μm)40.59質量%、トリポリリン酸ナトリウム(三井化学社製:平均粒径11.2μm)20.44質量%、を予めレディゲミキサーにより、攪拌羽根回転数130rpm(周速3.4m/s)、剪断機回転数2850rpm(周速27m/s)の条件で1分間混合し、ミキサーを前記と同条件で作動させながら、上記で得られた直鎖アルキル(炭素数10〜13)ベンゼンスルホン酸(新日本石油化学社製)、Tinopal CBS-X(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)の分散液を4分間で加え乾式中和、造粒した。この間、ミキサージャケットに25℃の水を通して冷却した。この段階で温度は最高68.8℃に達した。尚、この段階を通して、反応混合物は粒状であった。上記で得られた直鎖アルキル(炭素数10〜13)ベンゼンスルホン酸(新日本石油化学社製)、Tinopal CBS-X(チバ スペシャリティー ケミカルズ社製)分散液添加後、引き続きミキサーを同条件で1分間作動させた。更に、ミキサーを前記と同条件で作動させながら、40質量%アクリル酸マレイン酸コポリマー(アクリル酸/マレイン酸=7/3モル比、重量平均分子量70000)水溶液を1.2質量%ミキサーに加え1分30秒混合し、続いて工程(d)で表面改質剤として平均粒径4μmのゼオライト7.51質量%を加え2分間ミキサーを作動させることにより表面改質処理を行った。なお上記ゼオライトは20質量%の結晶水を含有するものであった。更に、Savinase 12T Type W Blue(ノボザイムズ社製)0.3質量%を混合し得られた洗浄剤組成物を1400μmの篩にかけ、通過した粒子を最終洗浄剤組成物とした。用いた成分は比較例1と同じものである。該組成物のb値は4.2であり、粉末色相の劣る粒子であった。

Claims (5)

  1. 下記工程(a)、(b)及び(c)を含む、粉末洗浄剤組成物の製造方法。
    工程(a):水及び非イオン界面活性剤を含有する混合溶媒であって、非イオン界面活性剤の濃度が、水と非イオン界面活性剤との合計中、50〜70質量%である、20〜60℃の混合溶媒に蛍光染料を溶解させる工程
    工程(b):工程(a)により得られる溶液と、陰イオン界面活性剤の酸前駆体を混合する工程
    工程(c):工程(b)により得られる混合物と水溶性アルカリ無機物質とを接触させ、前記混合物中の陰イオン界面活性剤の酸前駆体を中和する工程
  2. 下記工程(a)、(b)及び(c)を含む、粉末洗浄剤組成物の製造方法。
    工程(a):水、炭素数1〜3のアルコール及び非イオン界面活性剤を含有する、20〜60℃の混合溶媒に蛍光染料を溶解させる工程
    工程(b):工程(a)により得られる溶液と、陰イオン界面活性剤の酸前駆体を混合する工程
    工程(c):工程(b)により得られる混合物と水溶性アルカリ無機物質とを接触させ、前記混合物中の陰イオン界面活性剤の酸前駆体を中和する工程
  3. 前記混合溶媒において、非イオン界面活性剤の濃度が、水と炭素数1〜3のアルコールと非イオン界面活性剤の合計中、50〜80質量%であり、炭素数1〜3のアルコールの濃度が、水と炭素数1〜3のアルコールと非イオン界面活性剤の合計中、10〜40質量%である、請求項2記載の粉末洗浄剤組成物の製造方法。
  4. 工程(a)での蛍光染料が30℃のイオン交換水への溶解度が1質量%以上の蛍光染料である請求項1〜3何れか記載の粉末洗浄剤組成物の製造方法。
  5. 請求項1〜4の何れか1項記載の製造方法により得られる、嵩密度500g/L以上の粉末洗浄剤組成物。
JP2005374728A 2005-12-27 2005-12-27 粉末洗浄剤組成物の製造方法 Expired - Fee Related JP4869708B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005374728A JP4869708B2 (ja) 2005-12-27 2005-12-27 粉末洗浄剤組成物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005374728A JP4869708B2 (ja) 2005-12-27 2005-12-27 粉末洗浄剤組成物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007177013A JP2007177013A (ja) 2007-07-12
JP4869708B2 true JP4869708B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=38302513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005374728A Expired - Fee Related JP4869708B2 (ja) 2005-12-27 2005-12-27 粉末洗浄剤組成物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4869708B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09241695A (ja) * 1996-03-05 1997-09-16 Lion Corp 色調良好な高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法
JPH10292199A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Lion Corp 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法
JPH11189799A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Lion Corp 高嵩密度粒状洗剤の製造方法
JPH11236599A (ja) * 1998-02-20 1999-08-31 Lion Corp 高嵩密度粒状洗剤の製造方法
JP4514435B2 (ja) * 2002-11-15 2010-07-28 ライオン株式会社 粒状洗剤の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007177013A (ja) 2007-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100276030B1 (ko) 세제과립의 제조방법 및 이러한 방법에 의하여 제조된 세제과립
US5663136A (en) Process for making compact detergent compositions
EP2669362B1 (en) Laundry detergent composition
JP3313372B2 (ja) 洗剤粒子及びその製造方法、並びに高嵩密度洗剤組成物
JPH08170100A (ja) 低pH粒状洗剤組成物
JP2002266000A (ja) 高嵩密度洗剤組成物及びその製造方法
CN1208447C (zh) 高堆积密度洗涤剂组合物的制备方法
JP2005068413A (ja) 粒状アニオン界面活性剤の製造法
KR20060131850A (ko) 음이온성 세척성 계면활성제, 설팜산 및/또는 이의 수용성염을 포함하는 세탁 세제 조성물
JP5537800B2 (ja) 洗剤粒子群の製造方法
JP4869708B2 (ja) 粉末洗浄剤組成物の製造方法
JP4497488B2 (ja) 高嵩密度洗剤組成物の製造方法
JP2006291070A (ja) 高嵩密度洗浄剤組成物の製造方法
JP2003292990A (ja) アニオン性界面活性剤粉体
CZ213493A3 (en) Agglomeration process of highly active pastes onto surface-active granules intended for use in detergent mixtures
CN1568362A (zh) 洗涤剂颗粒的制备方法
JPH0765078B2 (ja) 高嵩密度洗剤組成物の製造方法
JP2005120162A (ja) 粉末洗浄剤組成物
JP3429030B2 (ja) 界面活性剤粉粒体組成物の製造方法
KR970005486B1 (ko) 유동성이 우수한 고밀도 분말세제의 연속적인 제조방법
JP4358613B2 (ja) 洗剤粒子群の製造方法
JP4667730B2 (ja) 結晶性アルカリ金属珪酸塩の処理方法
JP2009185203A (ja) 粉末洗剤組成物
US20070049513A1 (en) Process for making a detergent composition
JPH04348196A (ja) 高嵩密度洗剤組成物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111116

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees