JP4869233B2 - 軟弱土の固化処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、主として、海域、河川、湖沼等の浚渫土などの軟弱土の固化処理方法に関する。なお、本発明において軟弱土とは、含水比が液性限界付近のものから液性限界を超えたものであり、例えば、含水比が80%〜400%のものをいう。
従来、軟弱地盤の改良工法として、帯状をしたドレーン材を軟弱地盤表面から地盤内に挿入し、そのドレーン材を通して軟弱地盤内の土壌間隙水を排出させる地盤改良工法が開発されている。この種の工法を浚渫土による超軟弱な地盤に対して施工する場合には、一般に、フローター式の固化処理船を浮かべ、これによってドレーン材の打込み等の地盤改良処理を行っているが、近年においては、浚渫土等の軟弱な埋立土砂に、セメントミルクなどの固化材を添加混合しておき、この固化材添加埋立土砂を使用して埋立地盤表層を形成し、これによって陸上走行式の地盤改良重機が走行できる表面固化層を形成する工法が研究されている。
この表面固化層を造成する工法は、重機のトラフィカビリティ確保を目的に行われるため、材令20日の一軸圧縮強度qu28=50〜200kN/mといった固化処理としては比較的低強度で行われることが多い。これは、後の地盤改良作業におけるドレーン材の打設に際し、これ以上の強度になるとマンドレルの貫入が困難になるためである。
また、埋立土砂に固化材などの添加材を混合する方法として、スラリー状の、又はスラリー状にした埋立土砂を、埋立投入位置まで搬送管内を空気圧送し、その途中で添加材を注入する方法が開発されている。
この従来の添加材管中混合方法は、スラリー状の埋立土砂を搬送管内で、空気部分に挟み、多数の塊状をしたプラグに分断して移動させ、搬送管内に設置した2つ圧力計を用いて移動するプラグ毎に、その体積、移動速度を計測し、各プラグの添加材注入器位置の通過に対応させて、添加材の注入量を制御するようにしている(特許文献1参照)。
この従来工法では、使用する土砂スラリーの性状に対応させて、事前に土砂スラリーに対する単位体積当りの添加材混合量(添加材混合比)を決定しておき、その添加材混合比に近づけた状態で各プラグに対して注入されるようにコンピュータで制御している。
上述した表面固化層の形成を、固化材を混合した埋立土砂層を軟弱地盤表層に造成する工法において、マンドレルの貫入が容易に行え、且つトラフィカビリティが確保できるqu28=50kN/m程度の低強度の地盤改良層を造成しようとする場合、室内配合試験では、殆どの軟弱地盤において固化材の添加量が30〜40kg/mと少なく、現場での施工工程においては、混合精度の低下を考慮し、室内配合試験の結果に安全率を乗じてこれより1.5〜2倍の量の固化材を添加することとなるが、これを前述した従来の添加材管中混合方法によって行うと、従来の実績によれば、30〜40kg/m程度の固化材貧配合時の現場/室内強度比は0.1〜0.3であり、所望の品質確保には過大な安全率が必要になる。
しかし、過大な安全率を採用すると、最低強度として目標強度のqu28=50kN/mを確保できるが、部分的には非常に強度の大きい個所ができてしまい、そこではドレーン材の打込みが困難になってしまう事態が生じる。
一方、室内配合試験結果をそのまま現場に適用した場合には、全体の平均強度が目標強度を達成することができるが、部分的には目標強度に達しない個所ができることとなり、地盤改良重機走行の安全性が保てなくなるという問題が生じる。
そこで、添加剤として、セメント等の固化剤に無機質粉状材からなる固化助剤を混合することにより、全域においてばらつきの少ない一定強度内の表層固化地盤を容易に造成できるという技術が開発された(特許文献2参照)。
しかしながら、所定の安全率を考慮すると、セメント量を大幅に低減することはできない点では従来技術と同様であった。
一方、上述した従来の添加材管中混合方法は、搬送管内に送り込まれる土砂スラリーの性状を、例えば搬送されてくる土運船毎に調査して添加材混合比を決定しているものであり、従って搬送管内を移動するプラグは常に一定の含水比であることが前提となっている。
このため、搬送管に送り込む土砂スラリーの含水比が各プラグ毎に一定となるよう、常に土運船内の土砂を荷降ろし用のバックホー等を用いて攪拌しており、その作業に多くの労力と経費を要するという問題がある。
また、バックホー等によって常に攪拌したとしても、荷降ろし開始時から完了まで含水比を一定に保つことができず、投入される埋立土砂の硬化後の強度にばらつきが生じ、全域に渡って必要な強度の埋立地が得難いという問題があった。
以上のように、軟弱埋立土砂に対する固化材配合量が少ない場合には、低強度で均一な固化処理地盤を形成することは困難であり、特に従来の添加材管中混合方法を採用した場合には、部分的な強度差が大きくなるという問題があった。
特開平11−229428号公報 特開2000−3460号公報
本発明は、このような従来の問題に鑑み、主として浚渫土などの軟弱土を固化するに際し、含水比の変動があっても、添加混合する固化材の添加量を少なくすることができ、所望範囲の目的強度を容易に得ることができる軟弱土の固化処理方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決する本発明の第1の態様は、軟弱土を固化材で固化処理するに際し、前記軟弱土としては揚土されたものを用い、当該軟弱土を搬送管で搬送する途中で、予め定められたフロー値を維持する割合となる添加量でクリンカアッシュ及び水砕スラグから選択される少なくとも一種の添加材を添加混合した後、固化材を添加混合し、当該固化材を添加混合した混合物を地盤改良を行う軟弱地盤上に投入して軟弱地盤上に表層固化地盤を形成することを特徴とする軟弱土の固化処理方法にある。
かかる第1の態様では、軟弱土としては揚土されたものを用い、当該軟弱土を搬送管で搬送する途中で、予め定められたフロー値が得られる程度にクリンカアッシュや水砕スラグなどの添加材を添加混合すると、クリンカアッシュや水砕スラグが軟弱土中の水分を保持し且つ圧送・搬送性を低減することなく、土質性状を安定させることができると共に固化材の添加量を低減することができ、また、クリンカアッシュや水砕スラグの添加量は軟弱土の含水比が変化しても変化する必要はない。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記添加材の添加量は、前記所望のフロー値を維持する割合を決定した後は、前記軟弱土の含水比に関係なく一定とすることを特徴とする軟弱土の固化処理方法にある。
かかる第2の態様では、添加材の添加量は、予め、所望のフロー値を維持する割合を決定した後は、一定としても、所望の配合強度を得ることができる。
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記添加材の添加量は、重量比で10%〜70%となる量であることを特徴とする軟弱土の固化処理方法にある。
かかる第3の態様では、添加材を所定の重量比で添加することにより、固化材の添加量を低減することができる。
本発明の第4の態様は、第1〜3のいずれか1つの態様において、前記固化材の添加量は、前記軟弱土及び前記添加材の総量1000mに対して30〜100kgであることを特徴とする軟弱土の固化処理方法にある。
かかる第4の態様では、軟弱土及び添加材の総量1000mに対して30〜100kgの割合で固化材を添加することにより、所望の固化強度を得ることができる。
本発明の第5の態様は、第1〜4のいずれか1つの態様において、前記固化材の添加量は、配合強度が250〜100kN/mとなるように設定することを特徴とする軟弱土の固化処理方法にある。
かかる第5の態様では、添加材及び固化材の添加混合により、所望の固化強度を得ることができる。
本発明の第6の態様は、第1〜5のいずれか1つの態様において、前記固化材が、セメントであることを特徴とする軟弱土の固化処理方法にある。
かかる第6の態様では、セメントにより所望の固化強度を得ることができる。
本発明の第7の態様は、第1〜6のいずれか1つの態様において、前記固化材の他、固化助として、フライアッシュを、前記軟弱土及び前記添加材の総量1000mに対して30〜90kg添加することを特徴とする軟弱土の固化処理方法にある。
かかる第7の態様では、フライアッシュを所定の添加量でさらに添加することにより、所望の固化強度をさらに容易に維持できると共に長期的な強度増進を防止することができる。
本発明によると、浚渫土などの軟弱土に、多孔質で粒子内に浚渫土などの軟弱土中の水分を保持できるクリンカアッシュや水砕スラグを添加することにより、軽量で圧送・搬送性能を確保したまま、土質性状を安定させることができ、添加するセメント等の固化処理材を低減して所定の強度を安定して得ることができる。また、クリンカアッシュや水砕スラグの混合量をコントロールすることにより浚渫土の流動性を自在にコントロールすることができる。更に、セメントなどの固化材に加えて、フライアッシュを補助的に添加して活用する際には、長期的に強度増進を抑える最適な添加割合を選定することにより、埋立地の表層固化土として将来の地盤改良工事を行うことのできる低強度の均質な改良土を造成することができる。
本発明の固化処理方法を実施するための装置の一例の概略を示す図である。 図1の一部を拡大して説明する図である。 本発明の固化処理方法における添加剤の添加量とフロー値との関係を示す図である。 本発明の固化処理方法における固化材添加量と固化後の強度との関係を示す図である。 図4における目標強度を得るための固化材添加量を示す図である。 含水比変化に対応した固化材の適正混合割合を示す図である。 圧力計の検出圧力の時間的変化を示す図である。 試験例1のセメント添加量と一軸圧縮強度との関係を示す図である。 試験例1の経過日数と一軸圧縮強度との関係を示す図である。 試験例2のフライアッシュ添加量と一軸圧縮強度との関係を示す図である。 試験例2のフライアッシュ添加量と材令28日強度/材令7日強度との関係を示す図である。
符号の説明
1 軟弱土
10 土運船
11 サンドポンプ
12 揚土管
13 添加材注入器
14 一時貯留槽
15 γ線密度計
16 搬送管
17 空気圧送管
18a、18b 圧力計
19 固化材注入器
20 注入制御手段
20a コンピュータ
以下、次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を実施するための装置の一例の概略、図2は搬送管の内部構造の概略を示している。図面に示すように、高濃度の浚渫土等の軟弱土1を輸送してくる土運船10には、揚土用のサンドポンプ11が設けられており、サンドポンプ11には揚土管12が連結されており、揚土管12の途中には、クリンカアッシュや水砕スラグを添加する添加剤注入器13が設けられ、揚土管12は一時貯留槽14まで延設されている。一時貯留槽14は、サンドポンプ11により揚土され、クリンカアッシュや水砕スラグが添加された土砂スラリーを一時的に貯留するものである。一時貯留槽14には土砂スラリーの密度を計測するγ線密度計15が設置されているとともにその内部の低部に搬送管16の始端が連通されている。搬送管16には空気圧送管17が連通され、その下流側に流れ方向に小間隔を隔てて一対の圧力計18a,18bが設置され、その下流側に固化材注入器19が備えられている。
この装置を使用し、図1に示すように、軟弱土1に対し、揚土途中でクリンカアッシュや水砕スラグを添加し、また、搬送管16内の移動中に固化材を注入し、混合させて所望の軟弱埋立地盤21上に投入し、該軟弱埋立地盤21の表面に層状に堆積させて表層固化地盤22を造成する。
図2に示すように、空気圧送管17は、間欠的に高圧空気を搬送管16内に送り込むようにしており、これによって一時貯留槽14から搬送管16内に送り込まれた土砂スラリーを空気部分Aを挟んだ多数の塊状のプラグSとして移動させるようにしている。
両圧力計18a,18bは空気部分A及びプラグSが搬送管16内を移動することによる管内圧力の変動及びその大きさをリアルタイムで計測するようにしている。
固化材注入器19は、固化材としてのセメントと、場合によっては、固化助材としてのフライアッシュを混合し、水を加えてスラリー状とした添加材を注入する注入ノズル19aが搬送管16内に挿入されており、この注入ノズル19aからの注入タイミング及び注入量を、コンピュータ20aを使用した注入制御手段20をもってコントロールしている。
このような装置を用いた軟弱土の固化処理方法では、まず、添加剤注入器13から添加するクリンカアッシュや水砕スラグの添加量を予め決定する。このクリンカアッシュや水砕スラグの添加量は、点火後のフロー値が所望の値になるように決定すればよい。すなわち、図3に示すように、クリンカアッシュや水砕スラグの添加量とフロー値との関係を予め調査して決定する。図3の場合には、所望のフロー値が1:40の場合には、混合後の総重量の10〜30重量%となる程度、所望のフロー値が1:15の場合には、総重量の50重量%程度とする。
本発明では、このように予めクリンカアッシュや水砕スラグを添加してフロー値を所定の範囲に調整することにより、その後、以下に示すように添加する固化材の添加量を大幅に低減することができる。また、クリンカアッシュや水砕スラグの添加量は、軟弱土1の含水比が大幅に変動しても調整する必要がない、すなわち、添加量を一度決定した後には、含水比を測定しながら添加量を調整する必要がないという利点がある。そして、これにより、固化材の添加量を低減し且つ所望強度の地盤を安定して得ることができるという効果を奏する。
試算では、含水比が80%〜400%の軟弱土1に対して、配合強度が250〜100kN/mとなるように固化材を添加する場合、クリンカアッシュや水砕スラグを添加しないで固化材を添加した場合の固化材の添加量が立米あたり80〜200kgであるのに対し、クリンカアッシュや水砕スラグを添加した場合には、固化材の添加量は30〜100kg、好ましくは30〜90kg、さらに好ましくは30〜60kg程度まで低減することができる。
また、本発明では、軟弱土にクリンカアッシュや水砕スラグを添加することにより、フロー値を自由にコントロールすることができるので、その後の固化処理操作を容易にすることができる。
一方、固化材注入器19にて注入する固化材は、予め定めた配合に基づき、粉体混合器を使用してセメントに、場合によってはフライアッシュを均一に混合しておき、これに水を加えて混練し、スラリー状としたものを使用する。
注入制御手段20では、γ線密度計15、両圧力計18a,18bによる計測値を元にして各プラグS毎の添加材注入タイミング及び注入量をコントロールしている。
注入制御手段20では、γ線密度計15による計測値から、次の土質公式(1)、(2)により土砂スラリーの含水比を算出する。
Figure 0004869233
式(1)、(2)において、飽和度Srは100%であり、土粒子密度Gsは事前に室内土質試験によって求めておく。土粒子密度はその地域の土砂について特徴ある土質定数であり、同一地域の浚渫土であれば大きく変化することはない。そしてγ線密度計15によって得られる密度値(湿潤単位体積重量γt)毎に含水比wを算出する。
一方、コンピュータ20aには、含水比wの変化に対応して所望の目標強度を得るための固化材混合割合を数式化して入力しておき、その添加材混合割合データに基づき、前述の計算式で得られた含水比に対応して必要な添加材混合割合を選択し、固化材注入器19による固化材注入量をコントロールさせるようにしている。
この固化材混合割合データの作成は、図4に示すように土砂スラリーの含水比を数段階に分けて違えたサンプルS1,S2,S3,S4毎に添加材混合量を違えて混合し、各混合量毎に固化後の強度を計測してグラフを作成し、このグラフから図5に示すように、含水比の変化に対する目標強度を得るための固化材混合量のグラフを作成する。
更に、検出される含水比値が極端に少ない場合の添加材不足が生じないよう、及び含水比値が極端に大きい場合に単位時間当りの添加材注入量の過大によって装置の損傷を防止するため、予想される含水比外の部分について、図6に示すように一定の最低注入割合及び最高注入割合を設定したグラフを作成し、これを数式化してコンピュータに入力する。
また、両圧力計18a,18bによって得られる搬送管16内の圧力変化値から、コンピュータ20aによって、プラグSの添加材注入管位置通過時及び重量(又は長さ)を算出し、プラグS毎の土砂スラリー量の変化に対応させて固化材注入量及び各プラグSに対する固化材注入時のタイミングをコントロールしている。
即ち、コンピュータ20aは、図7に示すように圧力計18a,18bにより検出される圧力曲線のピーク値pに基づいて搬送管16内の各プラグSの重量(又は長さ)を算出し、2つの圧力計18a,18bのピーク値pの検出時間差tに基づいて各プラグS(土砂スラリー)の流速を算出し、各プラグSの重量及び流速に対応して固化材注入器19による固化材の注入量(又は注入時間)及び注入時期を制御する。
搬送管16内では各プラグSが通過する際に圧力が上昇することが実験により確認されており、図7中に実線で示すように、プラグSの先端が圧力計18aの設置箇所を通過する時刻t0に、圧力計18aの計測値が上昇しはじめて、時刻t0から稍遅れた時刻t1に、圧力計18aでピーク値pが検出される。そして、図7中に破線で示すように、同一のプラグSが下流側の圧力計18bの設置箇所を通過する際に、上流側の検出時刻t1より遅い時刻t2に、圧力計18bでピーク値pが検出される。
そして、圧力計18a,18bの設置間隔dと圧力計18a,18bのピーク値pの検出時間差t(t=t2−t1)とから、プラグSの流速v(v=d/t)を算出することができ、プラグSの流速vと圧力計18bと注入ノズル19aとの距離lとから、このプラグSの先端が注入ノズル19aの設置箇所を通過する時刻t3(t3=l/v+t0)を算出する。
従って、多数のプラグS、S…の夫々の先端が注入ノズル19aを通過する際に、注入ノズル19aによる搬送管16内への固化材の注入を開始することができ、これによって、多数のプラグS、S…の間隔が一定でなくても、空気部分A、A…固化材を供給することなく、プラグS、S…の夫々に固化材を確実に添加することができる。
なお、圧力計18a,18bの設置間隔dが比較的狭く、圧力計18a,18bの間に1つのプラグSしか存在しない場合には、同一のプラグSに関して上流側の圧力計18aにより検出された直後に下流側の圧力計18bにより検出されるので、2つの圧力計18a,18bの検出結果を容易に対応させることができる。また、圧力計18a,18bにより検出されるピーク値p又は波形はプラグS、S…毎に特徴を有するため、ピーク値p又は波形に基づいて、同一のプラグSに関する2つの圧力計18a,18bの検出結果を対応させてもよい。
そして、圧力計18bにより検出されるピーク値pは、各プラグSの重量Wに略比例する(W=ap+b(a、bは定数)となる)ことが、実験により確認されている。なお、各プラグSの長さ(体積)は、その重量Wに比例し、従って圧力計18bのピーク値pに比例する。
このようにして算出される各プラグS毎の重量Wに対し、前述したγ線密度計15の計測値から算出した含水比に対応させた固化材混合割合となるように予めコンピュータ20aにプログラミングした計算式によって固化材注入量を算出し、固化材注入器19からの各プラグSに対する固化材注入量を制御する。
なお、注入ノズル19aによる固化材の注入速度を一定にし、注入時間を圧力計18bのピーク値pに比例させるように制御することによって、プラグSの後端が注入ノズル19aの設置位置を通過する際に添加材の注入時間が丁度終了するように固化材の注入速度を調整しておくことができ、これによって、プラグSが長い場合でも、プラグSの前端から後端まで添加材を偏らずに均等に添加することができる。
(試験例1)
次に、高含水比の浚渫土からなる軟弱土に対して、クリンカアッシュを添加すると共にセメントからなる固化材と、必要に応じてフライアッシュからなる固化助剤を添加混合させて固化処理した試験例を示す。
図8には、軟弱土に対して、クリンカアッシュを50%となるように(軟弱土:クリンカアッシュ=1:1)で添加し、その総量に対して、セメントを30、40、50、60kg/m添加し、20℃の恒温恒湿室にて養生した場合の、材令14、28日の一軸圧縮強度を示す。また、比較のため、クリンカアッシュを添加しないでセメントを50、60kg/m添加した場合の材令28日の一軸圧縮強度を示す。
また、クリンカアッシュを50%となるように(軟弱土:クリンカアッシュ=1:1)で添加し、その総量に対して、セメントを30kg/m添加し、所定日数操業したときの、材令14、28日の一軸圧縮強度を図9に示す。
図8に示すように、クリンカアッシュを添加(クリンカ混入)することにより、所望の強度を得るためのセメント添加量が大幅に低減できることが確認された。
また、図9に示すように、クリンカアッシュを添加することにより、セメント量を低減しても、管理幅である250〜100kN/mという強度が安定して得られることが確認された。
(試験例2)
図10及び図11には、軟弱土に対して、クリンカアッシュを50%となるように(軟弱土:クリンカアッシュ=1:1)で添加し、その総量に対して、セメントを50kg/mと、フライアッシュ40〜230kg/mとを添加した場合の材令7日の一軸圧縮強度及び材令7日と材令28日の一軸圧縮強度の強度比(材令28日強度/材令7日強度)をそれぞれ示す。
図10及び図11に示すように、セメントと共にフライアッシュを添加すると、若材令から強度を得ることができることは知られていたが、フライアッシュを30〜80kg/mという所定の範囲内で添加した場合には、若材令から高強度を得られると共に、長期的な強度増進を抑えることができるという知見が得られた。
このようにクリンカアッシュを添加する本発明の固化処理方法において、セメントと共にフライアッシュを所定量添加することにより、さらに安定して強度を確保することができ、且つ長期的な強度増進も抑えることができるので、さらに安全性を確保しつセメント量を低減できると共にドレーン材の打込みが困難になってしまう高強度化を防止することができる。
本発明は、主として、海域、河川、湖沼等の浚渫土などの軟弱土の固化処理方法に関するが、含水比が液性限界付近のものから液性限界を超えたものである軟弱土、例えば、含水比が80%〜400%のものに関しては広く適用可能である。




Claims (7)

  1. 軟弱土を固化材で固化処理するに際し、前記軟弱土としては揚土されたものを用い、当該軟弱土を搬送管で搬送する途中で、予め定められたフロー値を維持する割合となる添加量でクリンカアッシュ及び水砕スラグから選択される少なくとも一種の添加材を添加混合した後、固化材を添加混合し、当該固化材を添加混合した混合物を地盤改良を行う軟弱地盤上に投入して軟弱地盤上に表層固化地盤を形成することを特徴とする軟弱土の固化処理方法。
  2. 請求項1に記載の軟弱土の固化処理方法において、前記添加の添加量は、前記所望のフロー値を維持する割合を決定した後は、前記軟弱土の含水比に関係なく一定とすることを特徴とする軟弱土の固化処理方法。
  3. 請求項1又は2に記載の軟弱土の固化処理方法において、前記添加材の添加量は、重量比で10%〜70%となる量であることを特徴とする軟弱土の固化処理方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の軟弱土の固化処理方法において、前記固化材の添加量は、前記軟弱土及び前記添加の総量1000mに対して30〜100kgであることを特徴とする軟弱土の固化処理方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の軟弱土の固化処理方法において、前記固化材の添加量は、配合強度が250〜100kN/mとなるように設定することを特徴とする軟弱土の固化処理方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の軟弱土の固化処理方法において、前記固化材が、セメントであることを特徴とする軟弱土の固化処理方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の軟弱土の固化処理方法において、前記固化材の他、固化助として、フライアッシュを、前記軟弱土及び前記添加材の総量1000mに対して30〜90kg添加することを特徴とする軟弱土の固化処理方法。
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