JP4866947B2 - セグメントの連結構造 - Google Patents

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本発明は、例えばシールド工法などにおいて覆工体として用いられるセグメント同士を相互に連結する構造の改良技術に関する。
例えばシールド工法においては、シールド掘進機が通過した後の掘削坑内周部には、逐次セグメントを継ぎ足して連結し、筒状の覆工体を形成するのが一般的である。シールド工法に通常用いられているセグメントには、円筒形状に組み上げるために、展開形状が矩形の板状で円弧状に湾曲されたものを使用するのが主流であり、これらセグメントは相互にボルトによって接合されている。しかし、従来のボルトによる接合では、その組み立ての際の締結作業が極めて煩雑で、施工に時間を要し、構造的にもロボットによる自動組み付けが行い難く、省力化が図り難かった。
そこで、セグメント同士の結合が容易に行えて、自動組み付けによる省力化が図りやすい連結構造の開発の要望が高まり、当該連結構造として、セグメントの突き合わせ接合面の対向位置にC型の連結金具を埋め込んでおき、これらの両セグメントのC型連結金具の開口部に両側端部のフランジが係合するI型の連結金具を嵌め込むことによって、セグメント同士の突き合わせ端面を相互に接合させて連結する構造が開発されている。
そして、このようなセグメントの連結構造において、C型とI型の両連結金具の双方にテーパ面を形成しておき、I型連結金具を対をなすC型連結金具の開口部に側方から押し込むことで、対をなすC型連結金具同士を近接させて、両セグメント同士の接合力をより一層高めるようにしたものが、例えば特開2003−3793号公報等に開示されている。
特開2003−3793号公報
ところで、上記公報に記載の技術のように、C型とI型との両連結金具の双方にテーパ面を形成しようとすると、形状的に型鋼材等の圧延鋼材を使用することが困難になるので、当該両連結金具には鋳造成形品を用いることになる。しかしながら、当該鋳造成型品の連結金具は、これをコンクリート製セグメントに適用する場合には問題はないが、鋼板製セグメントに適用しようとすると、鋳鉄と鋼とは溶接性が悪いため、十分な溶接強度が得られず、採用し得ないという課題があった。
また、I型連結金具を2つのC型連結金具に掛け渡して打ち込むにあたっては、これらの連結金具の製作精度や取付精度等の誤差に起因して、当該I型連結金具の打ち込み停止位置が異なってしまう。このため、どの位置で停止しても所定の締結力が確保し得るようにするためのバックアップ材として、セグメント自体に反力を取りつつI型連結金具に対してこれを打ち込み方向に所定の付勢力で押圧する反力付与部材を、C型連結金具の側方に設けておく必要があって、コスト上昇の一因となっていた。
さらに、上記のように、I型連結金具の打ち込み停止位置にはバラツキが生じるため、これに対処すべくC型連結金具は長目に設定しておく必要もあって、これもコスト上昇の一因になっていた。
本発明は、以上の課題を解決するものであり、その目的とするところは、H型もしくはI型の連結金物を係合させてセグメント同士を締結固定するにあたって、テーパ面と反力受け部材とを不要にして、所定の締結力を確保することができるとともに、圧延鋼材を用いて構成し得、もってコストの低減化が図れて鋼板製のセグメントに適用し得るセグメントの連結構造を提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明の請求項1にかかるセグメントの連結構造は、側端面同士を突き合わせ接合して覆工体に組立形成する箱形の鋼製セグメント同士を、H型もしくはI型に形成された連結金物で連結すべく、該セグメントの接合端面を形成する側板に、該連結金物のフランジ部を挿入する挿入口と、該挿入口に連通して該側板の長手方向に延びる該連結金物のウェブ挿通溝とを形成し、該両ウェブ挿通溝間に該連結金物を跨らせて係合装着して結合するセグメントの連結構造であって、互いに突き合わせ接合される一方のセグメントのウェブ挿通溝には、予め該連結金物を挿通して該側板の内側面に該連結金物の一端側のフランジ部を一体的に固設して他端側のフランジを側方に突出させておくとともに、該突出した他端側のフランジ部に固定係止させて、該他端側のフランジ部と他方のセグメントの側板との係合部間に、両セグメントの突き合わせ接合端面同士を圧着させる弾性部材を介在させ、該弾性部材には、H型もしくはI型に形成された該連結金物のフランジ部に固定係止された板バネを用い、該板バネの一端には該フランジを挟み込んで係合する折り返し部が形成され、該折り返し部が該フランジの挿通先端側に係合されて取り付けられるとともに、該一端側は前記他方の係合部を案内する傾斜部に形成されている、ことを特徴とする。
ここで、前記箱形の鋼製セグメント内には、前記連結金物のフランジ挿通用空間を残して、コンクリートを充填する構成となし得る(請求項2)。
本発明にかかるセグメントの連結構造によれば、連結金物の係合部に両セグメントの突き合わせ接合端面同士を圧着させる板バネを介在させて、該板バネの反発力で締結するので、連結金にテーパ状の係合面を形成しなくても、所定の締結力でセグメントの突き合わせ接合端面同士を結合させることができ、当該連結金物には廉価なH型もしくはI型鋼材を採用し得る。そして、このような鋼材は溶接性に優れるため、鋼板製のセグメントに適用することが可能となる
また、セグメントの連結時に、板バネはその挿入側端が連結金物のフランジ部に固定係止されて引きずり込まれていくから、離脱してしまうことはなく、しかも弾発部の挿入先端側が後方に向けて突出する傾斜面となっているので、その進入は阻害されることはなく、円滑に連結金物を係合部に係合させることができる
また、板バネの反発力を締結力として利用するので、連結金物の係合時における相対的な停止位置に関係なく、所定の締結力を確保でき、もって締結力を確保するためのバックアップ材を不要となすことができて、簡易な構造にして廉価に提供でき、コストの可及的な低減化が図れるようになる
また、接合端面同士に対となるウェブ挿通溝と連結金物とを一体的に設けて、これらを相互に係合させるようにすることで、各連結部に設けるウェブ挿通溝は1つに更に削減することができる。
本発明の参考例にかかる連結構造が付加されたコンクリート製セグメント同士の連結時の状態を経時的に説明する概略図である。 図1(c)中のII−II線矢視断面図である。 セグメントの突き合わせ端面に設けられる雄側連結金物を示す図で、(a)は正面図、(b)はその側面図である。 セグメントの突き合わせ端面に設けられる雌側連結金物を示す図で、(a)は正面図、(b)はその側面図である。 本発明にかかる連結構造が付加された鋼製セグメントの実施形態を示すもので、(a)は図2に対応する図、(b)は鋼製セグメントの接合端面を示す図である 図5(a)の鋼製セグメントの内部にコンクリートを充填した態様を示す図である
以下に、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は参考例にかかる連結構造が付加されたコンクリート製セグメント同士の連結時の状態を説明する概略図であり、図2は図1(c)中のII−II線矢視断面図、図3はセグメントの突き合わせ端面に設けられる雄側連結金具を示す図で、(a)は正面図、(b)はその側面図、図4はセグメントの突き合わせ端面に設けられる雌側連結金具を示す図で、(a)は正面図、(b)はその側面図である。
これらの図において、2は側端面同士が互いに突き合わせ接合されて円筒状の覆工体に組立形成されるコンクリート製セグメントである。これらのセグメント2は、円弧状に湾曲された直方体を呈し、その展開形状は矩形の版状をなす。各セグメント2の両端の突き合わせ接合端面2aには、互いに係合し合う連結金物4が設けられる。この連結金物4は対をなす雌側連結金物4Aと雄側連結金物4Bとからなる。この参考例では、その雌側連結金物4AにはC型鋼材が使用され、雄側連結金物4BにはH型鋼材が使用されている。
雌側連結金物4AのC型鋼材は、一方のセグメント2の突き合わせ接合端面2aに、当該C型鋼材の開口部6が面一に、若しくは少し凹まされて埋設され、当該開口部6は接合端面2aの長手方向に沿って延びている。そして、この開口部6に対向したC型鋼材の背壁部8の裏面には、アンカーロッド10が一体的に溶接接合されていて、このアンカーロッド10によって当該C型鋼材は強固にセグメント2のコンクリートに定着されている。
また、雄側連結金物4BのH型鋼材は、上記雌側連結金物4AのC型鋼材に対向するように、他方のセグメント2の接合端面2aにその一側部側のフランジ部12が長手方向に沿わされて所定量側方に突出されて一体的に設けられていて、その他側部側のフランジ14はセグメント2のコンクリート中に埋設されて定着されている。この雄側連結金物4BのH型鋼材は雌側連結金物4Aの側方から当該雌側連結金物4A内に押し込まれて、その開口部6にウエブ16が挿通されるとともに、当該開口部6の側縁の係合部7にH型鋼材のフランジ部12が後述する弾性部材20を介して係合されるようになっている。
そして、前記セグメント2の接合端面2aには、前記雌側連結金物4Aの係合部7に隣接してその側方の中央部側に、当該雌側連結金物4Aに係合させる雄側連結金物4Bの突出されたフランジ部12を挿入するための挿入凹部18が設けられている。ここで、図1に示すように、この参考例では、各セグメント2の両側端の2つの接合端面2aには、それぞれ雌側連結金物4Aと雄側連結金物4Bとが所定のスパンで点対称位置に配設されている。
上記弾性部材20は、雌側連結金物4Aと雄側連結金物4Bとの両連結金物4の係合部間に介在されて、その弾発力によって両セグメント2,2の突き合わせ接合端面2a,2a同士を圧着させて締結させるためのものであり、雌側連結金物4Aと雄側連結金物4Bとのいずれか一方に固定係止されて設けられる。ここで、この参考例では、当該弾性部材20には、波状に屈曲形成された板バネ20Aが採用されており、当該板バネ20Aは雄側連結金物4BをなすH型鋼材の突出されたフランジ部12の両側にそれぞれ固定係止されて2つ設けられている。即ち、この板バネ20Aの一端には、フランジ部12を挟み込んで係合する折り返し部22が形成され、この折り返し部22が当該フランジ部12の雌側連結金物4Aへの挿通先端側に係合固定係止されて取り付けられるとともに、当該一端側は上記雌側連結金物4Aの開口6側縁部にある係合部7の嵌入を円滑に案内するための傾斜部24にもなっている。なお、板バネ20Aの波状に形成された弾発部の厚みは、雌側連結金物4Aの係合部7と雄側連結金物4Bのフランジ部12との間に形成されるクリアランスよりも大きく形成されている。
そして、以上のように構成される参考例では、図1に示すように、既に組み付けられているセグメント2に対して、さらに新たなセグメント2を以下のようにして順次に組み付けていく。即ち、新たに組み付けるセグメント2の突き合わせ接合端面2aに設けられた雄側連結金物4Bと雌側連結金物4Aの側方部に形成した挿入凹部18とを、既に組み付けられているセグメント2の挿入凹部18と雄側連結金物4Bとの位置に対面させて位置合わせをし(同図(a)参照)、当該新たなセグメント2の接合端面2aを連結対象である既設のセグメント2の接合端面に当接させて、両セグメント2,2の雄側連結金物4Bを対面した相手側の挿入凹部18に挿入する(同図(b)参照)。爾後、当該新たなセグメント2を後方の既に円筒形に組み上げ済みのセグメント2に向けて押し込んでいく(同図(c)参照)。
新たなセグメント2が後方に向けて移動していくと、既に取り付けられている連結対象のセグメント2との相対移動に伴って、お互いの雄側連結金物4Bが相手方の雌型連結金物4A内に進入していく。このとき、雄側連結金物4Bのフランジ部12に固定係止された板バネ20Aは雌側連結金物4Aの係合部7との間に、その波状に屈曲形成された弾発部が厚み方向に圧縮弾性変形されながら引きずり込まれて係合していき、その弾発力は反作用力として両セグメント2,2の突き合わせ接合端面2a,2aに伝えられて、これらを圧接して緊密に締結させる。また、この係合時にあっては、板バネ20Aはその挿入側端が雄側連結金物4Bのフランジ部12に固定係止されて引きずり込まれていくから、離脱してしまうことはなく、しかも波状の弾発部の挿入先端側は、後方に向けて突出する傾斜面となっているので、その進入は阻害されることはなく、円滑に雌側連結金物4AをなすC型鋼材の係合部7に係合していく。
そして、新たなセグメント2の押し込み先端面2bが、構築したトンネル後方の既設のセグメント2の端面2cに当接すると、これらの端面2b、2c同士に別途に設けられている図示しない連結機構によって、その前後のセグメント2,2同士が連結されて。当該新たなセグメント2の組み付けが終了する。
即ち、上述したようにこの連結構造は、楔効果による締結をおこなわせるものではなく、板バネ20A等の弾性部材20の反発力(弾発力)によって連結金物4A,4Bを介して2つのセグメント2,2の突き合わせ接合端面2a,2a同士を圧接させて締結するものである。従って、連結金物4A,4Bは楔形状部を有した複雑な形状に加工する必要がない。このため、当該連結金物4A,4Bは鋳造や鍛造で製造する以外にも、熱間押出成形や圧延成形等の様々な加工方法で製造することも簡易に行えるようになり、上述したようなC型鋼材やH型鋼材、I型鋼材などの採用も可能になる。よって、圧延鋼材と同材質の連結金物4A,4Bとなすことによって、当該連結金物4A,4Bを鋼製セグメントに溶接接合して、その接合強度を容易に確保できるようになるから、鋼製セグメントの連結構造にも適用可能となる。
また、弾性部材20の反発力でセグメント2,2同士の締結力を管理するので、雌側連結金物4Aと雄側連結金物4Bとの相対的な停止位置に関係なく、締結力を所定値にほぼ一定に維持して確保することができる。これにより、(1)バックアップ材としての反力受け部材が不要になる、(2)セグメント2の接合端面2a,2a同士に、対となるC型鋼材等の雌側連結金物4AとH型鋼材等の雄側連結金物4Bとを一体的に設けて、これらを相互に係合させるようにすることで、各連結部に設けるC型連結金物は1つに更に削減することができる、(3)H型鋼材等の雄側連結金物4Bをセグメント2に一体的に固定しておけば、その停止位置はセグメント2の押し込み時の移動量に一致するから、その停止位置はほぼ一定になり、雌側連結金物4Aの長さを可及的に短くして雄側連結金具の長さに一致させて最小限にすることができる、といった効果も奏するようになる。
図5(a),(b)は本発明にかかる連結構造が付加された鋼製セグメントの実施形態を示すものである。当該鋼製セグメント2Aは鋼板40を溶接接合して箱形状に形成してあり、2つの鋼製セグメント2A,2AをH型もしくはI型に形成された連結金物4Bで連結するようになっている。すなわち、各鋼製セグメント2Aの接合端面を形成する側板42には、連結金物4Bのフランジ部12,14を挿入する挿入口44と、この挿入口44に連通して当該側板42の長手方向に沿って延びる、連結金物4Bのウェブ挿通溝46とが形成されている。そして、両ウェブ挿通溝46,46間に連結金物4Bを跨らせて係合装着して、両鋼製セグメント2A,2Aが結合される。
互いに突き合わせ接合される一方の鋼製セグメント2Aのウェブ挿通溝46には、予め連結金物4Bを挿通して側板42の内側面に当該連結金物4Bの一端側のフランジ部14を溶接等により一体的に固設し、その他端側のフランジ部12を側方に突出させている。そして、この突出した他端側のフランジ部12に固定係止させて、当該他端側のフランジ部12と他方のセグメント2Aの側板42との係合部間に、両セグメント2A,2Aの突き合わせ接合端面同士を圧着させる弾性部材20を介在させてある。ここで、当該弾性部材20としては、上述した参考例の板バネ20Aと同じものが採用される
また、上記箱形の鋼製セグメント2A内には、図6に示すように、コンクリート50を充填するようにしても良い。この場合、側板42の内面側には、上記連結金物4Bのフランジ部12を挿入する挿入口44と連結金物4Aのフランジ部12の挿通溝46とを覆って、当該部位に連結金物4Bの挿通用空間52を区画形成するための覆部材48を設けておくようにする。
2 セグメント
2a 突き合わせ接合端面
4 連結金物
4A 雌側連結金物
4B 雄側連結金物
6 (雌側連結金物)開口
8 (雌側連結金物)背壁部
10 アンカーロッド
12,12a,12b,14 フランジ部
16 ウエブ
18 挿入凹部
20 弾性部材
20A 板バネ
20B ゴム
22 折り返し部
24, (板バネ)傾斜面
28 (ゴム)傾斜面
30 金属板

Claims (2)

  1. 側端面同士を突き合わせ接合して覆工体に組立形成する箱形の鋼製セグメント同士を、H型もしくはI型に形成された連結金物で連結すべく、該セグメントの接合端面を形成する側板に、該連結金物のフランジ部を挿入する挿入口と、該挿入口に連通して該側板の長手方向に延びる該連結金物のウェブ挿通溝とを形成し、該両ウェブ挿通溝間に該連結金物を跨らせて係合装着して結合するセグメントの連結構造であって、
    互いに突き合わせ接合される一方のセグメントのウェブ挿通溝には、予め該連結金物を挿通して該側板の内側面に該連結金物の一端側のフランジ部を一体的に固設して他端側のフランジを側方に突出させておくとともに、該突出した他端側のフランジ部に固定係止させて、該他端側のフランジ部と他方のセグメントの側板との係合部間に、両セグメントの突き合わせ接合端面同士を圧着させる弾性部材を介在させ
    該弾性部材には、H型もしくはI型に形成された該連結金物のフランジ部に固定係止された板バネを用い、該板バネの一端には該フランジを挟み込んで係合する折り返し部が形成され、該折り返し部が該フランジの挿通先端側に係合されて取り付けられるとともに、該一端側は前記他方の係合部を案内する傾斜部に形成されている、
    ことを特徴とするセグメントの連結構造。
  2. 前記箱形の鋼製セグメント内には、前記連結金物のフランジ挿通用空間を残して、コンクリートを充填したことを特徴とする請求項1記載のセグメントの連結構造。
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