JP2002256798A - セグメントの連結構造 - Google Patents

セグメントの連結構造

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JP2002256798A
JP2002256798A JP2001058645A JP2001058645A JP2002256798A JP 2002256798 A JP2002256798 A JP 2002256798A JP 2001058645 A JP2001058645 A JP 2001058645A JP 2001058645 A JP2001058645 A JP 2001058645A JP 2002256798 A JP2002256798 A JP 2002256798A
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JP2001058645A
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Munetaka Ozeki
宗孝 大関
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Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別体の連結金具を用いることによる該連結金
具のずれの発生や該ずれを防止するための充填材の充填
等に起因する問題の発生をを防止し、その上で、セグメ
ント同士を十分な締結力で連結させることができるセグ
メントの連結構造を提供する。 【解決手段】 一側の接合面12に一対の鉤形の係止部
21を有する第1の接合金具17a,17bが設けら
れ、逆側の接合面13に延出部32と板状の係合部33
とを有する第2の接合金具30a,30bが設けられて
なるセグメント11を、第1の接合金具17a,17b
の内側に第2の接合金具30a,30bを挿入すること
により連結させる構造であって、第2の接合金具30
a,30bの係合部33に、第1の接合金具17a,1
7bの係止片部20との間に付勢力を発生させるバネ部
材35が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、相互に複数連結
することにより掘削穴の軸方向に筒状壁体を構成するセ
グメントの連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トンネルを構築する方法としては、掘削
穴の内面側にコンクリート製のセグメントを組み立てて
筒状壁体を構築する、いわゆるシールド工法が一般的で
ある。このシールド工法に用いられるセグメントとして
は平面長方形状で円弧版状のものが主流であり、これら
セグメント同士をボルトによって接合していた。このボ
ルトでセグメント同士を接合する構造としては、セグメ
ントの接合面の近傍に、セグメントの接合面同士を当接
させた際に、互いに連通する孔部を有する継手板を埋め
込んでおき、これら継手板の孔部へボルトを挿通させ、
このボルトへナットを締結させて接合させる構造が一般
的である。また、相互のセグメントにナット部材である
インサート金具を埋め込んでおき、隣接するセグメント
に貫通させたボルトを締結させて互いに接合させる構造
もある。
【0003】しかしながら、このような構造では、構築
現場にて継手の接合面に形成された孔部へボルトを挿通
させ、このボルトへナットを締結させたり、相互のセグ
メントに埋め込んだインサート金具へボルトを締結させ
るという極めて煩雑な作業を要するため組立時間の短縮
には限界があり、またロボットによる自動組み付けへの
適応が困難であった。さらには、二次覆工を省略する場
合にもボルト・ナットを取り付けるためにセグメントに
形成したボルトボックスの閉塞作業を行わなければなら
ず、施工の高速化、省力化を目指す上で新たな継手構造
の開発が急務となっているのが現状であった。
【0004】ここで、極めて容易にセグメント同士を接
合させることができる接合構造として、セグメントの接
合面の対向位置に、C型の接合金具を埋め込んでおき、
これらC型の接合金具の対に両端部が係合するI型の連
結金具を嵌め込むことにより、C型の接合金具同士をI
型の連結金具によって連結させ、セグメント同士を接合
面同士を接合させて連結させる構造が開発されている。
そして、このようなセグメントの連結構造において、接
合金具と連結金具とにテーパ面を形成しておき、連結金
具を対をなす接合金具に押し込むことで、対をなす接合
金具同士を引き寄せ合って、よりセグメント同士の接合
力を高めるようにすることが可能である。
【0005】しかしながら、従来のセグメントの連結構
造では、連結金具を対をなす接合金具に押し込み、対を
なす接合金具同士を引き寄せ合って、セグメント同士の
接合力を高めても、その後の作業時における振動等で接
合金具に対し連結金具が抜け方向にずれて、セグメント
同士を接合力を弱めてしまう可能性があった。このた
め、接合金具と連結金具との隙間にモルタル等の充填材
を充填して、これらを固定化する作業が必要であるが、
この作業は煩雑であり充填材の固化にも時間がかかると
いう問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、一側の接合
面にそれぞれ端部が内方に屈曲した係止片部とされた一
対の鉤形の係止部を有する第1の接合金具を設け、逆側
の接合面に該接合面から延出する延出部と該延出部の先
端側から相反方向に突出する係合部とを有する第2の接
合金具を設けて、一側の接合面と逆側の接合面とを互い
に突き合わせるとともに、第1の接合金具の内側に第2
の接合金具を挿入することにより、第1の接合金具の係
止片部に第2接合金具の係合部を係合させることでセグ
メント同士を連結させることを考えた。このような構造
にすれば、上記のような別体の連結金具を用いることが
ないため、該連結金具のずれの発生や、該ずれを防止す
るための充填材の充填で生じる問題等を解決することが
できる。
【0007】しかしながら、このような連結構造にした
場合、一側の接合面と逆側の接合面とを互いに突き合わ
せるとともに、第1の接合金具の内側に第2の接合金具
を挿入することにより、第1の接合金具の係止片部に第
2接合金具の係合部を係合させたときに、両接合面と係
合部と係止片部との位置関係にずれが生じると、セグメ
ント同士に遊びが生じてしまうことがあり、セグメント
同士の締結力が十分でなくなる可能性があった。
【0008】したがって、本発明の目的は、別体の連結
金具を用いることによる該連結金具のずれの発生や該ず
れを防止するための充填材の充填等に起因する問題の発
生をを防止し、その上で、セグメント同士を十分な締結
力で連結させることができるセグメントの連結構造を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のセグメントの連結構造は、
一側の接合面にそれぞれ端部が内方に屈曲した係止片部
とされた一対の鉤形の係止部を有する第1の接合金具が
設けられ、逆側の接合面に該接合面から延出する延出部
と該延出部の先端側から相反方向に突出する板状の係合
部とを有する第2の接合金具が設けられてなるセグメン
トを複数、前記一側の接合面と前記逆側の接合面とを互
いに突き合わせるとともに、前記第1の接合金具の内側
に前記第2の接合金具を挿入することにより、前記第1
の接合金具の前記係止片部に前記第2接合金具の前記係
合部を係合させるセグメントの連結構造であって、前記
第2の接合金具の前記係合部には、前記第1の接合金具
の前記係止片部との間に付勢力を発生させるバネ部材が
設けられていることを特徴としている。
【0010】これにより、一側の接合面と逆側の接合面
とを互いに突き合わせるとともに、一側の接合面に設け
られた第1の接合金具の内側に逆側の接合面に設けられ
た第2の接合金具を挿入し、第1の接合金具の係止片部
に第2接合金具の係合部を係合させるため、別体の連結
金具を用いることにより生じる該連結金具のずれの発生
や該ずれを防止するための充填材の充填で生じる問題等
を生じることがない。しかも、第2の接合金具の係合部
に、第1の接合金具の係止片部との間に付勢力を発生さ
せるバネ部材が設けられているため、両接合面と係合部
と係止片部との位置関係にずれが生じても、このバネ部
材が変形することによりこのずれによる遊びを吸収する
とともに、該バネ部材の付勢力で係合部と係止片部との
係合を強固にする。したがって、セグメント同士を十分
な締結力で連結させることができる。
【0011】本発明の請求項2記載のセグメントの連結
構造は、請求項1記載のものに関し、前記バネ部材は、
両端側にそれぞれ設けられた支持部において前記係合部
に支持されるとともに、これら支持部の間の中央部が前
記係止片部側に突出するように曲げられた板バネである
ことを特徴としている。
【0012】このように、バネ部材が、両端側にそれぞ
れ設けられた支持部において係合部に支持されるととも
に、これら支持部の間の中央部が係止片部側に突出する
ように曲げられた板バネであるため、簡素な構造で大き
な付勢力を発生させることができる。
【0013】本発明の請求項3記載のセグメントの連結
構造は、請求項2記載のものに関し、前記バネ部材は、
前記支持部が前記係合部に対しスライド可能に支持され
ていることを特徴としている。
【0014】このように、バネ部材の支持部が係合部に
対しスライド可能に支持されているため、バネ部材の変
形時に支持部に無理な力が加わることがなく、該支持部
に変形や破損等を生じてしまうことがなくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のセグメントの連結
構造の第1実施形態を図1〜図12によって説明する。
【0016】図1において、符号11は、セグメントで
ある。このセグメント11は、平面視長方形状かつ側面
視円弧版状に形成されたコンクリート製のものであり、
同一形状のセグメント11が複数用意され、これらセグ
メント11が隣り合うもの同士で円周方向における端部
の接合面12,13同士を互いに接合させることによ
り、掘削穴内にて筒状壁体を構成するリングが構築され
るようになっている。そして、このリングを掘削穴の軸
方向へ互いに接合させることにより、筒状壁体が構築さ
れるようになっている。
【0017】これらセグメント11の一側の接合面12
および逆側の接合面13は、図2〜図4に示すように、
互いに異なる形状をなしている。
【0018】一側の接合面12には、図2および図3に
示すように、セグメント11の軸線に平行に延在する断
面矩形状の一対の接合溝部14a,14bが、セグメン
ト11の軸線に平行な同一直線上に互いに所定距離離間
して形成されている。
【0019】これらのうちの一方の接合溝部14bは、
他方の接合溝部14aに対し反対側がセグメント11の
軸線方向における端部に貫通する形状をなして貫通開口
部15を形成しており、他方の接合溝部14aは、一方
の接合溝部14bに対し反対側がセグメント11の軸線
方向における端部に貫通しない閉塞形状をなしている。
【0020】接合溝部14aには、接合溝部14bに対
し反対側の端部に接合金具(第1の接合金具)17aが
設けられており、接合溝部14bには、接合溝部14a
側の端部に接合金具(第1の接合金具)17bが設けら
れていて、これら接合金具17a,17bもセグメント
11の軸線に平行な同一直線上に設けられている。
【0021】接合金具17a,17bは、同一形状のも
ので、図5に示すように、端部に係止片部20を有する
鉤形に形成された一対の係止部21が互いに対向するよ
う設けられており、一対の係止部21の係止片部20に
対し反対側同士が連結部22で連結されることにより、
側面視C型形状をなしている。これら係止部21および
連結部22によって形成された係止片部20よりも連結
部22側の空間は係合空間24とされている。
【0022】また、接合金具17aの係止片部20の内
面からなる係止面25は、接合金具17bからの距離が
長くなるほど接合面12からの距離が長くなるテーパ面
とされており、接合金具17bの係止片部20の内面か
らなる係止面25は、接合金具17aからの距離が短く
なるほど接合面12からの距離が長くなるテーパ面とさ
れている。
【0023】これら接合金具17a,17bには、連結
部22の係止片部20に対し反対側に、連結部22に垂
直かつセグメント11の軸線方向に平行に延在するアン
カー部27が形成されている。
【0024】逆側の接合面13には、図2、図4および
図5に示すように、該接合面13から略T字状をなして
突出する一対の接合金具(第2の接合金具)30a,3
0bが設けられており、これら接合金具30a,30b
もセグメント11の軸線に平行な同一直線上に互いに所
定距離離間して設けられている。
【0025】接合金具30a,30bは、同一形状のも
ので、図5〜図8に示すように、接合面13に直交しか
つセグメント11の軸線に平行に延出する板状の延出部
32と、接合面13と平行をなし延出部32の先端から
セグメント11の半径方向において相反方向に突出する
板状の係合部33とを有している。ここで、接合金具3
0aはセグメント11の軸線方向における位置を接合金
具17aに合わせており、接合金具30bはセグメント
11の軸線方向における位置を接合金具17bに合わせ
ている。
【0026】そして、接合金具30a,30bの係合部
33の延出部32側の面には、セグメント11の半径方
向における該延出部32を挟んで両側位置に、それぞ
れ、板バネ(バネ部材)35が長さ方向を延出部32と
平行させた状態で設けられている。
【0027】この板バネ35は、両端側にそれぞれ該板
バネ35の長さ方向に沿って長い形状をなす長穴(支持
部)36が形成されており、これら長穴36の間の中央
部37が一側に突出するように略へ字状に湾曲された形
状をなしている。そして、中央部37が係合部33に対
し反対側に突出する姿勢で係合部33に当てられ、この
状態でボルト部材38がそれぞれ長穴36に挿通されて
係合部33に螺合されることで、板バネ35はボルト部
材38の頭部39と係合部33との間に支持される。こ
のとき、板バネ35は、長穴36がボルト部材38の軸
部40に対し移動可能となることから、係合部33に対
し該長穴36の長さ方向にスライド可能となり、その結
果、中央部37が係合部33に近接する方向に変形させ
られた場合に長穴36が互いに離間する方向に移動して
この変形に対応する。
【0028】ここで、接合金具30aは、接合金具17
aとの接合時に、図9および図10bに示すように、そ
の板状の延出部32を係止片部20間に挿入させつつそ
の板状の係合部33を係合空間24に挿入させることに
なり、このような挿入により、係合部33の延出部32
側すなわち板バネ35を接合金具17aの係止片部20
に接触させることで接合金具17aに係合することにな
り、同様に、接合金具30bは、接合金具17bとの接
合時に、その板状の延出部32を係止片部20間に挿入
させつつその板状の係合部33を係合空間24に挿入さ
せることになり、このような挿入により、係合部33の
延出部32側すなわち板バネ35を接合金具17bの係
止片部20に接触させることで接合金具17bに係合す
ることになる。このため、延出部32は、接合金具17
a,17bの係止片部20の先端面同士の隙間よりも薄
く形成されてこれらの間に挿通可能とされており、係合
部33は、係止片部20の先端面同士の隙間よりも厚く
かつ係合空間24のセグメント11半径方向における幅
よりも薄く形成されている。
【0029】また、接合金具30a,30bは、接合金
具17a,17bとの接合時に、上記のように係合部3
3の延出部32側すなわち板バネ35を接合金具17
a,17bの係止片部20に接触させることになるた
め、板バネ35は、その中央部37が係止片部20側に
突出するものとなる。
【0030】次に、セグメント11同士を連結させる手
順について説明する。なお、以下の説明においては、掘
削穴の軸線方向において、地盤を掘削するシールドマシ
ンが設けられている側を切り羽側と称し、逆側すなわち
掘削穴の坑口が配置されている側を坑口側と称す。
【0031】ここでは、図2に示すように、掘削穴内に
てすでにセグメント11で環状に構築された既設リング
42の切り羽側に一方のセグメント11(11A)を設
置し、このセグメント11(11A)に他方のセグメン
ト11(11B)を円周方向に接合させる場合について
説明する。なお、セグメント11は、常に、軸線方向に
貫通していない接合溝部14a側を既設リング42側す
なわち坑口側に配置するようにして施工される。
【0032】図2に示すように、一方のセグメント11
(11A)に対し他方のセグメント11(11B)の軸
線方向における位置を、一方のセグメントの11(11
A)の坑口側の接合溝部14aの坑口側の接合金具17
aよりも切り羽側の部分に、他方のセグメント11(1
1B)の坑口側の接合金具30aの突出部分の位置を合
わせ、一方のセグメント11(11A)の切り羽側の接
合溝部14bの切り羽側の接合金具17bよりも切り羽
側の部分に、他方のセグメント11(11B)の切り羽
側の接合金具30bの突出部分の位置を合わせる。
【0033】この状態で、図11に示すように、他方の
セグメント11(11B)の坑口側の接合金具30aを
一方のセグメント11(11A)の坑口側の接合溝部1
4aに挿入するとともに、他方のセグメント11(11
B)の切り羽側の接合金具30bを一方のセグメント1
1(11A)の切り羽側の接合溝部14bに挿入し、さ
らに、一方のセグメント11(11A)の接合面12と
他方のセグメント11(11B)の接合面13とを当接
させて、セグメント11(11A),11(11B)同
士で軸線を一致させる。
【0034】次に、この状態で、図12に示すように、
セグメント11(11B)を既設リング42に当接する
まで坑口側に移動させる。
【0035】すると、図9および図10にも示すよう
に、セグメント11(11B)の切り羽側の接合金具3
0bおよび坑口側の接合金具30aが、セグメント11
(11B)と一体に移動し、切り羽側の接合金具30b
の係合部33が、セグメント11(11A)の切り羽側
の接合金具17bの係合空間24に挿入されるととも
に、坑口側の接合金具30aの係合部33が、セグメン
ト11(11A)の坑口側の接合金具17aの係合空間
24に挿入されることになる。そして、セグメント11
(11B)が既設リング42に当接すると、両セグメン
ト11の切り羽側の接合金具17bおよび接合金具30
bが位置を合わせた状態になるとともに、坑口側の接合
金具17aおよび接合金具30aが位置を合わせた状態
になる。
【0036】上記セグメント11(11B)の移動中
に、接合金具17aの係止片部20の内面からなる係止
面25に、接合金具30aの係合部33の板バネ35が
その中央部37において当接し、該中央部37が係合部
33に近接する方向に変形させられる。ここで、接合金
具17aの係止片部20の係止面25は、接合金具30
aの挿入方向入り口側からの距離が長くなるほど接合面
12からの距離が長くなるテーパ面とされていることか
ら、接合金具30aの係合部33に設けられた板バネ3
5は、挿入の進行に伴って中央部37の係合部33側へ
の変形量が大きくなって、係止片部20と係合部33と
を離間させる方向に生じる付勢力が増大する。
【0037】同様に、上記セグメント11(11B)の
移動中、接合金具17bの係止片部20の内面からなる
係止面25に、接合金具30bの係合部33の板バネ3
5がその中央部37において当接し、該中央部37が係
合部33に近接する方向に変形させられる。ここで、接
合金具17bの係止片部20の内面からなる係止面25
は、接合金具30bの挿入方向入り口側からの距離が長
くなるほど接合面12からの距離が長くなるテーパ面と
されていることから、接合金具30bの係合部33に設
けられた板バネ35は、挿入の進行に伴って中央部37
の係合部33側への変形量が大きくなって、係止片部2
0と係合部33とを離間させる方向に生じる付勢力が増
大する。
【0038】このようにして、セグメント11(11
A)の接合面12とセグメント11(11B)の接合面
13とが当接させられるとともに、両接合金具30a,
30bのそれぞれの係合部33に一対ずつ設けられた板
バネ35がその中央部37を係合部33側に近接させる
方向に変形させられるため、係合部33と係止片部20
との間に互いに離間する方向の付勢力、すなわち接合面
12と接合面13とを押し付け合う方向の付勢力を発生
させることになり、セグメント11(11A)およびセ
グメント11(11B)同士の締結力を高める。なお、
板バネ35は、その中央部37を係合部33に近接させ
る方向に変形する際に、長穴36同士が離間する方向に
全体が変形することになるが、長穴36はその形状によ
ってボルト部材38の軸部40に対しスライドする。以
上のようにして、セグメント11(11A)とセグメン
ト11(11B)とを接合させる。
【0039】上記実施の形態によれば、セグメント11
同士を連結させる際に、一方のセグメント11(11
A)の一側の接合面12と他方のセグメント11(11
B)の逆側の接合面13とを互いに突き合わせるととも
に、一方のセグメント11(11A)の一側の接合面1
2に設けられた接合金具17a,17bの内側に他方の
セグメント11(11B)の逆側の接合面13に設けら
れた接合金具30a,30bを挿入し、接合金具17
a,17bの係止片部20に接合金具30a,30bの
係合部33を係合させる構造であるため、別体の連結金
具を用いることにより生じる該連結金具のずれの発生や
該ずれを防止するための充填材の充填で生じる問題等を
生じることがない。しかも、接合金具30a,30bの
係合部33に、接合金具17a,17bの係止片部20
との間に付勢力を発生させる板バネ35が設けられてい
るため、両接合面12,13と係合部33と係止片部2
0との位置関係にずれが生じても、この板バネ35が変
形することによりこのずれによる遊びを吸収するととも
に、該板バネ35の付勢力で係合部33と係止片部20
との係合を強固にする。したがって、セグメント11
(11A),11(11B)同士を十分な締結力で連結
させることができる。
【0040】また、両端側にそれぞれ設けられた長穴3
6においてボルト部材38を介して係合部33に支持さ
れるとともに、これら長穴36の間の中央部37が係止
片部側に突出するように曲げられた板バネ35を用いて
いるため、簡素な構造で大きな付勢力を発生させること
ができる。
【0041】さらに、板バネ35の長穴36が係合部3
3に対しスライド可能に支持されているため、板バネ3
5の変形時に係合部33への取り付けのためのボルト部
材38に無理な力が加わることがなく、該ボルト部材3
8に変形や破損等を生じてしまうことがなくなる。
【0042】なお、以上においては、接合金具17aの
係止片部20の内面からなる係止面25が、接合金具1
7bからの距離が長くなるほど接合面12からの距離が
長くなるテーパ面とされ、接合金具17bの係止片部2
0の内面からなる係止面25が、接合金具17aからの
距離が短くなるほど接合面12からの距離が長くなるテ
ーパ面とされている場合を例にとり説明したが、これら
係止面25を接合面12と平行にしてもよい。このよう
にすれば、セグメント11の接合金具17a,17bに
接合金具30a,30bを挿入させたセグメント11の
挿入方向に対し逆方向への戻りを防止できる。
【0043】また、係止面25をテーパ面とし、セグメ
ント11同士を接合させた場合に板バネ35の中央部3
7とセグメント11の軸線方向における位置が合う係止
面25の一部に、該板バネ35の中央部37をはめ入れ
る凹部を形成してもよい。このようにしても、板バネ3
5の中央部37が凹部に入り込むことで、セグメント1
1の接合金具17a,17bに接合金具30a,30b
を挿入させたセグメント11の挿入方向に対し逆方向へ
の戻りを防止できる。
【0044】次に、本発明のセグメントの連結構造の第
2実施形態を第1実施形態との相違部分を中心に図13
〜図17によって説明する。なお、第1実施形態と同様
の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0045】第2実施形態においては、セグメント11
の一側の接合面12側の構成は第1実施形態と同様であ
り、逆側の接合面13側の構成が相違している。
【0046】すなわち、逆側の接合面13には、図13
に示すように、該接合面13と直交して一対のインサー
トナット48が、セグメント11の軸線に平行な同一直
線上に互いに所定距離離間して埋設されている。そし
て、第2実施形態においては、これらインサートナット
48に螺合されるようにして、接合面13から略T字状
をなして突出する一対の接合金具(第2の接合金具)5
0a,50bが設けられている。
【0047】両接合金具50a,50bは、同一形状の
もので、図14〜図15に示すように、インサートナッ
ト48に螺合されることで接合面13に直交して延出す
るボルト部材52と、中央に厚さ方向に貫通形成された
貫通孔51においてボルト部材52の軸部(延出部)5
4を挿通させ該ボルト部材52の頭部55に当接するこ
とで、接合面13と平行をなしボルト部材52の先端か
らセグメント11の半径方向において相反方向に突出す
る板状の係合部材(係合部)53と、ボルト部材52を
内側に挿通させるとともに接合面13と係合部材53と
の間に介装されることで係合部材53を前記状態に保持
するスペーサ56とを有している。
【0048】ここで、接合金具50aはセグメント11
の軸線方向における位置を接合金具17aに合わせてお
り、接合金具50bはセグメント11の軸線方向におけ
る位置を接合金具17bに合わせている。
【0049】そして、接合金具50a,50bの係合部
材53のボルト部材52の軸部54側の面には、セグメ
ント11の半径方向における該ボルト部材52を挟んで
両側位置に、それぞれ、第1実施形態と同様の板バネ
(バネ部材)35がその長穴36において第1実施形態
と同様のボルト部材38で取り付けられている。
【0050】ここで、図16および図17に示すよう
に、接合金具50aは、接合金具17aとの接合時に、
そのボルト部材52の軸部54およびスペーサ56を係
止片部20間に挿入させつつその板状の係合部材53を
接合金具17aの係合空間24に挿入させることにな
り、このような挿入により、係合部材53の軸部54側
すなわち板バネ35を接合金具17aの係止片部20に
接触させることで接合金具17aに係合することにな
り、同様に、接合金具50bは、接合金具17bとの接
合時に、そのボルト部材52の軸部54を係止片部20
間に挿入させつつその板状の係合部材53を接合金具1
7bの係合空間24に挿入させることになり、このよう
な挿入により、係合部材53の軸部54側すなわち板バ
ネ35を接合金具17bの係止片部20に接触させるこ
とで接合金具17bに係合することになる。このため、
スペーサ56は、接合金具17a,17bの係止片部2
0の先端面同士の隙間よりも小径に形成されてこれらの
間に挿通可能とされており、係合部53は、係止片部2
0の先端面同士の隙間よりも厚くかつ係合空間24のセ
グメント11の半径方向における幅よりも薄く形成され
ている。
【0051】このような第2実施形態でも、セグメント
11同士を連結させる際に、一方のセグメント11(1
1A)の一側の接合面12と他方のセグメント11(1
1B)の逆側の接合面13とを互いに突き合わせるとと
もに、一方のセグメント11(11A)の一側の接合面
12に設けられた接合金具17a,17bの内側に他方
のセグメント11(11B)の逆側の接合面13に設け
られた接合金具50a,50bを挿入し、接合金具17
a,17bの係止片部20に接合金具50a,50bの
係合部材53を係合させる構造であり、しかも、接合金
具50a,50bの係合部材53に、接合金具17a,
17bへの係合時に、接合金具17a,17bの係止片
部20との間に付勢力を発生させる板バネ35が設けら
れているため、第1実施形態と同様の効果を奏すること
ができる。
【0052】次に、本発明のセグメントの連結構造の第
3実施形態を第2実施形態との相違部分を中心に図18
〜図22によって説明する。なお、第2実施形態と同様
の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0053】第3実施形態においては、セグメント11
の一側の接合面12側の構成は第1および第2実施形態
と同様であり、逆側の接合面13側の構成が相違してい
る。
【0054】すなわち、図18に示すように、逆側の接
合面13には、該接合面13と直交して2対合計4つの
インサートナット48が、セグメント11の軸線に平行
な同一直線上に互いに所定距離離間して埋設されてい
る。そして、第3実施形態においては、これらインサー
トナット48に螺合されるようにして、接合面13から
略T字状をなして突出する一対の接合金具(第2の接合
金具)60a,60bが設けられている。
【0055】両接合金具60a,60bは、同一形状の
もので、図19および図20に示すように、インサート
ナット48に螺合されることで接合面13に直交して延
出するボルト部材52と、両側に厚さ方向に貫通形成さ
れた貫通孔62においてボルト部材52の軸部(延出
部)54を挿通させ該ボルト部材52の頭部55に当接
することで、接合面13と平行をなしボルト部材52の
先端からセグメント11の半径方向において相反方向に
突出する板状の係合部材(係合部)61と、それぞれ対
応するボルト部材52を内側に挿通させるとともに接合
面13と係合部材61との間に介装されることで係合部
材61を前記状態に保持するスペーサ56とを有してい
る。すなわち、第3実施形態では、ボルト部材52およ
びスペーサ56を一つの係合部材61に対し二つ設けて
いる。
【0056】そして、接合金具60a,60bの係合部
材61のボルト部材52の軸部54側の面には、両ボル
ト部材52の軸部54を挟んで両側位置まで広がるよう
にして、一枚の板バネ(バネ部材)64が設けられてい
る。
【0057】この板バネ64は、両端側にそれぞれ該板
バネ64の長さ方向に沿って長い形状をなす長溝(支持
部)65が形成されており、これら長溝65の間の中央
部66が一側に突出するように略へ字状に湾曲された形
状をなしている。そして、板バネ64は、中央部66が
係合部材61に対し反対側に突出する姿勢で係合部材6
1に当てられ、この状態でボルト部材52がそれぞれ貫
通孔62および長溝65に挿通されてインサートナット
48に螺合されることで、該ボルト部材52を挿通させ
るスペーサ56と係合部材61との間に支持される。こ
のとき、板バネ64は、長溝65がボルト部材52の軸
部54に対し移動可能となることから、係合部材53に
対し該長溝65の長さ方向にスライド可能となり、その
結果、中央部66が係合部材61に近接する方向に変形
させられた場合に長溝65が互いに離間する方向に移動
してこの変形に対応する。
【0058】ここで、図21および図22に示すよう
に、接合金具60aは、接合金具17aとの接合時に、
その両ボルト部材52の軸部54および両スペーサ56
を係止片部20間に挿入させつつその板状の係合部材6
1を接合金具17aの係合空間24に挿入させることに
なり、このような挿入により、係合部材61の軸部54
側すなわち板バネ64の中央部66を接合金具17aの
係止片部20に接触させ係合部材61に近接する方向に
変形させることで接合金具17aに係合することにな
り、同様に、接合金具50bは、接合金具17bとの接
合時に、その両ボルト部材52の軸部54および両スペ
ーサ56を係止片部20間に挿入させつつその板状の係
合部材61を接合金具17bの係合空間24に挿入させ
ることになり、このような挿入により、係合部材61の
軸部54側すなわち板バネ64の中央部66を接合金具
17bの係止片部20に接触させ係合部材61に近接す
る方向に変形させることで接合金具17bに係合するこ
とになる。
【0059】このような第3実施形態でも、セグメント
11同士を連結させる際に、一方のセグメント11(1
1A)の一側の接合面12と他方のセグメント11(1
1B)の逆側の接合面13とを互いに突き合わせるとと
もに、一方のセグメント11(11A)の一側の接合面
12に設けられた接合金具17a,17bの内側に他方
のセグメント11(11B)の逆側の接合面13に設け
られた接合金具60a,60bを挿入し、接合金具17
a,17bの係止片部20に接合金具60a,60bの
係合部材61を係合させる構造であり、しかも、接合金
具60a,60bの係合部材61に、接合金具17a,
17bへの係合時に、接合金具17a,17bの係止片
部20との間に付勢力を発生させる板バネ64が設けら
れているため、第1実施形態と同様の効果を奏すること
ができる。
【0060】次に、本発明のセグメントの連結構造の第
4実施形態を第3実施形態との相違部分を中心に図23
〜図25によって説明する。なお、第3実施形態と同様
の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0061】第4実施形態においては、セグメント11
の一側の接合面12側の構成は、以下の点のみが第1〜
第3実施形態と相違している。
【0062】すなわち、接合金具17a,17bの係止
片部20の内面からなる係止面25は、ほぼ全長にわた
って接合面12からの距離が等しいストレート面とされ
ており、図示は略すが、接合金具17aの係止面25の
接合金具17b側には面取りがなされ、また接合金具1
7bの係止面25の接合金具17aに対し反対側にも面
取りがなされている。
【0063】また、第4実施形態においては、逆側の接
合面13側の構成が、第3実施形態に対し以下の点で相
違している。
【0064】すなわち、逆側の接合面13には、該接合
面13と直交して2対(一対のみ図示)合計4つのイン
サートナット48が、セグメント11の軸線に平行な同
一直線上に互いに所定距離離間して埋設されている。そ
して、第4実施形態においては、これらインサートナッ
ト48に螺合されるようにして、接合面13から略T字
状をなして突出する一対の接合金具(第2の接合金具)
60a,60bが設けられている。
【0065】両接合金具60a,60bは、同一形状の
もので、インサートナット48に螺合されることで接合
面13に直交して延出するボルト部材52と、両側に厚
さ方向に貫通形成された貫通孔62においてボルト部材
52の軸部(延出部)54を挿通させ該ボルト部材52
の頭部55に当接することで、接合面13と平行をなし
ボルト部材52の先端からセグメント11の半径方向に
おいて相反方向に突出する板状の係合部材(係合部)6
1と、それぞれ対応するボルト部材52を内側に挿通さ
せるとともに接合面13と係合部材61との間に介装さ
れることで係合部材61を前記状態に保持するスペーサ
56とを有している。すなわち、第4実施形態でも、ボ
ルト部材52およびスペーサ56を一つの係合部材61
に対し二つ設けている。
【0066】そして、接合金具60a,60bの係合部
材61の各ボルト部材52の軸部54側の面と各スペー
サ56との間には、一枚以上(図示例は二枚)の皿バネ
70が設けられている。
【0067】この皿バネ70は、中央にボルト部材52
の軸部54を挿通させる貫通孔71が設けられており、
ボルト部材52が係合部材61の貫通孔62および皿バ
ネ70の貫通孔71に挿通されさらにスペーサ56に挿
通されてインサートナット48に螺合されることで、ス
ペーサ56と係合部材61との間に支持される。
【0068】ここで、接合金具60aは、接合金具17
aとの接合時に、その両ボルト部材52の軸部54およ
び両スペーサ56を係止片部20間に挿入させつつその
板状の係合部材61を接合金具17aの係合空間24に
挿入させることになり、このような挿入により、係合部
材61の軸部54側すなわち皿バネ70を接合金具17
aの係止片部20に接触させ係合部材61に近接する方
向に変形させることで接合金具17aに係合することに
なり、同様に、接合金具60bは、接合金具17bとの
接合時に、その両ボルト部材52の軸部54および両ス
ペーサ56を係止片部20間に挿入させつつその板状の
係合部材61を接合金具17bの係合空間24に挿入さ
せることになり、このような挿入により、係合部材61
の軸部54側すなわち皿バネ70を接合金具17bの係
止片部20に接触させ係合部材61に近接する方向に変
形させることで接合金具17bに係合することになる。
【0069】このような第4実施形態でも、セグメント
11同士を連結させる際に、一方のセグメント11(1
1A)の一側の接合面12と他方のセグメント11(1
1B)の逆側の接合面13とを互いに突き合わせるとと
もに、一方のセグメント11(11A)の一側の接合面
12に設けられた接合金具17a,17bの内側に他方
のセグメント11(11B)の逆側の接合面13に設け
られた接合金具60a,60bを挿入し、接合金具17
a,17bの係止片部20に接合金具60a,60bの
係合部材61を係合させる構造であり、しかも、接合金
具60a,60bの係合部材61に、接合金具17a,
17bへの係合時に、接合金具17a,17bの係止片
部20との間に付勢力を発生させる皿バネ70が設けら
れているため、第1実施形態と同様の効果を奏すること
ができる。
【0070】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の請求項
1記載のセグメントの連結構造によれば、一側の接合面
と逆側の接合面とを互いに突き合わせるとともに、一側
の接合面に設けられた第1の接合金具の内側に逆側の接
合面に設けられた第2の接合金具を挿入し、第1の接合
金具の係止片部に第2接合金具の係合部を係合させるた
め、別体の連結金具を用いることにより生じる該連結金
具のずれの発生や該ずれを防止するための充填材の充填
で生じる問題等を生じることがない。しかも、第2の接
合金具の係合部に、第1の接合金具の係止片部との間に
付勢力を発生させるバネ部材が設けられているため、両
接合面と係合部と係止片部との位置関係にずれが生じて
も、このバネ部材が変形することによりこのずれによる
遊びを吸収するとともに、該バネ部材の付勢力で係合部
と係止片部との係合を強固にする。したがって、セグメ
ント同士を十分な締結力で連結させることができる。
【0071】本発明の請求項2記載のセグメントの連結
構造によれば、バネ部材が、両端側にそれぞれ設けられ
た支持部において係合部に支持されるとともに、これら
支持部の間の中央部が係止片部側に突出するように曲げ
られた板バネであるため、簡素な構造で大きな付勢力を
発生させることができる。
【0072】本発明の請求項3記載のセグメントの連結
構造によれば、バネ部材の支持部が係合部に対しスライ
ド可能に支持されているため、バネ部材の変形時に支持
部に無理な力が加わることがなく、該支持部に変形や破
損等を生じてしまうことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のセグメントの連結構
造で連結されるセグメント同士の一の連結カ所の斜視図
である。
【図2】 本発明の第1実施形態のセグメントの連結構
造の連結前の状態を示す一部を断面とした平面図であ
る。
【図3】 本発明の第1実施形態のセグメントの連結構
造の円周方向における一側を示す側面図である。
【図4】 本発明の第1実施形態のセグメントの連結構
造の円周方向における逆側を示す側面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態のセグメントの連結構
造の連結前の状態を示す部分拡大正断面図である。
【図6】 本発明の第1実施形態のセグメントの連結構
造に用いられる接合金具を示す一部を断面とした背面図
である。
【図7】 本発明の第1実施形態のセグメントの連結構
造に用いられる接合金具を示す平面図である。
【図8】 本発明の第1実施形態のセグメントの連結構
造に用いられる接合金具を示す側面図である。
【図9】 本発明の第1実施形態のセグメントの連結構
造の連結状態を示す部分拡大平断面図である。
【図10】 本発明の第1実施形態のセグメントの連結
構造の連結状態を示す部分拡大正断面図である。
【図11】 本発明の第1実施形態のセグメントの連結
構造の連結直前の状態を示す一部を断面とした平面図で
ある。
【図12】 本発明の第1実施形態のセグメントの連結
構造の連結後の状態を示す一部を断面とした平面図であ
る。
【図13】 本発明の第2実施形態のセグメントの連結
構造の連結前の状態を示す一部を断面とした平面図であ
る。
【図14】 本発明の第2実施形態のセグメントの連結
構造に用いられる接合金具を示す一部を断面とした背面
図である。
【図15】 本発明の第2実施形態のセグメントの連結
構造に用いられる接合金具を示す平面図である。
【図16】 本発明の第2実施形態のセグメントの連結
構造の連結状態を示す部分拡大平断面図である。
【図17】 本発明の第2実施形態のセグメントの連結
構造の連結状態を示す部分拡大正断面図である。
【図18】 本発明の第3実施形態のセグメントの連結
構造の連結前の状態を示す一部を断面とした平面図であ
る。
【図19】 本発明の第3実施形態のセグメントの連結
構造に用いられる接合金具を示す一部を断面とした背面
図である。
【図20】 本発明の第3実施形態のセグメントの連結
構造に用いられる接合金具を示す平面図である。
【図21】 本発明の第3実施形態のセグメントの連結
構造の連結状態を示す部分拡大平断面図である。
【図22】 本発明の第3実施形態のセグメントの連結
構造の連結状態を示す部分拡大正断面図である。
【図23】 本発明の第4実施形態のセグメントの連結
構造の連結前の状態を示す部分側断面図である。
【図24】 本発明の第4実施形態のセグメントの連結
構造に用いられる接合金具を示す一部を断面とした背面
図である。
【図25】 本発明の第4実施形態のセグメントの連結
構造に用いられる接合金具を示す平面図である。
【符号の説明】
11 セグメント 12 接合面(一側の接合面) 13 接合面(逆側の接合面) 17a,17b 接合金具(第1の接合金具) 20 係止片部 21 係止部 30a,30b 接合金具(第2の接合金具) 32 延出部 33 係合部 35 板バネ(バネ部材) 36 長穴(支持部) 37 中央部 50a,50b 接合金具(第2の接合金具) 53 係合部材(係合部) 54 軸部(延出部) 60a,60b 接合金具(第2の接合金具) 61 係合部材(係合部) 64 板バネ(バネ部材) 65 長溝(支持部) 66 中央部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側の接合面にそれぞれ端部が内方に屈
    曲した係止片部とされた一対の鉤形の係止部を有する第
    1の接合金具が設けられ、逆側の接合面に該接合面から
    延出する延出部と該延出部の先端側から相反方向に突出
    する板状の係合部とを有する第2の接合金具が設けられ
    てなるセグメントを複数、前記一側の接合面と前記逆側
    の接合面とを互いに突き合わせるとともに、前記第1の
    接合金具の内側に前記第2の接合金具を挿入することに
    より、前記第1の接合金具の前記係止片部に前記第2接
    合金具の前記係合部を係合させるセグメントの連結構造
    であって、 前記第2の接合金具の前記係合部には、前記第1の接合
    金具の前記係止片部との間に付勢力を発生させるバネ部
    材が設けられていることを特徴とするセグメントの連結
    構造。
  2. 【請求項2】 前記バネ部材は、両端側にそれぞれ設け
    られた支持部において前記係合部に支持されるととも
    に、これら支持部の間の中央部が前記係止片部側に突出
    するように曲げられた板バネであることを特徴とする請
    求項1記載のセグメントの連結構造。
  3. 【請求項3】 前記バネ部材は、前記支持部が前記係合
    部に対しスライド可能に支持されていることを特徴とす
    る請求項2記載のセグメントの連結構造。
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