JP2002070497A - セグメントの連結構造 - Google Patents
セグメントの連結構造Info
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- JP2002070497A JP2002070497A JP2000266311A JP2000266311A JP2002070497A JP 2002070497 A JP2002070497 A JP 2002070497A JP 2000266311 A JP2000266311 A JP 2000266311A JP 2000266311 A JP2000266311 A JP 2000266311A JP 2002070497 A JP2002070497 A JP 2002070497A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セグメント同士の接合力を高めた状態を維持
することが容易かつ短時間の作業で可能なセグメントの
連結構造を提供する。 【解決手段】 連結金具15の挿入方向における後部側
に、連結中間部45の厚さ方向に曲がる押込部材52が
連結されており、セグメント10には、該セグメント1
0に対する押込部材52の後端部の移動を規制する規制
部21と、該規制部21で移動が規制された押込部材5
2を、セグメント10同士の連結のための相対移動で曲
がりを矯正する方向に押圧する押圧部29とを設けてい
る。
することが容易かつ短時間の作業で可能なセグメントの
連結構造を提供する。 【解決手段】 連結金具15の挿入方向における後部側
に、連結中間部45の厚さ方向に曲がる押込部材52が
連結されており、セグメント10には、該セグメント1
0に対する押込部材52の後端部の移動を規制する規制
部21と、該規制部21で移動が規制された押込部材5
2を、セグメント10同士の連結のための相対移動で曲
がりを矯正する方向に押圧する押圧部29とを設けてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、相互に複数連結
することにより掘削穴の軸方向に筒状壁体を構成するセ
グメントの連結構造に関するものである。
することにより掘削穴の軸方向に筒状壁体を構成するセ
グメントの連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トンネルを構築する方法としては、掘削
穴の内面側にコンクリート製のセグメントを組み立てて
筒状壁体を構築する、いわゆるシールド工法が一般的で
ある。このシールド工法に用いられるセグメントとして
は平面長方形状で円弧版状のものが主流であり、これら
セグメント同士をボルトによって接合していた。このボ
ルトでセグメント同士を接合する構造としては、セグメ
ントの接合面の近傍に、セグメントの接合面同士を当接
させた際に、互いに連通する孔部を有する継手板を埋め
込んでおき、これら継手板の孔部へボルトを挿通させ、
このボルトへナットを締結させて接合させる構造が一般
的である。また、相互のセグメントにナット部材である
インサート金具を埋め込んでおき、隣接するセグメント
に貫通させたボルトを締結させて互いに接合させる構造
もある。
穴の内面側にコンクリート製のセグメントを組み立てて
筒状壁体を構築する、いわゆるシールド工法が一般的で
ある。このシールド工法に用いられるセグメントとして
は平面長方形状で円弧版状のものが主流であり、これら
セグメント同士をボルトによって接合していた。このボ
ルトでセグメント同士を接合する構造としては、セグメ
ントの接合面の近傍に、セグメントの接合面同士を当接
させた際に、互いに連通する孔部を有する継手板を埋め
込んでおき、これら継手板の孔部へボルトを挿通させ、
このボルトへナットを締結させて接合させる構造が一般
的である。また、相互のセグメントにナット部材である
インサート金具を埋め込んでおき、隣接するセグメント
に貫通させたボルトを締結させて互いに接合させる構造
もある。
【0003】しかしながら、このような構造では、構築
現場にて継手の接合面に形成された孔部へボルトを挿通
させ、このボルトへナットを締結させたり、相互のセグ
メントに埋め込んだインサート金具へボルトを締結させ
るという極めて煩雑な作業を要するため組立時間の短縮
には限界があり、またロボットによる自動組み付けへの
適応が困難であった。さらには、二次覆工を省略する場
合にもボルト・ナットを取り付けるためにセグメントに
形成したボルトボックスの閉塞作業を行わなければなら
ず、施工の高速化、省力化を目指す上で新たな継手構造
の開発が急務となっているのが現状であった。
現場にて継手の接合面に形成された孔部へボルトを挿通
させ、このボルトへナットを締結させたり、相互のセグ
メントに埋め込んだインサート金具へボルトを締結させ
るという極めて煩雑な作業を要するため組立時間の短縮
には限界があり、またロボットによる自動組み付けへの
適応が困難であった。さらには、二次覆工を省略する場
合にもボルト・ナットを取り付けるためにセグメントに
形成したボルトボックスの閉塞作業を行わなければなら
ず、施工の高速化、省力化を目指す上で新たな継手構造
の開発が急務となっているのが現状であった。
【0004】ここで、極めて容易にセグメント同士を接
合させることができる接合構造として、セグメントの接
合面の対向位置に、C型の接合金具を埋め込んでおき、
これらC型の接合金具の対に両端部が係合するI型の連
結金具を嵌め込むことにより、C型の接合金具同士をI
型の連結金具によって連結させ、セグメント同士を接合
面同士を接合させて連結させる構造が開発されている。
そして、このようなセグメントの連結構造において、接
合金具と連結金具とにテーパ面を形成しておき、連結金
具を対をなす接合金具に押し込むことで、対をなす接合
金具同士を近接させて、よりセグメント同士の接合力を
高めるようにすることが可能である。
合させることができる接合構造として、セグメントの接
合面の対向位置に、C型の接合金具を埋め込んでおき、
これらC型の接合金具の対に両端部が係合するI型の連
結金具を嵌め込むことにより、C型の接合金具同士をI
型の連結金具によって連結させ、セグメント同士を接合
面同士を接合させて連結させる構造が開発されている。
そして、このようなセグメントの連結構造において、接
合金具と連結金具とにテーパ面を形成しておき、連結金
具を対をなす接合金具に押し込むことで、対をなす接合
金具同士を近接させて、よりセグメント同士の接合力を
高めるようにすることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セグメントの連結構造では、連結金具を対をなす接合金
具に押し込み、対をなす接合金具同士を近接させて、セ
グメント同士の接合力を高めても、その後の作業時にお
ける振動等で接合金具に対し連結金具が抜け方向にずれ
て、セグメント同士を接合力を弱めてしまう可能性があ
った。このため、接合金具と連結金具との隙間にモルタ
ル等の充填材を充填させて、接合金具と連結金具とを固
定化させる作業が必要であるが、この作業は、煩雑であ
り充填材の固化に時間がかかるという問題があった。
セグメントの連結構造では、連結金具を対をなす接合金
具に押し込み、対をなす接合金具同士を近接させて、セ
グメント同士の接合力を高めても、その後の作業時にお
ける振動等で接合金具に対し連結金具が抜け方向にずれ
て、セグメント同士を接合力を弱めてしまう可能性があ
った。このため、接合金具と連結金具との隙間にモルタ
ル等の充填材を充填させて、接合金具と連結金具とを固
定化させる作業が必要であるが、この作業は、煩雑であ
り充填材の固化に時間がかかるという問題があった。
【0006】したがって、本発明の目的は、セグメント
同士の接合力を高めた状態を維持することが容易かつ短
時間の作業で可能なセグメントの連結構造を提供するこ
とである。
同士の接合力を高めた状態を維持することが容易かつ短
時間の作業で可能なセグメントの連結構造を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のセグメントの連結構造は、
互いに対向する一対の係止片部を有する接合部が両側の
接合面にそれぞれ配置されたセグメントを、前記接合面
同士を互いに突き合わせることで、前記接合部を二列並
列させ、これら接合部に、これら接合部のそれぞれの裏
側に配置されて対応する接合部と係合する係合部が板状
の連結中間部の両側部に設けられてなる連結金具が挿入
されることで前記接合部同士を連結させるセグメントの
連結構造であって、前記連結金具は、前記二列の接合部
に対し挿入方向に移動することでこれら接合部同士を互
いに引き寄せ合うものとされ、前記連結金具の前記挿入
方向における後部側には、前記連結中間部の厚さ方向に
曲がる押込部材が連結されており、前記セグメントに
は、該セグメントに対する前記押込部材の後端部の移動
を規制する規制部と、該規制部で移動が規制された前記
押込部材を、セグメント同士の連結のための相対移動で
曲がりを矯正する方向に押圧する押圧部とが設けられて
いることを特徴としている。
に、本発明の請求項1記載のセグメントの連結構造は、
互いに対向する一対の係止片部を有する接合部が両側の
接合面にそれぞれ配置されたセグメントを、前記接合面
同士を互いに突き合わせることで、前記接合部を二列並
列させ、これら接合部に、これら接合部のそれぞれの裏
側に配置されて対応する接合部と係合する係合部が板状
の連結中間部の両側部に設けられてなる連結金具が挿入
されることで前記接合部同士を連結させるセグメントの
連結構造であって、前記連結金具は、前記二列の接合部
に対し挿入方向に移動することでこれら接合部同士を互
いに引き寄せ合うものとされ、前記連結金具の前記挿入
方向における後部側には、前記連結中間部の厚さ方向に
曲がる押込部材が連結されており、前記セグメントに
は、該セグメントに対する前記押込部材の後端部の移動
を規制する規制部と、該規制部で移動が規制された前記
押込部材を、セグメント同士の連結のための相対移動で
曲がりを矯正する方向に押圧する押圧部とが設けられて
いることを特徴としている。
【0008】これにより、連結金具に連結された押込部
材の後端部が、規制部でその移動が規制された状態で、
セグメント同士の連結のための相対移動で、押圧部によ
り曲がりを矯正する方向に押圧され、その結果、連結金
具を挿入方向に前進させる。これにより、連結金具は、
接合金具の対の両方に対し挿入方向に移動して該接合金
具の対を互いに引き寄せ合うことになる。
材の後端部が、規制部でその移動が規制された状態で、
セグメント同士の連結のための相対移動で、押圧部によ
り曲がりを矯正する方向に押圧され、その結果、連結金
具を挿入方向に前進させる。これにより、連結金具は、
接合金具の対の両方に対し挿入方向に移動して該接合金
具の対を互いに引き寄せ合うことになる。
【0009】本発明の請求項2記載のセグメントの連結
構造は、請求項1記載のものに関して、前記押込部材
は、互いに反対方向に凸状をなして曲がる一対の押込体
を有しており、前記セグメントには、両押込体をそれぞ
れセグメント同士の連結のための相対移動で曲がりを矯
正する方向に押圧する一対の押圧部が設けられているこ
とを特徴としている。
構造は、請求項1記載のものに関して、前記押込部材
は、互いに反対方向に凸状をなして曲がる一対の押込体
を有しており、前記セグメントには、両押込体をそれぞ
れセグメント同士の連結のための相対移動で曲がりを矯
正する方向に押圧する一対の押圧部が設けられているこ
とを特徴としている。
【0010】このように、押込部材が、互いに反対方向
に凸状をなして曲がる一対の押込体を有しており、セグ
メントは、両押込体をそれぞれ、曲がりを矯正する方向
に一対の押圧部で押圧することになるため、より大きな
力で連結金具を挿入方向に押すことができる。
に凸状をなして曲がる一対の押込体を有しており、セグ
メントは、両押込体をそれぞれ、曲がりを矯正する方向
に一対の押圧部で押圧することになるため、より大きな
力で連結金具を挿入方向に押すことができる。
【0011】本発明の請求項3記載のセグメントの連結
構造は、請求項1または2記載のものに関し、前記規制
部は、連結前に予め前記連結金具が前記接合部に挿入さ
れる一方のセグメントに設けられており、前記押圧部
は、該一方のセグメントに連結される他方のセグメント
に設けられていることを特徴としている。
構造は、請求項1または2記載のものに関し、前記規制
部は、連結前に予め前記連結金具が前記接合部に挿入さ
れる一方のセグメントに設けられており、前記押圧部
は、該一方のセグメントに連結される他方のセグメント
に設けられていることを特徴としている。
【0012】これにより、規制部が設けられた一方のセ
グメントの接合部に予め連結金具を挿入した状態で、他
方のセグメントの接合部に前記連結金具を挿入するよう
にして、これらセグメント同士を相対移動させると、連
結金具に連結された押込部材は、その連結金具の挿入方
向における後端部がこれが挿入された一方のセグメント
の規制部でその移動が規制された状態とされ、この状態
で、他方のセグメントの押圧部が押込部材をその曲がり
を矯正する方向に押圧し、その結果、連結金具を挿入方
向に前進させる。これにより、連結金具は、接合部の両
方に対し挿入方向に移動してこれら接合部同士を互いに
引き寄せ合うことになる。
グメントの接合部に予め連結金具を挿入した状態で、他
方のセグメントの接合部に前記連結金具を挿入するよう
にして、これらセグメント同士を相対移動させると、連
結金具に連結された押込部材は、その連結金具の挿入方
向における後端部がこれが挿入された一方のセグメント
の規制部でその移動が規制された状態とされ、この状態
で、他方のセグメントの押圧部が押込部材をその曲がり
を矯正する方向に押圧し、その結果、連結金具を挿入方
向に前進させる。これにより、連結金具は、接合部の両
方に対し挿入方向に移動してこれら接合部同士を互いに
引き寄せ合うことになる。
【0013】本発明の請求項4記載のセグメントの連結
構造は、請求項1乃至3のいずれか一項記載のものに関
し、前記押込部材は、バネ部材からなることを特徴とし
ている。
構造は、請求項1乃至3のいずれか一項記載のものに関
し、前記押込部材は、バネ部材からなることを特徴とし
ている。
【0014】このように、押込部材がバネ部材からなる
ため、簡素な構成で実現できることになる上、連結金具
の挿入方向の移動量に応じて変形できることから、製作
誤差等を吸収できる。
ため、簡素な構成で実現できることになる上、連結金具
の挿入方向の移動量に応じて変形できることから、製作
誤差等を吸収できる。
【0015】本発明の請求項5記載のセグメントの連結
構造は、請求項1乃至3のいずれか一項記載のものに関
し、前記押込部材は、ヒンジ部材からなることを特徴と
している。
構造は、請求項1乃至3のいずれか一項記載のものに関
し、前記押込部材は、ヒンジ部材からなることを特徴と
している。
【0016】このように、押込部材がヒンジ部材からな
るため、簡素な構成で実現できることになる。
るため、簡素な構成で実現できることになる。
【0017】本発明の請求項6記載のセグメントの連結
構造は、請求項1乃至5のいずれか一項記載のものに関
し、前記押圧部は、セグメント同士の連結のための相対
移動の方向に対し傾斜する傾斜面からなることを特徴と
している。
構造は、請求項1乃至5のいずれか一項記載のものに関
し、前記押圧部は、セグメント同士の連結のための相対
移動の方向に対し傾斜する傾斜面からなることを特徴と
している。
【0018】このように、押圧部は、傾斜面からなるた
め、容易に形成できることになる。
め、容易に形成できることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態のセ
グメントの接合構造を図1〜図18によって説明する。
グメントの接合構造を図1〜図18によって説明する。
【0020】図1において、符号10はセグメントであ
る。このセグメント10は、平面視長方形状かつ側面視
円弧版状に形成された鉄筋コンクリート製のコンクリー
トセグメントであり、図1に示すように、セグメント1
0の周方向における両端部には径方向に沿って第1接合
面(接合面)11および第2接合面(接合面)12が設
けられている。そして、図2に示すように、隣り合うセ
グメント10,10同士が、一方のセグメント10の第
1接合面11と他方のセグメント10の第2接合面12
とを接合させるようにして複数のセグメント10が連設
されることにより、掘削穴内にて筒状壁体を構成するリ
ングが構築されるようになっている。そして、図示は略
すが、このリングを掘削穴の軸方向へ互いに接合させる
ことにより、筒状壁体が構築されるようになっている。
る。このセグメント10は、平面視長方形状かつ側面視
円弧版状に形成された鉄筋コンクリート製のコンクリー
トセグメントであり、図1に示すように、セグメント1
0の周方向における両端部には径方向に沿って第1接合
面(接合面)11および第2接合面(接合面)12が設
けられている。そして、図2に示すように、隣り合うセ
グメント10,10同士が、一方のセグメント10の第
1接合面11と他方のセグメント10の第2接合面12
とを接合させるようにして複数のセグメント10が連設
されることにより、掘削穴内にて筒状壁体を構成するリ
ングが構築されるようになっている。そして、図示は略
すが、このリングを掘削穴の軸方向へ互いに接合させる
ことにより、筒状壁体が構築されるようになっている。
【0021】セグメント10の両側の第1接合面11お
よび第2接合面12は、図1、図3、図5および図6に
示すように、異なる形状をなしている。
よび第2接合面12は、図1、図3、図5および図6に
示すように、異なる形状をなしている。
【0022】セグメント10の第1接合面11および第
2接合面12には、それぞれ、セグメント10の軸線方
向における位置を合わせるようにして、該軸線に沿って
C型の接合金具14が埋設されている。これら接合金具
14は、セグメント10の厚さ方向(半径方向)におけ
る中央位置に配置されている。
2接合面12には、それぞれ、セグメント10の軸線方
向における位置を合わせるようにして、該軸線に沿って
C型の接合金具14が埋設されている。これら接合金具
14は、セグメント10の厚さ方向(半径方向)におけ
る中央位置に配置されている。
【0023】ここで、図3および図4に示すように一方
のセグメント10および他方のセグメント10が、それ
ぞれの軸線方向および半径方向における位置を合わせて
第1接合面11と第2接合面12とを互いに突き合わせ
ることで、接合金具14の対向するものからなる対を一
対形成することになり、これら接合金具14,14の対
に、I型の連結金具15をセグメント10の軸線方向に
沿って一方から挿入することでこれら接合金具14,1
4同士を連結させる。
のセグメント10および他方のセグメント10が、それ
ぞれの軸線方向および半径方向における位置を合わせて
第1接合面11と第2接合面12とを互いに突き合わせ
ることで、接合金具14の対向するものからなる対を一
対形成することになり、これら接合金具14,14の対
に、I型の連結金具15をセグメント10の軸線方向に
沿って一方から挿入することでこれら接合金具14,1
4同士を連結させる。
【0024】図1、図3および図6に示すように、第1
接合面11における接合金具14よりも、連結金具15
の挿入方向手前側(図1における紙面手前側)となる位
置には深さが二段階になっている収納溝部17が形成さ
れており、図1、図3および図5に示すように、第2接
合面12における接合金具14よりも、連結金具15の
挿入方向手前側(図1における紙面手前側)となる位置
には深さが二段階になっている押圧溝部18が形成され
ている。
接合面11における接合金具14よりも、連結金具15
の挿入方向手前側(図1における紙面手前側)となる位
置には深さが二段階になっている収納溝部17が形成さ
れており、図1、図3および図5に示すように、第2接
合面12における接合金具14よりも、連結金具15の
挿入方向手前側(図1における紙面手前側)となる位置
には深さが二段階になっている押圧溝部18が形成され
ている。
【0025】収納溝部17は、セグメント10の半径方
向の両側に配置された側面20,20が、第1接合面1
1に対し直交するとともに、セグメント10の軸線に平
行な線を中心に鏡面対称形状をなして互いに反対方向に
膨らむ円弧状をなしており、接合金具14に対し反対側
の端面が、第1接合面11に対し直交するとともにセグ
メント10の軸線方向に直交する当接面(当接部)21
とされている。
向の両側に配置された側面20,20が、第1接合面1
1に対し直交するとともに、セグメント10の軸線に平
行な線を中心に鏡面対称形状をなして互いに反対方向に
膨らむ円弧状をなしており、接合金具14に対し反対側
の端面が、第1接合面11に対し直交するとともにセグ
メント10の軸線方向に直交する当接面(当接部)21
とされている。
【0026】また、収納溝部17の接合金具14側の底
部は、深さが深い第1底面22とされており、接合金具
14に対し反対側の底部は、第1底面22よりも浅い第
2底面23とされている。
部は、深さが深い第1底面22とされており、接合金具
14に対し反対側の底部は、第1底面22よりも浅い第
2底面23とされている。
【0027】押圧溝部18は、セグメント10の半径方
向の両側に配置された側面25,25が、第2接合面1
2に対し直交するとともに、セグメント10の軸線に平
行な線を中心に鏡面対称形状をなして互いに反対方向に
膨らむ山型をなしており、接合金具14に対し反対側の
端面26が、第2接合面12に対し直交するとともにセ
グメント10の軸線方向に直交している。
向の両側に配置された側面25,25が、第2接合面1
2に対し直交するとともに、セグメント10の軸線に平
行な線を中心に鏡面対称形状をなして互いに反対方向に
膨らむ山型をなしており、接合金具14に対し反対側の
端面26が、第2接合面12に対し直交するとともにセ
グメント10の軸線方向に直交している。
【0028】また、押圧溝部18の接合金具14側の底
部は、深さが深い第1底面27とされており、接合金具
14に対し反対側の底部は、第1底面27よりも浅い第
2底面28とされている。
部は、深さが深い第1底面27とされており、接合金具
14に対し反対側の底部は、第1底面27よりも浅い第
2底面28とされている。
【0029】ここで、セグメント10の押圧溝部18の
両側面25,25は、互いに反対方向に膨らむ山型をな
していることから、その接合金具14側に、接合金具1
4から離れるほど互いに離間するように傾斜する傾斜面
からなる押圧面(押圧部)29をそれぞれ有している。
両側面25,25が対称形状をなしていることから、こ
れら押圧面29は、セグメント10の軸線方向における
位置を合わせており、互いに対をなしている。
両側面25,25は、互いに反対方向に膨らむ山型をな
していることから、その接合金具14側に、接合金具1
4から離れるほど互いに離間するように傾斜する傾斜面
からなる押圧面(押圧部)29をそれぞれ有している。
両側面25,25が対称形状をなしていることから、こ
れら押圧面29は、セグメント10の軸線方向における
位置を合わせており、互いに対をなしている。
【0030】図7〜図9にも示すように、接合金具14
は、端部に係止片部31を有する鉤形に形成された一対
の係止部32が互いに係止片部31を対向させるよう設
けられたもので、一対の係止部32の係止片部31に対
し反対側同士が連結部33で連結されることにより、側
面視C型形状をなしている。これら係止部32および連
結部33によって形成された係止片部31よりも連結部
33側の空間は、連結金具15の一部を挿入させる係合
空間35とされている。ここで、接合金具14の対向す
る一対の係止片部31,31が連結金具15に係合する
接合部36を構成している。
は、端部に係止片部31を有する鉤形に形成された一対
の係止部32が互いに係止片部31を対向させるよう設
けられたもので、一対の係止部32の係止片部31に対
し反対側同士が連結部33で連結されることにより、側
面視C型形状をなしている。これら係止部32および連
結部33によって形成された係止片部31よりも連結部
33側の空間は、連結金具15の一部を挿入させる係合
空間35とされている。ここで、接合金具14の対向す
る一対の係止片部31,31が連結金具15に係合する
接合部36を構成している。
【0031】また、係止片部31の内面からなる係止面
38は、連結金具15の挿入方向イへ向かって係合空間
35を狭めるテーパ面とされている。つまり、セグメン
ト10の第1接合面11および第2接合面12を突き合
わせた状態にて、互いに対向する接合金具14,14の
係止面38,38同士が、連結金具15の挿入方向奥方
へ向かって次第に離間するテーパ面とされる。
38は、連結金具15の挿入方向イへ向かって係合空間
35を狭めるテーパ面とされている。つまり、セグメン
ト10の第1接合面11および第2接合面12を突き合
わせた状態にて、互いに対向する接合金具14,14の
係止面38,38同士が、連結金具15の挿入方向奥方
へ向かって次第に離間するテーパ面とされる。
【0032】この接合金具14には、連結金具15の挿
入方向イに沿って複数具体的には三カ所の突起部39が
並列に配列されており、これら突起部39には、ミリネ
ジからなるアンカー筋連結メネジ部40がそれぞれ形成
されている。そして、これらアンカー筋連結メネジ部4
0には、それぞれアンカー筋41が、係止部32に対し
反対側に延在する状態でねじ込まれて連結されている。
これらアンカー筋41の端部には、アンカー筋41の軸
線と略直交する支圧板42が一体成形されている。
入方向イに沿って複数具体的には三カ所の突起部39が
並列に配列されており、これら突起部39には、ミリネ
ジからなるアンカー筋連結メネジ部40がそれぞれ形成
されている。そして、これらアンカー筋連結メネジ部4
0には、それぞれアンカー筋41が、係止部32に対し
反対側に延在する状態でねじ込まれて連結されている。
これらアンカー筋41の端部には、アンカー筋41の軸
線と略直交する支圧板42が一体成形されている。
【0033】また、この接合金具14には、アンカー筋
41との連結位置に、連結金具15の挿入方向イと交差
する方向に、複数のリブ43が形成されている。
41との連結位置に、連結金具15の挿入方向イと交差
する方向に、複数のリブ43が形成されている。
【0034】ここで、接合金具14は、セグメント10
の第1接合面11に埋設された状態においては、連結金
具15の挿入方向イにおけるその後側に収納溝部17が
配置される向きとされ、しかも、連結部33の係合空間
35側の面を収納溝部17の第1底面22に一致させる
ことになる。
の第1接合面11に埋設された状態においては、連結金
具15の挿入方向イにおけるその後側に収納溝部17が
配置される向きとされ、しかも、連結部33の係合空間
35側の面を収納溝部17の第1底面22に一致させる
ことになる。
【0035】一方、接合金具14は、第2接合面12に
埋設された状態においては、連結金具15の挿入方向イ
におけるその後側に押圧溝部18が配置される向きとさ
れ、しかも、連結部33の係合空間35側の面を押圧溝
部18の第1底面27に一致させることになる。
埋設された状態においては、連結金具15の挿入方向イ
におけるその後側に押圧溝部18が配置される向きとさ
れ、しかも、連結部33の係合空間35側の面を押圧溝
部18の第1底面27に一致させることになる。
【0036】なお、一方のセグメント10および他方の
セグメント10が、第1接合面11と第2接合面12と
を互いに突き合わせることで、図4に示すように、接合
金具14,14の対向するものからなる対を一対形成す
ることになり、この状態で一対の接合金具14,14
は、それぞれの一対の係止片部31,31からなる接合
部36を二列並列させることになる。
セグメント10が、第1接合面11と第2接合面12と
を互いに突き合わせることで、図4に示すように、接合
金具14,14の対向するものからなる対を一対形成す
ることになり、この状態で一対の接合金具14,14
は、それぞれの一対の係止片部31,31からなる接合
部36を二列並列させることになる。
【0037】セグメント10,10同士の接合金具1
4,14を連結させる連結金具15は、接合金具14,
14を対向させることにより二列が並列させられた接合
部36,36に挿入されるもので、図10〜図12に示
すように、鋳鉄製あるいは鋼製の断面I字型をなしてい
る。
4,14を連結させる連結金具15は、接合金具14,
14を対向させることにより二列が並列させられた接合
部36,36に挿入されるもので、図10〜図12に示
すように、鋳鉄製あるいは鋼製の断面I字型をなしてい
る。
【0038】連結金具15は、板状の連結中間部45の
両側部に該連結中間部45よりも板厚方向における両側
に突出する係合部46,46が鏡面対称をなして形成さ
れた形状をなしている。そして、連結金具15は、連結
中間部45が、二列並列する接合部36,36のそれぞ
れの係止片部31,31間に挿入されるとともに、両係
合部46が、それぞれ対応する接合部36の裏側の係合
空間35に挿入されて接合部36と係合する。このた
め、連結中間部45は、接合部36,36をそれぞれ構
成する係止片部31,31同士の隙間よりも薄く形成さ
れて該隙間に挿通可能とされており、係合部46は、係
止片部31,31同士の隙間よりも厚く形成されて対応
する接合部36と係合可能とされている。
両側部に該連結中間部45よりも板厚方向における両側
に突出する係合部46,46が鏡面対称をなして形成さ
れた形状をなしている。そして、連結金具15は、連結
中間部45が、二列並列する接合部36,36のそれぞ
れの係止片部31,31間に挿入されるとともに、両係
合部46が、それぞれ対応する接合部36の裏側の係合
空間35に挿入されて接合部36と係合する。このた
め、連結中間部45は、接合部36,36をそれぞれ構
成する係止片部31,31同士の隙間よりも薄く形成さ
れて該隙間に挿通可能とされており、係合部46は、係
止片部31,31同士の隙間よりも厚く形成されて対応
する接合部36と係合可能とされている。
【0039】接合金具14の係止片部31の係止面38
と当接して係合する連結金具15の係合部46に形成さ
れた係合面48は、接合金具14の係止面38と同様、
一端側に至るほど、係合部46の幅を狭め対向する係合
面38,38同士が次第に離間するテーパ面とされてい
る。
と当接して係合する連結金具15の係合部46に形成さ
れた係合面48は、接合金具14の係止面38と同様、
一端側に至るほど、係合部46の幅を狭め対向する係合
面38,38同士が次第に離間するテーパ面とされてい
る。
【0040】連結金具15は、その係合部46の幅が狭
い側を先方として、係合空間35の広い側を入口側とし
た接合金具14に挿入されることになり、この挿入方向
に沿って移動することで、対向する接合金具14,14
の二列の接合部36,36の両裏側の係止面38,38
同士の間隔が徐々に広がるところへ、連結中間部45で
連結された両係合部46,46が移動してその係合面4
8,48で係合し、係止面38,38同士すなわち接合
部36,36同士を引き寄せ合って接合部36,36同
士ひいてはセグメント10,10同士を連結させること
になる。
い側を先方として、係合空間35の広い側を入口側とし
た接合金具14に挿入されることになり、この挿入方向
に沿って移動することで、対向する接合金具14,14
の二列の接合部36,36の両裏側の係止面38,38
同士の間隔が徐々に広がるところへ、連結中間部45で
連結された両係合部46,46が移動してその係合面4
8,48で係合し、係止面38,38同士すなわち接合
部36,36同士を引き寄せ合って接合部36,36同
士ひいてはセグメント10,10同士を連結させること
になる。
【0041】ここで、連結中間部45の接合金具14へ
の挿入方向に対し反対側すなわち係合部46の幅が広い
側の端面側には、厚さ方向における中央位置に、該連結
中間部45よりも厚さの薄い連結片部50が形成されて
おり、該連結片部50には、板厚方向に貫通して図示せ
ぬ嵌合穴が形成されている。
の挿入方向に対し反対側すなわち係合部46の幅が広い
側の端面側には、厚さ方向における中央位置に、該連結
中間部45よりも厚さの薄い連結片部50が形成されて
おり、該連結片部50には、板厚方向に貫通して図示せ
ぬ嵌合穴が形成されている。
【0042】そして、この第1実施形態においては、連
結金具15の挿入方向における後部側に形成された上記
連結片部50に、連結中間部45の厚さ方向に曲がる形
状の押込部材52が連結されている。
結金具15の挿入方向における後部側に形成された上記
連結片部50に、連結中間部45の厚さ方向に曲がる形
状の押込部材52が連結されている。
【0043】この押込部材52は、同一形状をなすとと
もに互いに反対方向に凸状をなして湾曲する一対のバネ
部材からなる押込体54,54と、これら押込体54,
54のそれぞれの一端部に形成された図示せぬ穴部と連
結片部50の嵌合穴とに該嵌合穴を真中にして挿通され
てこれら押込体54,54を連結片部50に連結させる
ピン55と、一対の押込体54,54の他端部同士を連
結させる連結体56とを有している。ここで、ピン55
は、その軸線回り(連結中間部45の板厚方向に沿う軸
線回り)に押込部材52を回動可能としている。
もに互いに反対方向に凸状をなして湾曲する一対のバネ
部材からなる押込体54,54と、これら押込体54,
54のそれぞれの一端部に形成された図示せぬ穴部と連
結片部50の嵌合穴とに該嵌合穴を真中にして挿通され
てこれら押込体54,54を連結片部50に連結させる
ピン55と、一対の押込体54,54の他端部同士を連
結させる連結体56とを有している。ここで、ピン55
は、その軸線回り(連結中間部45の板厚方向に沿う軸
線回り)に押込部材52を回動可能としている。
【0044】このような押込部材52が連結された連結
金具15は、セグメント10,10同士を連結させる前
に、上記した当接面21を有する収納溝部17が形成さ
れた第1接合面11の接合金具14の接合部36に予め
挿入された状態とされる。すなわち、連結金具15の一
方の係合部46が、第1接合面11の接合金具14の係
合空間35に挿入され、かつ連結中間部45が、第1接
合面11の接合金具14の接合部36の係止片部31,
31間の隙間に挿入されるとともに、他方の係合部46
が第1接合面11から突出する状態となる。また、この
状態で、押込部材52の連結金具15に対し反対側の端
部は、収納溝部17の当接面21に当接可能に対向した
状態となる。なお、この状態でも、この連結金具15
は、接合金具14内においてセグメント10の軸線方向
に沿って移動可能とされている。
金具15は、セグメント10,10同士を連結させる前
に、上記した当接面21を有する収納溝部17が形成さ
れた第1接合面11の接合金具14の接合部36に予め
挿入された状態とされる。すなわち、連結金具15の一
方の係合部46が、第1接合面11の接合金具14の係
合空間35に挿入され、かつ連結中間部45が、第1接
合面11の接合金具14の接合部36の係止片部31,
31間の隙間に挿入されるとともに、他方の係合部46
が第1接合面11から突出する状態となる。また、この
状態で、押込部材52の連結金具15に対し反対側の端
部は、収納溝部17の当接面21に当接可能に対向した
状態となる。なお、この状態でも、この連結金具15
は、接合金具14内においてセグメント10の軸線方向
に沿って移動可能とされている。
【0045】そして、連結金具15が連結された押込部
材52が、セグメント10,10同士の連結前に予め第
1接合面11の接合部36に挿入されている一方のセグ
メント10について、その連結金具15を、他方のセグ
メント10の、連結金具15が挿入されていない側の第
2接合面12の接合金具14の接合部36に挿入させる
ようにしてセグメント10,10同士を軸線方向に沿っ
て相対移動させる。すると、一方のセグメント10の当
接面21が押込部材52の連結金具15に対し反対側の
端部に当接して該端部の一方のセグメント10に対する
移動を規制することになる。
材52が、セグメント10,10同士の連結前に予め第
1接合面11の接合部36に挿入されている一方のセグ
メント10について、その連結金具15を、他方のセグ
メント10の、連結金具15が挿入されていない側の第
2接合面12の接合金具14の接合部36に挿入させる
ようにしてセグメント10,10同士を軸線方向に沿っ
て相対移動させる。すると、一方のセグメント10の当
接面21が押込部材52の連結金具15に対し反対側の
端部に当接して該端部の一方のセグメント10に対する
移動を規制することになる。
【0046】そして、この状態で、さらにセグメント1
0,10同士の軸線方向に沿う相対移動を進めると、連
結金具15および押込部材52の進行方向に沿って徐々
に間隔を狭くするように、該相対移動の方向に対し傾斜
する他方のセグメント10の両側の押圧面29,29
が、押込部材52の両押込体54,54にそれぞれの突
出方向外側から当接し、その傾斜によって両押込体5
4,54を、それぞれの曲がりを矯正する方向に押圧す
る。
0,10同士の軸線方向に沿う相対移動を進めると、連
結金具15および押込部材52の進行方向に沿って徐々
に間隔を狭くするように、該相対移動の方向に対し傾斜
する他方のセグメント10の両側の押圧面29,29
が、押込部材52の両押込体54,54にそれぞれの突
出方向外側から当接し、その傾斜によって両押込体5
4,54を、それぞれの曲がりを矯正する方向に押圧す
る。
【0047】その結果、押込部材52は、連結された連
結金具15に、接合金具14の接合部36への挿入方向
に押込力を付与する(詳しくは後述する)。
結金具15に、接合金具14の接合部36への挿入方向
に押込力を付与する(詳しくは後述する)。
【0048】次に、第1実施形態において、セグメント
10,10同士を接合する場合について図13〜図17
によって説明する。なお、以下の説明においては、掘削
穴の軸線方向において、地盤を掘削するシールドマシン
が設けられている側を切り羽側と称し、逆側すなわち掘
削穴の坑口が配置されている側を坑口側と称す。
10,10同士を接合する場合について図13〜図17
によって説明する。なお、以下の説明においては、掘削
穴の軸線方向において、地盤を掘削するシールドマシン
が設けられている側を切り羽側と称し、逆側すなわち掘
削穴の坑口が配置されている側を坑口側と称す。
【0049】ここでは、図13に示すように、掘削穴内
にてすでにセグメント10で環状に構築された既設リン
グ58の切り羽側にセグメント10(10A)を設置
し、このセグメント10(10A)の第2接合面12に
次のセグメント10(10B)をその第1接合面11に
おいて周方向に接合させる場合について説明する。ここ
で、セグメント10(10B)の第1接合面11の接合
金具14には、図14に示すように、押込部材52が取
り付けられた連結金具15が予め接合部36に挿入され
た状態とされている。
にてすでにセグメント10で環状に構築された既設リン
グ58の切り羽側にセグメント10(10A)を設置
し、このセグメント10(10A)の第2接合面12に
次のセグメント10(10B)をその第1接合面11に
おいて周方向に接合させる場合について説明する。ここ
で、セグメント10(10B)の第1接合面11の接合
金具14には、図14に示すように、押込部材52が取
り付けられた連結金具15が予め接合部36に挿入され
た状態とされている。
【0050】そして、図13および図15に示すよう
に、セグメント10(10A)に対しセグメント10
(10B)を、径方向の位置は合わせた状態で、軸線方
向に若干切り羽側にずらし、セグメント10(10B)
の第1接合面11に設けられた連結金具15を、セグメ
ント10(10A)の第2接合面12の押圧溝部18に
挿入しつつ、セグメント10(10A)の第2接合面1
2にセグメント10(10B)の第1接合面11を突き
合わせる。
に、セグメント10(10A)に対しセグメント10
(10B)を、径方向の位置は合わせた状態で、軸線方
向に若干切り羽側にずらし、セグメント10(10B)
の第1接合面11に設けられた連結金具15を、セグメ
ント10(10A)の第2接合面12の押圧溝部18に
挿入しつつ、セグメント10(10A)の第2接合面1
2にセグメント10(10B)の第1接合面11を突き
合わせる。
【0051】次に、この状態で、セグメント10(10
B)を軸線方向に沿って坑口側に移動させる。
B)を軸線方向に沿って坑口側に移動させる。
【0052】すると、図16および図17に示すよう
に、セグメント10(10B)の収納溝部17にセット
されていた連結金具15が、これに連結された押込部材
52において該収納溝部17の当接面21に当接すると
ともに、その突出側の係合部46をセグメント10(1
0A)の接合金具14の接合部36の裏側の係合空間3
5内に挿入させる。
に、セグメント10(10B)の収納溝部17にセット
されていた連結金具15が、これに連結された押込部材
52において該収納溝部17の当接面21に当接すると
ともに、その突出側の係合部46をセグメント10(1
0A)の接合金具14の接合部36の裏側の係合空間3
5内に挿入させる。
【0053】合わせて、接合金具14,14同士が位置
を合わせた状態になり、その結果、一対の係止片部3
1,31からなる接合部36を二列並列させるととも
に、連結金具15が、接合金具14,14に同時に挿入
される。このとき、押込部材52の両押込体54,54
が、セグメント10(10B)の移動にともなって、間
隔が移動方向に対し徐々に狭まるように傾斜するセグメ
ント10(10A)の両押圧面29,29に当接しこれ
ら押圧面29,29で、ともにそれぞれの湾曲が矯正さ
れる方向に押圧される。
を合わせた状態になり、その結果、一対の係止片部3
1,31からなる接合部36を二列並列させるととも
に、連結金具15が、接合金具14,14に同時に挿入
される。このとき、押込部材52の両押込体54,54
が、セグメント10(10B)の移動にともなって、間
隔が移動方向に対し徐々に狭まるように傾斜するセグメ
ント10(10A)の両押圧面29,29に当接しこれ
ら押圧面29,29で、ともにそれぞれの湾曲が矯正さ
れる方向に押圧される。
【0054】これにより、押込部材52は、連結された
連結金具15に、接合金具14,14への挿入方向に押
込力を付与することになり、その結果、該連結金具15
を挿入方向に押し込むことで、両接合部36,36のそ
れぞれの裏側に連結金具15が両側の係合部46,46
を係合させて接合部36,36同士を連結させる状態と
なり、しかも、係合部46,46のテーパ面からなる係
合面48,48が両接合部36,36の裏側のテーパ面
からなる係止面38,38に当接してスライドすること
により、接合部36,36同士を引き寄せ合う。
連結金具15に、接合金具14,14への挿入方向に押
込力を付与することになり、その結果、該連結金具15
を挿入方向に押し込むことで、両接合部36,36のそ
れぞれの裏側に連結金具15が両側の係合部46,46
を係合させて接合部36,36同士を連結させる状態と
なり、しかも、係合部46,46のテーパ面からなる係
合面48,48が両接合部36,36の裏側のテーパ面
からなる係止面38,38に当接してスライドすること
により、接合部36,36同士を引き寄せ合う。
【0055】なお、このとき、収納溝部17の第2底面
23および押圧溝部18の第2底面28は、ともに深さ
が浅く互いの間隔が狭くなっていて、押込部材52のセ
グメント周方向におけるずれ、すなわち当接面21から
の外れを規制する。
23および押圧溝部18の第2底面28は、ともに深さ
が浅く互いの間隔が狭くなっていて、押込部材52のセ
グメント周方向におけるずれ、すなわち当接面21から
の外れを規制する。
【0056】以上のようにしてセグメント10(10
A)とセグメント10(10B)とを連結させる。
A)とセグメント10(10B)とを連結させる。
【0057】なお、押込部材52に当接するセグメント
10の当接面21は、該押込部材52のバネ反力を受け
ることになるため、この当接面21を鋼板で構成する等
して、該バネ反力を受けるのに十分な強度に補強するこ
とが可能である。また、押込部材52の押込力による過
押し込みを防止するために、これを連結金具15に連結
させているピン55を一定の力で破断するものとしても
よい。さらに、押込部材52の連結金具15に対し反対
側の端部を、これが予めセットされるセグメント10
(10B)にボルト等で固定してもよい。
10の当接面21は、該押込部材52のバネ反力を受け
ることになるため、この当接面21を鋼板で構成する等
して、該バネ反力を受けるのに十分な強度に補強するこ
とが可能である。また、押込部材52の押込力による過
押し込みを防止するために、これを連結金具15に連結
させているピン55を一定の力で破断するものとしても
よい。さらに、押込部材52の連結金具15に対し反対
側の端部を、これが予めセットされるセグメント10
(10B)にボルト等で固定してもよい。
【0058】上記第1実施形態によれば、当接面21が
設けられた一方のセグメント10(10B)の接合金具
14の接合部36に予め連結金具15を挿入した状態
で、他方のセグメント10(10A)の接合金具14の
接合部36に連結金具15を挿入するようにして、これ
らセグメント10(10A),10(10B)同士を連
結のため軸線方向に相対移動させると、連結金具15に
連結された押込部材52が、連結金具15の挿入方向に
おける後端部がこれが挿入された一方のセグメント10
(10B)の当接面21でその移動が規制された状態と
され、この状態で、他方のセグメント10(10A)の
押圧面29,29が押込部材52の押込体54,54を
曲がりを矯正する方向に押圧し、その結果、連結金具1
5を挿入方向に前進させる。これにより、連結金具15
は、接合金具14,14の両方に対し挿入方向に移動し
て該接合金具14,14を互いに引き寄せ合うことにな
る。
設けられた一方のセグメント10(10B)の接合金具
14の接合部36に予め連結金具15を挿入した状態
で、他方のセグメント10(10A)の接合金具14の
接合部36に連結金具15を挿入するようにして、これ
らセグメント10(10A),10(10B)同士を連
結のため軸線方向に相対移動させると、連結金具15に
連結された押込部材52が、連結金具15の挿入方向に
おける後端部がこれが挿入された一方のセグメント10
(10B)の当接面21でその移動が規制された状態と
され、この状態で、他方のセグメント10(10A)の
押圧面29,29が押込部材52の押込体54,54を
曲がりを矯正する方向に押圧し、その結果、連結金具1
5を挿入方向に前進させる。これにより、連結金具15
は、接合金具14,14の両方に対し挿入方向に移動し
て該接合金具14,14を互いに引き寄せ合うことにな
る。
【0059】したがって、セグメント10,10同士の
接合力を高めた状態を維持することが極めて容易にしか
も短時間の作業で可能となる。
接合力を高めた状態を維持することが極めて容易にしか
も短時間の作業で可能となる。
【0060】また、押込部材52が、上記のように互い
に反対方向に凸状をなして曲がる一対の押込体54,5
4を有しており、セグメント10は、両押込体54,5
4を、それぞれ一対の押圧面29,29で押圧すること
になるため、より大きな力で連結金具15を挿入方向に
押すことができる。
に反対方向に凸状をなして曲がる一対の押込体54,5
4を有しており、セグメント10は、両押込体54,5
4を、それぞれ一対の押圧面29,29で押圧すること
になるため、より大きな力で連結金具15を挿入方向に
押すことができる。
【0061】したがって、セグメント同士の接合力を高
めた状態を確実に維持することができる。
めた状態を確実に維持することができる。
【0062】さらに、押込部材52の押込体54,54
がバネ部材からなるため、簡素な構成で上記を実現でき
ることになる上、連結金具15の挿入方向の移動量に応
じて変形できることから、製作誤差等を吸収できる。
がバネ部材からなるため、簡素な構成で上記を実現でき
ることになる上、連結金具15の挿入方向の移動量に応
じて変形できることから、製作誤差等を吸収できる。
【0063】しかも、押込部材52の押込体54,54
を押圧する構成が、傾斜面である押圧面29,29から
なるため、容易に形成できることになる。
を押圧する構成が、傾斜面である押圧面29,29から
なるため、容易に形成できることになる。
【0064】なお、上記押込部材52の押込体を、図1
8に示すように、V字状に屈曲可能なヒンジ部材60で
構成してもよい。すなわち、互いに回動可能に連結され
た二本のアーム61,61を有するヒンジ部材60を一
対、それぞれの端部同士を回動可能に連結させるととも
に、それぞれの端部同士を連結させた一方をさらに連結
金具15に回動可能に連結させることで、押圧面29,
29に当接することで両ヒンジ部材60,60のそれぞ
れのアーム61,61同士のなす角度が大きくなって連
結金具15を押し込むのである。この場合、押込部材5
2を簡素な構成にできることになる。
8に示すように、V字状に屈曲可能なヒンジ部材60で
構成してもよい。すなわち、互いに回動可能に連結され
た二本のアーム61,61を有するヒンジ部材60を一
対、それぞれの端部同士を回動可能に連結させるととも
に、それぞれの端部同士を連結させた一方をさらに連結
金具15に回動可能に連結させることで、押圧面29,
29に当接することで両ヒンジ部材60,60のそれぞ
れのアーム61,61同士のなす角度が大きくなって連
結金具15を押し込むのである。この場合、押込部材5
2を簡素な構成にできることになる。
【0065】次に、本発明の第2実施形態のセグメント
の接合構造を図19〜図29を参照し、第1実施形態と
の相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1実施形
態と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
の接合構造を図19〜図29を参照し、第1実施形態と
の相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1実施形
態と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0066】図19〜図21に示すように、第2実施形
態は、セグメントが鋼製のスチールセグメントとされて
いる点が相違している。
態は、セグメントが鋼製のスチールセグメントとされて
いる点が相違している。
【0067】すなわち、第2実施形態のセグメント70
は、円弧状の鋼板製の一対の主桁71,72を有してお
り、主桁71には、周方向における両端部に、半径方向
における中間部分から周方向外方に突出する凸部73
a,73bが形成されており、主桁72には、周方向に
おける両端部に、半径方向における中間部分から周方向
外方に突出する凸部74a,74bが形成されている。
は、円弧状の鋼板製の一対の主桁71,72を有してお
り、主桁71には、周方向における両端部に、半径方向
における中間部分から周方向外方に突出する凸部73
a,73bが形成されており、主桁72には、周方向に
おける両端部に、半径方向における中間部分から周方向
外方に突出する凸部74a,74bが形成されている。
【0068】そして、セグメント70は、一対の主桁7
1,72の周方向における一側の凸部73a,74a
の、主桁71,72の径方向における両側に設けられる
一対の鋼板製の継手板75,76と、主桁71,72の
周方向における逆側の凸部73b,74bの、主桁7
1,72の径方向における両側に設けられる一対の鋼板
製の継手板77,78とを有している。
1,72の周方向における一側の凸部73a,74a
の、主桁71,72の径方向における両側に設けられる
一対の鋼板製の継手板75,76と、主桁71,72の
周方向における逆側の凸部73b,74bの、主桁7
1,72の径方向における両側に設けられる一対の鋼板
製の継手板77,78とを有している。
【0069】これら主桁71,72および継手板75〜
78で形成されたセグメント70は、平面視長方形状か
つ側面視円弧版状とされており、セグメント70の周方
向における一端部には継手板75および継手板76で径
方向に沿う第1接合面(接合面)81が、セグメント7
0の周方向における他端部には継手板77および継手板
78で径方向に沿う第2接合面(接合面)82が形成さ
れている。
78で形成されたセグメント70は、平面視長方形状か
つ側面視円弧版状とされており、セグメント70の周方
向における一端部には継手板75および継手板76で径
方向に沿う第1接合面(接合面)81が、セグメント7
0の周方向における他端部には継手板77および継手板
78で径方向に沿う第2接合面(接合面)82が形成さ
れている。
【0070】セグメント70の両側の第1接合面81お
よび第2接合面82は、図19、図20、図22、図2
3に示すように、異なる形状をなしている。
よび第2接合面82は、図19、図20、図22、図2
3に示すように、異なる形状をなしている。
【0071】すなわち、第1接合面81を構成する継手
板75,76は鏡面対称形状をなしており、これら継手
板75,76同士の間には、セグメント70の軸線方向
における一側に、間隔が一定の挿入溝部84が、他側に
収納溝部85が、それぞれ形成されている。
板75,76は鏡面対称形状をなしており、これら継手
板75,76同士の間には、セグメント70の軸線方向
における一側に、間隔が一定の挿入溝部84が、他側に
収納溝部85が、それぞれ形成されている。
【0072】この収納溝部85は、セグメント70の半
径方向の両側に配置された側面86,86が第1接合面
81に対し直交するとともに互いに反対方向に膨らむ円
弧状をなしている。
径方向の両側に配置された側面86,86が第1接合面
81に対し直交するとともに互いに反対方向に膨らむ円
弧状をなしている。
【0073】ここで、収納溝部85の挿入溝部84に対
し反対側の端面は、主桁71の凸部73aと継手板75
および継手板76で形成される部分に嵌合される嵌合部
材87で形成されており、この端面はセグメントの軸線
方向に直交する当接面(当接部)88とされている。
し反対側の端面は、主桁71の凸部73aと継手板75
および継手板76で形成される部分に嵌合される嵌合部
材87で形成されており、この端面はセグメントの軸線
方向に直交する当接面(当接部)88とされている。
【0074】また、第2接合面82を構成する継手板7
7,78は鏡面対称形状をなしており、これら継手板7
7,78同士の間には、セグメント70の軸線方向にお
ける一側に、間隔が一定の挿入溝部90が、他側に押圧
溝部91が、それぞれ形成されている。
7,78は鏡面対称形状をなしており、これら継手板7
7,78同士の間には、セグメント70の軸線方向にお
ける一側に、間隔が一定の挿入溝部90が、他側に押圧
溝部91が、それぞれ形成されている。
【0075】この押圧溝部91は、セグメント70の半
径方向に沿って両側に配置された側面が第2接合面82
に対し直交するとともに挿入溝部90から離間するほど
互いに間隔をあけるように傾斜する傾斜面からなる押圧
面(押圧部)92,92となっている。
径方向に沿って両側に配置された側面が第2接合面82
に対し直交するとともに挿入溝部90から離間するほど
互いに間隔をあけるように傾斜する傾斜面からなる押圧
面(押圧部)92,92となっている。
【0076】なお、セグメント70の第1接合面81の
挿入溝部84および第2接合面82の挿入溝部90は、
セグメント70の軸線方向における位置を合わせてい
る。
挿入溝部84および第2接合面82の挿入溝部90は、
セグメント70の軸線方向における位置を合わせてい
る。
【0077】また、第1接合面81を構成する両継手板
75,76のそれぞれの挿入溝部84側の裏面側には、
図20および図21に示すように、収納溝部85に対し
反対側が第1接合面81からの高さが高くなるように傾
斜するテーパ面からなる係止面94を有するテーパプレ
ート95がセグメント70の軸線方向における位置を合
わせて貼付されている。
75,76のそれぞれの挿入溝部84側の裏面側には、
図20および図21に示すように、収納溝部85に対し
反対側が第1接合面81からの高さが高くなるように傾
斜するテーパ面からなる係止面94を有するテーパプレ
ート95がセグメント70の軸線方向における位置を合
わせて貼付されている。
【0078】ここで、テーパプレート95,95とそれ
ぞれが貼付された継手板75,76の部分とが係止片部
96,96を構成しており、これら係止片部96,96
が対向配置されて接合部97を構成していることにな
る。
ぞれが貼付された継手板75,76の部分とが係止片部
96,96を構成しており、これら係止片部96,96
が対向配置されて接合部97を構成していることにな
る。
【0079】加えて、第2接合面82を構成する両継手
板77,78のそれぞれの挿入溝部90側の裏面側に
は、図20および図21に示すように、押圧溝部91に
対し反対側が第2接合面82からの高さが高くなるよう
に傾斜するテーパ面からなる係止面94を有するテーパ
プレート95がセグメント70の軸線方向における位置
を合わせて貼付されている。
板77,78のそれぞれの挿入溝部90側の裏面側に
は、図20および図21に示すように、押圧溝部91に
対し反対側が第2接合面82からの高さが高くなるよう
に傾斜するテーパ面からなる係止面94を有するテーパ
プレート95がセグメント70の軸線方向における位置
を合わせて貼付されている。
【0080】ここで、テーパプレート95,95とそれ
ぞれが貼付された継手板77,78の部分とが係止片部
96,96を構成しており、このような係止片部96,
96が対向配置されて接合部97を構成していることに
なる。
ぞれが貼付された継手板77,78の部分とが係止片部
96,96を構成しており、このような係止片部96,
96が対向配置されて接合部97を構成していることに
なる。
【0081】ここで、一方のセグメント70および他方
のセグメント70が、それぞれの軸線方向を平行させ、
軸線方向および半径方向における位置を合わせて第1接
合面81と第2接合面82とを互いに突き合わせること
で、接合部97を二列並列させることになり、これら二
列の接合部97,97に、第1実施形態と同じI型の連
結金具15をセグメント70の軸線方向に沿って一方か
ら挿入させることで、両接合部97,97の裏側のテー
パプレート95,95の係止面94,94同士の間隔が
徐々に広がるところへ連結金具15の両係合部46,4
6が乗り上げて、係止面94,94同士すなわち二列の
接合部97,97同士を引き寄せ合い、これら接合部9
7,97同士を連結させる。
のセグメント70が、それぞれの軸線方向を平行させ、
軸線方向および半径方向における位置を合わせて第1接
合面81と第2接合面82とを互いに突き合わせること
で、接合部97を二列並列させることになり、これら二
列の接合部97,97に、第1実施形態と同じI型の連
結金具15をセグメント70の軸線方向に沿って一方か
ら挿入させることで、両接合部97,97の裏側のテー
パプレート95,95の係止面94,94同士の間隔が
徐々に広がるところへ連結金具15の両係合部46,4
6が乗り上げて、係止面94,94同士すなわち二列の
接合部97,97同士を引き寄せ合い、これら接合部9
7,97同士を連結させる。
【0082】そして、第1実施形態と同様の押込部材5
2が連結された連結金具15が、セグメント70(70
A),70(70B)同士を連結させる前に、図24に
示すように、セグメント70(70B)の上記した当接
面88を有する収納溝部85が形成された第1接合面8
1の接合部97に予め挿入された状態とされる。すなわ
ち、連結金具15の一方の係合部46が第1接合面81
の接合部97の裏面側に挿入されるとともに他方の係合
部46が第1接合面81から突出する状態となる。ま
た、この状態で、押込部材52の連結金具15に対し反
対側の端部は、収納溝部85の当接面88に当接可能に
対向した状態となる。
2が連結された連結金具15が、セグメント70(70
A),70(70B)同士を連結させる前に、図24に
示すように、セグメント70(70B)の上記した当接
面88を有する収納溝部85が形成された第1接合面8
1の接合部97に予め挿入された状態とされる。すなわ
ち、連結金具15の一方の係合部46が第1接合面81
の接合部97の裏面側に挿入されるとともに他方の係合
部46が第1接合面81から突出する状態となる。ま
た、この状態で、押込部材52の連結金具15に対し反
対側の端部は、収納溝部85の当接面88に当接可能に
対向した状態となる。
【0083】そして、連結金具15が連結前に予め第1
接合面81の接合部97に挿入されている一方のセグメ
ント70(70B)について、第1実施形態とほぼ同様
に、その連結金具15を、図25に示すように、他方の
セグメント70(70A)の第2接合面82の押圧溝部
91に挿入しつつ、該セグメント70(70A)の第2
接合面82にその第1接合面81を突き合わせる。
接合面81の接合部97に挿入されている一方のセグメ
ント70(70B)について、第1実施形態とほぼ同様
に、その連結金具15を、図25に示すように、他方の
セグメント70(70A)の第2接合面82の押圧溝部
91に挿入しつつ、該セグメント70(70A)の第2
接合面82にその第1接合面81を突き合わせる。
【0084】そして、他方のセグメント70(70A)
の連結金具15が挿入されていない側の第2接合面82
の接合部97に挿入させるようにしてセグメント70
(70A),70(70B)同士を軸線方向に沿って相
対移動させると、図20および図26に示すように、一
方のセグメント70(70B)の当接面88が押込部材
52の連結金具15に対し当接してその移動を規制する
ことになり、この状態で、さらにセグメント70(70
A),70(70B)同士の相対移動を進めると、該相
対移動の方向に対し傾斜する、他方のセグメント70
(70A)の押圧溝部91の両側の押圧面92,92
が、押込部材52の両押込体54,54にそれぞれが突
出する外側から当接し、その傾斜によって両押込体5
4,54を、それぞれの曲がりを矯正する方向に押圧す
る。
の連結金具15が挿入されていない側の第2接合面82
の接合部97に挿入させるようにしてセグメント70
(70A),70(70B)同士を軸線方向に沿って相
対移動させると、図20および図26に示すように、一
方のセグメント70(70B)の当接面88が押込部材
52の連結金具15に対し当接してその移動を規制する
ことになり、この状態で、さらにセグメント70(70
A),70(70B)同士の相対移動を進めると、該相
対移動の方向に対し傾斜する、他方のセグメント70
(70A)の押圧溝部91の両側の押圧面92,92
が、押込部材52の両押込体54,54にそれぞれが突
出する外側から当接し、その傾斜によって両押込体5
4,54を、それぞれの曲がりを矯正する方向に押圧す
る。
【0085】その結果、押込部材52は、連結された連
結金具15に、接合部97,97の対への挿入方向に押
込力を付与することになる。
結金具15に、接合部97,97の対への挿入方向に押
込力を付与することになる。
【0086】これにより、連結金具15は、第1実施形
態と同様、セグメント70(70A),70(70B)
の軸線方向における位置が合った接合部97,97の対
の両方に対し挿入方向にさらに移動してこれら接合部9
7,97同士を互いに引き寄せ合うことになる。
態と同様、セグメント70(70A),70(70B)
の軸線方向における位置が合った接合部97,97の対
の両方に対し挿入方向にさらに移動してこれら接合部9
7,97同士を互いに引き寄せ合うことになる。
【0087】このような第2実施形態においても、第1
実施形態と同様の効果を奏することができる。
実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0088】なお、第2実施形態において、継手板75
〜78にテーパープレート95を貼付するのではなく、
継手板75〜78自身にテーパ面を設けてもよい。
〜78にテーパープレート95を貼付するのではなく、
継手板75〜78自身にテーパ面を設けてもよい。
【0089】すなわち第1接合面81および第2接合面
82のそれぞれについて、継手板75,76を、図27
および図28に示すように、挿入溝部84の挿入方向に
おける奥側ほど間隔が狭くなるようにするとともに、そ
れぞれの挿入溝部84側かつ第1接合面81に対し反対
側に、挿入方向における奥側ほど幅が狭くなるように面
取りしてテーパ面99を形成する。そして、継手板7
7,78についても、図28に示すように、挿入溝部9
0の挿入方向における奥側ほど間隔が狭くなるようにす
るとともに、それぞれの挿入溝部90側かつ第2接合面
82に対して反対側に、挿入方向における奥側ほど幅が
狭くなるように面取りしてテーパ面99を形成する。
82のそれぞれについて、継手板75,76を、図27
および図28に示すように、挿入溝部84の挿入方向に
おける奥側ほど間隔が狭くなるようにするとともに、そ
れぞれの挿入溝部84側かつ第1接合面81に対し反対
側に、挿入方向における奥側ほど幅が狭くなるように面
取りしてテーパ面99を形成する。そして、継手板7
7,78についても、図28に示すように、挿入溝部9
0の挿入方向における奥側ほど間隔が狭くなるようにす
るとともに、それぞれの挿入溝部90側かつ第2接合面
82に対して反対側に、挿入方向における奥側ほど幅が
狭くなるように面取りしてテーパ面99を形成する。
【0090】そして、このような形状とされた第1接合
部81と第2接合部82とを突き合わせた図28に示す
形状に合わせて、図29に示すように、連結金具15の
連結中間部45も挿入前側が薄くなるようにし、かつ連
結中間部45と各係合部46,46のそれぞれとの間
に、上記テーパ面99に合わせて斜めのテーパ面100
を形成するのである。
部81と第2接合部82とを突き合わせた図28に示す
形状に合わせて、図29に示すように、連結金具15の
連結中間部45も挿入前側が薄くなるようにし、かつ連
結中間部45と各係合部46,46のそれぞれとの間
に、上記テーパ面99に合わせて斜めのテーパ面100
を形成するのである。
【0091】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の請求項
1記載のセグメントの連結構造によれば、連結金具に連
結された押込部材の後端部が、規制部でその移動が規制
された状態で、セグメント同士の連結のための相対移動
で、押圧部により曲がりを矯正する方向に押圧され、そ
の結果、連結金具を挿入方向に前進させる。これによ
り、連結金具は、接合金具の対の両方に対し挿入方向に
移動して該接合金具の対を互いに引き寄せ合うことにな
る。
1記載のセグメントの連結構造によれば、連結金具に連
結された押込部材の後端部が、規制部でその移動が規制
された状態で、セグメント同士の連結のための相対移動
で、押圧部により曲がりを矯正する方向に押圧され、そ
の結果、連結金具を挿入方向に前進させる。これによ
り、連結金具は、接合金具の対の両方に対し挿入方向に
移動して該接合金具の対を互いに引き寄せ合うことにな
る。
【0092】したがって、セグメント同士の接合力を高
めた状態を維持することが容易にしかも短時間の作業で
可能となる。
めた状態を維持することが容易にしかも短時間の作業で
可能となる。
【0093】本発明の請求項2記載のセグメントの連結
構造によれば、押込部材が、互いに反対方向に凸状をな
して曲がる一対の押込体を有しており、セグメントは、
両押込体をそれぞれ一対の押圧部で、曲がりを矯正する
方向に押圧することになるため、より大きな力で連結金
具を挿入方向に押すことができる。
構造によれば、押込部材が、互いに反対方向に凸状をな
して曲がる一対の押込体を有しており、セグメントは、
両押込体をそれぞれ一対の押圧部で、曲がりを矯正する
方向に押圧することになるため、より大きな力で連結金
具を挿入方向に押すことができる。
【0094】したがって、セグメント同士の接合力を高
めた状態を確実に維持することができる。
めた状態を確実に維持することができる。
【0095】本発明の請求項3記載のセグメントの連結
構造によれば、規制部が設けられた一方のセグメントの
接合部に予め連結金具を挿入した状態で、他方のセグメ
ントの接合部に前記連結金具を挿入するようにして、こ
れらセグメント同士を相対移動させると、連結金具に連
結された押込部材は、その連結金具の挿入方向における
後端部がこれが挿入された一方のセグメントの規制部で
その移動が規制された状態とされ、この状態で、他方の
セグメントの押圧部が押込部材をその曲がりを矯正する
方向に押圧し、その結果、連結金具を挿入方向に前進さ
せる。これにより、連結金具は、接合部の両方に対し挿
入方向に移動してこれら接合部同士を互いに引き寄せ合
うことになる。
構造によれば、規制部が設けられた一方のセグメントの
接合部に予め連結金具を挿入した状態で、他方のセグメ
ントの接合部に前記連結金具を挿入するようにして、こ
れらセグメント同士を相対移動させると、連結金具に連
結された押込部材は、その連結金具の挿入方向における
後端部がこれが挿入された一方のセグメントの規制部で
その移動が規制された状態とされ、この状態で、他方の
セグメントの押圧部が押込部材をその曲がりを矯正する
方向に押圧し、その結果、連結金具を挿入方向に前進さ
せる。これにより、連結金具は、接合部の両方に対し挿
入方向に移動してこれら接合部同士を互いに引き寄せ合
うことになる。
【0096】したがって、セグメント同士の接合力を高
めた状態を維持することが極めて容易にしかも短時間の
作業で可能となる。
めた状態を維持することが極めて容易にしかも短時間の
作業で可能となる。
【0097】本発明の請求項4記載のセグメントの連結
構造によれば、押込部材がバネ部材からなるため、簡素
な構成で実現できることになる上、連結金具の挿入方向
の移動量に応じて変形できることから、製作誤差等を吸
収できる。
構造によれば、押込部材がバネ部材からなるため、簡素
な構成で実現できることになる上、連結金具の挿入方向
の移動量に応じて変形できることから、製作誤差等を吸
収できる。
【0098】本発明の請求項5記載のセグメントの連結
構造によれば、押込部材がヒンジ部材からなるため、簡
素な構成で実現できることになる。
構造によれば、押込部材がヒンジ部材からなるため、簡
素な構成で実現できることになる。
【0099】本発明の請求項6記載のセグメントの連結
構造によれば、押圧部が傾斜面からなるため、容易に形
成できることになる。
構造によれば、押圧部が傾斜面からなるため、容易に形
成できることになる。
【図1】 本発明の第1実施形態のセグメント同士の一
の接合カ所の分解斜視図である。
の接合カ所の分解斜視図である。
【図2】 本発明の第1実施形態のセグメント同士の一
の接合カ所の斜視図である。
の接合カ所の斜視図である。
【図3】 本発明の第1実施形態のセグメント同士の一
の接合カ所の平断面図である。
の接合カ所の平断面図である。
【図4】 本発明の第1実施形態のセグメント同士の一
の接合カ所の正断面図である。
の接合カ所の正断面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態のセグメントの第2接
合面の側面図である。
合面の側面図である。
【図6】 本発明の第1実施形態のセグメントの第1接
合面の側面図である。
合面の側面図である。
【図7】 本発明の第1実施形態のセグメントの接合に
用いられる接合金具の平面図である。
用いられる接合金具の平面図である。
【図8】 本発明の第1実施形態のセグメントの接合に
用いられる接合金具の側面図である。
用いられる接合金具の側面図である。
【図9】 本発明の第1実施形態のセグメントの接合に
用いられる接合金具の裏面図であってアンカー筋を除い
たものである。
用いられる接合金具の裏面図であってアンカー筋を除い
たものである。
【図10】 本発明の第1実施形態のセグメントの接合
に用いられる連結金具および押込部材の斜視図である。
に用いられる連結金具および押込部材の斜視図である。
【図11】 本発明の第1実施形態のセグメントの接合
に用いられる連結金具および押込部材の側面図である。
に用いられる連結金具および押込部材の側面図である。
【図12】 本発明の第1実施形態のセグメントの接合
に用いられる連結金具および押込部材の平面図である。
に用いられる連結金具および押込部材の平面図である。
【図13】 本発明の第1実施形態のセグメント同士の
接合手順を説明するセグメント同士の接合箇所の平断面
図である。
接合手順を説明するセグメント同士の接合箇所の平断面
図である。
【図14】 本発明の第1実施形態のセグメント同士の
接合手順を説明する第1接合面の側面図である。
接合手順を説明する第1接合面の側面図である。
【図15】 本発明の第1実施形態のセグメント同士の
接合手順を説明する第2接合面の側面図である。
接合手順を説明する第2接合面の側面図である。
【図16】 本発明の第1実施形態のセグメント同士の
接合手順を説明する第2接合面の側面図である。
接合手順を説明する第2接合面の側面図である。
【図17】 本発明の第1実施形態のセグメント同士の
接合手順を説明するセグメント同士の接合箇所の平断面
図である。
接合手順を説明するセグメント同士の接合箇所の平断面
図である。
【図18】 本発明の第1実施形態のセグメントの接合
に用いられる連結金具および押込部材の別の例を示す側
面図である。
に用いられる連結金具および押込部材の別の例を示す側
面図である。
【図19】 本発明の第2実施形態のセグメント同士の
一の接合カ所の分解斜視図である。
一の接合カ所の分解斜視図である。
【図20】 本発明の第2実施形態のセグメント同士の
一の接合カ所の平断面図である。
一の接合カ所の平断面図である。
【図21】 本発明の第2実施形態のセグメント同士の
一の接合カ所の正断面図である。
一の接合カ所の正断面図である。
【図22】 本発明の第2実施形態のセグメントの第2
接合面の側面図である。
接合面の側面図である。
【図23】 本発明の第2実施形態のセグメントの第1
接合面の側面図である。
接合面の側面図である。
【図24】 本発明の第2実施形態のセグメント同士の
接合手順を説明する第1接合面の側面図である。
接合手順を説明する第1接合面の側面図である。
【図25】 本発明の第2実施形態のセグメント同士の
接合手順を説明する第2接合面の側面図である。
接合手順を説明する第2接合面の側面図である。
【図26】 本発明の第2実施形態のセグメント同士の
接合手順を説明する第2接合面の側面図である。
接合手順を説明する第2接合面の側面図である。
【図27】 本発明の第2実施形態のセグメントの接合
に用いられる継手板の別の例を示す斜視図である。
に用いられる継手板の別の例を示す斜視図である。
【図28】 本発明の第2実施形態のセグメントの接合
に用いられる継手板の別の例を示す側断面図である。
に用いられる継手板の別の例を示す側断面図である。
【図29】 本発明の第2実施形態のセグメントの接合
に用いられる連結部材の別の例を示す側面図である。
に用いられる連結部材の別の例を示す側面図である。
31,96 係止片部 36,97 接合部 11,81 第1接合面(接合面) 12,82 第2接合面(接合面) 10,70 セグメント 46 係合部 45 連結中間部 15 連結金具 52 押込部材 21,88 当接面(規制部) 29,92 押圧面(押圧部) 54 押込体
Claims (6)
- 【請求項1】 互いに対向する一対の係止片部を有する
接合部が両側の接合面にそれぞれ配置されたセグメント
を、前記接合面同士を互いに突き合わせることで、前記
接合部を二列並列させ、これら接合部に、これら接合部
のそれぞれの裏側に配置されて対応する接合部と係合す
る係合部が板状の連結中間部の両側部に設けられてなる
連結金具が挿入されることで前記接合部同士を連結させ
るセグメントの連結構造であって、 前記連結金具は、前記二列の接合部に対し挿入方向に移
動することでこれら接合部同士を互いに引き寄せ合うも
のとされ、 前記連結金具の前記挿入方向における後部側には、前記
連結中間部の厚さ方向に曲がる押込部材が連結されてお
り、 前記セグメントには、該セグメントに対する前記押込部
材の後端部の移動を規制する規制部と、該規制部で移動
が規制された前記押込部材を、セグメント同士の連結の
ための相対移動で曲がりを矯正する方向に押圧する押圧
部とが設けられていることを特徴とするセグメントの連
結構造。 - 【請求項2】 前記押込部材は、互いに反対方向に凸状
をなして曲がる一対の押込体を有しており、前記セグメ
ントには、両押込体をそれぞれセグメント同士の連結の
ための相対移動で曲がりを矯正する方向に押圧する一対
の押圧部が設けられていることを特徴とする請求項1記
載のセグメントの連結構造。 - 【請求項3】 前記規制部は、連結前に予め前記連結金
具が前記接合部に挿入される一方のセグメントに設けら
れており、前記押圧部は、該一方のセグメントに連結さ
れる他方のセグメントに設けられていることを特徴とす
る請求項1または2記載のセグメントの連結構造。 - 【請求項4】 前記押込部材は、バネ部材からなること
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のセグ
メントの連結構造。 - 【請求項5】 前記押込部材は、ヒンジ部材からなるこ
とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のセ
グメントの連結構造。 - 【請求項6】 前記押圧部は、セグメント同士の連結の
ための相対移動の方向に対し傾斜する傾斜面からなるこ
とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載のセ
グメントの連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000266311A JP2002070497A (ja) | 2000-09-01 | 2000-09-01 | セグメントの連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000266311A JP2002070497A (ja) | 2000-09-01 | 2000-09-01 | セグメントの連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002070497A true JP2002070497A (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=18753419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000266311A Pending JP2002070497A (ja) | 2000-09-01 | 2000-09-01 | セグメントの連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002070497A (ja) |
-
2000
- 2000-09-01 JP JP2000266311A patent/JP2002070497A/ja active Pending
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