JP4862531B2 - 排紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排紙装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、画像転写部でトナー画像が転写された用紙を画像定着部に通して当該用紙に熱と圧力を加えることにより、トナーを用紙に定着させている。このため、画像定着部を通過した用紙は、熱をもったまま搬送される。その結果、画像定着部から送り出された用紙を排紙装置に排出する際に、熱をもった用紙が次々に重ねて排出されることにより、排紙装置の用紙積載部に熱が蓄積されていく。
したがって、大量の用紙を連続的に排出する場合は、用紙上のトナーが熱で軟化するとともに、排出済みの用紙に対して、その上に積み重なった用紙の重みが加わって用紙同士が強く密着した状態となる。その結果、用紙積載部に重ねて排出された用紙同士が、軟化したトナーの粘着性によって貼り付く現象(ブロッキング現象)が起こる。
そこで、特許文献1には、画像定着後の用紙をヒートパイプで冷却する技術が開示されている。また、特許文献2には、画像定着部の下流側で用紙に送風して冷却する技術が開示され、特許文献3には、画像定着部の下流側で冷却ロールにより用紙を冷却する技術が開示されている。また、特許文献4には、画像定着部から送り出されかつテーブル上に折り畳んで積み重ねられる用紙を送風によって冷却する技術が開示されている。
特開平4−260065号公報 特開平9−22228号公報 特開平10−69134号公報 特開2000−302325号公報
本発明は、画像を定着させた用紙を排出する場合に、現像剤の粘着性(軟化)による用紙の貼り付き現象を有効に防止することができる排紙装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、用紙積載板を有し、排出された用紙を前記用紙積載板上に積載状態で収容する用紙積載手段と、前記用紙積載手段に積載された用紙の端部に送風口を通して、前記用紙に平行な向きに空気を吹き付ける送風手段と、前記送風口からみて側に設けられ、前記送風口に対して用紙の積載方向に移動して前記送風口を繰り返し開閉する送風口開閉手段と、前記送風口開閉手段の開閉に応じたタイミングで、前記送風手段からの空気の吹き付けに沿った方向に突出または退避を繰り返し、当該空気の吹き付けによって浮揚した用紙の最大高さを、用紙の排紙高さよりも低い位置で規制する規制手段とを備えることを特徴とする排紙装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の排紙装置において、前記規制手段の突出または退避が、さらに用紙の排出に応じたタイミングで行われることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により画像形成された用紙を排出する用紙排出手段と、用紙積載板を有し、前記用紙排出手段により排出された用紙を前記用紙積載板上に積載状態で収容する用紙積載手段と、前記用紙積載手段に積載された用紙の端部に送風口を通して、前記用紙に平行な向きに空気を吹き付ける送風手段と、前記送風口からみて側に設けられ、前記送風口に対して用紙の積載方向に移動して前記送風口を繰り返し開閉する送風口開閉手段と、前記送風口開閉手段の開閉に応じたタイミングで、前記送風手段からの空気の吹き付けに沿った方向に突出または退避を繰り返し、当該空気の吹き付けによって浮揚した用紙の最大高さを、用紙の排紙高さよりも低い位置で規制する規制手段とを備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項1および2に記載の発明によれば、用紙積載手段に積載された用紙の端部に送風口を通して空気を吹き付けるとともに、用紙の積載方向で送風口を開閉することにより、送風手段から吹き付けられる空気が用紙間に入り込みやすくなる。このため、用紙間に確実に空気の層を形成した状態で用紙を浮揚させることができる。したがって、空気の吹き付けによって浮揚させた用紙を効率良く冷却することができる。また、用紙の浮揚によって、用紙間に作用する密着力を弱めることができる。この結果、画像を定着させた用紙を排出する場合に、現像剤の粘着性(軟化)による用紙の貼り付き現象を有効に防止することができる排紙装置を実現することができる。また、請求項1および2に記載の発明によれば、送風手段からの空気の吹き付けによって浮揚した用紙が、排紙の障害にならないように、その最大高さを規制することができる。
請求項に記載の発明によれば、画像形成手段で画像形成された用紙を用紙排出手段で排出した場合に、用紙積載手段に積載された用紙の端部に送風口を通して空気を吹き付けるとともに、用紙の積載方向で送風口を開閉することにより、送風手段から吹き付けられる空気が用紙間に入り込みやすくなる。このため、用紙間に確実に空気の層を形成した状態で用紙を浮揚させることができる。したがって、空気の吹き付けによって浮揚させた用紙を効率良く冷却することができる。また、用紙の浮揚によって、用紙間に作用する密着力を弱めることができる。この結果、画像を定着させた用紙を排出する場合に、現像剤の粘着性(軟化)による用紙の貼り付き現象を有効に防止することができる画像形成装置を実現することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明が適用される画像形成装置の構成例を示す概略図である。図示した画像形成装置1は、画像形成装置本体2と排紙装置3とを備えた構成となっている。画像形成装置本体2内には、上下2段で2つの給紙装置4,5が組み込まれている。各々の給紙装置4,5は、例えば、トレイ形状、カセット形状、ボックス形状等からなる用紙収容部と、この用紙収容部から用紙を給紙する給紙用ロールとを用いて構成されるものである。
また、画像形成装置本体2には、各々の給紙装置4,5から給紙された用紙を搬送するための用紙搬送路が形成されている。用紙搬送路は、図示しない搬送路形成部材によって形成されるものである。用紙搬送路上には、所定の間隔で複数の搬送ロール(ロール対)6〜21が設けられている。
また、用紙搬送路上において、搬送ロール10と搬送ロール11の間には、画像転写装置22と画像定着装置23が設けられている。画像転写装置22は、用紙搬送路に沿って搬送される用紙に画像(トナー画像)を転写するものである。画像転写装置22は、用紙搬送路を介して対向する感光体ドラム22Aと転写ロール22Bとを有するものである。また、画像転写装置22は、図示はしないが、感光体ドラム22Aを帯電する帯電器と、この帯電器によって所定の電位に帯電された感光体ドラ22Aの表面をレーザ光で露光走査して静電潜像を書き込む画像書き込み装置と、この画像書き込み装置によって書き込まれた静電潜像を、例えばトナーとキャリアからなる二成分現像剤を用いて現像する現像装置とを有するものである。
感光体ドラム22Aと転写ロール22Bは、所定の圧力で接触する状態に配置されている。感光体ドラム22Aは、用紙に画像を形成する際に、図の反時計廻り方向に一定の速度で回転するものである。転写ロール22Bは、感光体ドラム22Aに従動して回転しつつ、感光体ドラム22Aとの間に用紙を挟み込み、この用紙にトナーと逆極性の電荷を印加することにより、感光体ドラム22A上のトナー画像を用紙に転写するものである。
画像定着装置23は、用紙搬送路に沿って搬送される用紙に画像(トナー画像)を定着させるものである。画像定着装置23は、ヒータ等によって所定の温度(定着温度)に加熱される加熱ロール23Aと、この加熱ロール23Aに所定の圧力で接触する加圧ロール23Bとを備えている。
排紙装置3は、排紙ロール(ロール対)24と用紙積載板25とを備えるものである。排出ロール24は、一方を駆動ロール、他方を従動ロールとした一対のロールによって構成されている。排出ロール24は、用紙の排出方向と直交する方向(図1の奥行き方向)に所定の間隔で複数並べて設けられている。排出ロール24は、画像形成装置本体2内で画像形成された用紙を搬送ロール13から受け取って排紙装置3の本体(以下、「排紙装置本体」)26内に排出するものである。用紙積載板25は、排紙ロール24によって排出された用紙を積載状態で収容するものである。用紙積載板25は、排紙装置本体26内に昇降可能に設けられている。
上記構成からなる画像形成装置1においては、給紙装置4,5のいずれか一方から給紙された用紙が、搬送ロール6,7,8,9の回転にしたがって搬送ロール10へと送り込まれる。次に、搬送ロール10の回転にしたがって用紙が画像転写装置22に送り込まれる。画像転写装置22では、感光体ドラム22Aと転写ロール22Bの間を通過するときに、用紙の第1面にトナー画像が転写される。
次に、用紙は画像定着装置23に送られる。画像定着装置23では、加熱ロール23Aと加圧ロール23Bの間を通過するときに、用紙の第1面にトナー画像が定着される。次に、用紙は搬送ロール11,12の回転にしたがって搬送ロール13に送り込まれ、さらに搬送ロール13の回転にしたがって排紙ロール24へと送り込まれる。そして、排紙ロール24の回転にしたがって画像形成装置本体2から排紙装置本体26へと排出される。以上の動作は、用紙の片面に画像を形成する片面画像形成処理の場合である。
用紙の両面に画像を形成する両面画像形成処理の場合は、画像定着装置13を通過した用紙を、排出ロール11,12の回転にしたがって搬送ロール14,15,16へと送り込む。そして、搬送ロール14と搬送ロール15との間で用紙の後端が、搬送ロール17側に向かう用紙搬送路の分岐位置を通過すると、搬送ロール15,16の回転が一旦停止した後、それまでと逆方向に搬送ロール15,16が回転する。これにより、用紙は搬送ロール17へと送り込まれる。
その後、用紙は搬送ロール17〜21の回転にしたがって再び搬送ロール8へと送り込まれる。以降は、第1面に画像を形成する場合と同様の手順で用紙の第2面に画像が形成(転写、定着)される。
こうして両面に画像が形成された用紙は、搬送ロール11,12,13を順に経由して排紙ロール24に送り込まれる。また、用紙を表裏反転して排出する場合は、搬送ロール11,12の回転にしたがって用紙が搬送ロール14,15,16側に送り込まれた後、搬送ロール14,15,16の逆回転によって用紙が搬送ロール13に送り込まれる。
図2は排紙装置3の内部の構成例を示す平面図である。また、図3は図2のC矢視図であり、図4は図2のD矢視図である。排紙装置本体26の内部には、用紙積載板25の上に積載される用紙27の収容位置を案内(規制)する一対のサイドガイド28,29とエンドガイド30が設けられている。サイドガイド28は、用紙の一方の側端位置を揃えるためのもので、サイドガイド29は、用紙の他方の側端位置を揃えるためのものである。エンドガイド30は、用紙の終端位置を揃えるためのものである。
用紙の側端位置とは、排紙ロール24によって排出される用紙の移動方向(以下、「排出方向」とも記す)と直交する方向を向いて配置される用紙端の位置をいう。用紙の終端位置とは、排出ロール24によって排出される用紙の移動方向の下流側を向いて配置される用紙端の位置をいう。
サイドガイド28は、排紙装置本体26に固定状態で設けられている。サイドガイド29は、排紙装置3に排出される用紙の幅に応じて自動又は手動でガイド位置を調整できるように、サイドガイド28と接近離間する方向(用紙の排出方向と直交する方向)に移動可能に設けられている。エンドガイド30は、排紙装置3に排出される用紙の長さに応じて自動又は手動でガイド位置を調整できるように、用紙の排出方向に移動可能に設けられている。
用紙の幅とは、用紙の排出方向と直交する方向の用紙サイズをいう。用紙の長さとは、用紙の排出方向の用紙サイズをいう。
固定のサイドガイド28には2つの送風装置31が取り付けられている。2つの送風装置31は、用紙の積載方向(上下方向)では互いに同じ位置に配置されている。また、2つの送風装置31は、用紙の排出方向に所定の間隔をあけて上流側(排紙ロール24に近い側)と下流側(排紙ロール24から遠い側)に分けて配置されることにより、用紙排出方向の異なる位置に設けられている。
各々の送風装置31は、一方のサイドガイド28から他方のサイドガイド29に向かって水平に空気を送り出すものである。このため、各々の送風装置31の取り付け部位に対応してサイドガイド28には四角い送風口32が形成されている。また、各々の送風装置31は送風口開閉機構33を介して送風口32の形成部位に取り付けられている。送風口開閉機構33は、用紙の積載方向でサイドガイド28の送風口32を開閉するものである。
また、一方のサイドガイド28には3つの爪34が設けられ、他方のサイドガイド29には2つの爪34が設けられている。これらの爪34は、後述する空気の吹き付けによって浮揚した用紙の最大高さを規制するものである。各々の爪34は、用紙の積載方向(上下方向)では互いに同じ位置に配置されている。排紙ロール24を構成する一対のロールが用紙を挟み込む位置を「用紙の排紙高さ」と定義すると、各々の爪34は、用紙の排紙高さよりも低い位置で、上記浮揚した用紙の最大高さを規制するものである。
各々の爪34は、サイドガイド28,29の相対向する面(サイドガイド28,29の内側面)から突出する状態に設けられている。一方のサイドガイド28においては、用紙の排出方向で送風口32を間に挟むように3つの爪34が配置され、他方のサイドガイド29においては、用紙の排出方向に所定の間隔をあけて2つの爪34が配置されている。各々の爪34は、図5(A)に示すように、各々のサイドガイド28,29の内側面から突出した位置と、図5(B)に示すように、各々のサイドガイド28,29の内側面から退避した位置とに選択的に配置可能となっている。また、各々の爪34は、図示しないモータ、ソレノイド等の駆動により、図5(A)に示す突出位置と、図5(B)に示す退避位置との間で移動可能となっている。
図6は送風口開閉機構の構成例を示す概略図である。図示のように、送風口開閉機構33は、送風口32の開口形状に対応した四角いフレーム部材35と、このフレーム部材35に移動自在に支持されたシャッター部材36とを用いて構成されている。シャッター部材36は、図示しないモータ等を駆動源として用紙の積載方向に往復移動(上下動)することにより、送風口32を開閉するものである。また、シャッター部材36は、上方への移動(シャッター上昇動作)によって送風口32を閉じるとともに、下方への移動(シャッター下降動作)によって送風口32を開くように上下動するものである。
したがって、シャッター部材36で送風口32を完全に閉じた状態(全閉状態)から、シャッター部材36を下方に移動させると、シャッター部材36の移動にしたがって送風口32が上端側から徐々に開いていく。また、シャッター部材36で送風口32を全開した状態から、シャッター部材36を上方に移動させると、シャッター部材36の移動にしたがって送風口32が下端側から徐々に閉じていく。
図7は排紙装置3の動作を制御する制御系の構成例を示すブロック図である。排紙制御部37は、排紙ロール24の回転動作、用紙積載板25の昇降動作、送風装置31の送風動作、爪34の退避動作、送風口開閉機構33の開閉動作をそれぞれ制御するものである。このため、排紙制御部37には、動作制御の対象として、排紙駆動部38、昇降駆動部39、送風駆動部40、退避駆動部41、開閉駆動部42が接続されている。
排紙駆動部38は、排紙ロール24を回転させる駆動源となるものである。昇降駆動部39は、用紙積載板25を昇降させる駆動源となるものである。送風駆動部40は、送風装置31でファン等を回転させる駆動源となるものである。退避駆動部41は、爪34を退避させる駆動源となるものである。開閉駆動部42は、送風口開閉機構33で送風口32を開閉するためにシャッター部材36を上下動させる駆動源となるものである。
また、排紙制御部37には、排紙検知センサ43とシャッター開閉センサ44とが接続されている。排紙検知センサ43は、排紙ロール24が用紙を排紙中であるかどうかを検知するものである。排紙検知センサ43は、例えば、排紙ロール24近傍の下流側に配置されるものである。シャッター開閉センサ44は、送風口開閉機構33におけるシャッター部材36の開閉状態を検知するものである。
図8は画像形成装置1の画像形成装置本体2内で画像形成された用紙を排紙装置3に排出する際に排紙制御部37によって実行される排紙処理の手順を示すフローチャートである。
まず、排紙制御部37は、昇降駆動部39を駆動して用紙積載板25を初期位置に移動させた後(ステップS1)、退避駆動部41を駆動して爪34を突出位置から退避位置へと移動させる(ステップS2)。用紙積載板25の初期位置は、例えば、用紙積載板25の上面(用紙積載面)が送風口32の下端と同じか、それよりも上側に配置される位置で設定される。
次に、排紙制御部37は、排紙駆動部38を駆動して排紙ロール24による用紙の排出を開始する(ステップS3)。このとき、画像形成装置本体2で用紙に形成される画像情報(例えば、画像密度など)から、例えば、画像形成に使用されるトナーの量が、予め設定された所定使用量を超えている場合は、ステップS3以降の処理で後述するように送風装置31及び送風口開閉機構33を動作させ、トナー使用量が所定使用量以下である場合は、ステップS3以降の処理で送風装置31及び送風口開閉機構33を動作させないように切り替えるようにしてもよい。
次に、排紙制御部37は、排紙ロール24によって排出された用紙の枚数(排紙枚数)がn枚以上となった段階で、退避駆動部41を駆動して爪34を退避位置から突出位置に移動させる(ステップS4、S5)。
次に、排紙制御部37は、送風駆動部40を駆動して送風装置31による送風動作を開始するとともに、開閉駆動部42を駆動して送風口開閉機構33によるシャッター開閉動作を開始する(ステップS6)。
送風動作を開始するにあたっては、排紙ロール24によって排出される用紙の長さに応じて、2つの送風装置31を選択的に動作させる。具体的には、図9に示すように、用紙の長さが所定の長さよりも短い場合は、上流側の送風装置31だけを駆動し、上記図2に示すように、用紙の長さが所定の長さよりも長い場合は、2つの送風装置31を一緒(同時)に駆動する。
また、上記排紙枚数nの値は、排紙ロール24によって排出される用紙の種類(例えば、サイズ、厚さ等)に応じて変更してもよい。その場合は、用紙の種類に応じて、送風動作及びシャッター開閉動作の開始タイミングを可変制御することが可能となる。また、排紙枚数nの値は、画像形成装置本体2で用紙に形成される画像情報(例えば、画像密度など)に応じて変更してもよい。その場合は、画像情報に応じて、送風動作及びシャッター開閉動作の開始タイミングを可変制御することが可能となる。また、排紙枚数がn枚以上になったかどうかの判断ステップに代えて、用紙の排出を開始してから所定時間が過ぎたかどうかの判断ステップを適用してもよい。その場合は、用紙の排出開始からの経過時間に基づいて、送風動作及びシャッター開閉動作の開始タイミングを制御することが可能となる。また、上記所定時間を、用紙の種類又は画像情報に応じて変更すれば、用紙の種類又は画像情報に応じて、送風動作及びシャッター開閉動作の開始タイミングを可変制御することが可能となる。
シャッター開閉動作は、開閉駆動部42の駆動によりシャッター部材36を所定のパターンで繰り返し上下動させることで行なう。図10(A)〜(D)にシャッター開閉動作の様子を示す。シャッター部材36は、図10(A)に示すように、送風口32を完全に閉じた状態(全閉状態)から、図10(B),(C)に示すように徐々に下方に移動した後、図10(D)に示すように、送風口32を全開する位置で停止する。その後、シャッター部材36は、送風口32を全開した状態から、徐々に上方に移動した後、送風口32を完全に閉じる位置で停止する。これを1回の開閉サイクルとして、シャッター部材36は上下動を繰り返す。
その際、送風口32をシャッター部材36で完全に閉じた状態から、開閉駆動部42の駆動によりシャッター部材36を下方に移動させると、シャッター部材36の移動にしたがって送風口32が徐々に開くため、送風装置31から送り出された空気が送風口32を通して用紙積載領域側に流れるようになる。このため、シャッター部材36が下方に移動する過程では、空気の吹き付け領域が徐々に下方に拡大する。したがって、用紙積載板25に積載された用紙27の端部に対して、上層から順に空気が吹き付けられる。また、送風口32を全開した状態では、用紙積載板25に積載された用紙27が、送風装置31からの空気の吹き付けにより1枚ずつ分離したかたちで浮揚した状態となる。
その際、浮揚状態における用紙27の最大浮揚高さは、図11にも示すように、浮揚した用紙27の最上面に各々の爪34が接触することで、用紙27の浮揚高さを各々の爪34で押さえることにより規制(制限)される。この状態では、爪34よりも上に用紙27が浮揚しないため、空気の吹き付けによって浮揚した用紙27が、排紙ロール24による用紙の排出動作の障害となることはない。
一方、送風口32をシャッター部材36で全開した状態から、開閉駆動部42の駆動によりシャッター部材36を上方に移動させると、シャッター部材36の移動にしたがって送風口32が徐々に閉じられるため、送風装置31から送り出された空気がシャッター部材36で遮られるようになる。このため、シャッター部材36が上方に移動する過程では、空気の吹き付け領域が徐々に上方に縮小するため、用紙積載板25から浮揚していた用紙27は、空気の吹き付けによる揚力を失って落下する。また、送風口32を完全に閉じた状態では、用紙積載板25に用紙27が積載された状態となる。
ここで、排紙制御部37が送風駆動部40を駆動して送風装置31を動作させる場合は、送風装置31の送風量を用紙の種類に応じて変更するように制御してもよい。例えば、用紙の種類が、坪量の大きい厚紙であれば、普通紙である場合に比較して、送風装置31の風量を増加させるなどの制御形態を採用する。
また、一般に画像形成装置で厚紙に画像を形成する場合は、普通紙に画像を形成する場合に比較して、画像形成の生産性が低い(単位時間当たりの排紙枚数が少ない)。このため、用紙の種類が厚紙であれば、送風口開閉機構33による送風口32の開閉量や開閉サイクルを、普通紙の場合に比較して変える(開閉量を小さくする、開閉サイクルを短くする)ことにより、用紙積載板25に積載された用紙の上層部に集中的に空気を吹き付けて冷却効率を上げることも可能である。
続いて、排紙制御部37は、シャッター開閉センサ44の検知信号に基づいて、シャッター部材36が閉じ状態(全閉状態)になっているかどうかを確認し(ステップS7)、シャッター部材36が閉じ状態であれば、昇降制御処理と排出制御処理を実行する(ステップS8)。シャッター開閉センサ44の検知信号は、例えば、シャッター部材36が送風口32を完全に閉じた状態でオン状態となり、それ以外でオフ状態となる。そのため、排紙制御部37は、シャッター開閉センサ44の検知信号がオン状態であれば、シャッター部材36が閉じ状態であると判断し、シャッター開閉センサ44の検知信号がオフ状態であれば、シャッター部材36が閉じ状態ではないと判断する。
図12は昇降制御処理の手順を示すフローチャートである。まず、排紙制御部37は、用紙積載板25に積載された用紙の高さ(用紙積載高さ)が所定の高さに到達したかどうかを確認し(ステップS11)、用紙積載高さが所定の高さに到達していたら、昇降駆動部39を駆動して図13に示すように用紙積載板25を所定量だけ下降させる(ステップS12)。用紙積載高さとは、用紙積載板25に積載された用紙の最上面の高さをいう。用紙積載高さが所定の高さに到達しているかについては、例えば、用紙積載高さを検知するセンサ(用紙高さ検知センサ)の検知信号に基づいて判断すればよい。
なお、本処理例では、用紙の積載高さが所定の高さに到達するたびに用紙積載板25を所定量ずつ下降させることになるが、これ以外にも、例えば、排紙ロール24が用紙を所定の枚数だけ排出するたびに用紙積載板25を所定量ずつ下降させてもよい。
図14は排出制御処理の手順を示すフローチャートである。まず、排紙制御部37は、排紙検知センサ43の検知信号に基づいて、排紙ロール24が用紙を排出中(排紙中)であるかどうかを確認する(ステップS21)。そして、排紙中であれば、そのまま処理をけ、排紙中でなければ、開閉駆動部42の駆動を停止してシャッター開閉動作を一時停止させる(ステップS22)。
次に、排紙制御部37は、退避駆動部41を駆動して爪34を突出位置から退避位置に移動させる(ステップS23)。これにより、図15(A),(B)に示すように、シャッター部材36で送風口32を完全に閉じたときに、突出した爪34の上に乗っていた用紙27が、爪34を退避させると同時に自重で落下して、用紙積載板25の上に積載されることになる。
次いで、排紙制御部37は、所定時間が経過したかどうかを確認する(ステップS24)。所定時間は、排紙ロール24により排出されて各々の爪34の上に乗った用紙が、爪34を退避動作させてから、用紙積載板25の上に落下するまでに要する時間に応じて設定されるものである。
上記所定時間が経過すると、排紙制御部37は、排紙検知センサ43の検知信号に基づいて、排紙ロール24が次の用紙を排出中(排紙中)であるかどうかを確認する(ステップS25)。そして、次の用紙を排出中でなければ、退避駆動部41を駆動して爪34を退避位置から突出位置に移動させ、次の用紙を排出中であれば、それが終わった段階で、退避駆動部41を駆動して爪34を退避位置から突出位置に移動させる(ステップS26)。ここで記述する次の用紙とは、上記ステップS21で排紙中と判断された用紙の後に排紙される用紙をいう。その後、排紙制御部37は、開閉駆動部42を駆動してシャッター開閉動作を再開させる(ステップS27)。
図16はシャッター開閉動作、用紙排出動作及び爪退避動作のタイミングチャートである。図において、時間T1は、上記ステップS24で適用される所定時間に相当するものである。また、時間T2は、シャッター部材36を繰り返し上下動させて送風口32を開閉する際に、シャッター部材36で送風口32を完全に閉じ状態に保持しておく最短の時間である。また、排紙中の期間は用紙の長さに依存し、非排紙中の期間は用紙間隔に依存する。
まず、第1のケースでは、シャッター部材36で送風口32を完全に閉じたときに、非排紙中になっているため、その段階で爪34を退避位置に移動している。その後、シャッター部材36で送風口32を完全に閉じてから時間T1が経過した段階では非排紙中になっているため、その段階で爪34を突出位置に移動している。その後、時間T1<T2の関係から、シャッター部材36で送風口32を完全に閉じてから時間T2が経過した段階で、シャッター部材36を開状態に切り替えている。
第2のケースでは、シャッター部材36で送風口32を完全に閉じたときに、非排紙中になっているため、その段階で爪34を退避位置に移動している。その後、シャッター部材36で送風口32を完全に閉じてから時間T1が経過した段階では排紙中になっていて、この排紙中の状態が時間T2を経過した後も継続しているため、排紙中から非排紙中に切り替わった段階で、爪34を突出位置に移動するとともに、シャッター部材36を開状態に切り替えている。
第3のケースでは、シャッター部材36で送風口32を完全に閉じたときに、排紙中になっているため、排紙中から非排紙中に切り替わった段階で、爪34を退避位置に移動している。その後、シャッター部材36で送風口32を完全に閉じてから時間T1が経過した段階で非排紙中になっているため、爪34を突出位置に移動するとともに、シャッター部材36を開状態に切り替えている。
なお、上記実施形態においては、排紙開始からの排紙枚数又は経過時間に基づいて送風装置31と送風口開閉機構33の動作開始タイミングを制御するものとしたが、本発明はこれに限らず、排紙開始と同時に送風装置31と送風口開閉機構33の動作を開始してもよい。その場合、排紙開始からの排紙枚数が所定枚数に到達するか、排紙開始からの経過時間が所定時間に到達するまでは、送風装置31の送風量を通常の量よりも弱く設定しておき、排紙開始からの排紙枚数が所定枚数に到達するか、排紙開始からの経過時間が所定時間に到達した段階で、送風装置31の送風量を通常の量まで増大させるものとしてもよい。
また、上記実施形態においては、排紙ロール24を排紙装置3に設けるものとしたが、排紙ロール24を画像形成装置本体2に設けるものとしてもよい。
本発明が適用される画像形成装置の構成例を示す概略図である。 排紙装置の構成例を示す平面図である。 図2のC矢視図である。 図2のD矢視図である。 爪の動作位置を説明する図である。 送風口開閉機構の構成例を示す概略図である。 排紙装置の動作を制御する制御系の構成例を示すブロック図である。 排紙処理の手順を示すフローチャートである。 送風装置の動作例を示す平面図である。 シャッター開閉動作の様子を示す図である。 用紙の浮揚状態を示す図である。 昇降制御処理の手順を示すフローチャートである。 用紙積載板の昇降動作例を示す図である。 排出制御処理の手順をフローチャートである。 爪を突出位置から退避位置に移動させたときの状態変化を示す図である。 シャッター開閉動作、用紙排出動作及び爪退避動作のタイミングチャートである。
符号の説明
24…排紙ロール、25…用紙積載板、27…用紙、31…送風装置、32…送風口、33…送風口開閉機構、34…爪、36…シャッター部材、37…排紙制御部

Claims (3)

  1. 用紙積載板を有し、排出された用紙を前記用紙積載板上に積載状態で収容する用紙積載手段と、
    前記用紙積載手段に積載された用紙の端部に送風口を通して、前記用紙に平行な向きに空気を吹き付ける送風手段と、
    前記送風口からみて側に設けられ、前記送風口に対して用紙の積載方向に移動して前記送風口を繰り返し開閉する送風口開閉手段と、
    前記送風口開閉手段の開閉に応じたタイミングで、前記送風手段からの空気の吹き付けに沿った方向に突出または退避を繰り返し、当該空気の吹き付けによって浮揚した用紙の最大高さを、用紙の排紙高さよりも低い位置で規制する規制手段と
    を備えることを特徴とする排紙装置。
  2. 前記規制手段の突出または退避が、さらに用紙の排出に応じたタイミングで行われることを特徴とする請求項1に記載の排紙装置。
  3. 用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により画像形成された用紙を排出する用紙排出手段と、
    用紙積載板を有し、前記用紙排出手段により排出された用紙を前記用紙積載板上に積載状態で収容する用紙積載手段と、
    前記用紙積載手段に積載された用紙の端部に送風口を通して、前記用紙に平行な向きに空気を吹き付ける送風手段と、
    前記送風口からみて側に設けられ、前記送風口に対して用紙の積載方向に移動して前記送風口を繰り返し開閉する送風口開閉手段と、
    前記送風口開閉手段の開閉に応じたタイミングで、前記送風手段からの空気の吹き付けに沿った方向に突出または退避を繰り返し、当該空気の吹き付けによって浮揚した用紙の最大高さを、用紙の排紙高さよりも低い位置で規制する規制手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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