JP2002128300A - シート供給装置 - Google Patents

シート供給装置

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JP2002128300A
JP2002128300A JP2000328628A JP2000328628A JP2002128300A JP 2002128300 A JP2002128300 A JP 2002128300A JP 2000328628 A JP2000328628 A JP 2000328628A JP 2000328628 A JP2000328628 A JP 2000328628A JP 2002128300 A JP2002128300 A JP 2002128300A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エア吹き付け手段のパワーを増大させること
なく、シートの供給速度を高めたいという要請を満たし
ながら、シートの分離・給送動作を効率的に行う。 【解決手段】 シートSを積載するシート積載手段1
と、このシート積載手段1に積載されたシートS束の最
上シートS(1)から順に送出するシート送出手段2と、
積載されたシートS束の側面に対向して開口する吹出口
3aを有すると共に、この吹出口3aからシートS束の
側面に向けてエアを吹き付けるエア吹き付け手段3と、
前記吹出口3aから吹き出されるエア流路4aをシート
S表面に対して略垂直方向に往復移動させるエア流路移
動手段4と、このエア流路移動手段によるエア流路4a
の移動速度を変化させる速度可変手段5とを備える。ま
た、エア流路移動手段4によるエア流路4aの待機時位
置を所望位置に規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積載されたシート
を供給するシート供給装置に係り、特に、シート間の密
着性の高いシートを分離・給送する上で有効なシート供
給装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタや複写機等の画像形成装置にお
いては、一般に、画像が形成される記録媒体として、連
続的な供給を可能とするカットシートが用いられてお
り、これらのシートは、従来複写機メーカー指定の複写
紙や上質紙が用いられていた。これらのシートは比較的
表面平滑度が低いことからシート間の密着力が低く、シ
ートトレイ等のシート積載部からシートを一枚ずつ繰り
出す際に、複数枚のシートが密着して供給される所謂重
送を防ぐことは比較的容易であった。しかしながら、近
年では、記録媒体の多様化に伴い、表面平滑度の高いも
のも含めて多種シートの搬送が要求されるようになって
きており、特に、カラー化技術の進展に伴い白色度を上
昇させ光沢を出したコート紙や、OHPシート、トレー
シングペーパー等の他、特別に坪量の高い厚紙に対して
も同一の機種による搬送要求が高くなっている。このコ
ート紙や、OHPシート、トレーシングペーパー等はシ
ート間の密着力が強いことから重送を防ぐことが難し
く、シート供給には特別な対策が必要となる。
【0003】このような要請下において、シート間の貼
り付きの大きいコート紙等の供給技術としては、例えば
図12に示すように、給送ロール201と分離ロール2
02とによってシートトレイ204に収容されたシート
S束を分離する従来の供給技術に加えて、エア吹き付け
装置203を付加し、シートS束側面からエアを吹き付
け、シートS間に空気層を形成するようにした態様が既
に提案されている(例えば特開平4−23747号公
報)。尚、エア吹き付け装置203としては、例えばシ
ートトレイ204の側壁に吹出口203aを開口すると
共に、これにエアダクト203bを連結し、内部に図示
外のエア発生装置(ブロア)を内蔵した態様のものが用
いられ、また、図12中、符号205はシートS束を持
ち上げ支持するボトムプレート、206はシートS束の
側方を位置決めする位置決めガイドである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来こ
の種のシート供給装置(エア吹き付け装置を具備した態
様)にあっては、以下のような技術的課題が見られた。
すなわち、エアはシートS束の抵抗の小さい方へ集中的
に流れていくため、図12に示すように、シートS束に
界面(継ぎ足しの境目)207があったり、シートS束
側面のエッジの微妙な開き具合によって、必ずしもすべ
てのシートS間に空気層ができず、結果として分離でき
ないシートS束ができてしまう。この場合、一旦束浮揚
したシートSは二度と分離することはできず、結果とし
て重送することになる。
【0005】また、図13(a)に示すように、シート
S束を束浮揚させずに、一枚ずつ浮揚させるには、エア
吹き付け装置203の吹出口203aの下端位置を、最
上シートS(1)とその次のシートS(2)との間に設定し、
シートS一枚のみを浮揚させる手法が考えられる。しか
しながら、シートS束の最上シートS(1)の高さは、部
品や組み付け等のばらつきによってMax位置とMin位置と
の間で2〜3mmばらつき、狙いより最上シートS(1)
の位置が高くなったとき(図13(a)(b)参照)は
前記と同様な理由でシートSが束浮揚し、逆に低くなっ
たとき(図13(a)(c)参照)はエアが当たらない
ためにシートSが全く浮揚しないということになり、シ
ートSの分離性能が不安定になり易い。
【0006】更に、図14に示すように、シートS束上
部がアッパカールしている状況下では、局所位置を狙っ
て吹き付けることはより困難になり、シートSが束浮揚
し易い傾向が強い。
【0007】このような技術的課題を解決する手段とし
て、例えば図15(a)に示すように、エア吹き付け装
置203の吹出口203a部分に移動自在な流路移動板
210を設け、この流路移動板210を図15(b)に
示すように一定速度で往復移動させ、エア流路211を
移動させるようにした技術が既に提案されている(例え
ば特開平11−5643号公報参照)。尚、図15
(b)において、流路移動板210の位置としてA,
B,Cは吹出口203aの上端、中央、下端位置を示
す。ここで、流路移動板210の移動速度については比
較的遅くすることが好ましく50mm/sec以下が適
当である、と記載されている。この態様によれば、確か
に、流路移動板210の移動によってエア流路211が
変化し、最上シートSから下へ順次エアが吹き付けられ
るため、エア流路211の移動速度が遅ければ遅いほど
シートSの浮揚分離の確実性は増す。
【0008】確かに、この態様(エア流路移動方式)に
よれば、比較的低速機であればシートSの浮揚分離動作
を確実に実現できる点で好ましいものであるが、シート
Sの供給速度を高めたいという要請下(高速機)にあっ
ては、単位時間当たりのシートの供給枚数に対してエア
によるシートSの浮揚分離枚数がおいつかなくなってく
る懸念がある。例えば、流路移動板210が動くことで
10sec.でシートSを10枚浮揚分離させることができ
るとする。これに対し、シート供給装置の生産性が60
ppmまでは1sec.に1枚ずつ供給されるため問題ない
が、それ以上の生産性になるとシートSの浮揚分離が追
いつかなくなり、結果として重送/ミスフィードが発生
してしまう。このような傾向は、例えば浮揚しづらい厚
紙の方が薄紙よりも顕著である。また、シートSの供給
開始まで事前に複数枚シートSを浮揚分離させておく必
要があるが、流路移動板210の移動速度が遅すぎる
と、1枚目のシートS供給開始に時間がかかってしま
い、生産性を損ない易い。
【0009】このような技術的課題を解決する手段とし
ては、エア吹き付け装置のエア発生装置(ファン)のパ
ワーを上げることが考えられるが、その結果として、エ
ア発生装置の大型化、消費電力、騒音の増大という技術
的課題が生じてしまう。本発明は、以上の技術的課題を
解決するためになされたものであって、エア吹き付け手
段のパワーを増大させることなく、シートの供給速度を
高めたいという要請を満たしながら、シートの分離・給
送動作を効率的に行えるようにしたシート供給装置を提
供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1に示すように、シートSを積載するシート積載手段1
と、このシート積載手段1に積載されたシートS束の最
上シートS(1)から順に送出するシート送出手段2と、
積載されたシートS束の側面に対向して開口する吹出口
3aを有すると共に、この吹出口3aからシートS束の
側面に向けてエアを吹き付けるエア吹き付け手段3と、
前記吹出口3aから吹き出されるエア流路4aをシート
S表面に対して略垂直方向に往復移動させるエア流路移
動手段4と、このエア流路移動手段によるエア流路4a
の移動速度を変化させる速度可変手段5とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0011】このような技術的手段において、シート積
載手段1としては、シートSを積載する態様であれば適
宜選定して差し支えなく、例えば各種サイズのシートS
を収容するには、任意サイズのシートSを積載するシー
トトレイ1aと、このシートトレイ1a内にシートSを
位置決め保持するシートガイド1bと、積載されたシー
トSを上昇保持する押し上げ部材1cとで構成される。
また、シート送出手段2としては、エア吹き付け手段3
からのエア吹き付けによってシートSを浮揚させ、最上
シートS(1)から順に送出するものであれば適宜選定し
て差し支えない。
【0012】更に、エア吹き付け手段3の設置について
は、シートS束の側面(前後、左右いずれでもよい)に
対向する任意の個所に一又は複数設けるようにすればよ
い。更にまた、エア流路移動手段4としては、吹出口3
a部分にシャッタを設けて開口(エア流路4a)面積を
変える態様に限られず、吹出口3a自体を移動させる態
様をも含む。また、速度可変手段5としては、エア流路
4aの移動速度を変化させ、シートS束へのエア吹き付
けの程度に重み付けを与えるものであれば広く含む。
【0013】ここで、速度可変手段5の代表的な態様と
しては、例えば積載されたシートS束の最上シートS
(1)近辺でエア流路4aの移動速度を最も遅く設定する
態様が挙げられる。この態様は、今まさに供給しようと
するシートSに対して念入りにエアを吹き付ける態様で
あり、シートSの分離動作に大きく寄与する領域に対し
エアを集中的に吹き付けるようにしたものである。ま
た、速度可変手段5の他の態様としては、エア流路4a
の移動方向として上から下へ移動する場合のエア流路4
aの移動速度を下から上へ移動する場合のそれよりも遅
く設定する態様が挙げられる。この態様は、シートSの
分離動作に大きく寄与するエア流路4aの移動方向(上
→下)で念入りにエアを吹き付けるようにしたものであ
る。
【0014】更に、速度可変手段5の別の態様として
は、使用シートSの選択モードに応じてエア流路4aの
移動速度を可変設定する態様が挙げられる。この態様
は、使用シートSの選択モード毎にエアの吹き付け動作
の最適化を図る態様であり、移動速度の変化については
二段階に限られず、三段階以上の多段階であってもよ
い。ここで、使用シートSの選択モードについては、例
えばシートSの厚みに応じてエア流路4aの全体的な速
度に変化を与えるようにしてもよい。このとき、シート
Sの厚みに応じてエア流路4aの移動速度を可変設定
し、厚シートSの場合が薄シートSの場合よりも遅くな
るようにし、浮揚しづらい厚シートSに対しエアを念入
りに吹き付けるようにすればよい。
【0015】一方、シートSの厚みに応じてエア流路4
aの速度パターンに変化を与えるようにしてもよい。例
えばシートSの厚みに応じてエア流路4aの移動速度を
可変設定し、薄シートSの場合には、エア流路4aが積
載されたシートS束の最上シートS(1)近辺より上方に
位置する際のエア流路の移動速度を下方に位置する時よ
りも遅く設定し、一方、厚シートSの場合には、エア流
路4aが積載されたシートS束の最上シートS(1)近辺
より上方に位置する際のエア流路4aの移動速度を下方
に位置する時よりも速く設定するようにすればよい。こ
の態様は、浮揚しづらい厚シートSについては最上シー
トS(1)に対し念入りにエアを吹き付けるが、浮揚し易
い薄シートSの場合には逆に最上シートS(1)に対する
エアの吹き付けを抑制するものである。
【0016】また、使用シートSの選択モードについて
は、シートSサイズに応じたエア流路4aの速度に変化
を与えるようにしてもよい。例えばシートSサイズに応
じてエア流路4aの移動速度を可変設定し、大サイズシ
ートSを使用する際のエア流路4aの移動速度を小サイ
ズシートSを使用する時よりも遅く設定するようにすれ
ばよい。この態様は、大サイズシートSの場合、小サイ
ズシートSよりも生産性が低下するため、分離しにくい
大サイズシートSについてエアの吹き付けを強化するも
のである。
【0017】更に、使用シートSの選択モードについて
は、シートSに対する記録モードに応じてエア流路4a
の速度に変化を与えるようにしてもよい。例えばシート
Sに対する記録モードに応じてエア流路4aの移動測度
を可変設定し、両面記録モード時のエア流路4aの移動
速度を片面記録モード時より遅く設定するようにすれば
よい。この態様は、両面記録モード時の場合、片面記録
モード時よりも生産性が低下するため、両面記録モード
時のシートSについてエアの吹き付けを強化するもので
ある。
【0018】また、シートSの浮揚、分離動作が不安定
であるという技術的課題を解決する手段として、エア流
路移動手段4によるエア流路4aの待機位置について最
適化を図るようにしてもよい。この場合、本発明の態様
としては、図1に示すように、シートSを積載するシー
ト積載手段1と、このシート積載手段1に積載されたシ
ートS束の最上シートS(1)から順に送出するシート送
出手段2と、積載されたシートS束の側面に対向して開
口する吹出口3aを有すると共に、この吹出口3aから
シートS束の側面に向けてエアを吹き付けるエア吹き付
け手段3と、前記吹出口3aから吹き出されるエア流路
4aをシートS表面に対して略垂直方向に往復移動させ
るエア流路移動手段4とを備え、エア流路移動手段4に
は、待機位置として、エア流路4a最下端を積載された
シートS束の最上シートS(1)近辺に位置させる待機位
置規制手段6を具備させるようにすればよい。この態様
は、エアの吹き付け効果を直ぐに与え、早くシートSを
浮揚分離することを可能とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて本発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態 図2は本発明が適用されたシート供給装置の実施の形態
1を組み込んだ画像形成装置の概略構成を示す正面説明
図である。同図において、画像形成装置10は、画像読
取装置11やパーソナルコンピュータ等の外部機器12
と通信回線13によって接続される受信部14を有し、
この受信部14からの画像情報を画像記録制御部15に
取り込み、前記画像情報に基づいて後述する画像書込み
装置22を制御するようになっている。
【0020】また、本実施の形態において、画像形成装
置10は例えば電子写真方式の作像エンジンを有してお
り、この作像エンジンとしては、例えば像担持体として
の感光体ドラム20を有し、この感光体ドラム20の周
囲には、感光体ドラム20を帯電する帯電ロールなどの
帯電器21と、感光体ドラム20上に静電潜像を書き込
む画像書込み装置22と、感光体ドラム20上の静電潜
像をトナー現像する現像器23と、感光体ドラム20上
のトナー像をシート(図示せず)に転写する転写ロール
等の転写器24と、感光体ドラム20上に残留するトナ
ーを清掃するクリーナ25とを配設したものが用いられ
る。
【0021】更に、作像エンジンの下方側には、所定数
(本例では四つ)のシート供給装置30が多段に配設さ
れており、このシート供給装置30から供給されたシー
トはシート搬送部40を介して転写器24による転写部
位へと導かれた後、トナー像が転写せしめられたシート
は定着装置26を経てトナー像を定着保持し、排出ロー
ル43を通じて排出トレイ44へと排出するようになっ
ている。本実施の形態で用いられるシート供給装置30
は、図2及び図3に示すように、各種シートSが収容さ
れるボックス状のシートトレイ31と、このシートトレ
イ31内に収容されるシートS位置を規制するシートガ
イド32(具体的には32a,32b)と、シートトレ
イ31の底部に配設されてシートSを供給位置まで上昇
させるボトムプレート33を備えている。
【0022】そして、本実施の形態では、シートトレイ
31内のシートSは、シートトレイ31のシート供給方
向側に位置する手前壁及びこれに隣接する側壁の固定位
置決め壁31aに当接した状態で収容されており、シー
トガイド32は、シートトレイ31内のシートSの供給
方向に直交する方向の一側縁部(サイド)位置を規制す
るサイドガイド32aと、シートトレイ31内のシート
Sの供給方向の後縁部(エンド)位置を規制するエンド
ガイド32bとからなる。尚、本例では、シートトレイ
31の固定位置決め壁31aの側壁部分がシートS搬送
のサイドレジ(側方基準位置)S/Rになっている。
【0023】一方、シートトレイ31のシート供給方向
手前側にはシートトレイ31内のシートSを一枚ずつ取
り出すピックアップロール36が配設されおり、本例で
は、ピックアップロール36は支持アーム(図示せず)
を介して揺動自在となっており、上昇するシートSの上
面に当接する。支持アーム近傍には図示外の高さセンサ
を設けており、高さセンサは支持アームの揺動を検出す
ることによりシートS束の高さ寸法を検出できるように
なっている。更に、ピックアップロール36の下流側に
は、シート供給方向に回転する給送ロール37と、反シ
ート供給方向へトルクリミッタ(図示せず)によって一
定限度のトルクが付加されつつ、両方向に回転可能なリ
タードロール38とが所定圧力で接触しその相互作用に
よってシートSを分離・搬送するようになっている。こ
のとき、リタードロール38は反シート供給方向に回転
駆動されているが、給送ロール37との当接部にシート
Sが1枚だけある時はシート供給方向に回転し、2枚以
上の時は反シート供給方向に回転するようになってい
る。
【0024】特に、本実施の形態では、シートトレイ3
1の一側方にはエア吹き付け装置50が付設されてお
り、このエア吹き付け装置50は、シートトレイ31内
に収容されるシートSにエアを側方から吹き付けること
によってシートSを浮揚・分離するようになっている。
ここで、エア吹き付け装置50は、例えば図4に示すよ
うに、シートトレイ31の一側壁(本例では、サイドガ
イド32aに対向する固定位置決め壁31a部分)に吹
出口51を開設し、この吹出口51にはエアダクト52
を連通接続すると共に、このエアダクト52には内部に
ファン53が内蔵されたファンユニット54を取付け、
このファンユニット54にはエア取り込みダクト55を
連通接続するようにしたものである。本実施の形態にお
いて、吹出口51の開設位置は側方に設定しているが、
前後側方の四方向のいずれの方向であってもよい。ま
た、吹出口51の開口幅は、シートS辺の一部分であっ
ても、シートS辺の全長にわたるものであってもよい。
更に、吹出口51の数は一個所又は複数個所のいずれで
あってもよい。また、ファン53としては、軸流ファ
ン、シロッコファン、クロスフローファン等のいずれで
あってもよい。尚、図4中、符号34はシートSの浮揚
し過ぎを規制するストッパである。
【0025】また、上記シートトレイ31の吹出口51
の外側には流路移動板61が往復動自在に設けられてお
り、この流路移動板61は吹出口51を開閉するシャッ
タとして機能し、吹出口51に連通するエア流路62を
移動させるものである。そして、流路移動板駆動機構6
0は流路移動板61を上下方向で往復動させる駆動機構
であり、例えば図5に示すように構成される。すなわ
ち、流路移動板駆動機構60は、流路移動板61には上
下方向に延びるガイドスリット67を形成し、図示外の
固定部材には前記ガイドスリット67に摺動自在に係合
するガイドピン68を設けることで、流路移動板61の
上下方向軌跡を規制する一方、駆動モータ63の駆動軸
と同軸に駆動ギア64を設けると共に、この駆動ギア6
4に伝達ギア65を噛合させ、更に、前記流路移動板6
1の一側縁には前記伝達ギア65が噛合するラック66
を設け、駆動モータ63からの駆動力を流路移動板61
に伝達するようにしたものである。尚、流路移動板61
の位置検出については、流路移動板61の一部に遮光板
69を突出形成し、この遮光板69の位置をフォトイン
タラプタ型センサ等の光学式センサ70にて検出する手
法が用いられる。
【0026】更に、本実施の形態では、制御装置80
は、流路移動板駆動機構60の駆動モータ63に制御信
号を与え、流路移動板61の速度を例えば図7に示すよ
うに可変設定するようにしたものである。具体的に述べ
ると、図7において、Aを吹出口51上端位置、Bを最
上シートS(1)位置、Cを吹出口51下端位置であると
仮定すると、制御装置80は、最上シートS(1)近傍で
流路移動板61の速度が最も遅くなるように流路移動板
61を移動させるようになっている。
【0027】また、シート搬送部40は、各シート供給
装置30から供給されたシートSが通過するシート搬送
路41を有し、このシート搬送路41には搬送用のテイ
クアウェイロール42を適宜数配設するようにしたもの
である。尚、図3(b)中、符号39は給送ロール37
にて供給されたシートS位置を検出するフィードアウト
センサである。
【0028】次に、本実施の形態に係るシート供給装置
30の作動について説明する。今、シート供給装置30
のシートトレイ31にシートSを補給し、このシートト
レイ31を挿入セットすると、ボトムプレート33が図
示外の駆動モータからの駆動を受けて上昇し、最上位の
シートSが上方に待機するピックアップロール36に当
接すると共に、高さセンサの検出信号に基づきモータが
停止され所定高さで停止する。次いで、図6に示すよう
に、シート供給命令によりエア吹き付け装置50が動作
すると共に、エア流路62が移動せしめられる流路移動
板61が駆動モータ63の正逆転駆動により上下方向に
往復動し、シートS間にエアが吹き込まれ、シートSが
一枚ずつ分離して捌かれる。このとき、流路移動板61
は光学式センサ70によって位置検出され、制御装置8
0は光学式センサ70からの信号に基づいて流路移動板
61の待機位置と往復運動タイミングとを制御する。
【0029】このような動作過程において、例えば図3
(a)(b)に示すように、エアによってシートS束上
部のシートSが捌かれた後、図示外のソレノイドによっ
て押し下げられたピックアップロール36がシートSに
接し搬送を開始する。ピックアップロール36にてピッ
クアップされたシートSは、下流側に位置する給送ロー
ル37とリタードロール38とによって一枚ずつ捌かれ
た状態で送り出される。このシートSは、フィードアウ
トセンサ39を通過した後、所定時間経過後まで給送ロ
ール37によって搬送され、その後、テイクアウェイロ
ール42に受け渡されて更に下流側へと搬送される。シ
ートSがテイクアウェイロール42で搬送されている時
は、給送ロール37の駆動は停止されており、シート搬
送駆動系に内蔵されたワンウェイクラッチ(図示せず)
によって連れ回っているだけである。
【0030】シートSの供給が進むにつれて、シートト
レイ31内の最上位のシートSの高さが次第に低くな
り、それにつれて押下時のピックアップロール36の高
さも低くなる。このような状況下では、図示外の高さセ
ンサがピックアップロール36の支持アーム(図示せ
ず)位置を検出するため、この高さセンサの検出信号に
基づいて図示外の駆動モータを駆動させることで微少量
ボトムプレート33を上昇させ、シート供給動作を継続
させる。以上の動作を繰り返すことによりボトムプレー
ト33上の全てのシートS束を送り出す。
【0031】このようなシートの供給動作過程におい
て、エア吹き付け装置50は、ファン53を常時駆動さ
せてエアを吹出口51に向けて供給しており、また、流
路移動板61は、図7に示すような速度パターンにて上
下方向の往復動を繰り返し、図6に示すように、エア流
路62を移動させている。特に、本実施の形態では、流
路移動板61の移動速度は、最上位に位置するシート
(最上シート)S(1)近傍で最も遅く設定されているた
め、今まさに供給しようとしているシートである最上シ
ートS(1)に対して念入りにエアが吹き付けられる。こ
のため、最上シートS(1)が確実に浮揚・分離される。
【0032】また、本実施の形態では、流路移動板61
の移動速度を最上シートS(1)近傍で遅くなるように設
定しているが、これに限られるものではなく、例えば図
8に示すように、流路移動板61の移動速度を、上から
下への移動速度を、下から上への移動速度より遅く設定
するようにしてもよい。この場合、流路移動板61が上
から下へ移動すると、エア流路62が上から下へ順次広
がっていき、直接的な分離対象とするシートSの上部に
対してエアを集中的に供給することができるのに対し、
流路移動板61を下から上へ移動させるときは、シート
Sの積載下部から順にエアを供給するが、シートSの積
載下部へのエア供給は積載上部に比べてシートSの浮揚
・分離に対する必要性は低い。このため、流路移動板6
1の移動方向としては、上から下への移動方向の方がシ
ートSの浮揚・分離性能に大きく寄与すると考えられ、
本例では、シートSの浮揚・分離性能に大きく寄与する
移動方向でエアの吹き付けを強化し、シートSの浮揚・
分離動作を確実に実現できるようにしたものである。但
し、流路移動板61の戻り方向(下から上)への移動速
度をある程度速く設定することにより、流路移動板61
の一往復周期が極端に遅くならないように設定し、もっ
て、シート供給装置30の生産性を損なわないように留
意することが好ましい。
【0033】また、本実施の形態では、流路移動板61
の待機位置は、図9に示すように、流路移動板61の最
上端が積載されたシートS束の最上シートS(1)位置
(図中Bで示す)近辺、言い換えれば、エア流路62の
最下端が積載されたシート束の最上シートS(1)位置近
辺に位置するように設定されている。このため、本実施
の形態では、流路移動板61が移動を開始すると、直後
にエアがシートS束の上部付近に当たるため、早くシー
トSの浮揚・分離動作を開始することが可能になる。こ
のため、流路移動板61の移動開始からシートSの供給
開始に至るまでの時間を短縮することができる。これに
対し、流路移動板61の待機位置を最も高い位置(エア
流路62が閉じた状態の位置)に設定した比較の形態に
あっては、流路移動板61が移動開始してから、最上シ
ートS(1)近辺位置にくるまで一切エアがシートSに当
たらないため、その分、シートSの浮揚・分離動作の開
始が遅くなる。
【0034】◎実施の形態2 本実施の形態に係るシート供給装置の基本的構成は実施
の形態1と略同様であるが、実施の形態1と異なり、図
4に二点鎖線で示すように、使用シートの選択モードに
応じて流路移動板61の速度パターンを可変設定するよ
うにしたものである。尚、実施の形態1と同様な構成要
素については、実施の形態1と同様の符号を付してここ
ではその詳細な説明を省略する。ここで、使用シートの
選択モードの代表例としては、 シートの厚みモード(薄シート、厚シートによるモ
ード) シートのサイズモード(大サイズシート、小サイズ
シートによるモード) シートに対する記録モード(例えば両面記録モー
ド、片面記録モード) 等が挙げられる。
【0035】今、シートの厚みモードを例に挙げると、
一般に画像形成装置の定着装置26による定着部は、薄
シートより厚シートの方の定着速度を遅くすることが多
く、それに伴って生産性も必然的に落ちてしまう。ま
た、エアによるシートの浮揚・分離動作も厚シートの方
が浮揚しにくく困難であることは自明である。そこで、
本実施の形態では、例えば図10に示すように、薄シー
トより厚シートの方の、流路移動板61(図4参照)の
移動速度を遅くし、厚シートに対する浮揚・分離動作の
確実性を向上させるようとしたものである。
【0036】また、シートの厚みモードについては、流
路移動板61に対し以下のような速度パターンにするこ
とも可能である。すなわち、エアによって薄シートは容
易に浮揚するが、束浮揚し易い。一方、厚シートはなか
なか浮揚しないが、一旦浮揚すると、束浮揚は薄シート
よりはしづらい。そこで、図11(a)に示すように、
薄シートは浮揚したシート群への吹き付け時間を長くす
るように、流路移動板61の移動速度を、流路移動板6
1が最も高くなった位置(吹出口上端位置A:エア流路
62が閉じた状態)から最上シート位置Bまでの区間の
方を、最上シート位置Bから流路移動板61が最も低く
なった位置(吹出口下端位置C:エア流路62が開いた
状態)までの区間より遅くする。それとは逆に、厚シー
トでは、流路移動板61の移動速度を、流路移動板61
が最も高くなった位置(吹出口上端位置A:エア流路6
2が閉じた状態)から最上シート位置Bまでの区間の方
より、最上シート位置Bから流路移動板61が最も低く
なった位置(吹出口下端位置C:エア流路62が開いた
状態)までの区間の方を遅くすることで、厚シートを浮
揚しやすくさせようとしたものである。
【0037】また、シートのサイズモードやシートに対
する記録モードについては、例えば流路移動板61に対
し以下のような速度パターンにすることが可能である。
例えばシートのサイズモードについては、一般に大サイ
ズシートの方が小サイズシートよりも生産性が低下す
る。例えばA4サイズ横置きの小サイズシートで60pp
mの場合、A3サイズ縦置きの大サイズシートでは30p
pmとなる。そこで、このような場合には、図10に示す
ように、流路移動板61の移動速度を、浮揚・分離しづ
らい大サイズシートの方を、小サイズシートの方より遅
くすることで、大サイズシートを浮揚しやすくすればよ
い。
【0038】更に、シートに対する記録モードについて
は、一般に両面記録モードの方が、片面記録モードより
生産性が低下する。例えばA4サイズ横置きのシートに
対する片面記録モードで60ppmの場合、両面記録モー
ドでは30ppmとなる。そこで、このような場合には、
図10に示すように、流路移動板61の移動速度を、両
面記録モードの方を、片面記録モードの方より遅くする
ことで、両面記録シートに対する浮揚・分離動作の確実
性をより増加させるようにすればよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、エア吹き付け手段を具備した態様において、エア流
路移動手段によるエア流路の移動速度を変化させるよう
にしたので、装置の小型化、低消費電力、低騒音という
要請を満たしながら、効率的にシートの浮揚・分離動作
を実現することができる。また、本発明によれば、エア
流路移動手段によるエア流路の待機時位置を規制し、エ
アの吹き付け動作を早期に作用させるようにしたので、
効率的にシートの浮揚・分離動作を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシート供給装置の概要を示す説
明図である。
【図2】 本発明に係るシート供給装置の実施の形態1
が組み込まれた画像形成装置の全体構成を示す説明図で
ある。
【図3】 (a)は実施の形態1に係るシート供給装置
の平面説明図、(b)はその正面説明図である。
【図4】 実施の形態1に係るシート供給装置の図3中
E−E線断面説明図及びエア流路の移動制御系を示す説
明図である。
【図5】 実施の形態1で用いられる流路移動板駆動機
構の詳細を示す説明図である。
【図6】 実施の形態1に係るシート供給装置のシート
の浮揚・分離動作過程を示す説明図である。
【図7】 実施の形態1に係るシート供給装置の流路移
動板の速度変化例を示す説明図である。
【図8】 実施の形態1に係るシート供給装置の流路移
動板の他の速度変化例を示す説明図である。
【図9】 実施の形態1に係るシート供給装置の流路移
動板の待機位置を示す説明図である。
【図10】 実施の形態2に係るシート供給装置の流路
移動板の速度変化例を示す説明図である。
【図11】 実施の形態2に係るシート供給装置の流路
移動板の他の速度変化例を示す説明図である。
【図12】 従来におけるシート供給装置の不具合を示
す説明図である。
【図13】 (a)は従来におけるシート供給装置の他
の例を示す説明図、(b)(c)は(a)の改善例の不
具合を示す説明図である。
【図14】 シート束上部がアッパカールしている場合
の不具合を示す説明図である。
【図15】 (a)は従来におけるシート供給装置の改
善例及びその不具合を示す説明図、(b)は(a)のシ
ート供給装置の流路移動板の移動状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…シート積載手段,1a…シートトレイ,1b…シー
トガイド,1c…押し上げ部材,2…シート送出手段,
3…エア吹き付け手段,3a…吹出口,4…エア流路移
動手段,4a…エア流路,5…速度可変手段,6…待機
位置規制手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載するシート積載手段と、 このシート積載手段に積載されたシート束の最上シート
    から順に送出するシート送出手段と、 積載されたシート束の側面に対向して開口する吹出口を
    有すると共に、この吹出口からシート束の側面に向けて
    エアを吹き付けるエア吹き付け手段と、 前記吹出口から吹き出されるエア流路をシート表面に対
    して略垂直方向に往復移動させるエア流路移動手段と、 このエア流路移動手段によるエア流路の移動速度を変化
    させる速度可変手段とを備えたことを特徴とするシート
    供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシート供給装置におい
    て、 速度可変手段は、積載されたシート束の最上シート近辺
    でエア流路の移動速度を最も遅く設定することを特徴と
    するシート供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシート供給装置におい
    て、 速度可変手段は、エア流路の移動方向として上から下へ
    移動する場合のエア流路の移動速度を下から上へ移動す
    る場合のそれよりよりも遅く設定することを特徴とする
    シート供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシート供給装置におい
    て、 速度可変手段は、使用シートの選択モードに応じてエア
    流路の移動速度を可変設定するものであることを特徴と
    するシート供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のシート供給装置におい
    て、 速度可変手段は、シートの厚みに応じてエア流路の移動
    速度を可変設定し、厚シートの場合が薄シートの場合よ
    りも遅くなるようにすることを特徴とするシート供給装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のシート供給装置におい
    て、 速度可変手段は、シートの厚みに応じてエア流路の移動
    速度を可変設定し、薄シートの場合には、エア流路が積
    載されたシート束の最上シート近辺より上方に位置する
    際のエア流路の移動速度を下方に位置する時よりも遅く
    設定し、一方、厚シートの場合には、エア流路が積載さ
    れたシート束の最上シート近辺より上方に位置する際の
    エア流路の移動速度を下方に位置する時よりも速く設定
    することを特徴とするシート供給装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のシート供給装置におい
    て、 速度可変手段は、シートサイズに応じてエア流路の移動
    速度を可変設定し、大サイズシートを使用する際のエア
    流路の移動速度を小サイズシートを使用する時よりも遅
    く設定することを特徴とするシート供給装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載のシート供給装置におい
    て、 速度可変手段は、シートに対する記録モードに応じてエ
    ア流路の移動測度を可変設定し、両面記録モード時のエ
    ア流路の移動速度を片面記録モード時より遅く設定する
    ことを特徴とするシート供給装置。
  9. 【請求項9】 シートを積載するシート積載手段と、 このシート積載手段に積載されたシート束の最上シート
    から順に送出するシート送出手段と、 積載されたシート束の側面に対向して開口する吹出口を
    有すると共に、この吹出口からシート束の側面に向けて
    エアを吹き付けるエア吹き付け手段と、 前記吹出口から吹き出されるエア流路をシート表面に対
    して略垂直方向に往復移動させるエア流路移動手段とを
    備え、 エア流路移動手段には、待機位置として、エア流路最下
    端を積載されたシート束の最上シート近辺に位置させる
    待機位置規制手段を具備させたことを特徴とするシート
    供給装置。
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