JP4861004B2 - サービス推薦システム、及び、サービス推薦方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザにサービスを推薦するためのサービス推薦システム、及び、サービス推薦方法に関するものである。
従来におけるサービスの推薦方法として、例えば、特許文献1には、あらかじめユーザの実世界での行動(以下「タスク」と定義する)とサービスとを対応付けてデータベースに記憶しておき、当該データベースからユーザのタスクを推定し、推定したタスクに応じたサービスを提示する枠組みが提案されている。さらに、あらかじめ時間と場所とに応じて実行される可能性の高いタスクを分類しておき、ユーザの現在の時間情報及び場所情報からユーザのタスクを推定し、推定したタスクに対応付けられたサービスを提示する枠組みも提案されている。
特開2005−100146号公報(段落0038〜0041、0062〜0064、図6)
この枠組みには2つの問題点がある。第1には、ユーザが常に同じ時間、場所においてタスクを実行するとは限らず、ユーザが通常と異なる時間、場所においてタスクを実行した場合、ユーザが実行するタスクを適切に推定することが困難である。例えば、タスク「帰宅する」が実行される可能性の高い時間情報として「19:00」、場所情報として「A駅」が記述されており、タスク「テレビを見る」が実行される可能性の高い時間情報として「22:00」、場所情報として「家」が記述されているとする。この場合、ユーザが会社で残業をしてから帰宅しようとして、「22:00」に「A駅」にいた場合には、「帰宅する」と「テレビを見る」とのどちらのタスクを推定すればいいのか決定できないという問題点が発生する。
第2には、同じ時間、場所でユーザがタスクを実行したとしても、ユーザが一人でいる場合と別のユーザと一緒にいる場合とでは、ユーザが実行するタスクは異なる。しかしながら、上記従来技術ではユーザが一人でいる場合でも別のユーザと一緒にいる場合でも推定されるタスクは同一となり、他のユーザとの関わりに応じたタスク推定には対応できていない。たとえば、ユーザが年休を取って家族とデパートに行こうとして、「平日10:00」に「A駅」にいた場合、上記従来技術の手法では「出勤する」というタスクが選択されてしまう。
以上のように、従来技術ではユーザのタスクを推定する際の確度が十分とはいえない。この原因は、ユーザの行動を規定する要因として時間及び場所のみを考慮し、ユーザのタスクと時間及び場所とを単純に対応付けて、タスク推定のためのモデルとしたことによる。
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザのタスクを推定する確度を向上させ、ユーザのタスクに応じたサービスを推薦することを可能とするサービス推薦システム、及び、サービス推薦方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ユーザにサービスを推薦するためのサービス推薦システムにおいて、ユーザの存在する場所または該ユーザと一緒にいる他者と前記ユーザとの関係によって決まる前記ユーザの役割であるロールと、当該ロールに対応付けられるユーザの行動を表すタスクの集合と、をタスクモデルとして記憶するタスクモデル記憶手段と、ユーザのロールを取得するユーザロール取得手段と、前記ユーザロール取得手段により取得されたユーザのロールに基づいて、前記タスクモデルからユーザのタスクを推定するタスク推定手段と、前記タスク推定手段により推定されたユーザのタスクを支援可能なサービスを検索するサービス検索手段と、を備え、前記タスクモデル記憶手段には、前記ユーザのロールを変化させるタスクであるロール変化タスクと対応付けて、変化後のユーザのロールが記憶されており、前記ユーザロール取得手段は、前記タスク推定手段により前記ロール変化タスクが前記ユーザのタスクとして推定された場合に、前記変化後のユーザのロールを取得することを特徴とするサービス推薦システムを提供する。
本発明によれば、サービス推薦システムは、取得したユーザのロールに基づいてユーザのタスクを推定するため、ユーザのタスクを規定する要因としてロールを考慮してタスクを推定することができ、ユーザのタスクを推定する確度を向上させることができる。そして、推定したユーザのタスクを支援するためのサービスを検索し、ユーザのタスクに応じたサービスを推薦することが可能となる。
また、本発明によれば、ロール変化タスクがユーザのタスクとして推定された場合に変化後のユーザのロールを取得することで、ユーザのロールを最新の状態とすることができ、ユーザのタスクを推定する確度を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のサービス推薦システムにおいて、前記ユーザの位置情報を取得するユーザ位置情報取得手段と、場所情報と、該場所情報で特定される場所に前記ユーザがいる時のユーザのロールと、を対応付けて記憶する位置・ロール対応関係記憶手段とを備え、前記ユーザロール取得手段は、前記ユーザ位置情報取得手段によって取得された前記ユーザの位置情報に対応するユーザのロールを前記位置・ロール対応関係記憶手段から取得することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの位置情報に応じた正確なユーザのロールを取得することができ、当該ロールに基づいてユーザのタスクを推定するため、ユーザのタスクを推定する確度を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のサービス推薦システムにおいて、前記ユーザと他者である別ユーザとの関わりを示すユーザグループを記憶するユーザグループ記憶手段と、前記ユーザグループと、該ユーザグループでの前記ユーザのロールと、を対応付けて記憶するユーザグループ・ロール対応関係記憶手段と、前記ユーザの位置情報を取得するユーザ位置情報取得手段と、前記別ユーザの位置情報を取得する別ユーザ位置情報取得手段と、前記ユーザ位置情報取得手段により取得した前記ユーザの位置情報と前記別ユーザ位置情報取得手段により取得した前記別ユーザの位置情報とに基づいて、該当するユーザグループを前記ユーザグループ記憶手段から取得するユーザグループ取得手段とを備え、前記ユーザロール取得手段は、前記ユーザグループ取得手段により取得されたユーザグループに対応するロールを前記ユーザグループ・ロール対応関係記憶手段から取得することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザと別ユーザとの位置関係に基づいてユーザグループを特定し、ユーザグループに基づいて正確なユーザのロールを取得することができるため、ユーザタスク推定の確度を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1からの何れか1項に記載のサービス推薦システムにおいて、現在時間を取得する現在時間取得手段と、前記ユーザの位置情報を取得するユーザ位置情報取得手段とを備え、前記タスク知識記憶手段に記憶されている各タスクには時間情報及び場所情報が対応付けられており、前記タスク推定手段は、前記現在時間取得手段により取得された現在時間及び前記ユーザ位置情報取得手段により取得された前記ユーザの位置情報と、前記タスクモデル記憶手段に記憶されている時間情報及び場所情報と、を比較することにより、前記ユーザのタスクを推定することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザのロールに加えて時間情報及び場所情報に基づきユーザのタスクを推定することができるため、ユーザのタスクを推定する確度を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のサービス推薦システムにおいて、前記ユーザがサービスを利用した時点の場所情報及び時間情報を取得するサービス利用結果取得手段と、前記サービス利用結果取得手段により取得された場所情報及び時間情報で、前記サービスと関連付けられたタスクに対応付けられている場所情報及び時間情報を更新するタスク知識更新手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、サービスと関連付けられたタスクに対応付けられている場所情報及び時間情報を更新することで、サービスの利用履歴を利用してユーザのタスクを推定することができるため、ユーザのタスクを推定する確度を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、ユーザにサービスを推薦するサービス推薦方法において、前記ユーザの存在する場所または該ユーザと一緒にいる他者と前記ユーザとの関係によって決まる前記ユーザの役割であるロールと、当該ロールに対応付けられる前記ユーザの行動を表すタスクの集合と、前記ユーザのロールを変化させるタスクであるロール変化タスクと、をタスクモデルとして記憶するタスクモデル記憶ステップと、前記ロール変化タスクが前記ユーザのタスクとして推定された場合に、前記変化後のユーザのロールを取得するユーザロール取得ステップと、前記ユーザロール取得ステップにおいて取得されたロールに基づいて、前記タスクモデルから前記ユーザのタスクを推定するタスク推定ステップと、前記タスク推定ステップにおいて推定された前記ユーザのタスクを支援可能なサービスを検索するサービス検索ステップとを含むことを特徴とするサービス推薦方法を提供する。
本発明によれば、ユーザのロールに基づいてユーザのタスクを推定することにより、ユーザのタスクを規定する要因としてロールを考慮することができ、ユーザのタスクを推定する確度を向上させることができる。そして、推定したユーザのタスクを支援するためのサービスを検索し、ユーザのタスクに応じたサービスを推薦することが可能となる。
本発明によれば、サービス推薦システムは、ユーザのロールを取得し、ユーザのロールに基づいてユーザのタスクを推定するため、ユーザのタスクを規定する要因としてロールを考慮してタスクを推定することができ、ユーザのタスクを推定する確度を向上させることができる。そして、推定したユーザのタスクを支援するためのサービスを検索し、ユーザのタスクに応じたサービスを推薦することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るサービス推薦システムの全体構成を示す図である。同図に示すように、サービス推薦システムは、サービス推薦サーバ100と、ユーザが所持する携帯端末101と、登録ユーザが所持する携帯端末102と、を含んで構成される。サービス推薦サーバ100、携帯端末101及び携帯端末102は、移動通信網やインターネット等の通信ネットワークと通信可能に接続されている。なお、ここで「登録ユーザ」とは、携帯端末101にユーザ情報が登録されているユーザをいう。
[1.1 サービス推薦サーバの構成]
次に、サービス推薦サーバ100の構成について詳細に説明する。サービス推薦サーバ100は、ハードウェア構成として、図示せぬ、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク装置、内部時計、及び、通信インターフェースを含んで構成され、一般的なコンピュータのハードウェア構成を備えている。サービス推薦サーバ100のハードディスク装置にはプログラムやデータベース等の各種ソフトウェアが記憶されている。ハードディスク装置に記憶されているデータベースとしては、タスク知識DB(database;データベース)(「タスクモデル記憶手段」に対応)103、サービス知識DB104、位置・ロール対応DB(「位置・ロール対応関係記憶手段」に対応)105、ユーザグループ・ロール対応DB(「ユーザグループ・ロール対応関係記憶手段」に対応)106、及び、ユーザグループ取得DB(「ユーザグループ記憶手段」に対応)107、が含まれる。以下、各データベースの構成について説明する。
(1.1.1 タスク知識DBの構成)
まず、タスク知識DB103の構成について説明する。タスク知識DB103は、ユーザのロールに対応付けたタスクの集合をタスクモデルとして記憶する。「タスク」とは、ユーザがサービスに到達するために必要となるユーザの行動である。図2には、タスク知識DB103のデータ構成の一例を示す。同図に示すように、タスク知識DB103には、データ項目として、ユーザの役割である「ロール」、当該ロールに対応付けられたタスクの識別子である「タスクID」、当該タスクの上位タスクとなる親タスクの識別子である「親タスクID」、タスクの内容を表す「タスク名」、タスクが前記ロールの元で実行される場合の「標準的な時間、場所」、実際にユーザがタスクを実行した時間及び場所の履歴を示す「時間と場所の利用ログ」、サービスの「選択回数」、及び、当該タスクがユーザのロールを変化させるタスク(以下「ロール変化タスク」)であるか否かを示す「ロール変化タスク」が設けられている。
「ロール変化タスク」はタスクがロール変化タスクである場合にのみ記述され、「ロール変化タスク」には変化後のロールが記述される。「選択回数」が記述されるタスクは、末端(下位層)のタスクのみである。末端のタスクはサービス知識DB104に記憶されているサービスに直接関連付けられており、ユーザがサービスを利用したタイミングで選択回数が増加する。
「時間と場所の利用ログ」には、ユーザが利用したサービスと直接関連付けられている末端のタスクの一つ上位のタスクにおいて、サービスを実行した時の時間と場所が記述される。このため、あるタスクの「時間と場所の利用ログ」が記述された回数の総数と、当該タスクの子タスクの選択回数の総数は一致する。なお、タスク知識DB10の時間と場所の利用ログ及び選択回数は、ユーザ毎に用意される。ここでは、単一のユーザのみがサービス推薦システムを利用しているものとして、タスク知識DB10には当該ユーザの利用履歴及び選択回数を記述している。複数ユーザがサービス推薦システムを利用する場合には、利用履歴及び選択回数にユーザIDを付加してタスク知識DB10内に保存してもよいし、タスクID、ユーザID、利用履歴、及び選択回数の項目からなる履歴管理DBを別に作成してもよい。
(1.1.2 サービス知識DB)
次に、サービス知識DB104について説明する。サービス知識DB104は、タスクの実行を支援するためのサービスが定義されたデータベースである。ここで、サービスとは、インターネット上のコンテンツや実世界サービスに関する知識をいう。図3には、サービス知識DB104のデータ構成の一例を示す。図3に示すように、サービス知識DB104には、データ項目として、サービスの識別子である「サービスID」、サービスの所在(アクセス先)の識別子である「サービスURI(Uniform Resource Identifier)」、及び、当該サービスにより実行が支援されるタスクの識別子である「タスクID」からなる。
(1.1.3 位置・ロール対応DB)
次に、位置・ロール対応DB105について説明する。位置・ロール対応DB105は、ユーザの位置情報からユーザのロールを取得するためのデータベースである。図4には、位置・ロール対応DB105のデータ構成の一例を示す。同図に示すように、位置・ロール対応DB105には、データ項目として、ユーザのロールを確実に決定することができる「標準的な場所」と、当該場所にユーザがいる時のユーザの「ロール」と、が設けられている。例えば、男性であるユーザが「会社」にいる時の標準的なロールは「会社員」であり、当該ユーザが「家」にいる時の標準的なロールは「父」である、
(1.1.4 ユーザグループ・ロール対応DB)
次に、ユーザグループ・ロール対応DB106について説明する。ユーザグループ・ロール対応DB106は、ユーザが属するユーザグループからユーザのロールを取得するためのデータベースである。図5には、ユーザグループ・ロール対応DB106のデータ構成の一例を示す。同図に示すように、ユーザグループ・ロール対応DB106には、データ項目として、携帯端末101を所持するユーザと登録ユーザとの関わりを示す「ユーザグループ」と、ユーザがそれぞれのユーザグループをもつ登録ユーザと一緒にいた場合に推定されるユーザの「ユーザロール」と、が設けられている。
当該ユーザグループ・ロール対応DB106を用いることにより、例えば、ユーザが同僚と一緒にいた場合には「会社員」というユーザのロールを取得することができ、ユーザがサークルのメンバーと一緒にいた場合には「サークルメンバ」というユーザのロールを取得することができ、ユーザが家族と一緒にいた場合には「父」というユーザのロールを取得することができる。
(1.1.5 ユーザグループ取得DB)
次に、ユーザグループ取得DB107について説明する。ユーザグループ取得DB107は、携帯端末101を所持するユーザと、携帯端末102を所持する登録ユーザとが一緒にいる(共に活動している)時の二人に共通するユーザグループを取得するためのデータベースである。図6には、ユーザグループ取得DB107のデータ構成の一例を示す。ユーザグループ取得DB107は、携帯端末101の電話番号である「端末番号」と、登録ユーザが所持する携帯端末102の電話番号である「登録ユーザ端末番号」と、登録ユーザと携帯端末101を所持するユーザとの関わりを表す「ユーザグループ」と、で構成される。図6には携帯端末101の端末番号の例を1つのみ表示しているが、全てのユーザが所持する携帯端末101の端末番号がユーザグループ取得DB107に記憶される。
(1.1.6 機能構成)
サービス推薦サーバ100が備える上述したハードウェア及びソフトウェアによって、図7に示す機能構成がサービス推薦サーバ100に実現される。以下、各構成要素の機能について述べる。
端末ID取得部201は、携帯端末101のIDを取得する。携帯端末101のIDとしては、電話番号が該当する。
ユーザ位置情報取得部202は、携帯端末101から携帯端末101の位置情報をユーザの位置情報として受信する。
位置ロール判定部209は、ユーザの位置情報に対応するユーザのロールを位置・ロール対応DB105から取得する。
登録ユーザ情報受信部205は、ユーザの携帯端末101に登録されている登録ユーザの情報(端末ID等)を携帯端末101から受信する。
ユーザグループ取得部211は、登録ユーザの情報及びユーザグループをユーザグループ取得DB107から取得する。
登録ユーザ情報更新部212は、携帯端末101に登録されている登録ユーザの情報が変化した場合に、ユーザグループ取得DB107を更新する。
登録ユーザ位置情報取得部(「別ユーザ位置情報取得手段」に対応)206は、登録ユーザが所持する携帯端末102の位置情報を受信する。
ユーザグループ取得部211は、ユーザ位置情報取得部202により取得したユーザの位置情報と登録ユーザ位置情報取得部206により取得した登録ユーザの位置情報とに基づいて、ユーザグループ取得DB107から登録ユーザのユーザグループを取得する。具体的には、例えば、ユーザと登録ユーザとの位置情報が一致する場合にユーザと登録ユーザとが一緒にいると判断して、携帯端末101の端末番号及び携帯端末102の登録ユーザ端末番号に対応するユーザグループをユーザグループ取得DB107から取得する。
ユーザロール取得部210は、ユーザグループ取得部211により取得されたユーザグループに対応するロールをユーザグループ・ロール対応DB106から取得することにより、ユーザのロールを決定する。また、取得したユーザのロールを記憶保持する。
現在時間取得部203は、内部時計から現在の時間を取得する。
タスク推定部207は、ユーザロール取得部210により取得されたロールに基づいて、タスク知識DB103からユーザのタスクを推定する。より確度の高いタスク推定を行う場合は、さらに、現在の時間、及び、現在のユーザの位置情報と、タスクに対応付けられた時間情報及び場所情報(タスク知識DB103の「時間と場所の利用ログ」又は「標準的な時間、場所」)との比較を行うことにより、ユーザ行動を推定する。
サービス知識検索部(「サービス検索手段」に対応)208は、タスク推定部207により推定されたユーザ行動を支援することが可能なサービスをサービス知識DB104から検索する。
サービス知識送信部200は、サービス知識検索部208における検索により取得したサービスをユーザの携帯端末101に送信することにより、ユーザにサービスを推薦する。
サービス利用結果取得部204は、携帯端末101に送信したサービスの利用結果を取得する。ここで、サービスの利用結果には、サービス名やサービスが利用された時点の場所情報及び時間情報が含まれている。また、「サービスが利用された時点」とは、例えば、携帯端末101に表示されているサービスURIをユーザが選択した時点をいう。
ユーザ選択ロール受信部213は、携帯端末101上でユーザが選択したユーザのロールを受信する。
タスク知識更新部214は、タスク知識DB103を更新する。詳細には、タスク知識更新部214は、サービス利用結果取得部204により取得された場所情報及び時間情報で、ユーザに利用されたサービスと関連付けられているタスクに対応する「時間と場所の利用ログ」を更新する。
[1.2 携帯端末の構成]
次に、携帯端末101,102の構成について説明する。なお、携帯端末102の構成は携帯端末101の構成と同様であるため、携帯端末101について説明する。携帯端末101は無線によるデータ通信機能を有する端末である。携帯端末101に相当する端末としては、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)、無線通信カードが搭載されたPDA(Personal Digital Assistance)などが挙げられる。
携帯端末101は、CPU、メモリ、無線通信インターフェース、ディスプレイ、操作キー等のハードウェアと、メモリに記憶されるソフトウェアと、を備えている。携帯端末101が備えるこれらのハードウェア及びソフトウェアにより、図8に示す機能構成が実現される。以下、各構成要素について述べる。
サービス知識受信部501は、サービス推薦サーバ100よりサービスの候補を受信する。
サービス表示部506は、受信したサービスの候補を携帯端末101上に表示する。
サービス利用結果送信部502は、ユーザがサービスを利用した結果をサービス推薦サーバ100に送信する。
端末ID送信部507は、携帯端末101の端末IDをサービス推薦サーバ100に送信する。
ユーザ位置情報取得部508は、ユーザの位置情報を取得する。ここで、ユーザの位置情報を取得する方法としては、携帯端末101に搭載されたGPS(Global Positioning System)を利用する、セルラ基地局の位置情報を利用する、携帯端末101に搭載された無線LAN(Local Area Network)機能を用いてアクセスポイントの情報を取得する、携帯端末101のメモリに保存された電子マネーの駅改札での利用履歴を利用する等の方法が考えられる。
ユーザ位置情報送信部509は、ユーザの位置情報をサービス推薦サーバ100に送信する。
ユーザ選択ロール送信部504は、ユーザが携帯端末101に表示されているユーザのロールの候補から何れかのロールを選択した場合に、選択されたロールをサービス推薦サーバ100に送信する。
[2.1 サービス推薦システム全体の概要]
実世界においてユーザの行動は様々な要因によって規定されている。たとえば、ユーザに期待されている役割の認識、職業・人種・文化といったことに由来する社会的制約、さらには目的意識、規範意識、自己認識などによって構成されるその人物の性格や個性などが挙げられる。これらの要因の中で、ユーザの職業、人種、文化、性格や個性は、ユーザの日々の生活サイクルの中でほとんど変化しない。本実施の形態では、ユーザのいる場所、時間や、周囲にいる人間との人間関係によって変動しうる、ユーザに期待される役割(ロール)に注目している。
図9には、ロールに基づいてユーザの行動を規定するモデルを示す。ロールによって規定されるユーザの行動をタスクの集合(「タスクモデル」ともいう)として集め、ユーザのロールとあらかじめ関連付けておく。例えば、「サークルメンバR1」というロールには、「友人と会うT11」、「帰宅するT12」、「テニスの準備をするT13」というタスクの集合が関連付けてある。ロール「会社員R2」には、「出勤するT21」、「昼食を食べるT22」、「会社から帰宅するT23」というタスクの集合が関連付けられている。ユーザは、あるロールを保持している間は、当該ロールごとに対応付けられたタスクモデル内のタスクを実行する。
ロールの変化は、タスクの実行に伴って起こる。各ロールに対応付けられたタスクモデルの中には、ユーザのロールの変化を引き起こすタスク(「ロール変化タスク」)が存在し、タスクモデル内のロール変化タスクを実行することによって別のロールに切り替わる。たとえば、朝、家から会社に出勤するユーザは、「出勤するTC1」というタスクを通じて、「父R3」というロールから「会社員R2」というロールへと変化する。また、ユーザが会社帰りにサークルの友人と飲みに出かけたときには、「友人と会うTC2」というタスクを通じて、「会社員R2」というロールから「サークルメンバR1」というロールに変化する。ロールが変化した後は、変化後のロールに対応付けられたタスクモデル内のタスクを実行する。
このように、ロールによってユーザの行動を規定できると考え、タスクモデル全体ではなく、ユーザのロールごとに分類されたタスクモデルをタスク推定に用いることにより、タスクの探索空間を規定することができ、時間、場所の変動によらずに適切なタスクを推定することができる。また、一緒にいるユーザとの人間関係に応じて、ユーザのロールとタスクモデルとを規定することができるため、一緒にいるユーザに応じて適切にタスクを推定することができる。
図10には、ロールに基づくサービス推薦の枠組みを示す。
サービス推薦サーバ100は、ユーザのロールが変化するまで同じユーザのロールを保持し続ける。ステップS1においては、サービス推薦サーバ100は、ロールを変化させるタスク(「会社から帰宅する」など)の実行、場所情報、時間情報の変化、及び、一緒にいるユーザの変化に応じて、ロールの変化を取得する。
ステップS2において、サービス推薦サーバ100は、ユーザのロールに対応付けられたタスクモデルをタスク知識DB103から取得し、そのタスクモデル内のタスクの中で、ユーザがいる場所、及び、時間情報において最も実行されやすいタスクをユーザのタスクとして推定する。
ステップS3において、サービス利用結果をフィードバックする。すなわち、サービス推薦サーバ100は、ユーザがサービスを利用した時点の時間と場所の情報をタスクモデル内のタスクに推定条件として追加しておき、次回タスク推定時、及びサービス決定時に利用する。
[2.2 処理フロー]
以下、サービス推薦サーバ100及び携帯端末101それぞれの処理フローについて説明する。
(2.2.1 サービス推薦サーバの処理フロー)
図11を参照して、サービス推薦サーバ100の処理フローを説明する。
まず、サービス推薦サーバ100は、現在におけるユーザのロールの取得を目指す。
具体的には、サービス推薦サーバ100は、ユーザの携帯端末101のユーザ位置情報送信部509から送信された携帯端末101の位置情報を、ユーザがいる場所の位置情報としてユーザ位置情報取得部202で受信する(ステップS101)。
さらに、携帯端末101の端末ID送信部507から送信された端末IDを端末ID取得部201で取得し、当該端末IDに基づき携帯端末101に登録されている登録ユーザの端末IDをユーザグループ取得DB107から取得する(ステップS102)。
次に、登録ユーザ位置情報取得部206において、登録ユーザの携帯端末102の位置情報を登録ユーザがいる場所の位置情報として、携帯端末102のユーザ位置情報送信部509から受信する(ステップS103)。
次に、取得したユーザの位置情報と登録ユーザの位置情報とに基づいて、ユーザのロールを推定する。具体的には、ユーザの位置情報と同一の位置情報をもつ登録ユーザが存在する場合には(ステップS104;Yes)、ユーザグループ取得部211において登録ユーザのユーザグループを取得する(ステップS105)。具体的には、携帯端末101及び携帯端末102の端末番号に対応付けられているユーザグループをユーザグループ取得DB107から取得する。
次に、ユーザロール取得部210において、取得したユーザグループに該当するユーザのロールをユーザグループ・ロール対応DB106から取得する(ステップS106)。
一方、ユーザの位置情報と同一の位置情報をもつ登録ユーザが存在しなければ(ステップS104;No)、位置ロール判定部209において位置・ロール対応DB105を参照し、ユーザの位置情報に対応するユーザのロールを取得する。位置・ロール対応DB105にはロールが明らかに定まる場所のみが記述されているので、ユーザの位置からロールが決定できない場合がある。その場合には、ユーザロール取得部210は、現在保持されているユーザのロールを継続して保持する(ステップS107)。
次に、サービス推薦サーバ100のタスク推定部207において、現在ユーザが実行しているタスクを推定する。具体的には、タスク推定部207は、タスク知識DB103を参照し、現在のユーザのロールに対応付けられたタスクモデルを選択する。当該選択されたタスクモデル内で、ユーザの現在の位置、及び、時間に最も近い「時間と場所の利用ログ」をもつタスクを選択する(ステップS108)。なお、時間と場所に基づいてタスクを選択する方法としては、上記以外に、「時間と場所の利用ログ」内の時間と場所についての情報の平均値をとり、平均値と現在の場所と時間との近さが最も近いタスクを選択する方法を採ってもよい。タスク知識DB103に「時間と場所の利用ログ」が蓄積されていない場合には、タスク知識DB103に予め設定されている「標準的な時間、場所」と、現在のユーザの時間及び場所とが最も近いタスクを選択する。
次に、ステップS108で推定されたタスクがロールの変化を引き起こす「ロール変化タスク」であるか判定する(ステップS109)。「ロール変化タスク」であった場合には(ステップS109;Yes)、タスク知識DB103内の「ロール変化タスク」で定義されているロールを現在の(変化後の)ユーザのロールとする(ステップS110)。
次に、タスク推定部207では、推定されたタスクの下位タスクの集合内における、複数のサービスに直結する末端のタスクの中から、サービスの実行頻度が最多のタスクを取得する(ステップS111)。サービス知識検索部208では、ステップS111で取得したタスクと関連付けられたサービスをサービス知識DB104から取得し、取得したサービスをサービス知識送信部200からユーザの携帯端末101に送信する(ステップS112)。携帯端末101はサービス知識とともにロールの候補を表示する。
次に、ユーザが、携帯端末101に表示されたロールの候補の中から現在保持中のロールとは異なるロールを選択し、サービス推薦サーバ100が当該ロールをユーザ選択ロール受信部213により携帯端末101から受信した場合には(ステップS113;Yes)、ユーザロール取得部210により当該ロールを現在のユーザのロールとして取得し(ステップS114)、再度、タスクの推定、及びサービスの推薦を実施する(ステップS108〜S112)。サービスを送信してから一定時間(任意の時間に決めてもよいし、サービスごとに決めてもよい)経過してもユーザが選択したロールを受信することができない場合、あるいは、サービス利用結果取得部204においてサービス利用結果を受信した場合に、ロールが選択されなかった(ステップS113;No)と判断する。
次に、ユーザのサービスの利用結果に基づきタスク知識DB103を更新する。具体的には、サービス推薦サーバ100は、サービス利用結果取得部204において携帯端末101から送信されてきたサービス利用結果を受信すると、サービスが利用されたと判断する。サービス利用結果はサービスが利用された場合にのみ受信される。サービスを送信してから一定時間(任意の時間に決めてもよいし、サービスごとに決めてもよい)経過してもサービス利用結果を受信することができない場合、サービスが利用されなかったと判断する。
サービスが利用された場合には(ステップS115;Yes)、まず、タスク知識更新部214において、タスク知識DB103に記憶されているタスクのうち、ステップS108において推定されたタスクに対応する「場所と時間の利用ログ」項目にサービスを利用した時点でのユーザの位置情報及び時間情報を格納する(ステップS116)。さらに、推薦したサービスに関連付けられているタスクの「選択回数」を1増加させる(ステップS117)。
(2.2.2 携帯端末の処理フロー)
次に、図12を参照して、携帯端末101の処理フローについて説明する。
まず、携帯端末101は、ユーザ位置情報取得部508によりユーザの位置情報を取得し、当該ユーザの位置情報を携帯端末101の端末IDとともにユーザ位置情報送信部509からサービス推薦サーバ100に送信する(ステップS201)。次に、ユーザの携帯端末101に登録されている登録ユーザの情報について、前回サービス推薦サーバ100に送信した時から追加、削除、及び変更があれば(ステップS202;Yes)、携帯端末102の端末IDとともに登録ユーザの情報を登録ユーザ情報送信部503からサービス推薦サーバ100に送信する(ステップS203)。
サービス知識受信部501でサービス推薦サーバ100からサービスを受信すると(ステップS204;Yes)、サービス表示部506でサービスを表示する(ステップS205)。その際、画面上には、受信したサービスを表示するとともに、現在のユーザのロールと他のロールをユーザが選択できるようにメニューリストとして表示する。
ユーザによりサービスが利用された場合には(ステップS206;Yes)、端末IDを付加したサービス利用結果をサービス利用結果送信部502からサービス推薦サーバ100に送信する(ステップS207)。サービスを利用すると現在のロールを維持するため、ロールのメニューリストを画面上から消す。サービスが利用されず(ステップS206;No)、ユーザによりロールのメニューリストから現在のロールと異なるロールが選択された場合には(ステップS208;Yes)、ユーザが選択したロールをユーザ選択ロール送信部504からサービス推薦サーバ100に送信する(ステップS209)。
[2.3 動作例]
次に、サービス推薦システムにおける具体的な動作例を説明する。前提として、図2〜図6に示す内容のデータが各データベースに格納されており、また、携帯端末101の端末IDは「090−aaaa−bbbb」であるものとする。
(2.3.1 休日に家からデパートに家族と向かうユーザのシナリオ例)
ある休日に、家族でデパートに出かけようとするユーザにサービスを推薦する例を示す。ユーザが家で朝起きた時点で、サービス推薦サーバ100はユーザロール取得部210において当該ユーザのロール「父」を保持している。このロールは、ユーザが昨日タスク「家に帰る」を実行することにより、ユーザのロールが「会社員」から「父」に変化した時点から変化していない。
なお、現在のユーザのロールが不明な場合には、サービス推薦サーバ100の位置ロール判定部209において、位置・ロール対応DB105を参照することによって、「家」という場所に対応するロール「父」を獲得することができる(図11のステップS107)。あるいは、登録ユーザ位置情報取得部206において、ユーザの携帯端末101に登録されたユーザの位置を計測し、ユーザの位置情報と登録ユーザの位置情報とが一致する場合の登録ユーザ情報(ここでは、登録ユーザ情報は登録ユーザが所持する携帯端末102の端末番号「090−5555−****」とする)を取得し、ユーザグループ取得部211において、図6に示すユーザグループ取得DB107から、ユーザ端末番号「090−aaaa−bbbb」及び登録ユーザ端末番号「090−5555−****」に対応するユーザグループ「家族」を取得する。そして、ユーザロール取得部210において、図5に示すユーザグループ・ロール対応DB106を参照し、ユーザグループ「家族」に対応するユーザロール「父」を取得することもできる(図11のステップS105、S106)。
ユーザが所持している携帯端末101は常に位置情報を取得し、取得した位置情報をサービス推薦サーバ100に送信している。また、サービス推薦サーバ100は、常に、現在のユーザのロールに対応するタスクモデルをタスク知識DB103から取得し、そのタスクモデルから現在のユーザの位置及び時間に基づきタスクを推定し、当該タスクから推薦すべきサービスを決定し携帯端末101に送信している。
ユーザは、家族とA駅から電車でデパートに行く予定である。A駅に到着したとき、ユーザの位置情報は「A駅」で、時間は「10:00」であった。ユーザと家族は電車を待っている。
サービス推薦サーバ100は、まず、図2に示すタスク知識DB103からロール「父」のタスクモデルをタスク推定部207で取得する。そのタスクモデル内で、ユーザの位置情報「A駅」及び時間情報「10:00」と「時間と場所の利用ログ」とが適合するタスクを取得する(図11のステップS108)。ここでは、ロール「父」に対応付けられているタスクモデルのうち、タスクIDが「3000」の「デパートへ行く」が適合するタスクに該当する。さらに、「デパートへ行く」の下位に属するタスクのうち末端のタスク(「利用回数」が記述されているタスク)を抽出し、さらに末端のタスクの中でもっとも多い利用回数を保持しているタスクを抽出する。ここでは、「デパートへ行く」の下位に属するタスク(タスクID「3001」の「イベント情報を見る」、タスクID「3002」の「セール情報を見る」)はどちらも末端のタスクであり、タスク「イベント情報を見る」の選択回数が「59」であり、タスク「セール情報を見る」の選択回数が「23」であるため、選択回数が最も多いタスクは「イベント情報を見る」である。次に、サービス知識検索部208において、「イベント情報を見る」のタスクID「3001」に対応付けられたサービス(ここでは、図3に示すサービスURI「http://***.**b.jp」)をサービス知識DB104から取得し、ユーザの携帯端末101に送信する(図11のステップS112)。携帯端末101では、サービス知識受信部501によりサービスURIを受信し、サービス表示部506によりサービスURIを表示する(図12のステップS205)。ユーザの操作によりサービスURIが選択された場合に、サービス表示部506はインターネットにアクセスして、例えば、図13に示すようなセール情報が表示された画面を表示する。
(2.3.2 ユーザが家を出て、職場に向かう場合のシナリオ例)
次に、ユーザが家を出て、職場に向かう場合のシナリオの例について説明する。サービス推薦サーバ100は、ユーザが家にいるときはユーザロール取得部210においてユーザのロール「父」を保持している。また、前述のように、サービス推薦サーバ100は、常に現在のユーザのロールからタスクモデルを取得し、そのタスクモデルからユーザの位置及び時間に基づきユーザのタスクを推定し、当該タスクからユーザに推薦すべきサービスを決定し携帯端末101に送信している。サービス推薦サーバ100は、タスク推定部207において図2に示すタスク知識DB103を参照し、ユーザのロール「父」に対応するタスクモデルを取得する。さらに、時間情報「平日、8:00」と位置情報「家」とに適合するタスクを推定する(図11のステップS108)。ここでは、ロール「父」に対応付けられているタスクモデルのうち、タスクID「1000」の「出勤する」が適合するタスクに該当する。さらに、「出勤する」の下位に属するタスクのうち末端のタスクを抽出し、当該末端のタスクの中でもっとも多い利用回数を保持しているタスクを抽出する。ここでは、「出勤する」の下位に属するタスク(タスクIDが「1001」の「ニュースを見る」、タスクIDが「1002」の「ToDoリストを見る」)はどちらも末端のタスクであり、「ニュースを見る」の選択回数が「121」であり、「ToDoリストを見る」の選択回数が「23」であるため、利用回数の最も多いタスクは「ニュースを見る」となる。
次に、サービス知識検索部208において、「ニュースを見る」のタスクID「1001」に対応付けられたサービス(ここでは、図3に示すサービスURI「http://***.**a.jp」)をサービス知識DB104から取得し、ユーザの携帯端末101に送信する(図11のステップS112)。サービスを受信した携帯端末101では、例えば、図14に示すような画面を表示する。ここで、最も利用回数が多いタスクに関連するサービスだけでなく、2番目に利用回数が多いタスクに関連するサービスも同時にユーザに推薦してもよい。図14においては、2番目に利用回数が多いタスク「TODOリストを見る」に関連するサービスも同時に提示している。
さらに、タスク知識DB103内のロール「父」に対応するタスク「出勤する」には、ロール変化タスク「会社員」が記述されている。このため、サービス推薦サーバ100は、ユーザロール取得部210でロール変化タスクに記述されている変化後のロール「会社員」を現在のユーザのロールとして取得し(図11のステップS110)、今後ユーザのロールを「会社員」としてタスクモデルを取得し、タスクを推定し、推薦するサービスを決定する(図11のステップS108、S111)。
(2.3.3 人間関係によるユーザロールの変化例)
次に、ユーザのロールが人間関係によって変化する場合の具体例を説明する。19:00ごろユーザが会社の帰りにA駅で電車を待っていると、サークルの友人とばったり会ったとする。サービス推薦サーバ100では、常に、ユーザの位置情報とユーザの携帯端末101に登録されている登録ユーザの位置情報とに基づき、ユーザのロールに変化がないかをチェックしており、ユーザのロール変化についての情報を取得することができる。
具体的には、登録ユーザ位置情報取得部206において、ユーザの携帯端末101に登録されている登録ユーザの位置情報を計測し(図11のステップS103)、ユーザの携帯端末101の位置情報と登録ユーザの位置情報とが一致する時に、登録ユーザ情報(ここでは、登録ユーザ情報は登録ユーザが所持する携帯端末102の端末番号「090−3333−****」とする)を取得する。そして、ユーザグループ取得部211により、図6に示すユーザグループ取得DB107から、ユーザの携帯端末101の端末番号「090−aaaa−bbbb」及び登録ユーザの携帯端末102の端末番号「090−3333−****」に対応するユーザグループ「サークル」を取得し(図11のステップS105)、ユーザロール取得部210において、図5に示すユーザグループ・ロール対応DB106を参照し、ユーザグループ「サークル」に対応するユーザロール「サークルメンバ」を取得する(図11のステップS106)。
サービス推薦サーバ100は、タスク推定部207において、図2に示すタスク知識DB103を参照し、ユーザのロール「サークルメンバ」に対応するタスクモデルを取得する。さらに、時間情報「平日、19:00」と位置情報「A駅」とに適合するタスクを推定する(図11のステップS108)。ここでは、ロール「サークルメンバ」に対応するタスクIDが「4100」のタスク「友人と会う」が該当する。さらに、「友人と会う」の下位に属するタスクのうち末端のタスクを抽出し、さらに末端のタスクの中でもっとも多い利用回数を保持するタスクを抽出する。ここでは、「友人と会う」の下位に属するタスク(タスクIDが「4101」の「居酒屋に寄る」、タスクIDが「4102」の「ビリヤードをする」)はどちらも末端のタスクであり、「居酒屋に寄る」の選択回数が「15」であり、「ビリヤードをする」の選択回数が「2」であるため、利用回数の最も多いタスクは「居酒屋に寄る」である。
次に、サービス知識検索部208において、「居酒屋に寄る」のタスクID「4101」に対応付けられたサービス(ここでは、図3に示すサービスURI「http://***.**c.jp」)をサービス知識DB104から取得し、ユーザの携帯端末101に送信する(図11のステップS112)。
サービスを受信した携帯端末101では、サービス知識受信部501によりサービスURIを受信し、サービス表示部506によりサービスURIを表示する(図12のステップS205)。ユーザの操作によりサービスURIが選択された場合に、サービス表示部506はインターネットにアクセスして、例えば、図15に示すような居酒屋についての情報を表示する。
以上説明したように、サービス推薦サーバ100は、ユーザのロールを取得し、取得したユーザのロールに基づいてユーザのタスクを推定するため、ユーザのタスクを規定する要因となるロールを考慮してタスクを推定することができ、ユーザのタスクを推定する確度を向上させることができる。そして、推定したユーザのタスクを支援するためのサービスを検索し、ユーザのタスクに応じたサービスを推薦することが可能となる。
また、タスク知識DB103に記憶されたタスクモデル全体ではなく、ユーザのロールごとに分類されたタスクモデルをタスク推定の対象として用いることで、タスクの探索空間を規定することができ、タスクの推定及びサービスの確度を向上させることができる。
また、一緒にいるユーザとの人間関係(ユーザグループ)に応じてユーザロール決定及びタスク推定を行うことができ、一緒にいるユーザに応じて適切なサービスを推薦することができる。
また、ユーザごとの過去の利用履歴をフィードバックしており、タスク推定及びサービス決定において個人適応を実現することができる。
[3.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は当該実施の形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(1)上述した実施の形態において説明したシステム構成やデータベース構成は一例に過ぎない。
例えば、上述した実施の形態においてはサービス推薦サーバ100が図7に示す構成要素を全て備えているとして説明したが、これに限定されることはなく、これらの構成要素は別の1又は複数の装置に分散して配置されていてもよい。
また、上述した実施の形態においてはサービス推薦サーバ100のハードディスク装置に各種データベースが記憶されているとして説明したが、これに限定されることはなく、サービス推薦サーバ100が外部装置としてのデータベース装置にアクセスして各種情報を取得するようにしてもよい。
(2)上述した実施の形態においては、携帯端末101に登録ユーザ情報が記憶されているとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、登録ユーザ情報を携帯端末101に記憶せずに、ユーザグループ取得DB107に記憶されている登録ユーザ情報のみを用いて各種処理を行うようにしてもよい。
(3)上述した実施の形態においては、サービスの利用結果にサービスが利用された時点の場所情報及び時間情報が含まれており、タスク知識更新部214は当該場所情報及び時間情報でタスク知識DB103の「時間と場所の利用ログ」を更新するとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、サービス推薦サーバ100がサービスの利用結果を受信した時点におけるユーザの場所情報及び時間情報を取得し、当該場所情報及び時間情報でタスク知識DB103の「時間と場所の利用ログ」を更新するようにしてもよい。
(4)上述した実施の形態においては、ユーザと登録ユーザとの位置情報が同一の場合にユーザと登録ユーザとが一緒にいると判定したが、判定条件はこれに限定されることはない。例えば、ユーザの位置と登録ユーザの位置との差が所定の閾値(例えば、2m)以内の場合にユーザと登録ユーザとが一緒にいると判定するようにしてもよい。
本発明は、確度の高いユーザのタスクの推定、及び、タスクの実行を支援するためのサービス推薦に利用することができる。
本発明の実施の形態に係るサービス推薦システムの全体構成を示す図である。 同実施の形態に係るタスク知識DBのデータ構成の一例を示す図である。 同実施の形態に係るサービス知識DBのデータ構成の一例を示す図である。 同実施の形態に係る位置・ロール対応DBのデータ構成の一例を示す図である。 同実施の形態に係るユーザグループ・ロール対応DBのデータ構成の一例を示す図である。 同実施の形態に係るユーザグループ取得DBのデータ構成の一例を示す図である。 同実施の形態に係るサービス推薦サーバの機能構成を示すブロック図である。 同実施の形態に係る携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 同実施の形態に係るロール概念に基づいてユーザの行動を規定するモデルを示す図である。 同実施の形態に係るロールに基づくサービス推薦の枠組みを示す図である。 同実施の形態に係るサービス推薦サーバの処理フローを示す図である。 同実施の形態に係る携帯端末の処理フローを示す図である。である。 同実施の形態に係る携帯端末に表示されるサービスの一例を示す図である。 同実施の形態に係る携帯端末に表示されるサービスの一例を示す図である。 同実施の形態に係る携帯端末に表示されるサービスの一例を示す図である。
符号の説明
100 サービス推薦サーバ
103 タスク知識DB
104 サービス知識DB
105 位置・ロール対応DB
106 ユーザグループ・ロール対応DB
107 ユーザグループ取得DB
200 サービス知識送信部
201 端末ID取得部
202 ユーザ位置情報取得部
203 現在時間取得部
204 サービス利用結果取得部
205 登録ユーザ情報受信部
206 登録ユーザ位置情報取得部
207 タスク推定部
208 サービス知識検索部
209 位置ロール判定部
210 ユーザロール取得部
211 ユーザグループ取得部
212 登録ユーザ情報更新部
213 ユーザ選択ロール受信部
214 タスク知識更新部
101,102 携帯端末
501 サービス知識受信部
502 サービス利用結果送信部
503 登録ユーザ情報送信部
504 ユーザ選択ロール送信部
506 サービス表示部
507 端末ID送信部
508 ユーザ位置情報取得部
509 ユーザ位置情報送信部

Claims (6)

  1. ユーザにサービスを推薦するためのサービス推薦システムにおいて、
    ユーザの存在する場所または該ユーザと一緒にいる他者と前記ユーザとの関係によって決まる前記ユーザの役割であるロールと、当該ロールに対応付けられるユーザの行動を表すタスクの集合と、をタスクモデルとして記憶するタスクモデル記憶手段と、
    ユーザのロールを取得するユーザロール取得手段と、
    前記ユーザロール取得手段により取得されたユーザのロールに基づいて、前記タスクモデルからユーザのタスクを推定するタスク推定手段と、
    前記タスク推定手段により推定されたユーザのタスクを支援可能なサービスを検索するサービス検索手段と、
    備え、
    前記タスクモデル記憶手段には、前記ユーザのロールを変化させるタスクであるロール変化タスクと対応付けて、変化後のユーザのロールが記憶されており、
    前記ユーザロール取得手段は、
    前記タスク推定手段により前記ロール変化タスクが前記ユーザのタスクとして推定された場合に、前記変化後のユーザのロールを取得することを特徴とするサービス推薦システム。
  2. 前記ユーザの位置情報を取得するユーザ位置情報取得手段と、
    場所情報と、該場所情報で特定される場所に前記ユーザがいる時のユーザのロールと、を対応付けて記憶する位置・ロール対応関係記憶手段とを備え、
    前記ユーザロール取得手段は、
    前記ユーザ位置情報取得手段によって取得された前記ユーザの位置情報に対応するユーザのロールを前記位置・ロール対応関係記憶手段から取得することを特徴とする
    請求項1に記載のサービス推薦システム。
  3. 前記ユーザと他者である別ユーザとの関わりを示すユーザグループを記憶するユーザグループ記憶手段と、
    前記ユーザグループと、該ユーザグループでの前記ユーザのロールと、を対応付けて記憶するユーザグループ・ロール対応関係記憶手段と、
    前記ユーザの位置情報を取得するユーザ位置情報取得手段と、
    前記別ユーザの位置情報を取得する別ユーザ位置情報取得手段と、
    前記ユーザ位置情報取得手段により取得した前記ユーザの位置情報と前記別ユーザ位置情報取得手段により取得した前記別ユーザの位置情報とに基づいて、該当するユーザグループを前記ユーザグループ記憶手段から取得するユーザグループ取得手段とを備え、
    前記ユーザロール取得手段は、
    前記ユーザグループ取得手段により取得されたユーザグループに対応するロールを前記ユーザグループ・ロール対応関係記憶手段から取得することを特徴とする
    請求項1又は2に記載のサービス推薦システム。
  4. 現在時間を取得する現在時間取得手段と、
    前記ユーザの位置情報を取得するユーザ位置情報取得手段とを備え、
    前記タスク知識記憶手段に記憶されている各タスクには時間情報及び場所情報が対応付けられており、
    前記タスク推定手段は、
    前記現在時間取得手段により取得された現在時間及び前記ユーザ位置情報取得手段により取得された前記ユーザの位置情報と、前記タスクモデル記憶手段に記憶されている時間情報及び場所情報と、を比較することにより、前記ユーザのタスクを推定することを特徴とする
    請求項1から3の何れか1項に記載のサービス推薦システム。
  5. 前記ユーザがサービスを利用した時点の場所情報及び時間情報を取得するサービス利用結果取得手段と、
    前記サービス利用結果取得手段により取得された場所情報及び時間情報で、前記サービスと関連付けられたタスクに対応付けられている場所情報及び時間情報を更新するタスク知識更新手段とを備えることを特徴とする
    求項4に記載のサービス推薦システム。
  6. ユーザにサービスを推薦するサービス推薦方法において、
    前記ユーザの存在する場所または該ユーザと一緒にいる他者と前記ユーザとの関係によって決まる前記ユーザの役割であるロールと、当該ロールに対応付けられる前記ユーザの行動を表すタスクの集合と、前記ユーザのロールを変化させるタスクであるロール変化タスクと、をタスクモデルとして記憶するタスクモデル記憶ステップと、
    前記ロール変化タスクが前記ユーザのタスクとして推定された場合に、前記変化後のユーザのロールを取得するユーザロール取得ステップと、
    前記ユーザロール取得ステップにおいて取得されたロールに基づいて、前記タスクモデルから前記ユーザのタスクを推定するタスク推定ステップと、
    前記タスク推定ステップにおいて推定された前記ユーザのタスクを支援可能なサービスを検索するサービス検索ステップと
    を含むことを特徴とするサービス推薦方法
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