JP5297309B2 - 評判検索サーバ、評判検索システム及び評判検索方法 - Google Patents

評判検索サーバ、評判検索システム及び評判検索方法 Download PDF

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Description

本発明は、評判検索サーバ、評判検索システム及び評判検索方法に関する。
近年、携帯端末で店舗情報や店舗に関する評判が共有可能である(例えば、非特許文献1参照)。このようなサービスは、口コミサービスと呼ばれている。現在の口コミサービスは、店舗毎にユーザが投稿した評判を携帯端末に提示し、ユーザの店舗検索を援助する。
一方、ユーザが知っている情報からユーザが知らない情報を検索するアルゴリズムが提案されている(例えば、特許文献1及び非特許文献2参照)。
特開2009−086773
ぐるなび(http://www.gnavi.co.jp) 清水拓也,土方嘉徳,西田正吾,「発見性を考慮した協調フィルタリングアルゴリズムに関する複数方式の検討」,DEWS2007 L2-2
口コミサービスを利用する際に、ユーザは、最初から行きたい店舗の条件を想定できないことがあり、この場合、一回の検索で目的の店舗情報を検索することは困難である。そのため、ユーザは、店舗情報を繰り返し検索し、対象の店舗の評判を確認する必要がある。しかし、携帯端末で検索クエリを繰り返し入力するのは煩雑である。
そこで、本発明では、店舗の評判(連想元評判と呼ばれる)から連想される評判(連想評判と呼ばれる)をユーザに提示して、ユーザが連想評判を選択できるようにすることで、直感的に店舗情報を検索する方法を提案する。
また、ユーザはエリアに対する認知度によって検索したい店舗情報が異なる。例えば、初めて訪れるエリアでは皆がよく訪れる定番の店舗を知りたいと考えるが、日常的に訪れるエリアでは自分が今までに訪問していない店舗を知りたいと考える。
情報推薦の分野では、事前にアイテム毎に既知・不既知のプロファイルを入手し、その他の既知・不既知のプロファイルを予測する方法が提案されている(例えば、非特許文献2参照)。しかし、口コミサービスを実現するためにこのようなプロファイルを予め入手することは困難である。
本発明は、ユーザのエリアに対する認知度に応じた評判を提示することを目的とする。
本発明の評判検索サーバは、
ユーザのエリアに対する認知度を格納するエリア認知度データベース;
特定の評判に関連付けられた連想評判を格納する連想評判データベース;
店舗のエリアと店舗に関連付けられた評判とを格納する店舗データベース;
前記店舗データベースにおいて異なる評判の組が同じ店舗に関連付けられる評判共起回数を計算する評判共起回数計算部;
評判共起回数に基づいて、特定の評判に対する連想評判の定番度を計算する定番度計算部;及び
ユーザのエリアに対する認知度と連想評判の定番度とに基づいて、ユーザに提示する連想評判を選択する連想評判選択部;
を有することを特徴とする。
また、本発明の評判検索システムは、
端末と、端末に評判を送信する評判検索サーバとを含む評判検索システムであって:
前記端末は、
エリア内の店舗に関連付けられた評判を提示する評判提示部;
評判提示部で提示された評判のうち特定の評判に関連付けられた連想評判を提示する連想評判提示部;及び
店舗情報を提示する店舗情報提示部;
を有し、
前記評判検索サーバは、
ユーザのエリアに対する認知度を格納するエリア認知度データベース;
特定の評判に関連付けられた連想評判を格納する連想評判データベース;
店舗のエリアと店舗に関連付けられた評判とを格納する店舗データベース;
前記店舗データベースにおいて異なる評判の組が同じ店舗に関連付けられる評判共起回数を計算する評判共起回数計算部;
評判共起回数に基づいて、特定の評判に対する連想評判の定番度を計算する定番度計算部;
ユーザのエリアに対する認知度と連想評判の定番度とに基づいて、ユーザに提示する連想評判を選択する連想評判選択部;及び
連想評判及び店舗情報を送信する送信部;
を有することを特徴とする。
また、本発明の評判検索方法は、
評判検索サーバにおける評判検索方法であって:
ユーザのエリアに対する認知度をエリア認知度データベースに格納するステップ;
特定の評判に関連付けられた連想評判を連想評判データベースに格納するステップ;
店舗のエリアと店舗に関連付けられた評判とを店舗データベースに格納するステップ;
前記店舗データベースにおいて異なる評判の組が同じ店舗に関連付けられる評判共起回数を計算するステップ;
評判共起回数に基づいて、特定の評判に対する連想評判の定番度を計算するステップ;及び
ユーザのエリアに対する認知度と連想評判の定番度とに基づいて、ユーザに提示する連想評判を選択するステップ;
を有することを特徴とする。
本発明の実施例によれば、ユーザのエリアに対する認知度に応じた評判を提示できる。
本発明の実施例に係る評判検索システムの全体構成を示す図 本発明の実施例に係る評判検索サーバ及び携帯端末の構成図 評判検索システムにおける評判検索方法のフローチャート 評判検索システムにおけるデータの流れを示す図 連想評判抽出方法のフローチャート 連想評判ランキング計算方法のフローチャート 連想評判ランキング計算方法による計算結果の例を示す図 携帯端末に表示される情報の例を示す図 携帯端末に表示される情報の他の例を示す図 評判検索サーバ及び携帯端末の変形例の構成図
本発明の実施例について、図面を参照して以下に説明する。
本発明の実施例では、ユーザが指定した評判(連想元評判)に関連付けられた連想評判が検索され、ユーザに提示される。例えば、ユーザが携帯端末でエリアを指定すると、エリア内の店舗に関連付けられた評判が提示される。提示された評判のうち、ユーザが特定の評判(連想元評判)を選択すると、連想元評判に関連付けられた連想評判が検索され、ユーザに提示される。また、連想評判に関連付けられた店舗情報がユーザに提示される。
連想評判は、ユーザのエリアに対する認知度と連想評判の定番度とに基づいて選択される。ユーザのエリアに対する認知度とは、ユーザがエリアの情報をどの程度知っているかを示す。例えば、ユーザのエリアに対する認知度は、評判が検索されるときにユーザにより指定されたエリアの指定回数から計算されてもよく、エリアの訪問回数から計算されてもよい。また、連想評判の定番度とは、連想元評判と連想評判との関連性の強さを示す。例えば、連想評判の定番度は、連想元評判と連想評判とが共起する回数、すなわち、異なる評判の組(連想元評判,連想評判)が同じ店舗に関連付けられる回数(評判共起回数)から計算されてもよい。このようなユーザのエリアに対する認知度と連想評判の定番度とに基づいて、例えば、認知度の高いユーザに対して、定番度の低い連想評判を提示し、また、認知度の低いユーザに対して、定番度の高い連想評判を提示する。
連想評判の定番度を計算する際に、一般性の高い連想評判が除去されてもよい。例えば、どの店舗情報にも出現する可能性のある「良い」「悪い」等の評判が除去される。評判の一般性とは、店舗情報への評判の出現しやすさのことを示す。なお、一般性が高い連想評判とは、特有度の低い連想評判のことを意味し、一般性が低い連想評判とは、特有度の高い連想評判のことを意味する。
<評判検索システムの構成>
図1に、本発明の実施例に係る評判検索システムの全体構成を示す。評判検索システムは、評判検索サーバ10と、携帯端末20と、ネットワークNとを含む。また、評判検索サーバ10は、データベース群30を含む。
評判検索サーバ10は、ユーザが携帯端末20で指定したエリアを受け取り、エリア内の店舗に関連付けられた評判を携帯端末20に提示する。更に、ユーザが特定の評判(連想元評判)を選択すると、連想元評判に関連付けられた評判(連想評判)を携帯端末20に提示する。また、ユーザが評判を選択すると、選択された評判に関連付けられた店舗情報を携帯端末20に提示する。
データベース群30は、ユーザのエリアに対する認知度、評判情報、連想元評判から連想される連想評判、及び店舗情報を格納するデータベース群である。
携帯端末20は、エリアを指定し、エリア内の評判(連想元評判)及びその評判に関連付けられた評判(連想評判)を提示する。更に、携帯端末20は、ユーザが選択した評判に関連付けられた店舗情報を提示する。携帯端末20は、無線によるデータ通信機能を有する端末でもよい。例えば、携帯端末20は、携帯電話、PHS、無線通信カードを備えたPDA等でもよい。ここでは、携帯端末20が無線によるデータ通信機能を有するものとして説明するが、携帯端末20が有線によるデータ通信機能を有する場合にも、本発明の概念は適用可能である。
ネットワークNは、評判検索サーバ10と携帯端末20とを接続するネットワークである。ネットワークNは、無線通信網でもよい。例えば、ネットワークNは、移動通信網、無線LAN通信網等でもよい。ここでは、ネットワークNが無線通信網であることを想定して説明するが、ネットワークNが有線通信網である場合にも、本発明の概念は適用可能である。
図2に、本発明の実施例に係る評判検索サーバ10及び携帯端末20の構成図を示す。評判検索サーバ10は、エリア指定回数保存部101と、エリア認知度計算部102と、ユーザ別連想評判ランキング計算部103と、データ送信部104と、評判一般性計算部105と、定番度計算部106と、評判共起回数計算部107とを含む。また、評判検索サーバ10内のデータベース群30として、エリア認知度データベース301と、評判データベース302と、連想評判データベース303と、店舗データベース304とを含む。携帯端末20は、検索エリア指定部201と、エリア内評判提示部202と、連想評判提示部203と、店舗情報提示部204とを含む。
エリア認知度データベース301は、ユーザのエリアに対する認知度を格納するデータベースである。例えば、エリア認知度データベース301は、評判が検索されるときにユーザにより指定されたエリアの指定回数と、指定回数から計算されたエリア認知度とを格納する。
表1に、エリア認知度データベース301の例を示す。エリア認知度データベース301は、ユーザを一意に識別するユーザIDと、エリアを一意に識別するエリアIDと、評判が検索されるときにユーザにより指定されたエリアの指定回数(すなわち、ユーザが検索エリア指定部201でエリアを指定した回数)と、エリア認知度とを格納する。エリア認知度の計算方法については後述する。
Figure 0005297309
評判データベース302は、評判のテキスト情報を格納するデータベースである。
表2に、評判データベース302の例を示す。評判データベース302は、評判を一意に識別する評判IDと、評判のテキスト情報とを格納する。
Figure 0005297309
連想評判データベース303は、特定の評判(連想元評判)から連想される評判(連想評判)のリストを格納するデータベースである。連想評判データベース303は、連想元評判に対する連想評判と、連想評判の定番度とを格納する。
表3に、評判データベース303の例を示す。評判データベース303は、連想元評判IDと、連想評判IDと、連想評判の定番度とを格納する。前述のように、連想評判の定番度は、連想評判と連想元評判とが共起する回数から計算される指標であり、定番度の計算方法については後述する。
Figure 0005297309
店舗データベース304は、店舗情報を格納するデータベースである。店舗データベースは、店舗のエリアと店舗に関連付けられた評判とを格納する。
表4に、店舗データベース304の例を示す。店舗データベース304は、店舗を一意に特定する店舗IDと、店舗名と、店舗が存在するエリアのエリアIDと、店舗に関連付けられた評判の評判IDとを格納する。
Figure 0005297309
表5に、店舗データベース304の他の例を示す。この例では、店舗データベース304は、評判を投票した人数を更に格納する。このように、1つの評判に対して複数人が投票でき、店舗データベース304に投票人数が反映されてもよい。
Figure 0005297309
エリア指定回数保存部101は、評判が検索されるときにユーザにより指定されたエリアの指定回数をエリア認知度データベース301に保存する。すなわち、エリア指定回数保存部101は、ユーザが携帯端末20で対象のエリアに関して店舗の評判を検索した回数を保存する。
エリア認知度計算部102は、エリア認知度データベース301に格納されたエリアの指定回数に基づいて、ユーザのエリアに対する認知度を計算し、エリア認知度をエリア認知度データベース301に保存する。
ユーザ別連想評判ランキング計算部103は、エリア認知度データベース301に格納されたエリアのエリア認知度と、連想評判データベース303に格納された連想評判の定番度とに基づいて、ユーザに提示する連想評判を選択する。
データ送信部104は、指定されたエリア内の店舗に関連付けられた評判(連想元評判)と、連想元評判に関連付けられた連想評判と、店舗情報とを携帯端末20に送信する。
評判一般性計算部105は、店舗データベース304から評判の出現回数を計算し、連想評判の一般性を計算する。或いは、連想評判の特有度を計算する。
評判共起回数計算部107は、店舗データベース304において連想元評判と連想評判とが共起する回数、すなわち、異なる評判の組(連想元評判,連想評判)が同じ店舗に関連付けられる評判共起回数を計算する。
定番度計算部106は、評判共起回数計算部107で計算した評判共起回数に基づいて、連想元評判に対する連想評判の定番度を計算し、連想評判データベース303に保存する。このとき、評判一般性計算部105で計算された一般性の高い評判(又は特有度の低い評判)は定番度の計算から除外されてもよい。
なお、エリア指定回数保存部101、エリア認知度計算部102、評判一般性計算部105、定番度計算部106及び評判共起回数計算部107における処理は、オフラインで実行されてもよい。例えば、これらの処理は、携帯端末20からの検索時にリアルタイムで実行されなくてもよく、定期的に実行されてもよい。
検索エリア指定部201は、ユーザが店舗情報及び評判を検索したいエリアを指定する。
エリア内評判提示部202は、ユーザが指定したエリア内の店舗に関連付けられた評判を提示する。更に、提示した評判の中からユーザにより選択された特定の評判(連想元評判)をユーザ別連想評判ランキング計算部103に送信する。
連想評判提示部203は、エリア内評判提示部202に提示された評判のうち特定の評判(連想元評判)に関連付けられた連想評判を提示する。すなわち、連想元評判からユーザ別連想評判ランキング計算部103で計算された連想評判を提示する。
店舗情報提示部204は、エリア内評判提示部202で提示された評判及び連想評判提示部203で提示された連想評判に関連付けられた店舗情報を提示する。
<評判検索システムにおける評判検索方法>
図3及び図4を参照して、評判検索システムにおける評判検索方法について説明する。図3に、評判検索システムにおける評判検索方法のフローチャートを示す。図4に、評判検索システムにおけるデータの流れを示す。
まず、ユーザが検索エリア指定部201で店舗情報や評判を検索したいエリアを指定する(STEP101)。例えば、検索エリア指定部201からエリア指定回数保存部101に、ユーザID「U001」及びエリアID「A001」が送信される。
エリア指定回数保存部101は、ユーザがエリアを指定した回数を更新し、指定回数をエリア認知度データベース301に保存する(STEP102)。例えば、ユーザID「U001」のユーザがエリアID「A001」を指定すると、ユーザID「U001」及びエリアID「A001」に関連する指定回数が「45回」に更新される。
データ送信部104は、指定されたエリア内に含まれる店舗の店舗情報を店舗データベース304から検索し、また、検索された店舗情報に関する評判を店舗データベース304及び評判データベース302から検索する。データ送信部104は、検索された評判をエリア内評判提示部202に送信する(STEP103)。例えば、エリアID「A001」内に含まれる店舗ID「S001」及び「S002」を検索し、店舗ID「S001」及び「S002」に関連付けられた評判ID「R001」、「R002」、「R003」、「R004」及び「R005」を検索する。これらの評判ID「R001」〜「R005」に対応する評判「おいしい」、「夜景がきれい」、「ヘルシー」・・・がエリア内評判提示部202に送信される。
ユーザは、エリア内評判提示部202に提示された評判から特定の評判(連想元評判)を選択すると、この評判がエリア内情報提示部202からユーザ別連想評判ランキング計算部103に送信される(STEP104)。例えば、ユーザが「R001」〜「R005」に対応する評判の中から連想元評判ID「R001」を選択すると、選択された連想元評判ID「R001」に対応する評判がユーザ別連想評判ランキング計算部103に送信される。
ユーザ別連想評判ランキング計算部103は、エリア認知度データベース301に格納されたエリア認知度と連想評判データベース303に格納された連想評判の定番度とに基づいて、連想元評判ID「R001」に対する連想評判を抽出する(STEP105)。連想評判の抽出方法については後述する。例えば、選択された連想元評判ID「R001」に対する連想評判ID「R005」及び「R006」が抽出される。
データ送信部104は、抽出された連想評判を連想評判提示部203に送信する(STEP106)。例えば、連想評判ID「R005」及び「R006」に対応する評判が、連想評判提示部203に送信される。
また、データ送信部104は、店舗データベース304から連想評判に関連付けられた店舗情報を検索し、検索された店舗情報を店舗情報提示部204に送信する(STEP107)。例えば、連想評判ID「R005」及び「R006」に関連付けられた店舗ID「S002」、「S003」及び「S004」が検索され、これらの店舗情報が店舗情報提示部204に提示される。
次に、STEP105における連想評判の抽出方法について詳細に説明する。図5に、連想評判抽出方法のフローチャートを示す。図5のフローチャートの処理は、STEP105のタイミングで実行されてもよく、STEP105のタイミングとは関係なくオフラインで実行されてもよい。例えば、携帯端末20からの検索時にリアルタイムで実行されてもよく、定期的に実行されてもよい。
まず、評判共起回数計算部107は、店舗データベース304から、同じ店舗に関連付けられた評判の組を抽出し、抽出された評判の評判共起回数を計算する(STEP201)。ここで、同じ店舗に2つの異なる評判が関連付けられている場合、この2つの評判は「共起する」こととする。また、異なる評判の組が同じ店舗に関連付けられる回数を評判共起回数と呼ぶ。例えば、評判の組(R001,R002)は、店舗ID「S001」に関連付けられているため、これらの評判は共起する。また、評判の組(R001,R002)は1つの店舗ID「S001」で共起するため、評判の組(R001,R002)の評判共起回数は1回である。同様に、評判の組(R003,R004)は1つの店舗ID「S002」で共起するため、評判の組(R003,R004)の評判共起回数は1回である。
評判一般性計算部105は、評判の一般性又は評判の特有度を計算し、一般性の高い評判を除去する(STEP202)。例えば、計算対象の評判に関連付けられた店舗数(評判に紐づく店舗数)から、どの店舗情報にも出現しやすい評判を除去する。例えば、表5に示すように店舗データベース304に投票人数が格納される例では、店舗ID「S001」に「長居できる」という評判を投票した人数が100人である場合と、店舗ID「S001」〜「S100」の100店舗に「良い」という評判が1票ずつある場合とでは、「良い」という評判が店舗情報に出現する可能性が高い。これにより、どの店舗情報にも出現する可能性のある「良い」「悪い」等の評判が除去される。例えば、以下の式(1)に基づいて評判の特有度を計算し、特有度が閾値以下の評判を除去する。
Figure 0005297309
例えば、評判ID「R002」の特有度が0.213であり、評判ID「R003」の特有度が0.224であり、評判ID「R004」の特有度が0.001であると計算され、特有度の閾値が0.1の場合、評判ID「0004」が除去される。
定番度計算部106は、残った評判に対して、評判の出現回数と、連想元評判及び連想評判が共起する評判共起回数とに基づいて、連想評判の定番度を計算し、連想評判データベース303に格納する(STEP203)。例えば、連想元評判と連想評判とが共起する店舗数(評判共起回数)を計算し、評判共起回数が多いほど、連想元評判に対する連想評判の定番度を高くする。例えば、以下の式(2)に基づいて連想元評判に対する連想評判の定番度を計算する。
Figure 0005297309
更に、STEP105においてユーザ別連想評判ランキング計算部103が連想評判のランキングを計算する方法について詳細に説明する。図6に、連想評判ランキング計算方法のフローチャートを示す。
まず、ユーザ別連想評判ランキング計算部103は、エリア認知度データベース301からユーザが指定したエリアに対する認知度を取得する(STEP301)。なお、ユーザのエリアに対する認知度は、以下の式(3)に基づいて計算されてもよい。すなわち、評判が検索されるときにユーザにより指定されたエリアの指定回数が多いほど、ユーザのエリアに対する認知度は高くなる。
Figure 0005297309
ユーザ別連想評判ランキング計算部103は、連想評判データベース303からユーザが指定した連想元評判に関連付けられた連想評判を取得する(STEP302)。このときに、連想評判の定番度も取得する。
ユーザ別連想評判ランキング計算部103は、取得した連想評判のリストから、ユーザに提示する連想評判を選択する(STEP303)。例えば、以下の式(4)及び(5)に基づいて、ユーザに提示する連想評判が選択されてもよい。例えば、ユーザのエリアに対する認知度が低いほど、定番度の高い連想評判が選択され、ユーザのエリアに対する認知度が高いほど、定番度の低い連想評判が選択される。
Figure 0005297309
図7に、連想評判ランキング計算方法による計算結果の例を示す。例えば、ユーザに提示する連想評判の数Nlistが9である場合、認知度0%のユーザに対しては、連想評判の定番度が高い方から9個の連想評判が提示される。また、認知度100%のユーザに対しては、連想評判の定番度が低い方から9個の連想評判が提示される。これにより、認知度の高いユーザとって発見性の高い情報が提示され、認知度の低いユーザにとって定番の情報が提示される。
<携帯端末に表示される情報の例>
図8Aに、携帯端末20に表示される情報の例を示す。
検索エリア指定部201には、検索対象となる店舗のエリアが表示される。ユーザが検索エリア指定部201でエリアを指定すると、エリア内の店舗に関連付けられた評判のリストがエリア内評判提示部202に提示される。提示された評判のリストの中から特定の評判(連想元評判)が選択されると、店舗情報提示部204の画面に遷移し、選択された連想元評判に関連付けられた店舗のリストが店舗情報提示部204に提示される。更に、選択された連想元評判に関連付けられた連想評判のリストが連想評判提示部203に提示される。
また、図8Bに、携帯端末20に表示される情報の他の例を示す。
この例では、エリア内の店舗に関連付けられた評判のリストと、評判を投票した人数とが、エリア内評判提示部202に提示される。ユーザは、投票人数を確認して、提示された評判のリストの中から特定の評判(連想元評判)を選択できる。
このように、ユーザは具体的な検索クエリを入力しなくても、直感的な店舗検索が実現できる。
<評判検索サーバ及び携帯端末の変形例>
図9に、評判検索サーバ10及び携帯端末20の変形例の構成図を示す。この変形例では、評判検索サーバ10は、図2のエリア指定回数保存部101の代わりに、GPS情報保存部111を有する。携帯端末20は、図2の検索エリア指定部201の代わりに、GPS情報測位部211を有する。
GPS情報測位部211は、GPSによりユーザの位置を計測し、ユーザが店舗情報及び評判を検索したいエリアを自動的に取得する。
GPS情報保存部111は、GPS情報測位部211で計測された位置から、ユーザがエリアを訪問した回数又は頻度を計算する。この訪問回数又は訪問頻度から、ユーザのエリアに対する認知度を推定し、エリア認知度データベース301に保存する。
評判検索サーバ10及び携帯端末20の他の構成要素は、前述の通りである。
このように、GPS測位を使用して、ユーザによる手動のエリア指定を必要とせずにエリア認知度を更新できる。
なお、上記の実施例では、指定されたエリア内の店舗情報を評判から検索する例について説明したが、指定されたエリア内のイベント情報を評判から検索する場合のように、検索対象とエリアとが関連付けられている場合に適用可能である。
以上のように、本発明の実施例によれば、連想元評判から連想される評判が検索できる。従来の店舗検索では、ユーザが検索クエリを入力し、検索された店舗毎に評判を確認する必要があるが、本発明の実施例によれば、連想評判をユーザに提示することで、直感的な店舗検索が実現できる。例えば、ユーザの知らない店舗情報を検索できる。
また、本発明の実施例によれば、ユーザのエリアに対する認知度に応じた評判を提示できる。従来の店舗検索では、全てのユーザに同じ店舗情報が提示されるが、本発明の実施例によれば、ユーザのエリアに対する認知度に応じて適切な評判及び店舗情報が提示できる。
例えば、初めて訪れるエリアでは皆がよく訪れる定番の店舗が検索でき、日常的に訪れるエリアでは自分が今までに訪問していない店舗が検索できる。
また、一般性の高い連想評判が除去されるため、どの店舗情報にも出現する可能性のある評判が除去される。その結果、ユーザにとって必要な評判を提示できる。
更に、ユーザのエリアに対する認知度が、評判が検索されるときにユーザにより指定されたエリアの指定回数から計算される場合、ユーザが認知度を設定する必要なく、自動的に認知度が計算できる。
また、ユーザのエリアに対する認知度が、GPSによる位置情報から計算される場合でも、ユーザが認知度を設定する必要なく、自動的に認知度が計算できる。更に、ユーザは手動でエリアを指定する必要がなくなる。
10 評判検索サーバ
20 携帯端末
30 データベース
101 エリア指定回数保存部
102 エリア認知度計算部
103 ユーザ別連想評判ランキング計算部
104 データ送信部
105 評判一般性計算部
106 定番度計算部
107 評判共起回数計算部
111 GPS情報保存部
201 検索エリア指定部
202 エリア内評判提示部
203 連想評判提示部
204 店舗情報提示部
211 GPS情報測位部
301 エリア認知度データベース
302 評判データベース
303 連想評判データベース
304 店舗データベース

Claims (5)

  1. ユーザのエリアに対する認知度を格納するエリア認知度データベース;
    特定の評判に関連付けられた連想評判を格納する連想評判データベース;
    店舗のエリアと店舗に関連付けられた評判とを格納する店舗データベース;
    前記店舗データベースにおいて異なる評判の組が同じ店舗に関連付けられる評判共起回数を計算する評判共起回数計算部;
    評判共起回数に基づいて、特定の評判に対する連想評判の定番度を計算する定番度計算部;及び
    ユーザのエリアに対する認知度と連想評判の定番度とに基づいて、ユーザに提示する連想評判を選択する連想評判選択部;
    を有する評判検索サーバ。
  2. 評判が検索されるときにユーザにより指定されたエリアの指定回数をエリア認知度データベースに保存するエリア指定回数保存部;及び
    指定回数に基づいて、ユーザのエリアに対する認知度を計算するエリア認知度計算部;
    を更に有する、請求項1に記載の評判検索サーバ
  3. 評判の出現回数から特定の評判に対する連想評判の一般性を計算する評判一般性計算部;
    を更に有し、
    前記定番度計算部は、一般性が所定の閾値より低い連想評判の中から、連想評判の定番度を計算する、請求項1又は2に記載の評判検索サーバ。
  4. 端末と、端末に評判を送信する評判検索サーバとを含む評判検索システムであって:
    前記端末は、
    エリア内の店舗に関連付けられた評判を提示する評判提示部;
    評判提示部で提示された評判のうち特定の評判に関連付けられた連想評判を提示する連想評判提示部;及び
    店舗情報を提示する店舗情報提示部;
    を有し、
    前記評判検索サーバは、
    ユーザのエリアに対する認知度を格納するエリア認知度データベース;
    特定の評判に関連付けられた連想評判を格納する連想評判データベース;
    店舗のエリアと店舗に関連付けられた評判とを格納する店舗データベース;
    前記店舗データベースにおいて異なる評判の組が同じ店舗に関連付けられる評判共起回数を計算する評判共起回数計算部;
    評判共起回数に基づいて、特定の評判に対する連想評判の定番度を計算する定番度計算部;
    ユーザのエリアに対する認知度と連想評判の定番度とに基づいて、ユーザに提示する連想評判を選択する連想評判選択部;及び
    連想評判及び店舗情報を送信する送信部;
    を有する評判検索システム。
  5. 評判検索サーバにおける評判検索方法であって:
    ユーザのエリアに対する認知度をエリア認知度データベースに格納するステップ;
    特定の評判に関連付けられた連想評判を連想評判データベースに格納するステップ;
    店舗のエリアと店舗に関連付けられた評判とを店舗データベースに格納するステップ;
    前記店舗データベースにおいて異なる評判の組が同じ店舗に関連付けられる評判共起回数を計算するステップ;
    評判共起回数に基づいて、特定の評判に対する連想評判の定番度を計算するステップ;及び
    ユーザのエリアに対する認知度と連想評判の定番度とに基づいて、ユーザに提示する連想評判を選択するステップ;
    を有する評判検索方法。
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