JP4859318B2 - 管広げによってカムシャフトを製造するための設備 - Google Patents
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Description
本発明は、特にピストンが往復運動する内燃機関の、カムシャフトの製造に関する。本発明は特に、縁が卵型で、シャフトが貫通する孔が貫かれた平らなカムを、シャフトの管広げによってカムをシャフトに固定することを目指して、管状シャフトの周りに位置決めして保持する保持装置と、複数のこのような装置からなる固定装置と、少なくとも1つのこのような固定装置を備えたカムシャフトの製造機械に関する。
【0002】
例えば米国特許4781076及び4858295によって、カムを貫通するシャフトに沿ってカムを配置し、次いで、カムをシャフトに固定するために、シャフトの内部を管広げ機によって拡張して半径方向に塑性変形させて膨らませることからなる、管広げによるカムシャフトの製造方法は既知である。このような固定を確実にするために、カムの孔は、半径方向に膨らまされたシャフトの周辺の材料がその窪みに進入する不規則な内周面を有する。
【0003】
本発明は、このような方法を利用するために好適な設備を実現することを目的とする。
【0004】
このため、本発明は特に、卵形の縁を有し、管状シャフトの通過に適した孔が設けられたカムを、上記管状シャフトの軸を参照軸に合致させて、上記参照軸の周りに方向決めして保持する、上記カムを上記管状シャフトに、上記管状シャフトの管広げによって固定するための、保持装置において、
−上記管状シャフトのための横方向通路と、上記カムを導入する導入路とを有するボデーであって、上記導入路が一方では上記横方向通路と、他方では上記ボデーの上端部と通じたボデーと、
−上記カムを上記導入路の中で、上記孔が上記横方向通路と少なくとも概ね同軸である待機位置に保持するための保持手段と、
−互いに離隔されて平行で、上記ボデーの中に、上記管状シャフトのための上記横方向通路に対して少なくとも概ね直交するように移動可能に連結された2つの第1スライダであって、2つの上記第1スライダは、第1弾性手段によって、上記横方向通路から、上記第1スライダの外側端を上記ボデーの外部へ突出させて離隔され、一方では、上記カムが上記待機位置にある時には、上記第1スライダの内側端が上記カムの上記卵形の縁の1部分に対向して配置される2つの第1スライダと、
−互いに離隔されて平行で、上記第1スライダに対向し、上記管状シャフトのための上記横方向通路に対して少なくとも概ね直交するように移動可能に連結された2つの第2スライダであって、2つの上記第2スライダは、第2弾性手段によって、上記横方向通路から、上記第2スライダの外側端を上記ボデーの外部へ突出させて離隔され、他方では、上記カムが上記待機位置にある時には、上記第2スライダの内側端が上記カムの上記卵形の縁の他部分に対向して配置される2つの第2スライダと、
−上記第1スライダと上記第2スライダを連結する連結機構であって、上記第1スライダが、上記第1スライダの上記内側端を、上記カムの上記卵形の縁の上記1部分の方向へ、上記カムに接触するまで移動させるために、上記第1弾性手段の作用に抗して押されるときに、上記第2スライダが、上記連結機構によって、上記第2スライダの上記内側端を、上記カムの上記卵形の縁の上記他部分の方向へ、上記カムに接触するまで移動させるために、上記第2弾性手段の作用に抗して押されるように、上記第1スライダと上記第2スライダを連結する連結機構と、
からなることを特徴とする保持装置に関する。
【0005】
このようにして、本発明の保持装置においては、各カムは、待機位置から出発して、上記第1、第2スライダによって対向する両方向から押され、一方では、例えばロボットによる上記導入路への導入の不正確さに起因する角度方向のずれを修正し、他方では、上記カムの製作における誤差を補償するための、カムの移動とその軸の周りの回転とが可能になる。したがって、カムの製作精度や導入路中における在り方がどのようであっても、上記カムが正確に心出し、方向決めされることが容易に理解される。
【0006】
所定のカムの縁とカムの方向決めのために、上記第1スライダと上記第2スライダの相対的な長さは、それら自体で決定される。この相対的な長さを調整し、したがって各カムの心出しと方向決めを可能にするために、上記第1スライダと上記第2スライダの長さが調整可能であることが有利である。このため、上記第1、第2スライダは、長さが一定の部分と、例えば交換可能なブロックからなる長さが調整可能な部分とから構成することができる。交換可能なブロックの異なる長さが、カムの角度方向の位置の調整を可能にする。さらに、カムの心出しと方向決めを一層改善するために、2つの上記第1スライダの間の間隔と、2つの上記第2スライダの間の間隔とを、カムの縁と上記シャフトの周りのカムの角度方向位置との関連で決定することが有利である。この間隔は、上記第1、第2スライダによって上記カムを上記待機位置において確実に把持しながら、各スライダが方向決めを容易にするような、てこの大きなアームを実現するように選定される。
【0007】
上記カムの縁と上記第1、第2スライダの内側端との接触を容易にするために、上記第1、第2スライダの内側端に、上記卵形の縁に沿って転動するのに適した車のような回転装置を設ける。
【0008】
望ましくは、上記カムを上記導入路の中で上記待機位置に保持する上記保持手段は、上記保持装置に取り付けられた参照板の方向へ弾性的に押される圧縮板を有し、上記圧縮板は、上記カムの平らな部分の上記圧縮板と上記参照板の間への導入の際に、上記参照板から弾性的に離隔される。このようにして、上記カムは上記圧縮板と上記参照板との間の圧力を受けて摩擦力によって保持され、上記カムの上記管状シャフトの長さ方向の位置は、上記参照板の前か後の少なくとも一方に、厚さブロックを配置することによって容易に調整できることが分かる。望ましくは、上記カムを保持する上記保持手段は、上記カムが上記待機位置にないときには、上記圧縮板が押し付けられる止め金具装置を有し、上記止め金具装置は、上記圧縮板と上記参照板の間に上記カムの厚さよりも小さい最小間隔を設定する。特にこの場合には、上記圧縮板は、上記カムが上記導入路の中を上記待機位置の方向へ移動されるときに、上記カムが、上記圧縮板を上記参照板から引き離す弾性的な圧力を作用させる、斜面を有する。
【0009】
特に有利な1つの実施に形態においては、上記保持手段は、上記カムを上記導入路の中へ導入して固定する、機械的な1つのユニットを形成する。このようにして、それぞれ特定のカムに適合し、互いに他のユニットと互換性のある、複数の異なったユニットを準備することが可能である。したがって、上記の装置は寸法と形状が異なるカムに使用することができる。
【0010】
同様な複数の他の保持装置とコンパクトに組み合わせることを可能にするために、本発明の上記保持装置は、有利に、両面が平行な厚い板の形状を呈する。複数のこのような装置の組立体をコンパクトな大きさにするために、上記第1、第2スライダのための溝を上記板の平行な面の第1の面に加工することができ、一方同じ第1の面には上記導入路は部分的にしか加工されず、上記板の平行な面の第2の面は他の板の上記導入路を部分的に形成するように加工され、上記他の板の第1の面に、上記板の上記第2の面を対向して押し当てることができる。
【0011】
また本発明は、カムが特定の向きを有して管状のシャフトに沿って振り分けられた、特に内燃機関用の、管状のカムシャフトを管広げによって製造するためのカムシャフトの固定装置において、上記シャフトが有する上記カムと同数の、上述したものと同様なカムシャフトの保持装置からなり、上記保持装置が、上記横方向通路が1列に並べられて上記管状のシャフトの導管を形成し、上記シャフトの上記導入路が上記シャフトに沿った上記カムの占有箇所にそれぞれ存在するように、互いに順次組付けられた、管状のカムシャフトを管広げによって製造するための固定装置にも関する。厚い板の形状のボデーからなる複数の上記保持装置の1組から構成されたこのような固定装置の中に、上記シャフトに沿って上記カムが占めるべき占有箇所を設定するために、
−各上記保持装置の上記ボデーを構成する上記厚い板の厚さは、上記占有箇所によって定められ、
−全ての上記保持装置を同一の厚さの厚い板から作製し、上記保持装置の間に挿入するための厚さブロックを用意する、
ことができる。
【0012】
このような固定装置は、単体で、あるいは少なくとも1つの同一の固定装置と共に、上記固定装置の上記第1スライダの全体を共通に押すための単一の操作装置が設けられた、カムシャフトを管広げによって製造するための機械に搭載することができる。上記操作装置は上記機械に上記固定装置に対して独立して搭載される。このように、固定装置の指令装置は、固定装置が機械に容易に装着及び取外しされ、例えば互いに他のものと交換できるように、固定装置にではなく機械に取り付けられる。このような装着及び取外しは、固定装置が板の集合から構成され、コンパクトであるという事実によって容易にされていることが理解されるであろう。したがって、その操作は容易で、自動的に装着及び取外しできる。
【0013】
固定装置のコンパクトさと装着及び取外しの容易さを更に増大させるために、管状シャフトの先端を管広げ操作中に支持するための支持手段が、同様に上記機械(固定装置ではなく)に、上記固定装置に対して独立に、上記管状シャフトのための上記導管に対向して搭載される。
【0014】
望ましくは、本発明の管状のカムシャフトを管広げによって製造するための機械は、少なくとも2つの上記固定装置からなり、各上記固定装置は、少なくとも1つのカムの搭載ポストから、少なくとも1つの管広げポストへ、次いで管広げされたカムのシャフトを取外した後、上記管広げポストから上記搭載ポストへ通過するのに適している。
【0015】
このように、本発明の管状のカムシャフトを管広げによって製造するための機械は、以下の多くの効果を奏する。
−互いに独立で各カムごとに特有の、カムの心出し及び方向決め装置を使用するので、モジュール性が大である。
−スライダによる各カムの把持は対称的であるので、カムの保持装置への導入及びカムの製作の精度に係わりなく、各カムの心出し及び方向決めの精度が向上される。
−互いに他に対して押し付けられる板の形状をなす保持装置による固定装置の構成によって、コンパクト性が保証される。
−固定装置がコンパクトで、固定装置は管広げの支持手段やスライダの指令装置を持たないので、固定装置は容易に互換可能である。
−カムの軸方向の位置と角度方向の位置の調整は、上述のようなブロックによって容易に実施できる。
−固定装置は、多くの標準部品と、特定のカムシャフトに特有の最小限の部品とを使用して、異なったタイプのカムシャフトの管広げに使用することができるので、固定装置の柔軟性を向上することができる。
【0016】
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。これらの図において、同一の参照符号は、類似の部品を示す。
【0017】
図1は、管状のカムシャフトを製造するための、本発明による管広げのための固定装置の上面図である。
【0018】
図2、3は、それぞれ図1の矢印II、III方向から見た、図1の管広げのための固定装置の側面図である。
【0019】
図4は、図1〜3の固定装置の2つのセグメントを示す上面図であり、より厚いセグメントには、カムを保持する保持手段が設けられており、離れた位置にあるスライダを有する。一方、厚くないセグメントにはカムを保持する保持手段が設けられておらず、そのスライダは接近した位置にある。
【0020】
図5は、セグメントの導入路の出口に、カムを保持する保持手段を共に示した、図1〜3の固定装置のセグメントの正面の図式図である。
【0021】
図6、7は、それぞれ図5のVI−VI線、VII−VII線で切断した断面であり、厚いセグメントと厚くないセグメントからなる組立体を図式的に示す。図7には、それぞれカムが取り付けられた、カムを保持するユニットと共に示されている。
【0022】
図8、9は、それぞれ本発明による管広げのための固定装置のセグメントの、カムを保持するユニットの正面図と一部切断上面図である。
【0023】
図10は、カムを保持するユニットが設けられた、管広げのための固定装置のセグメントの正面図であり、カムは導入位置にある。
【0024】
図11は、圧縮板と参照板との間にカムが導入された直後における、図10に示すセグメントのカムを保持するユニットの上面図である。
【0025】
図12、13、14は、それぞれ角度方向の位置決めの異なる3つの値についての、図11に示すカムの心出しと角度方向位置決めとの図式的な正面図である。
【0026】
図15は、図10に示すセグメントのカムを保持する保持手段の、図14に示す場合における、図11のカムの心出しと角度方向位置決め後の上面図である。
【0027】
図16は、図1〜3の2つの管広げ固定装置からなる、カムシャフトを管広げによって製造するための機械の図式的な平面図である。
【0028】
図1〜3に示す管広げ固定装置1は、管状シャフト2と、管状シャフト2に沿って振り分けられた複数のカム3とからなる、内燃機関用のカムシャフトを製造するためのものである。図10及び16に見られるように、各カム3は平らで、周辺の縁が卵型を呈する。更に、各カム3には、不規則面6を有する円筒状の孔5が設けられている。図1において、固定装置1は、全てのカム3が正確な心出しと、所定の正確な向きに保持され、管状シャフト2に貫かれた位置において示されている。この位置において、管状シャフト2は管広げされ、管状シャフト2の円筒状外壁は管広げによって塑性的に拡張され、不規則面6を有する円筒状の孔5に嵌めこまれて、管状シャフト2とカム3が完全に結合される。
【0029】
図1と16に示すカムシャフトの特定の例においては、カム3は一対毎に振り分けられており、一対のカム3の間の軸方向の距離は、隣接する2つの対の間の軸方向の距離よりも小さい。
【0030】
固定装置1は、心出し/固定手段8が設けられた基盤7を含んでなる。基盤7の上には、互いに連結された複数のセグメント9が搭載されている。セグメント9は、例えばキー10(図5参照)によって基盤7に固定され、端末ナット12を有する張索11によってキー10の間に組付けられる。セグメント9の組立体の両端は、キャップ13、14によって閉じられる。一方のキャップ、例えばキャップ13は、単純な端板でよい。他方のキャップ、例えばキャップ14の構造は、セグメント9の構造に類似するが、これについては、セグメント9と共に後に考察する。キャップ13、14は、同じく心出し/固定手段15を備えている。参照軸16の周りに方向決めしてカム3を保持する保持装置である各セグメント9(従って、カム3の軸は参照軸16に一致する)は、両面が平行な面18、19の厚い板の形状を呈するボデー17を含んでなる。セグメント9は、固定装置1の中に、その面18が他のセグメント9の面19と接するように組付けられる。図1〜4、6及び7に示すように、あるセグメント9は、一対のカムの間の軸方向の距離に対応する小さい厚さを有し、一方、他のセグメント9は、隣接するカムの2つの対の間の軸方向の距離に対応する大きい厚さを有している。より一般的には、セグメント9の厚さは、固定装置1内の隣接するセグメント9のカム3が、管状シャフト2に沿って占めるべき個所によって決定される。
【0031】
各セグメント9のボデー17に、参照軸に中心を置く横方向通路20と、カム3を導入するための半径方向の導入路21が形成されている。導入路21は、横方向通路20とボデー17の上面とに通じている。
【0032】
固定装置1に、管状シャフト2に取り付けるべきカム3と同数のセグメント9(同様の構造のキャップ14をセグメント9として数えて)を設ける。これらのセグメント9は、順次、それらの横方向通路20が1列に並んで導管22を形成するように組付けられる。導管22の軸は参照軸16に一致し、導管22は管状シャフト2を受け入れ、導管22の導入路21は、それぞれ軸に沿うカム3が占めるべき占有個所に対応している。
【0033】
固定装置の縦方向の占有空間を減少するために、各導入路21は、関係するセグメント9の面18に形成された窪み21Aと、面18に対向して押しつけられる隣接するセグメント9の平行面19に形成された窪み21Bとから構成される。
【0034】
各導入路21には、導入路21の中にカム3を、カム3の横方向の円筒状の孔5が対応する横方向通路20と少なくとも概ね同軸、すなわち参照軸16と少なくとも概ね同軸な受入れ位置に保持するための保持手段23が設けられている。セグメント9の各保持手段23(図7、8、9参照)は、横方向通路20の延長線上に半円形25が切り込まれ、隣接するセグメント9の窪み21Bに収容された圧縮板24と、同じく横方向通路20の延長線上に半円形27が切り込まれ、対応するセグメント9の窪み21Aに収容され、セグメント9に固定された参照板26を含んでなる。圧縮板24は、バネ28によって結合された参照板26の方向へ弾性的に引き付けられる。バネ28は、保持手段23内の受入れ位置にカム3がない場合には、止め金具29に対向して参照板26を押している。止め金具29は、圧縮板24と参照板26の間に、カム3の厚さEよりも小さい最小間隔eを設定する。従って、カム3が圧縮板24と参照板26の間の平らな部分に導入されたときには、圧縮板24がバネ28の作用に逆らって止め金具29と参照板26から弾性的に引き離され、カム3が圧縮板24と参照板26の間の圧力によって保持されることが容易に理解されるであろう。
【0035】
圧縮板24と参照板26の間へのカム3の導入を助けるために、圧縮板24の導入路21の入口側に斜面30が設けられている。カム3が導入される際には、斜面30の角の効果によって、カム3は斜面30に、圧縮板24の参照板26に対して相対的な弾性的な離隔をもたらす圧力を作用させる。
【0036】
図5、8、9に示すように、圧縮板24と、参照板26と、バネ28と、止め金具29とからなる組立体は、導入路21に導入され、固定されるのに適した1つのユニット23を形成する。
【0037】
さらに、特に図5、6に示すように、セグメント9とキャップ14の面18に、2つの真直ぐな溝31を設ける。
【0038】
2つの真直ぐな溝31は、2つの真直ぐな第1スライダ32と、2つの真直ぐな第2スライダ37のためのものである。
【0039】
2つの第1スライダ32は、互いに離隔されて平行で、横方向通路20の一方の側に配置され、対応する溝31の中に、横方向通路20に略直交する方向における、ボデー17に相対的な平行移動を可能にするように搭載される。第1スライダは、ボデー17に支持されたバネ33によって横方向通路20から弾性的に離隔される。2つの第1スライダ32の内側端は、横方向通路20へ向けて導かれ、回転装置である車34用の軸を備えている。2つの第1スライダ32の外側端は、ボデー17から外へ突出し、補償用のバネ36を保持する押さえ接続板35を介して平行移動可能に互いに連接されている。
【0040】
2つの第2スライダ37は、第1スライダ32と同様に互いに離隔されて平行で、横方向通路20の他方の側に、第1スライダ32に対向して配置され、対応する溝31の中に、横方向通路20に略直交する方向における、ボデー17に相対的な平行移動を可能にするように搭載される。第2スライダ37は、ボデー17に支持されたバネ38によって横方向通路20から弾性的に離隔される。2つの第2スライダ37の内側端は、横方向通路20へ向けて導かれ、車34用の軸を備えている。2つの第1スライダ32の外側端は、ボデー17から外へ突出し、カム接続板39を介して平行移動可能に互いに連接されている。
【0041】
他方では、連結機構40が、2つの第1スライダ32を2つの第2スライダ37へ連結する。この連結機構40は押し棒41からなり、押し棒41の一端は押さえ接続板35に接続され、その他端は、ボデー17に支持された中間固定軸43の周りに回動可能に取り付けられた方向転換レバー42の一端に連結されている。方向転換レバー42の他端は、カム接続板39にもたれかかっている。このようにして、操作装置44が補償用のバネ36を介して押さえ接続板35を押すと、バネ33の弾性作用に抗して第1スライダ32が押され、それらの内側端に設けられた車34が導入路21の方向へ移動する。第2スライダ37の内側端に設けられた車34も、カム接続板39を介してバネ38に作用する押し棒41と方向転換レバー42によって、同様に対称的に導入路21の方向へ移動する。反対に、操作装置44の押さえ接続板35への作用が中止されると、バネ33とバネ38が、第1スライダ32と第2スライダ37を、導入路21から離すように、押し戻す。バネ33とバネ38の弛緩作用によって第1スライダ32と第2スライダ37が戻る行程を制限するための係止装置(図示しない)が設けられている。
【0042】
第1スライダ32と第2スライダ37の各長さは、例えば押さえ接続板35と第1スライダ32の外側端との間と、カム接続板39と第2スライダ37の外側端との間とにそれぞれ配置された、交換可能なブロック45によって調整できる。ブロック45は、第1スライダ32、第2スライダ37の外側端や、押さえ接続板35、カム接続板39へ、例えばほぞとほぞ孔(図示しない)のような連結手段で連結される。
【0043】
他方では、2つの第1スライダ32の間隔d1と、2つの第2スライダ37の間隔d2の少なくとも一方は、セグメント9毎に異なる(図10)。
【0044】
このようにして、図12〜14に示すように、参照軸16の周りに定められた角度方向の位置を取るべきカム3へ、間隔d1と間隔d2の少なくとも一方がそのカムに適したセグメント9を取り付ける。次いで、交換可能なブロック45を用いて、第1スライダ32と第2スライダ37の各長さを、カム3を所定の角度方向の位置へ保持するのに最適な値に調整する。それぞれの場合に、特定の間隔d1と間隔d2の値を有するセグメント9の選択は、計算によって決定される。また、第1スライダ32と第2スライダ37の各長さのブロック45による調整は、カム3と同じで、カム3について望ましい角度方向の位置に配置されたカム標準器を用いた測定によって実施される。図12〜14に、間隔d1と間隔d2の少なくとも一方が異なり、異なるブロック45による調整の3つの例を示す。これらの3つの例は、カム3の上方垂直位置と、左方水平位置と、上方右方向45°位置に、それぞれ相当する。
【0045】
更に、管状シャフト2に沿った各カム3の軸方向位置は、例えば、保持手段23の参照板26と対応するセグメント9のボデー17との間に配置された厚さブロック46(図7参照)によって(同じく試行により)調整可能である。
【0046】
このように、異なる間隔d1と間隔d2の選択と、ブロック45と厚さブロック46による種々の調整が実施されると、カム3の取付けに取りかかることが可能になる。
【0047】
例えばロボットの腕(図示しない)に支持された各カム3を、対応する圧縮板24の斜面30上に部分的に突出するように、対応する導入路21の上に持ってくる。ロボットがカム3を下げると、斜面30上に支えられたカム3が、バネ28の作用に逆らって圧縮板24を押し返し、参照板26を離す。従って、カム3が、圧縮板24と参照板26との間に挿入可能になり、カム3は圧縮板24と参照板26との間で弾性的に圧縮される。そこで、ロボットはカム3を待機個所3Aへ持ってくる。待機個所3Aにおいては、カム3の孔5は少なくとも概略的に参照軸16と同軸である。カム3が摩擦力によって保持されているこのような待機個所3Aは、図10、11に図示されている。
【0048】
カム3の全てを固定装置1に装着した後(各カム3はその時待機箇所にある)、固定装置1の全セグメント9に共通の操作装置44が、第1スライダ32の車34と第2スライダ37の車34が、カム3の卵形の縁4に対向して縁4に接触するまで移動されるように、押さえ接続板35の組立体に作用する。したがって、第1スライダ32と第2スライダ37の車34が、カム3の心出しと角度方向位置決めを調整する力または偶力の少なくとも一方を、選ばれた間隔d1、d2とブロック45の厚さに対応して、カム3に作用させる。そこで、全てのカム3は、カムにとって望ましい位置と角度方向の向きとをもって、参照軸16の回りに心出しされるようになる(図12〜15参照)。
【0049】
固定装置1の中に保持された1組のカム3を横切って管状シャフト2を導入(カムを固定する前でも後でも可)した後で、カム3を管状シャフト2に固定するために、管状シャフト2を管広げする(カムを所定の位置に固定した後)ことができる。
【0050】
このように製作されたカムシャフト2、3を取り外すためには、押さえ接続板35に作用している圧力を停止させるように操作装置44に指令する。すると、バネ33とバネ38が、カムシャフト2、3が固定装置1から出られるように、第1スライダ32と第2スライダ37を押し戻す。
【0051】
図16に、それぞれ参照符号1.1と1.2によって示された本発明の固定装置1を適用した、本発明による管状のカムシャフトを管広げによって製造するための機械48を図式的に示す。これらの固定装置1.1、1.2は、他方の固定装置1.2(または1.1)が第1作業ポストP1にあるときには一方の固定装置1.1(または1.2)が第2作業ポストP2にあり、またその逆であるように、各固定装置を第1作業ポストP1から第2作業ポストP2へ、次いで第1作業ポストP1へ、順次通過させるのに適した、例えば回転式の可動台48によって支持されている。
【0052】
第1作業ポストP1においては、各固定装置に上述したようにカム3が装着される。第2作業ポストP2には共通の操作装置44が備えられており、操作装置44は、カム3の正確な心出しと角度方向の位置決めを確実に実行する。この作業ポストにおいて、管状シャフト2を固定装置の中へ導入し、次いで第2作業ポストP2に設けられた(例えば引込み式の)支持手段50に対向して支持されている管状シャフト2を、広げ手段49によって管広げすることができる。
Claims (17)
- 卵形の縁(4)を有し、管状シャフト(2)の通過に適した孔(5)が設けられたカム(3)を、上記管状シャフトの軸を基準軸(16)に合致させて、上記基準軸の周りに方向決めして保持する、上記カムを上記管状シャフトに、上記管状シャフトの管広げによって固定するための保持装置(9)において、
−上記管状シャフト(2)のための横方向通路(20)と、上記カム(3)を導入する導入路(21)とを有するボデー(17)であって、上記導入路(21)が一方では上記横方向通路(20)と、他方では上記ボデー(17)の上端部と通じたボデー(17)と、
−上記カム(3)を上記導入路(21)の中で、上記孔(5)が上記横方向通路(20)と少なくとも概ね同軸である待機位置に保持するための保持手段(23)と、
−互いに離隔されて平行で、上記ボデー(17)の中に、上記管状シャフト(2)のための上記横方向通路(20)に対して少なくとも概ね直交するように平行移動可能に連結された2つの第1スライダ(32)であって、2つの上記第1スライダ(32)は、第1弾性手段(33)によって、上記横方向通路(20)から、上記第1スライダ(32)の外側端を上記ボデー(17)の外部へ突出させて、離隔され、一方では、上記カム(3)が上記待機位置にある時には、上記第1スライダ(32)の内側端が上記カム(3)の上記卵形の縁(4)の1部分に対向して配置される2つの第1スライダ(32)と、
−互いに離隔されて平行で、上記第1スライダ(32)に対向し、上記管状シャフト(2)のための上記横方向通路(20)に対して少なくとも概ね直交するように移動可能に連結された2つの第2スライダ(37)であって、2つの上記第2スライダ(37)は、第2弾性手段(38)によって、上記横方向通路(20)から、上記第2スライダ(37)の外側端を上記ボデー(17)の外部へ突出させて、離隔され、他方では、上記カム(3)が上記待機位置にある時には、上記第2スライダ(37)の内側端が上記カム(3)の上記卵形の縁(4)の他部分に対向して配置される2つの第2スライダ(37)と、
−上記第1スライダと上記第2スライダを連結する連結機構(40)であって、上記第1スライダ(32)が、上記第1スライダの上記内側端を、上記カム(3)の上記卵形の縁(4)の上記1部分の方向へ、上記カム(3)に接触するまで移動させるために、上記第1弾性手段(33)の作用に抗して押されるときに、上記第2スライダ(37)が、上記連結機構(40)によって、上記第2スライダ(37)の上記内側端を、上記カム(3)の上記卵形の縁(4)の上記他部分の方向へ、上記カム(3)に接触するまで移動させるために、上記第2弾性手段(38)の作用に抗して押されるように、上記第1スライダと上記第2スライダを連結する連結機構(40)と、
からなることを特徴とする保持装置。 - 各上記第1、第2スライダ(32、37)の長さは、上記カム(3)の上記縁(4)及びその上記管状シャフトの周りの角度方向の向きによって決定されることを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 上記第1、第2スライダ(32、37)は、長さ方向に調整可能であることを特徴とする請求項2に記載の保持装置。
- 2つの上記第1スライダ(32)間の間隔と、2つの上記第2スライダ(37)間の間隔は、上記カム(3)の上記縁(4)及びその上記管状シャフトの周りの角度方向の向きによって決定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の保持装置。
- 上記第1、第2スライダ(32、37)の上記内側端に、上記カム(3)の上記縁(4)に接触するための回転装置(34)が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の保持装置。
- 上記カム(3)を上記導入路(21)の中で上記待機位置に保持する上記保持手段(23)は、上記保持装置に取り付けられた基準板(26)の方向へ弾性的に押される圧縮板(24)を有し、上記圧縮板は、上記カム(3)が、上記圧縮板(24)と上記基準板(26)の間の平らな部分に導入されたときに、上記基準板から弾性的に離隔されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の保持装置。
- 上記カムを保持する上記保持手段(23)は、上記カム(3)が上記待機位置にないときには、上記圧縮板(24)が押し付けられる止め金具(29)装置を有し、上記止め金具(29)装置は、上記圧縮板と上記基準板(26)の間に上記カムの厚さ(E)よりも小さい最小間隔(e)を設定することを特徴とする請求項6に記載の保持装置。
- 上記圧縮板(24)は、上記カム(3)が上記導入路(21)の中を上記待機位置の方向へ導入されるときに、上記カム(3)が、上記圧縮板(24)を上記基準板(26)から引き離す弾性的な圧力を作用させる、斜面(30)を有することを特徴とする請求項6または7記載の保持装置。
- 上記カムを保持する上記保持手段(23)は、上記カムを上記導入路(21)の中へ導入して固定する、機械的な1つのユニットを形成することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1つに記載の保持装置。
- 上記ボデー(17)は、両面(18、19)が平行な厚い板の形状を呈することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の保持装置。
- 上記第1、第2スライダ(32、37)のための溝(31)が上記板の平行な面の第1の面(18)に加工され、一方同じ第1の面(18)には上記導入路(21)は部分的にしか加工されず、上記板の平行な面の第2の面(19)は他の板の上記導入路(21)を部分的に形成するように加工され、上記他の板の第1の面(18)に、上記板の上記第2の面(19)が対向して押し当てられることを特徴とする請求項10に記載の保持装置。
- カム(3)が特定の向きを有して管状のシャフト(2)に沿って振り分けられた、特に内燃機関用の、管状のカムシャフトを管広げによって製造するための固定装置において、上記シャフトが有する上記カムと同数の、請求項1〜11のいずれか1つに記載された保持装置(9)からなり、上記保持装置が、上記横方向通路(20)が1列に並べられて上記管状のシャフト(2)の導管(22)を形成し、上記シャフトの上記導入路(21)が上記シャフト(2)に沿った上記カム(3)の占有箇所にそれぞれ存在するように、互いに順次組付けられたことを特徴とする、管状のカムシャフトを管広げによって製造するための固定装置。
- 各上記保持装置(9)の上記ボデー(17)を構成する上記厚い板の厚さは、上記シャフト(2)に沿って上記カム(3)が占めるべき占有箇所によって定められることを特徴とする、請求項10または11に記載の保持装置の1組から組み立てられた、請求項12に記載の固定装置。
- 全ての上記保持装置(9)の上記ボデー(17)が同一の厚さを呈し、上記保持の間に挿入するための厚さブロックが、上記保持装置を上記シャフト(2)に沿って上記カム(3)が占めるべき占有箇所に適合させるために用意されていることを特徴とする、請求項10または11に記載の保持装置の1組から組み立てられた、請求項12に記載の固定装置。
- カム(3)が特定の向きを有して管状のシャフト(2)に沿って振り分けられた、特に内燃機関用の、管状のカムシャフトを管広げによって製造するための機械において、請求項12〜14のいずれか1つに記載の管状のカムシャフトを管広げによって製造するための少なくとも1つの固定装置と、上記固定装置の上記第1スライダ(32)の全体を共通に押すための単一の操作装置(44)からなり、上記操作装置は上記機械に上記固定装置に対して独立に搭載されたことを特徴とする、管状のカムシャフトを管広げによって製造するための機械。
- 上記カム(3)を貫通する上記管状シャフト(2)の先端を管広げ操作中に支持するための支持手段を有し、上記支持手段は上記機械に上記固定装置に対して独立に、上記管状シャフト(2)のための上記導管(22)に対向して搭載されたことを特徴とする、請求項15に記載の機械。
- 少なくとも2つの上記固定装置からなり、各上記固定装置が、少なくとも1つのカムの搭載ポストから、少なくとも1つの管広げポストへ移動し、次いで管広げされたカムのシャフトを取外した後、上記管広げポストから上記搭載ポストへ移動するのに適したことを特徴とする、請求項15または16に記載の機械。
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