JP4858270B2 - プリンタ - Google Patents
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Description
なお、小プリントデータは、プリントデータがプリンタに送信される前に情報処理装置側で作成してもよいし、プリンタドライバがプリンタに搭載されていれば、プリンタにおいて作成してもよい。
なお、「アドレスを送信する」という用語は、最も広義に解釈されるべきものである。例えば、ジョブディレクトリアドレスを構成する文字列が「aaa」であり、ファイルアドレスを構成する全ての文字列が「aaa/bbb/ccc」である場合、「アドレスを送信する」という用語は、「aaa/bbb/ccc」を送信することのみを意味するのではなく、ジョブディレクトリアドレスよりも下位のアドレスである「bbb/ccc」や「ccc」を送信することも含む概念である。即ち、「アドレスを送信する」という用語は、絶対的なアドレスを送信することのみならず、上位アドレスに対する下位アドレス等の、相対的なアドレスを送信することも含む概念である。
なお、アドレス送信装置は、プロパティ取得コマンドが受信された場合に、アドレスデータの他に、ジョブの送信日時や送信元の情報、プリントデータの種類や作成者等の情報を情報処理装置に送信してもよい。
また、例えば、ジョブディレクトリオブジェクトに対してクリック(又はダブルクリック)が実行されると、情報処理装置は、ファイル共有プロトコルを用いて、プロパティ取得コマンドと上記のジョブディレクトリオブジェクトに対応するジョブディレクトリアドレスをプリンタに送信する。この場合、プリンタは、受信されたジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとするファイルアドレスを情報処理装置に送信する(複数存在する場合は全部を送信してもよい)。情報処理装置にファイルアドレスが送信されると、情報処理装置は、ジョブディレクトリオブジェクトに対応するディレクトリの下位階層に属しているファイル(即ちジョブに含まれるプリントデータの細かい単位)を知ることができ、ファイルオブジェクトを表示することができる。ユーザは、ジョブディレクトリオブジェクトの下位階層に属しているファイルを容易に把握することができる。
この構成によると、ファイルアドレスと小プリントデータとが対応づけられた状態で記憶装置に記憶される。これにより、プリンタは、情報処理装置からのコマンドに応じて、小プリントデータに対する様々な処理を実行することができるようになる。この具体的な例は、以下に記載する。
上述したように、「所定単位」は、プリントデータの一部を構成する単位であればよく、特に限定されない。例えば、印刷ページを所定単位として、プリントデータを小プリントデータに分けることができる。この場合、3ページにわたるプリントデータであれば、そのプリントデータは3つの小プリントデータで構成されるので、3つのファイルが作成される。また、印刷ページを所定単位とした場合、1ページ未満で構成されるプリントデータは、1つの小プリントデータによって構成される。この場合、複数のファイルが作成されなくてもよい。
上述の第1記憶制御装置は、情報処理装置からの削除コマンドが受信された場合に、その削除コマンドとともに受信されたアドレスデータがジョブディレクトリアドレスである場合には、そのアドレスデータと、そのジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとするファイル(ファイルアドレスと小プリントデータ)を記憶装置から削除する。また、削除コマンドとともに受信されたアドレスデータがファイルアドレスである場合には、そのアドレスデータと小プリントデータとを記憶装置から削除する。このとき、そのファイルが属しているジョブディレクトリや、同じジョブディレクトリに属しているその他のファイルは削除されない。
この構成によると、情報処理装置で表示されているオブジェクトを削除操作することによって、プリンタに指示されたジョブやプリントデータをキャンセルすることができる。
上述の第2記憶制御装置は、情報処理装置からのコピーコマンドが受信された場合に、そのコピーコマンドとともに受信されたファイルアドレスに対応付けられている小プリントデータに対して、コピー先のジョブディレクトリを上位ディレクトリとする新たなファイルアドレスとするファイルをファイル作成装置に作成させ、記憶装置に記憶させる。同じ小プリントデータに対応づけられている複数のファイルが存在することになり、この結果、印刷部数を増やすことができる。
この構成によると、情報処理装置で表示されているオブジェクトをコピー操作することによって、プリントデータの印刷部数を増やすことができる。
アドレス送信装置は、記憶装置に記憶されている第1ディレクトリアドレスと第2ディレクトリアドレスを、ジョブディレクトリアドレスやファイルアドレスと同様に、ファイル共有プロトコルを用いて情報処理装置に送信することができる。これにより、情報処理装置は、第1ディレクトリアドレスに対応するディレクトリオブジェクト(以下では「第1ディレクトリオブジェクト」と呼ぶ)と、第2ディレクトリアドレスに対応するディレクトリオブジェクト(以下では「第2ディレクトリオブジェクト」と呼ぶ)とを表示することができる。
(特徴1) ジョブ作成コマンドが受信された場合に、ジョブディレクトリアドレスを作成し、ジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとするドキュメントディレクトリアドレスを作成し、ドキュメントディレクトリアドレスを上位アドレスとするファイルアドレスを作成する。
(特徴2) プリンタは、
プリントデータを含むジョブ作成コマンドを受信する受信装置と、
受信装置によって受信されたジョブのジョブディレクトリアドレスと当該ジョブに含まれるプリントデータとが対応づけられているジョブディレクトリを作成するジョブディレクトリ作成装置と、
ジョブディレクトリ作成装置によって作成されたジョブディレクトリを記憶する記憶装置と、
記憶装置に記憶されているジョブディレクトリアドレスをファイル共有プロトコルを用いて情報処理装置に送信可能であるアドレス送信装置を備える。
(特徴3)プリンタは、削除コマンドとジョブディレクトリアドレスを受信した場合に、受信されたジョブディレクトリアドレスを有するジョブディレクトリを記憶装置から削除する。
(特徴4)プリンタは、コピーコマンドとジョブディレクトリアドレスとコピー先のディレクトリアドレスとを受信した場合に、(1)受信されたコピー先のディレクトリアドレスを上位アドレスとするジョブディレクトリアドレスを作成し、(2)受信されたジョブディレクトリアドレスに対応づけられているプリントデータと、上記の(1)において作成されたジョブディレクトリアドレスとが対応づけられているジョブディレクトリを作成して記憶装置に記憶させる。
情報処理装置2は、制御装置8と、データ記憶領域16と、LANインターフェース18と、表示装置20と、操作装置22を備えている。制御装置8はCPU10,ROM12,RAM14で構成されている。ROM12,RAM14には、例えば、OSプログラム、文書作成プログラム、プリンタドライバプログラム、通信用プロトコル等の、種々のプログラムが記憶されている。情報処理装置2は、CPU10がそれらのプログラムを実行することで動作する。また、情報処理装置2は、LANインターフェース18を介してプリンタ4と通信可能である。
データ記憶領域16には、文書データやイメージデータ等のデータが記憶されている。表示装置20は、データ記憶領域16に記憶されているデータや、制御装置8が実行するプログラムのユーザインターフェース画面等の、様々な情報を表示することができる。操作装置22は、マウスとキーボードを備えている。ユーザは、操作装置22を操作することで、印刷指示等の情報を制御装置8に入力することができる。
本実施例では、情報処理装置2が記憶するプリンタドライバプログラムによって作成されるインターフェース画面で印刷が指示される。印刷が指示されると、制御装置8は、印刷が指示されたデータのプリントデータ(ビットマップデータ)を作成し、ジョブ作成コマンドを送信する。プリントデータを作成する処理とジョブ作成コマンドを送信する処理については、後で詳しく説明する。
プリンタ4は、制御装置30と、LANインターフェース24と、記憶装置26と、印刷装置38と、表示装置40と、操作装置42を備えている。制御装置30はCPU32,ROM34,RAM36で構成されている。ROM34,RAM36には、通信プログラム、印刷プログラム等の、種々のプログラムが記憶されている。プリンタ4は、CPU32がそれらのプログラムを実行することで動作する。また、プリンタ4は、LANインターフェース24を介して情報処理装置2と通信可能である。情報処理装置2からジョブ作成コマンドが送信されたときにプリンタ4の制御装置30が実行する処理の内容は、後述するフローチャートで説明する。
表示装置40は、記憶装置26が記憶するデータや、制御装置30が実行するプログラムのユーザインターフェース画面等の、様々な情報を表示することができる。操作装置42は、操作ボタン等を備えている。ユーザは、操作装置42を操作することで、印刷指示等の情報をプリンタ4に入力することができる。
記憶装置26には、ディレクトリアドレス27と、情報処理装置2から受信したデータにもとづいて制御装置30が作成したファイル28が記憶される。ディレクトリアドレス27は、ファイルアドレスの上位アドレスとなるアドレスデータである。ディレクトリアドレス27には、上位ディレクトリアドレスと、ジョブディレクトリアドレスと、ドキュメントディレクトリアドレスが存在する。ジョブディレクトリアドレスは、上位ディレクトリアドレスを上位アドレスとしており、ドキュメントディレクトリアドレスは、ジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとしている。すなわち、ディレクトリアドレス同士が、階層的な構造を有する関係にある。
ファイル28は、ファイルアドレスと、情報処理装置2から受信したプリントデータとが対応づけられたものである。ファイルアドレスは、ディレクトリアドレス27を上位アドレスとしている。すなわち、ディレクトリアドレス27とファイルアドレスは、階層的な構造を有する関係にある。
ジョブディレクトリの下位階層の単位として、ドキュメントディレクトリが存在する。ドキュメントディレクトリは、複数ページ毎に構成される単位である。例えば、1つのドキュメントディレクトリは、5ページ分のプリンタデータによって構成される。1つのジョブディレクトリに複数のドキュメントディレクトリが含まれていてもよい。ドキュメントディレクトリアドレスは、いずれかのジョブディレクトリアドレスを上位アドレスに指定している。
ドキュメントディレクトリの下位階層の単位として、ファイルが存在する。ファイルは、1つの小プリントデータとファイルアドレスとが対応づけられたものである。例えば、図2のドキュメントディレクトリ56に含まれるファイル58では、小プリントデータ62とファイルアドレス(「page−1」)60とが対応付けられている。なお、本実施例では、1つの小プリントデータが1ページ分のプリントデータに対応する。さらに、本実施例では、小プリントデータ62の内容を記述するサムネイル画像データ64も、ファイル58に含まれている。ファイルアドレスは、いずれかのドキュメントディレクトリアドレスを上位アドレスに指定している。
さらに、プリンタ4は、ドキュメントディレクトリを構成する5ページ分のそれぞれのページについて、ドキュメントディレクトリアドレスを上位アドレスとするファイルアドレスを作成する。例えば、1ページ目のプリントデータ(小プリントデータ)については、「page−1」というファイルアドレスを作成する。同様に、例えば、5ページ目のプリントデータ(小プリントデータ)については、「page−5」というファイルアドレスを作成する。プリンタ4は、作成されたファイルアドレスと小プリントデータ(1ページ分のプリントデータ)とを対応づけて記憶装置26に記憶させる。これにより、ファイルが作成される。上述したように、5ページ分のプリンタデータに対して1つのドキュメントディレクトリが作成される。このために、1つのドキュメントディレクトリに対して5つのファイルが作成されることになる。
なお、プリンタ4にジョブ作成コマンドが送信された場合に利用される上位ディレクトリアドレス(すなわちtempディレクトリアドレス)は、情報処理装置2のプリンタドライバプログラムによって予め設定されていてもよい。一方において、tempディレクトリアドレスを利用することは、プリンタ4側に設定されていてもよい。
制御装置30が作成したアドレスデータ(上位ディレクトリアドレス、ジョブディレクトリアドレス、ドキュメントディレクトリアドレス、ファイルアドレス)は、WebDAVプロトコルを用いて、情報処理装置2に送信することができる。これにより、情報処理装置2は、各アドレスデータに対応するオブジェクトを、ディレクトリオブジェクトとファイルオブジェクトという関係で表示装置20に表示することができる。図3は、情報処理装置2の表示装置20に表示されるオブジェクト群の一例を示す。なお、図3は、マイクロソフト社製のウィンドウズ(登録商標)に含まれるエクスプローラ(ファイル管理ソフト)に基づくものである。図3の例では、上位ディレクトリ50,70,78に対応するディレクトリオブジェクト50a,70a,78aが表示されている。また、ジョブディレクトリ52,68,72,74,76に対応するディレクトリオブジェクト52a,68a,72a,74a,76aが表示されている。また、ドキュメントディレクトリ54,56,66に対応するディレクトリオブジェクト54a,56a,66aが表示されている。また、ディレクトリオブジェクト56aの内部を意味する表示領域に、ファイル58に対応するファイルオブジェクト58aが表示されている。この表示領域には、他にも4つのファイルオブジェクト(符号省略)が表示されている。ユーザは、情報処理装置2の操作装置22(図1参照)を操作することによって、これらのオブジェクトに対して様々な操作を加えることができる。これにより、情報処理装置2は、操作に対応する通信コマンドをファイル共有プロトコルを用いてプリンタ4に送信する。プリンタ4は、情報処理装置2からの通信コマンドに対応する処理を実行する。これらの処理の内容について、以下に詳しく説明する。
図4は、情報処理装置2の制御装置8の処理概要を表すフローチャートを示す。
ステップS2では、制御装置8に指示データが入力されたか否かが判断される。データは、操作装置22の操作によって入力される。ここでいう指示データとは、ジョブ作成コマンド送信指示やプロパティ取得指示等の、操作装置22の操作によって入力される印刷の実行に関する指示をいう。指示データが入力されると(ステップS2でYES)、ステップS4以降に示すように、どのような指示が入力されたかを判断し、指示に応じた処理を実行する。
ステップS4では、指示データがプリントデータを作成する指示であったか否かが判断される。上述したように、プリントデータ作成指示は、情報処理装置2が記憶するプリンタドライバプログラムによって作成されるインターフェース画面で実行される印刷指示にもとづいて入力される。プリントデータ作成指示があった場合(ステップS4でYES)には、制御装置8はプリントデータ作成処理を実行する(ステップS18)。プリントデータ作成処理では、具体的には、図6に示すサブルーチンを実行する。図6は、プリントデータ作成処理の概要を表わすフローチャートを示す。
ステップS64では、プリントデータが選択される。具体的には、ユーザによって印刷することが指定されたプリントデータが選択される。このステップで選択されるプリントデータは、データ記憶領域16(図1参照)に記憶されているデータである。ステップS66では、選択されたプリントデータを、ビットマップデータに変換する。このとき、プリントデータが所定単位(1ページ)よりも小さいか否かを判断し(ステップS68)、プリントデータが所定単位よりも大きければ(ステップS68でNO)、複数の所定単位の小プリントデータに分割する(ステップS69)。この一方で、プリントデータが所定単位よりも小さければ(ステップS68でYES)、複数の小プリントデータに分割する必要はない。作成されたプリントデータは、データ記憶領域16に記憶される(ステップS70)。
上記のステップS64からステップS70の一連の処理により、図4のステップS18の処理が実行される。
ステップS72では、図4のステップS18で作成されたプリントデータとジョブ作成コマンドをプリンタ4に送信する。これにより、図4のステップS20の処理が実行される。
プロパティ取得指示が入力されると(ステップS8でYES)、制御装置8は、PROPFINDコマンド送信処理を実行する(ステップS22)。ステップS22では、具体的には、図8に示すサブルーチンを実行する。図8は、PROPFINDコマンドの送信処理の概要を表わすフローチャートを示す。
ステップS74では、プロパティを取得するアドレスを指定する。プロパティを取得するアドレスは、上述したダブルクリック操作で選択されたオブジェクトに対応するアドレスである。上記の例の場合、「history」というディレクトリアドレスが指定される。
アドレスが指定されると、制御装置8は、PROPFINDコマンドを作成し、ステップS74で指定されたアドレスとPROPFINDコマンドをプリンタ4に送信する(ステップS76)。上記の例の場合(historyディレクトリオブジェクト70aがダブルクリックされた場合)、制御装置8は、historyディレクトリアドレスとPROPFINDコマンドをプリンタ4に送信する。
上記のステップS74からステップS76の一連の処理により、図4のステップS22の処理が実行される。
また、例えば、tempディレクトリ78の下位にあるジョブを印刷させたい場合、ユーザは、そのジョブに対応するジョブディレクトリオブジェクトをactiveディレクトリオブジェクト50a内にコピーすることができる。上述したように、activeディレクトリアドレスを上位アドレスとするファイルには、印刷装置38によって印刷が順次実行されるので、ここでコピーされたジョブに対して印刷が実行される。
コピー指示が入力されると(ステップS10でYES)、制御装置8は、COPYコマンド送信処理を実行する(ステップS24)。ステップS24では、具体的には、図9に示すサブルーチンを実行する。図9は、COPYコマンドの送信処理の概要を表わすフローチャートを示す。
アドレスが指定されると、制御装置8は、COPYコマンドを作成し、指定されたコピー元アドレスとコピー先アドレスとCOPYコマンドをプリンタ4に送信する(ステップS82)。
上記のステップS78からステップS82の一連の処理により、図4のステップS24の処理が実行される。
削除指示が入力されると(ステップS12でYES)、制御装置8は、DELETEコマンド送信処理を実行する(ステップS26)。DELETEコマンド送信処理では、具体的には、図10に示すサブルーチンを実行する。図10は、DELETEコマンドの送信処理の概要を表わすフローチャートを示す。
ステップS84では、制御装置8は削除するオブジェクトのアドレスを指定する。このアドレスは、上述した削除操作で選択されたオブジェクトに対応するアドレスである。例えば、図3のドキュメントディレクトリオブジェクト66aが削除された場合、制御装置8は「active/job−4/document−3」を指定する。
アドレスが指定されると、制御装置8は、DELETEコマンドを作成し、指定されたアドレスとDELETEコマンドを送信する(ステップS86)。
上記のステップS84からステップS86の一連の処理により、図4のステップS26の処理が実行される。
移動指示が入力されると(ステップS14でYES)、制御装置8は、MOVEコマンド送信処理を実行する(ステップS28)。ステップS28では、具体的には、図11に示すサブルーチンを実行する。図11は、MOVEコマンドの送信処理の概要を表わすフローチャートを示す。
ステップS88では、制御装置8は移動させるオブジェクトの移動元アドレスを指定する。移動元アドレスは、上述した移動操作で選択されたオブジェクトに対応するアドレスである。次いで、ステップS90では、移動先アドレスを指定する。移動先アドレスは、上述した移動操作でオブジェクトが移動された先のディレクトリのアドレスである。例えば、図2に示すtempディレクトリ78の下位にある「job−4」のジョブ80を印刷させる指示が入力された場合、制御装置8は、移動元アドレスとして「temp/job−4」を指定し、移動先アドレスとして「active」を指定する。
アドレスが指定されると、制御装置8は、MOVEコマンドを作成し、指定された移動元アドレスと移動先アドレスとMOVEコマンドを送信する(ステップS92)。
上記のステップS88からステップS92の一連の処理により、図4のステップS28の処理が実行される。
ステップS32では、LANインターフェース24を介して情報処理装置(PC)2から送信されたデータを受信したか否かが判断される。データを受信すると(ステップS32でYES)、ステップS38以降に示す判断を実行し、それぞれのコマンドに応じたコマンド処理を実行する。
情報処理装置2からデータを受信していない場合(ステップS32でNO)には、制御装置30は、印刷装置38から印刷の終了が通知されたか否かを判断する(ステップS34)。このステップでは、印刷装置38からジョブを単位とした印刷の終了が通知されたか否かが判断される。印刷装置38で印刷中のジョブに含まれる全てのプリントデータの印刷が終了するまでは、印刷の終了は通知されない(ステップS34でNO)。ジョブに含まれる全てのプリントデータの印刷が終了すると、印刷装置38は制御装置30に印刷の終了を通知する(ステップS34でYES)。印刷の終了が通知されると、制御装置30は、印刷が終了したジョブをhistoryディレクトリ70へ移動するMOVE処理を実行する(ステップS36)。MOVE処理については、後で詳しく説明する。
ジョブ作成コマンドを受信すると、制御装置30は、ジョブ作成コマンドに対応するジョブディレクトリアドレスを作成する(ステップS94)。このステップでは、tempディレクトリアドレスを上位アドレスとするジョブディレクトリアドレスを作成する。ジョブディレクトリアドレスは、tempディレクトリアドレスを上位アドレスとし、かつ、他のジョブディレクトリと識別可能なアドレスであればよく、特に限定されない。例えば、ジョブ作成コマンドの受信日時やプリンタ4側で受信した順番等に基づいて作成してもよいし、URL,URI(Uniform Resource Identifier)等のプロパティ値を利用して作成してもよい。
次いで、ステップS100では、ステップS98でファイルアドレスが作成された小プリントデータ(即ち1ページ分のプリントデータ)のサムネイル画像データを作成する。サムネイル画像は、小プリントデータが記述するデータを低解像度の小さなサイズの画像に変換したものである。このステップでは、例えば、pngやjpg等の形式のサムネイル画像を作成する。
ステップS102では、ステップS94からステップS100で作成したアドレスデータとサムネイル画像データを記憶装置26に記憶させる。すなわち、制御装置30は、ジョブディレクトリアドレスとドキュメントディレクトリアドレスを記憶装置26に記憶させる。これにより、ジョブディレクトリとドキュメントディレクトリが作成される。さらに、制御装置30は、小プリントデータとステップS98で作成されたファイルアドレスとステップS102で作成されたサムネイル画像データとを対応づけて記憶装置26に記憶させる。これにより、ファイルが作成される(図2を参照)。上記の例の場合(10ページ分のプリントデータが存在する場合)、10個のファイルが作成されることになる。
ファイルに含まれるサムネイル画像データは、後述するPROPFINDコマンド処理において、ファイルアドレスとともに情報処理装置2に送信される。情報処理装置2側では、受信したファイルアドレスとサムネイル画像データから、図3に例示されるファイルオブジェクト58aをサムネイル表示することができる。
上記のステップS94からステップS102の一連の処理により、図5のステップS50の処理が実行される。
PROPFINDコマンドを受信すると、制御装置30は、PROPFINDコマンドで指定されているアドレスを検索する(ステップS104)。次いで、指定されているアドレスの下位アドレスを参照し、情報処理装置2にそのアドレスデータを送信する(ステップS106)。このとき、送信するアドレスデータがファイルアドレスである場合には、ファイルアドレスとサムネイル画像データを送信する。すなわち、このステップでは、PROPFINDコマンドで上位ディレクトリアドレス(例えば「history」)が指定されていれば、その下位ディレクトリであるジョブディレクトリアドレス(例えば「job−1」と「job−2」と「job−3」)を情報処理装置2に送信する。また、ジョブディレクトリアドレス(例えば「job−4」)が指定されていれば、その下位ディレクトリであるドキュメントディレクトリアドレス(例えば「document−1」と「document−2」と「document−3」)を情報処理装置2に送信する。また、ドキュメントディレクトリアドレス(例えば「document−2」)が指定されていれば、その下位ディレクトリであるファイルアドレス(例えば「page−1」等)と、そのファイルアドレスに対応するサムネイル画像データ(例えば図2の符号64のサムネイル画像データ)を情報処理装置2に送信する。情報処理装置2では、受信したアドレスデータを用いて上位ディレクトリオブジェクトとジョブディレクトリオブジェクトとドキュメントディレクトリオブジェクトとファイルオブジェクトとを、階層的な構造関係を持つオブジェクトとして表示することができる。さらに、ファイルオブジェクトをサムネイル画像に従って表示することができる。
上記のステップS104からステップS106の一連の処理により、図5のステップS52の処理が実行される。なお、PROPFINDコマンドで指定されたアドレスの下位ディレクトリが存在しない場合には、その旨を通知するエラーメッセージを情報処理装置に送信してもよい。
COPYコマンドを受信すると、制御装置30は、COPYコマンドで指定されているコピー元アドレスを検索する(ステップS108)。次いで、指定されているコピー元アドレスに対応するプリントデータから、指定されているコピー先アドレスを上位アドレスとするファイルを作成する(ステップS110)。例えば、コピー元アドレスにジョブディレクトリアドレスが指定されている場合、典型的には、コピー先アドレスには上位ディレクトリアドレス(「active」、「history」、又は「temp」等)が指定されている。例えば、コピー元アドレスとして「history/job−1」が指定されており、コピー先アドレスとして「active」が指定されている場合(これらは図2参照)、制御装置30は、最初に「active/job−1」というジョブディレクトリアドレスを作成して記憶装置26に記憶させる。次いで、制御装置30は、「history/job−1」の下位に存在するドキュメントディレクトリ(例えば「document−1」が存在するものとする)について、「active/job−1/document−1」というドキュメントディレクトリアドレスを作成して記憶装置26に記憶させる。次いで、制御装置30は、「history/job−1/document−1」の下位に存在するファイル(例えば「page−1」が存在するものとする)について、「active/job−1/document−1/page−1」というファイルアドレスを作成する。制御装置30は、この作成されたファイルアドレス、「history/job−1/document1/page−1」に含まれる小プリントデータ、及びサムネイル画像データ(これらの記憶装置26に記憶されている)を対応づけて記憶装置26に記憶させる。これにより、activeディレクトリ50の下位に存在するジョブディレクトリとドキュメントディレクトリとファイルとが作成されることになる。
また、例えば、コピー元アドレスにファイルアドレスが指定されている場合、コピー先アドレスにはドキュメントディレクトリアドレスが指定されている。この場合、制御装置30は、コピー先のドキュメントディレクトリアドレスを上位アドレスとするファイルアドレスを新たに作成する。そして、そのファイルアドレスと、コピー元のファイルアドレスに対応づけられている小プリントデータとを対応づけて記憶装置26に記憶させる。また、例えば、コピー元アドレスにドキュメントディレクトリアドレスが指定されている場合、コピー先アドレスにはジョブディレクトリアドレスが指定されている。この場合、制御装置30は、コピー先のジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとするドキュメントディレクトリアドレスを新たに作成し、そのドキュメントディレクトリアドレスを上位アドレスとするファイルアドレスを新たに作成する。そして、そのファイルアドレスと、コピー元のドキュメントディレクトリアドレスを上位アドレスとファイルアドレスに対応づけられている小プリントデータとを対応づけて記憶装置26に記憶させる。
なお、新規に作成されたファイルがactiveディレクトリアドレスを上位アドレスとしていれば、印刷装置38によってそのファイルの印刷が実行される。
上記のステップS108からステップS110の一連の処理により、図5のステップS54の処理が実行される。
DELETEコマンドを受信すると、制御装置30は、DELETEコマンドで指定されているアドレスを検索する(ステップS112)。次いで、ステップS114では、制御装置30は、指定されたアドレスと、そのアドレスに対応するデータを、記憶装置26から削除する。例えば、指定されたアドレスがジョブディレクトリアドレスであれば、そのアドレスを含むすべてのディレクトリアドレスとファイルを記憶装置26から削除する。即ち、ジョブディレクトリアドレスと、そのジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとするドキュメントディレクトリアドレスと、そのドキュメントディレクトリアドレスを上位アドレスとするファイル(ファイルアドレスと小プリントデータとサムネイ画像データ)とを記憶装置26から削除する。また、例えば、指定されたアドレスがドキュメントディレクトリアドレスである場合には、そのアドレスを含むすべてのディレクトリアドレスとファイルを記憶装置26から削除する。また、例えば、指定されたアドレスがファイルアドレスである場合には、そのアドレスに対応するファイルを記憶装置26から削除する。
上記のステップS112からステップS114の一連の処理により、図5のステップS56の処理が実行される。
上記の処理において、指定されているアドレスに対応するプリントデータが印刷中である場合には、制御装置30は、印刷装置38にそのプリントデータの印刷終了を指示してから、ステップS114の削除処理を実行してもよい。
MOVEコマンドを受信すると、制御装置30は、MOVEコマンドで指定されている移動元アドレスを検索する(ステップS116)。次いで、移動元アドレスに対応付けられているジョブあるいはプリントデータを、指定されている移動先アドレスを上位アドレスとするコピー処理を実行する(ステップS118)。このステップでは、移動元アドレスをコピー元アドレスとし、移動先アドレスをコピー先アドレスとして、COPYコマンド処理を実行する(図14参照)。
コピー処理を実行後に、ステップS120では、移動元アドレスと、移動元アドレスに対応するファイルに対して、DELETE処理を実行する。このステップでは、移動元アドレスを削除が指定されるアドレスとして、DELETEコマンド処理を実行する(図15参照)。
上記のステップS116からステップS120の一連の処理により、図5のステップS58の処理が実行される。
例えば、本明細書に記載の実施例では、ジョブ作成コマンドは、情報処理装置2のプリンタドライバプログラムが作成するコマンドとしてプリンタ4に送信されるが、ジョブ作成コマンドを送信する手法は特にこれに限定されない。例えば、プリンタ4にプリンタドライバプログラムが備えられていてもよい。この場合、情報処理装置2は、WebDAVプロトコルを用いてジョブ作成コマンドとプリントデータをプリンタ4に送信することができる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
4:プリンタ
6:LANネットワーク
8,30:制御装置
10,32:CPU
12,34:ROM
14,36:RAM
16:データ記憶領域
18,24:LANインターフェース
20,40:表示装置
22,42:操作装置
26:記憶装置
27:ディレクトリアドレス
28:ファイル
38:印刷装置
Claims (11)
- 情報処理装置と通信するプリンタであって、
N(前記Nは2以上の整数)ページ分のプリントデータを含むジョブ作成コマンドを受信する受信装置と、
Nページ分のプリントデータを含むジョブ作成コマンドが受信された場合に、特定のジョブディレクトリアドレスを作成し、かつ、Nページ分のプリントデータを構成するN個の1ページ分のデータのそれぞれについて、前記特定のジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとする1個のファイルアドレスを作成することによって、前記N個の1ページ分のデータのためのN個のファイルアドレスを作成するジョブディレクトリ作成装置と、
ジョブディレクトリ作成装置によって作成された前記特定のジョブディレクトリアドレスと前記N個のファイルアドレスとを記憶する記憶装置と、
記憶装置に記憶されている前記特定のジョブディレクトリアドレスと前記N個のファイルアドレスとをファイル共有プロトコルを用いて情報処理装置に送信可能であるアドレス送信装置と、
を備えるプリンタ。 - 情報処理装置からファイル共有プロトコルを用いて送信されたコマンドとそのコマンドの実行を指定するアドレスとを受信するコマンド受信装置をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。 - 記憶装置は、所定のディレクトリアドレスを記憶しており、
ジョブディレクトリ作成装置は、記憶装置に記憶されている前記所定のディレクトリアドレスを上位アドレスとする前記特定のジョブディレクトリアドレスを作成し、
アドレス送信装置は、記憶装置に記憶されている前記所定のディレクトリアドレスをファイル共有プロトコルを用いて情報処理装置に送信可能であり、
アドレス送信装置は、プロパティ取得コマンドと前記所定のディレクトリアドレスとがコマンド受信装置によって受信された場合に、受信された前記所定のディレクトリアドレスを上位アドレスとする前記特定のジョブディレクトリアドレスを情報処理装置に送信し、
アドレス送信装置は、プロパティ取得コマンドと前記特定のジョブディレクトリアドレスとがコマンド受信装置によって受信された場合に、受信された前記特定のジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとする前記N個のファイルアドレスを情報処理装置に送信する
ことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。 - ジョブディレクトリ作成装置は、Nページ分のプリントデータを含むジョブ作成コマンドが受信された場合に、前記特定のジョブディレクトリアドレスを作成し、かつ、Nページ分のプリントデータを構成する前記N個の1ページ分のデータのそれぞれについて、当該1ページ分のデータと、前記特定のジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとする1個のファイルアドレスと、が対応づけられた1個のファイルを作成することによって、前記N個のファイルアドレスを有するN個のファイルを作成し、
記憶装置は、ジョブディレクトリ作成装置によって作成された前記N個のファイルを記憶することを特徴とする請求項2又は3に記載のプリンタ。 - (1)削除コマンドと前記特定のジョブディレクトリアドレスとがコマンド受信装置によって受信された場合に、受信された前記特定のジョブディレクトリアドレスと、受信された前記特定のジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとする前記N個のファイルアドレスを有する前記N個のファイルと、を記憶装置から削除し、(2)削除コマンドと、前記N個のファイルのうちの第1のファイルのファイルアドレスと、がコマンド受信装置によって受信された場合に、受信されたファイルアドレスを有する前記第1のファイルを記憶装置から削除する第1記憶制御装置をさらに備える
ことを特徴とする請求項4に記載のプリンタ。 - コピーコマンドと、前記N個のファイルのうちの第2のファイルのファイルアドレスと、コピー先のジョブディレクトリアドレスと、がコマンド受信装置によって受信された場合に、受信された前記第2のファイルのファイルアドレスに対応づけられている1ページ分のデータと、受信されたコピー先のジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとする1個のファイルアドレスと、が対応づけられた1個のファイルを作成して記憶装置に記憶させる第2記憶制御装置をさらに備える
ことを特徴とする請求項4又は5に記載のプリンタ。 - 第3記憶制御装置と印刷装置とをさらに備え、
記憶装置は、第1ディレクトリアドレスと第2ディレクトリアドレスとを記憶することが可能であり、
アドレス送信装置は、記憶装置に記憶されている第1ディレクトリアドレスと第2ディレクトリアドレスとをファイル共有プロトコルを用いて情報処理装置に送信可能であり、
ジョブディレクトリ作成装置は、記憶装置に記憶されている第1ディレクトリアドレスを上位アドレスとする前記特定のジョブディレクトリアドレスを作成し、
第3記憶制御装置は、コピーコマンドと前記特定のジョブディレクトリアドレスとコピー先の第2ディレクトリアドレスとがコマンド受信装置によって受信された場合に、(1)受信されたコピー先の第2ディレクトリアドレスを上位アドレスとする新たなジョブディレクトリアドレスを作成して記憶装置に記憶させ、(2)受信された前記特定のジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとして記憶装置に記憶されている前記N個のファイルのそれぞれについて、当該ファイルの1ページ分のデータと、前記の(1)で作成された前記新たなジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとする1個のファイルアドレスと、が対応づけられた1個のファイルを作成して記憶装置に記憶させることによって、新たなN個のファイルを記憶装置に記憶させ、
印刷装置は、第2ディレクトリアドレスを上位アドレスとする前記新たなN個のファイルを印刷する
ことを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載のプリンタ。 - 第4記憶制御装置をさらに備え、
記憶装置は、第3ディレクトリアドレスをさらに記憶することが可能であり、
アドレス送信装置は、記憶装置に記憶されている第3ディレクトリアドレスをファイル共有プロトコルを用いて情報処理装置に送信可能であり、
第4記憶制御装置は、印刷装置が前記新たなN個のファイルの印刷を終了した場合に、前記新たなN個のファイルのそれぞれについて、当該ファイルの1ページ分のデータと、第3ディレクトリアドレスを上位アドレスとする1個のファイルアドレスと、が対応づけられた1個のファイルを作成して記憶装置に記憶させることによって、さらに新たなN個のファイルを記憶装置に記憶させる
ことを特徴とする請求項7に記載のプリンタ。 - 前記ファイル共有プロトコルは、WebDAVプロトコルであることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のプリンタ。
- 前記N個の1ページ分のデータのそれぞれについて、当該1ページ分のデータを示す1個のサムネイル画像を作成するサムネイル画像作成装置をさらに備え、
記憶装置は、前記N個の1ページ分のデータのそれぞれについて、当該1ページ分のデータのための1個のファイルアドレスと、当該1ページ分のデータを示す1個のサムネイル画像と、を対応付けて記憶する
ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のプリンタ。 - 情報処理装置と通信するプリンタに搭載されるコンピュータによって実行されるプログラムであり、
N(前記Nは2以上の整数)ページ分のプリントデータを含むジョブ作成コマンドが受信された場合に、特定のジョブディレクトリアドレスを作成して記憶し、かつ、Nページ分のプリントデータを構成するN個の1ページ分のデータのそれぞれについて、前記特定のジョブディレクトリアドレスを上位アドレスとする1個のファイルアドレスを作成することによって、前記N個の1ページ分のデータのためのN個のファイルアドレスを作成して記憶するジョブディレクトリ作成処理と、
前記特定のジョブディレクトリアドレスと前記N個ファイルアドレスとをファイル共有プロトコルを用いて情報処理装置に送信するアドレス送信処理と、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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