JP4743285B2 - 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4743285B2
JP4743285B2 JP2009022971A JP2009022971A JP4743285B2 JP 4743285 B2 JP4743285 B2 JP 4743285B2 JP 2009022971 A JP2009022971 A JP 2009022971A JP 2009022971 A JP2009022971 A JP 2009022971A JP 4743285 B2 JP4743285 B2 JP 4743285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
information
image processing
shared
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009022971A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010181972A (ja
Inventor
伸 大羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2009022971A priority Critical patent/JP4743285B2/ja
Priority to US12/698,642 priority patent/US8189217B2/en
Publication of JP2010181972A publication Critical patent/JP2010181972A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4743285B2 publication Critical patent/JP4743285B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/60Protecting data
    • G06F21/606Protecting data by securing the transmission between two devices or processes
    • G06F21/608Secure printing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/18Conditioning data for presenting it to the physical printing elements
    • G06K15/1801Input data handling means
    • G06K15/1817Buffers

Description

この発明は、画像処理装置と情報処理装置とがネットワークを介して接続された画像処理システム、このシステムで実行される画像処理方法、前記システムに好適に用いられる画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
近年の画像処理装置は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置から受信したプリントジョブやファクシミリジョブを、直ちにプリント出力する機能に加えて、ハードディスク等の記憶装置にジョブを一旦記憶し、ユーザが希望するタイミングでジョブを出力する機能を有している。
一方、データを複数のユーザで共有可能な共有フォルダを有する情報処理装置では、共有フォルダを共有する共有ユーザによる前記共有フォルダの取り扱い権限を共有フォルダ毎に設定することがある。例えば、保存されたデータの変更を許可する共有フォルダ、データの読み取りのみを許可する共有フォルダ、すべての処理(フルコントロール)を認める共有フォルダ等である。共有フォルダの共有者は、設定された権限の範囲で、共有フォルダに保存されたデータの取り扱いが可能となされている。
このように、保存されたデータの取り扱い権限が設定された情報処理装置の共有フォルダの管理者等が、共有フォルダ内のデータを指定して画像処理装置に対するジョブを要求し、このジョブを画像処理装置の記憶部に記憶させた場合、従来では、次のような問題があった。
即ち、情報処理装置の共有フォルダの共有ユーザによる取り扱い権限は、画像処理装置に送信されたジョブには持ち越されないため、ジョブの発行ユーザは、画像処理装置に送信されたジョブについて、情報処理装置の共有フォルダと同様の取り扱い権限を設定したい場合には、そのための設定を別途画像処理装置で手動操作等にて行わなければならず、非常に手間がかかるという問題があった。
もっとも、画像処理装置の中には、情報処理装置から受信したジョブを、ユーザ毎にあるいはグループ毎に、ボックスと称される区分けした記憶領域に保存することができる機能を備えたものが存在する。従って、このようなボックスを用いて、例えばグループに属するユーザしか利用できないグループボックスを設定すること等により、情報処理装置の共有フォルダに設定されたのと同様の取り扱い権限を、共有フォルダの共有ユーザに設定することは一応可能である。
なお、ボックスに関する技術として、特許文献1には、受信したファクシミリ情報を区分する工程を備え、受信したファクシミリ情報を、該情報から認識した宛先ごとに分割された宛先専用の記憶領域であるボックスに振り分けるファクシミリ装置が開示されている。
また、特許文献2には、親展文書を受信すると、親展先ユーザ専用の記憶領域である個人ボックスにその親展文書を格納するとともに、自身のWebサーバにこの親展文書の記憶先を登録し、その後、親展先ユーザに親展文書を受信したことを電子メールで通知し、これを受けた親展先ユーザが、パーソナルコンピュータから該ファクシミリ装置にアクセスし、ID、パスワードを入力すると、親展文書へのリンク先を通知し、これを用いて親展文書の閲覧を行うことができるファクシミリ装置が開示されている。
特開平11−196206号公報 特開平11−239238号公報
しかしながら、前述したボックス機能を用いてグループボックス等を設定しようとすると、その設定操作をやはり手動で行わなければならず、面倒であった。
また、複数のジョブにおいて実行対象データの保存先である共有フォルダがそれぞれ異なる場合は、それぞれの共有フォルダに対応したグルーブボックスを設定する必要があり、面倒であるという問題があった。
なお、前述した特許文献1及び2に記載された技術は、このような問題の解決策を提供し得るものではなかった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、情報処理装置の共有フォルダに対する共有ユーザの取り扱い権限が設定されている場合であって、その共有フォルダに保存されているデータを指定してジョブが画像処理装置に要求された場合に、前記共有ユーザによるジョブの取り扱い権限の設定を、画像処理装置側で自動で行うことができる画像処理システムを提供し、さらにはこのシステムで実行される画像処理方法、前記システムに好適に用いられる画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)画像処理装置と情報処理装置とがネットワークを介して接続された画像処理システムであって、前記情報処理装置は、1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する記憶手段と、ユーザによってなされた前記共有フォルダに保存されたデータの指定、及び該指定されたデータを実行対象とするジョブの要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられたジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置に送信する送信手段と、を備え、前記画像処理装置は、前記ジョブと共有ユーザ情報とアクセス許可情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの操作に関する権限を段階的に規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成手段と、前記受信手段により受信されたジョブと共有ユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成手段により生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたジョブに対する操作がユーザによって指示された場合に、前記ジョブアクセス権情報に規定された操作に関する権限に基づいて、該ユーザが指示した、前記ジョブに対する操作を許可するか否かを制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像処理システム。
(2)画像処理装置と情報処理装置とがネットワークを介して接続された画像処理システムであって、前記情報処理装置は、1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する記憶手段と、ユーザによってなされた前記共有フォルダに保存されたデータの指定、及び該指定されたデータを実行対象とするジョブの要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられたジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置に送信する送信手段と、を備え、前記画像処理装置は、前記ジョブと共有ユーザ情報とアクセス許可情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成手段と、前記受信手段により受信されたジョブと共有ユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成手段により生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶する記憶手段と、を備え、前記情報処理装置は、前記データの保存場所を示す保存場所情報を生成する保存場所情報生成手段を備え、前記送信手段はジョブとともに前記保存場所情報生成手段により生成された保存場所情報をも画像処理装置に送信し、前記画像処理装置の記憶手段は、受信手段により受信された前記保存場所情報を、前記ジョブと関連付けて記憶し、前記画像処理装置はさらに、ログインユーザを認証する認証手段と、前記認証手段により認証されたユーザに関連するジョブを、前記記憶手段に記憶された複数個のジョブの中から、各ジョブと関連付けて記憶された共有ユーザ情報を基に抽出する手段と、抽出されたジョブを前記保存場所情報に基づいてフォルダ階層状態で表示する表示手段と、を備えている画像処理システム。
(3)画像処理装置と情報処理装置とがネットワークを介して接続された画像処理システムであって、前記情報処理装置は、1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する記憶手段と、ユーザによってなされた前記共有フォルダに保存されたデータの指定、及び該指定されたデータを実行対象とするジョブの要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられたジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置に送信する送信手段と、を備え、前記画像処理装置は、前記ジョブと共有ユーザ情報とアクセス許可情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成手段と、前記受信手段により受信されたジョブと共有ユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成手段により生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶する記憶手段と、を備え、前記画像処理装置の記憶手段に記憶されたジョブが、送信宛先へのファクシミリ送信を画像処理装置に依頼するファクシミリ送信依頼ジョブである場合に、前記受信手段により受信したファクシミリ受信ジョブの送信元情報が、前記ファクシミリ送信依頼ジョブの宛先情報と同じであれば、前記記憶手段は、ファクシミリ送信依頼ジョブと、該ジョブに関連する共有ユーザ情報と、ジョブアクセス権情報と関連付けて前記ファクシミリ受信ジョブを記憶する画像処理システム。
(4)前記画像処理装置の前記ジョブアクセス権情報生成手段は、前記アクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づいて前記ジョブアクセス権情報に変換することにより、ジョブアクセス権情報を生成する前項1〜3のいずれかに記載の画像処理システム。
(5)前記アクセス許可情報は、前記記憶手段に記憶されたジョブの参照、編集、削除または再実行を許可するか否かを示す前項1〜4のいずれかに記載の画像処理システム。
(6)前記画像処理装置の記憶手段は、前記受信手段によりジョブを受信した日時を示す日時情報を記憶し、前記表示手段は、前記日時情報と共にジョブを表示する前項2に記載の画像処理システム。
(7)画像処理装置と、1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置とが、ネットワークを介して接続された画像処理システムで実行される画像処理方法であって、前記情報処理装置は、ユーザによってなされた前記共有フォルダに保存されたデータの指定、及び該指定されたデータを実行対象とするジョブの前記画像処理装置に対する実行要求を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにおいて受け付けられたジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置に送信する送信ステップと、を実行し、前記画像処理装置は、前記ジョブと共有ユーザ情報とアクセス許可情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの操作に関する権限を段階的に規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成ステップと、前記受信手段により受信されたジョブと共有ユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成ステップにおいて生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記記憶手段に記憶されたジョブに対する操作がユーザによって指示された場合に、前記ジョブアクセス権情報に規定された操作に関する権限に基づいて、該ユーザが指示した、前記ジョブに対する操作を許可するか否かを制御する制御ステップと、を実施することを特徴とする画像処理方法。
(8)画像処理装置と、1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置とが、ネットワークを介して接続された画像処理システムで実行される画像処理方法であって、前記情報処理装置は、ユーザによってなされた前記共有フォルダに保存されたデータの指定、及び該指定されたデータを実行対象とするジョブの前記画像処理装置に対する実行要求を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにおいて受け付けられたジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置に送信する送信ステップと、を実行し、前記画像処理装置は、前記ジョブと共有ユーザ情報とアクセス許可情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成ステップと、前記受信手段により受信されたジョブと共有ユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成ステップにおいて生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、を実施し、前記情報処理装置は、前記データの保存場所を示す保存場所情報を生成する保存場所情報生成ステップを実施し、前記送信ステップではジョブとともに前記保存場所情報生成ステップにおいて生成された保存場所情報をも画像処理装置に送信し、前記画像処理装置の前記記憶ステップでは、受信ステップにおいて受信された前記保存場所情報を、前記ジョブと関連付けて記憶し、前記画像処理装置はさらに、ログインユーザを認証する認証ステップと、前記認証ステップにおいて認証されたユーザに関連するジョブを、前記記憶ステップにおいて記憶された複数個のジョブの中から、各ジョブと関連付けて記憶された共有ユーザ情報を基に抽出する抽出ステップと、抽出されたジョブを前記保存場所情報に基づいて表示手段にフォルダ階層状態で表示する表示ステップと、を実施する画像処理方法。
(9)画像処理装置と、1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置とが、ネットワークを介して接続された画像処理システムで実行される画像処理方法であって、前記情報処理装置は、ユーザによってなされた前記共有フォルダに保存されたデータの指定、及び該指定されたデータを実行対象とするジョブの前記画像処理装置に対する実行要求を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにおいて受け付けられたジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置に送信する送信ステップと、を実行し、前記画像処理装置は、前記ジョブと共有ユーザ情報とアクセス許可情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成ステップと、前記受信手段により受信されたジョブと共有ユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成ステップにおいて生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、を実施し、前記画像処理装置の記憶手段に記憶されたジョブが、送信宛先へのファクシミリ送信を画像処理装置に依頼するファクシミリ送信依頼ジョブである場合に、前記受信ステップにおいて受信したファクシミリ受信ジョブの送信元情報が、前記ファクシミリ送信依頼ジョブの宛先情報と同じであれば、前記記憶ステップでは、ファクシミリ送信依頼ジョブと、該ジョブに関連する共有ユーザ情報と、ジョブアクセス権情報と関連付けて前記ファクシミリ受信ジョブを記憶する画像処理方法。
(10)前記画像処理装置のジョブアクセス権情報生成ステップでは、前記アクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づいて前記ジョブアクセス権情報に変換することにより、ジョブアクセス権情報を生成する前項7〜9のいずれかに記載の画像処理方法。
(11)前記アクセス許可情報は、前記記憶手段に記憶されたジョブの参照、編集、削除または再実行を許可するか否かを示す前項7〜10のいずれかに記載の画像処理方法。
(12)前記画像処理装置が実施する記憶ステップでは、前記受信ステップにおいてジョブを受信した日時を示す日時情報を記憶し、前記表示ステップでは、前記日時情報と共にジョブを表示する前項8に記載の画像処理方法。
(13)1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置からネットワークを介して一括して送信される、ジョブと、ジョブの実行対象のデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの操作に関する権限を段階的に規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成手段と、前記受信手段により受信されたジョブとユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成手段により生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたジョブに対する操作がユーザによって指示された場合に、前記ジョブアクセス権情報に規定された操作に関する権限に基づいて、該ユーザが指示した、前記ジョブに対する操作を許可するか否かを制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
(14)1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置からネットワークを介して一括して送信される、ジョブと、ジョブの実行対象のデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成手段と、前記受信手段により受信されたジョブとユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成手段により生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶する記憶手段と、を備え、前記受信手段は、前記ジョブとともに送信される前記データの保存場所を示す保存場所情報をも受信し、前記記憶手段は、受信手段により受信された前記保存場所情報を、前記ジョブと関連付けて記憶し、さらに、ログインユーザを認証する認証手段と、前記認証手段により認証されたユーザに関連するジョブを、前記記憶手段に記憶された複数個のジョブの中から、各ジョブと関連付けて記憶された共有ユーザ情報を基に抽出する手段と、抽出されたジョブを前記保存場所情報に基づいてファイル階層状態で表示する表示手段と、を備えている画像処理装置。
(15)1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置からネットワークを介して一括して送信される、ジョブと、ジョブの実行対象のデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成手段と、前記受信手段により受信されたジョブとユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成手段により生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶する記憶手段と、を備え、前記記憶手段に記憶されたジョブが、送信宛先へのファクシミリ送信を画像処理装置に依頼するファクシミリ送信依頼ジョブである場合に、前記受信手段により受信したファクシミリ受信ジョブの送信元情報が、前記ファクシミリ送信依頼ジョブの宛先情報と同じであれば、前記記憶手段は、ファクシミリ送信依頼ジョブと、該ジョブに関連する共有ユーザ情報と、ジョブアクセス権情報と関連付けて前記ファクシミリ受信ジョブを記憶する画像処理装置。
(16)前記ジョブアクセス権情報生成手段は、前記アクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づいて前記ジョブアクセス権情報に変換することにより、ジョブアクセス権情報を生成する前項13〜15のいずれかに記載の画像処理装置。
(17)前記アクセス許可情報は、前記記憶手段に記憶されたジョブの参照、編集、削除または再実行を許可するか否かを示す前項13〜16のいずれかに記載の画像処理装置。
(18)前記記憶手段は、前記受信手段によりジョブを受信した日時を示す日時情報を記憶し、前記表示手段は、前記日時情報と共にジョブを表示する前項14に記載の画像処理装置。
(19)1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置からネットワークを介して一括して送信される、ジョブと、ジョブの実行対象のデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を受信する受信ステップと、前記受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの操作に関する権限を段階的に規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成ステップと、前記受信ステップにおいて受信されたジョブとユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成ステップにおいて生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、を画像処理装置のコンピュータに実行させ、前記記憶手段に記憶されたジョブに対する操作がユーザによって指示された場合に、前記ジョブアクセス権情報に規定された操作に関する権限に基づいて、該ユーザが指示した、前記ジョブに対する操作を許可するか否かを制御する制御ステップを前記コンピュータに実行させる画像処理プログラム。
(20)1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置からネットワークを介して一括して送信される、ジョブと、ジョブの実行対象のデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を受信する受信ステップと、前記受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成ステップと、前記受信ステップにおいて受信されたジョブとユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成ステップにおいて生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、を画像処理装置のコンピュータに実行させ、前記受信ステップでは、前記ジョブとともに送信される前記データの保存場所を示す保存場所情報をも受信し、前記記憶ステップでは、受信ステップにおいて受信された前記保存場所情報を、前記ジョブと関連付けて記憶手段に記憶し、さらに、ログインユーザを認証する認証ステップと、前記認証ステップにおいて認証されたユーザに関連するジョブを、前記記憶ステップにおいて記憶された複数個のジョブの中から、各ジョブと関連付けて記憶された共有ユーザ情報を基に抽出する抽出ステップと、抽出されたジョブを前記保存場所情報に基づいて表示手段にフォルダ階層状態で表示するステップと、を前記コンピュータに実行させる画像処理プログラム。
(21)1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置からネットワークを介して一括して送信される、ジョブと、ジョブの実行対象のデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を受信する受信ステップと、前記受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成ステップと、前記受信ステップにおいて受信されたジョブとユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成ステップにおいて生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、を画像処理装置のコンピュータに実行させ、前記記憶ステップにおいて記憶されたジョブが、送信宛先へのファクシミリ送信を画像処理装置に依頼するファクシミリ送信依頼ジョブである場合に、前記受信ステップにおいて受信したファクシミリ受信ジョブの送信元情報が、前記ファクシミリ送信依頼ジョブの宛先情報と同じであれば、前記記憶ステップでは、ファクシミリ送信依頼ジョブと、該ジョブに関連する共有ユーザ情報と、ジョブアクセス権情報と関連付けて前記ファクシミリ受信ジョブを記憶する処理を前記コンピュータに実行させる画像処理プログラム。
(22)前記ジョブアクセス権情報生成ステップでは、前記アクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づいて前記ジョブアクセス権情報に変換することにより、ジョブアクセス権情報を生成する処理をコンピュータに実行させる前項19〜21のいずれかに記載の画像処理プログラム。
(23)前記アクセス許可情報は、前記記憶手段に記憶されたジョブの参照、編集、削除または再実行を許可するか否かを示す前項19〜22のいずれかに記載の画像処理プログラム。
(24)前記記憶ステップでは、前記受信ステップにおいてジョブを受信した日時を示す日時情報を記憶し、前記表示ステップでは、前記日時情報と共にジョブを表示する処理をコンピュータに実行させる前項20に記載の画像処理プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、例えば共有フォルダの管理者等のユーザが、共有フォルダに保存されたデータを指定するとともに、該指定されたデータを実行対象とするジョブの実行を前記画像処理装置に対して要求すると、情報処理装置は、ジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置に送信する。画像処理装置は、ジョブ、共有ユーザ情報及びアクセス許可情報を受信するとともに、アクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの操作に関する権限を段階的に規定するジョブアクセス権情報を生成し、ジョブと共有ユーザ情報と前記生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶する。
このように、画像処理装置では、ジョブと共有ユーザ情報と前記生成されたジョブアクセス権情報とが、互いに関連付けて記憶手段に記憶されるから、画像処理装置において、ユーザにより、記憶手段に記憶されたジョブに対する操作が指示された場合に、前記ジョブと関連付けて記憶された操作に関する権限に基づいて、該ユーザが指示した、前記ジョブに対する操作を許可するか否かを制御することが可能となる。
つまり、情報処理装置で設定されていた共有フォルダの保存データに対する共有ユーザの取り扱い権限を規定したアクセス許可情報を利用して、画像処理装置に送信されたジョブに対する前記共有ユーザの操作を許可するか否かを制御できるから、ユーザによる面倒な手動操作や、ボックスの設定操作等を不要にできる。
前項(2)に記載の発明によれば、情報処理装置で指定された元データの保存場所を示す保存場所情報がジョブと共に送信され、画像処理装置ではこの保存場所情報がジョブと関連付けて記憶手段に記憶される。そして、画像処理装置にログインしたユーザに関連するジョブが、記憶手段に記憶された複数個のジョブの中から、各ジョブと関連付けて記憶された共有ユーザ情報を基に抽出され、抽出されたジョブが前記保存場所情報に基づいて、表示手段にフォルダ階層状態で表示される。このようなフォルダ階層状態でのジョブの表示により、ユーザはジョブの再利用等に際してジョブの指定操作等を行いやすくなる。
前項(3)に記載の発明によれば、受信手段により受信したファクシミリ受信ジョブの送信元情報が、送信宛先へのファクシミリ送信を画像処理装置に依頼するファクシミリ送信依頼ジョブの宛先情報と同じであれば、ファクシミリ送信依頼ジョブと、該ジョブに関連する共有ユーザ情報と、ジョブアクセス権情報と関連付けて、前記ファクシミリ受信ジョブが記憶手段に記憶される。従って、ファクシミリ受信ジョブの取り扱い制御を、ファクシミリ送信依頼ジョブと同様に、共有ユーザ情報及びジョブアクセス権情報に基づいて行うことができる。
前項(4)に記載の発明によれば、アクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づいてジョブアクセス権情報に変換することにより、ジョブアクセス権情報を簡単に生成することができる。
前項(6)に記載の発明によれば、ジョブがフォルダ階層状態で表示されるとともに、該ジョブの受信日時が併せて表示されるから、複数の同じジョブ名が存在していても、ユーザは所期するジョブを容易に選択することができる。
前項(7)に記載の発明によれば、情報処理装置で設定されていた共有フォルダの保存データに対する共有ユーザの取り扱い権限を規定したアクセス許可情報を利用して、画像処理装置に送信されたジョブに対する共有ユーザの操作を許可するか否かを制御でき、ユーザによる面倒な手動操作や、ボックスの設定操作等を不要にできる。
前項(8)に記載の発明によれば、画像処理装置にログインしたユーザに関連するジョブが表示手段にフォルダ階層状態で表示されるから、ユーザは再利用等に際してジョブの指定操作等を行いやすくなる。
前項(9)に記載の発明によれば、ファクシミリ受信ジョブの取り扱い制御を、共有ユーザ情報及びジョブアクセス権情報に基づいて行うことができる。
前項(10)に記載の発明によれば、アクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づいてジョブアクセス権情報に変換することにより、ジョブアクセス権情報を簡単に生成することができる。
前項(12)に記載の発明によれば、ジョブがフォルダ階層状態で表示されるとともに、該ジョブの受信日時が併せて表示されるから、複数の同じジョブ名が存在していても、ユーザは所期するジョブを容易に選択することができる。
前項(13)に記載の発明によれば、情報処理装置で設定されていた共有フォルダの保存データに対する共有ユーザの取り扱い権限を規定したアクセス許可情報を利用して、受信したジョブに対するユーザの操作を許可するか否かを制御できる画像処理装置となしうる。
前項(14)に記載の発明によれば、ログインしたユーザに関連するジョブを表示手段にフォルダ階層状態で表示することができる画像処理装置となしうる。
前項(15)に記載の発明によれば、ファクシミリ受信ジョブの取り扱い制御を、共有ユーザ情報及びジョブアクセス権情報に基づいて行うことができる画像処理装置となしうる。
前項(16)に記載の発明によれば、アクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づいてジョブアクセス権情報に変換することにより、ジョブアクセス権情報を生成することができる画像処理装置となしうる。
前項(18)に記載の発明によれば、ジョブがフォルダ階層状態で表示されるとともに、該ジョブの受信日時が併せて表示されるから、複数の同じジョブ名が存在していても、ユーザは所期するジョブを容易に選択することができる。
前項(19)に記載の発明によれば、受信されたアクセス許可情報に基づいてジョブアクセス権情報を生成し、ジョブと共有ユーザ情報とジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶し、記憶手段に記憶されたジョブに対する操作がユーザによって指示された場合に、前記ジョブアクセス権情報に段階的に規定された操作に関する権限に基づいて、該ユーザが指示した前記ジョブに対する操作を許可するか否かを制御する処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(20)に記載の発明によれば、認証されたユーザに関連するジョブを表示手段にフォルダ階層状態で表示する処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(21)に記載の発明によれば、受信したファクシミリ受信ジョブの送信元情報が、送信宛先へのファクシミリ送信を画像処理装置に依頼するファクシミリ送信依頼ジョブの宛先情報と同じであれば、ファクシミリ送信依頼ジョブと、該ジョブに関連する共有ユーザ情報と、ジョブアクセス権情報と関連付けて前記ファクシミリ受信ジョブを記憶する処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(22)に記載の発明によれば、アクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づいてジョブアクセス権情報に変換することにより、ジョブアクセス権情報を生成する処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(24)に記載の発明によれば、ジョブをフォルダ階層状態で表示するとともに、該ジョブの受信日時を併せて表示する処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(25)に記載の発明によれば、前項(1)に記載の画像処理システムに好適に用いることができる情報処理装置となしうる。
前項(26)に記載の発明によれば、ユーザによって指定された元データの保存場所を示す保存場所情報を生成してジョブと共に送信することができる情報処理装置となし得る。
前項(27)に記載の発明によれば、ジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置にネットワークを介して送信する処理を、情報処理装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(28)に記載の発明によれば、ユーザによって指定された元データの保存場所を示す保存場所情報を生成してジョブと共に送信する処理を、情報処理装置のコンピュータに実行させることができる。
本発明の一実施形態に係る画像処理システムの全体的な概略構成を示す図である。 図1のシステムに用いられる画像処理装置の一例を示す外観図である。 画像処理装置におけるハードウェア構成の一例を示す図である。 画像処理システムの機能構成を示すブロック図である。 クライアント(情報処理装置)において実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。 PC−FAX送信ジョブの設定画面の一例を示す図である。 画像処理装置において受信したPC−FAXジョブを登録する際の処理ルーチンを示すフローチャートである。 アクセス権変換情報の一例を示す図である。 画像処理装置におけるジョブ再利用時の処理ルーチンを示すフローチャートである。 ジョブをフォルダ階層状態で表示した表示画面の一例を示す図である。 ジョブ再利用画面の一例を示す図である。 この発明の他の実施形態に係る画像処理装置におけるFAX受信ジョブを登録する際の処理ルーチンを示すフローチャートである。
次に、この発明の一実施形態について図面を参照しつつ詳述する。
尚、以下に説明するいくつかの実施形態において、互いに共通する部材については同一符号を付しており、それらについて繰り返しとなる説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、この発明の第1の実施形態における画像処理システム1の全体的な概略構成を示す図である。
この画像処理システム1は、複合機やMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれる画像処理装置2と、パーソナルコンピュータなどで構成されるクライアントコンピュータ(以下、単に「クライアント」という)4及び5と、を備えており、これらが有線又は無線LANなどのネットワーク6を介して相互にアクセス可能であると共に、相互にデータ交換が可能なように構成されている。
尚、クライアント4及びクライアント5はそれぞれネットワーク6に接続された情報処理装置であり、異なるユーザが使用することを示している。
図2は画像処理装置2の一例を示す外観図である。本実施形態において画像処理装置2は、コピー、ネットワークプリンタ、スキャナ、ファクシミリ(FAX)などの機能を備えた前述の複合機やMFP等の装置を例示するが、これに限定するものではなく、例えばネットワークプリンタの機能のみを備えた装置であっても構わない。
図2に示すように、この画像処理装置2は上部に原稿搬送部21とスキャナ部22とを備えており、原稿搬送部21が1枚ずつ原稿をスキャナ部22に自動搬送することにより、読取手段であるスキャナ部22が原稿に記録された文字、記号、画像などを光学的に読み取るように構成されている。
スキャナ部22の下方にはプリンタ部23が設けられると共に、更にその下部にはプリンタ部23に対して用紙を供給する給紙部24が設けられている。プリンタ部23はコピー、ネットワークプリンタ又はFAXに関するジョブを実行する際に機能し、給紙部24から供給される用紙に画像形成を行い、排出口23aからプリント出力を行うように構成されている。
また画像処理装置2の前面側には、ユーザに対してジョブに関する情報やその他の情報を表示する液晶ディスプレイなどの表示部25と、表示部25の前面側に配置されたタッチパネル26、及び表示部25の周囲に配置された複数の操作ボタン27からなる操作部28とが設けられている。
図3は画像処理装置2におけるハードウェア構成の一例を示す図である。画像処理装置2は上述した構成の他、その内部に、CPU10、ROM11、RAM12、記憶部13及び通信インタフェース29を備えている。
CPU10は、ROM11に格納されるプログラムを読み出して実行することにより、画像処理装置2としての基本機能(コピー、ネットワークプリンタ、スキャナ、FAXなどの基本機能)を実現する他、後述する各種機能を実現する。
記憶部13は、ハードディスクやメモリなどで構成される記憶手段であり、ジョブ情報14やユーザ認証情報20等を記憶する。
前記ジョブ情報14は、画像処理装置2において受信されるジョブに関する情報であり、ジョブの実行対象データ(ファイル)そのものやデータ名称、ジョブの実行条件等の他、受信日時情報15、ユーザ情報16、保存場所情報17、共有ユーザ情報18、ジョブアクセス権情報19などが含まれる。
受信日時情報15は、画像処理装置2において受信したジョブの日時に関する情報であり、ネットワーク6を介してジョブを受信したときに生成される。
ユーザ情報16は、画像処理装置2がネットワーク6を介してジョブを受信する場合に、ジョブと共に受信する情報であり、当該ジョブを生成したユーザを示す情報である。本実施形態の場合、例えばクライアント5にログインするログイン情報(ユーザIDとパスワード)がユーザ情報16に含まれる。
保存場所情報17は、画像処理装置2がネットワーク6を介してジョブを受信する場合に、ジョブと共に受信する共有フォルダの場所を示す保存場所情報であり、かつユーザにより指定され当該ジョブの発生元となった元データ(例えば文書や画像などのプリント対象となった電子データ)の保存場所を示す情報である。本実施形態の場合、例えばクライアント5のアドレスやクライアント名、ハードディスク3内の元データを格納した共有フォルダ(ファイルパス)を指定する情報が、保存場所情報17に含まれる。
共有ユーザ情報18は、画像処理装置2がネットワーク6を介してジョブを受信する場合に、ジョブと共に受信する共有フォルダのアクセス権情報から抽出された、共有フォルダにアクセスできるユーザ(共有ユーザ)を示す情報である。例えば、クライアント4のユーザがネットワーク6を介してクライアント5の元データにアクセス可能な場合には、共有ユーザ情報18にはクライアント4のユーザ情報が含まれる。
ジョブアクセス権情報19は、ジョブの取り扱い権限を規定するための情報である。このジョブアクセス権情報19は、画像処理装置2がネットワーク6を介してジョブを受信した場合に、ジョブと共に受信するアクセス許可情報を基に生成される。このアクセス許可情報は、共有フォルダに保存されている元データに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定した情報である。例えば、共有フォルダの共有ユーザに対して、ジョブの読み取り権限や変更権限、フルコントロール権限などのアクセス許可情報が設定されている場合、これらと同様の内容の権限をジョブに適用するためのジョブアクセス権情報19が生成される。
ユーザ認証情報20は、ユーザによる画像処理装置2の使用を制限するための情報であり、例えば画像処理装置2を使用することが許可されたユーザのユーザIDやパスワードなどが含まれる。
通信インタフェース29は、ネットワーク6を介してクライアント4やクライアント5などの情報処理装置とデータ通信を行ったり、或いは電話回線を通じてFAX送受信を行うなど、外部の装置と通信を行うための通信手段として機能する。通信インタフェース29としては、例えばNIC(ネットワークインタフェースカード)、モデム、TA(ターミナルアダプタ)、無線通信などが用いられる。
尚、ROM11に記憶されるプログラムは、ネットワーク6などを介して外部の装置からダウンロードすることにより、最新バージョンのプログラムに更新することができるようになっている。
図4は、本実施形態における画像処理システム1の機能構成を示すブロック図である。画像処理装置2において、CPU10は上記プログラムを実行することにより、ユーザ認証部31、ジョブ管理部32及びジョブ実行部33として機能する。
ユーザ認証部31は、画像処理装置2に対するユーザの操作権限を認証するための機能部である。
ジョブ管理部32は、ネットワーク6を介して受信するジョブについてのジョブ情報14を登録し、ジョブ情報14から、実行するジョブを読み出してそのジョブを実行させる。このジョブ管理部32は、ジョブ登録部34、ジョブ制御部36、ジョブ指定部35を備えている。
ジョブ登録部34は、受信するジョブのジョブ情報14を記憶部13に記憶させてジョブを登録する動作を行う。
ジョブ制御部36は、ジョブと共に受信したアクセス権情報から共有ユーザ情報18とアクセス許可情報を抽出して、アクセス許可情報を、後述するアクセス権変換情報に基づきジョブアクセス権情報19に変換する動作等を行う。
ジョブ指定部35は、記憶部13に記憶されている複数のジョブの中から、ユーザにより選択されたジョブを指定するものである。
ジョブ実行部33は、ジョブ制御部36による指示に基づいて、原稿搬送部21、スキャナ部22、給紙部23又はプリンタ部24を駆動することによってジョブを実行する。
一方、クライアント4は、操作部44の他、通信インタフェース41、CPU42及び表示部43を備えている。通信インタフェース41は、ネットワーク6を介してクライアント5や画像処理装置2とデータ通信を行うためのものである。
CPU42は、クライアントとしての各種機能を実現すると共に、キーボードやマウスなどの操作部44を介して、クライアント5の共有フォルダ内のデータ(ファイルともいう)にネットワーク6を介してアクセスすることができる。
クライアント5は、通信インタフェース51と、CPU52と、表示部53と、操作部54とを備えている。
通信インタフェース51は、ネットワーク6を介してクライアント4や画像処理装置2とデータ通信するためのものである。
CPU52は、クライアントとしての各種機能を実現すると共に、キーボードやマウスなどの操作部54を介して、画像処理装置2へのジョブ実行要求をユーザが入力した場合に、このジョブを生成するためのジョブ生成部55、ユーザ情報生成部57、保存場所情報生成部56、アクセス権情報生成部58及びジョブ送信部59として機能する。また、ネットワーク6を介してクライアント4がハードディスク等の記憶部3に格納されたファイルにアクセスする際に、そのアクセス権限などを管理するアクセス管理部50としても機能する。
このような構成において、クライアント5のユーザが、記憶部3の1個または複数個の共有フォルダの中のいずれかの共有フォルダに格納された1個または複数個のファイルの中から、ジョブを実行するファイルを指定するものとする。
例えば、画像処理装置2に対して要求するジョブが、送信宛先へのファクシミリ送信を画像処理装置2に依頼するファクシミリ送信依頼ジョブ(以下、PC−FAX送信ジョブという)である場合は、ユーザがファイルを選択し実行指示を与えると、クライアント5においてPC−FAX送信ジョブを画像処理装置2に指示するためのPC−FAXドライバが作動し、ユーザ情報生成部57が機能し、クライアント5にアクセスしたユーザのログイン情報に基づきユーザ情報を生成する。さらに、保存場所情報生成部56が機能し、元データにアクセスするための共有フォルダパス(アドレスやフォルダパスなど)を保存場所情報として生成する。
また、アクセス権情報生成部58が機能し、共有フォルダにアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、その共有フォルダに保存されている元データに対する共有ユーザの取り扱い権限を規定したアクセス許可情報とを、アクセス権情報として生成する。なお、これらの共有ユーザ情報及びアクセス許可情報は、予め管理者等により設定されて記憶部3等に記憶され、アクセス管理部50により管理されている。
さらに、ジョブ生成部55が機能し、PC−FAX送信ジョブの実行対象の元データに基づいてジョブを生成し、ジョブ送信部59が機能して画像処理装置2にジョブを送信する。
このとき、ユーザ情報生成部57で生成されたユーザ情報と、保存場所情報生成部56で生成された保存場所情報と、アクセス権情報生成部59で生成されたアクセス権情報とを、ジョブと共にネットワーク6を介して画像処理装置2に送信する。ジョブとユーザ情報と保存場所情報とアクセス権情報とを例えば一連の情報として送信することにより、画像処理装置2では、受信したジョブとユーザ情報と保存場所情報とアクセス権情報との対応関係が識別可能となる。
図5は、上記の画像処理システム1において、クライアント5で実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。かかる処理は、CPU52が図示しないROM等の記録媒体に記録された所定のプログラムを実行することにより行われる。
例えば、クライアント5が、記憶部3に格納されたファイル一覧を表示部53に表示している状態で、ユーザが操作部54を操作してPC−FAX送信ジョブの対象ファイルを指定すると、ステップS101でこれを受け付け、指定されたファイルを開く。
ステップS102では、PC−FAX送信ジョブの設定画面の表示指示がユーザからなされたかどうかを判断しており、PC−FAX送信ジョブの設定画面の表示指示がなされると(ステップS102でYES)、ステップS103で、クライアント5にアクセスしたユーザのログイン情報に基づき、ユーザ情報を生成する。
次に、ステップS104で、指定されたファイルが保存されているフォルダが共有フォルダかどうかを判断する。ファイルが保存されているフォルダが共有フォルダの場合は(ステップS104でYES)、ステップS107で、ファイルの保存場所情報を生成する。
次いで、ステップS108で、共有フォルダのアクセス権情報を生成し、さらにステップS109で、PC−FAX送信ジョブの設定画面にユーザ情報と保存場所情報を表示する。
図6は、ステップS109においてクライアント5の表示部53に表示されるPC−FAX送信ジョブの設定画面G1の一例を示す図である。PC−FAX送信ジョブの設定画面G1には、クライアント5にログインしたユーザのユーザ情報と、ユーザによって指定されたデータ(ファイル)の保存場所情報が表示される。
宛先設定ボタンB2はFAX送信宛先を入力するための操作ボタンであり、ユーザ名再設定ボタンB3はユーザ名を変更するための操作ボタンであり、パスワード再設定ボタンB4はパスワードを変更するための操作ボタンである。また、コンピュータ名再設定ボタンB5はコンピュータ名を変更するための操作ボタンであり、ファイルパス名再設定ボタンB6はファイルパス名を変更するための操作キーである。また、設定画面G1の下部にはさらに、ユーザによる操作が可能なOKボタンB1とキャンセルボタンB0が表示されており、ユーザがOKボタンB1を操作した場合には、ユーザによって変更されたジョブ情報に基づき、PC−FAX送信ジョブの送信がなされるようになっている。また、ユーザがキャンセルボタンB0を操作した場合は、PC−FAX送信ジョブの送信がなされることなく、本画面G1が閉じられる。
図5に戻って、ステップS104で、指定されたファイルの保存先フォルダが共有フォルダでないと判定された場合は(ステップS104でNO),ステップS105で、現在のフォルダがルートフォルダかどうかを判断する。ルートフォルダの場合は(ステップS105でYES)、保存場所情報とアクセス権情報とを生成することなく、ステップS109に進み、PC−FAX送信ジョブの設定画面を表示する。
一方、ルートフォルダでない場合は(ステップS105でNO)、ステップS106で、1つ上の階層のフォルダヘ移動し、ステップS104で再び共有フォルダかどうかを判断する。共有フォルダであれば(ステップS104でYES)、前述したように、ステップS107〜S109を実行する。
クライアント5は、PC−FAX送信ジョブの設定画面を表示した状態で(ステップS109)、ステップS110で、ユーザによりボタン操作が行われるのを待つ。ステップS111では、いずれのボタンが操作されたかを判断する。
再設定ボタンB2〜B6が操作された場合には(ステップS111で再設定ボタン)、ステップS112に進み、ジョブ再設定処理を行ってステップS110に戻る。
OKボタンB1が操作された場合には(ステップS111でOKボタン)、ステップS113で、ジョブ生成部55は宛先情報が入力されているかどうか判断する。宛先情報を入力済みの場合は(ステップS113でYES)、ステップS114で、ジョブ生成部55はPC−FAX送信ジョブを生成する。
一方、ステップS113で、宛先情報が入力されていない場合(ステップS114でNO)、PC−FAX送信ジョブの設定画面を再度表示した状態で、ユーザにより宛先情報が入力されるのを待つ(ステップS110)。
その後、ステップS115において、PC−FAX送信ジョブと共にユーザ情報と保存場所情報とアクセス権情報とを画像処理装置2に送信し、PC−FAX送信ジョブの送信を終了する。
一方、ステップS111で、PC−FAX送信ジョブの設定画面G1に表示されたキャンセルボタンB0が操作された場合(ステップS111でキャンセルボタン)、ジョブ生成部55は処理を終了する。
尚、上記においては、PC−FAX送信ジョブの設定画面を表示する場合を例示したが、例えば、画像処理装置2のプリンタアイコンに対してそのファイルをドラッグアンドドロップ操作することで、PC−FAX送信ジョブの設定画面を表示することなく送信する場合も上記と同様であり、ジョブと共にユーザ情報と保存場所情報とアクセス権情報とが画像処理装置2に送信される。このとき、ユーザがPC−FAX送信ジョブの設定画面にてユーザ情報やファイルパスを再設定できないことは言うまでもない。
一方、画像処理装置2は、ネットワーク6を介してジョブを受信すると、通信インタフェース29が機能し、受信日時情報15を生成する。そして、PC−FAX送信ジョブではなく、FAX装置から送信された画像データを受信するFAX受信ジョブかどうかを判断する。FAX受信ジョブでなく、ジョブと共にユーザ情報、共有フォルダのアクセス権情報を受信した場合には、ユーザ認証部31が機能し、ユーザ認証情報20に基づいてジョブ登録の可否を判断する。
ジョブ登録が可能なユーザである場合は、ジョブ登録部34が機能し、受信日時情報15、ユーザ情報16、PC−FAX送信ジョブにおける宛先情報を、ジョブと相互に関連付けて記憶部13に記憶しジョブを登録する。このとき、ジョブと共に保存場所情報17を受信した場合には、この保存場所情報17を前記ジョブに関連づけて記憶部13に記憶する。
そして、ジョブと共に受信したアクセス権情報から共有ユーザ情報18とアクセス許可情報とを抽出し、アクセス許可情報を画像処理装置2に登録されたアクセス権変換情報に基づき、該ジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報へ変換する。このように、アクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づいてジョブアクセス権情報に変換することにより、ジョブアクセス権情報を簡単に生成することができる。なお、この点についてはさらに後述する。
この変換されたジョブアクセス権情報19と共有ユーザ情報18とを、受信したジョブに関連付けて記憶部13に格納する。これにより記憶部13は、ネットワーク6を介して受信するジョブとその受信日時情報15と、当該ジョブと共に受信するユーザ情報16と、保存場所情報17と、共有ユーザ情報18と、ジョブアクセス権情報19とを、互いに関連付けた状態で記憶する。
そして、画像処理装置2のジョブ制御部36は、ユーザジョブの再利用に際して、記憶部13に記憶された複数のジョブの中から一のジョブを選択した際、そのユーザが、選択されたジョブについて共有ユーザ情報18で示されるユーザかどうかを判断し、共有ユーザ情報18で示されるユーザであれば、ジョブへのアクセスを認め、ジョブアクセス権情報19に基づき、そのユーザに対するジョブの取り扱い権限の範囲で、ジョブの取り扱いを許可する。
具体的には、ジョブを選択したユーザが共有ユーザ情報18に示されるユーザであれば、ジョブアクセス権情報19に規定された権限の範囲でジョブの取り扱いを許可し、共有ユーザ情報18に示されていないユーザであれば、ジョブへのアクセスを禁止する。
このように、この実施形態では、クライアント5における共有フォルダに対する共有ユーザの取り扱い権限が規定されたアクセス許可情報を利用して、画像処理装置2に送信されたジョブに対するユーザの取り扱い権限を規定するから、取り扱い権限を自動で設定することができ、取り扱い権限を設定するためのユーザによる面倒な手動操作や、共有ユーザのみがアクセスできるボックスの設定操作等を不要にできる。
図7は、受信したジョブに対して上述した処理を実行する際の画像処理装置2における処理ルーチンを示すフローチャートである。この処理は、CPU10がROM11や記憶部13等の記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより行われる。
尚、以下においては、画像処理装置2がジョブと共に保存場所情報を受信する場合は勿論のこと、保存場所情報を受信しない場合であってもジョブを実行することができる形態について説明する。
画像処理装置2は、ステップS201でネットワーク6を介してジョブを受信すると、受信日時情報15を生成し、ステップS202で、そのジョブがファクシミリ装置からのFAX受信ジョブかどうかを判断する。ファクシミリ装置からのFAX受信ジョブであると判断した場合は(ステップS202でYES)、ステップS209で、そのFAX受信ジョブの受信処理を行う。ファクシミリ装置からのFAX受信ジョブでないと判断された場合は(ステップS202でNO)、ステップS203で、ジョブと共に受信したユーザ情報に基づき、ユーザを認証したか否かを判断する。
ユーザを認証しなければ(ステップS203でNO)、そのまま処理を終了する。ユーザを認証すると(ステップS203でYES)、ステップS204で、受信したジョブと共に保存場所情報を受信したか否かを判断する。
保存場所情報を受信していれば(ステップS204でYES)、ステップS205で、ジョブと共に受信したアクセス権情報から、共有ユーザ情報18とアクセス許可情報とを抽出する。そして、ステップS206で、抽出されたアクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づきジョブアクセス権情報19に変換する。
図8は、ステップS206で用いられる、ジョブアクセス権情報に変換するためのアクセス権変換情報T1の一例を示す図である。アクセス権変換情報T1は、アクセス権情報から抽出した共有フォルダに対するアクセス許可情報を、個別のジョブに対するジョブアクセス権情報19に変換するための情報であり、ジョブ制御部36はジョブアクセス権情報19に規定された権限の範囲内で、ユーザによるジョブの取り扱いを許可することができる。
図8に示すように、この実施形態では、アクセス許可情報が「フルコントロール」の場合、換言すれば共有フォルダに保存されていたジョブの元データに対して、全ての取り扱いが共有ユーザに認められていた場合は、「参照、編集、削除、再実行」を内容とするジョブアクセス権情報に変換される。従って、画像処理装置2でジョブを選択したユーザが、そのジョブの元データが保存されていた共有フォルダのユーザであった場合には、そのユーザは、指定したジョブの参照、編集、削除、再実行が認められる。
アクセス許可情報が「変更」の場合には、「参照、編集」を内容とするジョブアクセス権情報に変換される。従って、画像処理装置2でジョブを指定したユーザが、そのジョブの元データが保存されていた共有フォルダのユーザであった場合には、そのユーザは、指定したジョブの参照、編集のみが認められる。
アクセス許可情報が「読み取り」の場合には、「参照」を内容とするジョブアクセス権情報に変換される。従って、画像処理装置2でジョブを指定したユーザが、そのジョブの元データが保存されていた共有フォルダのユーザであったとしても、そのユーザは、選択したジョブの参照のみしか認められないことになる。なお、ユーザが、選択したジョブの元データが保存されていた共有フォルダのユーザでない場合は、そのジョブに対する取り扱い権限を何ら認められず、ジョブにアクセスすることはできない。
図7に戻って、ステップS207で、ジョブの受信日時情報15と、ユーザ情報16と、保存場所情報17と、共有ユーザ情報18と、ジョブアクセス権情報19と、ジョブ情報14の中の宛先情報と、ジョブの実行対象のデータ等、受信したジョブに関する情報を相互に関連づけて記憶部13に記憶し、ジョブを登録する。
一方、画像処理装置2がジョブを受信したが、保存場所情報を受信しなかった場合には(ステップS204でNO)、ステップS208で、受信したジョブを実行する。
以上のような処理により、画像処理装置2において受信したジョブが登録される。本実施形態では上述したように、元データが保存された共有フォルダに対するアクセス許可情報から変換したジョブアクセス権情報19を、記憶部13に記憶しているので、画像処理装置2のジョブ制御部36は、ジョブアクセス権情報19に基づき、クライアント5の共有フォルダに割り当てられた共有ユーザのアクセス権と同様に、ユーザにより選択されたジョブに対する取り扱いを決定することができる。このため、ユーザが画像処理装置2から直接に、あるいはクライアント4を介して画像処理装置2のジョブにアクセスする際、ジョブ制御部36はユーザ情報、共有ユーザ情報18、ジョブアクセス権情報19に基づき、ジョブの取り扱いに関する制御を適切に行うことができる。その結果、ユーザは、適切なセキュリティレベルでジョブの再利用を行うことができる。
なお、図7に示した実施形態では、画像処理装置2により保存場所情報が受信されなかった場合は、アクセス権情報が受信された場合であっても、ジョブの登録を行わないものとしたが、保存場所情報の受信の有無にかかわらず、ジョブと共にアクセス権情報が受信された場合には、アクセス権情報から共有ユーザ情報とアクセス許可情報とを抽出し、アクセス許可情報をジョブアクセス権情報に変換し、これらの共有ユーザ情報、ジョブアクセス権情報等をジョブと関連付けて記憶しても良い。
図9は、画像処理装置2におけるジョブ再利用時の処理ルーチンを示すフローチャートである。この処理も、CPU10がROM11や記憶部13等の記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより行われる。
まず、ユーザによって何らかの操作が行われた場合、ステップS301で、画像処理装置2のユーザ認証部31が機能し、ユーザがログインしているか否かを判断する。
ユーザがユーザIDやパスワードを入力することにより認証が成功すると(ステップS301でYES)、ステップS302で、それに引き続いて入力される各種操作を受け付けて対応する処理を実行する。ユーザが画像処理装置2の操作部28を操作することによって、ジョブ情報14の表示指示を行うと、ステップS303でこれを受け付ける。
次いで、画像処理装置2では、記憶部13に記憶されたジョブ情報14の中から、受信日時情報15と保存場所情報17とを取得する。そして、認証部31によって認証されたユーザに関連するジョブを、前記記憶部13に記憶された複数個のジョブの中から、各ジョブと関連付けて記憶された共有ユーザ情報16を基に抽出する。次いで、ステップS304で、抽出されたジョブを、保存場所情報17に基づいて表示部25にフォルダ階層状態で表示する。この際、各ジョブの受信日時情報15も、併せて表示する。
図10に、ログインしたユーザに関連するジョブがフォルダ階層状態で表示部25に表示された表示画面G2を示す。
ユーザは表示画面G2を確認することにより、画像処理装置2に登録されているジョブを効率的に特定することができるので、その特定したジョブを再利用対象のジョブとして選択し、当該ジョブの表示欄をタッチすることによりジョブの選択操作を行う。図10の例では、クライアント5の「共有A」という名称の共有フォルダ内に形成された、「フォルダA」という名称の共有フォルダに保存されている元データを用いたジョブAが選択された状態が示されている。
図9に戻って、画像処理装置2は、ステップS305で、ユーザによるジョブの選択操作が行われたか否かを判断し、ジョブの選択操作が行われると(ステップS305でYES)、ステップS306で、画像処理装置2のジョブ指定部35が機能し、記憶部13に記憶されている複数のジョブの中から選択されたジョブを指定し、当該ジョブに関する情報を取得する。
そして、ステップS306で、ジョブ制御部36は、ログインしたユーザに対するジョブアクセス権情報19を調べ、「参照」権限があれば(ステップS306でYES)、ステップS307で、再設定キーの表示を含むジョブ再利用画面を表示部25に表示する。
なお、ステップS305でジョブの選択がなされない場合や(ステップS305でNO)、ステップS306で「参照」権限がない場合(ステップS306でNO)は、いずれも処理を終了する。
図11は、ステップS307において表示部25に表示されるジョブ再利用画面G3の一例を示す図である。
ジョブ再利用画面G3には、ユーザによって選択されたジョブの詳細情報と操作ボタンが表示されている。ジョブ名再設定ボタンB8はジョブ名を変更するための操作ボタンであり、部数再設定ボタンB9はジョブによって発行される部数(プリント部数)を変更するための操作ボタンであり、片面/両面ボタンB10は、片面印刷又は両面印刷を変更するための操作ボタンである。また、詳細設定ボタンB11は例えばモノクロ印刷/カラー印刷や拡大印刷/縮小印刷などのその他の設定を変更するための操作ボタンである。
またジョブ再利用画面G3の下部には、ユーザによる操作が可能な実行ボタンB7、削除ボタンB12、終了ボタンB13が表示されており、ユーザが実行ボタンB7を操作した場合には、画像処理装置2により、変更されたジョブ情報に基づきジョブが実行されるようになっている。ユーザが削除ボタンB12を操作すると、該ジョブが削除され、終了ボタン13が操作されると、処理を終了し図10の画面G2に戻るようになっている。
なお、図11のジョブ再利用画面G3は、ユーザが選択した再利用対象のジョブがプリントジョブである場合を示しているが、PC−FAX送信ジョブを選択した場合は、送信宛先等の再設定画面が表示される。
図9に戻って、ステップS308で前記ジョブ管理部32は、このようなジョブ再利用画面G3を表示した状態でユーザによりボタン操作が行われるのを待つ。再設定ボタンB8〜B11が操作された場合には(ステップS309で「再設定ボタン」)、ステップS310に進み、ジョブ制御部36は、ログインしたユーザがジョブアクセス権情報19に基づく「編集」権限を有しているかどうかを判断し、有していれば(ステップS310でYES)、ステップS311で再設定処理を行ってステップS307に戻る。「編集」権限がなければ(ステップS310でNO)、そのままステップS307に戻る。
ユーザが実行ボタンB7を操作した場合、ジョブ管理部32は実行ボタンであると判断し(ステップS309で「実行ボタン」)、ステップS312で、ジョブ実行部33は変更されたジョブ情報に基づきジョブを実行する。例えば、PC−FAX送信ジョブを実行する場合、ジョブ実行部33は通信インタフェース29と連携して、宛先情報に基づきFAXデータを宛先に送信する。
また、ユーザがジョブ再利用画面G3に表示される終了ボタンB13を操作した場合、ジョブ管理部32は終了ボタンであると判断し(ステップS309で「終了ボタン」)、処理を終了する。
また、ユーザがジョブ再利用画面G3に表示される削除ボタンB12を操作した場合、ジョブ管理部32は削除ボタンであると判断し(ステップS309で「削除ボタン」)、ステップS313で、ジョブ制御部36がユーザがジョブアクセス権情報19に基づく「削除」権限を有しているかどうかを判断し、有していると判断した場合は(ステップS313でYES)、ステップS314で削除処理を行って、処理を終了する。「削除」権限がなければ(ステップS313でNO)、ステップS307に戻る。
以上のように本実施形態では、画像処理装置2が、ネットワーク6を介して受信するジョブと共に、当該ジョブのユーザ情報と元データの保存場所情報とアクセス権情報とを受信した場合には、当該ジョブとユーザ情報16と保存場所情報17と共有ユーザ情報18とジョブアクセス権情報19とを互いに関連づけて記憶部13に記憶しているので、ユーザが画像処理装置2を操作してジョブを再利用する際には、これらの情報に基づいて、画像処理装置2はユーザによるジョブの取り扱い制御を、適切に行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、この発明の第2の実施形態について説明する。
上記第1の実施形態では、画像処理装置2がPC−FAX送信ジョブを受信した場合を説明したが、本実施形態では、PC−FAX送信ジョブが記憶部13に記憶されている状態で、画像処理装置2がファクシミリ装置からFAX受信ジョブを受信した場合について説明する。尚、本実施形態においても画像処理システム1及び画像処理装置2のハードウェア構成及び機能構成は第1の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
本実施形態では、画像処理装置2がネットワーク6を介してFAX受信ジョブを受信した際、該ジョブと共に受信した送信元情報と、記憶部13に記憶されたPC−FAX送信ジョブの中の宛先情報とが一致した場合、そのPC−FAX送信ジョブの保存場所情報17、共有ユーザ情報18、ジョブアクセス権情報19と関連付けて、受信したFAX受信ジョブを記憶する。
図12は、このようにFAX受信ジョブを受信した際の、画像処理装置2における処理ルーチンを示すフローチャートであり、第1の実施形態で説明した図7のFAX受信ジョブ受信処理(ステップS209)に相当するものである。
画像処理装置2はネットワーク6を介してFAX受信ジョブを受信すると、ステップS401で、ジョブと共に受信した送信元情報と、記憶部13に記憶されたジョブ情報14の中のPC−FAX送信ジョブの宛先情報を比較する。送信元情報と宛先情報とが一致した場合は(ステップS401でYES)、ステップS402で、FAX受信ジョブを、送信元情報と一致した宛先情報を有するPC−FAX送信ジョブと、その保存場所情報17と、共有ユーザ情報18と、ジョブアクセス権情報19と関連付け、ステップS403で、FAX受信ジョブを登録する。そして、ステップS404で、FAX受信ジョブを実行し、受信したFAXデータを印刷する。
一方、ステップS401で、FAX受信ジョブの送信元情報と、既に記憶されているPC−FAX送信ジョブの宛先情報とが一致しなかった場合は(ステップS401でNO)、FAX受信ジョブを登録することなく、ステップS404に進み、FAX受信ジョブを実行する。
以上のように本実施形態では、画像処理装置2がネットワーク6を介してFAX受信ジョブを受信した際、該ジョブと共に受信した送信元情報と、記憶部13に記憶されているPC−FAX送信ジョブの宛先情報とが一致した場合、そのFAX受信ジョブを、PC−FAX送信ジョブと、その保存場所情報17と、共有ユーザ情報18と、ジョブアクセス権情報19とを関連付けて記憶する。このため、例えばクライアント4のユーザがネットワーク6を介して画像処理装置2に記憶されたFAX受信ジョブにアクセスした際、該ユーザが、FAX受信ジョブと関連付けられたPC−FAX送信ジョブの共有ユーザ情報に規定されたユーザでなければ、アクセスが拒否され、共有ユーザに規定されたユーザであれば、ジョブアクセス権情報に規定された取り扱い権限に基づいて、FAX受信ジョブの取り扱い制御が行われる。
以上、本発明に関する幾つかの好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態においてジョブ再利用の対象となるジョブは、主としてPC−FAX送信ジョブである場合を例示したが、必ずしもPC−FAX送信ジョブに限定されるものではない。特に上記第1の実施の形態では、ジョブがPC−FAX送信ジョブ以外のプリントジョブなどであっても、本発明の適用が可能である。
1 画像処理システム
2 画像処理装置
3 記憶部
4 クライアント(情報処理装置)
5 クライアント(情報処理装置)
6 ネットワーク
10 CPU
11 ROM
13 記憶部
25 表示部
28 操作部
29 通信インターフェース
31 ユーザ認証部
32 ジョブ管理部
33 ジョブ実行部
41、51 通信インターフェース
42、52 CPU
50 アクセス管理部
55 ジョブ生成部
56 保存場所情報生成部
57 ユーザ情報生成部
58 アクセス権情報生成部
59 ジョブ送信部

Claims (24)

  1. 画像処理装置と情報処理装置とがネットワークを介して接続された画像処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する記憶手段と、
    ユーザによってなされた前記共有フォルダに保存されたデータの指定、及び該指定されたデータを実行対象とするジョブの要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられたジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記画像処理装置は、
    前記ジョブと共有ユーザ情報とアクセス許可情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの操作に関する権限を段階的に規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成手段と、
    前記受信手段により受信されたジョブと共有ユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成手段により生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたジョブに対する操作がユーザによって指示された場合に、前記ジョブアクセス権情報に規定された操作に関する権限に基づいて、該ユーザが指示した、前記ジョブに対する操作を許可するか否かを制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  2. 画像処理装置と情報処理装置とがネットワークを介して接続された画像処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する記憶手段と、
    ユーザによってなされた前記共有フォルダに保存されたデータの指定、及び該指定されたデータを実行対象とするジョブの要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられたジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記画像処理装置は、
    前記ジョブと共有ユーザ情報とアクセス許可情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成手段と、
    前記受信手段により受信されたジョブと共有ユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成手段により生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、前記データの保存場所を示す保存場所情報を生成する保存場所情報生成手段を備え、前記送信手段はジョブとともに前記保存場所情報生成手段により生成された保存場所情報をも画像処理装置に送信し、
    前記画像処理装置の記憶手段は、受信手段により受信された前記保存場所情報を、前記ジョブと関連付けて記憶し、
    前記画像処理装置はさらに、ログインユーザを認証する認証手段と、前記認証手段により認証されたユーザに関連するジョブを、前記記憶手段に記憶された複数個のジョブの中から、各ジョブと関連付けて記憶された共有ユーザ情報を基に抽出する手段と、抽出されたジョブを前記保存場所情報に基づいてフォルダ階層状態で表示する表示手段と、を備えている画像処理システム。
  3. 画像処理装置と情報処理装置とがネットワークを介して接続された画像処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する記憶手段と、
    ユーザによってなされた前記共有フォルダに保存されたデータの指定、及び該指定されたデータを実行対象とするジョブの要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられたジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記画像処理装置は、
    前記ジョブと共有ユーザ情報とアクセス許可情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成手段と、
    前記受信手段により受信されたジョブと共有ユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成手段により生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記画像処理装置の記憶手段に記憶されたジョブが、送信宛先へのファクシミリ送信を画像処理装置に依頼するファクシミリ送信依頼ジョブである場合に、前記受信手段により受信したファクシミリ受信ジョブの送信元情報が、前記ファクシミリ送信依頼ジョブの宛先情報と同じであれば、前記記憶手段は、ファクシミリ送信依頼ジョブと、該ジョブに関連する共有ユーザ情報と、ジョブアクセス権情報と関連付けて前記ファクシミリ受信ジョブを記憶する画像処理システム。
  4. 前記画像処理装置の前記ジョブアクセス権情報生成手段は、前記アクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づいて前記ジョブアクセス権情報に変換することにより、ジョブアクセス権情報を生成する請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理システム。
  5. 前記アクセス許可情報は、前記記憶手段に記憶されたジョブの参照、編集、削除または再実行を許可するか否かを示す請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理システム。
  6. 前記画像処理装置の記憶手段は、前記受信手段によりジョブを受信した日時を示す日時情報を記憶し、
    前記表示手段は、前記日時情報と共にジョブを表示する請求項2に記載の画像処理システム。
  7. 画像処理装置と、1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置とが、ネットワークを介して接続された画像処理システムで実行される画像処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    ユーザによってなされた前記共有フォルダに保存されたデータの指定、及び該指定されたデータを実行対象とするジョブの前記画像処理装置に対する実行要求を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けられたジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置に送信する送信ステップと、
    を実行し、
    前記画像処理装置は、
    前記ジョブと共有ユーザ情報とアクセス許可情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの操作に関する権限を段階的に規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成ステップと、
    前記受信手段により受信されたジョブと共有ユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成ステップにおいて生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記記憶手段に記憶されたジョブに対する操作がユーザによって指示された場合に、前記ジョブアクセス権情報に規定された操作に関する権限に基づいて、該ユーザが指示した、前記ジョブに対する操作を許可するか否かを制御する制御ステップと、
    を実施することを特徴とする画像処理方法。
  8. 画像処理装置と、1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置とが、ネットワークを介して接続された画像処理システムで実行される画像処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    ユーザによってなされた前記共有フォルダに保存されたデータの指定、及び該指定されたデータを実行対象とするジョブの前記画像処理装置に対する実行要求を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けられたジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置に送信する送信ステップと、
    を実行し、
    前記画像処理装置は、
    前記ジョブと共有ユーザ情報とアクセス許可情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成ステップと、
    前記受信手段により受信されたジョブと共有ユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成ステップにおいて生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    を実施し、
    前記情報処理装置は、前記データの保存場所を示す保存場所情報を生成する保存場所情報生成ステップを実施し、前記送信ステップではジョブとともに前記保存場所情報生成ステップにおいて生成された保存場所情報をも画像処理装置に送信し、
    前記画像処理装置の前記記憶ステップでは、受信ステップにおいて受信された前記保存場所情報を、前記ジョブと関連付けて記憶し、
    前記画像処理装置はさらに、ログインユーザを認証する認証ステップと、前記認証ステップにおいて認証されたユーザに関連するジョブを、前記記憶ステップにおいて記憶された複数個のジョブの中から、各ジョブと関連付けて記憶された共有ユーザ情報を基に抽出する抽出ステップと、抽出されたジョブを前記保存場所情報に基づいて表示手段にフォルダ階層状態で表示する表示ステップと、を実施する画像処理方法。
  9. 画像処理装置と、1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置とが、ネットワークを介して接続された画像処理システムで実行される画像処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    ユーザによってなされた前記共有フォルダに保存されたデータの指定、及び該指定されたデータを実行対象とするジョブの前記画像処理装置に対する実行要求を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けられたジョブと、前記指定されたデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を一括して、前記画像処理装置に送信する送信ステップと、
    を実行し、
    前記画像処理装置は、
    前記ジョブと共有ユーザ情報とアクセス許可情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成ステップと、
    前記受信手段により受信されたジョブと共有ユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成ステップにおいて生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    を実施し、
    前記画像処理装置の記憶手段に記憶されたジョブが、送信宛先へのファクシミリ送信を画像処理装置に依頼するファクシミリ送信依頼ジョブである場合に、前記受信ステップにおいて受信したファクシミリ受信ジョブの送信元情報が、前記ファクシミリ送信依頼ジョブの宛先情報と同じであれば、前記記憶ステップでは、ファクシミリ送信依頼ジョブと、該ジョブに関連する共有ユーザ情報と、ジョブアクセス権情報と関連付けて前記ファクシミリ受信ジョブを記憶する画像処理方法。
  10. 前記画像処理装置のジョブアクセス権情報生成ステップでは、前記アクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づいて前記ジョブアクセス権情報に変換することにより、ジョブアクセス権情報を生成する請求項7〜9のいずれかに記載の画像処理方法。
  11. 前記アクセス許可情報は、前記記憶手段に記憶されたジョブの参照、編集、削除または再実行を許可するか否かを示す請求項7〜10のいずれかに記載の画像処理方法。
  12. 前記画像処理装置が実施する記憶ステップでは、前記受信ステップにおいてジョブを受信した日時を示す日時情報を記憶し、
    前記表示ステップでは、前記日時情報と共にジョブを表示する請求項8に記載の画像処理方法。
  13. 1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置からネットワークを介して一括して送信される、ジョブと、ジョブの実行対象のデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの操作に関する権限を段階的に規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成手段と、
    前記受信手段により受信されたジョブとユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成手段により生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたジョブに対する操作がユーザによって指示された場合に、前記ジョブアクセス権情報に規定された操作に関する権限に基づいて、該ユーザが指示した、前記ジョブに対する操作を許可するか否かを制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  14. 1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置からネットワークを介して一括して送信される、ジョブと、ジョブの実行対象のデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成手段と、
    前記受信手段により受信されたジョブとユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成手段により生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記受信手段は、前記ジョブとともに送信される前記データの保存場所を示す保存場所情報をも受信し、前記記憶手段は、受信手段により受信された前記保存場所情報を、前記ジョブと関連付けて記憶し、
    さらに、
    ログインユーザを認証する認証手段と、
    前記認証手段により認証されたユーザに関連するジョブを、前記記憶手段に記憶された複数個のジョブの中から、各ジョブと関連付けて記憶された共有ユーザ情報を基に抽出する手段と、
    抽出されたジョブを前記保存場所情報に基づいてファイル階層状態で表示する表示手段と、
    を備えている画像処理装置。
  15. 1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置からネットワークを介して一括して送信される、ジョブと、ジョブの実行対象のデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成手段と、
    前記受信手段により受信されたジョブとユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成手段により生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記記憶手段に記憶されたジョブが、送信宛先へのファクシミリ送信を画像処理装置に依頼するファクシミリ送信依頼ジョブである場合に、前記受信手段により受信したファクシミリ受信ジョブの送信元情報が、前記ファクシミリ送信依頼ジョブの宛先情報と同じであれば、前記記憶手段は、ファクシミリ送信依頼ジョブと、該ジョブに関連する共有ユーザ情報と、ジョブアクセス権情報と関連付けて前記ファクシミリ受信ジョブを記憶する画像処理装置。
  16. 前記ジョブアクセス権情報生成手段は、前記アクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づいて前記ジョブアクセス権情報に変換することにより、ジョブアクセス権情報を生成する請求項13〜15のいずれかに記載の画像処理装置。
  17. 前記アクセス許可情報は、前記記憶手段に記憶されたジョブの参照、編集、削除または再実行を許可するか否かを示す請求項13〜16のいずれかに記載の画像処理装置。
  18. 前記記憶手段は、前記受信手段によりジョブを受信した日時を示す日時情報を記憶し、
    前記表示手段は、前記日時情報と共にジョブを表示する請求項14に記載の画像処理装置。
  19. 1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置からネットワークを介して一括して送信される、ジョブと、ジョブの実行対象のデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を受信する受信ステップと、
    前記受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの操作に関する権限を段階的に規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信されたジョブとユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成ステップにおいて生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    を画像処理装置のコンピュータに実行させ
    前記記憶手段に記憶されたジョブに対する操作がユーザによって指示された場合に、前記ジョブアクセス権情報に規定された操作に関する権限に基づいて、該ユーザが指示した、前記ジョブに対する操作を許可するか否かを制御する制御ステップを前記コンピュータに実行させる画像処理プログラム。
  20. 1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置からネットワークを介して一括して送信される、ジョブと、ジョブの実行対象のデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を受信する受信ステップと、
    前記受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信されたジョブとユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成ステップにおいて生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    を画像処理装置のコンピュータに実行させ、
    前記受信ステップでは、前記ジョブとともに送信される前記データの保存場所を示す保存場所情報をも受信し、前記記憶ステップでは、受信ステップにおいて受信された前記保存場所情報を、前記ジョブと関連付けて記憶手段に記憶し、
    さらに、
    ログインユーザを認証する認証ステップと、
    前記認証ステップにおいて認証されたユーザに関連するジョブを、前記記憶ステップにおいて記憶された複数個のジョブの中から、各ジョブと関連付けて記憶された共有ユーザ情報を基に抽出する抽出ステップと、
    抽出されたジョブを前記保存場所情報に基づいて表示手段にフォルダ階層状態で表示するステップと、
    前記コンピュータに実行させる画像処理プログラム。
  21. 1個または複数個のデータがそれぞれ保存された1個または複数個の共有フォルダを有する情報処理装置からネットワークを介して一括して送信される、ジョブと、ジョブの実行対象のデータが保存されている共有フォルダへアクセス可能な共有ユーザを示す共有ユーザ情報と、前記共有フォルダに保存されているデータに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を共有フォルダ毎に規定したアクセス許可情報と、を受信する受信ステップと、
    前記受信されたアクセス許可情報に基づいて、前記受信されたジョブに対する前記共有ユーザの取り扱い権限を規定するジョブアクセス権情報を生成するジョブアクセス権情報生成ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信されたジョブとユーザ情報と、前記ジョブアクセス権情報生成ステップにおいて生成されたジョブアクセス権情報とを、互いに関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    を画像処理装置のコンピュータに実行させ、
    前記記憶ステップにおいて記憶されたジョブが、送信宛先へのファクシミリ送信を画像処理装置に依頼するファクシミリ送信依頼ジョブである場合に、前記受信ステップにおいて受信したファクシミリ受信ジョブの送信元情報が、前記ファクシミリ送信依頼ジョブの宛先情報と同じであれば、前記記憶ステップでは、ファクシミリ送信依頼ジョブと、該ジョブに関連する共有ユーザ情報と、ジョブアクセス権情報と関連付けて前記ファクシミリ受信ジョブを記憶する処理を前記コンピュータに実行させる画像処理プログラム。
  22. 前記ジョブアクセス権情報生成ステップでは、前記アクセス許可情報を、アクセス権変換情報に基づいて前記ジョブアクセス権情報に変換することにより、ジョブアクセス権情報を生成する処理をコンピュータに実行させる請求項19〜21のいずれかに記載の画像処理プログラム。
  23. 前記アクセス許可情報は、前記記憶手段に記憶されたジョブの参照、編集、削除または再実行を許可するか否かを示す請求項19〜22のいずれかに記載の画像処理プログラム。
  24. 前記記憶ステップでは、前記受信ステップにおいてジョブを受信した日時を示す日時情報を記憶し、
    前記表示ステップでは、前記日時情報と共にジョブを表示する処理をコンピュータに実行させる請求項20に記載の画像処理プログラム。
JP2009022971A 2009-02-03 2009-02-03 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム Active JP4743285B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009022971A JP4743285B2 (ja) 2009-02-03 2009-02-03 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム
US12/698,642 US8189217B2 (en) 2009-02-03 2010-02-02 Image processing system configured to set a user authority level

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009022971A JP4743285B2 (ja) 2009-02-03 2009-02-03 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010181972A JP2010181972A (ja) 2010-08-19
JP4743285B2 true JP4743285B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=42397462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009022971A Active JP4743285B2 (ja) 2009-02-03 2009-02-03 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8189217B2 (ja)
JP (1) JP4743285B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5235540B2 (ja) * 2008-07-11 2013-07-10 キヤノン株式会社 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム
JP2010201881A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP5062285B2 (ja) * 2010-04-19 2012-10-31 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置および画像形成システム
KR20120054403A (ko) * 2010-11-19 2012-05-30 삼성전자주식회사 화상형성장치에서 작업을 수행하는 방법, 이를 수행하는 화상형성장치 및 시스템
KR101760350B1 (ko) 2011-09-02 2017-07-21 에스프린팅솔루션 주식회사 P2p 연결을 지원하는 화상형성장치 및 그것의 작업 권한 제어 방법
JP5765181B2 (ja) * 2011-10-19 2015-08-19 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、代理プリント方法および代理プリントプログラム
JP5850001B2 (ja) * 2012-07-10 2016-02-03 株式会社リコー システム及び方法
US10042593B2 (en) * 2016-09-02 2018-08-07 Datamax-O'neil Corporation Printer smart folders using USB mass storage profile

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11105381A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Brother Ind Ltd プリントシステム及びプリンタ
JP2002373064A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Fuji Xerox Co Ltd 印刷装置および情報処理装置
JP2005216188A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Canon Inc 文書管理システム
JP2005339508A (ja) * 2004-04-28 2005-12-08 Canon Inc 印刷システム、印刷ジョブ管理方法、プログラム及び記憶媒体
JP2006163982A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Canon Inc 画像処理装置
JP2007316752A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Fuji Xerox Co Ltd プリントシステム、プリント方法、プログラムおよび印刷装置
JP2008250524A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Brother Ind Ltd プリンタ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11196206A (ja) 1998-01-07 1999-07-21 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置、ファクシミリ情報受信方法およびファクシミリ情報受信制御プログラムを記録した媒体
JP3111968B2 (ja) 1998-02-20 2000-11-27 日本電気株式会社 ファクシミリ装置
US6862583B1 (en) * 1999-10-04 2005-03-01 Canon Kabushiki Kaisha Authenticated secure printing
DE10250195A1 (de) * 2002-10-28 2004-05-13 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Verfahren und Anordnung zum Authentifizieren einer Bedieneinheit sowie Übertragen einer Authentifizierungsinformation zu der Bedieneinheit
JP4071217B2 (ja) 2004-05-31 2008-04-02 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置および画像処理方法
US20090228962A1 (en) * 2008-03-06 2009-09-10 Sharp Laboratories Of America, Inc. Access control and access tracking for remote front panel
US20110164271A1 (en) * 2010-01-04 2011-07-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus and method for monitoring jobs

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11105381A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Brother Ind Ltd プリントシステム及びプリンタ
JP2002373064A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Fuji Xerox Co Ltd 印刷装置および情報処理装置
JP2005216188A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Canon Inc 文書管理システム
JP2005339508A (ja) * 2004-04-28 2005-12-08 Canon Inc 印刷システム、印刷ジョブ管理方法、プログラム及び記憶媒体
JP2006163982A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Canon Inc 画像処理装置
JP2007316752A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Fuji Xerox Co Ltd プリントシステム、プリント方法、プログラムおよび印刷装置
JP2008250524A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Brother Ind Ltd プリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
US8189217B2 (en) 2012-05-29
US20100195135A1 (en) 2010-08-05
JP2010181972A (ja) 2010-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4743285B2 (ja) 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム
JP4325680B2 (ja) 画像処理装置および画像処理システム
JP4161265B2 (ja) 画像処理システム
US20060026434A1 (en) Image forming apparatus and image forming system
JP5618444B2 (ja) 印刷システム
JP2011086112A (ja) 複合機、複合機制御システム
JP5983818B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システムと、その処理方法、およびそのプログラム
US8555399B2 (en) Information processing apparatus and method and storage medium
JP2011191977A (ja) 画像形成装置、印刷ジョブ管理方法、及び、コンピュータプログラム
US20070239845A1 (en) Image processing apparatus, method therefor, and image processing system
JP4835681B2 (ja) 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及び情報処理装置、並びに画像処理プログラム
US20100179965A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP5335461B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム
JP2010219787A (ja) 情報処理システム及びその処理方法
JP2006127243A (ja) デバイスとその管理方法及び管理プログラム
JP5045691B2 (ja) 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及び情報処理装置、並びに画像処理プログラム
JP2010140089A (ja) 情報処理システム、画像形成装置、情報処理方法、プログラムおよび記録媒体
JP5943055B2 (ja) 画像形成装置、画像処理システム、管理サーバ、とその処理方法およびそのプログラム
JP2007312166A (ja) 画像処理システム
JP2005267201A (ja) 画像処理装置、画像処理システム、利用制限方法、及びプログラム
JP2011192119A (ja) 画像形成システムおよびユーザマネージャサーバ装置
JP2007048282A (ja) 認証情報データの入力回数の削減方法、シングルクレデンシャルアクセスの提供方法、シングルクレデンシャルアクセスを提供するための装置
JP2018121244A (ja) 画像形成装置、制御方法及びプログラム
JP6986874B2 (ja) 画像処理装置とその制御方法及びプログラム
JP5391716B2 (ja) プログラム、情報処理装置および情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110425

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4743285

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350