JP4571455B2 - 画像形成装置、情報処理方法、情報処理プログラム、記録媒体、及び分散ファイルシステム - Google Patents

画像形成装置、情報処理方法、情報処理プログラム、記録媒体、及び分散ファイルシステム Download PDF

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Description

本発明は、コピー/プリンタ/スキャナ/ファクシミリ/複合機/融合機等の画像形成装置と、情報処理方法と、情報処理プログラムと、CD−ROM等の記録媒体に関する。
近年、コピー機能とプリンタ機能とスキャナ機能とファクシミリ機能を備える複合機や融合機が市販されるようになった。複合機や融合機は、コピーやプリンタとして機能する場合には、画像を印刷用紙に印刷することになり、コピーやスキャナとして機能する場合には、画像を読取原稿から読み取ることになり、ファクシミリとして機能する場合には、画像を電話回線を介して他の機器と授受することになる。
特開2002−84383号公報
複合機や融合機では、アプリケーションやプラットフォームと言った様々なプログラムにより様々な情報処理が実行される。当該情報処理に係る情報の記憶先としては、ハードディスクドライブやメモリカードと言った様々な記憶手段が利用されるところ、複合機や融合機に装備されたハードディスクドライブやメモリカードだけでなく、複合機や融合機に接続されたパーソナルコンピュータやサーバコンピュータに装備されたハードディスクドライブやメモリカードまでも利用できるようにすれば、当該情報処理の実行環境がより好適なものとなる。
本発明は、種々の情報処理を実行する画像形成装置につき、当該情報処理に係る情報の記憶先として、当該画像形成装置に装備された記憶手段だけでなく、当該画像形成装置に接続された種々の機器に装備された記憶手段までも利用できるようにして、当該情報処理の実行環境を好適化することを課題とする。
発明(画像形成装置)は、分散ファイルシステムのサーバとして機能するサーバ装置と接続されて使用されることで、分散ファイルシステムのクライアントとして機能する画像形成装置であって、前記サーバ装置のファイルシステムを当該画像形成装置にマウントさせて、前記サーバ装置のファイルシステムを当該画像形成装置の分散ファイルシステムとしてアクセス可能にする分散ファイルシステム処理手段と、前記サーバ装置のファイルシステムに当該画像形成装置の分散ファイルシステムとしてアクセスして、当該ファイルシステム内に、当該画像形成装置に装備された記憶手段内の記憶情報を保存する保存処理手段を備えることを特徴とする画像形成装置である。
また本発明(画像形成装置)は、前記サーバ装置のファイルシステムに当該画像形成装置の分散ファイルシステムとしてアクセスして、当該ファイルシステム内に保存されている前記記憶情報を、当該画像形成装置に装備された記憶手段内に取得する取得処理手段を備えることを特徴とする上記記載の画像形成装置である。
また本発明(画像形成装置)は、前記保存処理手段として、前記ファイルシステム内に、当該画像形成装置に装備された記憶手段内の記憶情報のバックアップをとるバックアップ手段を備えることを特徴とする上記記載の画像形成装置である。
また本発明(画像形成装置)は、前記取得処理手段として、前記ファイルシステム内にとられている前記記憶情報の前記バックアップを、当該画像形成装置に装備された記憶手段内にリストアするリストア手段を備えることを特徴とする上記記載の画像形成装置である。
また本発明(画像形成装置)は、前記保存処理手段は、当該画像形成装置に装備された記憶手段内には、画像形成処理用の格納形式のファイルに格納されて記憶されている画像データを、前記ファイルシステム内には、前記ファイルシステム用の格納形式のファイルに格納して保存することを特徴とする上記記載の画像形成装置である。
また本発明(画像形成装置)は、前記保存処理手段は、当該画像形成装置に装備された記憶手段内には、画像形成処理用の格納形式のファイルに画像形成ジョブ単位で格納されて記憶されている画像データを、前記ファイルシステム内には、前記ファイルシステム用の格納形式のファイルに画像形成ジョブ単位で格納して保存することを特徴とする上記記載の画像形成装置である。
また本発明(画像形成装置)は、前記保存処理手段は、当該画像形成装置を利用するユーザに当該画像形成装置の資源の利用制限を課すために当該画像形成装置に装備された記憶手段内に記憶されているユーザ情報を、前記ファイルシステム内に保存することを特徴とする上記記載の画像形成装置である。
また本発明(画像形成装置)は、前記保存処理手段は、当該画像形成装置を利用するユーザに当該画像形成装置の資源の利用制限を課すために当該画像形成装置に装備された記憶手段であるICメモリ内に記憶されているユーザ情報を、前記ファイルシステム内に保存することを特徴とする上記画像形成装置である。
また本発明(画像形成装置)は、前記分散ファイルシステムは、NFSの分散ファイルシステムであることを特徴とする上記記載の画像形成装置である。
また本発明(画像形成装置)は、前記分散ファイルシステムは、sambaの分散ファイルシステムであることを特徴とする上記記載の画像形成装置である。
また本発明(情報処理方法)は、分散ファイルシステムのサーバとして機能するサーバ装置と接続されて使用されることで、分散ファイルシステムのクライアントとして機能する画像形成装置、にて実行される情報処理方法であって、前記サーバ装置のファイルシステムに当該画像形成装置の分散ファイルシステムとしてアクセスして、当該ファイルシステム内に、当該画像形成装置に装備された記憶手段内の記憶情報を保存する保存処理段階を備えることを特徴とする情報処理方法である。
また本発明(情報処理方法)は、前記サーバ装置のファイルシステムに当該画像形成装置の分散ファイルシステムとしてアクセスして、当該ファイルシステム内に保存されている前記記憶情報を、当該画像形成装置に装備された記憶手段内に取得する取得処理段階を備えることを特徴とする上記記載の情報処理方法である。
また本発明(情報処理方法)は、前記保存処理段階として、前記ファイルシステム内に、当該画像形成装置に装備された記憶手段内の記憶情報のバックアップをとるバックアップ段階を備えることを特徴とする上記記載の情報処理方法である。
また本発明(情報処理方法)は、前記取得処理段階として、前記ファイルシステム内にとられている前記記憶情報の前記バックアップを、当該画像形成装置に装備された記憶手段内にリストアするリストア段階を備えることを特徴とする上記記載の情報処理方法である。
また本発明(情報処理方法)は、前記保存処理段階で、当該画像形成装置に装備された記憶手段内には、画像形成処理用の格納形式のファイルに格納されて記憶されている画像データを、前記ファイルシステム内には、前記ファイルシステム用の格納形式のファイルに格納して保存することを特徴とする上記記載の情報処理方法である。
また本発明(情報処理方法)は、前記保存処理段階で、当該画像形成装置に装備された記憶手段内には、画像形成処理用の格納形式のファイルに画像形成ジョブ単位で格納されて記憶されている画像データを、前記ファイルシステム内には、前記ファイルシステム用の格納形式のファイルに画像形成ジョブ単位で格納して保存することを特徴とする上記記載の情報処理方法である。
また本発明(情報処理方法)は、前記保存処理段階で、当該画像形成装置を利用するユーザに当該画像形成装置の資源の利用制限を課すために当該画像形成装置に装備された記憶手段内に記憶されているユーザ情報を、前記ファイルシステム内に保存することを特徴とする上記記載の情報処理方法である。
また本発明(情報処理方法)は、前記保存処理段階で、当該画像形成装置を利用するユーザに当該画像形成装置の資源の利用制限を課すために当該画像形成装置に装備された記憶手段であるICメモリ内に記憶されているユーザ情報を、前記ファイルシステム内に保存することを特徴とする上記記載の情報処理方法である。
また本発明(情報処理方法)は、前記分散ファイルシステムは、NFSの分散ファイルシステムであることを特徴とする上記記載の情報処理方法である。
また本発明(情報処理方法)は、前記分散ファイルシステムは、sambaの分散ファイルシステムであることを特徴とする上記記載の情報処理方法である。
また本発明(情報処理方法)は、前記サーバ装置のファイルシステムを当該画像形成装置にマウントさせて、前記サーバ装置のファイルシステムを当該画像形成装置の分散ファイルシステムとしてアクセス可能にする分散ファイルシステム処理段階を備えることを特徴とする上記記載の情報処理方法である。
また本発明(情報処理プログラム)は、上記記載の情報処理方法をコンピュータに実行させる情報処理プログラムである。
また本発明(記録媒体)は、上記記載の情報処理方法をコンピュータに実行させる情報処理プログラムが記録されたコンピュータ読取可能な記録媒体である。
本発明は、種々の情報処理を実行する画像形成装置につき、当該情報処理に係る情報の記憶先として、当該画像形成装置に装備された記憶手段だけでなく、当該画像形成装置に接続された種々の機器に装備された記憶手段までも利用できるようにして、当該情報処理の実行環境を好適化することを可能にする。
図1は、本発明の実施例に該当する融合機101を表す。図1の融合機101は、種々のハードウェア111と、種々のソフトウェア112と、融合機起動部113により構成される。
融合機101のハードウェア111としては、撮像部121と、印刷部122と、その他のハードウェア123が存在する。撮像部121は、読取原稿から画像(画像データ)を読み取るためのハードウェアである。印刷部122は、画像(画像データ)を印刷用紙に印刷するためのハードウェアである。
融合機101のソフトウェア112としては、種々のアプリケーション131と、種々のプラットフォーム132が存在する。これらのプログラムは、UNIX(登録商標)等のOS(オペレーティングシステム)によりプロセス単位で並列的に実行される。
アプリケーション131としては、コピー用のアプリケーションであるコピーアプリ141、プリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ142、スキャナ用のアプリケーションであるスキャナアプリ143、ファクシミリ用のアプリケーションであるファクシミリアプリ144、ネットワークファイル用のアプリケーションであるネットワークファイルアプリ145が存在する。
アプリケーション131は、専用のSDK(ソフトウェア開発キット)を使用して開発することができる。SDKを使用して開発したアプリケーション131をSDKアプリと呼ぶ。SDKは、プラットフォーム132の実行形式ファイル、プラットフォーム132の専用関数ライブラリ、C言語の標準関数ライブラリ、アプリケーション131のソースファイルをコンパイルすることでアプリケーション131のオブジェクトファイルを生成するコンパイラ、アプリケーション131のオブジェクトファイルを専用関数ライブラリや標準関数ライブラリにリンクさせることでアプリケーション131の実行形式ファイルを生成するリンカで構成されている。SDKのコンパイラには、ソースコード内の関数の入口や出口にデバッグ用検証コードである「タグ」を付加するオプション機能(デバッグオプション)が用意されている。デバッグ用検証コードである「タグ」を付加したSDKアプリを融合機101内で起動させると、融合機101に接続されたコンソールPC102等に、SDKアプリの変数値や関数引数や関数戻り値がメッセージと共に表示される。これにより、SDKアプリのデバッグ作業を効率的に実行することができるようになる。
プラットフォーム132としては、種々のコントロールサービス151、システムリソースマネージャ152、種々のハンドラ153が存在する。コントロールサービス151としては、ネットワークコントロールサービス(NCS)161、ファクシミリコントロールサービス(FCS)162、デリバリコントロールサービス(DCS)163、エンジンコントロールサービス(ECS)164、メモリコントロールサービス(MCS)165、オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)166、サーティフィケーションコントロールサービス(CCS)167、ユーザディレクトリコントロールサービス(UCS)168、システムコントロールサービス(SCS)169が存在する。ハンドラ153としては、ファクシミリコントロールユニットハンドラ(FCUH)171、イメージメモリハンドラ(IMH)172が存在する。
NCS161のプロセスは、ネットワーク通信の仲介を行う。FCS162のプロセスは、ファクシミリのAPIを提供する。DCS163のプロセスは、蓄積文書の配信処理に関する制御を行う。ECS164のプロセスは、撮像部121や印刷部122に関する制御を行う。MCS165のプロセスは、メモリやハードディスクドライブに関する制御を行う。OCS166のプロセスは、オペレーションパネルに関する制御を行う。CCS167のプロセスは、認証処理や課金処理に関する制御を行う。UCS168のプロセスは、ユーザ情報の管理に関する制御を行う。SCS169のプロセスは、システムの管理に関する制御を行う。
アプリケーション131とプラットフォーム132の仲介を行うソフトウェア112として、仮想アプリケーションサービス(VAS)135が存在する。VAS135は、アプリケーション131をクライアントとするサーバプロセスとして動作すると共に、プラットフォーム132をサーバとするクライアントプロセスとして動作する。VAS135は、アプリケーション131から見てプラットフォーム132を隠蔽するラッピング機能を備え、プラットフォーム132のバージョンアップによるバージョン差を吸収する役割等を担う。
融合機起動部113は、融合機101の電源投入時に最初に実行される。これにより、UNIX(登録商標)等のOSが起動され、アプリケーション131やプラットフォーム132が起動される。これらのプログラムは、ハードディスクドライブやメモリカードに蓄積されており、ハードディスクドライブやメモリカードから再生されて、メモリに起動されることになる。
図2は、図1の融合機101に係るハードウェア構成図である。融合機101のハードウェア111としては、コントローラ201と、オペレーションパネル202と、ファクシミリコントロールユニット(FCU)203と、撮像部121と、印刷部122が存在する。
コントローラ201は、CPU211、ASIC212、NB221、SB222、MEM−P231、MEM−C232、HDD(ハードディスクドライブ)233、メモリカードスロット234、NIC(ネットワークインタフェースコントローラ)241、USBデバイス242、IEEE1394デバイス243、セントロニクスデバイス244により構成される。
CPU211は、種々の情報処理用のICである。ASIC212は、種々の画像処理用のICである。NB221は、コントローラ201のノースブリッジである。SB222は、コントローラ201のサウスブリッジである。MEM−P231は、融合機101のシステムメモリである。MEM−C232は、融合機101のローカルメモリである。HDD233は、融合機101のストレージである。メモリカードスロット234は、メモリカード235をセットするためのスロットである。NIC241は、MACアドレスによるネットワーク通信用のコントローラである。USBデバイス242は、USB規格の接続端子を提供するためのデバイスである。IEEE1394デバイス243は、IEEE1394規格の接続端子を提供するためのデバイスである。セントロニクスデバイス244は、セントロニクス仕様の接続端子を提供するためのデバイスである。
オペレーションパネル202は、オペレータが融合機101に入力を行うためのハードウェア(操作部)であると共に、オペレータが融合機101から出力を得るためのハードウェア(表示部)である。
図3は、図1の融合機101に係る外観図である。図3には、撮像部121の位置と、印刷部122の位置と、オペレーションパネル202の位置が図示されている。図3には更に、読取原稿のセット先となる原稿セット部301と、印刷用紙の給紙先となる給紙部302と、印刷用紙の排紙先となる排紙部303が図示されている。
オペレーションパネル202は、図4のように、タッチパネル311と、テンキー312と、スタートボタン313と、リセットボタン314と、初期設定ボタン315により構成される。タッチパネル311は、タッチ操作で入力を行うためのハードウェア(タッチ操作部)であると共に、画面表示で出力を得るためのハードウェア(画面表示部)である。テンキー312は、キー操作で数字入力を行うためのハードウェアである。スタートボタン313は、ボタン操作でスタート操作を行うためのハードウェアである。リセットボタン314は、ボタン操作でリセット操作を行うためのハードウェアである。初期設定ボタン315は、ボタン操作で初期設定画面を表示させるためのハードウェアである。
原稿セット部301は、ADF(自動原稿搬送装置)321と、フラットベッド322と、フラットベッドカバー323により構成される。給紙部302は、4個の給紙トレイにより構成される。排紙部303は、1個の排紙トレイにより構成される。
(融合機起動部)
図1の融合機起動部113について説明する。
融合機起動部113は、図5のように、メモリモニタ部501と、プログラム起動部502により構成される。
図1の融合機101の電源を投入すると、メモリモニタ部501を構成するBIOSとブートローダが起動されて、これにより、UNIX(登録商標)等のOSが起動される。続いて、プログラム起動部502を構成する起動処理用プログラムが起動されて、これにより、アプリケーション131やプラットフォーム132が適宜起動される。なお、UNIX(登録商標)が起動される場合には、UNIX(登録商標)のカーネルが起動されて、ルートファイルシステムが展開されて、アプリケーション131やプラットフォーム132に係るファイルシステムがルートファイルシステムにマウントされることになる。
(メモリカード)
図2のメモリカード用スロット234とメモリカード235について説明する。
メモリカード用スロット234は、アプリケーション131やプラットフォーム132等のプログラムが記憶されたメモリカード235をセット(挿入)するためのスロットである。図1の融合機101においては、アプリケーション131やプラットフォーム132等のプログラムは、メモリカード用スロット234にセットされたメモリカード235等に蓄積されており、メモリカード用スロット234にセットされたメモリカード235等から再生されて、MEM−P231やMEM−C232に起動されることになる。
メモリカード235としては、フラッシュメモリカードの一種であるSD(Secure Digital)メモリカードを採用することにする。SDメモリカードを採用することで例えば、大容量のメモリを安価で利用できるというメリットを享受できる。なお、メモリカード用スロット234としては、SDメモリカード用スロットが採用される。
図1の融合機101には、図6のように、SDメモリカード用スロット601とSDメモリカード602(メモリカード用スロット234とメモリカード235に相当する)に係るソフトウェアとして、SDメモリカードアクセスドライバ(SDaccess)611と、SDメモリカードステータスドライバ(SDstates)612と、起動処理用プログラム613と、SDメモリカードチェックプログラム(SDcheck)614が存在する。
SDaccess611は、SDメモリカード602の挿入・抜出を検知する等、SDメモリカード602に対するアクセス制御を実行するドライバである。SDstates612は、SDメモリカード602の挿入・抜出・マウント・アンマウントに関する情報を管理するドライバである。起動処理用プログラム613は、図5のプログラム起動部502を構成するプログラムである。SDcheck614は、SDメモリカード602のマウント・アンマウントを実行するプログラムである。
SDメモリカード用スロット601にSDメモリカード602が挿入された場合、SDaccess611は、SDメモリカード602が挿入された事を検知(S1)すると共に、SDstates612にその事を通知(S2)する。これに応じて、SDstates612は、SDメモリカード602が挿入された旨の情報を管理することにすると共に、起動処理用プログラム613にその旨を通知(S3)する。これに応じて、起動処理用プログラム613は、SDメモリカード602のマウントを実行させるために、SDcheck614を起動(S4)させる。これに応じて、SDcheck614は、SDメモリカード602のマウントを実行(S5)すると共に、SDstates612にその事を通知(S6)する。これに応じて、SDstates612は、SDメモリカード602がマウントされた旨の情報を管理することにすると共に、起動処理用プログラム613等にその旨を通知(S7)する。
SDメモリカード用スロット601からSDメモリカード602が抜き出された場合、SDaccess611は、SDメモリカード602が抜き出された事を検知(S1)すると共に、SDstates612にその事を通知(S2)する。これに応じて、SDstates612は、SDメモリカード602が抜き出された旨の情報を管理することにすると共に、起動処理用プログラム613にその旨を通知(S3)する。これに応じて、起動処理用プログラム613は、SDメモリカード602のアンマウントを実行させるために、SDcheck614を起動(S4)させる。これに応じて、SDcheck614は、SDメモリカード602のアンマウントを実行(S5)すると共に、SDstates612にその事を通知(S6)する。これに応じて、SDstates612は、SDメモリカード602がアンマウントされた旨の情報を管理することにすると共に、起動処理用プログラム613等にその旨を通知(S7)する。
なお、SDメモリカードを採用することで、いわゆる活線挿抜が可能になるというメリットを享受できる。すなわち、SDメモリカード用スロット601にSDメモリカード602を挿入する操作と、SDメモリカード用スロット601からSDメモリカード602を抜き出す操作が、融合機101の起動後に実行可能になる。
(NFS)
以上の説明を踏まえて、図1の融合機101を備える図7の情報処理システムについて説明する。図7の情報処理システムは、融合機101とサーバコンピュータ701により構成されている。融合機101とサーバコンピュータ701は、LAN(ローカルエリアネットワーク)702によってネットワーク接続されている。LAN702はここでは、イーサネット(登録商標)により構築されている。
図1の融合機101では、アプリケーション131やプラットフォーム132と言った様々なプログラムによって様々な情報処理が実行される。図7の情報処理システムでは、当該情報処理に係る情報の記憶先(保存先)として、融合機101に装備されたHDD233やSDメモリカード602(SDメモリカード用スロット601にセットされているSDメモリカード602)だけでなく、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703やSDメモリカード705(SDメモリカード用スロット704にセットされているSDメモリカード705)までも利用できるようになっている。
これを実現するための技術として、分散ファイルシステムを実現するための技術の一種であるNFS(ネットワークファイルシステム)が利用されている。サーバコンピュータ701に装備されたHDD703内のファイルシステムが、融合機101の分散ファイルシステムとして利用されるのである。図7の情報処理システムでは、融合機101による情報処理に係る情報の記憶先(保存先)として、融合機101の分散ファイルシステムに該当するサーバコンピュータ701のファイルシステムが利用されることになる。
サーバコンピュータ701に装備されたHDD703には、OS706としてここではUNIX(登録商標)がインストールされており、サーバコンピュータ701は、NFSの分散ファイルシステムのサーバ(NFSサーバ)として機能することができる。融合機101に装備されたHDD233にも、OS136としてここではUNIX(登録商標)がインストールされており、融合機101は、サーバコンピュータ701とネットワーク接続されて使用されることで、NFSの分散ファイルシステムのクライアント(NFSクライアント)として機能することができる。NFS関連の情報処理である「vfs(仮想ファイルシステム)オペレーション」や「v−node(仮想ノード)オペレーション」関連の情報処理は、これらのUNIX(登録商標)により実行される。
融合機101とサーバコンピュータ701がNFS関連のネットワーク通信を行うためのネットワークプロトコルとしては、OSI参照モデルのネットワーク層(第3層)ではIPが、トランスポート層(第4層)ではUDPが、セッション層(第5層)ではRPCが、プレゼンテーション層(第6層)ではXDRが使用される。アプリケーション層(第7層)ではNFSである。トランスポート層(第4層)ではTCPを使用してもよいが、ここでは信頼性よりも高速性を優先してUDPを使用するものとする。
分散ファイルシステムを実現するための技術として、NFSに代えてsambaを利用するようにしてもよい。サーバコンピュータ701に装備されたHDD703には、OS706としてWindows(登録商標)をインストールしておき、サーバコンピュータ701を、sambaの分散ファイルシステムのサーバ(sambaサーバ)として機能させる。融合機101に装備されたHDD233には、OS136としてUNIX(登録商標)をインストールしておき、融合機101を、sambaの分散ファイルシステムのクライアント(sambaクライアント)として機能させる。sambaを利用することで、UNIX(登録商標)マシンがWindows(登録商標)マシンの共有フォルダを利用できるようになるのである。
融合機101とサーバコンピュータ701がsamba関連のネットワーク通信を行うためのネットワークプロトコルとしては、OSI参照モデルの第3層ではIPを、第4層ではTCPを、第5層ではNetBIOSを、第6層ではSMBを使用する。第7層ではsambaである。なお、第3層と第4層でNetBEUIを使用して、第5層でNetBIOSを使用してもよい。また、第3層でIPXを使用して、第4層と第5層でSPXを使用してもよい。Windows(登録商標)のフォルダ共有機能やファイル共有機能は第6層のSMBによってサポートされているため、sambaサーバをSMBサーバと呼び、sambaクライアントをSMBクライアントと呼ぶこともできる。
以上のように、分散ファイルシステムを実現するための技術としては「NFS」を利用しても「samba」を利用してもその他の技術を利用してもよいのだが、以下、説明の便宜上「NFS」を利用する場合について説明することにする。
図8に基づいて、融合機101のアプリケーション131がサーバコンピュータ701のファイルシステム内に格納されたファイルにアクセスする場合に融合機101にて実行される情報処理の例について説明する。
融合機101のアプリケーション131は、サーバコンピュータ701のファイルシステム内に格納されたファイルにアクセスする場合、サーバコンピュータ701のファイルシステムについてmountシステムコール(S801)を行う。これに応じて、融合機101のOS136は、サーバコンピュータ701のファイルシステムを融合機101にマウント(S802)させて、サーバコンピュータ701のファイルシステムを融合機101の分散ファイルシステムとしてアクセス可能にする。
これに続いて、融合機101のアプリケーション131は、上記のファイルシステムに融合機101の分散ファイルシステムとしてアクセスすることで、上記のファイルにアクセスする。
融合機101のアプリケーション131は、上記のファイルへのアクセスを開始する際には、上記のファイルについてopenシステムコール(S803)を行い、上記のファイルへのアクセスを終了する際には、上記のファイルについてcloseシステムコール(S806)を行う。上記のファイルについてのopenシステムコールにより、融合機101のアプリケーション131は、上記のファイルのファイル記述子を取得し、融合機101のOS136は、上記のファイルのファイルハンドルを取得する。
融合機101のアプリケーション131は、上記のファイルにアクセスする際には、上記のファイルについてファイル記述子によるシステムコール(S804)を行う。これに応じて、融合機101のOS136は、上記のファイルについてのファイル記述子によるシステムコールを、上記のファイルについてのファイルハンドルによるNFSコールとして、サーバコンピュータ701のOS706に送信(S805)する。これを受信して、サーバコンピュータ701のOS706は、上記のファイルについてNFSコールの内容を実行する。
図9に基づいて、融合機101のファイルシステムについて説明する。UNIX(登録商標)では、HDDの記憶領域を複数のパーティションに分割して管理するようになっている。UNIX(登録商標)の慣例では、パーティションはaからhまで存在する。aがルートファイルシステム「/」で、bがSWAPで、cが全領域で、dからhまでが「/usr」等のファイルシステムである。図9は、UNIX(登録商標)であるOS136のdfコマンドにより、融合機101のファイルシステムに関する情報を表示させた結果の例である。図9には、HDD233の「a」が「/」にマウントされている旨、HDD233の「e」が「/usr」にマウントされている旨、そして更にサーバコンピュータ701「host_a」のディレクトリ(ファイルシステム)である「/dir1」が、融合機101のディレクトリ(マウントポイント)である「/host_a/dir1」にマウントされている旨が表示されている。
なお、サーバコンピュータ701のファイルシステムを融合機101にマウントさせるマウント処理と、サーバコンピュータ701のファイルシステムを融合機101からアンマウントさせるアンマウント処理について詳説しておく。
図8のS801,S802の処理では、アプリケーション131がファイルシステムにアクセスする必要がある場合に、アプリケーション131のシステムコールの下、OS136がファイルシステムのマウントを実行している。アプリケーション131がファイルシステムにアクセスする必要がなくなった場合には、アプリケーション131のシステムコールの下、OS136がファイルシステムのアンマウントを実行する。サーバコンピュータ701のファイルシステムへのアクセスの必要性に応じて、サーバコンピュータ701のファイルシステムのマウントやアンマウントが実行されるのである。サーバコンピュータ701のファイルシステムにアクセスする必要がない場合には、サーバコンピュータ701のファイルシステムをアンマウントしておくことで、サーバコンピュータ701のトラブルにより融合機101が被害を被る可能性が低減される。
アプリケーション131のmountシステムコールによりマウントが実行されるようにする代わりに、UNIX(登録商標)であるOS136のautomountが利用されて、サーバコンピュータ701のファイルシステムのマウントが実行されるようにしてもよい。
これらに代えて、融合機101の動作中は、サーバコンピュータ701のファイルシステムのマウントが継続されるようにしてもよい。この場合、サーバコンピュータ701のファイルシステムのマウント処理に係る設定ファイルをHDD233やSDメモリカード602に用意しておいて、融合機101の電源投入時に、プログラム起動部502(図5参照)を構成する起動処理用プログラムのシステムコールのもと、OS136がファイルシステムのマウントを実行するようにする。
図7の情報処理システムではこのように、分散ファイルシステムを実現するための技術の一種であるNFS(ネットワークファイルシステム)が利用できるようになっている。以下、図7の情報処理システムにおけるNFSの利用態様の具体例について説明する。
(1)第1具体例
図10は、NFSの利用態様の第1具体例について説明するための図である。
第1具体例では、融合機101に装備されたHDD233内やSDメモリカード602内の記憶情報(保存情報)のバックアップ先(リストア元)として、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703等を利用する。
第1具体例の情報処理はここでは、MCS165(図1参照)が実行する。すなわち、MCS165が、HDD703内のファイルシステム1001に融合機101の分散ファイルシステムとしてアクセスして、当該ファイルシステム1001内に、HDD233内やSDメモリカード602内の記憶情報(保存情報)であるファイル1011,1012のバックアップ(バックアップファイル1021,1022)をとる。そしてさらには、MCS165が、HDD703内のファイルシステム1001に融合機101の分散ファイルシステムとしてアクセスして、当該ファイルシステム1001内にとられている上記記憶情報(保存情報)の上記バックアップ(バックアップファイル1021,1022)につき、HDD233内やSDメモリカード602内にリストア(リストアファイル1031,1032)する。
上記の「バックアップ処理」や「リストア処理」は例えば、アプリケーション131によりタッチパネル311(図4参照)に表示された表示画面にて「バックアップボタン」や「リストアボタン」がタッチされた際に、MCS165が実行するようにしてもよい。タッチパネル311等によるローカル操作の代わりに、端末機器等によるリモート操作としてもよい。上記の「バックアップ処理」は例えば、MCS165が週1回自動的に実行するなど、MCS165が定期的に自動的に実行するようにしてもよい。MCS165のプロセスが定期的に自動的に実行する代わりに、定期的に起動される何らかのプロセスが自動的に実行するようにしてもよい。
HDD233内やSDメモリカード602内のファイル1011,1012の例としては、撮像部121(図1参照)でスキャンした画像データや印刷部122(図1参照)でプリント可能な画像データ等の「画像データ」に係るファイル、融合機101のユーザの認証情報や課金情報や資源利用制限情報やスキャナ宛先やファクシミリ宛先等の「ユーザ情報」に係るファイル等が挙げられる。その他のファイルをバックアップ対象やリストア対象としても構わない。
第1具体例のメリットの例としては、HDD233やSDメモリカード602の損傷に備えることができることが挙げられる。特に、融合機101のOS136としてここではUNIX(登録商標)を採用していることからも、第1具体例を採用するメリットがあると言える。
(2)第2具体例
図11は、NFSの利用態様の第2具体例について説明するための図である。
第2具体例では、SDKアプリ(図1の説明内容参照の事)が格納されたSDKアプリファイル1041の記憶先(保存先)として、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703等を利用する。SDKアプリファイル1041に格納されたSDKアプリは、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703から再生されて、融合機101内に起動されて実行される事になる。なお、SDKアプリファイル1041はSDKアプリの実行形式ファイルである。
第2具体例の情報処理はここでは、プログラム起動部502を構成する起動処理用プログラム(図5の説明内容を参照の事)が実行する。すなわち、プログラム起動部502を構成する起動処理用プログラムが、HDD703内のファイルシステム1001に融合機101の分散ファイルシステムとしてアクセスして、当該ファイルシステム1001内に格納されたSDKアプリ(SDKアプリファイル1041)を、MEM−P231(図2参照)やMEM−C232(図2参照)に起動させる。
(3)第3具体例
図12は、NFSの利用態様の第3具体例について説明するための図である。
第3具体例では、デバッグ用検証コードである「タグ」を付加したSDKアプリ(図1の説明内容参照の事)が格納されたSDKアプリファイル1042の記憶先(保存先)として、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703等を利用する。SDKアプリファイル1042に格納されたSDKアプリは、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703から再生されて、融合機101内に起動されて実行される事になる。なお、SDKアプリファイル1042はSDKアプリの実行形式ファイルである。
第3具体例の情報処理はここでは、プログラム起動部502を構成する起動処理用プログラム(図5の説明内容を参照の事)が実行する。すなわち、プログラム起動部502を構成する起動処理用プログラムが、HDD703内のファイルシステム1001に融合機101の分散ファイルシステムとしてアクセスして、当該ファイルシステム1001内に格納されたSDKアプリ(SDKアプリファイル1042)を、MEM−P231(図2参照)やMEM−C232(図2参照)に起動させる。
デバッグ用検証コードである「タグ」を付加した上記のSDKアプリを、融合機101内に起動させてデバッグ実行対象とすべく融合機101内に起動させると、融合機101に接続されたコンソールPC102(図1参照)等には、上記のSDKアプリの変数値や関数引数や関数戻り値がメッセージと共に表示される。これにより、上記のSDKアプリのデバッグ作業を効率的に実行することができるようになる。
サーバコンピュータ701に装備されたHDD703内にtelnetd,ftpd,emacs,mule,gdb等を格納しておいてもよいだろう。融合機101をnetbootではなくrombootさせて、融合機101に端末機器等からtelnet等でREMOTEloginすることで、上記のSDKアプリのデバッグ作業をより効率的に実行することができるようになるからである。
(4)第4具体例
図13は、NFSの利用態様の第4具体例について説明するための図である。
第4具体例では、融合機101に装備されたHDD233内やSDメモリカード602内の記憶情報の保存先(取得元)として、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703等を利用する。バックアップ処理(リストア処理)に限らず通常の保存処理(取得処理)にまで利用するのである。
第4具体例の情報処理はここでは、MCS165(図1参照)が実行する。すなわち、MCS165が、HDD703内のファイルシステム1001に融合機101の分散ファイルシステムとしてアクセスして、当該ファイルシステム1001内に、HDD233内やSDメモリカード602内の記憶情報であるファイル1011,1012を保存(ファイル1021,1022)する。さらには、MCS165が、HDD703内のファイルシステム1001に融合機101の分散ファイルシステムとしてアクセスして、当該ファイルシステム1001内に保存されている上記記憶情報(ファイル1021,1022)を、HDD233内やSDメモリカード602内に取得(ファイル1031,1032)する。
HDD233内やSDメモリカード602内のファイル1011,1012の例としては、撮像部121(図1参照)でスキャンした画像データや印刷部122(図1参照)でプリント可能な画像データ等の「画像データ」に係るファイル、融合機101のユーザの認証情報や課金情報や資源利用制限情報やスキャナ宛先やファクシミリ宛先等の「ユーザ情報」に係るファイル等が挙げられる。その他のファイルを保存対象や取得対象としても構わない。
第4具体例のメリットの例としては、種々の機器が種々の情報を共有できることが挙げられる。例えば、第1の融合機101でのスキャンデータを第2の融合機101でのプリントデータとしたり、融合機101の画像データを端末機器等で閲覧したりできるようになるだろう。例えば、第1の融合機101が保存したスキャナ宛先やファクシミリ宛先を第2の融合機101が取得したり、融合機101のユーザ情報を端末機器等で編集したりできるようになるだろう。
(5)画像データ
第1具体例と第4具体例に関連して「画像データ」について詳説する。
図14に基づいて、ファイルに格納されるデータの格納形式について説明する。
融合機101では、図14Aのように、画像形成処理(スキャン処理やプリント処理)用の画像データ(スキャンデータやプリントデータ)は、HDD等の記憶領域が連続的になるような格納形式のファイルに格納されてHDD内等に記憶される。図14Aのような画像形成処理用の格納形式のファイルを「RAWファイル」と呼ぶことにする。
UNIX(登録商標)のファイルシステムでは、図14Bのように、種々のデータは、HDD等の記憶領域が離散的になるような格納形式のファイルに格納されてHDD内等に記憶される。図14BのようなUNIX(登録商標)のファイルシステム用の格納形式のファイルを「FSファイル」と呼ぶことにする。
第1具体例の「バックアップ処理」や第4具体例の「保存処理」では、融合機101に装備されたHDD233内やSDメモリカード602内には、画像形成ジョブ(スキャンジョブやプリントジョブ)単位でRAWファイルに格納されて記憶されている画像データを、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703内のファイルシステム1001内には、画像形成ジョブ(スキャンジョブやプリントジョブ)単位でFSファイルに格納して保存するものとする。
第1具体例の「リストア処理」や第4具体例の「取得処理」では、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703内のファイルシステム1001内には、上記の画像形成ジョブ(スキャンジョブやプリントジョブ)単位でFSファイルに格納されて保存されている上記の画像データを、融合機101に装備されたHDD233内やSDメモリカード602内には、上記の画像形成ジョブ(スキャンジョブやプリントジョブ)単位でRAWファイルに格納して取得するものとする。
RAWファイルには、読み出しや書き出しが高速化できると言うメリットがあるため、RAWファイルは、高速性が求められる画像形成処理に適していると言える。第1具体例のバックアップ処理や第4具体例の保存処理は高速のRAWファイルから低速のFSファイルへの変換処理と言う処理形式になるため、第1具体例のバックアップ処理や第4具体例の保存処理が画像形成処理を律速してしまう懸念も回避される。融合機101のCPU211は画像形成処理に利用させておき、第1具体例のバックアップ処理や第4具体例の保存処理にはDMA転送を利用することで、第1具体例のバックアップ処理や第4具体例の保存処理を画像形成処理と非同期的に実行することもできる。
画像形成処理の便宜上、画像形成処理用の画像データは、画像形成ジョブ単位でRAWファイルやFSファイルに格納されて記憶される。1回のスキャンジョブで3頁分の画像データをスキャンした場合、3頁分の画像データが1個のRAWファイルやFSファイルに格納され記憶され、1回のプリントジョブで5頁分の画像データをプリントする場合、5頁分の画像データが1個のRAWファイルやFSファイルに格納されて記憶される。
図15は、第1具体例のバックアップ処理や第4具体例の保存処理をコピー処理(スキャン処理)に適用した場合のシーケンス図である。
まず、コピーアプリ141(又はSDKアプリ)が、MCS165により融合機101のRAWファイルをオープン(S101)する。次に、MCS165が、HDD233内で利用可能な連続的な記憶領域を検索(S102)する。次に、コピーアプリ141が、ECS164によりスキャン処理のパラメータ(ADF/A4/カラー等)を設定(S103)して、ECS164にスキャン処理の開始を指示(S104)する。次に、ECS164が、スキャン処理を実行(S105)して、MCS165が、スキャン画像データをRAWファイルに格納(S106)する。次に、ECS164が、コピーアプリ141にスキャン処理の終了を通知(S107)する。そして、コピーアプリ141が、MCS165により融合機101のRAWファイルをクローズ(S108)する。
次に、コピーアプリ141(又はSDKアプリ)が、MCS165により上記のRAWファイルをオープン(S111)する。次に、コピーアプリ141が、OS136によりサーバコンピュータ701のディレクトリ(ファイルシステム1001)を融合機101にマウント(S112)させて、OS136によりその中にサーバコンピュータ701のFSファイルをオープン(S113)する。マウントさせるディレクトリは、自動選択で選択するようにしてもよいし、タッチパネル311にて手動選択で選択するようにしてもよい。次に、MCS165が、RAWファイルからスキャン画像データを読み出し、FSファイルにスキャン画像データを書き出す(S114)ことになる。次に、コピーアプリ141が、MCS165により上記のRAWファイルをクローズ(S115)する。最後に、コピーアプリ141が、OS136によりサーバコンピュータ701のFSファイルをクローズ(S116)し、OS136によりサーバコンピュータ701のディレクトリを融合機101からアンマウント(S117)させる。
図16は、第1具体例のリストア処理や第4具体例の取得処理をコピー処理(プリント処理)に適用した場合のシーケンス図である。
まず、コピーアプリ141(又はSDKアプリ)が、OS136によりサーバコンピュータ701のディレクトリ(ファイルシステム1001)を融合機101にマウント(S201)させて、OS136によりその中からサーバコンピュータ701のFSファイルをオープン(S202)する。マウントさせるディレクトリは、自動選択で選択するようにしても、タッチパネル311にて手動選択で選択するようにしてもよい。次に、コピーアプリ141が、MCS165により融合機101のRAWファイルをオープン(S203)する。次に、MCS165が、HDD233内で利用可能な連続的な記憶領域を検索(S204)する。次に、MCS165が、FSファイルからスキャン画像データを読み出し、RAWファイルにスキャン画像データを書き出す(S205)ことになる。次に、コピーアプリ141が、MCS165によって融合機101のRAWファイルをクローズ(S206)する。次に、コピーアプリ141が、OS136によりサーバコンピュータ701のFSファイルをクローズ(S207)し、OS136によりサーバコンピュータ701のディレクトリを融合機101からアンマウント(S208)させる。
次に、コピーアプリ141(又はSDKアプリ)が、ECS164によりプリント処理のパラメータ(staple/A4/カラー等)を設定(S211)して、ECS164にプリント処理の開始を指示(S212)する。次に、ECS164が、プリント処理を実行(S213)する。最後に、ECS164が、コピーアプリ141にプリント処理の終了を通知(S214)する。
図17は、第1具体例のバックアップ処理や第4具体例の保存処理をファクシミリ送信処理に適用した場合のシーケンス図である。
まず、ファクシミリアプリ144(又はSDKアプリ)が、MCS165により融合機101のRAWファイルをオープン(S301)する。次に、MCS165が、HDD233内で利用可能な連続的な記憶領域を検索(S302)する。次に、ファクシミリアプリ144が、ECS164によりスキャン処理のパラメータ(ADF/A4/白黒等)を設定(S303)して、ECS164にスキャン処理の開始を指示(S304)する。次に、ECS164が、スキャン処理を実行(S305)して、MCS165が、スキャン画像データをRAWファイルに格納(S306)する。次に、ECS164が、ファクシミリアプリ144にスキャン処理の終了を通知(S307)する。そして、ファクシミリアプリ144が、MCS165により融合機101のRAWファイルをクローズ(S308)する。
次に、ファクシミリアプリ144(又はSDKアプリ)が、FCS162によりファクシミリ送信処理のパラメータ(ファクス宛先等)を設定(S311)して、FCS162にファクシミリ送信処理の開始を指示(S312)する。次に、FCS162が、ファクシミリ送信処理を実行(S313)する。そして、FCS162が、ファクシミリアプリ144にファクシミリ送信処理の終了を通知(S314)する。
次に、ファクシミリアプリ144(又はSDKアプリ)が、MCS165により上記のRAWファイルをオープン(S321)する。次に、ファクシミリアプリ144が、OS136によってサーバコンピュータ701のディレクトリ(ファイルシステム1001)を融合機101にマウント(S322)させて、OS136によってその中にサーバコンピュータ701のFSファイルをオープン(S323)する。マウントさせるディレクトリは、自動選択で選択するようにしてもよいし、タッチパネル311で手動選択で選択するようにしてもよい。次に、MCS165が、RAWファイルからスキャン画像データを読み出し、FSファイルにスキャン画像データを書き出す(S324)事になる。次に、ファクシミリアプリ144が、MCS165により上記のRAWファイルをクローズ(S325)する。最後に、ファクシミリアプリ144が、OS136によりサーバコンピュータ701のFSファイルをクローズ(S326)し、OS136によりサーバコンピュータ701のディレクトリを融合機101からアンマウント(S327)させる。
図18は、第1具体例のバックアップ処理や第4具体例の保存処理をファクシミリ受信処理に適用した場合のシーケンス図である。
まず、ファクシミリアプリ144(又はSDKアプリ)が、OS136によってサーバコンピュータ701のディレクトリ(ファイルシステム1001)を融合機101にマウント(S401)させて、OS136によってその中にサーバコンピュータ701のFSファイルをオープン(S402)する。マウントさせるディレクトリは、自動選択で選択するようにしても、タッチパネル311で手動選択で選択するようにしてもよい。次に、ファクシミリアプリ144が、MCS165により融合機101の受信ファクスのRAWファイルをオープン(S403)する。次に、MCS165が、RAWファイルからファクス画像データを読み出し、FSファイルにファクス画像データを書き出す(S404)事になる。次に、ファクシミリアプリ144が、MCS165により融合機101の受信ファクスのRAWファイルをクローズ(S405)する。最後に、ファクシミリアプリ144が、OS136によりサーバコンピュータ701のFSファイルをクローズ(S406)し、OS136によりサーバコンピュータ701のディレクトリを融合機101からアンマウント(S407)させる。
図19は、第1具体例のバックアップ処理や第4具体例の保存処理をプリンタとしてのプリント処理に適用した場合のシーケンス図である。
PCが、融合機101にプリント処理の実行を指示(S501)して、融合機101にプリントデータを転送(S502)する。次に、プリンタアプリ142が、MCS165により融合機101のRAWファイルをオープン(S503)する。次に、MCS165が、HDD233内で利用可能な連続的な記憶領域を検索(S504)する。次に、プリンタアプリ142が、転送されたプリントデータをラスタライズ(S505)し、MCS165が、ラスタライズされたプリントデータをRAWファイルに格納(S506)し、ECS164が、RAWファイルに格納されたプリントデータのプリント処理を実行(S507)する。S505,506,507は頁単位で並列的に実行される。そして、プリンタアプリ142が、MCS165により融合機101のRAWファイルをクローズ(S508)する。
次に、プリンタアプリ142が、OS136によってサーバコンピュータ701のディレクトリ(ファイルシステム1001)を融合機101にマウント(S511)させて、OS136によってその中にサーバコンピュータ701のFSファイルをオープン(S512)する。マウントさせるディレクトリは、自動選択で選択するようにしても、タッチパネル311で手動選択で選択するようにしてもよい。次に、プリンタアプリ142が、MCS165により上記のRAWファイルをオープン(S513)する。次に、MCS165が、RAWファイルからプリントデータを読み出し、FSファイルにプリントデータを書き出す(S514)事になる。次に、プリンタアプリ142が、MCS165により上記のRAWファイルをクローズ(S515)する。最後に、プリンタアプリ142が、OS136によりサーバコンピュータ701のFSファイルをクローズ(S516)し、OS136によりサーバコンピュータ701のディレクトリを融合機101からアンマウント(S517)させる。
(6)ユーザ情報
第1具体例と第4具体例に関連して「ユーザ情報」について詳説する。
融合機101は、当該融合機101を利用するユーザの認証処理や利用制限処理を実施する。すなわち、当該融合機101を利用するユーザには当該融合機101による認証が課される。さらには、当該融合機101を利用するユーザには「ユーザAはコピー機能を利用可,ユーザBはファクシミリ機能を利用不可」や「ユーザAはファイルAの利用可,ユーザBはディレクトリBの利用不可」と言った当該融合機101の資源(リソース)の利用制限が課される。認証処理や利用制限処理はCCS167により実施される。
融合機101には、当該融合機101を利用するユーザに当該融合機101による認証を課すための認証情報、当該融合機101を利用するユーザに当該融合機101の資源の利用制限を課すための利用制限情報が記憶(保存)されている。認証情報や利用制限情報の記憶先(保存先)は、融合機101に装備されたHDD233内でもSDメモリカード602内でもよいのだが、認証情報や利用制限情報の利用形式を考慮すると、磁気メモリであるHDD233よりもICメモリであるSDメモリカード602の方がよいだろう。融合機101に装備されたNVRAMを、認証情報や利用制限情報の記憶先(保存先)としてもよい。認証情報や利用制限情報はUCS168により管理される。
融合機101の認証登録や利用制限設定は、当該融合機101を管理するユーザが当該融合機101を利用するユーザの認証情報を登録すると共に利用制限情報を設定し、当該融合機101を再起動することで有効になる。UNIX(登録商標)のアカウント登録やモード設定と同様である。
第1具体例の「バックアップ処理」や第4具体例の「保存処理」では、融合機101に装備されたSDメモリカード602内(HDD233内も可)に記憶(保存)されている利用制限情報を、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703内のファイルシステム1001内に保存するものとする。
第1具体例の「リストア処理」や第4具体例の「取得処理」では、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703内のファイルシステム1001内に保存されている上記の利用制限情報を、融合機101に装備されたSDメモリカード602内(HDD233内も可)に取得するものとする。
複合機101の情報処理機能の高度化に伴い複合機101のセキュリティが重要問題になっているが、利用制限情報は融合機101のセキュリティを確保するための重要情報である。そのため、利用制限情報の紛失はぜひとも回避すべきなので、第1実施例のバックアップ処理により利用制限情報のバックアップをとるのである。さらには、利用制限情報を共有化するなどと言った目的で、第4実施例の保存処理により利用制限情報を保存するのである。
図20は、認証処理と利用制限処理に係るシーケンス図である。
まず、アプリケーション131からCCS167に、認証登録要求が送信(S601)される。次に、CCS167が、アプリケーション131の認証登録処理を実行(S602)する。次に、CCS167からアプリケーション131に、認証登録応答が送信(S603)される。認証登録応答では「ログイン,メディア,バイオメトリックス,コインラック,プリペイドカード」と言った認証方式が通知される。
次に、アプリケーション131からCCS167に、認証画面の表示要求が送信(S611)される。次に、あるユーザが認証画面で認証情報を入力すると、CCS167からUCS168に、そのユーザの認証要求が送信(S612)される。次に、UCS168が、そのユーザの認証処理を実行(S613)する。次に、UCS168からCCS167に、そのユーザの認証応答が送信(S614)される。そして、CCS167が、そのユーザの利用制限処理(利用制限解除処理)として、そのユーザのチケットを配布(S615)する。最後に、アプリケーション131からCCS167に、認証画面の表示解除要求が送信(S616)される。
(7)電源モード
第2具体例と第3具体例に関連して「電源モード」について詳説する。
融合機101の電源モードには、電源がONの状態に相当する「ONモード」と、電源がOFFの状態に相当する「OFFモード」が存在する。融合機101を利用する場合、利便性の観点から言えば、融合機101を常にONモードにして画像形成処理の待機中にしておくのが望ましいのだが、省電力の観点から言えば、融合機101を常にONモードにして画像形成処理の待機中にしておくのは望ましくない。
そのため、ONモードには、画像形成処理の待機中の通常の「待機モード」に加えて、画像形成処理の待機中の消費電力を節約するための「省電力モード」が存在する。省電力モードでは、印刷部122のフューザのヒータ電源,HDD233のスピンドルのモータ電源,タッチパネル311のパネル電源等,画像形成処理の待機中の消費電力の多い部分の電源が省電力状態になり、NIC241の電源等,画像形成処理の待機中の消費電力の少ない部分の電源が待機状態のままになる。こうして、利便性の観点と省電力の観点とが両立されるのである。
待機モードにて、一定時間(3分等)が経過したり一定時間帯(深夜等)が到達したりすると、省電力モードに遷移することになる。省電力モードにて、融合機101の操作を実行すると、待機モードに遷移することになる。省電力モードにて、一定時間(3分等)が経過したり一定時間帯(深夜等)が到達したりすると、OFFモードに遷移することになる。OFFモードにて、ファクス画像データやスキャンデータやプリントデータを受信すると、省電力モードに遷移することになる。電源ボタンをOFFにすると、電源モードはONモード(待機モード又は省電力モード)からOFFモードに遷移することになる。電源ボタンをONにすると、電源モードはOFFモードからONモード(待機モード)に遷移することになる。
図21は、待機モードから省電力モードへの遷移処理に係るシーケンス図である。
待機モードにて、一定時間が経過したり一定時間帯が到達したりする(S711)と、SCS169からMCS165やアプリケーション131に、省電力モードへの遷移要求が送信(S712)され、MCS165やアプリケーション131からSCS169に、省電力モードへの遷移応答が送信(S713)される。続いて、SCS169からMCS165やアプリケーション131に、省電力モードへの遷移確定通知が送信(S714)される。続いて、MCS165からアプリケーション131に、HDD233の電源の省電力状態への遷移確定通知が送信(S715)される。
省電力モードにて、融合機101の操作を実行する(S721)と、SCS169からMCS165やアプリケーション131に、待機モードへの遷移確定通知が送信(S722)される。続いて、MCS165からアプリケーション131に、HDD233の電源の待機状態への遷移確定通知が送信(S723)される。
図22は、省電力モードからOFFモードへの遷移処理に係るシーケンス図である。
省電力モードで、一定時間が経過したり一定時間帯が到達したりする(S731)と、SCS169からMCS165やアプリケーション131に、OFFモードへの遷移要求が送信(S732)され、MCS165やアプリケーション131からSCS169に、OFFモードへの遷移応答が送信(S733)される。続いて、SCS169からMCS165やアプリケーション131に、OFFモードへの遷移確定通知が送信(S734)される。続いて、MCS165からアプリケーション131に、HDD233の電源のOFF状態への遷移確定通知が送信(S735)される。
OFFモードにて、ファクス画像データを受信する(S741)と、FCS162からMCS165に、ファクス画像データが蓄積(S742)され、MCS165からアプリケーション131に、ファクス画像データの蓄積通知が送信(S743)される。次に、アプリケーション131からSCS169に、ファクス画像データの蓄積通知が送信(S744)されると、SCS169からMCS165やアプリケーション131に、省電力モードへの遷移確定通知が送信(S745)される。次に、MCS165からアプリケーション131に、HDD233の電源の省電力状態への遷移確定通知が送信(S746)される。
省電力モードでは、HDD233の電源は省電力状態になるため、HDD233からのプログラムの起動は不可能であるが、NIC241の電源は待機状態のままになるため、NIC241からのプログラムの起動、すなわち、ネットワークからのプログラムの起動は可能である。融合機101に装備されたHDD233内のプログラムの起動は不可能であるが、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703内(又はSDメモリカード705内)のプログラムの起動は可能である。そのため、第2具体例や第3具体例では、SDKアプリの記憶先(保存先)として、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703を利用すると共に、サーバコンピュータ701に装備されたHDD703内のファイルシステム1001内に記憶(保存)されている上記のSDKアプリを、融合機101内に起動させるのである。
第2具体例では、待機モードでも省電力モードでも、SDKアプリを起動させることができる。第3具体例では、SDKアプリのデバッグ作業中に待機モードから省電力モードに遷移してしまっても、SDKアプリのデバッグ作業を阻害されずに済む。
図23は、HDD233内のSDKアプリの起動処理に係るフローチャートである。
融合機101は、HDD233内のSDKアプリを融合機101内に起動する場合(S811)には、SDKアプリの実行部分をVM(仮想メモリ)に再生(S812)する。融合機101は、SDKアプリがアイドル状態のとき(S813)に電源モードが省電力モードになったとき(S814)にて、SDKアプリの必要部分がVMに再生されてない場合(S815)には、SDKアプリの必要部分をVMに再生すべくHDD233にアクセス(S816)するが、HDD233は省電力状態になっているので、HDD233にアクセスできずSDKアプリの必要部分をVMに再生できない。SDKアプリはスリープ状態(S817)になってしまう。
これを回避するためにはSDKアプリそのものやdaemonをRAMやROMで実行すればよいのだが、これではRAMやROMが不足してしまうという問題がある。
図24は、HDD703内のSDKアプリの起動処理に係るフローチャートである。
融合機101は、HDD703内のSDKアプリを融合機101内に起動する場合(S821)には、SDKアプリの実行部分をVM(仮想メモリ)に再生(S822)する。融合機101は、SDKアプリがアイドル状態のとき(S823)に電源モードが省電力モードになったとき(S824)にて、SDKアプリの必要部分がVMに再生されてない場合(S825)には、SDKアプリの必要部分をVMに再生すべくHDD703にアクセス(S826)するところ、NIC241は待機状態になっているので、HDD703にアクセスできてSDKアプリの必要部分をVMに再生できる。SDKアプリはアイドル状態(S827)のままである。
(変形例)
図1の融合機101は、本発明「画像形成装置」の実施例に該当するものであり、図1の融合機101にて実行される情報処理は、本発明「情報処理方法」の実施例に該当するものである。図1のMCS165は、本発明「情報処理プログラム」の実施例に該当するものであり、図1のMCS165が記録されたSDメモリカードは、本発明「記録媒体」の実施例に該当するものである。
本発明の実施例に該当する融合機を表す。 図1の融合機に係るハードウェア構成図である。 図1の融合機に係る外観図である。 オペレーションパネルを表す。 融合機起動部を表す。 SDメモリカード用スロットとSDメモリカードに係るソフトウェアを表す。 NFSに係る情報処理システムを表す。 NFSに係る情報処理の例について説明するためのフローチャートである。 dfコマンドによる表示結果の例である。 NFSの利用態様の第1具体例について説明するための図である。 NFSの利用態様の第2具体例について説明するための図である。 NFSの利用態様の第3具体例について説明するための図である。 NFSの利用態様の第4具体例について説明するための図である。 ファイルに格納されるデータの格納形式について説明するための図である。 コピー処理(スキャン処理)に係るシーケンス図である。 コピー処理(プリント処理)に係るシーケンス図である。 ファクシミリ送信処理に係るシーケンス図である。 ファクシミリ受信処理に係るシーケンス図である。 プリンタとしてのプリント処理に係るシーケンス図である。 認証処理と利用制限処理に係るシーケンス図である。 待機モードから省電力モードへの遷移処理に係るシーケンス図である。 省電力モードからOFFモードへの遷移処理に係るシーケンス図である。 HDD233内のSDKアプリの起動処理に係るフローチャートである。 HDD703内のSDKアプリの起動処理に係るフローチャートである。
符号の説明
101 融合機
102 コンソールPC
111 ハードウェア
112 ソフトウェア
113 融合機起動部
121 撮像部
122 印刷部
123 その他のハードウェア
131 アプリケーション
132 プラットフォーム
133 アプリケーションプログラムインタフェース
134 エンジンインタフェース
135 仮想アプリケーションサービス
136 オペレーティングシステム
141 コピーアプリ
142 プリンタアプリ
143 スキャナアプリ
144 ファクシミリアプリ
145 ネットワークファイルアプリ
151 コントロールサービス
152 システムリソースマネージャ
153 ハンドラ
161 ネットワークコントロールサービス
162 ファクシミリコントロールサービス
163 デリバリコントロールサービス
164 エンジンコントロールサービス
165 メモリコントロールサービス
166 オペレーションパネルコントロールサービス
167 サーティフィケーションコントロールサービス
168 ユーザディレクトリコントロールサービス
169 システムコントロールサービス
171 ファクシミリコントロールユニットハンドラ
172 イメージメモリハンドラ
201 コントローラ
202 オペレーションパネル
203 ファクシミリコントロールユニット
211 CPU
212 ASIC
221 NB
222 SB
231 MEM−P
232 MEM−C
233 HDD
234 メモリカード用スロット
235 メモリカード
241 NIC
242 USBデバイス
243 IEEE1394デバイス
244 セントロニクスデバイス
301 原稿セット部
302 給紙部
303 排紙部
311 タッチパネル
312 テンキー
313 スタートボタン
314 リセットボタン
315 初期設定ボタン
321 ADF
322 フラットベッド
323 フラットベッドカバー
501 メモリモニタ部
502 プログラム起動部
601 SDメモリカード用スロット
602 SDメモリカード
611 SDメモリカードアクセスドライバ
612 SDメモリカードステータスドライバ
613 起動処理用プログラム
614 SDメモリカードチェックプログラム
701 サーバコンピュータ
702 LAN
703 HDD
704 SDメモリカード用スロット
705 SDメモリカード
706 オペレーティングシステム
1001 ファイルシステム
1011 ファイル
1012 ファイル
1021 (バックアップ)ファイル
1022 (バックアップ)ファイル
1031 (リストア)ファイル
1032 (リストア)ファイル
1041 SDKアプリファイル
1042 SDKアプリファイル

Claims (23)

  1. 分散ファイルシステムのサーバとして機能するサーバ装置と接続されて使用されることで、分散ファイルシステムのクライアントとして機能する画像形成装置であって、
    前記サーバ装置と通信を行う通信手段と、
    前記サーバ装置のファイルシステムを当該画像形成装置にマウントさせて、前記サーバ装置のファイルシステムを当該画像形成装置の分散ファイルシステムとして前記通信手段を介しアクセス可能にする分散ファイルシステム処理手段と、
    前記サーバ装置のファイルシステムに当該画像形成装置の分散ファイルシステムとして前記通信手段を介しアクセスして、当該ファイルシステム内に、当該画像形成装置に装備された記憶手段内の記憶情報を保存する保存処理手段とを備え
    前記保存処理手段は、当該画像形成装置に装備された記憶手段内の記憶情報のうちプログラムを前記ファイルシステム内に保存し、
    待機モード時に省電力モード遷移のための一定条件を満たしたとき、前記サーバ装置と通信を行う前記通信手段の電源は維持し、当該画像形成装置に装備された記憶手段の電源を省電力状態に遷移させる省電力モードに遷移し、
    前記省電力モードに遷移したとき、当該画像形成装置に装備された記憶手段内のプログラムに代えて、前記ファイルシステム内に保存されたプログラムを起動させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記待機モード時に、
    前記サーバ装置のファイルシステムに当該画像形成装置の分散ファイルシステムとしてアクセスして、当該ファイルシステム内に保存されている前記記憶情報を、当該画像形成装置に装備された記憶手段内に取得する取得処理手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記待機モード時に、
    前記保存処理手段として、前記ファイルシステム内に、当該画像形成装置に装備された記憶手段内の記憶情報のバックアップをとるバックアップ手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記待機モード時に、
    前記取得処理手段として、前記ファイルシステム内にとられている前記記憶情報の前記バックアップを、当該画像形成装置に装備された記憶手段内にリストアするリストア手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記待機モード時に、
    前記保存処理手段は、当該画像形成装置に装備された記憶手段内には、画像形成処理用の格納形式のファイルに格納されて記憶されている画像データを、前記ファイルシステム内には、前記ファイルシステム用の格納形式のファイルに格納して保存することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記待機モード時に、
    前記保存処理手段は、当該画像形成装置に装備された記憶手段内には、画像形成処理用の格納形式のファイルに画像形成ジョブ単位で格納されて記憶されている画像データを、前記ファイルシステム内には、前記ファイルシステム用の格納形式のファイルに画像形成ジョブ単位で格納して保存することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記待機モード時に、
    前記保存処理手段は、当該画像形成装置を利用するユーザに当該画像形成装置の資源の利用制限を課すために当該画像形成装置に装備された記憶手段内に記憶されているユーザ情報を、前記ファイルシステム内に保存することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記待機モード時に、
    前記保存処理手段は、当該画像形成装置を利用するユーザに当該画像形成装置の資源の利用制限を課すために当該画像形成装置に装備された記憶手段であるICメモリ内に記憶されているユーザ情報を、前記ファイルシステム内に保存することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記分散ファイルシステムは、NFSの分散ファイルシステムであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記分散ファイルシステムは、sambaの分散ファイルシステムであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 分散ファイルシステムのサーバとして機能するサーバ装置と接続されて使用されることで、分散ファイルシステムのクライアントとして機能する画像形成装置、にて実行される情報処理方法であって、
    前記サーバ装置のファイルシステムを当該画像形成装置にマウントさせて、前記サーバ装置のファイルシステムを当該画像形成装置の分散ファイルシステムとして前記サーバ装置と通信を行う通信手段を介しアクセス可能にする分散ファイルシステム処理段階と、
    前記サーバ装置のファイルシステムに当該画像形成装置の分散ファイルシステムとして前記通信手段を介しアクセスして、当該ファイルシステム内に、当該画像形成装置に装備された記憶手段内の記憶情報を保存する保存処理段階を備え
    前記保存処理段階は、当該画像形成装置に装備された記憶手段内の記憶情報のうちプログラムを前記ファイルシステム内に保存し、
    待機モード時に省電力モード遷移のための一定条件を満たしたとき、前記サーバ装置と通信を行う前記通信手段の電源は維持し、当該画像形成装置に装備された記憶手段の電源を省電力状態に遷移させる省電力モードに遷移し、
    前記省電力モードに遷移したとき、当該画像形成装置に装備された記憶手段内のプログラムに代えて、前記ファイルシステム内に保存されたプログラムを起動させることを特徴とする情報処理方法。
  12. 前記待機モード時に、
    前記サーバ装置のファイルシステムに当該画像形成装置の分散ファイルシステムとしてアクセスして、当該ファイルシステム内に保存されている前記記憶情報を、当該画像形成装置に装備された記憶手段内に取得する取得処理段階を備えることを特徴とする請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 前記待機モード時に、
    前記保存処理段階として、前記ファイルシステム内に、当該画像形成装置に装備された記憶手段内の記憶情報のバックアップをとるバックアップ段階を備えることを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  14. 前記待機モード時に、
    前記取得処理段階として、前記ファイルシステム内にとられている前記記憶情報の前記バックアップを、当該画像形成装置に装備された記憶手段内にリストアするリストア段階を備えることを特徴とする請求項13に記載の情報処理方法。
  15. 前記待機モード時に、
    前記保存処理段階で、当該画像形成装置に装備された記憶手段内には、画像形成処理用の格納形式のファイルに格納されて記憶されている画像データを、前記ファイルシステム内には、前記ファイルシステム用の格納形式のファイルに格納して保存することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  16. 前記待機モード時に、
    前記保存処理段階で、当該画像形成装置に装備された記憶手段内には、画像形成処理用の格納形式のファイルに画像形成ジョブ単位で格納されて記憶されている画像データを、前記ファイルシステム内には、前記ファイルシステム用の格納形式のファイルに画像形成ジョブ単位で格納して保存することを特徴とする請求項15に記載の情報処理方法。
  17. 前記待機モード時に、
    前記保存処理段階で、当該画像形成装置を利用するユーザに当該画像形成装置の資源の利用制限を課すために当該画像形成装置に装備された記憶手段内に記憶されているユーザ情報を、前記ファイルシステム内に保存することを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  18. 前記待機モード時に、
    前記保存処理段階で、当該画像形成装置を利用するユーザに当該画像形成装置の資源の利用制限を課すために当該画像形成装置に装備された記憶手段であるICメモリ内に記憶されているユーザ情報を、前記ファイルシステム内に保存することを特徴とする請求項17に記載の情報処理方法。
  19. 前記分散ファイルシステムは、NFSの分散ファイルシステムであることを特徴とする請求項11乃至18のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  20. 前記分散ファイルシステムは、sambaの分散ファイルシステムであることを特徴とする請求項11乃至18のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  21. 請求項11乃至20のいずれか1項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
  22. 請求項11乃至20のいずれか1項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させる情報処理プログラムが記録されたコンピュータ読取可能な記録媒体。
  23. 分散ファイルシステムのサーバとして機能するサーバ装置と、前記サーバ装置と接続されて使用されることで、分散ファイルシステムのクライアントとして機能する画像形成装置とを含み構成される分散ファイルシステムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記サーバ装置と通信を行う通信手段と、
    前記サーバ装置のファイルシステムを当該画像形成装置にマウントさせて、前記サーバ装置のファイルシステムを当該画像形成装置の分散ファイルシステムとして前記通信手段を介しアクセス可能にする分散ファイルシステム処理手段と、
    前記サーバ装置のファイルシステムに当該画像形成装置の分散ファイルシステムとして前記通信手段を介しアクセスして、当該ファイルシステム内に、当該画像形成装置に装備された記憶手段内の記憶情報を保存する保存処理手段とを備え、
    前記保存処理手段は、当該画像形成装置に装備された記憶手段内の記憶情報のうちプログラムを前記ファイルシステム内に保存し、
    待機モード時に省電力モード遷移のための一定条件を満たしたとき、前記サーバ装置と通信を行う前記通信手段の電源は維持し、当該画像形成装置に装備された記憶手段の電源を省電力状態に遷移させる省電力モードに遷移し、
    前記省電力モードに遷移したとき、当該画像形成装置に装備された記憶手段内のプログラムに代えて、前記ファイルシステム内に保存されたプログラムを起動させることを特徴とする分散ファイルシステム。
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