JP4858138B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP4858138B2
JP4858138B2 JP2006331531A JP2006331531A JP4858138B2 JP 4858138 B2 JP4858138 B2 JP 4858138B2 JP 2006331531 A JP2006331531 A JP 2006331531A JP 2006331531 A JP2006331531 A JP 2006331531A JP 4858138 B2 JP4858138 B2 JP 4858138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing machine
machine according
flow path
cylinder
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006331531A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007330763A (ja
Inventor
俊成 松本
高祖  洋
雅人 姜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2006331531A priority Critical patent/JP4858138B2/ja
Priority to CNU2007201428623U priority patent/CN201062321Y/zh
Priority to CN2007101074252A priority patent/CN101074529B/zh
Priority to KR1020070047214A priority patent/KR100812881B1/ko
Publication of JP2007330763A publication Critical patent/JP2007330763A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4858138B2 publication Critical patent/JP4858138B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/20Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations
    • D06F37/22Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations in machines with a receptacle rotating or oscillating about a horizontal axis
    • D06F37/225Damping vibrations by displacing, supplying or ejecting a material, e.g. liquid, into or from counterbalancing pockets
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F35/00Washing machines, apparatus, or methods not otherwise provided for
    • D06F35/005Methods for washing, rinsing or spin-drying
    • D06F35/007Methods for washing, rinsing or spin-drying for spin-drying only
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/02Rotary receptacles, e.g. drums
    • D06F37/04Rotary receptacles, e.g. drums adapted for rotation or oscillation about a horizontal or inclined axis
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/26Casings; Tubs
    • D06F37/267Tubs specially adapted for mounting thereto components or devices not provided for in preceding subgroups
    • D06F37/268Tubs specially adapted for mounting thereto components or devices not provided for in preceding subgroups for suspension devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/30Driving arrangements 
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F49/00Domestic spin-dryers or similar spin-dryers not suitable for industrial use
    • D06F49/06Mountings, e.g. resilient mountings, for the bowl or casings; Preventing or damping vibrations
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Description

本発明は、洗濯機本体内に弾性的に支持した外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽内で、洗濯物の洗濯、すすぎ、脱水(更に乾燥まで行う場合もある)を行う洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、シリンダとピストンで構成されるエアーまたはオイルダンパを備え、シリンダ内の空気またはオイルの流れを制御してピストンを動きにくくすることによって制動力を得ていた(例えば、特許文献1、2参照)。
図35は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の全体構成を示すものである。図35に示すように、洗濯機本体1内にばね2によって吊り下げ支持された水槽3と、この水槽3内で回転するドラム4と、このドラム4を駆動させる手段5と、前記水槽3下部と洗濯機本体1との間に設けられたダンパ6とを備え、このダンパ6はシリンダ7とこのシリンダ7内を摺動するピストン8とからなり、さらに、このシリンダ7はピストン8によって分割されるシリンダ7内を連通させるバイパス9を有し、このバイパス9には空気の流通を任意のタイミングで連通、遮断するバルブ10を設けている。
洗濯、すすぎを終えて脱水を行おうとするとき、衣類が前記ドラム4の下部に偏った状態でドラム4を回転させる。このとき衣類による偏心荷重のため水槽3が起動時に大きく振動するが、このときバイパス9のバルブ10は閉じてあり、ピストン8をシリンダ7内で上下させることによって発生する空気圧によってダンパ力を得、起動時の大きな振動を抑える。さらにドラム4が高速回転に入ると水槽3の振動は脱水とともに徐々に小さくなるので、バイパス9のバルブ10を開放しシリンダ7内の空気圧を発生させないようにする。これによって振動が設置床に直接伝わり、床を大きく振動させることがなくなり、騒
音や家屋の振動を引き起こすことがなくなるというものであった。
図36は、特許文献2に記載された従来の洗濯機用ダンパの断面を示すものである。図36に示すように、シリンダ11内にピスト12を挿入し、オイルとガスが封入されている。ピストン12にはオリフィス通路13を設け、ピストンロッド14が軸方向に移動可能に連結されている。シリンダ11を水槽側に、ピストンロッド14を洗濯機本体側に連結している。洗濯、濯ぎ工程時の低周波振動に対しては、オリフィス通路13を通過するオイルの抵抗によって大きな減衰力を発生して水槽の揺れを抑え、また、脱水工程時の高周波振動に対しては、積極的にエアレーションを発生させて減衰力を低下させ、更に、回転が高速で安定した小振幅時には、減衰力を発生させず、水槽の振動を吸収することにより、振動、騒音の発生を低減していた。
特開平5−84390号公報 特開2006−38064号公報
しかしながら、前記従来の構成では、水槽3の動きに応じてピストン8を往復運動させるピストンロッドがシリンダ7の上端に設けた軸受け一箇所で支持されることになる。水槽3が上下方向に運動する場合は問題がないが、衣類の偏り状態によっては、水槽3が前後左右に揺れながら上下動する場合が生じる。この時、ピストンロッドは軸受けを支点にして傾きながら軸受け内を摺動することになり、軸受けとピストンロッドに摩擦が発生しスムーズに摺動することができず、水槽3の振動がそのまま洗濯機本体1の底部に伝わり洗濯機本体1の振動や騒音を発生させるという問題があった。従来の洗濯機用ダンパにおいても作動流体が空気とオイルという違いはあるが、構造は同一であり同じ問題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、どんな水槽の動きに対してもピストンロッドの摺動をスムーズにし、水槽の振動がそのまま洗濯機本体の底部に伝わらないようにして、低振動と低騒音を実現することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、洗濯機外枠の底部に設けられた弾性体により支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段とを備え、前記弾性体は、シリンダと、前記シリンダ内に配置され往復運動するピストンを有するロッドと、前記ピストンで仕切られた前記シリンダ内の複数の空間を連通する流路と、前記ロッドを支持する軸受けを有し、前記ロッドは前記シリンダの両端部を貫通する構成とするとともに、前記軸受けは、前記両端部で前記ロッドを摺動自在に支持する構成としたものである。
これによって、衣類の偏り状態によって外槽が前後左右に揺れながら上下動する場合でも、シリンダの両端に設けた二つの軸受けでロッドを支持することにより、横荷重を分散することができ、ロッドが傾きながら軸受け内を摺動することがなくなり、軸受けとロッドに発生する摩擦が少なく、スムーズに摺動することができ、外槽の振動がそのまま洗濯機外枠の底部に伝わらないので低振動と低騒音化を実現することができる。
本発明の洗濯機は、外槽の動きに対してロッドがスムーズに摺動するので、外槽の振動が洗濯機外枠の底部に伝わるのを防止でき、低振動と低騒音を実現することができる。
第1の発明は、洗濯機外枠の底部に設けられた弾性体により支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段とを備え、前記弾性体は、シリンダと、前記シリンダ内に配置され往復運動するピストンを有するロッドと、前記ピストンで仕切られた前記シリンダ内の複数の空間を連通する流路と、前記ロッドを支持する軸受けを有し、前記ロッドは前記シリンダの両端部を貫通する構成とするとともに、前記軸受けは、前記両端部で前記ロッドを摺動自在に支持する構成としたことにより、衣類の偏り状態によって外槽が前後左右に揺れながら上下動する場合でも、シリンダの両端に設けた二つの軸受けでロッドを支持することにより、ロッドが傾きながら軸受け内を摺動することがなくなり、軸受けとロッドに発生する摩擦が少なく、スムーズに摺動することができ、外槽の振動がそのまま洗濯機外枠の底部に伝わらないので低振動と低騒音化を実現することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の弾性体の流路をシリンダ内に構成したことにより、弾性体の大きさを小さくすることができる。また、別部材で流路を形成する必要がないので部品点数を減らすことができ製造コストを下げることもできる。
第3の発明は、特に、第2の発明の流路をピストンの外周に構成したことにより、シリンダとピストンの接触がなくなり、シリンダとピストンが磨耗しないので耐久性を向上することができる。
第4の発明は、特に、第2の発明の流路をピストンの内周に構成したことにより、摺動しないピストンとロッド間に流路を形成することになり、流路の開口面積が変化しないので、減衰特性を安定させることができる。
第5の発明は、特に、第2の発明の流路をシリンダの内面に構成したことにより、ピストンの動きで発生した気流がシリンダとピストンの摺動部に流れ込みやすくなり、常に摺動摩擦のないスムーズな往復運動を得ることができる。
第6の発明は、特に、第2の発明の流路をロッドとシリンダの間でピストンを貫通させて設けたことにより、形状の決まった流路を設けることで流路の流れ抵抗が安定し、それによって得られる減衰力も安定するという効果が得られる。また、設計のし易さも向上する。
第7の発明は、特に、第6の発明の流路の一部を所定の開口面積に設定したことにより、加工性が向上し、減衰性能の安定化と低コスト化を図ることができる。
第8の発明は、特に、第2の発明の流路をロッドに構成したことにより、金属部品に流路を形成することになり、流路の開口面積を正確に設定することができるので、さらに安定した減衰性能を得ることができる。
第9の発明は、特に、第8の発明の流路にロッドの往復運動で開閉される開閉手段を設けたことにより、減衰力の強弱を外槽の振動状態に応じて変えることができ、効果的に振動と騒音を低くすることができる。
第10の発明は、特に、第9の発明の開閉手段をロッドの軸受けへの出没により開閉するようにしたことにより、部品点数を減らすことができ、コストを低減することができる。
第11の発明は、特に、第9または第10の発明の開閉手段に、流路にロッドの運動方向に大きさの異なる開口部を複数設け、軸受け側の前記開口部の開口面積を大きくしたこ
とにより、徐々に減衰力が変化するようにし、外槽の振動を更に効果的に抑え、振動、騒音を低くすることができる。
第12の発明は、特に、第1の発明の流路をシリンダの外部に設け、流路に減衰力可変手段を設けたことにより、外槽の振動を効果的に抑え、振動、騒音を更に低くすることができる。
第13の発明は、特に、第1〜第12のいずれか1つの発明の弾性体を外槽の前部と後部に複数設けたことにより、衣類の偏り位置に関係なく外槽の振動を効果的に抑え、振動、騒音を更に低くすることができる。
第14の発明は、特に、第13の発明の弾性体を外槽の前部に1本、後部に2本設けたことにより、少ない弾性体で外槽の振動を効果的に抑え、振動、騒音を低くすることができる。
第15の発明は、特に、第13の発明の弾性体に相互の減衰力を補う相互抑制手段を設けたことにより、弾性体の減衰力を大きくすることができ、外槽の振動を更に抑え、振動、騒音を低くすることができる。
第16の発明は、特に、第15の発明の相互抑制手段が、減衰力を補う弾性体を切り替え可能にしたことにより、更に効果的に外槽の振動を抑え、振動、騒音を低くすることができる。
第17の発明は、特に第1〜第13のいずれかの発明の弾性体にスプリングを設けたことにより、外槽の振動エネルギーの多くが洗濯機外枠の底部に伝達されるので、洗濯機外枠の天面および側面の振動を低く抑えることができる。
第18の発明は、特に、第17の発明のスプリングを外槽に固定したロッド取り付け台と弾性体のシリンダの上部との間に設けたことにより、シリンダの振動を小さくできるので、シリンダの振動で発生する騒音を小さくすることができる。また、シリンダの耐久性を向上させることもできる。
第19の発明は、特に、第1〜第18のいずれかの発明の洗濯兼脱水槽を前方高位に傾斜させたことにより、衣類の偏りを重心近傍に位置させて振動形態を画一化し、外槽の振動を効果的に抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の断面図、図2、図3は、同洗濯機の弾性体の断面図、図4は、同洗濯機の弾性体の斜視図を示すものである。
図1〜図4において、洗濯機外枠30は、4本の引張りばね31と、2本の弾性体32により外槽33を弾性支持している。洗濯兼脱水槽34は、外槽33内に回転自在に配設している。モータ(駆動手段)35は、ブラシレス直流モータから成っており、インバータ制御され、回転速度が自在に変化されるようになっている。そして直接洗濯兼脱水槽34を駆動する。給水手段36は洗濯兼脱水槽34内に給水するものである。水位検知手段37は、外糟33内の洗濯水位を検知する。排水手段38は、外槽33内の洗濯水を排水するものである。
制御装置39は、洗濯機外枠30の前面下部に設けられている。制御装置39は、洗濯機外枠30の前面上部に設けられた操作表示手段40により入力された設定内容に基づいて洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御するもので、パワースイッチング手段(図示せず)を介してモータ35、給水手段36、排水手段38などを逐次制御する。
弾性体32は、シリンダ41、シリンダ41の両端に設けられた軸受け41a、41b、ピストン42、ロッド43から構成されている。軸受け41aはシリンダ41の一端に一体に設けられている。軸受け41bはシリンダ41の開口部を覆うように取り付けられ、シリンダ41の開口部に設けたフランジ41cにねじ41dにより固定されている。軸受け41aは、ゴム製の防振体44を介してシリンダ取り付け台45に取り付け後、ナット45aにより固定されている。ロッド43は軸受け41a、41bに挿入されている。
ロッド43の中程には、ピストン42が固定金具43aと43bにより固定され、一端にロッド取り付け部43cが設けられており、防振体44を介してロッド取り付け台46に取り付け後、ナット46aにより固定されている。シリンダ取り付け台45は、洗濯機外枠30の底部に固定されている。ロッド取り付け台46は、外槽33を下方から支えるように外槽33の底部に固定されている。
ピストン42の外周にはピストンリング42aが取り付けられている。ピストンリング42aは、低摩擦係数で耐磨耗性に優れた材質(例えばフッ素樹脂等)で形成されており、気密性を確保しながらシリンダ41内を滑らかに摺動する。シリンダ41の外周には、ピストン42で仕切られたシリンダ41内の空間47と空間48を連通する流路49が設けられている。シリンダ41、軸受け41a、41bは金属製であるが、強度、耐久性を確保することができれば生産性やコストパフォーマンスに優れた樹脂製でもよい。
以上のように構成された洗濯機について、以下その動作、作用を説明する。まず、洗濯兼脱水槽34内に衣類と洗剤を投入後、操作表示手段40を操作して運転を開始する。これによって、給水手段36が動作し、洗濯兼脱水槽34内に洗濯水が供給されると共に洗濯兼脱水槽34も回転を開始する。規定量の洗濯水が供給されると給水手段36は給水を停止する。洗濯兼脱水槽34の回転によって、洗剤は洗濯水に溶かされ、洗濯液となって衣類に浸透する。洗濯兼脱水槽34は、30r/min程度の低速で回転して、衣類を持ち上げては落とすというたたき洗いを規定時間行う。
洗濯終了後、排水手段38が作動し、汚れを溶かし込んだ洗濯水は、外槽33の外に排水される。排水終了後、洗濯兼脱水槽34の回転は徐々に速くなり脱水工程に入る。脱水起動時、洗濯兼脱水槽34の回転数が250から300r/minの間は、洗濯物の偏り状態によって外槽33が前後左右に揺れながら大きく上下動する場合がある。この時、外槽33の上下動によるピストン42の移動により空間47または空間48の空気は流路49を通ってピストン42に仕切られた反対側の空間に流れる。流路49には、開口面積の調整で適度な流路抵抗が設定されており、ピストン42の移動が抑制される。これが減衰力となって外槽33の上下動が小さくなる。
洗濯兼脱水槽34の回転数が上昇して定常回転になると、外槽33の振動は小さくなるが、弾性体32を伝わって洗濯機外枠30を振動させることになる。しかしながら、シリンダ41の両端に設けた二つの軸受け41a、41bでロッド43を支持することにより、ロッド43が傾きながら軸受け41a、41b内を摺動することがなくなり、軸受け41a、41bとロッド43に発生する摩擦が少なく、スムーズに摺動することができるので、外槽33の振動がそのまま洗濯機外枠30の底部に伝わらないので低振動と低騒音化を実現することができる。
以上のように本実施の形態においては、ロッド43をシリンダ41の両端に設けた軸受け41a、41bで支持したことにより、外槽33の多様な動きに対してもロッド43の摺動がスムーズになり、外槽33の振動が直接洗濯機外枠30の底部に伝わらなくなるので、低振動と低騒音化を実現することができると共に、弾性体32の作動流体を空気としているため、オイルダンパと比較して摺動部の密着が弱いので摺動部の磨耗が少なく、耐久性も向上させることができる。また、オイル漏れを考慮する必要がなく、シール部品が必要ないので構成部品を少なくすることができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図を示すものである。図5において、弾性体32は流路49をシリンダ41内に設けたものである。その他の構成は実施の形態1と同様である。シリンダ41とピストン42の摺動部の隙間は0.01から0.02mmに設定し流路49を形成している。シリンダ41の両端でロッド43を支持しているため、ロッド43がシリンダ41に対して平行に摺動することになり、シリンダ41とピストン42は設定された隙間を維持しながら摺動する。従って、シリンダ41とピストン42は接触しないので、摺動音が発生しない。磨耗もないので耐久性に優れている。シリンダ41の外周に流路49がないので弾性体32の大きさを小さくすることができる。また、別部材で流路49を形成する必要がないので部品点数を減らすことができ製造コストを下げることもできる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図、図7は、同洗濯機の弾性体の斜視図を示すものである。
図6、図7において、流路49をピストン42の外周に構成したものである。その他の構成は実施の形態2と同様である。これにより、適度な減衰力を得るための流路49の流路抵抗の設定が容易になり、減衰特性を安定させることができる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の第4の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図、図9は、同洗濯機の弾性体の斜視図を示すものである。
図8、図9において、流路49をピストン42の内周に構成したものである。その他の構成は実施の形態2と同様である。これにより、摺動しないピストン42とロッド43の接触部に流路49を形成するので、摺動による流路49の流路抵抗の誤差がなくなるので設定が更に確実になり、減衰特性を安定させることができる。
(実施の形態5)
図10は、本発明の第5の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図、図11は、同洗濯機の弾性体の斜視図を示すものである。
図10、図11において、流路49をシリンダ41の内面に構成したものである。その他の構成は実施の形態2と同様である。これにより、ピストン42の動きで発生した気流がシリンダ41とピストン42の摺動部に流れ込みやすくなり、適度な減衰力を得ると共に、常に摺動摩擦の無いスムーズな往復運動を得ることができる。
(実施の形態6)
図12は、本発明の第6の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図を示すものである。図12において、流路49をロッド42とシリンダ41の間でピストン42を貫通さ
せて設けたものである。その他の構成は実施の形態2と同様である。形状の決まった流路49を設けることで流路49の流路抵抗が安定し、それによって得られる減衰力も安定するという効果が得られる。また、設計のし易さも向上し、開発期間を短縮することができる。
(実施の形態7)
図13は、本発明の第7の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図を示すものである。図13において、流路49の一部1から2mmを所定の開口面積0.06mmに設定したものである。その他の構成は実施の形態6と同様である。開口面積が小さい微細加工をする厚みを薄くできるので、加工性が向上し、減衰性能の安定化と低コスト化を図ることができる。
(実施の形態8)
図14は、本発明の第8の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図を示すものである。図14において、流路49をロッド43に構成したものである。ロッド43はパイプ43dの上端に締結された支持体43eと、下端に締結された栓43fとで構成されている。支持体43eと栓43fの間の空間43gと、ピストン42を挟んで両側に設けられた貫通孔43hと43iにより流路49が構成されている。貫通孔43hの開口面積は0.06mmに設定している。その他の構成は実施の形態2と同様である。
これにより、金属部品に流路49を形成することになり、流路49の開口面積を精確に設定することができるので、さらに安定した減衰性能を得ることができる。貫通孔43iの開口面積を0.06mmに設定しても同じ効果が得られる。
(実施の形態9)
図15、図16は、本発明の第9の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図を示すものである。図15、図16において、筒状の開閉手段50が軸受け41aの上部に取り付けられている。ロッド43が往復運動して貫通孔43hが開閉手段50内に入ると、流路49が閉じられ、流体が流れにくくなるので減衰力が大きくなり、貫通孔43hが開閉手段50の外に出ると、流路49は開かれ流体が流れ易くなるので減衰力が弱くなる。その他の構成は実施の形態8と同様である。
洗濯が終了して脱水を開始すると、外槽33内の洗濯物は洗濯水を含んでいるので重く、ロッド43は下降しているので、常時貫通孔43hが開閉手段50内に入り、減衰力が大きい状態を維持している。この大きな減衰力により脱水開始時の共振振動を小さくしている。脱水回転数が上昇すると、遠心力で洗濯物から洗濯水が分離し、排水されるので外槽33は軽くなり、ロッド43は上昇し、貫通孔43hが開閉手段50の外に出てくる。従って、脱水定常時には減衰力が小さくなり、外槽33の振動が洗濯機外枠30に伝わりにくくなるので、洗濯機外枠30の振動と振動に起因する騒音を小さくできる。
流路49にロッド43の往復運動で開閉される開閉手段50を設けたことにより、減衰力の強弱を外槽33の振動状態に応じて変えることができ、効果的に振動と騒音を低くすることができる。
(実施の形態10)
図17、図18は、本発明の第10の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図を示すものである。図17、図18において、開閉手段50は、ロッド43の軸受け41aへの出没により開閉するようにしたものである。その他の構成は実施の形態9と同様である。これにより、部品の数を減らすことができるのでコストダウンを図ることができる。
(実施の形態11)
図19、図20は、本発明の第11の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図、図21は、同洗濯機の脱水工程での外槽の振動振幅を示すグラフである。図19、図20において、ロッド43には、大きさの異なる開口部51と52が運動方向に並んで設けられている。開口部51の開口面積は3mm、開口部52の開口面積は0.06mmに設定している。軸受け41aに近い方に開口部51、遠い方に開口部52を距離(10mm)をおいて配置している。貫通孔43iの開口面積は開口部51と同等以上であればよい。その他の構成は実施の形態9、10と同様である。
図21に示すように、脱水工程での外槽33の振動は、起動時の共振を迎え大きく振動する。共振を通過すると、外槽33の振動は徐々に小さくなり、洗濯物のアンバランスが大きくないかぎり10mm以下の振幅になる。脱水起動時、洗濯物には洗濯水が大量に含まれており、外槽33が重いので、ロッド43は下降して軸受け41a内に開口部51、52が入った状態が維持される。従って、流路49を流体が流れないのでピストン42の移動抵抗が大きく減衰力が大きくなる。この状態で共振を通過するので、外槽33の大きな振動は、大きい減衰力で小さく抑えられることになる。
脱水が進むと、洗濯物に含まれた洗濯水は遠心力で分離された後に排水されるので外槽33は徐々に軽くなる。それにつれてロッド43が上昇し、開口部52が軸受け41aから出て、開口部52を通って流体が流路49を流れるようになる。開口部52の開口面積は0.06mmに設定してあり、中程度の減衰力を発生するようになる。共振を通過した直後はまだ外槽33の振動は大きいので急に減衰力を無くすと再度外槽33が振動する。しかし、減衰力が大きいままだと、外槽33の振動が洗濯機外枠30に伝達されて洗濯機本体の移動につながる。中程度の減衰力で適度に外槽33の振動を抑えることになるので、外槽33の振動も大きくならず、洗濯機の本体移動もない状態で脱水を継続することができる。
脱水が進行して定常状態になると更に外槽33が軽くなり、ロッド43が更に上昇して軸受け41aから開口部51が出て、開口部51、52を通って流体が流路49を流れるようになる。開口部51の開口面積は3mmに設定してあり、流路抵抗が小さく減衰力を発生しなくなる。従って、外槽33の振動は洗濯機外枠30に伝わらなくなり、洗濯機本体の振動を小さくすることができる。また、振動に起因する騒音も小さくできる。
上記に示すように流路49にロッド43の運動方向に大きさの異なる開口部51、52を複数設け、軸受け41a側の開口部51の開口面積を大きくしたことにより、ロッド43の下降にしたがって徐々に減衰力が大きくなるようにし、外槽33の振動を更に効果的に抑え、振動、騒音を低くすることができる。
(実施の形態12)
図22、図23は、本発明の第12の実施の形態における弾性体の断面図を示すものである。図22、図23において、弾性体32はシリンダ41と、ピストン42とで構成され、シリンダ41の側部にピストン42を挟んで一対の第1の排出口53と第2の排出口54を設けている。連通管55は、第1の排出口53と第2の排出口54を接続する管で、ピストン42の動きに応じてシリンダ41内の作動流体56(空気)を行き来させる。減衰力可変手段60は連通管55に設けられており、弁体60a、駆動モータ60cで構成される。弁体60aには開口径の異なる弁穴小60bと弁穴大60dが設けられている。弁穴小60bの開口径は、空気の流れ抵抗で最高の減衰力が得られる2mmに設定され、弁穴大60dの開口径は、減衰力が発生しない6mm以上に設定されている。駆動モータ60cを回転させて、弁穴小60bと弁穴大60dの切り替えを行うものである。その他の構成は実施の形態1と同様である。
これにより、弁穴小60bと弁穴大60dの切り替えでピストン42の動き易さを変えることができ、簡単な構造で弾性体32の減衰力を切り替えることができる。また、作動流体56はシリンダ41の外部に排出されることがないので、排気や吸気時の音が発生せず、作動音を小さくすることができる。
(実施の形態13)
図24は、本発明の第13の実施の形態における洗濯機の断面図、図25は、同洗濯機の正面図を示すものである。図24、図25において、弾性体32aを外槽33の前部左右の2箇所に設け、弾性体32bを外槽33の後部左右の2箇所に設けたものである。その他の構成は、実施の形態1〜12と同様である。
これにより、衣類の偏りが外槽33の前部に在る場合は、弾性体32aが作用して、外槽33の前部の振動を低減し、衣類の偏りが外槽33の後部に在る場合は、弾性体32bが作用して、外槽33の後部の振動を低減する。衣類の偏りが、外槽33の中部に在る場合は、弾性体32aと32bの両方が作用し、外槽33の振動を確実に低減することになる。このように、衣類の偏り位置に関係なく外槽33の振動を効果的に抑え、振動、騒音を更に低くすることができる。
(実施の形態14)
図26は、本発明の第14の実施の形態における洗濯機の断面図、図27は、同洗濯機の弾性体の断面図を示すものである。図26、図27において、相互抑制手段61は、外槽33の前部に設けられた弾性体32aの第1の排出口53aと外槽33の後部に設けられた弾性体32bの第2の排出口54bを接続する管路61aと、外槽33の前部に設けられた弾性体32aの第2の排出口54aと外槽33の後部に設けられた弾性体32bの第1の排出口53bを接続する管路61bで構成されている。その他の構成は、実施の形態13と同様である。
これにより、外槽33の前部が下降し、外槽33の後部が上昇するような振動形態では、ピストン42の動きで発生した空気の流れが管路61a、61bを通って相手側のシリンダ41内に流れ込み、相手側のピストン42の動きを抑制するように働くことになる。このように、相互抑制手段60を設けたことにより、弾性体32の減衰力を大きくすることができ、外槽33の振動を更に抑え、振動、騒音を低くすることができる。
(実施の形態15)
図28、図29は、本発明の第15の実施の形態における弾性体の断面図を示すものである。図28、図29において、切り替え手段62は、ケース62a内に挿入された切り替え棒62bと、切り替え棒62bを移動させるソレノイド62cで構成されている。切り替え手段62は、各弾性体32の第1の排出口53と第2の排出口54に設けられている。
図28では、外槽33の前部に設けられた弾性体32aの第1の排出口53aと外槽33の後部に設けられた弾性体32bの第2の排出口54bを管路61aで接続し、外槽33の前部に設けられた弾性体32aの第2の排出口54aと外槽33の後部に設けられた弾性体32bの第1の排出口53bを管路61bで接続している。図29では、左右に位置する弾性体32a同士、32b同士を前記と同様に管路61aと、管路61bで接続している。その他の構成は、実施の形態14と同様である。
これにより、外槽33の振動形態に対応して相互に抑制する弾性体を切り替えることができる。すなわち、外槽33の前部が下降し、外槽33の後部が上昇するような振動形態
では、前後に位置する弾性体32aと32bを接続し、外槽33の右が上昇して左が下降するような振動形態では、左右に位置する弾性体32a同士、32b同士を接続することにより、効果的に外槽33の振動を低減することができる。また、第1の排出口53同士、第2の排出口54同士を接続すると、外槽33全体が上下する振動形態に対して効果を発揮させることもできる。
このように、相互抑制手段60が、減衰力を補う弾性体32を切り替え可能にしたことにより、更に効果的に外槽33の振動を抑え、振動、騒音を低くすることができる。
(実施の形態16)
図30は、本発明の第16の実施の形態における洗濯機の正面図、図31は、同洗濯機の断面図を示すものである。図30、図31において、弾性体32aは外槽33の前部中央と洗濯機外枠30の底部との間に設けられている。弾性体32bは、外槽33の後部の左右と洗濯機外枠30の底部との間に設けられている。その他の構成は、実施の形態13と同様である。
外槽33を3本の弾性体32で3点支持したことにより、少ない弾性体32で外槽33のどのような振動形態でも確実に低減することができる。
なお、3本の弾性体32による3点支持は、弾性体32aで外槽33の前部左右、弾性体32bで外槽33の後部中央を支持するようにしてもよい。
(実施の形態17)
図32は、本発明の第17の実施の形態における洗濯機の断面図を示すものである。図32において、スプリング63が外槽33の底部に取り付けられたロッド取り付け台46と弾性体32との間に挿入されている。引張りばね31のばね定数は、スプリング63のばね定数の1/10にすることができ、外槽33の全荷重の大部分はスプリング63が支えている。その他の構成は、実施の形態1〜13と同様である。
外槽33の振動エネルギーの多くが洗濯機外枠30の底部に伝達されるので、洗濯機外枠30の天面および側面の振動を低く抑えることができる。
また、本発明の実施の形態では、引張りばね31のばね定数は、スプリング63のばね定数の1/10に設定しているが、引張りばね31をなくすこともできる。これにより、外槽33は、洗濯機外枠30の底部のみで支持され、洗濯機外枠30の上部から切り離されることになり、洗濯機外枠30の天面や側面の振動が更に低減される。
(実施の形態18)
図33は、本発明の第18の実施の形態における洗濯機の断面図を示すものである。図33において、スプリング63が外槽33の底部に取り付けられたロッド取り付け台46と弾性体32のシリンダの上部64との間に挿入されている。その他の構成は、実施の形態17と同様である。
これにより、シリンダ41は振動しない洗濯機外枠30の底部に下端を支持されることになり、外槽33の振動が直接伝わらないので、シリンダ41の振動で発生する騒音を小さくすることができる。また、シリンダ41ならびにシリンダ41に付随する相互抑制手段61などの耐久性を向上させることもできる。
(実施の形態19)
図34は、本発明の第19の実施の形態における洗濯機の断面図を示すものである。図
34において、洗濯兼脱水槽34は前方高位に傾斜している。傾斜角度は、洗濯、乾燥、操作性に優れた20°である。その他の構成は、実施の形態1〜18と同様である。
これにより、衣類の偏りが重心近傍65に位置する確率が高くなり、外槽33の振動形態が画一化し、効率よく外槽33の振動を低減することができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、弾性体の摺動をスムーズにできるので、洗濯機以外の回転機械の防振にも応用可能である。
本発明の実施の形態1における洗濯機の断面図 同洗濯機の弾性体の断面図 同洗濯機の弾性体の断面図 同洗濯機の弾性体の斜視図 本発明の実施の形態2における洗濯機の弾性体の断面図 本発明の実施の形態3における洗濯機の弾性体の断面図 同洗濯機の弾性体の斜視図 本発明の実施の形態4における洗濯機の弾性体の断面図 同洗濯機の弾性体の斜視図 本発明の実施の形態5における洗濯機の弾性体の断面図 同洗濯機の弾性体の斜視図 本発明の実施の形態6における洗濯機の弾性体の断面図 本発明の実施の形態7における洗濯機の弾性体の断面図 本発明の実施の形態8における洗濯機の弾性体の断面図 本発明の実施の形態9における洗濯機の弾性体の断面図 同洗濯機の弾性体の断面図 本発明の実施の形態10における洗濯機の弾性体の断面図 同洗濯機の弾性体の断面図 本発明の実施の形態11における洗濯機の弾性体の断面図 同洗濯機の弾性体の断面図 同洗濯機の脱水工程での外槽の振動振幅を示すグラフ 本発明の実施の形態12における弾性体の断面図 同洗濯機の弾性体の断面図 本発明の実施の形態13における洗濯機の断面図 同洗濯機の正面図 本発明の実施の形態14における洗濯機の断面図 同洗濯機の弾性体の断面図 本発明の実施の形態15における弾性体の断面図 同洗濯機の弾性体の断面図 本発明の実施の形態16における洗濯機の正面図 同洗濯機の断面図 本発明の実施の形態17における洗濯機の断面図 本発明の実施の形態18における洗濯機の断面図 本発明の実施の形態19における洗濯機の断面図 従来の洗濯機の断面図 従来の洗濯機のダンパの断面図
30 洗濯機外枠
32 弾性体
33 外槽
34 洗濯兼脱水槽
35 駆動手段
41 シリンダ
41a 軸受け
41b 軸受け
42 ピストン
43 ロッド
46 ロッド取り付け台
49 流路
50 開閉手段
51 開口部
52 開口部
60 減衰力可変手段
61 相互抑制手段
63 スプリング
64 シリンダの上部

Claims (19)

  1. 洗濯機外枠の底部に設けられた弾性体により支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段とを備え、前記弾性体は、シリンダと、前記シリンダ内に配置され往復運動するピストンを有するロッドと、前記ピストンで仕切られた前記シリンダ内の複数の空間を連通する流路と、前記ロッドを支持する軸受けを有し、前記ロッドは前記シリンダの両端部を貫通する構成とするとともに、前記軸受けは、前記両端部で前記ロッドを摺動自在に支持する構成とした洗濯機。
  2. 弾性体は、流路をシリンダ内に構成した請求項1記載の洗濯機。
  3. 流路をピストンの外周に構成した請求項2記載の洗濯機。
  4. 流路をピストンの内周に構成した請求項2記載の洗濯機。
  5. 流路をシリンダの内面に構成した請求項2記載の洗濯機。
  6. 流路をロッドとシリンダの間でピストンを貫通させて設けた請求項2記載の洗濯機。
  7. 流路の一部を所定の開口面積に設定した請求項6記載の洗濯機。
  8. 流路をロッドに構成した請求項2に記載の洗濯機。
  9. 流路にロッドの往復運動で開閉される開閉手段を設けた請求項8記載の洗濯機。
  10. 開閉手段は、ロッドの軸受けへの出没により開閉するようにした請求項9記載の洗濯機。
  11. 開閉手段は、流路にロッドの運動方向に大きさの異なる開口部を複数設け、軸受け側の前記開口部の開口面積を大きくした請求項9または10記載の洗濯機。
  12. 流路をシリンダの外部に設け、前記流路に減衰力可変手段を設けた請求項1記載の洗濯機
  13. 弾性体を外槽の前部と後部に複数設けた請求項1〜12のいずれか1項記載の洗濯機。
  14. 弾性体を外槽の前部に1本、後部に2本設けた請求項13記載の洗濯機。
  15. 弾性体に相互の減衰力を補う相互抑制手段を設けた請求項13記載の洗濯機。
  16. 相互抑制手段は、減衰力を補う弾性体を切り替え可能にした請求項15記載の洗濯機。
  17. 弾性体にスプリングを設けた請求項1〜13のいずれか1項に記載の洗濯機。
  18. スプリングは、外槽に固定したロッド取り付け台と弾性体のシリンダの上部との間に設けた請求項17記載の洗濯機。
  19. 洗濯兼脱水槽を前方高位に傾斜させた請求項1〜18のいずれか1項に記載の洗濯機。
JP2006331531A 2006-05-16 2006-12-08 洗濯機 Expired - Fee Related JP4858138B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006331531A JP4858138B2 (ja) 2006-05-16 2006-12-08 洗濯機
CNU2007201428623U CN201062321Y (zh) 2006-05-16 2007-05-11 洗衣机
CN2007101074252A CN101074529B (zh) 2006-05-16 2007-05-11 洗衣机
KR1020070047214A KR100812881B1 (ko) 2006-05-16 2007-05-15 세탁기

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006136039 2006-05-16
JP2006136039 2006-05-16
JP2006331531A JP4858138B2 (ja) 2006-05-16 2006-12-08 洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007330763A JP2007330763A (ja) 2007-12-27
JP4858138B2 true JP4858138B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=38930774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006331531A Expired - Fee Related JP4858138B2 (ja) 2006-05-16 2006-12-08 洗濯機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4858138B2 (ja)
KR (1) KR100812881B1 (ja)
CN (2) CN101074529B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4858138B2 (ja) * 2006-05-16 2012-01-18 パナソニック株式会社 洗濯機
CN102330317A (zh) * 2011-01-05 2012-01-25 袁廷荣 一种洗涤脱干中的自动卸料工艺
KR101222047B1 (ko) * 2011-03-16 2013-01-14 인하대학교 산학협력단 베어 프레임을 이용한 세탁기의 진동 감쇠 구조체
CN111058239A (zh) * 2019-12-20 2020-04-24 长沙中联消防机械有限公司 锁止部件、锁止系统和洗涤车及锁止方法
CN117779421A (zh) * 2024-02-27 2024-03-29 山东海澳电器有限公司 一种耐用储油型吊杆

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3810569A (en) * 1973-01-02 1974-05-14 J Fulk Method and apparatus for gathering webs of paper
DE3173865D1 (en) * 1980-06-23 1986-04-03 Hotpoint Ltd Oscillation damping arrangement
JPS58124312A (ja) * 1982-01-19 1983-07-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd Alc回路
JPH0584390A (ja) * 1991-09-30 1993-04-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドラム式洗濯機
JP3500645B2 (ja) * 1992-08-20 2004-02-23 松下電器産業株式会社 ドラム式洗濯機
DE4420612C1 (de) * 1994-06-13 1995-06-08 Miele & Cie Reibungsdämpfer, insbesondere für Waschmaschinen
KR0126374Y1 (ko) * 1995-12-28 1998-10-15 서동진 물수건 세탁탈수기
KR200189187Y1 (ko) * 1997-07-21 2000-08-01 구자홍 세탁기의유압식댐퍼
JP2000317194A (ja) * 1999-05-06 2000-11-21 Hitachi Ltd ドラム式洗濯機
JP3817401B2 (ja) * 2000-02-07 2006-09-06 株式会社東芝 ドラム式洗濯機
JP2002292185A (ja) * 2001-03-29 2002-10-08 Nippon Kentetsu Co Ltd 洗濯機の防振装置
JP3636120B2 (ja) * 2001-09-10 2005-04-06 株式会社日立製作所 ドラム式洗濯機
JP4051995B2 (ja) * 2002-04-26 2008-02-27 三菱化学株式会社 オレフィンオキシド製造用触媒および該触媒を用いるオレフィンオキシドの製造方法
JP4403502B2 (ja) * 2003-07-31 2010-01-27 日立オートモティブシステムズ株式会社 洗濯機用ダンパ及び洗濯機
KR100556027B1 (ko) * 2003-10-24 2006-03-03 주식회사 만도 드럼세탁기의 댐퍼구조
JP4170998B2 (ja) * 2004-03-10 2008-10-22 松下電器産業株式会社 温度制御装置
JP4858138B2 (ja) * 2006-05-16 2012-01-18 パナソニック株式会社 洗濯機

Also Published As

Publication number Publication date
KR20070111362A (ko) 2007-11-21
KR100812881B1 (ko) 2008-03-11
CN101074529A (zh) 2007-11-21
JP2007330763A (ja) 2007-12-27
CN201062321Y (zh) 2008-05-21
CN101074529B (zh) 2010-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4857197B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP5127667B2 (ja) ドラム式洗濯機及びサスペンション
JP4893504B2 (ja) 洗濯機
JP4858138B2 (ja) 洗濯機
JP6212716B2 (ja) 洗濯機
US10011936B2 (en) Laundry processing machine
KR100896251B1 (ko) 유압 댐퍼
JP2010194024A (ja) 洗濯機
KR101417779B1 (ko) 세탁기 및 세탁기의 아우터터브 지지구조
JP4670511B2 (ja) 洗濯機
JP2009028290A (ja) 洗濯機
JP4525365B2 (ja) 洗濯機
JP2019042333A (ja) 洗濯機
JP2007061123A (ja) 洗濯機
JP2006334262A (ja) 洗濯機
JP5127912B2 (ja) サスペンション及び洗濯機
JP4736681B2 (ja) 洗濯機
JP2012187235A (ja) ドラム式洗濯機
JP2010194025A (ja) 洗濯機
JP2000317194A (ja) ドラム式洗濯機
JP2012000173A (ja) ドラム式洗濯機
JP2008113980A (ja) ドラム式洗濯機
JP2010263952A (ja) ドラム式洗濯機
JP2007306959A (ja) 洗濯機
JP2010166941A (ja) 洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090522

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20090612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111017

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees