JP4857917B2 - カラーフィルタの外観検査方法及び外観検査装置 - Google Patents
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Description
図3、及び図4に示すように、液晶表示装置に用いられるカラーフィルタ(4)は、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、着色画素(42)、及び透明導電膜(43)が順次に形成されたものである。
図4、及び図5はカラーフィルタを模式的に示したものであり着色画素の形状を正方形としている。また、着色画素(42)は12個表されているが、実際のカラーフィルタにおいては、例えば、対角17インチの画面に数百μm程度の着色画素が多数個配列されている。
ブラックマトリックス(41)は、遮光性を有するマトリックス状のものであり、着色画素(42)は、例えば、赤色、緑色、青色のフィルタ機能を有するものであり、透明導電膜(43)は、透明な電極として設けられたものである。
ブラックマトリックスは、カラーフィルタの着色画素の位置を定め、大きさを均一なものとし、また、表示装置に用いられた際に、好ましくない光を遮蔽し、表示装置の画像をムラのない均一な、且つコントラストを向上させた画像にする機能を有している。
或いは、ガラス基板(40)上に、ブラックマトリックス形成用の黒色感光性樹脂を用いてフォトリソグラフィ法によってブラックマトリックス(41)を形成するといった方法がとられている。
また、透明導電膜(43)の形成は、着色画素が形成されたブラックマトリックス基板上
に、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)を用いスパッタ法によって透明導電膜を形成するといった方法がとられている。
広域欠陥は色ムラで代表され、色ムラはカラーフィルタ上の広い範囲に及ぶ色濃度の不良である。色ムラは微妙に変化する色の濃淡であり、広い範囲に及んでいるため、目視では確認しやすく、検査装置では検出しにくい。
点欠陥には、1)ブラックマトリックスの欠け、着色画素の白抜け(ピンホール)、着色画素のハーフ白抜け、透明導電膜の抜け(ピンホール)などのパターン欠け、2)ブラックマトリックスの残り、着色画素の残り、混色などのパターン残り、3)異物付着(黒欠陥)、4)傷などに大別される。
尚、上記着色画素の形成後に行われる検査においては、検査する欠陥項目、良否を識別する水準などは、品目によって適宜に設定して行われる。
光源(13)から射出された検査光を、ハーフミラー(12)を介して載置台(11)に載置されたカラーフィルタ(10)表面に、上方から垂直に照射する。カラーフィルタ(10)表面で反射した反射光をハーフミラー(12)を介して検査カメラ(14)で受光させ、画像処理部(15)で処理を行い異物付着(黒欠陥)の良否を識別する、といった検査方法である。
しくない異物が付着すると、その部分の濃度は高くなり、黒く観視されるので黒欠陥と称している。
同様に、緑色、青色についても上記の検査を行うことによって、カラーフィルタ全域の異物付着(黒欠陥)の検査を行う。
尚、光検出素子がラインセンサーの際には、検査カメラ(14)にはY軸方向への走査が必要となる。
この明るさの差が、予め設定した閾値以上であるとき、着色画素(P2)は異物付着(黒欠陥)の不良と識別される。
フィルタを表している。図5中、斜線は各色の着色画素の各1層が形成されている状態を表している。
図5に示す例は着色画素が3色の例であり、図6に示すように、3色の着色画素の内、ある色の着色画素が所定の位置に形成されていない、色抜け(脱色)と称される欠陥である。
図6に示すカラーフィルタは、赤色フォトレジストにおいて露光が行われなかった例である。
図7に示すように、3色の着色画素の内、ある色の着色画素が所定の位置に2重に形成されている、2重コートと称される欠陥である。
また、上記外観検査方法を用いたカラーフィルタの外観検査装置を提供することを課題とする。
A)予め、1)良品カラーフィルタの着色画素を固体撮像素子を用いた検査カメラにて撮像し、撮像した多数個の着色画素から複数個の着色画素で構成する区画を設定し、
2)該区画内の第1色の着色画素を選択し、選択した第1色の着色画素に対応した、前記検査カメラの固体撮像素子の受光素子数を積算して、該区画内の第1色の着色画素に対応した基準素子数(Ki−1)を設定し、
3)上記2)を、第2色〜第n色の着色画素について行って、該区画内の第2色〜第n色の着色画素に対応した各基準素子数(Ki−2〜Ki−n)を設定し、
B)次に、1)被検査体カラーフィルタの任意の箇所を前記検査カメラにて撮像し、撮像した多数個の着色画素から前記区画を構成する複数個の着色画素と同一複数個の着色画素で構成する区画を設定し、
2)該区画内の前記第1色の着色画素を選択し、選択した第1色の着色画素に対応した、前記検査カメラの固体撮像素子の受光素子数を積算して、該区画内の前記第1色の着色画素に対応した検査素子数(Ke−1)を算出し、
3)前記検査素子数(Ke−1)が、基準素子数(Ki−1)から定めた閾値内であれば、被検査体カラーフィルタは第1色の着色画素において色抜け及び2重コート欠陥のない良品と判定し、該閾値外であれば、被検査体カラーフィルタは第1色の着色画素において色抜け又は2重コート欠陥を有する不良品と判定し、
C)次に、1)上記B)−2)を、前記第2色〜第n色の着色画素について行って、該区画内の前記第2色〜第n色の着色画素に対応した各検査素子数(Ke−2〜Ke−n)を算出し、
2)上記B)−3)を、前記第2色〜第n色の着色画素について行って、各検査素子数(Ke−2〜Ke−n)が、各基準素子数(Ki−2〜Ki−n)から定めた閾値内であれば、被検査体カラーフィルタは各第2色〜第n色の着色画素において色抜け及び2重コート欠陥のない良品と判定し、該閾値外であれば、被検査体カラーフィルタは各第2色〜第n色の着色画素において色抜け又は2重コート欠陥を有する不良品と判定し、
着色画素の色抜け及び2重コートの検査を行うことを特徴とするカラーフィルタの外観検査方法である。
検査を行うための検査載置台と、カラーフィルタを検査部の検査載置台上に精度良く載置
するためのアライメント載置台とを兼ねたアライメント載置台と、透過用光源と、透過用カメラと、画像処理・制御装置に接続し、前記画像処理・制御装置の制御により作動する検出装置とを有し、前記検出装置は、
A)予め、1)検査載置台上に載置した良品カラーフィルタの着色画素を固体撮像素子を用いた前記透過用カメラにて撮像し、撮像した多数個の着色画素から複数個の着色画素で構成する区画を設定する設定手段と
2)該区画内の第1色の着色画素を選択し、選択した第1色の着色画素に対応した、前記透過用カメラの固体撮像素子の受光素子数を積算して、該区画内の第1色の着色画素に対応した基準素子数(Ki−1)を設定する設定手段と
3)上記2)を、第2色〜第n色の着色画素について行って、該区画内の第2色〜第n色の着色画素に対応した各基準素子数(Ki−2〜Ki−n)を設定する設定手段と
B)次に、1)前記良品カラーフィルタに変えて前記検査載置台上に載置した被検査体カラーフィルタの任意の箇所を前記透過用カメラにて撮像し、撮像した多数個の着色画素から前記区画を構成する複数個の着色画素と同一複数個の着色画素で構成する区画を設定し、
2)該区画内の前記第1色の着色画素を選択し、選択した第1色の着色画素に対応した、前記透過用カメラの固体撮像素子の受光素子数を積算して、該区画内の前記第1色の着色画素に対応した検査素子数(Ke−1)を算出する算出手段と
3)前記検査素子数(Ke−1)が、基準素子数(Ki−1)から定めた閾値内であれば、被検査体カラーフィルタは第1色の着色画素において色抜け及び2重コート欠陥のない良品と判定し、該閾値外であれば、被検査体カラーフィルタは第1色の着色画素において色抜け又は2重コート欠陥を有する不良品と判定する判定手段と
C)次に、1)上記B)−2)を、前記第2色〜第n色の着色画素について行って、該区画内の前記第2色〜第n色の着色画素に対応した各検査素子数(Ke−2〜Ke−n)を算出する算出手段と
2)上記B)−3)を、前記第2色〜第n色の着色画素について行って、各検査素子数(Ke−2〜Ke−n)が、各基準素子数(Ki−2〜Ki−n)から定めた閾値内であれば、被検査体カラーフィルタは各第2色〜第n色の着色画素において色抜け及び2重コート欠陥のない良品と判定し、該閾値外であれば、被検査体カラーフィルタは各第2色〜第n色の着色画素において色抜け又は2重コート欠陥を有する不良品と判定する判定手段を設けたことを特徴とする着色画素の色抜け及び2重コートの検査を行うカラーフィルタの外観検査装置である。
また、本発明によるカラーフィルタの外観検査方法は、外観検査の順序として着色画素の白抜け(ピンホール)や異物付着(黒欠陥)などの狭域(点)欠陥の外観検査よりも前の段階で行うので、重欠陥である色抜け及び2重コート欠陥を早い時点で検出し、排出することができる。
図8は、良品カラーフィルタの着色画素を固体撮像素子を用いた検査カメラにて撮像し、撮像した多数個の着色画素から設定した区画の一例を示す説明図である。図8に示す区画は、検査カメラに付随するモニター画面に表示されたものである。この区画は、本発明の検査方法において、良否を判定するためにカラーフィルタ上のサンプル画素を抽出し、検査する際の検査単位となるものである。
またX軸方向には、その各色の連続した2画素が赤色、緑色、青色の順に繰り返し配設されている。図8に示す、この良品カラーフィルタは、各色の着色画素が所定の位置に形成された正常なカラーフィルタであり、図8中、斜線は各色の着色画素の各1層が形成されている状態を表している。
る。
この基準素子数(Ki−1)は、正常なサイズの着色画素で、正常な膜厚(色濃度)の着色画素が形成されている良品カラーフィルタの検査単位である区画内の、第1色(赤色)の着色画素に対応した受光素子数であり検査基準となるものである。
この基準素子数は、カラーフィルタの着色画素のサイズ、撮像倍率、区画内の画素数などにより変動するものであるが、例えば、検査カメラに受光素子数が1M個程度のエリア型固体撮像素子を用いた際には、40×103 個程度となる。
また、例えば、着色画素が2重コートの状態の際には、同様に、正常な膜厚(色濃度)を有する着色画素は存在しないために、受光素子は感知せず着色画素に対応した受光素子数はゼロとなる。
図10に示す区画内の着色画素の個数、色数、配列は、図8に示す区画内の着色画素の個数、色数、配列と同一である。
この区画内の、前記良品カラーフィルタの際の第1色の着色画素を選択し、すなわち、赤色の着色画素を選択し、選択した第1色(赤色)の着色画素に対応した、検査カメラの固体撮像素子の受光素子数を積算して、被検査体カラーフィルタにおける区画内の第1色(赤色)の着色画素に対応した検査素子数(Ke−1)を算出する。
この区画内の、前記良品カラーフィルタの際の第1色の着色画素を選択し、すなわち、赤色の着色画素を選択し、選択した第1色(赤色)の着色画素に対応した、検査カメラの固体撮像素子の受光素子数を積算して、被検査体カラーフィルタにおける区画内の第1色(赤色)の着色画素に対応した検査素子数(Ke−1)を算出する。
各赤色の着色画素に対応した受光素子数(N=0)×4=0個となる。すなわち、検査素子数(Ke−1)≠基準素子数(Ki−1)であり、図12に示す被検査体カラーフィルタは、赤色の着色画素において、色抜け又は2重コート欠陥のある不良品と判定される。
各赤色の着色画素に対応した受光素子数(N=0)×4=0個となる。すなわち、検査素子数(Ke−1)≠基準素子数(Ki−1)であり、図14に示す被検査体カラーフィルタは、赤色の着色画素において、色抜け又は2重コート欠陥のある不良品と判定される。
本発明によるカラーフィルタの外観検査方法は、該当する品種の良品カラーフィルタをもとに検査単位とする区画を設定し、この区画内の基準素子数(Ki−1)と、当該被検査体カラーフィルタの検査素子数(Ke−1)を対比することで色抜け及び2重コートの良否を判定するので、上記品種により異なる多様な仕様のカラーフィルタへの適用は容易に行うことができる。
50)に搬送され(白太矢印Y2)、検査載置台(11A)上に精度よく載置され、検査載置台(11A)上にて、上記透過検査及び反射検査が行われるようになっている。
不良の際には、例えば、アラームを発し被検査体カラーフィルタ(10)は製造ラインから強制排出される。
11・・・載置台
11A・・・検査載置台
11C・・・アライメント載置台
12・・・ハーフミラー
13・・・光源
13A・・・透過用光源
13B・・・反射用光源
13C・・・透過用光源
14・・・検査カメラ
14A・・・透過用検査カメラ
14B、14C・・・反射用検査カメラ
15・・・画像処理部
16・・・画像処理・制御装置
17・・・検出装置
18・・・モニター
21、41・・・ブラックマトリックス
22、42・・・着色画素
24・・・異物付着(黒欠陥)
40・・・ガラス基板
43・・・透明導電膜
50・・・検査部
60・・・基板アライメント部
70・・・カラーフィルタの自動外観検査装置
80・・・本発明による外観検査装置
Ki−1〜Ki−n・・・基準素子数
Ke−1〜Ke−n・・・検査素子数
Claims (4)
- カラーフィルタの全域に発生する着色画素の色抜け及び2重コートの検査方法において、
A)予め、1)良品カラーフィルタの着色画素を固体撮像素子を用いた検査カメラにて撮像し、撮像した多数個の着色画素から複数個の着色画素で構成する区画を設定し、
2)該区画内の第1色の着色画素を選択し、選択した第1色の着色画素に対応した、前記検査カメラの固体撮像素子の受光素子数を積算して、該区画内の第1色の着色画素に対応した基準素子数(Ki−1)を設定し、
3)上記2)を、第2色〜第n色の着色画素について行って、該区画内の第2色〜第n色の着色画素に対応した各基準素子数(Ki−2〜Ki−n)を設定し、
B)次に、1)被検査体カラーフィルタの任意の箇所を前記検査カメラにて撮像し、撮像した多数個の着色画素から前記区画を構成する複数個の着色画素と同一複数個の着色画素で構成する区画を設定し、
2)該区画内の前記第1色の着色画素を選択し、選択した第1色の着色画素に対応した、前記検査カメラの固体撮像素子の受光素子数を積算して、該区画内の前記第1色の着色画素に対応した検査素子数(Ke−1)を算出し、
3)前記検査素子数(Ke−1)が、基準素子数(Ki−1)から定めた閾値内であれば、被検査体カラーフィルタは第1色の着色画素において色抜け及び2重コート欠陥のない良品と判定し、該閾値外であれば、被検査体カラーフィルタは第1色の着色画素において色抜け又は2重コート欠陥を有する不良品と判定し、
C)次に、1)上記B)−2)を、前記第2色〜第n色の着色画素について行って、該区画内の前記第2色〜第n色の着色画素に対応した各検査素子数(Ke−2〜Ke−n)を算出し、
2)上記B)−3)を、前記第2色〜第n色の着色画素について行って、各検査素子数(Ke−2〜Ke−n)が、各基準素子数(Ki−2〜Ki−n)から定めた閾値内であれば、被検査体カラーフィルタは各第2色〜第n色の着色画素において色抜け及び2重コート欠陥のない良品と判定し、該閾値外であれば、被検査体カラーフィルタは各第2色〜第n色の着色画素において色抜け又は2重コート欠陥を有する不良品と判定し、
着色画素の色抜け及び2重コートの検査を行うことを特徴とするカラーフィルタの外観検査方法。 - 前記閾値が、基準素子数の90%以上であることを特徴とする請求項1記載のカラーフ
ィルタの外観検査方法。 - 請求項1又は請求項2記載のカラーフィルタの外観検査を、狭域(点)欠陥検査の前に行うことを特徴とするカラーフィルタの外観検査方法。
- 着色画素の色抜け及び2重コートの検査を行うカラーフィルタの外観検査装置であって、
検査を行うための検査載置台と、カラーフィルタを検査部の検査載置台上に精度良く載置するためのアライメント載置台とを兼ねたアライメント載置台と、透過用光源と、透過用カメラと、画像処理・制御装置に接続し、前記画像処理・制御装置の制御により作動する検出装置とを有し、前記検出装置は、
A)予め、1)検査載置台上に載置した良品カラーフィルタの着色画素を固体撮像素子を用いた前記透過用カメラにて撮像し、撮像した多数個の着色画素から複数個の着色画素で構成する区画を設定する設定手段と、
2)該区画内の第1色の着色画素を選択し、選択した第1色の着色画素に対応した、前記透過用カメラの固体撮像素子の受光素子数を積算して、該区画内の第1色の着色画素に対応した基準素子数(Ki−1)を設定する設定手段と、
3)上記2)を、第2色〜第n色の着色画素について行って、該区画内の第2色〜第n色の着色画素に対応した各基準素子数(Ki−2〜Ki−n)を設定する設定手段と、
B)次に、1)前記良品カラーフィルタに変えて前記検査載置台上に載置した被検査体カラーフィルタの任意の箇所を前記透過用カメラにて撮像し、撮像した多数個の着色画素から前記区画を構成する複数個の着色画素と同一複数個の着色画素で構成する区画を設定し、
2)該区画内の前記第1色の着色画素を選択し、選択した第1色の着色画素に対応した、前記透過用カメラの固体撮像素子の受光素子数を積算して、該区画内の前記第1色の着色画素に対応した検査素子数(Ke−1)を算出する算出手段と、
3)前記検査素子数(Ke−1)が、基準素子数(Ki−1)から定めた閾値内であれば、被検査体カラーフィルタは第1色の着色画素において色抜け及び2重コート欠陥のない良品と判定し、該閾値外であれば、被検査体カラーフィルタは第1色の着色画素において色抜け又は2重コート欠陥を有する不良品と判定する判定手段と、
C)次に、1)上記B)−2)を、前記第2色〜第n色の着色画素について行って、該区画内の前記第2色〜第n色の着色画素に対応した各検査素子数(Ke−2〜Ke−n)を算出する算出手段と、
2)上記B)−3)を、前記第2色〜第n色の着色画素について行って、各検査素子数(Ke−2〜Ke−n)が、各基準素子数(Ki−2〜Ki−n)から定めた閾値内であれば、被検査体カラーフィルタは各第2色〜第n色の着色画素において色抜け及び2重コート欠陥のない良品と判定し、該閾値外であれば、被検査体カラーフィルタは各第2色〜第n色の着色画素において色抜け又は2重コート欠陥を有する不良品と判定する判定手段を設けたことを特徴とする着色画素の色抜け及び2重コートの検査を行うカラーフィルタの外観検査装置。
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